JP6263943B2 - 半田付け装置および半田付け方法 - Google Patents

半田付け装置および半田付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6263943B2
JP6263943B2 JP2013211494A JP2013211494A JP6263943B2 JP 6263943 B2 JP6263943 B2 JP 6263943B2 JP 2013211494 A JP2013211494 A JP 2013211494A JP 2013211494 A JP2013211494 A JP 2013211494A JP 6263943 B2 JP6263943 B2 JP 6263943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
solder
terminal
soldering
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013211494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015076496A (ja
Inventor
和裕 長谷川
和裕 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013211494A priority Critical patent/JP6263943B2/ja
Publication of JP2015076496A publication Critical patent/JP2015076496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6263943B2 publication Critical patent/JP6263943B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

本発明は、各種電子機器における多層基板等のランドにピン状端子を挿入して半田付けする半田付け装置および半田付け方法に関する。
従来、この種の半田付け方法として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された半田付け方法では、中心部に貫通孔を有する筒状半田鏝を使用し、ランドのスルーホールにピン状端子(端子ピンまたはリードピン)を挿入した上でランドに筒状半田鏝を押し当てるとともに、貫通孔に不活性気体を流すことで加熱気体を被半田付け部分に供給して予備加熱し、次いで筒状半田鏝の貫通孔の上部から糸半田片を投入してスルーホールとピン状端子との半田付けを行うようになっている。
特開2010−258000号公報
例えばパワーモジュール半導体素子の信号端子(ピン状端子)はコネクタ仕様にも対応させる必要があるため、端子の長さが大きく、必然的に基板(プリント基板)からの突出長も大きくなるため、特許文献1に記載されているような筒状半田鏝を用いたとしても半田付けがしにくい傾向にある。
より詳しくは、いわゆるスルーホール半田付けの場合、前もってランドのスルーホールにピン状端子を挿入する必要があるため、ピン状端子の挿入性を考慮するとスルーホールの径の縮小化にもおのずと限界があり、スルーホールの範囲内でピン状端子の位置が微妙にばらつくことがある。そのため、筒状半田鏝の貫通孔の上部から糸半田片を投入しても、糸半田片の落ちる位置を正確にコントロールできないだけでなく、ピン状端子の長さが大きいために糸半田片の直径と切断長さによっては糸半田片が落下途中で停滞したままとなり、半田接合部分に糸半田片を供給できないことがある。
また、特許文献1に記載された半田付け方法では、ランドは筒状半田鏝による直接加熱であるのに対して、ピン状端子は輻射熱による加熱となるので、これらの加熱方式の違いのためにランドとピン状端子の熱バランスが悪く、ピン状端子が昇温しにくい傾向にある。そのため、溶融した半田がスルーホールに供給される前に固まってしまい、スルーホールに半田を十分に供給することができずに半田付け不良が発生しやすくなる。
本発明はこのような課題に着目してなされたもので、上記のような筒状半田鏝の使用の下に正確にいわゆるスルーホール半田付けを行って、半田付けによる接合品質の向上とその安定化を図った半田付け装置および半田付け方法を提供するものである。
本発明は、基板のスルーホールに挿入されたピン状端子をスルーホールおよびその周囲のランドに半田付けする装置として、先端部を上記ランドに接触させた状態で半田付けを司る半田鏝が、内部に収容したピン状端子の外周面と接触して上記ランドとともにピン状端子を加熱する端子収容部と、この収容部の外側で上記ピン状端子の根元部に半田を供給する半田供給部と、を備えているものとした。
その上で、上記半田鏝は筒状のものであり、上記端子収容部は半田鏝の軸心に対して傾斜して形成されているものとした。
また、他の発明は、基板のスルーホールに挿入されたピン状端子をスルーホールおよびその周囲のランドに半田付けする方法として、先端部を上記ランドに接触させた状態で半田付けを司る半田鏝が、内部に収容したピン状端子の外周面と接触して上記ランドとともにピン状端子を加熱する端子収容部と、この収容部の外側で上記ピン状端子の根元部に半田を供給する半田供給部と、を備えているものとした。
