JP6259274B2 - 部品装着装置 - Google Patents

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本発明は、基板上に装着された蛍光体を備えたLED素子を覆うように、前記LED素子が発光する光を拡散する光拡散用レンズを装着ヘッドに設けられた部品保持具により前記基板上に装着する部品装着装置に関する。
その本体の上面中央部に半球状の光拡散用レンズを備えたLED素子を基板上に装着する部品装着装置は、例えば特許文献1などに開示されている。また、前記基板上にLED素子を装着した後、この装着されたLED素子を覆うように光拡散用レンズを前記基板上に装着するようにした技術も知られている。この場合において、前記基板上に装着されたLED素子を覆うように、前記光拡散用レンズを前記基板上に装着するに際して、前記基板に形成された配線パターンや、前記LED素子の外形を基準に装着することが考えられる。
特開2011−165834号公報
しかし、前記配線パターンを基準にしたり、LED素子の外形を基準にして、前記光拡散用レンズを装着する場合には、LED素子の発光部である蛍光部と前記配線パターンやLED素子の外形とは必ずしも、一致しないため、発光部と前記光拡散用レンズとの光軸ズレが発生するという問題が考えられる。
そこで、LED素子の発光部の位置を精度良く認識し、発光部と光拡散用レンズとの光軸ズレを極力僅かに抑え、光軸精度の高い光拡散用レンズの基板上への装着を行うことを目的とする。
このため第1の発明は、 基板上に装着され発光面に蛍光体を有するLED素子の位置を認識し、当該蛍光体からの光を拡散する光拡散用レンズを、装着ヘッドに設けられた部品保持具により前記LED素子を覆うように基板上に装着する部品装着装置において、
前記装着ヘッドに取り付けられたカメラと、前記基板上に装着されたLED素子を青色光で照明する照明灯とを設け、前記照明灯からの青色光の照明によって生じる前記LED素子の蛍光体からの光を前記カメラの撮像面に入射し、前記LED素子の位置を当該蛍光体の像から認識することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記カメラは、前記基板の位置を認識するために前記基板に付された基板認識マークを撮像する基板認識カメラであることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記LED素子の蛍光体からの光を透過して前記青色光をカットするフィルタを、当該LED素子と前記カメラの撮像面との間であって、当該LED素子を照明する照明灯よりも前記カメラの撮像面側に備えたことを特徴とする。
第4の発明は、第1または第3の発明において、前記蛍光体の像から得られた蛍光体の位置を前記LED素子の位置として認識し、当該蛍光体の中心と前記光拡散用レンズの光軸とが一致するように、前記光拡散用レンズを基板上に装着することを特徴とする。
本発明は、LED素子の発光部の位置を精度良く認識し、光軸精度の高い光拡散用レンズの基板上への装着を行うことができる。
電子部品装着装置の平面図である。 照明灯を点灯させて青色光をプリント基板上に装着されたLED素子に照射した状態の簡略説明図である。 照明灯を点灯させてLED素子を撮像したときの撮像結果の図である。 光拡散用レンズを装着ヘッドの吸着ノズルが吸着している状態図である。 プリント基板上に装着されたLED素子を覆うように光拡散用レンズを前記プリント基板上に装着した状態の縦断面図(A)と、同状態の平面図(B)である。 第2の実施形態における照明灯をLED素子に照射した状態の簡略説明図である。
以下、図面に基づき本発明の第1の実施形態につき説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図であり、電子部品装着装置1の装置本体2上の前部及び後部には部品供給装置3A、3B、3C、3Dが4つのブロックに分かれて複数並設されている。部品供給装置3Aはレーン番号(部品供給ユニットの配置番号)が100番台であり、部品供給装置3Bはレーン番号が200番台であり、部品供給装置3Cはレーン番号が300番台であり、部品供給装置3Dはレーン番号が400番台である。
前記各部品供給装置3A、3B、3C、3Dは、取付台であるカート台のフィーダベース上に部品供給ユニット5を多数並設したものであり、部品供給側の先端部が基板としてのプリント基板Pの搬送路に臨むように前記装置本体2に連結具(図示せず)を介して着脱可能に配設され、この連結具を解除して把手を引くと下面に設けられたキャスタにより移動できる構成である。
そして、各部品供給装置3A、3B、3C、3Dは、部品供給側の先端部が装着ヘッド6のピックアップ領域(部品の取出し領域)に臨むように配設されており、各部品供給ユニット5は前記カート台に回転自在に載置した供給リールに巻回した状態で順次繰り出された収納テープに所定間隔で開設した送り孔にその歯が嵌合した送りスプロケットを所定角度回転させて収納テープを部品の部品吸着取出位置まで送りモータにより間欠送りするテープ送り機構と、剥離モータの駆動により吸着取出位置の手前でキャリアテープからカバーテープを引き剥がすためのカバーテープ剥離機構とを備え、カバーテープ剥離機構によりカバーテープを剥離してキャリアテープの収納部に装填された部品を順次部品吸着取出位置へ供給して先端部から後述する保持具としての吸着ノズル11により取出し可能である。
そして、手前側の部品供給装置3B、3Dと奥側の部品供給装置3A、3Cとの間には、基板搬送機構を構成する2つの供給コンベア、位置決め部8、8(コンベアを有する)及び排出コンベアが設けられている。前記各供給コンベアは上流より受けた各プリント基板Pを前記各位置決め部8に搬送し、この各位置決め部8で位置決め機構(図示せず)により位置決めされた各基板P上に部品が装着した後、各排出コンベアに搬送し、その後下流側装置に搬送する。なお、前記位置決め機構により、プリント基板Pは前後左右方向(平面方向)、上下方向(垂直方向)の位置決めがされる。
Y方向にY軸駆動モータによりガイドレール9に沿って移動する各ビーム10にはその長手方向、即ちX方向にX軸駆動モータにより移動する装着ヘッド6が設けられ、この装着ヘッド6には複数本の吸着ノズル11が設けられる。そして、前記装着ヘッド6には前記吸着ノズル11を上下動させるための上下軸駆動モータが搭載され、また鉛直軸周りに回転させるためのθ軸駆動モータが搭載されている。従って、装着ヘッド6の吸着ノズル11はX方向及びY方向に移動可能であり、鉛直軸回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。
12は部品認識カメラで、各種部品が吸着ノズル11に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために前記吸着ノズル11に吸着保持された部品を撮像する。19は前記装着ヘッド6に設けられた基板認識カメラで、プリント基板Pに付された位置決めマーク等を撮像する。そして、各前記カメラ12、19により撮像された画像は、認識処理装置により認識処理される。
図2において、20は前記プリント基板P上に装着されたLED素子21に斜め上方から青色の光(以下、青色光という。)を照射する複数個の照明灯で、前記LED素子21を平面視した場合における最長部の長さより長い間隔を置いて配設される。この複数個の照明灯20は、所定間隔を存して一列に複数個配設した照明灯20の群を対向するように、前記間隔を置いて前記装着ヘッド6に二列配設するようにしてもよいし、前記間隔を直径とする円周上に環状に所定の間隔を存して複数個配設するようにしてもよい、
22は前記基板認識カメラ19の下面に取り付けられる鏡筒で、内部に反射像を結像するためのレンズ23が配設されている。
そして、前記照明灯20からの青色光(例えば波長が470±20nm)が周囲から前記プリント基板P上の前記LED素子21に照射されると、前記LED素子21の上面の略中央に設けられ例えば黄色の蛍光体21Aからは光がほとんど反射しなく、明度が高い色の可視光VL(人間の眼で見ることができる光であり、波長が330から780nmの光)が蛍光体21Aの周囲の部分である白色或いは白色に近い明度が高い色のモールド部21Bから反射する。なお、本実施形態では、前記蛍光体21Aは平面視円形状であるが、矩形状、その他の形状のものでもよい。即ち、蛍光体21Aが発光する可視光はモールド部21Bから反射される青色光の可視光よりも少ない。
従って、例えば白色のモールド部21Bからの可視光の光が前記レンズ23を介して前記基板認識カメラ19の撮像面に入射するが、例えば黄色の蛍光体21Aからの可視光は僅かであり、モールド部21Bからの可視光より大幅に少ない。この結果、図3に示したように、カメラの視野内で、モールド部21Bが明るく映り、モールド部21Bに囲まれた前記LED素子21の蛍光体(発光部)21Aの部分(図3においてハッチングを付した部分)は暗く映り、この暗く写った蛍光体21Aの部分のみの位置を前記認識処理装置により認識することができる。
25は前記LED素子21から発せられる光を拡散するための光拡散用レンズであり、前記プリント基板P上に装着された前記LED素子21を上方から覆うように前記プリント基板P上に装着される。この光拡散用レンズ25は平面視円形状を呈し、下面中央部を上方へ凹ませたLED素子21を収納するための収納部25Aと、前記プリント基板Pに接着剤を介して固定される周縁部の平面部25Bとを備え、この光拡散用レンズ25の中心軸線が光軸CLとなる。
ここで、部品(電子部品)の装着動作について簡単に説明すると、前記プリント基板Pが上流装置より供給コンベアを介して位置決め部8に搬送されて位置決め固定され、装着順毎の装着データに従い、装着ヘッド6が移動して、電子部品の部品種に対応した吸着ノズル11が装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット5から吸着して取出す。
詳述すると、この場合、部品が前記LED素子21である場合には、装着ヘッド6の吸着ノズル11が装着順序に従って装着すべき電子部品を収納する部品供給ユニット5上方に位置するよう移動するが、Y方向はY軸駆動モータが駆動してビーム10が移動し、X方向はX軸駆動モータが駆動して装着ヘッド6が移動し、既に所定の部品供給ユニット5は送りモータ及び剥離モータが駆動されて部品吸着取出位置にて前記LED素子21が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モータが所定の前記吸着ノズル11を下降させて前記LED素子21を吸着して取出し、次に装着ヘッド6は上昇する。
そして、同様に、装着ヘッド6の他の吸着ノズル11でその他の電子部品も部品供給ユニット5から取出す。
そして、前記吸着ノズル11は位置決め部8にて位置決めされたプリント基板P上の所定位置に前記LED素子21及びその他の電子部品を装着するように移動するが、この装着ヘッド6の移動途中において、装着ヘッド6が移動しながら部品認識カメラ12の上方位置を通過する際に吸着ノズル11に吸着保持された前記LED素子21等が部品認識カメラ12により撮像される(フライ認識)。
そして、この撮像結果に基づいて前記LED素子21等が当該吸着ノズル11に対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき認識処理装置により認識処理されるが、Y軸駆動モータ及びX軸駆動モータを駆動させて前記LED素子21等を保持した吸着ノズル11はプリント基板Pまで移動する。プリント基板P上へ前記LED素子21等を装着する前に、基板認識カメラ19がプリント基板Pに付された認識マークを撮像し、認識処理装置により認識処理されてプリント基板Pの位置が把握される。
従って、装着データの装着座標にプリント基板Pの位置認識結果及び前記LED素子21の位置認識処理結果を加味して、制御装置によりY軸駆動モータ、X軸駆動モータ及びθ軸駆動モータが補正制御され、各装着ヘッド6の吸着ノズル11が位置ずれを補正しつつ、それぞれ前記LED素子21等がプリント基板P上の所定位置に装着される。
そして、プリント基板P上へのLED素子21を含めた全ての部品(電子部品)の装着を終えると、各位置決め部8から各排出コンベアに搬送し、その後下流側装置に搬送される。
一方、この電子部品装着装置1の下流において、同じ電子部品装着装置1が配設された部品実装ラインが構成されており、以上のように前記プリント基板P上に装着されたLED素子21を覆うように、前記光拡散用レンズ25を前記プリント基板P上に装着する動作について、以下説明する。
即ち、前記部品供給ユニット5の部品吸着取出位置に供給された前記光拡散用レンズ25を前記吸着ノズル11が吸着して取出す(図4参照)。そして、前記プリント基板P上に装着されたLED素子21の上方に前記基板認識カメラ19を移動させた後、前記照明灯20が点灯し、照明灯20から青色光が前記プリント基板P上の前記LED素子21に照射される。
すると、前記LED素子21上面の蛍光体21Aの周囲の白色或いは白色に近く明度が高い色のモールド部21Bから可視光が発生すると共に、青色光の蛍光体21Aの部分(図3においてハッチングを付した部分)での反射は僅かに抑えられる。即ち、照明灯20の照明によりモールド部21Bから反射する可視光である青色光のほうが、照明灯20の青色光が照射された蛍光体21Aから発生する可視光よりも明るい。従って、モールド部21Bからの光がレンズ23を介して基板認識カメラ19の撮像面に入射することになる(図2参照)。この結果、図3に示した撮像結果の図のように、矩形の撮像画像23A内にLED素子21のモールド部21Bが明るく映り、蛍光体21Aは暗く写る。
従って、LED素子に例えば赤色光を照射した場合には、蛍光体21Aに達した赤色光が蛍光体21Aで反射し、蛍光体21Aとモールド部21Bとの明度差(諧調差)が少なく、蛍光体21A部分の認識が困難な場合でも、青色光をLED素子21に照射した場合には、蛍光体21Aとモールド部21Bとの境界の明度差を極力大きくすることができ、この蛍光体21A部分のみの位置を認識処理装置により認識することができる。
また、上述したLED素子と種類が異なり、蛍光体21Aの部分の明度が上述したLED素子の蛍光体より明るかった場合にも、図2に示したように、LED素子21にモールド部21Bに照明灯20から青色光が照射されると、上述したように、LED素子21上面の蛍光体21Aの周囲の白色或いは白色に近く明度が高い色のモールド部21Bは青色光を反射して蛍光体21A部分より明るく光る。この結果、モールド部(発光面)21Bが蛍光体21Aの部分より明るく映り、蛍光体21Aとモールド部21Bとの境界の明度差を確保することができ、この結果、蛍光体21A部分のみの位置を認識処理装置により認識することができる。
従って、上述した認識結果に基づいて、装着ヘッド6及び吸着ノズル11を移動させて、図5(A)、(B)に示すように、光拡散用レンズ25の中心軸線である光軸CLと蛍光体21Aの中心(または蛍光体21Aの平面視の重心位置)とを一層確実に一致させることができ、この一致された状態で、LED素子21を収納部25A内に収納させて上方から覆うように、光拡散用レンズ25をプリント基板Pの上に装着することができる。
即ち、蛍光体21Aを有するLED素子21の位置が蛍光体21Aの像から認識され、蛍光体21Aの中心と光拡散レンズ25の光軸が一致するようにLED素子21に合わせLED素子21を覆うようにプリント基板P上に光拡散レンズ25を装着できる。
次に、第2の実施形態について説明する。
上述の第1の実施形態と同様な構成については第1の実施形態と同じ符号を用いる。
図6において、照明灯20は前記プリント基板P上に装着されたLED素子21に斜め上方から青色光BLを照射する複数個の照明灯であり、前記基板認識カメラ19の下面に取り付けられる鏡筒22を有する。24はフィルタで、青色光BLを反射させて透過させないでカットしてこの青色光BLが前記基板認識カメラ19の撮像面に入射しないようにするもので、前記装着ヘッド6に取り付けられる。
フィルタ24は青色の波長の光のみをカットするものであってもまた青色の波長の光及び青色より波長の短い光をすべてカットするものであってもよい。あるいは、フィルタ24は青色光の波長をカットすると共に、青色光を照射したことにより蛍光体21Aより発光される可視光の青色でない波長の光をもカットするものであってこの可視光の一部の波長の光は透過するものであってもよい。
このフィルタ24は、前記照明灯20からの青色光BLを前記プリント基板P上の前記LED素子21に照射する際に、このLED素子21と前記基板認識カメラ19との間に位置することとなるように前記装着ヘッド6に配設される。フィルタ24Aとして点線で示すように、前記鏡筒内において前記レンズ23と前記基板認識カメラ19との間に配設してもよい。このフィルタ24あるいはフィルタ24Aはモールド部21Bから反射される青色光BLをカットするのであるが、当然照明灯20から直接照射される青色光BLをもカットする。フィルタ24、24AはLED素子21と基板認識カメラ19の撮像面との間にあって、LED素子21を照明する照明灯20よりも基板認識カメラ19の撮像面側に備えられている。
そして、前記照明灯20からの青色光BLが前記プリント基板P上の前記LED素子21に照射されると、前記LED素子21上面の発光体である蛍光体21Aから青色光以外の波長も含む可視光VL(人間の眼で見ることができる光。波長が330から780nm)が発生すると共にその他の部分(モールド部21B等)からは青色光BLが反射することとなる。
フィルタ24は青色の波長の光のみをカットするものであってもまた青色の波長の光及び青色より波長の短い光をすべてカットするものであってもよい。あるいは、フィルタ24は青色光の波長をカットすると共に、青色光BLを照射したことにより蛍光体21Aより発光される可視光VLの青色でない波長の光をもカットするものであってこの可視光の他の一部の波長の光は透過するものであってもよい。
従って、前記基板認識カメラ19とプリント基板Pとの間に位置することとなる前記フィルタ24によって、青色光BLはカットされて、前記蛍光体21Aからの可視光VLであってフィルタ24でカットされない波長の光のみが前記レンズ23を介して前記基板認識カメラ19の撮像面に入射することとなる。この結果、前記LED素子21の蛍光体(発光面)21Aのみ明るく映り、この蛍光体21A部分のみの位置を前記認識処理装置により認識することができる。
この後、第1の実施形態と同様にプリント基板P上に装着されたLED素子21の蛍光体21Aの位置が認識され、光拡散用レンズ25の光軸を蛍光体21Aに合わせてプリント基板P上に装着することができる。即ち、蛍光体21Aを有するLED素子21の位置が蛍光体21Aの像から認識され、蛍光体21Aの中心と光拡散レンズ25の光軸が一致するように、LED素子21に合わせLED素子21を覆うようにプリント基板P上に光拡散レンズ25を装着できる。
照明灯20が照射するのは青色光BLのみであり、その青色光BLをカットするのでLED素子21のモールド部21Bでの反射光がほとんどなくなり、蛍光体21A(発光面)からの可視光VLが暗くてもその周りのモールド部21Bよりは明るくなり、蛍光体21Aの範囲の認識が可能となる。または、照明灯20の青色光BLの照度を上げ、蛍光体21Aからの可視光VLをより明るくすることができれば、照明灯20の照射する青色光BLのモールド部21Bからの反射光はカットされるので、蛍光体21Aをよりはっきり撮像することができる。
さらには、青色光の照度を上げなくても十分に明るい可視光を発光する蛍光体21Aを有するLED素子であれば、フィルタ24あるいはフィルタ24Aを使用して蛍光体21Aの部分のみが明るい画像を撮像できる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 電子部品装着装置
6 装着ヘッド
19 基板認識カメラ
20 照明灯
21 LED素子
21A 蛍光体(発光部)
21B モールド部
24、24A フィルタ
25 光拡散用レンズ

Claims (5)

  1. 基板上に装着され発光面に蛍光体を有するLED素子の位置を認識し、当該蛍光体からの光を拡散する光拡散用レンズを、装着ヘッドに設けられた部品保持具により前記LED素子を覆うように基板上に装着する部品装着装置において、
    前記装着ヘッドに取り付けられたカメラと、前記基板上に装着されたLED素子を青色光で照明する照明灯とを設け、
    前記照明灯からの青色光の照明によって生じる前記LED素子の蛍光体と前記蛍光体の周囲のモールド部からの光を前記カメラの撮像面に入射し、前記カメラの撮像面に入射する光の明度が、前記LED素子の前記モールド部の方が前記蛍光体よりも高いことを利用して前記蛍光体の像を認識し、前記LED素子の位置を該蛍光体の像から認識することを特徴とする部品装着装置。
  2. 前記カメラは、前記基板の位置を認識するために前記基板に付された基板認識マークを撮像する基板認識カメラであることを特徴とする請求項1に記載の部品装着装置。
  3. 前記LED素子の蛍光体からの光を透過して前記青色光をカットするフィルタを、当該LED素子と前記カメラの撮像面との間であって、当該LED素子を照明する照明灯よりも前記カメラの撮像面側に備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品装着装置。
  4. 前記蛍光体の像から得られた蛍光体の位置を前記LED素子の位置として認識し、当該蛍光体の中心と前記光拡散用レンズの光軸とが一致するように、前記光拡散用レンズを基板上に装着することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の部品装着装置。
  5. 前記蛍光体は、白色又は白色に近い前記モールド部の上面に、設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の部品装着装置。
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