JP2010143728A - 排紙装置、後処理装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄紙等のコシの弱い用紙の場合でも、用紙先端が排紙トレイ面にひっかかって先端部が丸まってしまう不具合を確実に解決可能な排紙装置を提供すること。
【解決手段】第一のニップN1及び第二のニップN2から排紙される用紙Pと用紙載置面である緩斜面4bとのなす角度である排紙角度θa、θeが、用紙Pの先端が緩斜面2aに引っ掛かることで生じる用紙の丸まりが非発生な角度となるように、第一のニップN1及び第二のニップN2と緩斜面4bとを設け、その排紙角度を維持可能な高さ範囲内で設定された「所定の高さY1」に達した際に、第一のニップN1から上位の第二のニップN2へ排紙経路を切り換える切り換え手段を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】第一のニップN1及び第二のニップN2から排紙される用紙Pと用紙載置面である緩斜面4bとのなす角度である排紙角度θa、θeが、用紙Pの先端が緩斜面2aに引っ掛かることで生じる用紙の丸まりが非発生な角度となるように、第一のニップN1及び第二のニップN2と緩斜面4bとを設け、その排紙角度を維持可能な高さ範囲内で設定された「所定の高さY1」に達した際に、第一のニップN1から上位の第二のニップN2へ排紙経路を切り換える切り換え手段を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置で画像形成された用紙を排紙する排紙装置、その排紙装置を備えた後処理装置、その排紙装置を備えた画像形成装置に関する。
従来の排紙装置として、用紙先端ガイド手段により排紙手段から排紙される用紙の先端部を乗せた状態で用紙をその排紙方向に案内し、上記先端部を乗せた部分の開放動作によって用紙を開放するものがある(例えば特許文献1参照)。
特許第3844177号公報
上述した排紙装置は、排紙不良や挟持痕の問題を来すことなく簡単な構成で、用紙先端が排紙トレイの用紙載置面にひっかかって先端部が丸まってしまう不具合を解決できる好適なものであるが、しかしながら、薄紙等のコシの弱い用紙の場合には用紙の先端部を載せて案内することが困難な場合がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、排紙トレイへの載置可能枚数を減らすことなく、薄紙等のコシの弱い用紙の場合でも、用紙先端が用紙載置面にひっかかって先端部が丸まってしまう不具合を確実に解決可能な排紙装置を提供することを目的とする。
上記技術課題を解決するために、本発明は、下記の技術的手段を講じた。
請求項1にかかる発明は、排紙トレイの用紙載置面に向かって用紙を排紙する排紙実行部を機枠側面にその上下方向に沿って複数設けた排紙手段と、前記用紙載置面に積載された用紙の高さを検出する用紙高さ検出手段と、その用紙高さ検出検出手段で検出した用紙の高さが所定の高さに達した際に、下位の前記排紙実行部から直近の上位の前記排紙実行部へ排紙経路を切り換える切り換え手段とを備えてなり、前記排紙実行部と前記用紙載置面とを、夫々の前記排紙実行部で排紙される用紙と前記用紙載置面とのなす角度である排紙角度が、用紙の先端が用紙載置面に引っ掛かることで生じる用紙の丸まりが非発生な角度となるように設け、前記所定の高さは、任意の高さの前記排紙実行部からの排紙が前記排紙角度を維持可能な範囲内で、または、任意の高さの前記排紙実行部から正常に排紙可能な範囲内で設定される排紙装置を特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1において、前記用紙載置面は、前記機枠側面から突設され、積載された用紙が前記機枠側面に向かって滑落可能で前記排紙角度の維持が困難となる急斜面と、その急斜面と連続して形成され、前記排紙実行部から排紙される用紙の先端を着接させる緩斜面とを備えてなることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2において、前記用紙載置面に積載された用紙をその都度上方から押え付ける用紙押え手段を備え、前記用紙高さ検出手段は、前記用紙押え手段による用紙の押え位置の変化を利用して積載された用紙の高さを検出することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3において、前記用紙高さ検出手段は、前記用紙載置面の積載上限の高さをも検知することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1または2において、前記用紙載置面の積載上限の高さを検知する用紙満杯検知手段を備え、前記用紙高さ検出手段は、前記用紙満杯検知手段を兼用していることを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