JP2014156349A - 用紙綴じ具、後処理装置及び画像形成システム - Google Patents
用紙綴じ具、後処理装置及び画像形成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014156349A JP2014156349A JP2013252321A JP2013252321A JP2014156349A JP 2014156349 A JP2014156349 A JP 2014156349A JP 2013252321 A JP2013252321 A JP 2013252321A JP 2013252321 A JP2013252321 A JP 2013252321A JP 2014156349 A JP2014156349 A JP 2014156349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- binding
- line
- binding tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】複数枚の用紙を重ね合わせて、複数枚の用紙に凹凸形状の歯型261を噛み合わせることで、該噛み合わせた部分により複数枚の用紙を綴じる用紙綴じ具210であって、凹凸形状は、複数の線分状の凹凸300が略平行に配列されて構成され、複数の線分状の凹凸300は、各線分の直線方向における少なくとも用紙端部から遠い側の端部302が、凸状の線上に位置するよう配置される。
【選択図】図21
Description
なお、本明細書における用紙は、例えば普通紙、各種の専用記録紙、転写紙、厚紙、葉書等、各種のシート状記録媒体を含むこととする。特に、各種の紙など繊維質の記録媒体を用いることにより、綴じ部における用紙同士の繊維の絡み合いにより用紙束を綴じることでき、より好ましい。
また、近年の省資源・エコロジーおよびリサイクル性の観点から、ステープルなどの金属製の針を使用しない綴じ装置が考案されている。例として、綴じようとする用紙束の上下から、用紙に凹凸状の深絞りを形成する歯型を押し付ける用紙綴じ具が既に知られている。
これに対し、配列方向と平行な方向に開くと、開こうとする力を、歯型による綴じ部分における線分状の凹凸の1つで集中して受けることとなる。このため、比較的弱い力で歯型による綴じ部分が剥がれてしまう。
本実施形態は、深絞り綴じ装置における凹凸絞り形状の歯スジについて、歯スジとなる複数の線分状の凹凸における各線分の端部が一直線状に整列された形状ではなく、凸状にずらす、または、弓状、円形状に配置された形状としている。このように、各線分の直線方向における少なくとも用紙端部から遠い側の端部が凸状に配置されるようにしている。
このため、冊子をめくる際にも、歯型で深絞りして用紙同士が結合されている部分における、開き方向による綴じ強度の差を減少させることができる。このため、剥がれに対する保持力を確保することができ、ユーザによる使用感を向上させることができる。
入り口ローラ203は、後処理装置201の入り口に位置しシートを装置に搬入する機能を有する。また停止・回転・搬送量を制御可能な駆動源と制御手段を有する。この制御手段は連結される画像形成装置に有っても良い。このローラニップを使用してシート突き当てスキュー補正も可能となっている。
排紙ローラ205は、後処理装置201の出口に位置しシートを搬送・シフト・排出する機能を有する。また停止・回転・搬送量を制御可能な駆動源と制御手段を有する。この制御手段は連結される画像形成装置101に有っても良い。
シフトカム207は、シフトカムスタッド208を有し回転をする円盤状の部品である。この部品の回転によってシフトカムスタッド208を介しシフトリンク長穴部と連結された排紙ローラ205をシフトさせる。
シフトカムホームポジションセンサ209は、シフトリンク206の位置を検出し、このポジションをホームポジションとする。
シート端検知センサ220は、シートの側端を検出するセンサである。シートを揃える時に、このセンサ検知位置を基準に揃える。
綴じ具移動ガイドレール230は、用紙綴じ具210がシート幅方向に安定して移動可能なように、その移動をガイドするレールである。
分岐路241は、シートを重ね合わせて整合する為に設けられ、シートのスイッチバックにより後端側から搬入される搬送路である。
突き当て面242は、シート後端を突き当て整合する基準面である。
歯型261は、本実施形態では1対の凹凸が噛み合うような形状の歯型であり狭持する事でシートを変形させ繊維を絡める。
受入れ待機状態は、入り口ローラ203、排紙ローラ205が搬送方向に回転開始する。順次搬送排出され最終紙が排出されると各ローラは停止する。
受入れ待機状態は、入り口ローラ203、排紙ローラ205が搬送方向に回転開始する。シフト排紙動作は、シートを受入れ搬送し後端が入り口ローラ203を抜けたところで、シフトカム207が一定量回転し排紙ローラが軸方向に移動する。この時シートも排紙ローラ205の移動と共に移動する。またシートが排出されるとシフトカム207はホームポジションに復帰するべく回転し次のシートにそなえる。この排紙ローラ205の動作を同じ部のシートが排出されるまで繰り返す。次の部のシートが搬入された場合はシフトカム207は先程とは逆回転し、シートは反対側に移動し排出される。
受入れ待機状態は、入り口ローラ203は停止、排紙ローラ205が搬送方向に回転開始する。また用紙綴じ具210はシート幅より一定量退避した待機位置に移動して待機する。この後は、綴じモードの動作について説明をする。
また、用紙綴じ具210を図15の矢印に、用紙綴じ具210の歯型261の位置とシートの加工位置が一致する距離分、用紙綴じ具210を移動させ停止する。こうして、幅方向の加工位置を合わせる。
この従動コロ16は搬送ガイド板17に取り付いており、搬送する用紙束の厚みが変化しても同じ搬送力を得る事が出来るように支点17aを中心に回動可能に構成され、搬送ガイド板17の自重で排出ローラ15に加圧する構成になっている。
これが2部以上の場合は、画像形成装置1は、部の最終紙と次部の1枚目とのコピー間隔をその他の場合と同じ間隔でコピーを連続して用紙後処理装置2に送り込む。
まず、図18(a)の矢印方向に搬送ローラが回転し、2部目の1枚目が搬送される、センサS2がその後端を検知し、整合ユニットによる処理トレイ18が用紙を受け入れる状態ではない場合図18(b)の矢印方向に搬送ローラ6,7,8が逆転し切換爪9により用紙は図のように搬送されその紙端をセンサS2で検知したら停止させる。
このため、従来は、真上から荷重を加える必要があった綴じ構造が、複数に組み合わせたリンク群による回転駆動が歯型の歯スジに添って綴じ動作が行えることになり、歯型の加工が直線状になっている。このため、従来では課題となっていた、歯形の形状誤差がシビアになるという課題を解消することができる。
さらに、用紙角部から近い側に配置される端部301についても、用紙角部に向かう方向に凸状である湾曲線上に配置される。この湾曲線についても、図23の構成例の場合、円弧または楕円弧となる。
このため、綴じ具の回転機構を必要とせず、2箇所綴じを行うことができる。また、用紙の角部付近や2箇所綴じによる綴じ位置など、任意の綴じ位置に対しても、歯型261を移動させるだけで綴じ処理を行うことができる。
また、風を吹き付ける事により用紙を用紙綴じ具から剥離することにより、装置の複雑化・コストアップを招くことなく、容易に用紙を用紙綴じ具から剥離することができる。
複数枚の用紙を重ね合わせて、ステープルなどの綴じ部材を使用することなく用紙に凹凸の歯型を噛み合わせる事により用紙同士の繊維の絡み合いにより用紙束として綴じるようにした用紙綴じ具となっている。そして、この深絞り綴じ機構は、複数に組み合わせたリンク群の端に設置された上下対となり噛み合う歯型形状をしており、歯型形状は、回転の支点軸に対して直角方向に複数の直線状凹凸形状が形成される。かつ、回転支点軸と平行な位置にある歯型の端面が凸形状に配列されている。
この場合、用紙綴じ具210そのものを回転させても良いし、歯型261の部分だけを回転させても良い。また、綴じる用紙束を回転させる構成としても良い。
201 後処理装置
210 用紙綴じ具
261 歯型
271 軸
300 線分状の凹凸
301、302 端部
400 線分状の凹凸
401、402 端部
410 綴じ部分
502 ファン
503 歯
Claims (7)
- 複数枚の用紙を重ね合わせて、前記複数枚の用紙に凹凸形状の歯型を噛み合わせることで、該噛み合わせた部分により前記複数枚の用紙を綴じる用紙綴じ具であって、
前記凹凸形状は、複数の線分状の凹凸が略平行に配列されて構成され、
前記複数の線分状の凹凸は、各線分の直線方向における少なくとも用紙端部から遠い側の端部が、凸状の線上に位置するよう配置されたことを特徴とする用紙綴じ具。 - 前記複数の線分状の凹凸は、各線分の直線方向における少なくとも用紙端部から遠い側の端部が、該用紙端部から遠ざかる方向に凸状である湾曲線上に位置するよう配置されたことを特徴とする請求項1記載の用紙綴じ具。
- 前記複数の線分状の凹凸は、各線分の直線方向における少なくとも用紙端部から遠い側の端部が、該用紙端部から遠ざかる方向に凸状である折れ線上に位置するよう配置されたことを特徴とする請求項1記載の用紙綴じ具。
- 前記複数の線分状の凹凸は、各線分の直線方向における端部が、円または楕円上に位置するよう配置されたことを特徴とする請求項1記載の用紙綴じ具。
- 前記凹凸形状の歯型は、軸により回動可能に連結されて噛み合わせ可能に構成され、
前記複数の線分状の凹凸は、該線分の直線方向が前記軸の軸方向と垂直になるよう設けられたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の用紙綴じ具。 - 請求項1から5の何れか1項に記載の用紙綴じ具を備えたことを特徴とする後処理装置。
- 請求項6記載の後処理装置が画像形成装置に接続されて構成され、
前記画像形成装置で画像形成された用紙を前記後処理装置に搬送するよう構成されたことを特徴とする画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013252321A JP6263998B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-12-05 | 用紙処理装置及び画像形成システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013005574 | 2013-01-16 | ||
JP2013005574 | 2013-01-16 | ||
JP2013252321A JP6263998B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-12-05 | 用紙処理装置及び画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014156349A true JP2014156349A (ja) | 2014-08-28 |
JP6263998B2 JP6263998B2 (ja) | 2018-01-24 |
Family
ID=51577504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013252321A Active JP6263998B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-12-05 | 用紙処理装置及び画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6263998B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150239587A1 (en) * | 2012-11-02 | 2015-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming apparatus |
US10097711B2 (en) | 2015-06-04 | 2018-10-09 | Rioch Company, Limited | Sheet processing device and image forming system |
JP2019167250A (ja) * | 2019-06-26 | 2019-10-03 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート綴じ処理装置及びこれを備えた後処理装置 |
JP2019166645A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 綴じ装置および画像処理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004155537A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-06-03 | Sharp Corp | 用紙後処理装置及び画像形成システム |
JP2011203558A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成システムおよび記録材後処理装置 |
JP2011201698A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材後処理装置および画像形成システム |
-
2013
- 2013-12-05 JP JP2013252321A patent/JP6263998B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004155537A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-06-03 | Sharp Corp | 用紙後処理装置及び画像形成システム |
JP2011203558A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成システムおよび記録材後処理装置 |
JP2011201698A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材後処理装置および画像形成システム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150239587A1 (en) * | 2012-11-02 | 2015-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming apparatus |
US9744740B2 (en) * | 2012-11-02 | 2017-08-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming apparatus |
US10097711B2 (en) | 2015-06-04 | 2018-10-09 | Rioch Company, Limited | Sheet processing device and image forming system |
JP2019166645A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 綴じ装置および画像処理装置 |
JP7040191B2 (ja) | 2018-03-22 | 2022-03-23 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 綴じ装置および画像処理装置 |
JP2019167250A (ja) * | 2019-06-26 | 2019-10-03 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート綴じ処理装置及びこれを備えた後処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6263998B2 (ja) | 2018-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6288543B2 (ja) | シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置 | |
EP2732962B1 (en) | Sheet processing apparatus and image forming system | |
JP6232704B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成システム | |
JP6238111B2 (ja) | 圧着部材の組み付け方法、用紙綴じ装置および画像形成装置 | |
JP2013234068A (ja) | シート処理装置及び画像形成システム | |
US7470227B2 (en) | Paper folding apparatus and image forming apparatus using the same | |
JP6263998B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP2020093929A (ja) | 後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム | |
JP5287182B2 (ja) | 用紙後処理装置及び画像形成装置 | |
JP4151870B2 (ja) | 画像形成装置の記録紙後処理装置 | |
JP2010208766A (ja) | シート折り処理装置、画像形成装置及び画像形成システム | |
JP2013119466A (ja) | 綴じ部平坦化装置および後処理装置、画像形成装置、画像形成システム | |
JP6183011B2 (ja) | シート処理装置、画像形成システム及びシート綴じ方法 | |
JP3832964B2 (ja) | 用紙後処理装置および画像形成装置 | |
JP6102218B2 (ja) | 画像形成システム | |
JP6256799B2 (ja) | シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム | |
JP6065659B2 (ja) | 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙束綴じ方法 | |
JP2013249199A (ja) | 用紙後処理装置及び画像形成システム | |
JP6737362B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成システム | |
JP2013107723A (ja) | 用紙綴じ具、後処理装置及び画像形成装置 | |
JP6761607B2 (ja) | 用紙綴じ装置、用紙処理装置および画像形成システム | |
JP6558657B2 (ja) | シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置 | |
JP6536979B2 (ja) | 用紙綴じ装置、用紙処理装置および画像形成システム | |
JP2010143728A (ja) | 排紙装置、後処理装置、画像形成装置 | |
JP3997094B2 (ja) | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161122 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20161216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171204 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6263998 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |