JP6261667B2 - 酸化グラフェン塩の作製方法 - Google Patents
酸化グラフェン塩の作製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6261667B2 JP6261667B2 JP2016133081A JP2016133081A JP6261667B2 JP 6261667 B2 JP6261667 B2 JP 6261667B2 JP 2016133081 A JP2016133081 A JP 2016133081A JP 2016133081 A JP2016133081 A JP 2016133081A JP 6261667 B2 JP6261667 B2 JP 6261667B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- graphene oxide
- solution
- precipitate
- graphene
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/58—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic compounds other than oxides or hydroxides, e.g. sulfides, selenides, tellurides, halogenides or LiCoFy; of polyanionic structures, e.g. phosphates, silicates or borates
- H01M4/583—Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
- H01M4/587—Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx for inserting or intercalating light metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/20—Graphite
- C01B32/21—After-treatment
- C01B32/23—Oxidation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y40/00—Manufacture or treatment of nanostructures
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/15—Nano-sized carbon materials
- C01B32/182—Graphene
- C01B32/184—Preparation
- C01B32/19—Preparation by exfoliation
- C01B32/192—Preparation by exfoliation starting from graphitic oxides
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/362—Composites
- H01M4/366—Composites as layered products
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/62—Selection of inactive substances as ingredients for active masses, e.g. binders, fillers
- H01M4/624—Electric conductive fillers
- H01M4/625—Carbon or graphite
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
- H01M10/0525—Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
グラフェン及びグラフェンを有する蓄電装置、並びに半導体装置に関する。
討されている。グラフェンとは、炭素で構成される六員環が平面方向に連続した炭素層で
あり、特に、当該炭素層が2層以上100層以下積層される場合を多層グラフェンという
。
るトランジスタのチャネル領域、ビア、配線等への応用に期待されている。
ラフェンを被覆している。
存在下で還元する方法がある。この方法において、酸化グラファイトを形成する方法とし
て、硫酸、硝酸及び塩素酸カリウムを酸化剤として用いる方法、硫酸及び過マンガン酸カ
リウムを酸化剤として用いる方法、塩素酸カリウム及び発煙硝酸を酸化剤として用いる方
法等がある(特許文献1参照)。
ファイトを用いてグラフェンを作製する方法として、Modified Hummers
法がある。図3を用いて、Modified Hummers法によりグラフェンを作製
する方法を説明する。
を含む混合液1を形成する。こののち、残留した酸化剤を除去するため、混合液1に過酸
化水素及び水を加え、混合液2を形成する。過酸化水素により、未反応の過マンガン酸カ
リウムが還元され、硫酸と反応し、硫酸マンガンを形成することができる。次に、ステッ
プS102に示すように、混合液2から酸化グラファイトを回収する。次に、ステップS
103に示すように、残留した酸化剤を除去するため、酸性溶液を用いて酸化グラファイ
トを洗浄する。次に、多量の水で酸化グラファイトを希釈し遠心分離し、ステップS10
4に示すように、酸化グラファイトから酸を分離し、酸化グラファイトを回収する。次に
、ステップS105に示すように、回収した酸化グラファイトを含む混合液に超音波を印
加し、酸化グラファイトを構成する酸化された炭素層を剥離し、酸化グラフェンを形成す
る。次に、ステップS106に示すように、不活性雰囲気で、炭素層に結合する酸素を還
元する還元処理を行うことで、グラフェンを得ることができる。
である。また、ステップS103を繰り返し行うことで、酸化グラファイトから酸を除去
することが可能であるが、その反面、酸の含有量が少なくなると、沈殿物である酸化グラ
ファイトと上澄み液に含まれる酸との分離が困難となり、酸化グラファイトの収率が減少
してしまう。これはグラフェンの収率の低下の原因となる。
活物質層には、活物質以外に導電助剤、バインダー等が含まれており、活物質層重量あた
りの放電容量の低減の原因である。さらには、活物質層に含まれるバインダーは、電解液
と接触すると膨潤してしまい、電極が変形し、破壊されやすい。
を、生産性を高く作製する方法を提供する。また、生産性高くグラフェンを作製すること
が可能な原料である酸化グラフェン塩を提供する。また、放電容量を向上させることが可
能であり、電気特性の良好な蓄電装置を提供する。また、信頼性及び耐久性の高い蓄電装
置を提供する。
てCnで表されるグラフェンと、上記一般式においてAで表される、グラフェンを構成す
る炭素と結合する、カルボニル基、カルボキシル基、または水酸基と、上記一般式におい
てBで表される、カルボニル基、カルボキシル基、または水酸基のいずれかと結合する、
アンモニウム基、アミノ基、またはアルカリ金属とを有する。
員環、九員環、十員環等の、六員環の一部の炭素結合が切断された多員環が形成される。
当該多員環を構成する炭素で囲まれた領域が間隙となる。
グラフェンとなる。このため、還元雰囲気または真空雰囲気において焼成することで、酸
化グラフェン塩を還元し、グラフェンを生成することができる。
第1の沈殿物を生成する。次に、酸性溶液を用いて、第1の沈殿物に含まれるアルカリ金
属塩を含む酸化剤を電離させ、第1の沈殿物からアルカリ金属塩を含む酸化剤を除去して
、第2の沈殿物を生成する。次に、第2の沈殿物と水を混合して混合液を形成した後、混
合液に超音波を印加して、または混合液を機械的に攪拌して、第2の沈殿物に含まれる、
グラファイトが酸化された酸化グラファイトから酸化グラフェンを分離し、酸化グラフェ
ンが分散する分散液を調製する。次に、分散液と、塩基性溶液及び有機溶媒とを混合し、
分散液に含まれる酸化グラフェン及び塩基性溶液に含まれる塩基を反応させ、酸化グラフ
ェン塩を生成することを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法である。
ト及び酸化剤を含む第1の沈殿物を有する第1の混合液を調製する。次に、第1の混合液
から、第1の沈殿物を回収した後、酸性溶液を用いて第1の沈殿物から酸化剤を除去して
、酸化グラファイトを含む第2の沈殿物を生成する。次に、第2の沈殿物と水を混合した
後、超音波を印加し、または機械的攪拌により、酸化グラファイトから酸化グラフェンを
分離し、酸化グラフェンが分散した第2の混合液を調製する。次に、第2の混合液に塩基
性溶液及び有機溶媒を混合し、第2の混合液に含まれる酸化グラフェンと塩基を反応させ
て酸化グラフェン塩を沈殿させ、酸化グラフェン塩を回収することを特徴とする酸化グラ
フェン塩の作製方法である。
ト及び酸化剤を含む第1の沈殿物を有する第1の混合液を調製する。次に、第1の混合液
から、第1の沈殿物を回収した後、酸性溶液を用いて第1の沈殿物から酸化剤を除去して
酸化グラファイトを含む第2の沈殿物を生成する。次に、第2の沈殿物と水を混合した後
、塩基性溶液及び有機溶媒を混合し、第2の沈殿物に含まれる酸化グラファイトと塩基を
反応させて酸化グラファイト塩を含む第3の沈殿物を生成する。次に、第3の沈殿物と水
を混合した後、超音波を印加し、または機械的攪拌により、第3の沈殿物に含まれる酸化
グラファイト塩から酸化グラフェン塩を分離し、前記酸化グラフェン塩が分散した第2の
混合液を調製し、前記第2の混合液に含まれる前記酸化グラフェン塩を回収することを特
徴とする酸化グラフェン塩の作製方法である。
ン塩を還元して、グラフェンを生成することを特徴とするグラフェンの作製方法である。
硝酸、硫酸及び塩素酸カリウムである。
水溶液、メチルアミン溶液、エタノールアミン溶液、ジメチルアミン溶液、またはトリメ
チルアミン溶液である。
混合した後、有機溶媒を混合することで、効率よく酸化グラファイト塩または酸化グラフ
ェン塩を沈殿させることができる。さらには、酸化グラファイト塩を含む混合液に超音波
を印加し、または機械的攪拌により酸化グラファイト塩から酸化グラフェン塩を分離させ
る。これらの方法により得られた酸化グラフェン塩を還元処理することで、グラフェンを
作製することができる。
生産性を高く作製することができる。また、グラフェンの原料である酸化グラフェン塩を
提供することができる。また、酸化グラフェン塩を用い、蓄電装置の正極または負極を作
製することで、蓄電装置の放電容量を向上させることができる。また、蓄電装置の正極ま
たは負極に含まれるバインダーの代わりに上記グラフェンを用いることで、蓄電装置の信
頼性及び耐久性を高めることができる。
る態様で実施することが可能であり、趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及
び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は、
以下の実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
本実施の形態では、本発明の一である酸化グラフェン塩について説明する。
Cnで表されるグラフェンと、上記一般式においてAで表される、グラフェンを構成する
炭素と結合する、カルボニル基、カルボキシル基、または水酸基と、上記一般式において
Bで表される、カルボニル基、カルボキシル基、または水酸基のいずれかと結合する、ア
ンモニウム基、アミノ基、またはアルカリ金属とを有する。
員環、九員環、十員環等の、六員環の一部の炭素結合が切断された多員環が形成される。
当該多員環を構成する炭素で囲まれた領域が間隙となる。
なお、当該具体例は、一般式(G2)〜一般式(G9)に限定されない。
グラフェンとなる。このため、正極または負極の活物質と酸化グラフェン塩を混合し、還
元雰囲気または真空雰囲気において焼成することで、正極または負極の活物質層を形成す
ると共に、酸化グラフェン塩を還元しグラフェンとすることができる。
本実施の形態では、実施の形態1に示す酸化グラフェン塩、及びグラフェンまたは多層グ
ラフェンの作製方法について、図1を用いて説明する。
図である。
ステップS111に示すように、グラファイトを酸化剤により酸化し、酸化グラファイト
を形成する。
は塩素酸カリウム及び発煙硝酸を用いる。ここでは、グラファイトと、硫酸及び過マンガ
ン酸カリウムを混合し、グラファイトを酸化する。さらに水を加えて、酸化グラファイト
を含む混合液1を形成する。
。過酸化水素により、未反応の過マンガン酸カリウムが還元され、硫酸と反応し、硫酸マ
ンガンを形成することができる。硫酸マンガンは水溶性であるため、水に不溶である酸化
グラファイトと分離できる。
次に、ステップS112に示すように、混合液1から酸化グラファイトを回収する。混合
液1を、濾過、遠心分離、透析等のいずれか一以上を行うことで、混合液1から酸化グラ
ファイトを含む沈殿物1を回収する。なお、沈殿物1には未反応のグラファイトを含む。
次に、ステップS113に示すように、酸性溶液を用いて酸化グラファイトを含む沈殿物
1から、金属イオン及び硫酸イオンを除去する。ここでは、酸化グラファイトを含む沈殿
物1に含まれる、酸化剤由来の金属イオンを酸性溶液に溶解させることで、酸化グラファ
イトから金属イオン及び硫酸イオンを除去することができる。
液中ではカルボニル基、カルボキシル基、水酸基等の官能基を有する。このため、酸化グ
ラファイトは酸性溶液に溶解せず、沈殿物として分離が可能である。一方、中性または塩
基性溶液中では、酸化グラファイトが有するカルボニル基、カルボキシル基、水酸基等の
官能基が電離しやすく、カルボニルイオン、カルボキシルイオン、水酸化物イオン等とな
って、中性または塩基性溶液に溶解しやすくなる。のちに得られるグラフェンの収量の低
下の原因となるため、酸化グラファイトの洗浄には酸性溶液を用いる。
的には塩酸で当該処理を行うと、残留した酸性溶液が後の乾燥工程において容易に除去さ
れるため好ましい。
液を混合した後、濾過、遠心分離、透析等のいずれか一以上を行う方法、濾紙上に沈殿物
1を設け、沈殿物1に酸性溶液を流す方法等がある。ここでは、濾紙上に沈殿物1を設け
、酸性溶液を用いて沈殿物1から金属イオン及び硫酸イオンを洗い流し、酸化グラファイ
トを含む沈殿物2を回収する。なお、沈殿物2には未反応のグラファイトを含む。
次に、ステップS114に示すように、沈殿物2を水と混合し、沈殿物2が分散する混合
液2を調製する。次に、混合液2に含まれる酸化グラファイトを構成する酸素を含む炭素
層をそれぞれ分離し、酸化グラフェンを分散させる。酸化グラファイトから酸化グラフェ
ンを分離させる方法としては、超音波の印加、機械的攪拌等がある。なお、酸化グラフェ
ンが分散する混合液を混合液3とする。
に広がっており、一部に、七員環、八員環、九員環、十員環等の、六員環の一部の炭素結
合が切断された多員環が形成される。当該多員環を構成する炭素で囲まれた領域が間隙と
なる。また、六員環または多員環を構成する炭素にカルボニル基、カルボキシル基、また
は水酸基が結合する。なお、分散する酸化グラフェンの代わりに、多層酸化グラフェンが
分散してもよい。多層酸化グラフェンは、六員環または多員環を構成する炭素にカルボニ
ル基、カルボキシル基、または水酸基が結合する炭素層(酸化グラフェン)が2層以上1
00層以下で構成される。
次に、ステップS115に示すように、混合液3を濾過、遠心分離、透析等のいずれか一
以上を行うことで、酸化グラフェンを含む混合液と、グラファイトを含む沈殿物3とに分
離し、酸化グラフェンを含む混合液を回収する。なお、酸化グラフェンを含む混合液を混
合液4とする。なお、酸化グラフェンは、水等の極性を有する混合液中においては、カル
ボニル基、カルボキシル基、または水酸基に含まれる酸素がマイナスに帯電するため、異
なる酸化グラフェン同士が凝集しにくく、分散する。
次に、ステップS116に示すように、混合液4に塩基性溶液を混合し、酸化グラフェン
塩を生成した後、有機溶媒を加え、沈殿物4として酸化グラフェン塩が沈殿する混合液5
を調製する。
化グラフェンと中和反応する塩基を含む混合液が好ましく、代表的には、水酸化ナトリウ
ム水溶液、水酸化カリウム水溶液、アンモニア水溶液、メチルアミン溶液、エタノールア
ミン溶液、ジメチルアミン溶液、トリメチルアミン溶液等がある。
的には、アセトン、メタノール、エタノール等がある。
次に、ステップS117に示すように、混合液5を、濾過、遠心分離、透析等のいずれか
一以上を行うことで、溶媒と、酸化グラフェン塩を含む沈殿物4とに分離し、酸化グラフ
ェン塩を含む沈殿物4を回収する。
ルボキシル基、または水酸基に、アンモニウム基、アミノ基、アルカリ金属等が結合して
いる。なお、酸化グラフェン塩は2層以上100層以下積層されていてもよい。このよう
な積層された酸化グラフェン塩を多層酸化グラフェン塩という。
なお、ステップS116の後、ステップS118に示すように、酸化グラフェン塩を含む
混合液5を、基体上に設けた後、酸化グラフェン塩を還元処理することで、グラフェンを
生成することができる。なお、グラフェンの代わりに、多層グラフェンが生成される場合
もある。
、ディップ法、スプレー法、電気泳動法等がある。また、これらの方法を複数組み合わせ
てもよい。例えば、ディップ法により、基体上に酸化グラフェン塩を含む混合液を設けた
後、スピンコート法と同様に基体を回転させることで、酸化グラフェン塩を含む混合液の
厚さの均一性を高めることができる。
気で、150℃以上、好ましくは200℃以上の温度で加熱する。加熱する温度が高い程
、また、加熱する時間が長いほど、酸化グラフェン塩が還元されやすく、純度の高い(す
なわち、炭素以外の元素の濃度の低い)グラフェンが得られる。なお、グラフェンの代わ
りに、多層グラフェンが得られる場合もある。
酸化グラファイトは、スルホン基等も結合しているが、この分解(脱離)は、300℃前
後で開始する。したがって、酸化グラフェン塩の還元は300℃以上で行うことが好まし
い。
となる。また、当該還元処理において、酸素の脱離により、グラフェンには多員環を構成
する炭素で囲まれた領域で間隙が形成される。更には、グラフェン同士が基体の表面に対
して、平行に重なり合う。この結果、多層グラフェンが形成される。
る。酸素の割合が低い程、グラフェンまたは多層グラフェンの導電性を高めることができ
る。また、酸素の割合を高める程、グラフェンまたは多層グラフェンにおいてイオンの通
路となる間隙をより多く形成することができる。
とができる。また、グラフェン若しくは多層グラフェンを、生産性高く作製することがで
きる。
本実施の形態では、実施の形態2と異なる方法により、実施の形態1に示す酸化グラフェ
ン塩、及びグラフェンまたは多層グラフェンを作製する方法について、図2を用いて説明
する。本実施の形態では、酸化グラファイト塩を形成した後、酸化グラファイト塩を構成
する炭素層を分離させ、酸化グラフェン塩を生成することを特徴とする。
図である。
ステップS121に示すように、グラファイトを酸化剤により酸化し、酸化グラファイト
を形成する。さらに水を加えて、酸化グラファイトを含む混合液11を形成する。なお、
ステップS121は、実施の形態2に示すステップS111と同様に行えばよい。
次に、ステップS122に示すように、混合液11から酸化グラファイトを回収する。混
合液11を、濾過、遠心分離、透析等のいずれか一以上を行うことで、混合液11から酸
化グラファイトを含む沈殿物11を回収する。なお、沈殿物11には未反応のグラファイ
トを含む。また、ステップS122は実施の形態2に示すステップS112と同様に行え
ばよい。
次に、ステップS123に示すように、酸性溶液を用いて酸化グラファイトを含む沈殿物
11から、金属イオン及び硫酸イオンを除去する。このとき、金属イオン及び硫酸イオン
を除去した沈殿物を沈殿物12とする。なお、沈殿物12には未反応のグラファイトを含
む。
次に、ステップS124に示すように、沈殿物12を水と混合した後、塩基性溶液を混合
し、酸化グラファイト塩を生成した後、有機溶媒を加え、沈殿物13である酸化グラファ
イト塩が沈殿する混合液12を調製する。塩基性溶液及び有機溶媒としては、実施の形態
2に示すステップS116で用いた塩基性溶液及び有機溶媒をそれぞれ選択して用いれば
よい。
次に、ステップS125に示すように、混合液12を、濾過、遠心分離、透析等のいずれ
か一以上を行うことで、有機溶媒と、酸化グラファイト塩を含む沈殿物13とに分離し、
酸化グラファイト塩を含む沈殿物13を回収する。
次に、ステップS126に示すように、沈殿物13を水と混合し、沈殿物13が分散する
混合液13を形成する。次に、混合液13に含まれる酸化グラファイト塩を構成する炭素
層をそれぞれ分離し、酸化グラフェン塩を分散させる。酸化グラファイト塩から酸化グラ
フェン塩を分離させる方法としては、超音波の印加、機械的攪拌等がある。なお、酸化グ
ラフェン塩が分散する混合液を混合液14とする。なお、酸化グラフェン塩の代わりに、
多層酸化グラフェン塩が生成される場合もある。
次に、ステップS127に示すように、混合液14を、濾過、遠心分離、透析等のいずれ
か一以上を行うことで、酸化グラフェン塩を含む沈殿物14を沈殿させ、酸化グラフェン
塩を含む沈殿物14を回収する。
127は実施の形態2に示すステップS117と同様に行えばよい。
なお、ステップS126の後、ステップS128に示すように、酸化グラフェン塩を含む
混合液14を、基体上に設けた後、酸化グラフェン塩を還元処理することで、グラフェン
または多層グラフェンを生成することができる。
形態2に示すステップS118と同様に行えばよい。
とができる。また、グラフェン若しくは多層グラフェンを、生産性高く作製することがで
きる。
本実施の形態では、蓄電装置の電極の構造及び作製方法について説明する。
質層203が形成される。
活物質と活物質層は区別される。
ができる。また、負極集電体201は、箔状、板状、網状等の形状を適宜用いることがで
きる。
いる。負極活物質の代表例としては、リチウム、アルミニウム、グラファイト、シリコン
、錫、及びゲルマニウムなどがある。または、リチウム、アルミニウム、グラファイト、
シリコン、錫、及びゲルマニウムから選ばれる一以上を含む化合物がある。なお、負極集
電体201を用いず負極活物質層203を単体で負極として用いてもよい。負極活物質と
して、グラファイトと比較すると、ゲルマニウム、シリコン、リチウム、アルミニウムの
方が、理論容量が大きい。金属イオンを吸蔵する容量が大きいと負極活物質量を低減する
ことが可能であり、コストの節減及び金属イオン二次電池、代表的にはリチウムイオン二
次電池の小型化につながる。
は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、ストロンチウム、バリ
ウム等のアルカリ土類金属イオン、ベリリウムイオン、またはマグネシウムイオン等があ
る。
オンの吸蔵放出が可能な粒子状の負極活物質211と、当該負極活物質211の複数を覆
いつつ、当該負極活物質211が内部に詰められたグラフェンまたは多層グラフェン21
3とを有する。複数の負極活物質211の表面を異なるグラフェンまたは多層グラフェン
213が覆う。また、一部において、負極活物質211が露出していてもよい。
質層203は、負極活物質211、及び該負極活物質211を内包する、グラフェンまた
は多層グラフェン213を有する。グラフェンまたは多層グラフェン213は断面図にお
いては線状で観察される。同一のグラフェンまたは複数のグラフェンにより、複数の負極
活物質を内包する。または、同一の多層グラフェンまたは複数の多層グラフェンにより、
複数の負極活物質を内包する。なお、グラフェンまたは多層グラフェンは袋状になってお
り、該内部において、複数の負極活物質を内包する場合がある。また、グラフェンまたは
多層グラフェンは、一部開放部があり、当該領域において、負極活物質が露出している場
合がある。
10倍以下のアセチレンブラック粒子や1次元の拡がりを有するカーボン粒子(カーボン
ナノファイバー等)、公知のバインダーを有してもよい。
負極活物質層203表面にリチウム層を形成することで、負極活物質層203にリチウム
をプレドープすることができる。または、負極活物質層203の表面にリチウム箔を設け
ることで、負極活物質層203にリチウムをプレドープすることができる。
ある。このため、充放電により、負極活物質層が脆くなり、負極活物質層の一部が崩落し
てしまい、この結果蓄電装置の信頼性が低下する。しかしながら、負極活物質211の周
辺をグラフェンまたは多層グラフェン213で覆うことで、負極活物質が充放電により体
積膨張しても、負極活物質の分散や負極活物質層の崩落を妨げることが可能である。即ち
、グラフェンまたは多層グラフェンは、充放電にともない負極活物質の体積が増減しても
、負極活物質同士の結合を維持する機能を有する。
質及び導電助剤としても機能する。また、キャリアイオンの吸蔵放出が可能な負極活物質
を保持する機能を有する。このため、負極活物質層にバインダーを混合する必要が無く、
負極活物質層当たりの負極活物質量を増加させることが可能であり、さらには、活物質と
しても機能するため、蓄電装置の放電容量を高めることができる。
上に、当該スラリーを塗布した後、実施の形態2または実施の形態3に示すグラフェンま
たは多層グラフェンの作製方法と同様に、還元雰囲気での加熱により還元処理を行って、
負極活物質を焼成すると共に、酸化グラフェン塩から酸素の一部を脱離させ、グラフェン
または多層グラフェンに間隙を形成する。なお、酸化グラフェン塩に含まれる酸素は全て
還元されず、一部の酸素はグラフェンまたは多層グラフェンに残存する。以上の工程によ
り、負極集電体201上に負極活物質層203を形成することができる。
。負極活物質層203は、表面が凹凸状である負極活物質221と、当該負極活物質22
1の表面を覆うグラフェンまたは多層グラフェン223を有する。
1bとを有する。凸部221bは、円柱状、角柱状等の柱状、円錐状または角錐状の針状
等の形状を適宜有する。なお、凸部の頂部は湾曲していてもよい。また、負極活物質22
1は、負極活物質211と同様に、キャリアであるイオン、代表的にはリチウムイオンの
吸蔵放出が可能な負極活物質を用いて形成される。なお、共通部221a及び凸部221
bが同じ材料を用いて構成されてもよい。または、共通部221a及び凸部221bが異
なる材料を用いて構成されてもよい。
倍程度まで増える。このため、充放電により、負極活物質221が脆くなり、負極活物質
層203の一部が崩落してしまい、蓄電装置の信頼性が低下する。しかしながら、負極活
物質221の周辺をグラフェンまたは多層グラフェン223で覆うことで、シリコンが充
放電により体積膨張しても、負極活物質の分散や負極活物質層203の崩落が低減するた
め、蓄電装置の信頼性を高めることができると共に、耐久性を高めることができる。
反応し、負極の表面に被膜が形成される。当該被膜はSEI(Solid Elctro
lyte Interface)と呼ばれ、電極と電解質の反応を和らげ、安定化させる
ために必要であると考えられている。しかしながら、当該被膜が厚くなると、キャリアイ
オンが負極に吸蔵されにくくなり、電極と電解液間のキャリアイオン伝導性の低下及びそ
れに伴う放電容量の低減、電解液の消耗などの問題がある。
の膜厚の増加を抑制することが可能であり、放電容量の低下を抑制することができる。
る。または、塗布法、スパッタリング法、蒸着法などにより膜状の負極活物質を設けた後
、選択的に除去して、凹凸状の負極活物質を負極集電体上に設ける。または、リチウム、
アルミニウム、グラファイト、及びシリコンで形成される箔または板の表面を一部除去し
て凹凸状の負極集電体及び負極活物質とする。または、リチウム、アルミニウム、グラフ
ァイト、及びシリコンで形成される網を負極及び負極集電体として用いることができる。
。負極活物質上に酸化グラフェン塩を含む混合液を設ける方法としては、塗布法、スピン
コート法、ディップ法、スプレー法、電気泳動法等がある。次に、実施の形態2に示すグ
ラフェンまたは多層グラフェンの作製方法と同様に、還元雰囲気での加熱により還元処理
を行って、負極活物質に設けられた酸化グラフェン塩から酸素の一部を脱離させ、グラフ
ェンまたは多層グラフェンに間隙を形成する。なお、酸化グラフェン塩に含まれる酸素は
全て脱離されず、脱離しなかった酸素はグラフェンまたは多層グラフェンに残存する。以
上の工程により、負極活物質221の表面にグラフェンまたは多層グラフェン223が被
覆された負極活物質層203を形成することができる。
で、凹凸状の負極活物質の表面に均一な膜厚のグラフェンまたは多層グラフェンを被覆さ
せることができる。
集電体上に、シリコンで形成された、凹凸状の負極活物質(以下、シリコンウィスカーと
いう。)を設けることができる。
極活物質層として用いることで、イオンの貯蔵及び放出に伴う体積変化に強い(例えば、
体積膨張に伴う応力を緩和する)ため、繰り返しの充放電によって、負極活物質層が微粉
化及び剥離することを防止でき、サイクル特性がさらに向上した蓄電装置を作製すること
ができる。
に優れた結晶性を有する領域が集電体と広範囲に接している。そのため、負極全体の導電
性をさらに向上させることができ、さらに高速な充放電が可能となり、充放電容量がさら
に向上した蓄電装置を作製することができる。
、非晶質な領域である外殻と、を有してもよい。
張に伴う応力を緩和する)という特色を有する。また、芯である結晶性を有する構造は、
導電性及びイオン移動度に優れており、イオンを貯蔵する速度及び放出する速度が単位質
量あたりで速いという特徴と有する。従って、芯及び外殻を有するシリコンウィスカーを
負極活物質層として用いることで、高速に充放電が可能となり、充放電容量及びサイクル
特性が向上した蓄電装置を作製することができる。
倍程度まで増える。このため、充放電により、負極活物質層が脆くなり、負極活物質層の
一部が崩落してしまい、この結果蓄電装置の信頼性が低下する。しかしながら、シリコン
ウィスカーの表面にグラフェンまたは多層グラフェンが被覆されると、シリコンウィスカ
ーの体積膨張による負極活物質層の崩落が低減するため、蓄電装置の信頼性を高めること
ができると共に、耐久性を高めることができる。
質層309が形成される。
料を用いることができる。また、正極集電体307は、箔状、板状、網状等の形状を適宜
用いることができる。
V2O5、Cr2O5、MnO2等を材料として用いることができる。
II),Mn(II),Co(II),Ni(II)の一以上)を用いることができる。
一般式LiMPO4の代表例としては、LiFePO4、LiNiPO4、LiCoPO
4、LiMnPO4、LiFeaNibPO4、LiFeaCobPO4、LiFeaM
nbPO4、LiNiaCobPO4、LiNiaMnbPO4(a+bは1以下、0<
a<1、0<b<1)、LiFecNidCoePO4、LiFecNidMnePO4
、LiNicCodMnePO4(c+d+eは1以下、0<c<1、0<d<1、0<
e<1)、LiFefNigCohMniPO4(f+g+h+iは1以下、0<f<1
、0<g<1、0<h<1、0<i<1)等のリチウム化合物を材料として用いることが
できる。
Ni(II)の一以上)のリチウム含有複合酸化物を用いることができる。一般式Li2
MSiO4の代表例としては、Li2FeSiO4、Li2NiSiO4、Li2CoS
iO4、Li2MnSiO4、Li2FekNilSiO4、Li2FekColSiO
4、Li2FekMnlSiO4、Li2NikColSiO4、Li2NikMnlS
iO4(k+lは1以下、0<k<1、0<l<1)、Li2FemNinCoqSiO
4、Li2FemNinMnqSiO4、Li2NimConMnqSiO4(m+n+
qは1以下、0<m<1、0<n<1、0<q<1)、Li2FerNisCotMnu
SiO4(r+s+t+uは1以下、0<r<1、0<s<1、0<t<1、0<u<1
)等のリチウム化合物を材料として用いることができる。
イオン、ベリリウムイオン、またはマグネシウムイオンの場合、正極活物質層309とし
て、上記リチウム化合物及びリチウム含有複合酸化物において、リチウムの代わりに、ア
ルカリ金属(例えば、ナトリウムやカリウム等)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム等)、ベリリウム、またはマグネシウムを用いてもよい。
オンの吸蔵放出が可能な粒子状の正極活物質321と、当該正極活物質321の複数を覆
いつつ、当該正極活物質321が内部に詰められたグラフェンまたは多層グラフェン32
3とを有する。複数の正極活物質321の表面を異なるグラフェンまたは多層グラフェン
323が覆う。また、一部において、正極活物質321が露出していてもよい。
321内を電子が移動するため、正極活物質321の粒径はより小さい方が好ましい。
極活物質321の表面に炭素膜が被覆されていなくとも十分な特性が得られるが、炭素膜
が被覆されている正極活物質と、グラフェンまたは多層グラフェン323とを共に用いる
と、電子が正極活物質間をホッピングしながら伝導するためより好ましい。
質層309は、正極活物質321、及び該正極活物質321を覆うグラフェンまたは多層
グラフェン323を有する。グラフェンまたは多層グラフェン323は断面図においては
線状で観察される。同一のグラフェンまたは複数のグラフェンにより、複数の正極活物質
を内包する。または、同一の多層グラフェンまたは複数の多層グラフェンにより、複数の
正極活物質を内包する。なお、グラフェンまたは多層グラフェンは袋状になっており、該
内部において、複数の正極活物質を内包する場合がある。また、グラフェンまたは多層グ
ラフェンは、一部に開放部があり、当該領域において、正極活物質が露出している場合が
ある。
離が生じないように、正極活物質層309の厚さを適宜調整することが好ましい。
10倍以下のアセチレンブラック粒子や1次元の拡がりを有するカーボン粒子(カーボン
ナノファイバー等)、公知のバインダーを有してもよい。
ある。このため、充放電により、正極活物質層が脆くなり、正極活物質層の一部が崩落し
てしまい、蓄電装置の信頼性が低下する。しかしながら、正極活物質の周辺をグラフェン
または多層グラフェン323で覆うことで、正極活物質が充放電により体積膨張しても、
正極活物質の分散や正極活物質層の崩落を妨げることが可能である。即ち、グラフェンま
たは多層グラフェンは、充放電にともない正極活物質の体積が増減しても、正極活物質同
士の結合を維持する機能を有する。
助剤としても機能する。また、キャリアイオンの吸蔵放出が可能な正極活物質321を保
持する機能を有する。このため、正極活物質層にバインダーを混合する必要が無く、正極
活物質層当たりの正極活物質量を増加させることが可能であり、蓄電装置の放電容量を高
めることができる。
上に、当該スラリーを塗布した後、実施の形態2に示すグラフェンまたは多層グラフェン
の作製方法と同様に、還元雰囲気での加熱により還元処理を行って、正極活物質を焼成す
ると共に、酸化グラフェン塩に含まれる酸素を脱離させ、グラフェンまたは多層グラフェ
ン323に間隙を形成する。なお、酸化グラフェン塩に含まれる酸素は全て還元されず、
一部の酸素はグラフェンまたは多層グラフェン323に残存する。以上の工程により、正
極集電体307上に正極活物質層309を形成することができる。この結果、正極活物質
層の導電性が高まる。
ェン塩は互いに分散する。このため、スラリーに含まれる正極活物質が凝集しにくくなり
、焼成による正極活物質の粒径の増大を抑制することができる。このため、正極活物質内
の電子の移動が容易となり、正極活物質層の導電性を高めることができる。
本実施の形態では、蓄電装置の作製方法について説明する。
用いて説明する。ここでは、リチウムイオン二次電池の断面構造について、以下に説明す
る。
る負極411と、正極集電体401及び正極活物質層403で構成される正極405と、
負極411及び正極405で挟持されるセパレータ413とで構成される。なお、セパレ
ータ413中には電解質415が含まれる。また、負極集電体407は外部端子419と
接続し、正極集電体401は外部端子417と接続する。外部端子419の端部はガスケ
ット421に埋没されている。即ち、外部端子417、419は、ガスケット421によ
って絶縁されている。
負極活物質層203を適宜用いて形成すればよい。
07及び正極活物質層309を適宜用いることができる。
ルロース(紙)、ポリエチレン、ポリプロピレン等がある。
する材料を用いる。電解質の溶質の代表例としては、LiClO4、LiAsF6、Li
BF4、LiPF6、Li(C2F5SO2)2N等のリチウム塩がある。
イオン、ベリリウムイオン、またはマグネシウムイオンの場合、電解質415の溶質とし
て、上記リチウム塩において、リチウムの代わりに、アルカリ金属(例えば、ナトリウム
やカリウム等)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウム、ストロンチウム、バリウム等
)、ベリリウム、またはマグネシウムを用いてもよい。
質415の溶媒としては、非プロトン性有機溶媒が好ましい。非プロトン性有機溶媒の代
表例としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート
、ジエチルカーボネート、γーブチロラクトン、アセトニトリル、ジメトキシエタン、テ
トラヒドロフラン等があり、これらの一つまたは複数を用いることができる。また、電解
質415の溶媒としてゲル化される高分子材料を用いることで、漏液性を含めた安全性が
高まる。また、リチウムイオン二次電池400の薄型化及び軽量化が可能である。ゲル化
される高分子材料の代表例としては、シリコンゲル、アクリルゲル、アクリロニトリルゲ
ル、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、フッ素系ポリマー等がある。
電解質415として固体電解質を用いる場合は、セパレータ413は不要である。
ることができる。
ン二次電池を示したが、封止型リチウムイオン二次電池、円筒型リチウムイオン二次電池
、角型リチウムイオン二次電池等様々な形状のリチウムイオン二次電池とすることができ
る。また、正極、負極、及びセパレータが複数積層された構造、正極、負極、及びセパレ
ータが捲回された構造であってもよい。
い。これらのため、小型化及び軽量化が可能である。また、充放電の繰り返しによる劣化
が少なく、長期間の使用が可能であり、コスト削減が可能である。
に、外部端子417に、正極405、セパレータ413、ガスケット421、負極411
、及び外部端子419の順に積層し、「コインかしめ機」で外部端子417及び外部端子
419をかしめてコイン型のリチウムイオン二次電池を作製することができる。
、スペーサ、及びワッシャを入れて、外部端子417及び正極405の接続、並びに外部
端子419及び負極411の接続をより高めてもよい。
本発明の一態様に係る蓄電装置は、電力により駆動する様々な電気機器の電源として用い
ることができる。
デスクトップ型或いはノート型のパーソナルコンピュータ、DVD(Digital V
ersatile Disc)などの記録媒体に記憶された静止画または動画を再生する
画像再生装置、携帯電話、携帯型ゲーム機、携帯情報端末、電子書籍、ビデオカメラ、デ
ジタルスチルカメラ等のカメラ、電子レンジ等の高周波加熱装置、電気炊飯器、電気洗濯
機、エアコンディショナーなどの空調設備、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気冷凍冷蔵庫、
DNA保存用冷凍庫、透析装置などが挙げられる。また、蓄電装置からの電力を用いて電
動機により推進する移動体なども、電気機器の範疇に含まれるものとする。上記移動体と
して、例えば、電気自動車、内燃機関と電動機を併せ持った複合型自動車(ハイブリッド
カー)、電動アシスト自転車を含む原動機付自転車などが挙げられる。
て、本発明の一態様に係る蓄電装置を用いることができる。或いは、上記電気機器は、上
記主電源や商用電源からの電力の供給が停止した場合に、電気機器への電力の供給を行う
ことができる蓄電装置(無停電電源と呼ぶ)として、本発明の一態様に係る蓄電装置を用
いることができる。或いは、上記電気機器は、上記主電源や商用電源からの電気機器への
電力の供給と並行して、電気機器への電力の供給を行うための蓄電装置(補助電源と呼ぶ
)として、本発明の一態様に係る蓄電装置を用いることができる。
明の一態様に係る蓄電装置5004を用いた電気機器の一例である。具体的に、表示装置
5000は、TV放送受信用の表示装置に相当し、筐体5001、表示部5002、スピ
ーカー部5003、蓄電装置5004等を有する。本発明の一態様に係る蓄電装置500
4は、筐体5001の内部に設けられている。表示装置5000は、商用電源から電力の
供給を受けることもできるし、蓄電装置5004に蓄積された電力を用いることもできる
。よって、停電などにより商用電源から電力の供給が受けられない時でも、本発明の一態
様に係る蓄電装置5004を無停電電源として用いることで、表示装置5000の利用が
可能となる。
装置、電気泳動表示装置、DMD(Digital Micromirror Devi
ce)、PDP(Plasma Display Panel)、FED(Field
Emission Display)などの、半導体表示装置を用いることができる。
、全ての情報表示用表示装置が含まれる。
3を用いた電気機器の一例である。具体的に、照明装置5100は、筐体5101、光源
5102、蓄電装置5103等を有する。図7では、蓄電装置5103が、筐体5101
及び光源5102が据え付けられた天井5104の内部に設けられている場合を例示して
いるが、蓄電装置5103は、筐体5101の内部に設けられていても良い。照明装置5
100は、商用電源から電力の供給を受けることもできるし、蓄電装置5103に蓄積さ
れた電力を用いることもできる。よって、停電などにより商用電源から電力の供給が受け
られない時でも、本発明の一態様に係る蓄電装置5103を無停電電源として用いること
で、照明装置5100の利用が可能となる。
が、本発明の一態様に係る蓄電装置は、天井5104以外、例えば側壁5105、床51
06、窓5107等に設けられた据え付け型の照明装置に用いることもできるし、卓上型
の照明装置などに用いることもできる。
る。具体的には、白熱電球、蛍光灯などの放電ランプ、LEDや有機EL素子などの発光
素子が、上記人工光源の一例として挙げられる。
発明の一態様に係る蓄電装置5203を用いた電気機器の一例である。具体的に、室内機
5200は、筐体5201、送風口5202、蓄電装置5203等を有する。図7では、
蓄電装置5203が、室内機5200に設けられている場合を例示しているが、蓄電装置
5203は室外機5204に設けられていても良い。或いは、室内機5200と室外機5
204の両方に、蓄電装置5203が設けられていても良い。エアコンディショナーは、
商用電源から電力の供給を受けることもできるし、蓄電装置5203に蓄積された電力を
用いることもできる。特に、室内機5200と室外機5204の両方に蓄電装置5203
が設けられている場合、停電などにより商用電源から電力の供給が受けられない時でも、
本発明の一態様に係る蓄電装置5203を無停電電源として用いることで、エアコンディ
ショナーの利用が可能となる。
示しているが、室内機の機能と室外機の機能とを1つの筐体に有する一体型のエアコンデ
ィショナーに、本発明の一態様に係る蓄電装置を用いることもできる。
いた電気機器の一例である。具体的に、電気冷凍冷蔵庫5300は、筐体5301、冷蔵
室用扉5302、冷凍室用扉5303、蓄電装置5304等を有する。図7では、蓄電装
置5304が、筐体5301の内部に設けられている。電気冷凍冷蔵庫5300は、商用
電源から電力の供給を受けることもできるし、蓄電装置5304に蓄積された電力を用い
ることもできる。よって、停電などにより商用電源から電力の供給が受けられない時でも
、本発明の一態様に係る蓄電装置5304を無停電電源として用いることで、電気冷凍冷
蔵庫5300の利用が可能となる。
機器は、短時間で高い電力を必要とする。よって、商用電源では賄いきれない電力を補助
するための補助電源として、本発明の一態様に係る蓄電装置を用いることで、電気機器の
使用時に商用電源のブレーカーが落ちるのを防ぐことができる。
うち、実際に使用される電力量の割合(電力使用率と呼ぶ)が低い時間帯において、蓄電
装置に電力を蓄えておくことで、上記時間帯以外において電力使用率が高まるのを抑える
ことができる。例えば、電気冷凍冷蔵庫5300の場合、気温が低く、冷蔵室用扉530
2、冷凍室用扉5303の開閉が行われない夜間において、蓄電装置5304に電力を蓄
える。そして、気温が高くなり、冷蔵室用扉5302、冷凍室用扉5303の開閉が行わ
れる昼間において、蓄電装置5304を補助電源として用いることで、昼間の電力使用率
を低く抑えることができる。
<グラファイトの酸化>
はじめに、2gのグラファイトと92mlの濃硫酸を混合し混合液A1を調製した。次に
、氷浴中で撹拌しながら混合液A1に12gの過マンガン酸カリウムを加え、混合液A2
を調製した。次に、氷浴を取り除き、室温で2時間撹拌した後、35℃で30分放置し、
グラファイトを酸化し、酸化グラファイトを有する混合液A3を得た。
次に、氷浴中で撹拌しながら混合液A3に184mlの純水を加え、混合液A4を得た。
次に、およそ98℃のオイルバス中で、混合液A4を15分撹拌し、反応させた後、撹拌
しながら混合液A4に580mlの純水及び36mlの過酸化水素水(濃度30wt%)
を加えて、未反応の過マンガン酸カリウムを失活させ、可溶性の硫酸マンガン及び酸化グ
ラファイトを有する混合液A5を得た。
次に、目の粗さが0.1μmのメンブレンフィルタを使用して、混合液A5を吸引濾過し
た後、沈殿物A1を得た。次に、沈殿物A1及び3wt%の塩酸を混合して、混合液中に
マンガンイオン、カリウムイオン、硫酸イオンが溶解する混合液A6を得た。次に、混合
液A6を吸引濾過して、酸化グラファイトを有する沈殿物A2を得た。
沈殿物A2に500mlの純水を混合し、混合液A7を得た後、混合液A7に周波数40
kHzの超音波を1時間印加し、酸化グラファイトを構成する炭素層をそれぞれ剥離し、
酸化グラフェンを生成した。なお、酸化グラフェンの代わりに多層酸化グラフェンが生成
される場合もある。
次に、4000rpmでおよそ30分遠心分離を行い、酸化グラフェンを含む上澄み液を
回収した。当該上澄み液を混合液A8とする。
次に、混合液A8に、アンモニア水を加えおよそpH11となるように調整し、混合液A
9を調製した。この後、混合液A9に2500mlのアセトンを加え混合し混合液A10
を得た。このとき、混合液A8に含まれていた酸化グラフェンは、アンモニア水に含まれ
るアンモニアと反応し、酸化グラフェン塩として沈殿物A3となった。なお、酸化グラフ
ェン塩の代わりに、多層酸化グラフェン塩が生成される場合もある。
沈殿物A3を室温の真空雰囲気で乾燥させ、酸化グラフェン塩を回収した。
次に、電池を作製した。電池の作製方法を以下に示す。
O4)粒子及び上記工程によって得た酸化グラフェン塩を混合した正極活物質層を形成し
た。
酸鉄(Fe2CO4・2H2O)、及びリン酸二水素アンモニウム(NH4H2PO4)
を1:2:2のモル比で秤量をおこない、湿式ボールミル(ボール径3mm、溶媒として
アセトンを使用)で回転数を400rpmとし、2時間の粉砕及び混合をおこなった。
のち、再度、湿式ボールミル(ボール径3mm)で回転数を400rpmとし、2時間の
粉砕及び混合を行った。その後、窒素雰囲気で600℃、10時間の焼成を行った。
合計重量の約3倍の重量のNMPとを混合して、集電体に塗布し、120℃で60分間真
空乾燥した後、円形に打ち抜き、真空中300℃で8時間乃至10時間加熱して、活物質
層の厚さが11μmである正極を作製した。なお、酸化グラフェン塩は導電助剤及びバイ
ンダーとして用いた。
積比1:1)に、1mol/lの六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を溶解させたも
のを電解液とし、ポリプロピレンセパレータをセパレータとして用いて、電池1を作製し
た。
作製した電池1の放電特性を測定した後、充電特性を測定した。なお、放電レート及び充
電レートは0.2Cとした。充電の終止条件は定電圧4.3Vとした。
値を示し、縦軸に充放電時の電圧を示す。曲線501は電池1の放電特性、曲線503は
電池1の充電特性を示す。電池1は、正極活物質であるLiFePO4の理論容量値に近
い165mAh/gの放電容量を示すことがわかる。
セチレンブラックを用い、バインダーとしてPVDFを用いた正極を有する比較電池1の
充放電特性を測定した。放電レートは0.2C、充電レートは1Cとした。充電の終止条
件は定電圧4.3Vとした。また、電池1と同様に形成した85wt%のリン酸鉄リチウ
ム粒子、8wt%のアセチレンブラック、及び7wt%のPVDFと、それら合計重量の
約2倍の重量のNMPとを混合して、集電体に塗布し、120℃で1時間、真空乾燥した
後、ローラーで圧着し、活物質とアセチレンブラックの密着性を高めた。この後、円形に
打ち抜いて厚さ32.4μmの正極活物質層を有する正極とした。負極、電解質、及びセ
パレータは、電池1と同様とした。
を示す。
質に酸化グラフェン塩を用いることで、単位重量当たりの正極活物質量を増加させること
ができ、電池の放電容量を理論放電容量に近づけることができることがわかる。
たグラフェンについて、NMRを用いて測定した結果について、説明する。
300℃の真空雰囲気で10時間焼成し、酸化グラフェン塩の還元処理を行った試料であ
る。
の作製方法を示す。
、氷浴中で撹拌しながら混合液A11に12gの過マンガン酸カリウムを加え、混合液A
12を得た。次に、氷浴を取り除き、室温で2時間撹拌した後、35℃で30分放置しグ
ラファイトを酸化し、酸化グラファイトを有する混合液A13を得た。
。次に、およそ95℃のオイルバス中で、混合液A14を15分撹拌し、反応させた後、
撹拌しながら混合液A14に560mlの純水及び36mlの過酸化水素水(濃度30w
t%)を加えて、過マンガン酸カリウムを失活させ、可溶性の硫酸マンガン及び酸化グラ
ファイト有する混合液A15を得た。
酸を混合して硫酸を取り除き、酸化グラファイトを有する混合液A16を得た。
取り除いた。また、沈殿物に再び純水を加えて遠心分離を行い、上澄み液を取り除く作業
を複数回繰り返した。上澄み液が取り除かれた混合液A16のpHがおよそ5〜6になっ
たところで、超音波処理を2時間行い、酸化グラファイトを剥離し、酸化グラフェンが分
離する混合液A17を得た。
のガラスチューブオーブンで10時間加熱し、酸化グラフェンの酸素を還元し、一部の酸
素を脱離させ、グラフェンを得た。
トを図9に示し、分析結果を以下に示す。図9において、曲線601は試料1の13C−
NMRチャートであり、曲線603は比較試料1の13C−NMRチャートであり、曲線
605は試料2の13C−NMRチャートである。
608は脂肪族炭素を示す。試料1は比較試料1と比較してカルボニル炭素を示すシグナ
ル606にシフトが見られるものの、芳香族炭素を示すシグナル607及び脂肪族炭素を
示すシグナル608に大きな違いは見られないことから、実施例1で得られた酸化グラフ
ェン塩は従来の酸化グラフェンの炭素骨格と同様であることがわかる。
なっており、炭素に結合する酸素の還元が進行していることが分かる。
図10に示す。なお、図10では、ピーク位置を比較するために各曲線を表示しており、
縦軸の透過率は任意単位である。
ル、曲線615は試料2の赤外吸収スペクトルを示す。
基の吸収を示すピークである。このことから、試料1は、カルボキシル基を有さず、アン
モニウム基を有することがわかる。一方、比較試料1は、カルボキシル基を有することが
わかる。また、曲線615から、還元処理を行うことにより、カルボキシル基及びアンモ
ニウム基が脱離することが分かる。
当該酸化グラフェン塩を還元処理することで、グラフェンを作製できることが分かる。
従来の方法で作製したグラフェンについて、X線光電子分光法(XPS:X−ray P
hotoelectron Spectroscopy)及びCHN元素分析(Elem
ental Analysis(Carbon,Hydrogen,Nitrogen)
を用いて測定した。
はじめに、1gのグラファイトと46mlの濃硫酸を混合し混合液A21を調製した。次
に、氷浴中で撹拌しながら混合液A21に6gの過マンガン酸カリウムを加え、混合液A
22を調製した。次に、氷浴を取り除き、室温で2時間撹拌した後、35℃で30分反応
させて、酸化グラファイトを有する混合液A23を得た。
次に、氷浴中で撹拌しながら混合液A23に92mlの純水を加え、混合液A24を得た
。次に、およそ95℃のオイルバス中で、混合液A24を15分撹拌し、反応させた後、
撹拌しながら混合液A24に280mlの純水及び18mlの過酸化水素水(濃度30w
t%)を加えて、過マンガン酸カリウムを失活させ、可溶性の硫酸マンガン及び酸化グラ
ファイトを有する混合液A25を得た。
次に、目の粗さが0.1μmのメンブレンフィルタを使用して、混合液A25を吸引濾過
して沈殿物A21を得た。次に、沈殿物A21に3%塩酸を加えて撹拌した混合液A26
を吸引濾過して、酸化グラファイトを有する沈殿物A22を得た。
沈殿物A22に純水を加えて混合液A27を得た後、混合液A27に周波数40kHzの
超音波を1時間印加し、酸化グラファイトを構成する炭素層をそれぞれ剥離し、酸化グラ
フェンを生成した。なお、酸化グラフェンの代わりに多層酸化グラフェンが生成される場
合もある。
次に、4000rpmでおよそ30分遠心分離を行い、酸化グラフェンを含む上澄み液を
回収した。当該上澄み液を混合液A28とする。
次に、混合液A28に、アンモニア水を加えておよそpH11となるように調整し、混合
液A29を調製した。この後、混合液A29にアセトンを加え混合した。このとき、混合
液A28に含まれていた酸化グラフェンは、アンモニア水に含まれるアンモニアと反応し
、酸化グラフェン塩として沈殿物A23となった。なお、酸化グラフェン塩の代わりに、
多層酸化グラフェン塩が生成される場合もある。
沈殿物A23を室温の真空雰囲気で乾燥させ、酸化グラフェン塩を回収した。
ェンの酸素を還元し、一部の酸素を脱離させ、グラフェンを得た。
試料2の作製方法を示す。
製した。次に、氷浴中で撹拌しながら混合液A31に1.5gの過マンガン酸カリウムを
加え、混合液A32を得た。次に、氷浴を取り除き、室温で2時間撹拌した後、35℃で
30分反応させて、酸化グラファイトを有する混合液A33を得た。
。次に、およそ95℃のオイルバス中で、混合液A34を15分撹拌し、反応させた後、
撹拌しながら混合液A34に70mlの純水及び4.5mlの過酸化水素水(濃度30w
t%)を加えて、過マンガン酸カリウムを失活させ、酸化グラファイトを有する混合液A
35を得た。
して沈殿物A31を得た。次に、沈殿物A31に3%塩酸を加えて撹拌した混合液A36
を吸引濾過して、酸化グラファイトを有する沈殿物A32を得た。
0分遠心分離して、酸化グラファイトを含む上澄み液を回収した。当該上澄み液を混合液
A38とする。
行い、上澄み液を取り除いた。また、沈殿物に再び純水を加えて遠心分離を行い、上澄み
液を取り除く作業を複数回繰り返した。上澄み液が取り除かれた混合液A38のpHがお
よそ5〜6になった所で、周波数40kHzの超音波を1時間印加し、酸化グラファイト
を剥離し、酸化グラフェンが分散された混合液A39を得た。
エバポレータで混合液A39の水を除去し、得られた残留物を室温真空乾燥して、酸化グ
ラフェンを得た。
組成をXPSを用いて測定した結果を表1に示す。本実施例のXPSでは、測定装置とし
てPHI社製QuanteraSXMを、X線源としては単色化AlKα線(1.486
keV)を用いた。
また、試料3を加熱処理することで、酸化グラフェンに含まれる酸素の含有量を低減でき
ることがわかる。また、試料3及び比較試料2を比較すると、試料3の方が酸素濃度が少
ない。この結果から、本実施例により、酸化グラフェンにおける酸素の含有量を低減する
ことができる。
をCHN元素分析を用いて測定した結果を表2に示す。本実施例のCHN元素分析では、
炭素、水素、及び窒素の測定においては、測定装置としてエレメンタール社製vario
ELを、酸素の測定においては、堀場製作所社製EMGA−920を用いた。なお、表1
は各元素の組成である。一方、表2は各元素の含有率であり、各試料に水素が含まれてい
るため、炭素及び酸素の値が表1と異なる。
料3を加処理熱することで、酸化グラフェンに含まれる水素の含有量を低減できることが
わかる。
た酸化グラフェンに含まれる硫黄及び塩素の含有量について、酸素燃焼−イオンクロマト
グラフ法及びラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ法を用いて測定した。
はじめに、4gのグラファイトと138mlの濃硫酸を混合し混合液A41を調製した。
次に、氷浴中で撹拌しながら混合液A41に18gの過マンガン酸カリウムを加え、混合
液A42を調製した。次に、氷浴を取り除き、室温で2時間撹拌した後、35℃で30分
反応させて、酸化グラファイトを有する混合液A43を得た。
た。次に、およそ95℃のオイルバス中で、混合液A44を15分撹拌し、反応させた後
、撹拌しながら混合液A44に400mlの水及び54mlの過酸化水素水(濃度30w
t%)を加えて、過マンガン酸カリウムを失活させ、混合液A45を得た。
過して沈殿物A41を得た。次に、沈殿物A41に3%塩酸を加えて撹拌した混合液A4
6を吸引濾過して、酸化グラファイトを有する沈殿物A42を得た。
数40kHzの超音波を1時間印加し、酸化グラファイトを構成する炭素層をそれぞれ剥
離し、酸化グラフェンを生成した。なお、酸化グラフェンの代わりに多層酸化グラフェン
が生成される場合もある。
次に、9000rpmで遠心分離して、沈殿した酸化グラフェンを回収した。また、沈殿
物に再び同量の純水を加えて遠心分離して上澄み液を取り除く作業を合計1回、或いは4
回、7回、10回になるよう繰り返して沈殿物を得た。それぞれ沈殿物A41、沈殿物A
42、沈殿物A43、沈殿物A44とする。
pH11となるように調整し、混合液A48を調製した。この後、混合液A48にアセト
ンを加えて混合した。このとき、混合液A48に含まれていた酸化グラフェンは、アンモ
ニア水に含まれるアンモニアと反応し、酸化グラフェン塩として沈殿物A45となった。
なお、酸化グラフェン塩の代わりに、多層酸化グラフェン塩が生成される場合もある。こ
の後、混合液A48を吸引濾過して沈殿物A45を得た。
ら水を除去し、残留物を乳鉢粉砕し、得られた粉末を室温真空乾燥して、比較試料3、比
較試料4、比較試料5、比較試料6を得た。また、沈殿物A45に対して同様の工程を得
て、試料5を得た。
比較試料5、比較試料6に含まれる塩素を測定した。ここでは、三菱化学アナリテック社
製のQF−02を用いて各試料を燃焼した。また、フラスコ燃焼−イオンクロマトグラフ
法を用いて、上記に含まれる硫黄を測定した。ここでは、硬質ガラスを用いて各試料を燃
焼した。また、イオンクロマトグラフ装置としてダイオネクス社製DX−AQ−1120
を用いた。各試料における塩素及び硫黄の含有率を表3に示す。
料3と比較して、比較試料4では硫黄の含有量が低下したが、比較試料5及び比較試料6
においては、硫黄の含有量が変化していない。このことから、塩酸の混合による硫酸の洗
浄回数を増やしても、具体的には7回以上行っても、酸化グラフェンに含まれる塩素及び
硫黄の含有量を低減することが困難である。一方、比較試料4と比較して、試料5は塩素
及び硫黄の含有量が低減している。このことから、酸化グラフェンを含む液体に、塩基性
溶液及び有機溶媒を混合し、酸化グラフェン及び塩基性溶液に含まれる塩基を反応させ、
酸化グラフェン塩を形成することで、酸化グラフェンに含まれる硫黄及び塩素の含有率を
さらに低減することが可能である。
Claims (10)
- グラファイトとアルカリ金属塩を含む酸化剤とを溶液中で混合して、第1の沈殿物を生成し、
酸性溶液を用いて前記第1の沈殿物から前記アルカリ金属塩を含む酸化剤を除去して、第2の沈殿物を生成し、
前記第2の沈殿物と水とを混合して、第1の混合液を調製し、
前記第1の混合液に超音波を印加して、または前記第1の混合液を機械的に攪拌して、酸化グラフェンが分散した第2の混合液を調製し、
前記第2の混合液と塩基性溶液とを混合して、前記第2の混合液に含まれる前記酸化グラフェンと前記塩基性溶液に含まれる塩基とを反応させ、酸化グラフェン塩を生成した後、有機溶媒を加えることで前記酸化グラフェン塩を沈殿させることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法であって、
前記塩基性溶液は、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、アンモニア水溶液、メチルアミン溶液、エタノールアミン溶液、ジメチルアミン溶液、またはトリメチルアミン溶液であることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - グラファイトと酸化剤とを溶液中で混合して、酸化グラファイト及び前記酸化剤を含む第1の沈殿物を生成し、
酸性溶液を用いて前記第1の沈殿物から前記酸化剤を除去して、前記酸化グラファイトを含む第2の沈殿物を生成し、
前記第2の沈殿物と水とを混合して、前記酸化グラファイトから酸化グラフェンを分離し、前記酸化グラフェンが分散した第1の混合液を調製し、
前記第1の混合液と塩基性溶液とを混合して、前記第1の混合液に含まれる前記酸化グラフェンと前記塩基性溶液に含まれる塩基とを反応させ、酸化グラフェン塩を生成した後、有機溶媒を加えることで前記酸化グラフェン塩を沈殿させることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法であって、
前記塩基性溶液は、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、アンモニア水溶液、メチルアミン溶液、エタノールアミン溶液、ジメチルアミン溶液、またはトリメチルアミン溶液であることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - 請求項2において、
前記酸化グラファイトからの前記酸化グラフェンの分離は、前記第2の沈殿物と前記水とを混合した後に、超音波を印加するまたは機械的に攪拌することで行われることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - グラファイトとアルカリ金属塩を含む酸化剤とを溶液中で混合して、第1の沈殿物を生成し、
酸性溶液を用いて前記第1の沈殿物から前記アルカリ金属塩を含む酸化剤を除去して、第2の沈殿物を生成し、
前記第2の沈殿物と水とを混合して、第1の混合液を調製し、
前記第1の混合液に塩基性溶液を加え、前記第2の沈殿物に含まれる酸化グラファイトと前記塩基性溶液に含まれる塩基とを反応させた後、有機溶媒を加えることで、酸化グラファイト塩を含む第3の沈殿物を生成し、
前記第3の沈殿物と水とを混合して、第2の混合液を調製し、
前記第2の混合液に超音波を印加して、または前記第2の混合液を機械的に攪拌して、前記第3の沈殿物から酸化グラフェン塩を分離することを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - グラファイトと酸化剤とを溶液中で混合して、酸化グラファイト及び前記酸化剤を含む第1の沈殿物を生成し、
酸性溶液を用いて前記第1の沈殿物から前記酸化剤を除去して、前記酸化グラファイトを含む第2の沈殿物を生成し、
前記第2の沈殿物と水とを混合して、第1の混合液を調製し、
前記第1の混合液に塩基性溶液を加え、前記第2の沈殿物に含まれる前記酸化グラファイトと前記塩基性溶液に含まれる塩基とを反応させた後、有機溶媒を加えることで、酸化グラファイト塩を含む第3の沈殿物を生成し、
前記第3の沈殿物と水とを混合して、前記第3の沈殿物から酸化グラフェン塩を分離することを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - 請求項5において、
前記第3の沈殿物からの前記酸化グラフェン塩の分離は、前記第3の沈殿物と前記水とを混合した後に、超音波を印加するまたは機械的に攪拌することで行われることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - 請求項4乃至請求項6のいずれか一項において、
前記塩基性溶液は、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、アンモニア水溶液、メチルアミン溶液、エタノールアミン溶液、ジメチルアミン溶液、またはトリメチルアミン溶液であることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、
前記酸化剤は、硝酸及び塩素酸カリウムを含む、硫酸及び過マンガン酸カリウムを含む、または硝酸、硫酸及び塩素酸カリウムを含むことを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一項において、
前記酸性溶液は、塩酸、希硫酸、または硝酸であることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、
前記有機溶媒は、アセトン、メタノール、またはエタノールであることを特徴とする酸化グラフェン塩の作製方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011179215 | 2011-08-18 | ||
| JP2011179217 | 2011-08-18 | ||
| JP2011179215 | 2011-08-18 | ||
| JP2011179217 | 2011-08-18 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012174577A Division JP6001949B2 (ja) | 2011-08-18 | 2012-08-07 | グラフェンの作製方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017171657A Division JP6487510B2 (ja) | 2011-08-18 | 2017-09-07 | 酸化グラファイト塩の作製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016222535A JP2016222535A (ja) | 2016-12-28 |
| JP6261667B2 true JP6261667B2 (ja) | 2018-01-17 |
Family
ID=47712801