、前記排紙手段は、用紙を挟入して搬入可能に上下方向に沿って並設された3つのローラを備え、前記3つのローラのうち、中間のローラが正逆回転駆動可能であり、前記排紙実行部は、前記3つのローラのうち、前記中間のローラとその下位のローラとで形成された第一のニップと、前記中間のローラとその上位のローラとで形成された第二のニップとでなることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、前記排紙手段は、用紙を搬入可能に上下方向に沿って並設された回転駆動可能な一対のローラが上下方向に沿って複数配設されてなり、前記排紙実行部は、その一対のローラが並設されて形成されたニップであることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項6または7において、前記ニップは、前記用紙載置面に向かって用紙を繰り出し可能に斜設されていることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項1乃至8の何れかにおいて、前記切り換え手段は、前記所定の高さの情報が用紙の種類毎に記憶され、その用紙の種類に対応した情報に基づいて用紙の高さが所定の高さに達したか否かを判断することを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項1乃至9の何れか1項に記載の排紙装置と、前記用紙を積載するスタックトレイと、該スタックトレイに積載された用紙の束をステイプルするステイプルユニットとを備え、前記スタックトレイは、用紙を最下位の前記排紙実行部へ導く排紙経路の一部と兼用した後処理装置を特徴とする。
請求項11にかかる発明は、用紙に画像を形成可能に構成されると共に請求項1乃至9の何れか1項に記載の排紙装置を組み込んだ画像形成装置を特徴とする。
請求項12にかかる発明は、用紙に画像を形成可能に構成されると共に請求項10に記載の後処理装置を組み込んだ画像形成装置を特徴とする。
請求項1にかかる発明は、排紙トレイの用紙載置面に向かって用紙を排紙する排紙実行部を機枠側面にその上下方向に沿って複数設けた排紙手段と、前記用紙載置面に積載された用紙の高さを検出する用紙高さ検出手段と、その用紙高さ検出検出手段で検出した用紙の高さが所定の高さに達した際に、下位の前記排紙実行部から直近の上位の前記排紙実行部へ排紙経路を切り換える切り換え手段とを備えてなり、前記排紙実行部と前記用紙載置面とを、夫々の前記排紙実行部で排紙される用紙と前記用紙載置面とのなす角度である排紙角度が、用紙の先端が用紙載置面に引っ掛かることで生じる用紙の丸まりが非発生な角度となるように設け、前記所定の高さは、任意の高さの前記排紙実行部からの排紙が前記排紙角度を維持可能な範囲内で、または、任意の高さの前記排紙実行部から正常に排紙可能な範囲内で設定される排紙装置を特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1において、前記用紙載置面は、前記機枠側面から突設され、積載された用紙が前記機枠側面に向かって滑落可能で前記排紙角度の維持が困難となる急斜面と、その急斜面と連続して形成され、前記排紙実行部から排紙される用紙の先端を着接させる緩斜面とを備えてなることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2において、前記用紙載置面に積載された用紙をその都度上方から押え付ける用紙押え手段を備え、前記用紙高さ検出手段は、前記用紙押え手段による用紙の押え位置の変化を利用して積載された用紙の高さを検出することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3において、前記用紙高さ検出手段は、前記用紙載置面の積載上限の高さをも検知することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1または2において、前記用紙載置面の積載上限の高さを検知する用紙満杯検知手段を備え、前記用紙高さ検出手段は、前記用紙満杯検知手段を兼用していることを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、前記排紙手段は、用紙を挟入して搬入可能に上下方向に沿って並設された3つのローラを備え、前記3つのローラのうち、中間のローラが正逆回転駆動可能であり、前記排紙実行部は、前記3つのローラのうち、前記中間のローラとその下位のローラとで形成された第一のニップと、前記中間のローラとその上位のローラとで形成された第二のニップとでなることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、前記排紙手段は、用紙を搬入可能に上下方向に沿って並設された回転駆動可能な一対のローラが上下方向に沿って複数配設されてなり、前記排紙実行部は、その一対のローラが並設されて形成されたニップであることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項6または7において、前記ニップは、前記用紙載置面に向かって用紙を繰り出し可能に斜設されていることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項1乃至8の何れかにおいて、前記切り換え手段は、前記所定の高さの情報が用紙の種類毎に記憶され、その用紙の種類に対応した情報に基づいて用紙の高さが所定の高さに達したか否かを判断することを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項1乃至9の何れか1項に記載の排紙装置と、前記用紙を積載するスタックトレイと、該スタックトレイに積載された用紙の束をステイプルするステイプルユニットとを備え、前記スタックトレイは、用紙を最下位の前記排紙実行部へ導く排紙経路の一部と兼用した後処理装置を特徴とする。
請求項11にかかる発明は、用紙に画像を形成可能に構成されると共に請求項1乃至9の何れか1項に記載の排紙装置を組み込んだ画像形成装置を特徴とする。
請求項12にかかる発明は、用紙に画像を形成可能に構成されると共に請求項10に記載の後処理装置を組み込んだ画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、排紙トレイへの載置可能枚数を減らすことなく、薄紙等のコシの弱い用紙の場合でも、用紙先端が用紙載置面にひっかかって先端部が丸まってしまう不具合を解決可能な排紙装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。本実施の形態は、本発明の要部である排紙装置が組み込まれ、所望の画像を用紙に形成する画像形成装置と併設される後処理装置が例示されている。
本実施の形態にかかる後処理装置は、図1において、搬送手段1と、切り換え手段2と、排紙手段3と、排紙トレイ4と、用紙押え手段5と、用紙高さ検出手段6と、スタックトレイ部7と、ステイプルユニット8とを備える。
搬送手段1は、機枠mの前側面側に設けられ、外部から受け入れた用紙Pを挟入して装置内方へ送り込み可能に並設された回転駆動可能な入り口搬送ローラ対11と、その入り口搬送ローラ対11から装置内中央に向かって水平状に延設され用紙Pが搬送される第一の搬送経路12と、その第一の搬送経路12の終端部に設けられ用紙Pを挟入して装置後方へ送り出し可能に並設された回転駆動可能な一対の中間搬送ローラ13と、その中間搬送ローラ13から装置後部に向かって水平状に延設され用紙Pが搬送される第二の搬送経路14と、中間搬送ローラ13から装置後部に向かって下向き傾斜状に延設され用紙Pが搬送される第三の搬送経路15とを備える。
その第三の搬送経路15を形成する上下のガイド板のうち、下側のガイド板は、装置後方に向かって下向きに斜設された第一の下ガイド板151と、その第一の下ガイド板151から所要の間隔をおいて、後述するローラ31側へ一端側が延出された水平状の第二の下ガイド板152とを備えて構成される。この第二の下ガイド板152は、その他端側が装置前方側に延出されており、スタックトレイとしても機能する。
切り換え手段2は、第二の搬送経路14と第三の搬送経路15との二股分岐部分に揺動可能に設けられ搬送された用紙Pを第二の搬送経路14または第三の搬送経路15の何れに案内する切り換え爪21と、その切り換え爪21を駆動する切り換え爪駆動用ソレノイド22と、後述する用紙高さ検出検出手段で検出された「用紙高さ」と排紙経路を切り換える閾値である「所定の高さY1」(図2)とに基づいて、切り換え爪駆動用ソレノイド22を制御動する切り換え制御部23と、所定の高さ情報が用紙の種類毎に記憶された記憶部24とを備える。切り換え制御部23は後処理装置を統括制御する制御部の一部であり、切り換え制御部23による制御例は後述する動作説明に代えるものとする。
排紙手段3は、第二の搬送経路14と第三の搬送経路15との終端部に上下方向に並設された3つのローラ31、32、33と、その3つのローラ31、32、33のうち、中間のローラ32を、ベルトを介して正逆回転可能に駆動する駆動モータ34とを備える。この排紙手段3は、切り替え制御部23による駆動モータ34の回転方向の切り換え制御により、中間のローラ32とその下位のローラ31とで形成された排紙実行部としての第一のニップN1により第三の搬送経路15から搬送された用紙Pを外部へ送り出したり、中間のローラ32とその上位のローラ33とで形成された排紙実行部としての第二のニップN2により第二の搬送経路14から搬送された用紙を排紙トレイ上4へ送り出したりするように切り替え制御部23により制御される。
