JP6263988B2 - 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents

用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成システム Download PDF

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Description

本発明は、金属針を用いずに用紙を綴じるための用紙後処理装置と、これを備えた画像形成システムに関する。
画像形成システムと組み合わせて用いる用紙後処理装置として、金属針を用いずに用紙を綴じる針無し綴じ装置が知られている。
特に、
・紙を重ねる前に、綴じるべき紙の一枚一枚の紙について綴じしろに水分を予め供給し、
・綴じしろが水分を吸収した状態の用紙(綴じしろ吸湿済み用紙)を複数枚重ね、
・重ねた方向から、綴じ部材により綴じしろに圧力を掛けて、重なり合っている吸湿済み綴じしろの間で紙の繊維を絡み合わせ、
・複数枚の用紙を綴じる、
ものが既に知られている。
特許文献1には、金属製の針を用いない紙の綴じ方法を提供する目的で、綴じるべき紙の一枚一枚について綴じしろに水分を供給し、圧着綴じを行う構成が開示されている。
公知の針無し綴じ装置では、先行する用紙の上に後行の用紙を重ねて揃えを行う。この際に、用紙が吸水しているため先行紙と後行紙がくっついてしまうことがある。このような状態では、うまく揃えを行うことができない。特許文献1に開示されている装置でも、同じ問題が解消できていない。
そこで本発明は、吸水した用紙を重ねて揃える際のくっつきを防止し、複数枚の用紙を揃える際の揃え精度を向上させ得る装置を提供することを目的とする。
本発明に係る用紙後処理装置は、綴じトレイ、該綴じトレイの用紙搬送方向で上流側に配置され、用紙の綴じしろに水分を供給する水分供給手段、前記綴じトレイ上で用紙の吸水部分が他の用紙に触れないよう支持する用紙支持手段、該用紙支持手段で支持している用紙と、前記綴じトレイ上に既に排紙済みの用紙とを同時に揃える揃え手段、用紙が前記綴じトレイに排紙されてから前記揃え手段が用紙を揃え終わるまでの間、排紙された用紙の一部を支持し、すでに前記綴じトレイ上に排紙済みの用紙に対して離間した状態を保つように、前記用紙支持手段を制御する制御手段、前記綴じトレイ上で用紙を圧着する圧着手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、吸水した用紙を重ねた状態で揃える際のくっつきを防止し、揃え精度を向上させることができる。
本発明の実施形態とし得る画像形成システムの一例を概念的に示す図である。 同用紙処理装置の制御系を示すブロック図である。 圧着とじを説明する模式図である。 圧着とじ具の一般的構成を示す断面図である。 圧着とじ具の駆動機構を示す模式図である。 圧着綴じにおける綴じの様子を示す模式図である。 揃えジョガー形状を示す図である。 揃えジョガーと用紙受入位置を示す図である。 受入時の用紙と加水部と揃えジョガーの関係を示す図である。 揃え動作時の用紙と加水部と揃えジョガーの関係を示す図である。 揃え後、用紙落下位置移動時の用紙と加水部と揃えジョガーの関係を示す図である。 本実施形態の制御フローチャートを示す図である。 同じく制御タイミングチャートを示す図である。 用紙集積トレイを側面から見た図である。 同じく上からみた平面図である。 用紙の吸水部の位置を示す底面図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態3の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態3の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。 本発明の実施形態3の動作を示す図である。
本発明は、吸水した用紙をトレイに排紙してから揃えを行う処理に際して、以下の特徴を有する。まず、吸水した用紙をトレイに排紙してから揃えを行うまでの間、用紙の吸湿部分を他の用紙に触れさせない。そのため、用紙の一部を支持した状態で、既に排紙済みの用紙と今回排紙した用紙とを同時に揃える。すなわち、用紙の吸湿部分が他の用紙に触れないようにガードすることが特徴になっている。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態に係る画像形成システムについて説明する。まず画像形成システムの概要について説明する。
図1は、用紙処理装置の構成を示す断面図である。画像形成システム1は、画像形成装置2と、用紙処理装置としての用紙後処理装置3と、を備える。画像形成装置2と用紙後処理装置3とは、相互に通信可能に接続されている。
画像形成システム1では、画像形成装置2が用紙に画像を形成し、用紙後処理装置3が画像形成装置2から用紙を受け入れて、受け入れた用紙に各種の後処理を施す。各種の後処理としては、例えば、端部とじ処理、中折り処理等である。中折り処理は、中とじ処理を含む。この実施形態では、端部とじ処理および中とじ処理を行うにとき、用紙後処理装置3は、用紙束を、針を用いずに用紙束の一部を圧着してとじる。このような各種の後処理を行う用紙後処理装置3は、動作モードとして、排出モードと、端部とじモードと、中折りモードとを有している。
画像形成装置2は、公知の構成を有し、一例としては、電子写真方式のカラー画像形成装置として構成することができる。画像形成装置2は、例えば、制御部や、作像部、光書き込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等(いずれも図示せず)を有して、用紙の両面または片面に画像を形成する。
用紙後処理装置3には、画像形成装置2から排出された用紙を受け入れて当該用紙を第1の排紙トレイ10に排出するための第1の搬送経路Pt1を備える。また、第1の搬送経路Pt1から分岐して用紙束に端部とじ処理等を施すための第2の搬送経路Pt2を備える。さらに、第2の搬送経路Pt2と接続していて用紙束に中とじ中折り処理を施すための第3の搬送経路Pt3が設けられている。各搬送経路Pt1〜Pt3は、例えばガイド部材(図示せず)等によって形成されている。
第1の搬送経路Pt1には、入口ローラ11、搬送ローラ12、13、排紙ローラ14が第1の搬送経路Pt1の上流部から下流部に向けて順に配置されている。各ローラ11〜14は、モータによって回転駆動されて用紙を搬送する。入口ローラ11の上流には、入口センサ15が配置されている。入口センサ15は、用紙が用紙後処理装置3内へ搬入されたことを検知する。搬送ローラ12の下流には、分岐爪17が配置されている。分岐爪17は、回動してその位置を切り替えすることにより、用紙を案内する。案内は、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第2の搬送経路Pt2とのいずれか一方へ選択的に行われる。分岐爪17は、例えばモータやソレノイドなどで駆動される。なお、図1中符号49は用紙に孔開け処理を行うパンチ装置を示している。
排出モードでは、画像形成装置2から第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙は、前記各ローラ11〜14によって搬送されて、第1の排紙トレイ10に排出される。一方、端部とじモードおよび中折りモードでは、第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙は、入口ローラ11および搬送ローラ12によって搬送されて、分岐爪17で進行方向を変えられ、第2の搬送経路Pt2へ搬送される。
第2の搬送経路Pt2には、搬送ローラ20〜22と、用紙集積トレイ23と、第1のジョガーフェンス24と、端部とじ部25とが配置されている。搬送ローラ20〜22は、モータによって駆動されて用紙を搬送する。第1のジョガーフェンス24は、モータによって駆動される。また、用紙集積トレイ23の下流には、分岐爪26、27が配置されている。分岐爪26、27は、回動してその位置を切り替えすることによって、用紙を、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第3の搬送経路Pt3とのいずれか一方へ選択的に案内する。分岐爪26、27は、例えばモータやソレノイドなどによって駆動される。
端部とじモードでは、搬送された用紙は順次、用紙集積トレイ23上に集積される。これにより、複数の用紙が積層された用紙束が形成される。この際、用紙は、その後端が用紙集積トレイ23に設けられた第1の可動基準フェンス(図示せず)に接触し、用紙搬送方向位置がそろえられるとともに、第1のジョガーフェンス24によって幅方向位置がそろえられる。第1の可動基準フェンスは、モータによって駆動される。ここで、用紙集積トレイ23、第1のジョガーフェンス24および第1の可動基準フェンスは、複数の用紙を重ねて用紙束とする束化部としての第1の束化部28を構成している。また、第1の束化部28は、第1のジョガーフェンス24を駆動するモータや第1の可動基準フェンスを駆動するモータを含む。そして、用紙束は、第1の可動基準フェンスによって端部とじ部25へ搬送される。
端部とじ部25には、圧着とじ具が配置される。圧着とじ具は、後述するように凹凸形状をした圧着歯列を備える1対の押し付け型が用紙束を挟んで配置されている。用紙束が配置された状態で、一方の圧着歯を他方の圧着歯の方向に力をかける圧着とじ処理により、用紙束がとじられる。なお、とじ方についての詳細は、後述する。
端部がとじられた用紙束は、第1の可動基準フェンスによって第1の搬送経路Pt1に搬送され、その後、搬送ローラ13、排紙ローラ14によって搬送されて第1の排紙トレイ10に排出される。ここで、排紙ローラ14は、端部とじ部25によってとじられた用紙束を排出する排紙部の一例である。一方、中折りモードでは、第2の搬送経路Pt2に搬送された用紙は、搬送ローラ20、21、22および第1の可動基準フェンスによって、第3の搬送経路Pt3へ搬送される。
第3の搬送経路Pt3には、搬送ローラ31、32と、中とじ折り部33とが配置されている。搬送ローラ31、32は、モータに駆動されて用紙を搬送する。中とじ折り部33は、中折り部34と、中とじ部35と第2の束化部36と、を有している。中とじ折り部33は、とじ部形成部の一例である。なお、図中符号16は中折りした用紙束を孔開けするパンチ加工部を示している。
第3の搬送経路Pt3に搬送された用紙は、搬送ローラ31、32によって、順次、第2の束化部36に集積される。これにより、複数の用紙が積層された用紙束が形成される。つまり、第2の束化部36は、搬送部51によって搬送された複数の用紙を重ねて用紙束とする。この際、用紙は、その前端が第2の可動基準フェンス37に接触し、用紙搬送方向位置がそろえられるとともに、第2のジョガーフェンス(図示せず)によって幅方向位置がそろえられる。そして、用紙束は、中とじ部35によって、用紙搬送方向の中央部近傍がとじられる(中とじされる)。中とじされた用紙束は、第2の可動基準フェンス37によって中折り位置まで戻される。第2の可動基準フェンス37は、モータによって駆動される。中とじ部35には、端とじ部25と同様に圧着とじ具が配置される。
中折り位置に位置した用紙束は、中折り部34によって、用紙搬送方向の中央部で折られる(中折りされる)。中折り部34では、中折り位置に位置した用紙束の用紙搬送方向中央部と対向するブレード38が、図1中の右から左へ移動して、用紙束の用紙搬送方向中央部を折り曲げながら一対の押し付けローラ39、40の間に押し込む。ブレード38は、モータによって駆動される。そして、折り曲げられた用紙束は、一対の押し付けローラ39、40によって上下から押し付けられる。一対の押し付けローラ39、40は、モータによって駆動される、このようにして折り曲げられた用紙束は、押し付けローラ39、40と排紙ローラ41とよって、第2の排紙トレイ42上に排紙される。排紙ローラ41は、モータによって駆動される。
ここで、前記の入口ローラ11、搬送ローラ12、13、20、21、22、31、32、排紙ローラ14、41は、それらを駆動するモータとともに、搬送部51を構成している。また、分岐爪17、26、27は、それらを駆動するモータまたはソレノイドとともに、経路切替部52を構成している。
次に用紙後処理装置3の制御系について説明する。図2は同用紙処理装置の制御系を示すブロック図である。図2に示すように、用紙後処理装置3は、制御部61を備えている。制御部61は、CPU、記憶部、通信インターフェース等を有するコンピューターである。制御部61の記憶部は、ROM、RAM等によって構成されており、CPUが実行するプログラム等を格納している。制御部61には、入口センサ15、端とじ部25,中とじ部35、第1の束化部28、中とじ折り部33、搬送部51および経路切替部52等が接続されている。制御部61(CPU)は、記憶部に記憶されているプログラムに従って用紙後処理装置3の各部を駆動制御する。また、制御部61は、画像形成装置の制御部とデータ通信可能に接続されている。
次に圧着とじについて説明する。図3は圧着とじを説明する模式図である。圧着とじは互いにかみ合う凹凸を形成した圧着とじ具70、すなわち上押し付け型71、下押し付け型72を使用して行う。圧着とじを行うには、上押し付け型71、および下押し付け型72を用紙束Pの両側に配置し、(図3(a))、どちらか一方の押し付け型、もしくは両方の押し付け型を近接させて力をかける(図3(b)〜(c))。押し付ける力を大きくしていくと、用紙束Pに凹凸形状が転写されとじが完了する(図3(d))。圧着とじは、用紙束Pの凹凸のかみ合わせや用紙間の繊維の絡まりや固着により用紙をとじる。
次に圧着とじ具について説明する。図4は圧着とじ具の一般的構成を示す断面図である。圧着とじ処理に使用する圧着とじ具70は、上押し付け型71と下押し付け型72とから構成する。上押し付け型71は、図4(a)に示すように、山部71aと、谷部71bとを交互に形成した形状を備える。また、下押し付け型72は、上押し付け型71の谷部71bに入りこむ山部72aと、上押し付け型71の谷部71bに入り込む山部72aとを備える。そして、各押し付け型71、72は、同じ所定の角度の斜面部73、74を備える。
また、上押し付け型71の山部71aと、下押し付け型72の谷部72bの形状を異なるようにして、両者間に隙間部75を形成するようする。同様に上押し付け型71の谷部71bと、下押し付け型72の山部71aの間にも隙間部75を形成する。これにより、上押し付け型71および下押し付け型72がかみ合ったときに、上押し付け型71の山部71aの頂点と下押し付け型72の谷部が接触しない。それゆえ、図4(b)に示すように、斜面部73、74だけで用紙束Pを圧着することができ、効率よくとじ処理を行うことができる。
次に圧着とじ具70の駆動機構について説明する。図5は圧着とじ具の駆動機構を示す模式図である。駆動機構80は、一端に上押し付け型71を取り付けた上歯アーム82と、一端に下押し付け型72を取り付けた下歯アーム83とをカム装置85で駆動するものである。用紙後処理装置3に固定した台座81に上歯アーム82の他端を固定し、下歯アーム83を軸84で上歯アーム82に対して回転自在に取り付ける。カム装置85は、下歯アーム83の他端を回動させるものであり、下歯アーム83の他端に接触するカム円板86の偏芯軸87を、駆動ギア88と駆動源(図示していない)で駆動する駆動ギア89とで駆動する。これにより、カム円板86が下歯アーム83の下押し付け型72の取り付け側と反対側を押し下げる。その結果、下押し付け型72が上方向に移動し、上押し付け型71に押し付ける。なお、下押し付け型72の位置に戻すため、下歯アーム83と台座81との間に戻しバネ90を設置する。駆動源が駆動ギア89をさらに回転させると、カム円板86はさらに回転して、この回転に伴い戻しバネ90が上歯アーム82を回転させ、下押し付け型72を上押し付け型71から離間させる。
図6は圧着綴じにおける綴じの様子を示す拡大図である。用紙は、図6(a)に示すように、繊維が立体的に絡まりあっている。このような用紙を2枚以上重ね、上述のような圧着歯によって加圧することで、用紙間に繊維間の絡まりを発生させる。これによって綴じを行うことを可能とする(図6(b))。
図7〜図13により、本実施形態をさらに詳細に説明する。
図7は、揃えジョガー形状を示す図である。図8は、揃えジョガーと用紙受入位置を示す図である。図9は、受入時の用紙と加水部と揃えジョガーの関係を示す図である。図10は、揃え動作時の用紙と加水部と揃えジョガーの関係を示す図である。図11は、揃え後、用紙落下位置移動時の用紙と加水部と揃えジョガーの関係を示す図である。図12は、本実施形態の制御フローチャートを示す図である。図13は、同じく制御タイミングチャートを示す図である。
従来の揃えジョガーの形状は、図7に示した揃えジョガー100では、図中符号101で示す揃え部のみを有している。また、図示しない駆動モータにより搬送方向と直交する方向に動作する。そして、用紙の側端部に接触し、用紙束の整合動作を行う。図7の符号102で示すのは、上述のような揃えジョガー100の用紙束接触面に、水分が供給された吸水部分である加水部を離間させるために設けた分離部材である。図示の例は、分離部材の形状例である。
分離部材102は、加水部が用紙の側端付近にある場合に上側の面(図7の上面)が加水部と接触し得るので、それを考慮すれば、加水部との摩擦係数が高くない部材とするのが好ましい。ただし、それ以外の部分の材質に関してはこの限りではない。また、分離部材102の大きさは、加水部が用紙の側端付近にある場合には加水部を保護できるサイズであることが好ましいが、そうでなければ、大きさに関しては特に制限はない。用紙側端部を支持することで用紙束の側端部を持ち上げ、加水部が既に整合済みの用紙束と接触しないようにできればよい。また、分離部材102の高さ方向の位置は、受入れた用紙の両側の側端部を支持して持ち上げ、加水部が整合済みの用紙束と接触しなくなる高さとする。上述した揃えジョガー形状を、一対(図1と対象の部材)設けたものにより用紙を整合する。
なお、揃えジョガーの材質及び形状については従来のジョガーと同等であり、詳細な説明は省略する。