その上で、根元部から略くの字状に折り曲げられたピン状端子を上記端子収容部で保持した状態で、上記半田供給部からピン状端子の折り曲げ部の外隅部に相当する位置に供給される半田をもって半田付けを施すようにした。
本発明によれば、ピン状端子の根元部に半田を正確に且つ安定して供給することができるので、半田付けによる接合品質が向上する。また、スルーホールを含むランドとピン状端子とを同時に且つ同じ温度で加熱することになるので、加熱バランスが良くなり、加熱が十分になさされることで半田の濡れ性も向上し、これによってもまた半田付けによる接合品質が向上する。
本発明に係る半田付け装置の第1の実施の形態を示す装置全体の概略構成説明図。 図1の半田付け装置による半田付け進捗状況を示す工程説明図。 図2の変形例を示す工程説明図。 本発明に係る半田付け装置の第2の実施の形態を示す図で、半田付け進捗状況を示す工程説明図。
図1〜3は本発明に係る半田付け装置を実施するためのより具体的な第1の形態を示し、特に図1は半田付け装置全体の概略構成を示している。また、図2は上記半田付け装置による半田付け進捗状況を数段階に分けて拡大して示している。
図1において、1は多層基板(例えばガラスエポキシ多層基板)あるいはスルーホール基板等のプリント配線が施された基板、2a,2bはスルーホール3を形成しつつ基板1の表裏両面に露出しているランド、4はスルーホール3に挿入されて半田付けの対象となるピン状端子である。そして、スルーホール3を含むランド2a,2bへのピン状端子4の半田付けを半田付け装置5が司っている。
図1に示すように、半田付け装置5は半田鏝6を主要素とし、この半田鏝6に半田投入手段としての半田定量投入装置7および押し込みロッド8を含むかたちで構成されている。半田付け装置5は例えば産業用ロボットその他の図示外の自動化機器に保持され、その姿勢および向きの調整が可能であるとともに、予めティーチングされた所定の軌跡に沿って動かされることになる。
半田鏝6は円筒状の鏝本体部9とこの鏝本体部9を囲繞しているヒータ10とから構成され、ヒータ10への通電制御により特に鏝本体部9の先端部側での温度が所定の温度となるように管理される。鏝本体部9の先端部にはピン状端子4のうち基板1からの突出長を受容するための端子収容部として端子受容孔11が形成されているとともに、端子受容孔11に近接するかたちで半田供給部として半田供給孔12が形成されている。端子受容孔11は鏝本体部9の軸心に対して所定角度傾斜した円形の非貫通孔として形成されているとともに、鏝本体部9の先端面9aに開口している。また、半田供給孔12は鏝本体部9の軸心方向と並行に円形の貫通孔として形成されている。そして、図2に拡大して示すように、端子受容孔11の開口端部に上記鏝本体部9の先端面9aに向かって末広がり形状のテーパ部13を形成してある。
半田鏝6の上部に配置された半田定量投入装置7は、自動繰り出し機能を備えたリール14に糸半田15が巻回されており、所定量ずつ定量繰り出しされた糸半田15がカッタ16にて切断されて、切断後の糸半田片15aが半田供給孔12の上端から自動投入される。半田供給孔12の孔径は糸半田片15aの直径よりもわずかに大きく形成されており、半田供給孔12の上端から投入された糸半田片15aは半田供給孔12内を自重落下して、後述するようにピン状端子4の根元部に供給される。ここで、糸半田片15aが半田供給孔12の途中で詰まって自重落下しないことが検出された場合には、必要に応じて押し込みロッド8が作動して糸半田片15aを強制的に押し込むことになる。
図2は上記半田付け装置5による半田付け進捗状況を数段階に分けて拡大して示している。
図1および図2の(A)に示すように、半田付け装置5による半田付けに先立って、基板1のスルーホール3に上方からピン状端子4が直立姿勢にて挿入される。ピン状端子4の挿入深さは下方の台座16によって規制される。
続いて、図2の(B)に示すように、先にスルーホール3に挿入されているピン状端子4に対し図1に示した半田付け装置5が上方から接近し(アプローチ動作)、鏝本体部9側の端子受容孔11にてピン状端子4を受容しながら、その鏝本体部9の先端面9aをランド2aに押し付ける。これにより、両者の相対位置決めがなされて、スルーホール3の軸心と鏝本体部9の軸心とは相互に一致することになる。
この場合において、ピン状端子4に接近する半田鏝6の動きの軌跡を制御し、テーパ部13にてピン状端子4の先端を案内しながら、基板1から上側のピン状端子4の突出長を端子受容孔11にてフルに受容した上で、スルーホール3の軸心と鏝本体部9の軸心とが相互に一致するようにして、鏝本体部9の先端面9aをランド2aに押し付ける。これにより、ピン状端子4は必然的に端子受容孔11の角度に倣うようにして、基板1に対する根元部から略くの字状に折り曲げられることになる。このように、テーパ部13があることによってピン状端子4の上端を確実に捕捉して、端子受容孔11にてスムーズにピン状端子4を受容することができる。
そして、ピン状端子4が略くの字状に折り曲げられたとしても、多かれ少なかれピン状端子4自体の自己弾性力による復元力が作用することから、ピン状端子4の少なくとも外周面の一部は端子受容孔11の内周面に接触するかたちとなる。さらに、この時点では予め鏝本体部9が所定温度となるように加熱されているので、ランド2aとピン状端子4はほぼ同時に両者が接触している鏝本体部9により直接加熱されて昇温し始める。
こうしてランド2aとピン状端子4とが所定温度まで昇温したところで、予め図1の半田定量投入装置7側にて定量的に切り出されている糸半田片15aが半田供給孔12の上端から投入される。ここで、図2の(C)に示すように、基板1側のランド2aと半田鏝6との相対位置決めがなされている状態では、略くの字状に折り曲げられたピン状端子4の屈曲部の外隅部に半田供給孔12の下端が一致していることから、先に述べたように半田供給孔12に投入された糸半田片15aは直ちにピン状端子4の根元部、すなわち略くの字状に折り曲げられたピン状端子4の屈曲部の外隅部に直接供給されることになる。
これにより、糸半田片15aはランド2aやピン状端子4からの熱を受けて溶融してスルーホール3側にも溶け込み、同図(D)に示すように、上面のランド2aだけでなく下面のランド2bにもフィレット(溶融した半田の盛り上がり)Fができるまで加熱する。
こうして所定時間加熱したならば半田鏝6は上昇してピン状端子4を解放し、スルーホール3を含む上下のランド2a,2bに対してピン状端子4がフィレットFをもっていわゆるスルーホール半田付けのかたちで半田付け接合される。
この場合において、半田鏝6が上昇する際の動きの軌跡を制御し、図2の(D)に示すように、端子受容孔11の軸線に沿って半田鏝6を上昇させれば、先に略くの字状に折り曲げられたピン状端子4はそのままの姿勢となる。
その一方、図3に示すように、半田鏝6を鏝本体部9の軸線に沿って真っ直ぐに上昇させれば、端子受容孔11とピン状端子4との相対移動に基づいてピン状端子4にはしごき力が加えられ、ピン状端子4は真直状態に矯正されることになる。
このように本実施に形態によれば、図2の(B),(C)に示したように、半田付けに先立ってピン状端子4を曲げることにより、そのピン状端子4の屈曲部の外隅部に半田供給スペースができるので、上方から糸半田片15aを自重落下させてピン状端子4の根元部に直接的に糸半田片15aを供給することができる。そのため、スルーホール3を含むランド2aとピン状端子4とを正確に且つ安定して半田付けすることができ、その半田付けによる接合品質が向上することになる。
そして、パワーモジュール半導体素子のピン状端子のように、コネクタ仕様にも対応させるべく端子の長さが大きい場合であっても、その半田付けに無理なく対応することができるようになる。
また、先に述べたように、半田付けに先立ってピン状端子4を曲げることにより、端子受容孔11にてピン状端子4を受容する際に両者の接触面が確保されて、そのピン状端子4をランド2aとともに鏝本体部9にて直接加熱することができるようになる。そのため、ピン状端子4も十分に加熱することができて、溶融した半田の濡れ性が向上し、これによってもまた半田付けによる接合品質が向上することになる。
さらに、先に述べたように、半田付けに先立ってピン状端子4を予め曲げたとしても、図3に示すように、半田鏝6が上昇する際の移動軌跡を制御すればピン状端子4を元の真直状態に矯正することができるから、ピン状端子4を曲げたことによる二次的不具合が発生することもない。
その上、上記第1の実施の形態では、半田鏝6の上部に付帯機器である半田定量投入装置7を設けてあるので、半田定量投入装置7が基板1上の実装部品と干渉することがなく、半田鏝6の動きの自由度を大きく確保できる利点がある。
図4は本発明に係る半田付け装置のより具体的な第2の実施の形態を示す図で、第1の実施の形態である図2と共通する部分には同一符号を付してある。
図4に示す第2の実施の形態では、同図(B)に示すように、半田鏝6における円筒状の鏝本体部19の軸線上に端子収容部として非貫通孔タイプの円形の端子受容孔21を形成してある。この端子受容孔21は鏝本体部19の先端面19aに開口しているとともに、端子受容孔21の開口端部に上記鏝本体部19の先端面19aに向かって末広がり形状のテーパ部23を形成してある。
また、鏝本体部19の先端部には半田供給部として鏝本体部19の軸線に対して所定角度傾斜する貫通孔タイプの円形の半田供給孔22を形成してある。この半田供給孔22は鏝本体部19の先端面19aに対し比較的近い位置にあり、半田供給孔22の下端は端子受容孔21と交差するようにテーパ部23に開口している。つまり、後述する図4の(C)に示すように、半田供給孔22から真直な糸半田25を挿入・供給した時にその糸半田25の先端がピン状端子4の根元に当接するように半田供給孔22の傾きが設定されている。
したがって、この第2の実施の形態では、図4の(A)に示すように、基板1のスルーホール3にピン状端子4を直立姿勢にて挿入した上で、半田鏝6を下降させ、テーパ部23にて案内しながら端子受容孔21にてピン状端子4を受容するとともに、鏝本体部19の先端面19aを上側のランド2aに押し付ける。
これにより、基板1側のスルーホール3と鏝本体部19とは軸線が一致することになり、例えばピン状端子4が曲がっていたような場合、あるいはピン状端子4がスルーホール3に対して芯ずれしているような場合でも、ピン状端子4がセンタリングされて、結果として鏝本体部19の先端面19aが上側のランド2aに接触するともに、ピン状端子4の外周面の少なくとも一部が鏝本体部19側の端子受容孔21の内周面と接触することになる。
さらに、この時点では予め鏝本体部19が所定温度となるように加熱されているので、ランド2aとピン状端子4はほぼ同時に両者が接触している鏝本体部19により直接加熱されて昇温し始める。
