JP6259138B2 - 車両用シート - Google Patents

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本発明は、引張力を伝達する布状体がフレーム側に取付けられた車両用シートに関する。
従来、エアバッグモジュール装備シートとしては、シートバックフレームのサイドフレームにエアバッグモジュールを取り付けたシートであって、トリムカバーの各端末と二枚の力布の片端末を共縫いしてトリムカバーの破断部を形成し、破断部からトリムカバーの内側に引き込んだ二枚の力布でエアバッグモジュールを包み込んで、このエアバッグモジュールを含むシートバック全体をトリムカバーで被包するものが提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1では、サイドフレームのエアバッグモジュール逆側に、二つのリスティングワイヤが、知恵の輪状に相絡み合うように設けられている。破断部からエアバッグモジュールの両側に引き込まれた2枚の力布の端末は、エアバッグモジュールを包み込むようにして二つのリスティングワイヤまで伸ばされ、リスティングワイヤのそれぞれに取り付けられている。
特許文献1の発明によれば、力布でエアバッグモジュールを直接包み込めると共に、各力布を端部に備えるリスティングワイヤで確実に引張止着できるため、力布により、エアバッグの膨張圧をトリムカバーの破断部となる縫い合わせ目に、効率よく集中させることができ、エアバッグの高い展開性能が達成できる。
しかし、特許文献1の発明では、リスティングワイヤを知恵の輪状に絡み合うように設けているため、リスティングワイヤの構造が複雑であり、取付工程も煩雑であった。力布と取付部材との組付け構造において、簡素な構造のものが要望されていた。
そこで、本発明者らは、特願2011−260623号で、力布をエアバッグモジュール側に取付ける取付部材であって、取付時の上下方向に沿って延び、力布を内部に組み付ける溝部を備えたものを提案した。
この取付部材は、取付部材自体をエアバッグモジュール側に取付ける連結部と、力布の端部を内部に保持し、取付時の上下方向に沿って延びる溝部とを備えており、力布を溝部にスライドさせるだけで組付けが可能な簡素な構造のものである。
特許第4543270号公報
しかし、特願2011−260623号で提案された取付部材は、力布の端部を取付部材の上下方向に沿って延びる溝部に保持するため、保持空間内で力布が移動する虞があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、取付部材に取付けられる力布の端部が、取付部材内の力布取付部内で移動することを規制する車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、フレームと、引張力を伝達する布状体と、該布状体を前記フレームに連結する取付部材と、を備えた車両用シートであって、前記取付部材は、前記布状体の延長方向の端部側に取り付けられた係止部材と係合して該端部側を着脱可能に保持する溝状の保持部を備え、該保持部は、第1壁部と、該第1壁部の内面から起立した連結部と、該連結部における前記第1壁部の反対側から前記第1壁部と平行に延びる第2壁部と、で形成される、前記係止部材を保持する溝を有し、前記係止部材を保持する溝は、前記連結部側が閉塞し、前記連結部側と反対側が開口しており、前記連結部は、前記開口よりもシート幅方向における外側に位置していること、により解決される。
このように構成しているため、布状体端部側の上下及び左右の位置規制が可能となる。
このとき、前記取付部材は、前記フレームに取り付けられたときの前記フレームとの連結部位に、前記布状体が当接する角部を有し、該角部は丸みを帯びたなだらかな角部であると好適である
このとき、前記取付部材の前記保持部は、シート幅方向における外側に開口していると好適である
このとき、前記布状体の延長方向の端部は、前記フレームのシート幅方向における外側から回り込んで前記取付部材の前記保持部に取り付けられていると好適である
このとき、前記布状体の延長方向の端部は、前記フレームのシート幅方向における外側の端部と内側の端部との間に配置されていると好適である
このとき、前記フレームは、側部に位置する側板と、該側板の前端部をシート幅方向における内側に折り返してなる前縁部と、前記側板の後端部をシート幅方向における内側に屈曲させた後縁部とを備え、前記布状体の延長方向の端部は、前記前縁部のシート幅方向における内側の端部と前記後縁部のシート幅方向における内側の端部とを結ぶ線よりも、シート幅方向における外側に配置されていると好適である
このとき、前記取付部材は、前記保持部から連続して形成され、前記保持部の外側に張り出したフランジ部を備え、前記フランジ部は、前記布状体に沿って配設されるとともに、前記フレームの前記側板と前記布状体との間に配設されていると好適である