図8は、揃えジョガー100と用紙Pの受入位置の関係の一例を示す図である。用紙Pの側端部から別途定められた値Xmmだけ離れた位置で用紙Pを受け入れる。「X」の値は、揃えジョガー100の用紙束接触面100aが用紙側端部に接触することなく、かつ分離部材102が用紙に接触するような値を、あらかじめ設定する。
値「X」mmの設定は、受入れる用紙の搬送方向と直交する方向のズレ(レジストばらつき)や、搬送方向に対する傾き(スキュー)、用紙サイズのばらつき等を考慮して決定される。ただし、これらは従来と同等の位置であるので、詳細な説明は省略する。重要なのは、分離部材102の位置が、確実に用紙に接触する位置であるということである。なお図中Wは、用紙Pの加水部を示す。
図9は、用紙受入れ時の揃えジョガー100の位置と用紙Pとの関係例を示した例を示す。受入れた用紙Pの両側端部を分離部材102が支持し、図示のように用紙Pの両側端部を持ち上げることで、加水部Wと整合済みの用紙束との接触を防いでいる。
図10は、揃え動作時の例である。用紙Pの両側端部を分離部材102で支持したまま用紙を整合することにより、用紙Pの整合と、加水部と整合済みの用紙束との接触を防ぐこととを共に可能とする。
図11は揃え動作後に離間した際の例である。揃え動作を行った後、揃えジョガー100を用紙Pの側端部から離間した位置へ移動することで、受入れた用紙Pと用紙束を合わせる。なお、この離間位置は、分離部材102が用紙Pの端部から確実に離間する位置まで移動することが重要である。
またなお、図9〜図11の流れは一例であり、図10の揃え動作と図11の離間動作は必ずしもこの順序である必要はない。
図12は制御動作の一例のフローチャートである。まず、上述したような整合部の上流側にあるセンサがオンしたら(S1)、整合制御を開始する。用紙受入れ前に、揃えジョガーが用紙受入れ位置に移動している必要がある。そこで、センサがオンしたことを検出した後に揃えジョガーを受入れ位置に移動させる(S2)。その後に既知の技術である叩き制御を起動する(S3)。この叩き制御の詳細は公知の技術であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、叩き制御完了を待って(S4)、揃えジョガーを揃え位置に移動する(S5)。これは用紙束整合のための動作である。動作の詳細については公知の技術であるため説明を省略する。
次に揃え動作(揃え位置移動)が完了するのを待って(S6)、揃えジョガー100を用紙Pの落下位置へと移動する(S7)。落下位置は、ここでは、揃えジョガー100の受入れ位置よりも広い位置に広げ、加水された用紙を用紙束と合わせるために落下させる位置を言う。また図12に示す叩き制御とは、用紙搬送方向の整合を行うための動作であり、必ずしも「叩いて制御する動作」である必要はない。また、図12に示す揃え位置移動とは、用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)の整合動作を指している。図12のフローチャートにおいては1動作(揃え→離間)のみであるが、必ずしもその限りではなく、必要に応じて複数回の揃え動作を行うこともある。重要なのは受入れ位置移動(加水部の離間)の後に揃え動作を行い、その揃え動作(加水部の離間)の後に用紙束と合わせる(加水部を含み、用紙が積載済み用紙束と整合される)ことである。
すなわち図7〜図13に示した形態では、揃え部材が加水部と整合された用紙束とを離間するための分離部材を備え、針なしでの綴じ時の用紙束揃え精度を、コストを増加させることなく向上させ得る。
<実施形態2>
本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態は、用紙集積トレイ23で用紙を積載し、揃え、端部を綴じる際に、搬送方向で進退可能なシート支持部材(以下単に、シート支持部材110を用いて、吸水部(綴じしろ)111をガードする構成を有する。
図14は、用紙集積トレイ23を側面から見た図、図15は上からみた平面図である。用紙の吸水部は、図16にも示すように、用紙Pの下側で図示した位置に存在する。
用紙集積トレイ23に1枚以上の用紙Pを排紙し、支持部材110によって綴じしろ111をガードしながら積載および揃えを行い、その後、次の用紙を受け入れるまでの一連の動作について説明する。
図17〜図19に示すように、用紙Pは搬送ローラ112を抜けると、搬送方向に勢いがついた状態で用紙集積トレイ23に載る。叩きローラ103は図14で反時計回りに回転しており、用紙Pが搬送ローラ112を抜けると、用紙Pに当接するように動き、用紙Pに対して搬送方向と逆方向へ戻す作用を及ぼす(図19)。叩きローラ103が用紙Pに当接するように動く際、支持部材110は図14に記載の矢印の範囲の上側に位置しており、叩きローラ103によって搬送方向と逆方向に戻された用紙を受け止める。支持部材110は叩きローラ103の動きに連動して、用紙Pを受け止めると同時に基準フェンス104の方向に、用紙Pの落下速度とほぼ等速で移動する(図20、図21)。支持部材110は基準フェンス104と交差する位置まで移動すると停止する(図22〜図24)。この停止位置において、用紙Pは基準フェンス104に当接しており、既に用紙集積トレイ23に積載されている用紙Pと基準フェンス104側が揃った状態になっている。
すなわち、支持部材110が排紙された用紙Pを支持しながら移動することで、排紙された用紙Pの吸水部110が既に用紙集積トレイ23上に積載されている用紙と触れないようにしている。
次に、用紙Pが基準フェンス104に当接し、かつ支持部材110によって既に用紙集積トレイ23に積載されている用紙と接触しない状態のまま、揃えジョガー100を動かして搬送方向と垂直方向の揃えを行う(図25、図26)。
支持部材110−用紙P間に水分や静電気による貼り付きが起こると、揃え精度が悪化するおそれがある。そのため、支持部材110は、
・表面に微小な突起を設ける
・表面を撥水加工する(撥水コーティング層を設ける)
・帯電防止加工をする(あるいは、除電素材で形成する)
などの処理が施されているものであることが望ましい。支持部材110の表面に上述のように微小な突起等を設けると、用紙Pの支持部材110への貼り付きを防止でき、揃えずれが起こることを抑制できる。
垂直方向の揃えの完了後、揃えジョガー100で用紙Pを規制した状態で、支持部材110を基準フェンス104の下側に退避させる。これにより、排紙された用紙は、既に用紙集積トレイ23上に排紙済みの用紙の上に揃ってスタックされる。ここで支持部材110を基準フェンス104の下側に退避させる際に、回転を停止させた叩きローラ103を用紙Pに接触させ、用紙Pを押さえることで、退避時の揃えずれを抑制してもよい。すなわち叩きローラ103を用紙押さえ手段として用い得る。その後、支持部材110を図14中の矢印方向に移動させると同時に、揃えジョガー100の規制を解除する。支持部材110が最初の図の位置に移動すると、次用紙の受け入れが可能な状態となる。
そして、上述した動作を繰り返すことで、用紙が揃った状態でスタックされる。すべての用紙がスタックされると、基準フェンス104が端部綴じ部に移動し、圧着綴じを行う。
すなわち用紙Pの支持手段110が用紙搬送方向に移動可能で、排紙〜揃え完了までの間、用紙を支持し続けるように用紙の移動に合わせて移動する。すると、排紙〜揃え完了までの間、排紙された用紙の綴じしろ111が既に排紙済みの用紙と接触しない状態を保つ。そのため、給水した用紙同士のくっつきが発生せず、揃え精度の悪化を防止できる。
<実施形態3>
本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態では、図27で示すように、上流装置より搬送されてきたシートpは、搬送ローラ112でステープルトレイ120へ搬送される。ステープルトレイ120へ搬送されたシートpは、叩きローラ103で搬送方向、揃えジョガー100で搬送方向と直交する方向、の整合動作を行う。
図28は、ステープルトレイ120に搬送されたシートpの揃え処理について説明する図である。
ステープルトレイ120へ搬送されたシートpは、叩きローラ103で基準フェンス104側へ突き当てるように搬送される。これにより搬送方向の整合が行われる。次に揃えジョガー100がそれぞれシートpの端面に向かって動作する。これにより搬送方向と直交する側の整合が行われる。この整合動作において、上面側を加水されたシートpの場合の揃え不良を防止するために、支持部材110を既に積載済みのシートpと新たに搬送されたシートpとの間に挿入させた状態で各整合動作を行う。
図29は、支持部材110の具体的な構成について説明するための図である。支持部材110は、シート搬送方向、及びシート搬送方向と直交する方向に移動可能な構成となる。搬送方向に対しては、ベルト114aを反時計回り/時計回りに回動させることでシートpの加水部を覆う位置まで支持部材110aを進出、退避させる。搬送方向と直交する方向に対しては、図示していないモータで支持部材110aごと移動させることで任意の綴じ位置へ移動させる。
図中130は支持手段で、支持部材110aを可動に支持する。そのため、支持部材110aをシートpに対して接離させる駆動手段130aを備えている。
図30〜図37は、具体的な支持部材の動作について説明するための図である。
上流装置より搬送されてきたシートpは、搬送ローラ112でステープルトレイ120へ搬送される(図31)。シートpの後端が搬送ローラ112のニップを抜け、叩きローラ103が動き出してシートpに接触する(図33)までに、支持部材110を所定位置へ移動させる。所定位置は、ステープルトレイ120に積載済みシートpの加水された位置(綴じ位置:加水部)を覆う位置である(図31の位置)。
支持部材110の移動が完了した状態で叩きローラ103は基準フェンス101側へ突き当てるようにシートpを搬送する(図32、図33)。その後、支持部材110の状態を維持したまま、揃えジョガー100をシートpの端面に向かって動作させる。それにより、搬送方向と直交する側のシートpの整合を行う(図34、図35)。揃えジョガー100がシートpの端面まで移動した後、支持部材110をホームポジション位置へ退避させる(図36)。支持部材110の退避完了にて揃えジョガーをホームポジション位置へ戻す(図37)。
なお、本実施形態のように支持手段を構成する支持部材110をシートpの搬送方向と直交する方向に移動可能とすると、綴じ位置が将来追加された際にも対応しやすくなる。また、支持部材110が簡単に交換可能な構成とすると、シートpの種類に応じて、既述の表面に微小な突起を設けたもの等に交換することで、装置の汎用性を向上させ得る。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
23 :用紙集積トレイ
100 :揃えジョガー
102 :分離部材
103 :叩きローラ
104 :基準フェンス
110 :シート支持部
111 :綴じしろ
112 :搬送ローラ
120 :ステープルトレイ
130 :支持手段
130a :駆動手段
W :加水部
P :用紙
p :シート
特許第3502204号公報 特開平07−165365号公報

Claims (7)

  1. 綴じトレイ、
    該綴じトレイの用紙搬送方向で上流側に配置され、用紙の綴じしろに水分を供給する水分供給手段、
    前記綴じトレイ上で用紙の吸水部分が他の用紙に触れないよう支持する用紙支持手段、
    該用紙支持手段で支持している用紙と、前記綴じトレイ上に既に排紙済みの用紙とを同時に揃える揃え手段、
    用紙が前記綴じトレイに排紙されてから前記揃え手段が用紙を揃え終わるまでの間、排紙された用紙の一部を支持し、すでに前記綴じトレイ上に排紙済みの用紙に対して離間した状態を保つように、前記用紙支持手段を制御する制御手段、
    前記綴じトレイ上で用紙を圧着する圧着手段、
    を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 受入れた用紙の搬送方向と直交する方向の整合動作を行うための揃え部材と、
    受入れた用紙に加水する加水手段と、
    針を用いることなく綴じ動作を行う針なしの綴じ手段と、
    を備えた用紙後処理装置において、
    前記揃え部材は、前記加水手段によって加水された用紙の加水部と整合された用紙束とを離間するための分離部材を備えた揃え部材であることを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 前記分離部材を除電素材で構成したことを特徴とする請求項2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記用紙支持手段は用紙搬送方向に移動可能であり、
    該用紙支持手段を、用紙の排紙から揃え完了までの間、用紙を支持し続けるように用紙の移動に合わせて移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記用紙支持手段を構成する支持部材の表面に微小な突起を設けたことを特徴とする請求項1又は4に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記用紙支持手段を構成する支持部材の表面に撥水コーティング層を設けたことを特徴とする請求項5に記載の用紙後処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の用紙後処理装置を備えた画像形成システム
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