Family Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012174577A Expired - Fee Related JP6001949B2 (ja) | 2011-08-18 | 2012-08-07 | グラフェンの作製方法 |
| JP2016133081A Expired - Fee Related JP6261667B2 (ja) | 2011-08-18 | 2016-07-05 | 酸化グラフェン塩の作製方法 |
| JP2017171657A Expired - Fee Related JP6487510B2 (ja) | 2011-08-18 | 2017-09-07 | 酸化グラファイト塩の作製方法 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012174577A Expired - Fee Related JP6001949B2 (ja) | 2011-08-18 | 2012-08-07 | グラフェンの作製方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017171657A Expired - Fee Related JP6487510B2 (ja) | 2011-08-18 | 2017-09-07 | 酸化グラファイト塩の作製方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20130045156A1 (ja) |
| JP (3) | JP6001949B2 (ja) |
| CN (2) | CN105600776B (ja) |
| TW (2) | TWI573762B (ja) |
| WO (1) | WO2013024727A1 (ja) |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9218916B2 (en) | 2011-06-24 | 2015-12-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Graphene, power storage device, and electric device |
| WO2013031526A1 (en) | 2011-08-26 | 2013-03-07 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Power storage device |
| KR102693192B1 (ko) | 2011-09-30 | 2024-08-09 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 양극, 리튬 이차 전지, 전기 자동차, 하이브리드 자동차, 이동체, 시스템, 및 전기 기기 |
| CN103035922B (zh) | 2011-10-07 | 2019-02-19 | 株式会社半导体能源研究所 | 蓄电装置 |
| US9487880B2 (en) | 2011-11-25 | 2016-11-08 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Flexible substrate processing apparatus |
| JP6184421B2 (ja) | 2011-12-21 | 2017-08-23 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア | 相互接続された波状炭素系網状体 |
| JP5719859B2 (ja) | 2012-02-29 | 2015-05-20 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 蓄電装置 |
| CA2866250C (en) | 2012-03-05 | 2021-05-04 | Maher F. El-Kady | Capacitor with electrodes made of an interconnected corrugated carbon-based network |
| US9225003B2 (en) | 2012-06-15 | 2015-12-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing storage battery electrode, storage battery electrode, storage battery, and electronic device |
| US9490472B2 (en) | 2013-03-28 | 2016-11-08 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing electrode for storage battery |
| US20150147642A1 (en) | 2013-11-26 | 2015-05-28 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Boron-doped graphene sheet as sodium-ion battery anode |
| JP2016013958A (ja) | 2013-12-02 | 2016-01-28 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 素子、膜の作製方法 |
| EP3085664B1 (en) * | 2013-12-31 | 2019-08-21 | Shenzhen Cantonnet Energy Services Co. , Ltd. | Mixed-acid system-based method for preparation of graphene oxide |
| JP6745587B2 (ja) | 2014-05-29 | 2020-08-26 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 電極の製造方法 |
| EP3155688B1 (en) | 2014-06-16 | 2025-04-16 | The Regents of The University of California | Hybrid electrochemical cell |
| DE102014016186A1 (de) * | 2014-11-03 | 2016-05-04 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Bipolarplatte für elektrochemische Zellen sowie Verfahren zur Herstellung derselben |
| AU2015349949B2 (en) | 2014-11-18 | 2019-07-25 | The Regents Of The University Of California | Porous interconnected corrugated carbon-based network (ICCN) composite |
| KR102371086B1 (ko) * | 2014-12-22 | 2022-03-10 | 솔브레인 주식회사 | 환원 탄소 나노 입자 및 이의 제조 방법 |
| KR102432060B1 (ko) * | 2014-12-22 | 2022-08-16 | 솔브레인 주식회사 | 산화 탄소 나노 입자, 이의 제조 방법, 이를 포함하는 유무기 복합체 및 상기 유무기 복합체의 제조 방법 |
| ES2671498T3 (es) | 2015-03-17 | 2018-06-06 | Graphenea, S.A. | Método para obtener óxido de grafeno |
| WO2016178117A1 (en) | 2015-05-06 | 2016-11-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Secondary battery and electronic device |
| JP2016222526A (ja) | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 膜の作製方法および素子 |
| JP6152923B1 (ja) * | 2015-09-18 | 2017-06-28 | 東レ株式会社 | グラフェン/有機溶媒分散液およびその製造方法ならびにリチウムイオン電池用電極の製造方法 |
| JP6695129B2 (ja) * | 2015-11-12 | 2020-05-20 | 株式会社日本触媒 | 酸化黒鉛誘導体 |
| US10655020B2 (en) | 2015-12-22 | 2020-05-19 | The Regents Of The University Of California | Cellular graphene films |
| AU2017209117B2 (en) | 2016-01-22 | 2021-10-21 | The Regents Of The University Of California | High-voltage devices |
| CN105712345A (zh) * | 2016-03-23 | 2016-06-29 | 中南大学 | 一种制备石墨烯粉末的方法 |
| EA201892118A1 (ru) | 2016-03-23 | 2019-02-28 | Дзе Риджентс Оф Дзе Юниверсити Оф Калифорния | Устройства и способы для применения в областях высоковольтной и солнечной энергетики |
| EP3440683B1 (en) | 2016-04-01 | 2021-12-08 | The Regents Of The University Of California | Direct growth of polyaniline nanotubes on carbon cloth for flexible and high-performance supercapacitors |
| US11097951B2 (en) | 2016-06-24 | 2021-08-24 | The Regents Of The University Of California | Production of carbon-based oxide and reduced carbon-based oxide on a large scale |
| EA201990587A1 (ru) | 2016-08-31 | 2019-07-31 | Дзе Риджентс Оф Дзе Юнивёрсити Оф Калифорния | Устройства, содержащие материалы на основе углерода, и их производство |
| KR102582118B1 (ko) * | 2016-09-27 | 2023-09-25 | 한국전기연구원 | 나트륨 2차 전지용 음극 활물질 및 그의 제조방법 |
| CN106654225A (zh) * | 2017-01-17 | 2017-05-10 | 杉杉能源(宁夏)有限公司 | 一种表面包覆的锂离子正极材料的制备方法 |
| WO2018204831A1 (en) * | 2017-05-05 | 2018-11-08 | Sigma-Aldrich Co. Llc | Methods for making graphene oxide gels |
| WO2019014404A1 (en) | 2017-07-14 | 2019-01-17 | The Regents Of The University Of California | SINGLE PATH FROM CARBON NANOPOINTS TO HIGHLY CONDUCTIVE POROUS GRAPHENE FOR SUPERCONDENSER APPLICATIONS |
| JP6943715B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-10-06 | 株式会社日本触媒 | 酸化黒鉛の製造方法 |
| EP3572375B1 (en) * | 2017-12-08 | 2022-03-02 | Nanjing Forestry University | Graphite-like microcrystal carbon nanomaterial, preparation method therefor and use thereof |
| CN109231196B (zh) * | 2018-11-21 | 2021-04-27 | 中国科学院兰州化学物理研究所 | 基于非极性有机溶剂转移提纯技术制备氧化石墨烯的方法 |
| KR102151393B1 (ko) * | 2018-12-06 | 2020-09-03 | 울산과학기술원 | 산화그래핀의 분급 방법 및 그에 의해 분급된 산화그래핀 |
| EP3997047A4 (en) | 2019-07-08 | 2023-08-02 | Alter Biota Inc. | PREPARATION OF HYDRATED GRAPHENE OXIDE FOR USE AS A CONCRETE ADMIXTURE |
| CN110482539B (zh) * | 2019-09-06 | 2021-09-21 | 常州富烯科技股份有限公司 | 强、弱氧化石墨烯的混合浆料及其制备方法、强、弱氧化石墨烯的复合膜及其制备方法 |
| US10938032B1 (en) | 2019-09-27 | 2021-03-02 | The Regents Of The University Of California | Composite graphene energy storage methods, devices, and systems |
| CN111348645A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-06-30 | 北京石墨烯研究院有限公司 | 一种石墨烯分散液及其制备方法 |
| CN117963905B (zh) * | 2024-01-25 | 2025-11-21 | 吉林大学 | 一种具有高乳化水平的氧化石墨烯分散液及其制备方法 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2798878A (en) * | 1954-07-19 | 1957-07-09 | Nat Lead Co | Preparation of graphitic acid |
| US3549560A (en) * | 1968-08-09 | 1970-12-22 | Pennwalt Corp | Electrically conducting amine-graphite oxide product |
| AU2008314512B2 (en) * | 2007-10-19 | 2014-07-24 | University Of Wollongong | Process for the preparation of graphene |
| JP5234325B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-07-10 | 株式会社豊田中央研究所 | 有機化グラファイト材料の製造方法 |
| US8216541B2 (en) * | 2008-09-03 | 2012-07-10 | Nanotek Instruments, Inc. | Process for producing dispersible and conductive nano graphene platelets from non-oxidized graphitic materials |
| CN102803135A (zh) * | 2009-05-22 | 2012-11-28 | 威廉马歇莱思大学 | 高度氧化的氧化石墨烯及其制备方法 |
| CN101591014B (zh) * | 2009-06-30 | 2010-12-29 | 湖北大学 | 一种大规模制备单层氧化石墨烯的方法 |
| JP2011032156A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-02-17 | Kaneka Corp | グラフェンまたは薄膜グラファイトの製造方法 |
| CN101696002A (zh) * | 2009-10-14 | 2010-04-21 | 苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 石墨烯与半导体纳米颗粒复合体系及其合成方法 |
| JP2012006826A (ja) * | 2010-05-28 | 2012-01-12 | Saga Univ | 塊状グラフェンオキサイド、塊状グラフェン、およびこれらの製造方法 |
| CN101935030B (zh) * | 2010-08-31 | 2012-12-12 | 南京理工大学 | 利用有机链段调控溶剂分散性能的功能化氧化石墨烯及其制备方法 |
| JP5904734B2 (ja) * | 2010-09-16 | 2016-04-20 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | グラフェン発光素子及びその製造方法 |
| CN102061109B (zh) * | 2010-12-10 | 2013-04-10 | 华东理工大学 | 苯并唑类功能化的石墨烯杂化材料的制备方法 |
| CN102145882B (zh) * | 2011-02-24 | 2013-05-15 | 暨南大学 | 一种水溶性石墨烯的制备方法 |
-
2012
- 2012-07-30 WO PCT/JP2012/069928 patent/WO2013024727A1/en not_active Ceased
- 2012-07-30 CN CN201610010490.2A patent/CN105600776B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-07-30 CN CN201280040240.3A patent/CN103748035B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-08-07 JP JP2012174577A patent/JP6001949B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2012-08-09 US US13/570,405 patent/US20130045156A1/en not_active Abandoned
- 2012-08-10 TW TW101128964A patent/TWI573762B/zh not_active IP Right Cessation
- 2012-08-10 TW TW105141617A patent/TWI644861B/zh not_active IP Right Cessation
-
2016
- 2016-07-05 JP JP2016133081A patent/JP6261667B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2017
- 2017-09-07 JP JP2017171657A patent/JP6487510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN103748035B (zh) | 2016-02-10 |
| JP2013056818A (ja) | 2013-03-28 |
| TWI644861B (zh) | 2018-12-21 |
| TWI573762B (zh) | 2017-03-11 |
| TW201716325A (zh) | 2017-05-16 |
| JP6001949B2 (ja) | 2016-10-05 |
| JP2018076221A (ja) | 2018-05-17 |
| CN105600776B (zh) | 2018-03-30 |
| US20130045156A1 (en) | 2013-02-21 |
| JP2016222535A (ja) | 2016-12-28 |
| CN103748035A (zh) | 2014-04-23 |
| CN105600776A (zh) | 2016-05-25 |
| TW201313609A (zh) | 2013-04-01 |
| JP6487510B2 (ja) | 2019-03-20 |
| WO2013024727A1 (en) | 2013-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6487510B2 (ja) | 酸化グラファイト塩の作製方法 | |
| JP7198870B2 (ja) | リチウム二次電池 | |
| JP6496441B2 (ja) | 負極活物質層の作製方法 | |
| TWI595698B (zh) | 製造經石墨烯塗覆物件的方法,含經石墨烯塗覆物件之二次電池的負極,以及含此負極之二次電池 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170713 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170907 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171205 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171212 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6261667 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