上位のローラ33と下位のローラ31は、その中心が中間のローラ32の垂直中心線より、若干反時計廻りに位置し、排紙トレイ4に向かって用紙Pを繰り出すように、第一のニップN1及び第二のニップN2が形成される。
本実施の形態の排紙手段3は、上述したように、3つのローラを備えて構成されるが、他の態様として、用紙を搬入可能に並設された回転駆動可能な一対のローラを、機枠mの側面にその上下方向に沿って2個所またはそれ以上設けて構成しても良い。なお、一対のローラを2個所以上に設ける場合、当然のことながら、搬送経路は対応した数の搬送経路が必要となり、また、切り換え爪21も搬送下流側に向かって順次切り換え可能に複数必要となる。
排紙トレイ4は、図2に示すように、機枠mの後側面下部から外方に向かって突設され、用紙載置面が上向き形成された板状に形成されると共に、その用紙載置面が、機枠mの後側面の急斜面4aと、その急斜面4aと連続して形成された緩斜面4bとで構成されている。
緩斜面4bは、第一のニップN1から排紙された用紙Pの先端が着接する部分であり、第一のニップN1から排紙された最初の用紙Pの先端部と緩斜面4bとのなす角度である排紙角度θaが、用紙Pの先端が用紙載置面に引っかかって丸まらないような角度になるように、緩斜面4bの第一のニップN1に対する高さが定められている。
第一のニップN1と、その第一のニップN1から排紙された用紙の緩斜面4bでの着接点までの距離は、コシの一番弱い用紙が排紙角度θaを十分に維持できる距離であり、第二のニップN2と、その第二のニップN2から排紙された用紙の緩斜面4b側での着接点(最上段の用紙面での着接点)までの距離と略同じになっている。
急斜面4aは、排紙された用紙Pが自重で滑り落ち、エンドフェンスである機枠mの後側面に当接して縦揃え可能な角度で形成されている。
このように排紙トレイ4は、排紙された用紙Pを自重で滑落させる急斜面4aを設けたことで用紙の先端揃えができる好適なものではあるが、その反面、急斜面4aを設けたことで先端丸まりが起こりやすい。以下、その理由を、図2を参照しながら詳述する。
第一のニップN1と、その第一のニップN1から排紙された用紙の緩斜面4bでの着接点までの距離は、コシの一番弱い用紙が排紙角度θaを十分に維持できる距離であり、第二のニップN2と、その第二のニップN2から排紙された用紙の緩斜面4b側での着接点(最上段の用紙面での着接点)までの距離と略同じになっている。
急斜面4aは、排紙された用紙Pが自重で滑り落ち、エンドフェンスである機枠mの後側面に当接して縦揃え可能な角度で形成されている。
このように排紙トレイ4は、排紙された用紙Pを自重で滑落させる急斜面4aを設けたことで用紙の先端揃えができる好適なものではあるが、その反面、急斜面4aを設けたことで先端丸まりが起こりやすい。以下、その理由を、図2を参照しながら詳述する。
第一のニップN1から排紙された用紙Pがある高さ以上に重なると、第一のニップN1から排紙された用紙Pの先端が、最上段の用紙Pの急斜面4a側(急斜面4aと緩斜面4bとの上下方向の境界線Xより装置側)に着接してしまい、最上段の用紙Pと第一のニップN1から排紙された用紙Pとのなす角度が用紙Pの先端部が丸まる恐れのある角度、例えば着接点Paにおける角度θbになってしまう。
そのため、第一のニップN1から排紙された用紙Pの先端の着接点が、境界線Xより急斜面4a側とならないような用紙Pの高さを、第一のニップN1による排紙可能な高さとして「所定の高さY1」と設定し、この高さY1を第一のニップN1からの排紙を第二のニップN2からの排紙へ切り換える閾値としている。つまり、「所定の高さY1」は、第一のニップN1からの排紙が排紙角度θaを維持可能な範囲内で設定される。
用紙Pが「所定の高さY1」に達したら、第二のニップN2からの排紙へに切り換わるが、この第二のニップN2から排紙された用紙Pは、その先端が、第一のニップN1からの排紙された最上段の用紙Pの緩斜面4b側に着接するようになっている共に、第二のニップN2からの最初の用紙Pの先端部と第一のニップN1からの排紙された最上段の用紙P面とのなす角度θeが排紙角度θaと同程度となるようになっている。
また、排紙トレイ4の強度を考慮しつつ、第二のニップN2から排紙された用紙Pの先端の着接点が、境界線Xより緩斜面4b側で、用紙Pの先端部が丸まる恐れのない角度、例えば図2における着接点Pb、角度θd、となる所要の用紙Pの高さを、排紙トレイ4の「積載上限の高さY2」としている。
このように、用紙載置面が急斜面4aと緩斜面4bとで形成した排紙トレイ4と、第一のニップN1及び第二のニップN2との高さの関係は、排紙角度θaが、用紙の先端が緩斜面4bにひっかかって先端部が丸まる恐れのない角度になっていると共に、排紙角度θeが、用紙Pの先端がその最上段の緩斜面4b側の用紙面にひっかかって先端部が丸まる恐れのない角度になっている。
仮に、用紙載置面に用紙がない状態で、第二のニップN2から排紙を行うと、第二のニップN2と、その第二のニップN2から排紙された用紙の緩斜面4bでの着接点までの距離が長くなってしまい、コシの弱い用紙Pの場合、排紙角度θeまたは排紙角度θaが維持できなくなって用紙Pの先端部が丸まる恐れが生じてしまう。そのため、第一のニップN1からの排紙となるが、その逆に、第二のニップN2から排紙を行っても排紙角度θeまたは排紙角度θaが維持できるようなコシの強い用紙の場合は、第二のニップN2から排紙を開始する。
図1において、用紙押え手段5は、機枠mの後方下部に用紙Pの幅方向に向かって架設された回動軸50に基部が挿嵌され、その回動軸を回動中心にして揺動可能に且つ上部の折曲部が排紙トレイ4側に向くように設けられた側面視への字の用紙押えレバー51と、回動軸50に挿嵌された第一歯車52と、後述する切り換え制御部23からの制御指令で回動する駆動モータ54と、その駆動モータ54の回動軸に挿嵌されると共に第一歯車52と噛合された第二歯車53とを備える。
用紙押えレバー51は、機枠mの後側面に設けたスリット穴を介して排紙トレイ4側と機枠内側との間を揺動可能に、用紙Pの幅方向に向かって所要の間隔をおいて複数本設けられており、切り換え制御部23からの制御指令で駆動モータ54を回動して、排紙トレイ4に載置した用紙Pを用紙押えレバー51でその都度押え付けるようになっている。
用紙押えレバー51は、機枠mの後側面に設けたスリット穴を介して排紙トレイ4側と機枠内側との間を揺動可能に、用紙Pの幅方向に向かって所要の間隔をおいて複数本設けられており、切り換え制御部23からの制御指令で駆動モータ54を回動して、排紙トレイ4に載置した用紙Pを用紙押えレバー51でその都度押え付けるようになっている。
用紙高さ検出手段6は、用紙押えレバー51近傍に設けられた反射型フォトセンサを備えてなり、用紙押えレバー51を被検出体として用紙押えレバー51が排紙トレイ4上の用紙を押え込んで停止した用紙押えレバー51の揺動部分の位置(用紙の積重枚数に応じて変化する押え位置)と反射型フォトセンサの配設位置との離間距離に応じた電気信号を出力する。説明の便宜上、この電気信号に基づいた情報が「用紙高さ」となる。また、この用紙高さ検出手段6は、排紙トレイ4の用紙積載上限の高さを検知する用紙満杯検知手段を兼用している。
本実施の形態では、用紙押えレバー51を被検出体として検出しているが排紙トレイ4に積載された用紙そのものを被検出体としても良い。この場合も、用紙満杯検知手段を兼用することが好ましい。
後処理装置の一部をなすスタックトレイ部7は、第三の搬送経路15の一構成体である第二の下ガイド板152で構成されたスタックトレイと、そのスタックトレイの中途部上面側に配設された回動可能な戻しコロ71と、スタックトレイの、機枠mの前側面側の端部に設けられ、用紙Pの後端(排紙方向と逆側の端部)を当接させて用紙揃え位置の基準とさせる側面視コ字状の後端基準フェンス72とを備える。
ステイプルユニット8は、後端基準フェンス72で用紙揃えされたスタックトレイ上の用紙Pの束をステイプル処理するもので、その詳細な説明は公知技術であるため省略する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる後処理装置における搬送経路の切り換えの動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。本実施の形態にかかる後処理装置は、ステイプル処理時と、ステイプル非処理時とがあり、下位の排紙実行部である第一のニップN1から上位の排紙実行部である第二のニップN2へ排紙経路を切り換える動作は、ステイプル非処理時のみになっている。先ず、ステイプル非処理時における排紙経路の切り換え動作について説明する。
図1において、切り換え制御部23は、画像形成装置または後処理装置に設けた入力手段で入力した薄手用紙や厚手用紙などの紙種情報や受け入れ枚数等を受信すると、その紙種情報に対応した「所定の高さY1」を記憶部24から取得する。ここでは、コシの弱い薄手用紙に対応した「所定の高さY1」を記憶部24から取得したものとする。
紙種情報が特定された用紙を受け入れ(S1)、搬送手段1による用紙の搬送を開始する(S2)。このとき用紙押えレバー51は用紙押え状態になっており、用紙高さ検出手段6からの「用紙高さ」が切り換え制御部23に向かって発信している。
用紙高さ検出手段6が検出した「用紙高さ」を受信した切り換え制御部23は、その「用紙高さ」と「所定の高さY1」とを比較し、現在の「用紙高さ」が「所定の高さY1」に達していない場合(S3;NO)、切り換え爪駆動用ソレノイド22に制御信号を送信して切り換え爪21を上側に切り換えて(S9)、受け入れた用紙Pを第三の搬送経路15に搬送する(S10)。予め切り換え爪21が上側に位置している場合、その状態を維持する。
切り換え制御部23は、搬送経路の切り換え動作と略同時に、排紙手段3の駆動モータ34を図1において時計回りに回転させ中間のローラ32を時計回りに駆動し(S11)、その中間のローラ32の回転で下位のローラ31が従動回転する。第三の搬送経路15から搬送されてきた用紙Pは、中間のローラ32と下位のローラ31とで形成された第一のニップN1で、排紙トレイ4へ排紙される(S12)。
紙種情報が特定された用紙すべての受け入れが終了したら(S8;NO)、一連の処理を終了し、紙種情報が特定された次の用紙がある場合(S8;YES)、S1に戻り、上述した一連の動作を繰り返す。
そして、S3において、用紙高さ検出手段6による現在の「用紙高さ」が「所定の高さY1」に達した場合(S3;YES)、切り換え爪駆動用ソレノイド22に制御信号を送信して切り換え爪21を下側に切り換えて(S4)、受け入れた用紙Pを第二の搬送経路14に搬送する(S5)。予め切り換え爪21が下側に位置している場合は、その状態を維持する。
上述したように、第二のニップN2から排紙を行っても排紙角度θeまたは排紙角度θaが維持できるようなコシの強い用紙の場合は、排紙の途中で排紙経路の切り換えを行わず、第二のニップN2から排紙を開始する。
上述したように、第二のニップN2から排紙を行っても排紙角度θeまたは排紙角度θaが維持できるようなコシの強い用紙の場合は、排紙の途中で排紙経路の切り換えを行わず、第二のニップN2から排紙を開始する。
切り換え制御部23は、搬送経路の切り換え動作と略同時に、排紙手段3の駆動モータ34を図1において反時計回りに回転を開始して中間のローラ32を駆動し(S6)、その中間のローラ32の回転で上位のローラ33が従動回転する。第二の搬送経路14から搬送されてきた用紙は、中間のローラ32と上位のローラ33とで形成された第二のニップN2で、排紙トレイ4へ排紙される(S7)。
紙種情報が特定された用紙すべての受け入れが終了したら(S8;NO)、一連の処理を終了し、紙種情報が特定された次の用紙がある場合(S8;YES)、S1に戻り、上述した一連の動作を繰り返す。そして、用紙高さ検出手段6で検出した「用紙高さ」が「積載上限の高さY2」に達した場合、切り換え制御部23は、用紙の受付を終了し、排紙トレイ4に用紙が満杯である旨の信号を画像形成装置側に送信する。
次に、ステイプル処理時の動作を説明する。
切り換え制御部23は、画像形成装置から綴じ枚数や綴じ位置などの信号を受信すると、切り換え爪駆動用ソレノイド22に制御信号を送信して切り換え爪21を上側に切り換えて、受け入れた用紙Pを第三の搬送経路15に搬送可能な状態を維持する。
切り換え制御部23は、画像形成装置から綴じ枚数や綴じ位置などの信号を受信すると、切り換え爪駆動用ソレノイド22に制御信号を送信して切り換え爪21を上側に切り換えて、受け入れた用紙Pを第三の搬送経路15に搬送可能な状態を維持する。
切り換え制御部23は、入り口搬送ローラ対11が一枚目の用紙を受け入れたら、排紙手段3の駆動モータ34を図1において時計回りに回転を開始して中間のローラ32を駆動し、第三の搬送経路15から搬送されてきた用紙Pを、中間のローラ32と下位のローラ31とで形成された第一のニップN1で、用紙Pの後端が第二の下ガイド板152上に載置されるまで、その一枚目の用紙Pを繰り出す。
一枚目の用紙Pを所定長さ送り出したら、切り換え制御部23は、排紙手段3の駆動モータ34を図1において反時計回りに回転を開始させると共に戻しコロ71を反時計回りに回転させて、中間のローラ32及び下位のローラ31と、戻しコロ71とで、その一枚目の用紙の後端が後端基準フェンス72に当接するまで引き戻す。この用紙引き戻し動作をステイプル処理工程では指示された回数実行する。
そして、後端基準フェンス72で用紙揃えされたスタックトレイ上の用紙の束に対し、ステイプルユニット8がステイプル処理を実行する。ステイプル処理が完了したら、切り換え制御部23は、排紙手段3の駆動モータ34を図1において時計回りに回転させると共に、戻しコロ71を時計回りに回転させ、ステイプル済みの用紙を排紙トレイ4に排紙する。
用紙積載上限の高さを検知する用紙満杯検知手段を兼用している用紙高さ検出手段6で検出した「用紙高さ」が「積載上限の高さY2」に達した場合、用紙の受付を拒否し、排紙トレイ4に用紙が満杯である旨の信号を画像形成装置側に送信して処理を終了する。
用紙積載上限の高さを検知する用紙満杯検知手段を兼用している用紙高さ検出手段6で検出した「用紙高さ」が「積載上限の高さY2」に達した場合、用紙の受付を拒否し、排紙トレイ4に用紙が満杯である旨の信号を画像形成装置側に送信して処理を終了する。
このように本実施の形態にかかる後処理装置は、排紙角度θaを、薄紙等のコシの弱い用紙Pの先端が緩斜面4bにひっかかって先端部が丸まる恐れのない角度にしてあることから、第一のニップN1から排紙された用紙Pは、先端部が丸まらずに排紙トレイ4上に載置されていく。その排紙された用紙は、急斜面4aにより自重で滑り落ちて、エンドフェンスである機枠mの後側面に当接して縦揃えする。
第一のニップN1から漸次用紙を排紙していくと、第一のニップN1から排紙された用紙の先端が急斜面4a側に着接して先端丸まりの恐れが生じるが、切り換え手段2は、閾値である「所定高さY1」に達した時点で、第一のニップN1より上位の第二のニップN2から用紙Pが排紙されるように切り換える。
排紙角度θeを、薄紙等のコシの弱い用紙の先端が、その最上段の緩斜面4b側の用紙面にひっかかって丸まる恐れのない角度にしてあることから、第二のニップN2から排紙された用紙は、先端丸まりが生じることなく排紙トレイ4上に載置されていく。その排紙された用紙Pは、急斜面4aにより自重で滑り落ちて、エンドフェンスである機枠mの後側面に当接して縦揃えする。
このように、本実施の形態にかかる後処理装置は、排紙トレイへの載置可能枚数を減らすことなく、薄紙等のコシの弱い用紙Pの場合でも、用紙Pの先端が用紙載置面にひっかかって先端部が丸まってしまう不具合を確実に解決できる。しかも、排紙された用紙を自重で滑落させる急斜面4aを設けて用紙の先端揃えができる好適な状態を維持しつつ、特に、急斜面4aを起因とした先端部の丸まりの発生を抑制できる。
本実施の形態の排紙トレイ4は、エンドフェンスである機枠mの後側面に当接して縦揃えさせる急斜面4aを設けたものを例示しているが、緩斜面4bのみの排紙トレイ4でも良い。この場合、「所定の高さY1」は、第一のニップN1から用紙載置面に正常に排紙可能な範囲内(第一のニップN1より下方となる)で設定される。
また、本実施の形態では、本発明の要部である排紙装置が組み込まれた後処理装置を例示したが、用紙Pに所望の画像を形成可能に構成されたインクジェット式や電子写真方式の画像形成装置に本発明の要部である排紙装置や上述した後処理装置を組み込んでも良い。
また、本実施の形態では、本発明の要部である排紙装置が組み込まれた後処理装置を例示したが、用紙Pに所望の画像を形成可能に構成されたインクジェット式や電子写真方式の画像形成装置に本発明の要部である排紙装置や上述した後処理装置を組み込んでも良い。
以上、本実施の形態にかかる後処理装置を説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1 搬送手段
11 入り口搬送ローラ
12 第一の搬送経路
13 中間搬送ローラ
14 第二の搬送経路
15 第三の搬送経路
151 第一の下ガイド板
152 第二の下ガイド板
2 切り換え手段
21 切り換え爪
22 切り換え爪駆動用ソレノイド
23 切り換え制御部
24 記憶部
3 排紙手段
31 下位のローラ
32 中間のローラ
33 上位のローラ
34 駆動モータ
4 排紙トレイ
4a 急斜面
4b 緩斜面
5 用紙押え手段
51 用紙押えレバー
6 用紙高さ検出手段
7 スタックトレイ部
71 戻しコロ
72 後端基準フェンス
8 ステイプルユニット
m 機枠
N1 第一のニップ
N2 第二のニップ
P 用紙
Y1 所定の高さ
Y2 積載上限の高さ
11 入り口搬送ローラ
12 第一の搬送経路
13 中間搬送ローラ
14 第二の搬送経路
15 第三の搬送経路
151 第一の下ガイド板
152 第二の下ガイド板
2 切り換え手段
21 切り換え爪
22 切り換え爪駆動用ソレノイド
23 切り換え制御部
24 記憶部
3 排紙手段
31 下位のローラ
32 中間のローラ
33 上位のローラ
34 駆動モータ
4 排紙トレイ
4a 急斜面
4b 緩斜面
5 用紙押え手段
51 用紙押えレバー
6 用紙高さ検出手段
7 スタックトレイ部
71 戻しコロ
72 後端基準フェンス
8 ステイプルユニット
m 機枠
N1 第一のニップ
N2 第二のニップ
P 用紙
Y1 所定の高さ
Y2 積載上限の高さ
Claims (12)
- 排紙トレイの用紙載置面に向かって用紙を排紙する排紙実行部を機枠側面にその上下方向に沿って複数設けた排紙手段と、
前記用紙載置面に積載された用紙の高さを検出する用紙高さ検出手段と、
その用紙高さ検出検出手段で検出した用紙の高さが所定の高さに達した際に、下位の前記排紙実行部から直近の上位の前記排紙実行部へ排紙経路を切り換える切り換え手段とを備えてなり、
前記排紙実行部と前記用紙載置面とを、夫々の前記排紙実行部で排紙される用紙と前記用紙載置面とのなす角度である排紙角度が、用紙の先端が用紙載置面に引っ掛かることで生じる用紙の丸まりが非発生な角度となるように設け、
前記所定の高さは、任意の高さの前記排紙実行部からの排紙が前記排紙角度を維持可能な範囲内で、または、任意の高さの前記排紙実行部から正常に排紙可能な範囲内で設定されることを特徴とする排紙装置。 - 前記用紙載置面は、前記機枠側面から突設され、積載された用紙が前記機枠側面に向かって滑落可能で前記排紙角度の維持が困難となる急斜面と、その急斜面と連続して形成され、前記排紙実行部から排紙される用紙の先端を着接させる緩斜面とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の排紙装置。
- 前記用紙載置面に積載された用紙をその都度上方から押え付ける用紙押え手段を備え、
前記用紙高さ検出手段は、前記用紙押え手段による用紙の押え位置の変化を利用して積載された用紙の高さを検出することを特徴とする請求項1または2に記載の排紙装置。 - 前記用紙高さ検出手段は、前記用紙載置面の積載上限の高さをも検知することを特徴とする請求項3に記載の排紙装置。
- 前記用紙載置面の積載上限の高さを検知する用紙満杯検知手段を備え、
前記用紙高さ検出手段は、前記用紙満杯検知手段を兼用していることを特徴とする請求項1または2に記載の排紙装置。 - 前記排紙手段は、用紙を挟入して搬入可能に上下方向に沿って並設された3つのローラを備え、前記3つのローラのうち、中間のローラが正逆回転駆動可能であり、前記排紙実行部は、前記3つのローラのうち、前記中間のローラとその下位のローラとで形成された第一のニップと、前記中間のローラとその上位のローラとで形成された第二のニップとでなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の排紙装置。
- 前記排紙手段は、用紙を搬入可能に上下方向に沿って並設された回転駆動可能な一対のローラが上下方向に沿って複数配設されてなり、前記排紙実行部は、その一対のローラが並設されて形成されたニップであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の排紙装置。
- 前記ニップは、前記用紙載置面に向かって用紙を繰り出し可能に斜設されていることを特徴とする請求項6または7に記載の排紙装置。
- 前記切り換え手段は、前記所定の高さの情報が用紙の種類毎に記憶され、その用紙の種類に対応した情報に基づいて用紙の高さが所定の高さに達したか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の排紙装置。
- 請求項1乃至9の何れか1項に記載の排紙装置と、
前記用紙を積載するスタックトレイと、
該スタックトレイに積載された用紙の束をステイプルするステイプルユニットと
を備え、
前記スタックトレイは、用紙を最下位の前記排紙実行部へ導く排紙経路の一部と兼用したことを特徴とする後処理装置。 - 用紙に画像を形成可能に構成されると共に請求項1乃至9の何れか1項に記載の排紙装置を組み込んだことを特徴とする画像形成装置。
- 用紙に画像を形成可能に構成されると共に請求項10に記載の後処理装置を組み込んだことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008323893A JP2010143728A (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 排紙装置、後処理装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008323893A JP2010143728A (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 排紙装置、後処理装置、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010143728A true JP2010143728A (ja) | 2010-07-01 |
Family
ID=42564553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008323893A Pending JP2010143728A (ja) | 2008-12-19 | 2008-12-19 | 排紙装置、後処理装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010143728A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8915566B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-12-23 | Riso Kagaku Corporation | Image forming apparatus |
JP2017197298A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート積載トレイ及びそれを備えたシート後処理装置並びに画像形成装置 |
-
2008
- 2008-12-19 JP JP2008323893A patent/JP2010143728A/ja active Pending
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