この状態で、図4の(C)に示すように、半田供給孔22から糸半田25を供給すると、その糸半田25の先端はピン状端子4の根元部に当接し、結果として半田付けをしたい部位に糸半田25が直接的に供給されることになる。そして、ピン状端子4やランド2aからの熱を受けて位置半田25が溶融してスルーホール3側にも溶け込み、同図(D)に示すように、上面のランド2aだけでなく下面のランド2bにもフィレット(溶融した半田の盛り上がり)Fができるまで加熱する。なお、ここでは、半田供給孔22から長尺な糸半田25を挿入・供給するようにしているが、先の第1の実施の形態と同様に、定量切り出しされた糸半田片を半田供給孔22から供給するようにしても良い。
こうして所定時間加熱したならば、同図の(D)に示すように、半田鏝6を鏝本体部19の軸線に沿って真っ直ぐに上昇させてピン状端子4を解放し、スルーホール3を含む上下のランド2a,2bに対してピン状端子4がフィレットFをもっていわゆるスルーホール半田付けのかたちで半田付け接合される。
この第2の実施の形態によれば、先の第1の実施の形態と同様の効果が得られるほか、予めスルーホール3に挿入されたピン状端子4が曲がっていたり、あるいはスルーホール3との間に芯ずれが生じているような場合でも、テーパ部23で案内しながら端子受容孔21がピン状端子4を受容することで、そのピン状端子4をセンタリグしつつピン状端子4の曲がりをある程度矯正することができる。
1…基板
2a,2b…ランド
3…スルーホール
4…ピン状端子
5…半田付け装置
6…半田鏝
7…半田投入手段としての半田定量投入装置
9…鏝本体部
10…ヒータ
11…端子収容部としての端子受容孔
12…半田供給部としての半田供給孔
13…テーパ部
15a…糸半田片
19…鏝本体部
21…端子収容部としての端子受容孔
22…半田供給部としての半田供給孔
23…テーパ部
25…糸半田

Claims (6)

  1. 基板のスルーホールに挿入されたピン状端子をスルーホールおよびその周囲のランドに半田付けする装置であって、
    先端部を上記ランドに接触させた状態で半田付けを司る半田鏝が、内部に収容したピン状端子の外周面と接触して上記ランドとともにピン状端子を加熱する端子収容部と、この収容部の外側で上記ピン状端子の根元部に半田を供給する半田供給部と、を備えていて、
    上記半田鏝は筒状のものであり、上記端子収容部は半田鏝の軸心に対して傾斜して形成されていることを特徴とする半田付け装置。
  2. 上記半田鏝の先端面に上記端子収容部が開口していて、この端子収容部の開口端部に上記半田鏝の先端面に向かって末広がり形状のテーパ部を形成してあることを特徴とする請求項1に記載の半田付け装置。
  3. 上記半田供給部は半田鏝の軸心方向に沿って形成された半田供給孔であり、
    この半田供給孔は上記ピン状端子の根元部に開口しているとともに、半田供給孔の長手方向の反開口側には当該半田供給孔に対して半田を投入する半田投入手段を設けてあることを特徴とする請求項2に記載の半田付け装置。
  4. 上記半田鏝は筒状のものであり、上記端子収容部は半田鏝の軸心方向に沿って形成されている一方、上記半田供給部はピン状端子の根元部で端子収容部と交差するように半田鏝の軸心に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半田付け装置。
  5. 基板のスルーホールに挿入されたピン状端子をスルーホールおよびその周囲のランドに半田付けする方法であって、
    先端部を上記ランドに接触させた状態で半田付けを司る半田鏝が、内部に収容したピン状端子の外周面と接触して上記ランドとともにピン状端子を加熱する端子収容部と、この収容部の外側で上記ピン状端子の根元部に半田を供給する半田供給部と、を備えていて、
    根元部から略くの字状に折り曲げられたピン状端子を上記端子収容部で保持した状態で、上記半田供給部からピン状端子の折り曲げ部の外隅部に相当する位置に供給される半田をもって半田付けを施すことを特徴とする半田付け方法
  6. 半田付けされたピン状端子を上記端子収容部が解放する際に、当該端子収容部はピン状端子を略真直状態に矯正しながら解放することを特徴とする請求項5に記載の半田付け方法。
JP2013211494A 2013-10-09 2013-10-09 半田付け装置および半田付け方法 Expired - Fee Related JP6263943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013211494A JP6263943B2 (ja) 2013-10-09 2013-10-09 半田付け装置および半田付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013211494A JP6263943B2 (ja) 2013-10-09 2013-10-09 半田付け装置および半田付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015076496A JP2015076496A (ja) 2015-04-20
JP6263943B2 true JP6263943B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=53001125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013211494A Expired - Fee Related JP6263943B2 (ja) 2013-10-09 2013-10-09 半田付け装置および半田付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6263943B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6004029B1 (ja) 2015-03-26 2016-10-05 株式会社アンド 半田処理装置
JP6902132B2 (ja) * 2015-10-01 2021-07-14 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 基板の製造方法及び基板の製造装置
JP6673664B2 (ja) * 2015-10-01 2020-03-25 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 基板の製造方法
JP2017112243A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 日本電産サンキョー株式会社 ヒータチップおよび半田付け装置
JP2017112242A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 日本電産サンキョー株式会社 半田付け装置
WO2018025787A1 (ja) * 2016-07-30 2018-02-08 株式会社パラット 半田付け装置および半田付け方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127665U (ja) * 1988-02-18 1989-08-31
JPH11245029A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Omron Corp ハンダ付け装置及びハンダ付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015076496A (ja) 2015-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6263943B2 (ja) 半田付け装置および半田付け方法
US20070102485A1 (en) Soldering method and apparatus
CN104221480B (zh) 电子零件安装方法及电子零件安装线
US20220369473A1 (en) Method for Soldering an Electronic Component to a Circuit Board by Jetting Liquefied Solder into a Through Hole
JP2008533744A (ja) マイクロ半田ポット
US6552277B1 (en) Techniques for forming a connection between a pin and a circuit board
WO2016153017A1 (ja) 半田処理装置
JP2009164173A (ja) 基板ユニットおよびその製造方法
JP6662569B2 (ja) フレキシブルプリント配線基板およびその実装方法
CN104170535A (zh) 电子部件的制造方法
US20170118845A1 (en) System and Method For Pressing Pre-Tin Shaping
WO2017166656A1 (zh) 印刷线路板及其制造方法
US5109147A (en) Soldering tip for magnetic wire hookup
CN113000966A (zh) 一种镀金引脚板间连接器的焊接方法
JP4900570B2 (ja) 電子部品の実装方法、はんだ付け装置および実装基板
JP2002280721A5 (ja)
US6353191B1 (en) Column grid array connector
JP2001129664A (ja) はんだコテ、はんだ付け方法およびはんだ付け装置
JP4830957B2 (ja) タインプレート及びこれを用いたコネクタ
CN110497057B (zh) 一种通过金属线引导焊接0201元件的方法
Illyefalvi-Vitez et al. Laser soldering for lead-free assembly
JP2005150525A (ja) 端子挿入型部材の実装構造および実装方法
US8276272B2 (en) Method for applying a connection material
JP2007317957A (ja) はんだボール、半導体装置及びはんだボールの製造方法
JP2022070305A (ja) プリント配線基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6263943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees