JP6256216B2 - 分光測定装置、液体クロマトグラフ及び分光器の波長校正方法 - Google Patents

分光測定装置、液体クロマトグラフ及び分光器の波長校正方法 Download PDF

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Description

本発明は単独での測定装置として又は液体クロマトグラフなどの測定装置の検出器として使用される紫外可視分光光度計(UV)などの分光測定装置、その分光測定装置を検出器として備えた液体クロマトグラフ、及び分光器の波長校正方法に関するものである。液体クロマトグラフは高速液体クロマトグラフを含む。
分光測定装置には波長分散素子として回折格子を備え、その回折格子を回転させることにより出口スリットから取り出される回折光の波長を選択するものがある。回折格子を回転させるためにパルスモータを備え、そのパルスモータに制御部から所定数の制御パルスを送ることにより、回折格子を所定の角度だけ回転させて回折光の波長を選択する。
出口スリットから取り出される回折光の波長と回折格子を回転させる制御パルス数はあらかじめ理論的に求められており、制御部は目的とする波長に対応する制御パルス数をパルスモータに送る。
回折格子の取付け精度や部品の加工精度によって、所定の制御パルス数をパルスモータに送っても理論通りの波長が得られないことがある。そのため、波長が既知の輝線スペクトルを用いて校正を行う。
例えば、D2(重水素)ランプのスペクトルから輝線を探してその位置を長波長側の基準位置656.1nmと定義し、水銀ランプのスペクトルからも輝線を探してその位置を短波長側の基準位置253.7nmと定義して、回折格子を回転させるパルスモータの回転位置の校正を行っている。輝線の位置は物理量で決まっているため、個体差がなく、校正する基準位置は変わることがない。
短波長側の基準位置を求めるために使用されている水銀ランプは、「危険物質に関する制限(RoHS)」による規制のために将来使用できなくなる可能性がある。そのため、水銀ランプの輝線波長に代わるものとして、Ho(ホロニウム)ガラスフィルタのHo吸収スペクトルのピーク波長を使用することを検討した。Hoは241.7nm(NIST(国立標準技術研究所、米国)基準)に吸収ピークをもつので、それを水銀ランプの輝線波長に代わる短波長側の基準位置を求める基準吸収ピークとして使用しようという試みである。
しかし、市販のHoガラスフィルタの吸収スペクトルを測定すると、基準吸収ピークとなる241.7nmの吸収ピークが基板の添加物由来の短波長側の大きな吸収ピークと重なり、基準吸収ピーク位置が241.7nmからずれることが分かった。しかも、そのずれる量は、市販のHoガラスフィルタごとにばらついている。
その一例を図11に示す。図11は3つの市販のHoガラスフィルタの吸収スペクトルを示したものであり、241.7nm付近を示している。校正は実際に試料を測定する分析装置で行う。そのため、この吸収スペクトルの測定も試料測定用の分光光度計により行ったものであり、出口スリットのスリット幅が8mmと広く、測定バンド幅が広くなっているが、吸収ピーク波長を求めることはできる。出口スリットのスリット幅を狭くして測定バンド幅を狭くすれば急峻なピーク波形が得られるが、出口スリットのスリット幅を狭くするほど測定用のセルに送られる回折光の光量が減少する。また、ピーク波形が急峻になったとしてもHoの吸収ピーク波長が基板の添加物由来の吸収ピークの影響を受けることに変わりはない。
本発明は、市販のHoガラスフィルタを使用してその特定の吸収ピーク波長を短波長側の基準波長として分光器の波長を校正できるようにすることを目的とするものである。
本発明の分光測定装置は分光器とその波長を校正する波長校正部を備えたものである。分光器は回折素子、前記回折素子への入射光を発生する光源、前記回折素子により分光された光を受光する位置に配置された光検出素子、及び制御パルスにより制御されて前記回折素子を前記入射光の入射方向に対して回転させる波長駆動部を備えている。
前記分光器は、前記光源にはD2ランプを含み水銀ランプを含まない。D2ランプの輝線ピーク波長は物理量として定まったものである。前記分光器は従来の分光測定装置のような波長校正のための基準波長として使用する水銀ランプは備えていないので、水銀ランプの輝線スペクトルの代わりにHoガラスフィルタの特定の吸収ピークスペクトルを使用する。そのために、前記光源と前記回折素子との間の光路にHoガラスフィルタを着脱可能に装着するフィルタ装着部を備えている。
Hoガラスフィルタの吸収ピークで校正に使用しようとするHoの241.7nmの吸収ピークの波長は使用するHoガラスフィルタごとに異なっているので、使用しようとするHoガラスフィルタの特定の吸収ピークについて別途測定された波長を基準波長として入力する基準波長入力部を備えている。
そして、前記波長校正部は、D2ランプの特定の輝線ピークの波長と前記基準波長入力部から入力された基準波長を用いて前記分光器の波長を校正するように構成されている。前記波長校正部は、前記回折素子を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す変換テーブルを保持する変換テーブル保持部、及び前記変換テーブルからの制御パルス数を校正する制御バルス数校正部を備えている。
前記制御バルス数校正部は、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であってD2ランプの特定の輝線ピークの波長に対応する制御パルス数n01、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であって前記基準波長に対応する制御パルス数n02、D2ランプの輝線ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n1、及び前記Hoガラスフィルタの特定の吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n2に基づいて前記変換テーブルからの制御パルス数を校正するように構成されている。
液体クロマトグラフは、移動相が流れる流路の最も上流側に配置されて前記移動相を供給する送液部と、前記流路に試料を注入する試料注入部と、前記試料注入部の下流に配置された分離用カラムと、前記分離用カラムの下流に配置され、前記分離用カラムからの溶出液が流れるフローセルと、前記フローセルを流れる溶出液を光学的に検出するように配置された分光測定装置と、を備えている。
本発明の液体クロマトグラフは分光測定装置として本発明の分光測定装置を使用する点に特徴がある。その分光測定装置において、前記フローセルは前記分光器における前記回折素子から前記光検出素子への光路に配置される。
本発明の波長校正方法は、回折素子、前記回折素子への入射光を発生する光源、前記回折素子により分光された光を受光する位置に配置された光検出素子、及び制御パルス数に基づいて前記回折素子を回転させる波長駆動部を備えた分光器の波長を校正する波長校正方法であって、前記光源としてD2ランプを含み水銀ランプを含まないものを使用する。
そして、本発明の波長校正方法は以下のステップを含んでいる。すなわち、
前記分光器において前記光源と前記回折素子との間の光路にHoガラスフィルタを装着するステップ、
前記Hoガラスフィルタについて別途測定された特定の吸収ピーク波長を基準波長として設定するステップ、
前記回折素子を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す変換テーブルを保持するステップ、及び
前記変換テーブルから求めた制御パルス数であってD2ランプの特定の輝線ピークの波長に対応する制御パルス数、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であって前記基準波長に対応する制御パルス数、D2ランプの前記輝線ピークを検出したときの校正前の制御パルス数、及び前記Hoガラスフィルタの前記吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数に基づいて前記変換テーブルからの制御パルス数を校正するステップである。
本発明によれば、D2ランプのほかに水銀ランプを使用しなくても、水銀ランプの代わりにHoガラスフィルタを使用し、使用しようとするHoガラスフィルタについて別途測定された特定の吸収ピークの波長を基準波長として入力し、そのHoガラスフィルタのその特定の吸収ピークを検出してそのピーク波長が入力された基準波長であるとする。そのようにして、D2ランプとHoガラスフィルタにより分光器の波長校正を行うようにしたので、ばらつきのあるHoガラスフィルタを使用しても正確な校正を行うことができるようになる。
一実施形態の分光測定装置を示す概略構成図である。 同実施形態における波長校正部を示すブロック図である。 平面回折格子における入射角、出射角と回折波長の関係を示す図である。 第1の実施形態における制御パルス数校正部を示すブロック図である。 同実施形態における校正動作を示すフローチャートである。 同実施形態における試料測定動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における制御パルス数校正部を示すブロック図である。 同実施形態における校正動作を示すフローチャートである。 同実施形態における試料測定動作を示すフローチャートである。 液体クロマトグラフの一実施例を示す概略構成図である。 3つの市販のHoガラスフィルタの吸収スペクトルを示したものであり、241.7nmに吸収ピーク波長をもつピーク付近を示したものである。
図1に分光測定装置の一実施形態を示す。分光器8は、回折素子2、回折素子2への入射光の光源としてのD2ランプ4、回折素子2により分光された光を受光する位置に配置された光検出素子6a、6b、及び回折素子2を入射光の入射方向に対して回転させる波長駆動部14を備えている。光源としては水銀ランプを備えていないことが特徴であり、D2ランプ4のみであってもよく、用途によってはD2ランプとタングステンランプを備えたものであってもよい。D2ランプは試料測定に使用するとともに、波長校正にも使用する。
分光器8において、D2ランプ4からの光は入口スリット3aを経て回折素子2に入射し、回折素子2で分光された光は出口スリット3cを経て取り出される。回折素子2は例えば平面回折格子であり、概略的に示された光学素子3bにより回折素子2への入射光4aが入口スリット3aの位置で結像し、回折素子2からの回折光4bが出口スリット3cの位置で結像するように構成されている。
回折素子2を回転させて出口スリット3cから出射する光の波長を選択するために波長駆動部14が設けられている。波長駆動部14は、波長校正時は校正前の制御パルス数に基づき、試料測定時は波長校正後の制御パルス数に基づいて、回折素子2を入射光4aの入射方向に対して回転させる。
従来の分光器は波長校正用の1つの基準波長光を発生させるための水銀ランプを備えていたが、本発明での分光器は水銀ランプを備えていない。水銀ランプに代わるものとして、Hoガラスフィルタ10を使用する。Hoガラスフィルタ10は波長校正時にのみ使用し、試料測定時には使用しないため、分光器8は光源4と回折素子2との間の光路にHoガラスフィルタ10を着脱可能に装着するフィルタ装着部12を備えている。
出口スリット3cから取り出された回折光の光路にビームスプリッタ9が配置されて光路が2つに分割され、一方が検出光側の光路となり、他方が補償光側の光路となる。検出光側の光路には試料を測定する際に使用されるセル7が配置され、セル7を透過した光を受光する位置に光検出素子6aが配置されている。補償光側の光路には光検出素子6bが配置されている。補償光側の光路は、試料の吸光度を測定するために使用される。
セル7としては、この分光測定装置が使用される分析装置に応じて、キュベット又はフローセルが使用される。セル7は校正時に光路から外されるか、外すことができないときはセル7に純水が満たされる。
光検出素子6a、6bの検出信号はA/D変換器40によりデジタル信号に変換された後、データ処理部42に取り込まれる。試料測定時は、データ処理部42が所定の波長による吸光度を求め、その結果を記憶装置44に記憶したり、外部に出力したりする。校正時はD2ランプの特定の輝線ピークの検出と、Hoガラスフィルタ10の吸収スペクトルから基準波長に設定された特定の吸収ピークの検出を行う。一例として、D2ランプの輝線ピークとしては波長656.1nmのものを使用する。この波長は変動しない。一方、Ho吸収ピークとしては、一例として、NISTの基準波長241.7nmのものを使用するが、この波長の吸収ピークはガラス基板への添加物によって変動する。
波長校正のために、波長校正部22と、Hoガラスフィルタ10の吸収スペクトルから基準波長用に設定された吸収ピークについて別途測定されたHo吸収ピーク波長値を基準波長値として波長校正部22に入力する基準波長入力部16が設けられている。
図2に示されるように、波長校正部22は、回折素子2を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す変換テーブルを保持する変換テーブル保持部18と、制御パルス数校正部20とを備えている。波長校正部22はデータ処理部42、記憶装置44とともにこの分光測定装置の専用のコンピュータにより、もしくはこの分光測定装置が搭載される液体クロマトグラフその他の分析装置の専用コンピュータにより、又は汎用のパーソナルコンピュータにより実現される。
図3に示されるように、回折格子2の法線に対する入射光4aの入射角をi、回折光4bの反射角をθとするとき、
Nmλ=sinθ−sini (1)
の関係がある。Nは回折格子2の刻線数(本/mm)、mは次数、λは回折光の分光波長(nm)である。入口スリット3aと出口スリット3cの位置が固定されているので、回折格子2を回転させて入射角iと反射角θを変化させることにより回折光4bの分光波長λが決まる。回折格子2の回転角は波長駆動部14に送られる制御パルスのパルス数により決まる。変換テーブルには、上記(1)により求められた関係、すなわち回折素子2を回転させる制御パルス数とそれに対する分光波長λとの関係がデータとして保持されている。そのデータは、例えば、分光波長λの1nmごとの対応する制御パルス数が示されたものである。所望の分光波長λを得るにはそれに対応する数の制御パルスを波長駆動部14に送りパルスモータを駆動して回折格子2を回転させる。この制御パルス数は校正前の制御パルス数である。
制御パルス数校正部20は、変換テーブルから求めた2つの制御パルス数と、D2ランプの特定の輝線ピーク及び特定のHoガラスフィルタの特定の吸収ピークをそれぞれ検出したときの校正前の制御パルス数とに基づいて変換テーブルからの制御パルス数を校正するように構成されている。変換テーブルから求めた2つの制御パルス数とは、変換テーブルから求めた制御パルス数であってD2ランプの特定の輝線ピーク波長(656.1nm)に対応する制御パルス数と、変換テーブルから求めた制御パルス数であって基準波長入力部16から入力された基準波長に対応する制御パルス数である。ピークを検出したときの校正前の制御パルス数とは、それぞれのピークを検出したときに波長駆動部14に送られた校正前の制御パルス数である。
波長校正部22は、一例として、D2ランプの特定の輝線ピーク波長(656.1nm)を保持するD2輝線ピーク波長保持部24と、基準波長入力部16から入力された基準波長を保持する基準波長保持部26を備えている。その場合、制御パルス数校正部20は、D2ランプの特定の輝線ピーク波長に対応する制御パルス数としてD2輝線ピーク波長保持部24に保持された輝線ピーク波長に対応する制御パルス数を変換テーブルから求め、基準波長に対応する制御パルス数として基準波長保持部26に保持された基準波長に対応する制御パルス数を変換テーブルから求めるように構成されている。
第1の実施形態を図4に示す。制御パルス数校正部20は、ずれ量算出部28及びずれ量保持部32を備えるように構成されている。
ずれ量算出部28は、D2ランプの特定の輝線ピーク波長に対応する制御パルス数n01を変換テーブルから求め、D2ランプのその輝線ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n1とからその輝線ピーク波長における第1ずれ量Δn1を算出し、基準波長に対応する制御パルス数n02を変換テーブルから求め、その基準波長に対応するHoガラスフィルタの吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n2とからその基準波長における第2ずれ量Δn2を算出する。
ずれ量保持部32はずれ量算出部28により算出されたずれ量Δn1、Δn2を保持する。
この場合、波長駆動部14は、波長校正時は変換テーブル保持部18に保持されている変換テーブルの制御パルス数に基づき、試料測定時は変換テーブル保持部18に保持されている制御パルス数をずれ量保持部32に保持されているずれ量Δn1、Δn2により補正した波長校正後の制御パルス数に基づいて、回折素子2を回転させるように構成されている。
この実施形態の動作を図5と図6に示す。図5は校正時の制御パルス数校正部20と波長駆動部14の動作を示している。Hoガラスフィルタ10について別途測定されたHo吸収ピーク波長を基準波長として入力し設定し、回折素子2を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す変換テーブルを保持しておく。分光器8において光源4と回折素子2との間の光路にHoガラスフィルタ10を装着する。Hoガラスフィルタ10を装着するのは、Ho吸収ピークを検出する前であれば、特に限定されない。
特定のD2輝線ピーク波長(656.1nm)に対応する制御パルス数n01と特定のHo吸収ピークの基準波長に対応する制御パルス数n02を変換テーブル保持部18の変換テーブルから取得する(ステップS1)。
2ランプ4の輝線ピーク(656.1nm)と基準波長(241.7nm)を設定したHo吸収ピークを検出する(ステップS2)。これらのピーク検出のために、それぞれのピーク波長に対応する制御パルス数を変換テーブル保持部18の変換テーブルから取得し、それぞれの制御パルス数を波長駆動部14のパルスモータに送って回折素子2を回転させる。この段階では、それぞれの制御パルス数は校正されていないので、それぞれのピークを検出することができないかもしれないが、それぞれ回転位置のあたりを走査することによりピークを検出することができる。
これらのピーク検出は、分光器8において光源4と回折素子2との間の光路にHoガラスフィルタ10を装着した状態で行ってもよく、Ho吸収ピークの検出はHoガラスフィルタ10を装着した状態でなければ行うことができないが、D2ランプ4の輝線ピークの検出はHoガラスフィルタ10を装着しない状態で行ってもよい。
ステップS2でD2ランプ4の輝線ピークとHo吸収ピークを検出したときのそれぞれの校正前の制御パルス数n1、n2を求める(ステップS3)。これらの制御パルス数n1、n2はそれぞれのピークを検出したときに波長駆動部14に送られた制御パルス数であり、波長校正部22又は他の制御部から波長駆動部14に制御パルスを送るときは波長校正部22又は他の制御部側において検知することもでき、制御パルスを受け取った波長駆動部14側において検知することもできる。
ステップS1とS2はどちらが先であってもよい。
その後、制御パルス数n01と制御パルス数n1とから輝線ピーク波長における第1ずれ量Δn1を算出し、制御パルス数n02と制御パルス数n2とから基準波長における第2ずれ量Δn2を算出する(ステップS4)。
Δn1=n1−n01
Δn2=n2−n02
算出したずれ量Δn1、Δn2を保持する(ステップS5)。
図6は試料測定時の制御パルス数校正部20と波長駆動部14の動作を示している。制御パルス数校正部20は、測定波長に対応する制御パルス数noを変換テーブルから取得する(ステップS11)。
この制御パルス数noを、保持されている、輝線ピーク波長(656.1nm)における第1ずれ量Δn1と基準波長(241.7nm)における第2ずれ量Δn2を用いて補正する(ステップS12)。
この補正方法としては、例えば線形補間法によりずれ量Δn1とΔn2とから測定波長でのずれ量Δnを求め、測定波長に対応する校正された制御パルス数nを、
n=no+Δn
として求めることができる。測定波長に対応する校正された制御パルス数nを求める方法は、線形補間法に限らず、他の方法でもよい。2つの基準波長にもとづいて任意の波長を校正する方法は、D2ランプと水銀ランプの輝線ピークを用いた従来の装置でも行っていることであり、それらの装置で行われている方法をこの実施形態での波長校正方法として用いることができる。
校正された制御パルス数nを求めるステップは、波長校正部22で行ってもよく、波長駆動部14で行ってもよい。
波長駆動部14は補正された制御パルス数nにより回折格子2を回転させるように駆動する(ステップS13)。
第2の実施形態を図7に示す。制御パルス数校正部20は、ずれ量算出部28、変換テーブル補正部34、及び校正ずみ変換テーブル保持部36を備えるように構成されている。
ずれ量算出部28は第1の実施形態におけるものと同じであり、輝線ピーク波長(656.1nm)における第1ずれ量Δn1と基準波長(241.7nm)における第2ずれ量Δn2を算出する。
変換テーブル補正部34は、ずれ量算出部28により算出されたずれ量Δn1、Δn2により変換テーブルの制御パルス数を補正して校正ずみ変換テーブルを得るように構成されている。この補正方法としても、例えば線形補間法によりずれ量Δn1とΔn2とから各波長でのずれ量Δnを求め、各波長に対応する補正された制御パルス数nを、
n=no+Δn
として求めることができる。この場合も各波長に対応する補正された制御パルス数nを求める方法は、線形補間法に限らず、従来の校正方法として使用されている他の方法でもよい。
校正ずみ変換テーブル保持部36は変換テーブル補正部34により補正された校正ずみ変換テーブルを保持する。
この場合、波長駆動部14は、波長校正時は変換テーブル保持部18に保持されている校正前の変換テーブルの制御パルス数に基づき、試料測定時は校正ずみ変換テーブル保持部36に保持されている校正ずみ変換テーブルの制御パルス数に基づいて、回折素子2を入射光の入射方向に対して回転させるように構成されている。
校正前の変換テーブルにデータとして、例えば、分光波長λの1nmごとの対応する制御パルス数が示されたものであるとすれば、校正ずみ変換テーブルもやはり分光波長λの1nmごとの対応する制御パルス数が示されたものとなる。校正ずみ変換テーブルの制御パルス数は校正後の制御パルス数である。校正後に所望の分光波長λを得るには、それに対応する数の制御パルスを校正ずみ変換テーブルから読み取って波長駆動部14に送って回折格子2を回転させる。
この実施形態の動作を図8と図9に示す。図8は校正時の制御パルス数校正部20と波長駆動部14の動作を示している。Hoガラスフィルタ10について別途測定されたHo吸収ピーク波長を基準波長として入力して設定し、回折素子2を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す校正前の変換テーブルを保持しておくことは第1の実施形態と同じである。この実施形態でも、分光器8において光源4と回折素子2との間の光路にHoガラスフィルタ10を装着するが、Hoガラスフィルタ10を装着するのは、Ho吸収ピークを検出する前であれば特に限定されない点も第1の実施形態と同じである。
特定のD2輝線ピーク波長(656.1nm)に対応する制御パルス数n01と特定のHo吸収ピークの基準波長に対応する制御パルス数n02を変換テーブル保持部18の変換テーブルから取得し、D2ランプ4の輝線ピーク(656.1nm)と基準波長(241.7nm)を設定したHo吸収ピークを検出し、それぞれのピークを検出したときの校正前の制御パルス数n1、n2を求め、輝線ピーク波長における第1ずれ量Δn1を算出し、基準波長における第2ずれ量Δn2を算出するまでのステップS21からS24の工程は、第1の実施形態における図5でのステップS1からS4の工程と同じである。
第1の実施形態では、試料測定時に回折素子を回転させる制御パルスをずれ量Δn1、Δn2により補正するが、この実施形態では変換テーブルの制御パルス数をあらかじめ補正して校正ずみ変換テーブルとして用意しておく点で異なっている。
そのため、この実施形態ではずれ量Δn1、Δn2により変換テーブルの制御パルス数を補正して校正ずみ変換テーブルを得る(ステップS24)。その方法として、上述のような線形補間法を用いてもよく、他の方法を用いてもよい。
補正された校正ずみ変換テーブルを保持する(ステップS25)。
図9は試料測定時の制御パルス数校正部20と波長駆動部14の動作を示している。制御パルス数校正部20は、測定波長に対応する制御パルス数を校正ずみ変換テーブルから取得する(ステップS31)。
波長駆動部14はその取得された制御パルス数により回折格子2を回転させるように駆動する(ステップS32)。
本発明の分光測定装置は単独で吸光光度計として利用することもできるし、分析装置の検出器として利用することもできる。その一実施形態として、一実施例の分光測定装置を検出器として利用した液体クロマトグラフを図10に示す。
移動相102が流れる流路106の最も上流側に移動相102を供給する送液部100が配置されている。送液部100は送液ポンプ104を備え、移動相を流路106に送り出す。送液部100は概略的に示されており、移動の数は1つに限らず、複数の移動相を混合する場合や、その混合比を時間とともに変化させるグラジエント分析用の送液部も含んでいる。
流路106には試料を注入する試料注入部108が配置されている。試料注入部108は自動試料注入装置(オートサンブラ)であってもよい。試料注入部108の下流に分離用カラム110が配置されている。分離用カラム110はその温度を一定に保つカラムオーブン112に収容されている。
分離用カラム110の下流には分離用カラム110からの溶出液が流れるフローセル114が配置されている。フローセル114を流れる溶出液を光学的に検出するように一実施形態の分光測定装置116が配置されている。分光測定装置116は図1に示された分光器8、基準波長入力部16及び波長校正部22を備えて構成されており、フローセル114は分光器8におけるセル7の位置にくるように配置されている。
2 回折素子
4 D2ランプ
6a、6b 光検出素子
8 分光器
10 Hoガラスフィルタ
12 フィルタ装着部
14 波長駆動部
16 基準波長入力部
18 変換テーブル保持部
20 制御パルス数校正部
22 波長校正部
24 D2輝線ピーク波長保持部
26 基準波長保持部
28 ずれ量算出部
34 変換テーブル補正部
36 校正ずみ変換テーブル保持部
100 送液部
102 移動相
104 送液ポンプ
106 流路
108 試料注入部
110 分離用カラム
112 カラムオーブン
114 フローセル
116 分光測定装置

Claims (6)

  1. 回折素子、前記回折素子への入射光を発生するためにD2ランプを含み水銀ランプを含まない光源、前記回折素子により分光された光を受光する位置に配置された光検出素子、及び制御パルスにより制御されて前記回折素子を回転させる波長駆動部を備えた分光器と、
    前記分光器において前記光源と前記回折素子との間の光路にHoガラスフィルタを着脱可能に装着するフィルタ装着部と、
    前記Hoガラスフィルタについて別途測定された240nm付近の特定の吸収ピークの波長を基準波長として入力する基準波長入力部と、
    前記回折素子を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す変換テーブルを保持する変換テーブル保持部、並びに 2 ランプの特定の輝線ピークの波長の位置を長波長側の基準位置、前記Hoガラスフィルタの前記基準波長の位置を短波長側の基準位置としてそれぞれ用い、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であってD2ランプの特定の輝線ピークの波長に対応する制御パルス数n01、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であって前記基準波長入力部から入力された前記基準波長に対応する制御パルス数n02、D2ランプの前記輝線ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n1、及び前記Hoガラスフィルタの前記吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n2に基づいて前記変換テーブルからの制御パルス数を校正する制御パルス数校正部を備えた波長校正部と、を備えた分光測定装置。
  2. 前記波長校正部はD2ランプの前記輝線ピークの波長を保持するD2輝線ピーク波長保持部、及び前記基準波長入力部から入力された前記基準波長を保持する基準波長保持部を備え、
    前記制御パルス数校正部は、前記変換テーブルから制御パルス数を求める際に前記D2輝線ピーク波長保持部に保持された輝線ピーク波長及び前記基準波長保持部に保持された基準波長を使用するように構成されている請求項1に記載の分光測定装置。
  3. 前記制御パルス数校正部は、前記変換テーブルにおける前記輝線ピーク波長に対応する前記制御パルス数n01とD2ランプの前記輝線ピークを検出したときの校正前の前記制御パルス数n1とから前記輝線ピーク波長における第1ずれ量Δn1を算出し、前記変換テーブルにおける前記基準波長に対応する制御パルス数n02と前記吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n2とから前記基準波長における第2ずれ量Δn2を算出するずれ量算出部と、
    前記ずれ量算出部により算出されたずれ量Δn1、Δn2を保持するずれ量保持部と、を備えており、
    前記波長駆動部は、波長校正時は前記変換テーブル保持部に保持されている変換テーブルの制御パルス数に基づき、試料測定時は前記変換テーブル保持部に保持されている制御パルス数を前記ずれ量保持部に保持されているずれ量Δn1、Δn2により補正した波長校正後の制御パルス数に基づいて、前記回折素子を回転させるように構成されている請求項1又は2に記載の分光測定装置。
  4. 前記制御パルス数校正部は、前記変換テーブルにおける前記輝線ピーク波長に対応する前記制御パルス数n01とD2ランプの前記輝線ピークを検出したときの校正前の前記制御パルス数n1とから前記輝線ピーク波長における第1ずれ量Δn1を算出し、前記変換テーブルにおける前記基準波長に対応する制御パルス数n02と前記吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数n2とから前記基準波長輝における第2ずれ量Δn2を算出するずれ量算出部と、
    前記ずれ量算出部により算出されたずれ量Δn1、Δn2により前記変換テーブルの制御パルス数を校正する変換テーブル補正部と、
    前記変換テーブル補正部により校正された校正ずみ変換テーブルを保持する校正ずみ変換テーブル保持部と、を備えており、
    前記波長駆動部は、波長校正時は前記変換テーブル保持部に保持されている変換テーブルの制御パルス数に基づき、試料測定時は前記校正ずみ変換テーブル保持部に保持されている校正ずみ変換テーブルの制御パルス数に基づいて、前記回折素子を回転させるように構成されている請求項1又は2に記載の分光測定装置。
  5. 移動相が流れる流路の最も上流側に配置されて前記移動相を供給する送液部と、
    前記流路に試料を注入する試料注入部と、
    前記試料注入部の下流に配置された分離用カラムと、
    前記分離用カラムの下流に配置され、前記分離用カラムからの溶出液が流れるフローセルと、
    前記フローセルを流れる溶出液を光学的に検出するように配置された請求項1から4のいずれかに記載の分光測定装置であって、前記フローセルが前記分光器における前記回折素子から前記光検出素子への光路に配置されている分光測定装置と、
    を備えた液体クロマトグラフ。
  6. 回折素子、前記回折素子への入射光を発生する光源、前記回折素子により分光された光を受光する位置に配置された光検出素子、及び制御パルス数に基づいて前記回折素子を前記入射光の入射方向に対して回転させる波長駆動部を備えた分光器の波長を校正する波長校正方法であって、
    前記光源としてD2ランプを含み水銀ランプを含まないものを使用し、
    前記分光器において前記光源と前記回折素子との間の光路にHoガラスフィルタを装着するステップと、
    前記Hoガラスフィルタについて別途測定された240nm付近のHo吸収ピーク波長を基準波長として設定するステップと、
    前記回折素子を回転させる制御パルス数とそれに対する回折光の波長との理論的な関係を示す変換テーブルを保持するステップと、
    2 ランプの特定の輝線ピークの波長の位置を長波長側の基準位置、前記Hoガラスフィルタの前記基準波長の位置を短波長側の基準位置としてそれぞれ用い、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であってD2ランプの特定の輝線ピークの波長に対応する制御パルス数、前記変換テーブルから求めた制御パルス数であって前記基準波長に対応する制御パルス数、D2ランプの前記輝線ピーを検出したときの校正前の制御パルス数、及び前記Hoガラスフィルタの前記吸収ピークを検出したときの校正前の制御パルス数に基づいて前記変換テーブルからの制御パルス数を校正するステップと、を含む波長校正方法。
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