このとき、前記フレームに取り付けられたエアバッグモジュールと、前記フレームの前方に設けられたクッションパッドと、を有し、前記エアバッグモジュールの前端部と、前記クッションパッドの裏面とは、離間していると好適である
このとき、前記布状体の少なくとも一部は、前記エアバッグモジュールと前記フレームとを固定するボルトよりもシート幅方向における内側に配置されていると好適である
このとき、前記フレームは、左右に離間して配置されるサイドフレームを有し、左右の前記サイドフレームの間には、乗員を支持する乗員支持部材が架設されており、該乗員支持部材の端部は、前記サイドフレームに設けられた係止孔に係止されており、前記取付部材は、前記係止孔よりも下方で前記サイドフレームに取り付けられていると好適である
発明によれば、布状体端部側の上下及び左右の位置規制が可能となる
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートフレームの斜視図である。 図1のA−A断面図であって、本発明の一実施形態に係る取付部材を介して力布をサイドフレームに連結した状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るトリムカバーと力布を破断部で共縫いした状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材の展開状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材の展開状態を示す斜視図であって、異なる角度から見た図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材の折り曲げ状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材を介して力布をサイドフレームに連結した状態を示す断面説明図である。 本発明の一実施形態に係る取付部材をサイドフレームに連結した状態を示す斜視説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用シートについて、図1〜図9を参照しながら説明する。
なお、本実施形態では、フレームとしてのサイドフレーム10に取付部材50を介して布状体としての力布32を連結する例について説明するが、これに限定されるものではなく、車両用シートSに設けられたフレームに、取付部材50を介して布状体を連結する構成であればよい。
本実施形態では、布状体として、エアバッグの展開方向を案内する案内部材である力布32を例として説明するが、布状体は、これに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図である。図2は、本発明の一実施形態に係る車両用シートのシートフレームの斜視図である。図3は、図1のA−A断面図であって、本発明の一実施形態に係る取付部材を介して力布をサイドフレームに連結した状態を示す説明図である。図4は、本発明の一実施形態に係るトリムカバーと力布を破断部で共縫いした状態を示す説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係る取付部材の展開状態を示す斜視図である。図6は、本発明の一実施形態に係る取付部材の展開状態を示す斜視図であって、異なる角度から見た図である。図7は、本発明の一実施形態に係る取付部材の折り曲げ状態を示す斜視図である。図8は、本発明の一実施形態に係る取付部材を介して力布をサイドフレームに連結した状態を示す断面説明図である。図9は、本発明の一実施形態に係る取付部材をサイドフレームに連結した状態を示す斜視説明図である。
本実施の形態に係る車両用シートSは、図1で示すように、シートバックS1、着座部S2、ヘッドレストS3より構成されている。
車両用シートSの中には、図2に示すようなシートフレームFが設けられている。シートフレームFは、シートバックS1のフレームであるシートバックフレーム1と、着座部S2のフレームである着座フレーム2とから構成されている。着座フレーム2とシートバックフレーム1は、リクライニング機構3を介して連結されている。シートバックフレーム1および着座フレーム2の外側には、クッションおよびトリムカバーが設けられることで、シートバックS1および着座部S2が構成される。
シートバックS1は、図1乃至図3に示すように、シートバックフレーム1と、シートバックフレーム1上に載置されるクッションパッド5と、シートバックフレーム1及びクッションパッド5,5aを覆うトリムカバー4と、トリムカバー4の破断部40に一端が縫い付けられた力布32を主要構成要素とする。
シートバックフレーム1は、図1,図2に示すように、左右に離間して配置され上下方向に延在するサイドフレーム10と、このサイドフレーム10の上端部を連結する上部フレーム21と、下端部を連結する下部フレーム22とにより枠状に構成されている。
上部フレーム21には、ピラー支持部23が設けられ、ピラー支持部23には、不図示のヘッドレストフレームが設けられる。ヘッドレストフレームの外側にクッション部材を設けることでヘッドレストS3が構成される。
サイドフレーム10は、板金をプレス加工して成形され、上方よりも下方の幅が広くなるように湾曲した略板体からなる。図3に示すように、ほぼ平板状の側板11と、この側板11の前端部を内側にU字状に折り返してなる前縁部12と、後端部をL字型に内側に屈曲させた後縁部13とを有している。
サイドフレーム10には、乗員を後方から支持するSバネからなる一対の乗員支持部材としての架設部材25の両端が係止される係止孔を備えた係止部15と、取付部材50を取付けるための一対の取付孔16とが設けられている。
取付孔16は、側板11の前縁部12に近い部分に、前縁部12の傾斜に沿った縦長の長方形の孔として設けられている。
サイドフレームは、エアバッグモジュール6を取付けるボルト18の軸部とは異なる位置に、取付部材50の取付孔16を備えており、力布32をボルト18の軸部で支持する必要がなく、力布32自体に直接孔をあける必要がない。従って、力布32とサイドフレーム10との連結箇所の耐久性を向上できる。また、エアバッグモジュール6のサイドフレーム10への取付と、力布32のサイドフレーム10への連結とを、異なる位置で行うため、取付構造を単純化できると同時に、力布32のサイドフレーム10への連結構造により、エアバッグモジュール6への取付が、影響を受けることがない。
なお、本実施形態では、サイドフレーム10の前縁部12に近い位置のみに、インナー側の力布32取付用の取付孔16を備えているが、インナー側の力布32とアウター側の力布31の双方を取付部材50を用いてサイドフレーム10に取付ける場合には、後縁部13に近い位置にも、アウター側の力布31取付用の取付孔16を設けるとよい。
取付孔16は、側板11の上端近くと下端近くに一対設けられ、架設部材25の係止部15を挟むように、係止部15の上方と下方に形成されている。このように、取付孔16は、係止部15と水平方向に並ばず、上下方向において異なる位置に形成されている。このように構成することにより、架設部材25及び取付部材50の取付の作業性を向上できると共に、サイドフレーム10の剛性が、架設部材25又は取付部材50の取付箇所において低下することを抑制できる。
サイドフレーム10の前後の幅の狭い前後幅狭部は、サイドフレーム10下方の前後の幅の広い前後幅広部よりも剛性が低いが、上方の取付孔16は、サイドフレーム10の前後幅狭部の中でも、上部フレーム21近くに配置されるため、剛性を補うことができる。
サイドフレーム10の取付孔16と同じ高さであって、取付孔16よりもシート後方の位置には、図2に示すように、脆弱部17が形成されている。
脆弱部17は、左右のサイドフレーム10に、左右対称になるように形成されている。
脆弱部17は、側板11に設けられたビード17aと、ビード17aと同じ高さで突出し、後縁部13に形成される湾曲部17bと、ビード17aの後端と湾曲部17bのシート外側の端部との間に形成される孔部17cと、から構成されている。
ビード17aは、シート上下方向の中央がシート側方外側に向かって張り出すように湾曲してなり、側板11の中央後寄りから後端付近にかけて略水平に延びている。
湾曲部17bは、後縁部13のビード17aと同じ高さの部分が、シート上下方向の中央がシート前方に向かって張り出すように湾曲してなり、後縁部13のシート幅方向外側端部から内側端部までに亘り、シート幅方向内側端部側が若干上方に位置するように形成されている。湾曲部17bのシート上下方向の幅及びサイドフレーム10の厚み方向の高さは、ビード17aよりも大きく形成されている。
ビード17aと湾曲部17bとの間であって、側板11と後縁部13とが交わるサイドフレーム10の後方外側の角部には、孔部17cが形成されている。
脆弱部17がこのように形成されていることにより、後面衝突時等において、まず、シート側方外側に向かって張り出すビード17aと孔部17にガイドされて、側板11がビード17aに沿って外側に開き始める。次いで、側板11が外側に開いたことがきっかけとなって、湾曲部17bに沿って後縁部13が、湾曲部17bの後縁部13より上方の部分が後方に向かうように、座屈する。
このように、脆弱部17を備えていることにより、後面衝突時等において、サイドフレーム10が、曲げ,圧縮,伸びなど複雑な入力荷重が発生して複雑に変形することを抑制し、安定した変形モードを実現可能である。
また、図2に示すように、取付孔16は、脆弱部17と同じ高さであって、脆弱部17よりも側板11のシート前方に形成されている。
このように構成することにより、後面衝突時において、最初に変形するビード17aの変形方向に沿って取付孔16が設けられるため、ビード17aにおける変形を妨げることがなく、取付孔が、座屈に連動することとなり、後突衝撃緩和性能が向上する。
また、取付孔16は、座屈の起点となる脆弱部17の裏側であって、座屈時の変形量の少ない位置に設けられるため、座屈時の応力の影響を受けにくい。その結果、脆弱部17に後面衝突時の応力が集中するので、後面衝突時において、取付部材50の取付孔16への取付部位に、後面衝突による荷重の影響が及ぶことを抑制できる。
サイドフレーム10には、図3に示すように、シート外側の面に、エアバッグモジュール6が固定されている。
本実施形態のエアバッグモジュール6は、モジュールケースを有しないケースレスエアバッグモジュールからなる。エアバッグモジュール6は、図3に示すように、インフレータ6aと、折り畳まれたエアバッグ6bと、インフレータ6aを保持するリテーナ6cと、エアバッグ6bを包むラップ材6dを備えている。
インフレータ6aの外周部は、シートS内側に向かって立設されたボルト18により、リテーナ6c及びサイドフレーム10に固定されている。なお、インフレータ6aは、ボルト以外のインフレータ取付部材によりサイドフレーム10に固定されていてもよい。
インフレータ6aは、エアバッグ6b内に配設され、エアバッグ6bは、インフレータ6aから噴出されるガスによってシートS前方に展開するようになっている。
エアバッグ6bは、布袋等からなるラップ材6dによって折り畳み状態に保持されており、このラップ材6dは、エアバッグ6bが展開する場合に、容易に破けるようになっている。
なお、本実施形態では、エアバッグモジュール6を、ケースレスのものから構成しているが、これに限定されるものでなく、モジュールケースを備えたものとして構成してもよい。
クッションパッド5には、図3に示すように、エアバッグモジュール6を格納するための開口8が形成され、この開口8により、空間7が形成されている。
トリムカバー4は、公知の材料からなり、図3,図4に示すように、座面中央から左右の土手面を被包する前面マチ部41と周側面から背面に至る側面マチ部42とを縫い合わせ、更に、側面マチ部42の前面マチ部41逆側の端部に不図示の後面マチ部を縫い合わせることにより袋状に縫製されている。
前面マチ部41と側面マチ部42との土手部において膨出した頂点には、破断部40が形成されている。破断部40は、前面マチ部41と側面マチ部42の端部を、通常の使い勝手に耐えられる強度を保ちつつ、エアバッグの膨張による引張力で裂断可能なように、相互に縫製されている。
図4に示すように、破断部40には、力布31,32が共縫いされている。
力布31,32は、伸縮性の小さい布状素材からなり、エアバッグ6bの膨張による応力を破断部40に伝達し、エアバッグ6bの展開方向を案内する役割を果たす。
力布32は、図4に示すように、略矩形の布からなる。破断部40に対向する辺35には、両端に、矩形状に突出したトリムプレート37取付用の取付部36が、それぞれ一つずつ設けられている。トリムプレート37が取付けられる取付部36の端部が、特許請求の範囲の布状体の延長方向の端部に該当する。
トリムプレート37は、硬質樹脂製からなる矩形の板体である。トリムプレート37は、力布32の取付部36の端末の形状を保持するために用いられる。力布32の端末にトリムプレート37が固定されていることにより、力布32の端末を保持部51の空間51sに差込む際の作業性が向上する。本実施形態では、力布32の取付部36にトリムプレート37を固定しているが、これに限定されるものではなく、トリムプレート37を用いずに、力布32の取付部36の端末を複数回折り返して縫成したものや、複数重に巻回して縫成したもの、複数重に巻回して縫成したものを一方向に押し潰したものを取付部材50の保持部51の空間51sに挿入してもよい。
力布32は、図3に示すように、破断部40より空間7へ引き込まれている。力布32の取付部36に固定されたトリムプレート37は、取付部材50を介してサイドフレーム10の取付孔16に係止されている。
また、図3に示すように、力布31の他端には、係止フック33が縫合により固定されている。力布31は、エアバッグモジュール6の後方に配置されたクッションパッド5aとエアバッグモジュール6との間の空間に引き込まれ、係止フック33がサイドフレーム10の後縁部13に係止されている。
なお、アウター側の力布31の取付にも、取付部材50を用いる場合には、力布31の端部にも、トリムプレート37を縫合により固定する。サイドフレーム10の後縁部13の近くに取付孔16を設け、インナー側の力布32の場合と同様に、この取付孔16に、取付部材50を介して力布31を取付ける。
力布31を取付部材50を介してサイドフレーム10に取付ける構成は、シート前後方向で逆に取り付けることを除いては、力布32の取付の構成と同様であるため、説明を省略する。
取付部材50は、硬質樹脂から一体成形されてなり、図5,図6に示すように展開状態に成形され、サイドフレーム10の取付時には、折り曲げられて、図7に示す折り曲げ状態とされる
付部材50は、図7の折り曲げ状態において、概略中空直方体からなる保持部51と、保持部51の一方の面の二辺のそれぞれから連続して、外側に張り出した略板状のフランジ部52,53と、を備えている。
保持部51は、力布32組付け時の折り曲げ状態において、トリムプレート37が固定された力布32の端部を折り曲げた状態で内部に保持する略中空直方体からなり、力布32の端部側の幅広面が当接する固定壁54と、組付け時固定壁54に平行なヒンジ壁としての可動壁55と、固定壁54と可動壁55とを一方の端部で連結する天壁56と、固定壁54,天壁56,可動壁55で囲まれる溝状の空間51sの両端部を組付け時において閉鎖する蓋部57,58とを主要構成要素とする。
固定壁54は、略長方形の板状体からなり、長辺の一方は、固定壁54から垂直にL字状に起立する長方形板状のフランジ部52に連続し、他方は、固定壁54から垂直にフランジ部52逆側にL字状に起立する長方形板状の天壁56に連続している。
固定壁54の空間51s逆側の外面には、図8に示すように、固定壁54の外面のフランジ部52に連続する端部から側板11の厚み分離れた位置に、フランジ部52との間で側板11を挟持する爪部54pが設けられている。爪部54pは、固定壁54の幅方向の中央に、固定壁54の幅方向の両端部から離間して設けられている。
天壁56の固定壁54逆側の辺は、薄肉のヒンジ部59を介して可動壁55に連続している。
ヒンジ部59は、空間51s側の内面になだらかな凹部59gが形成されることにより、薄肉に形成されている。天壁56と可動壁55の厚みは略同じ厚みであり、ヒンジ部59が薄肉であるため、成形時の図5,図6に示す展開状態では、天壁56からヒンジ部59を経て可動壁55に至るまでの部分は、略平面を構成するが、組付け時の図7に示す折り曲げ状態では、天壁56と可動壁55とは、間のヒンジ部59で折り曲げられて、相互に略垂直となった断面L字状を構成する。
可動壁55は、略長方形の板状体からなり、長辺の一方(可動壁55の固定端部)は、ヒンジ部59に連続し、他方(可動壁55の自由端部)は、可動壁55から垂直にL字状に起立する長方形板状のフランジ部53に連続している。
可動壁55は、四辺のうち天壁56及びフランジ部53に連続する辺以外の二辺の端部側面に、凹溝55gがそれぞれ設けられている。
可動壁55の空間51s逆側の外面には、図8に示すように、可動壁55の外面のフランジ部53に連続する端部から側板11の厚み分離れた位置に、フランジ部53との間で側板11を挟持する爪部55pが設けられている。爪部55pは、可動壁55の幅方向の中央に、可動壁55の幅方向の両端部から離間して設けられている。
可動壁55の空間51s側の内面には、ヒンジ部59逆側の端部に、空間51sを分割する仕切壁60が一体に形成されている。
仕切壁60は、図8に示すように、可動壁55の内面から垂直に起立した連結部60aと、連結部60aの可動壁55逆側が天壁56に向かって湾曲して、可動壁55に対して平行になった仕切壁部60bとから形成されている。
固定壁54の四辺のうち、天壁56とフランジ部52が設けられていない二辺は、固定壁54及び天壁56に垂直で、天壁56と同じ側に起立する板状の蓋部57,58に連続している。
蓋部57,58は、一辺が固定壁54に連続し、固定壁54に連続する辺に隣り合う辺のうち、天壁56に近い側の天辺57a,58aは、天壁56から所定距離隔てた位置に、天壁56と平行になるように配置されている。そのため、天辺57a,58aと天壁56との間には、スリット状の確認窓56gが形成され、確認窓56gを介して空間51sの内部が取付部材50の外側から視認可能となっている。
蓋部57,58の固定壁54に連続した辺に対向する辺の端部の内面には、図5に示すように、天壁56に垂直で固定壁54に平行な方向に延びる突起57b,58bが形成されている。この突起57b,58bは、折り曲げ状態において、可動壁55に設けられた一対の凹溝55gにそれぞれ係止されることにより、固定壁54に対して可動壁55を位置決め可能である。
また、突起57b,58bは、取付部材50が図8,図9に示すように、側板11に組み付けられると、凹溝55g内に更に深く嵌まり込み、更に係止状態が更に強固になる。
蓋部57,58の天辺57a,58aに対向する底辺57c,58cは、図5〜図7に示すように、固定壁54側及び固定壁54逆側の端部が、矩形に切欠かれ、ヒンジ部59で折り曲げて取付部材50を折り曲げ状態に変形させるときの作業性を向上している
実施形態では、取付部材50の組付け時に、固定壁54及び可動壁55は、略上下方向に延在し、蓋部は、略水平方向に延在するため、固定壁54及び可動壁55は、力布32の端部側の略水平方向又は左右方向を位置規制し、蓋部57,58は、力布32の端部側の上下方向を位置規制する。
引っ掛かり部としてのフランジ部52,53は、略長方形の板状体からなり、それぞれ、固定壁54及び可動壁55の天壁56逆側の端辺から垂直に立設されている。空間51s内に端部が保持された力布32が引き出される側,すなわち、可動壁55側のフランジ部53は、可動壁55に連続する辺に隣接する二辺の端部に、それぞれ、これらの二辺の延設方向に沿って起立したガイド壁53a,53bが、フランジ部53の延長方向の全長に亘って形成されている。
ガイド壁53a,53bの高さは、フランジ部52の厚みと同じ高さに形成され、ガイド壁53a,53bに挟まれた領域のフランジ部本体53cの厚みは、ガイド壁53a,53bの高さよりも、少なくとも力布1枚分の厚み分薄くなっている。
取付部材50のうち、フランジ部52,固定壁54,天壁56,可動壁55,フランジ部本体53cは、図5,図6に示すように、同じ幅からなり、蓋部5,5,ガイド壁53a,53bが、幅方向に張り出している。
また、フランジ部52及びフランジ部本体53cは、他の部分よりも薄肉に形成されている。
取付部材50は、フランジ部52と固定壁54との間、固定壁54と天壁56との間、可動壁55とフランジ部との間が、それぞれ相互の角度が垂直になるように固定され、天壁56と可動壁55との間が、ヒンジ部59によって略水平と略垂直の間で可動であることにより、図5,図6の展開状態と、図7の折り曲げ状態に可変になっている。
取付部材50を用いた力布32端部のサイドフレーム10への取付手順について説明する。
まず、取付部材50に、トリムプレート37が縫合された力布32の取付部36の端部を係止する。
力布32の取付部材50への取付は、次の手順で行う。図5,図6に示す展開状態では、可動壁55と仕切壁60との間の溝の側端60cが、蓋部57,58から露出されている。この露出されている取付部材50の可動壁55と仕切壁60との間の溝に、側端60cから、力布32が縫合されたトリムプレート37を挿入し、トリムプレート37をスライドさせて、トリムプレート37の全体を、可動壁55と仕切壁60との間の溝に押し込む
次いで、力布32のうちトリムプレート37に隣接する部分を、可動壁55と仕切壁60との間の溝から、仕切壁部60bの端部を経て仕切壁部60bと固定壁54との間の領域に引き出す。
次いで、ヒンジ部59で折り曲げて可動壁55と天壁56との角度が略垂直になるようにし、突起57b,58bを、一対の凹溝55gにそれぞれ係止させる。このとき、取付部材50は、図7に示す折り曲げ状態となる。
次いで、取付部材50を、サイドフレーム10のシート外側から、取付孔16に挿入し、図8,図9に示すように、側板11の取付孔16の前側及び後側の縁部が、それぞれ、フランジ部53と爪部55p,フランジ部53と爪部54pとの間に挟まれるまで、取付部材50を押し込む。
このとき、図9に示すように、蓋部57,58は、取付孔16の端縁による押圧力を受けて、突起57b,58bと凹溝55gとの係合がより強固となる。また、可動壁55は、外面から取付孔16の端縁による押圧力を受けると共に、内面からトリムプレート37及び力布32による押圧力を受け、また、凹溝55gと突起57b,58bとの係合がより強固となることにより、取付部材50は、折り曲げ状態に安定して維持される。
エアバッグモジュール6を、シート外側から組付ける。このとき、リテーナ6cが、フランジ部52の少なくとも一部を押え付けるようにして、ボルト18により、固定する。
その後、クッションパッド5aをエアバッグモジュール6の外側に配置し、トリムカバー4でクッションパッド5aごと被覆して、完成する。
なお、本実施形態では、力布32の端部の厚み方向を、固定壁54及び可動壁55で位置規制し、力布32の端部の幅方向を、蓋部57,58で位置規制しているが、逆に、力布32の端部の厚み方向を、蓋部で位置規制し、力布32の端部の幅方向を、固定壁及び可動壁で位置規制してもよい。
S 車両用シート
S1 シートバック
S2 着座部
S3 ヘッドレスト
F シートフレーム
1 シートバックフレーム
2 着座フレーム
3 リクライニング機構
4 トリムカバー
5,5a クッションパッド
6 エアバッグモジュール
6a インフレータ
6b エアバッグ
6c リテーナ
6d ラップ材
7 空間
8 開口
10 サイドフレーム
11 側板
12 前縁部
13 後縁部
15 係止部
16 取付孔
17 脆弱部
17a ビード
17b 湾曲部
17c 孔部
18 ボルト
21 上部フレーム
22 下部フレーム
23 ピラー支持部
25 架設部材
31,32 力布
33 係止フック
35 辺
36 取付部
37 トリムプレート
40 破断部
41 前面マチ部
42 側面マチ部
50 取付部材
51 保持部
51s 空間
52,53 フランジ部
53a,53b ガイド壁
53c フランジ部本体
54 固定壁
54p,55p 爪部
55 可動壁
55g 凹溝
56 天壁
56g 確認窓
57,58 蓋部
57b,58b 突起57a,58a 天辺
57c,58c 底辺
59 ヒンジ部
59g 凹部
60 仕切壁
60a 連結部
60b 仕切壁部
60c 側端

Claims (10)

  1. フレームと、引張力を伝達する布状体と、該布状体を前記フレームに連結する取付部材と、を備えた車両用シートであって、
    前記取付部材は、前記布状体の延長方向の端部側に取り付けられた係止部材と係合して該端部側を着脱可能に保持する溝状の保持部を備え、
    該保持部は、第1壁部と、該第1壁部の内面から起立した連結部と、該連結部における前記第1壁部の反対側から前記第1壁部と平行に延びる第2壁部と、で形成される、前記係止部材を保持する溝を有し、
    前記係止部材を保持する溝は、前記連結部側が閉塞し、前記連結部側と反対側が開口しており、
    前記連結部は、前記開口よりもシート幅方向における外側に位置していることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記取付部材は、前記フレームに取り付けられたときの前記フレームとの連結部位に、前記布状体が当接する角部を有し、
    該角部は丸みを帯びたなだらかな角部であることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記取付部材の前記保持部は、シート幅方向における外側に開口していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記布状体の延長方向の端部は、前記フレームのシート幅方向における外側から回り込んで前記取付部材の前記保持部に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用シート。
  5. 前記布状体の延長方向の端部は、前記フレームのシート幅方向における外側の端部と内側の端部との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用シート。
  6. 前記フレームは、側部に位置する側板と、該側板の前端部をシート幅方向における内側に折り返してなる前縁部と、前記側板の後端部をシート幅方向における内側に屈曲させた後縁部とを備え、
    前記布状体の延長方向の端部は、前記前縁部のシート幅方向における内側の端部と前記後縁部のシート幅方向における内側の端部とを結ぶ線よりも、シート幅方向における外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両用シート。
  7. 前記取付部材は、前記保持部から連続して形成され、前記保持部の外側に張り出したフランジ部を備え、
    前記フランジ部は、前記布状体に沿って配設されるとともに、前記フレームの前記側板と前記布状体との間に配設されていることを特徴とする請求項6記載の車両用シート。
  8. 前記フレームに取り付けられたエアバッグモジュールと、
    前記フレームの前方に設けられたクッションパッドと、を有し、
    前記エアバッグモジュールの前端部と、前記クッションパッドの裏面とは、離間していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車両用シート。
  9. 前記布状体の少なくとも一部は、前記エアバッグモジュールと前記フレームとを固定するボルトよりもシート幅方向における内側に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の車両用シート。
  10. 前記フレームは、左右に離間して配置されるサイドフレームを有し、
    左右の前記サイドフレームの間には、乗員を支持する乗員支持部材が架設されており、
    該乗員支持部材の端部は、前記サイドフレームに設けられた係止孔に係止されており、
    前記取付部材は、前記係止孔よりも下方で前記サイドフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の車両用シート。
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