JP6255680B2 - 照明光源装置とこれを用いた投射装置 - Google Patents

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この発明は、励起光を発光する励起光源を有する照明光源装置と、この照明光源装置を備えた投射装置とに関する。
従来から、励起光を蛍光体に照射してこの蛍光体から蛍光光を発光させ、この蛍光光をプロジェクタの投影光として使用するプロジェクタが知られている(特許文献1参照)。
かかるプロジェクタは、青色光を発光する第1光源と、この第1光源からの青色光が照射されると緑色光を発光する蛍光体層とその青色光を拡散透過する拡散層とを設けた蛍光ホイールと、赤色光を発光する第2光源と、青色光及び緑色光を透過し赤色光を反射させるダイクロイックミラーと、蛍光ホイールを回転させるモータなどとを備えている。
モータにより蛍光ホイールを回転させるとともに、第1光源から発光した青色光を蛍光ホイールの蛍光体層に照射させてこの蛍光体層から緑色光を発光させ、この緑色光をダイクロイックミラーを透過して導光装置へ導入される。
蛍光ホイールの回転により、第1光源から発光した青色光が蛍光体層から拡散層へ照射位置が移動すると、その青色光は拡散層を透過してダイクロイックミラーに達しここを透過して導光装置へ導入される。
さらに、蛍光ホイールの回転により、青色光の照射位置が拡散層を外れる際には、第1光源が消灯されるとともに第2光源が点灯され、第2光源から赤色光が発光され、この赤色光がダイクロイックミラーで反射されて導光装置へ導入される。
このようにして、緑色光と青色光と赤色光とが順番に導光装置へ導入されていき、プロジェクタの表示素子であるDMDの光の時分割表示により、スクリーンにカラー画像が生成される。
このようなプロジェクタでは、第1光源から発光される青色光を励起光として使用するものであり、この励起光によって蛍光体層から高出力の緑色光を得ることができる。
しかし、蛍光体の特性上から、励起光のパワーを所定以上に上げても、そのパワーに応じて蛍光体から発光する蛍光光のパワーを上げることができないという問題があった。
この発明の目的は、励起光のパワーを所定以上に上げても、そのパワーに応じて蛍光体から発光する蛍光光のパワーを上げることのできる照明光源装置と、この照明光源装置を備えた投射装置を提供することにある。
請求項1の発明は、所定波長の励起光を発光する励起光源と、
この励起光源が発光した励起光を受光して前記所定波長とは異なる波長の光を一色のみ発光する一色の波長変換部材と、
前記励起光源と前記一色の波長変換部材との間に配置されるとともに、前記励起光の光路を少なくとも2つの第1光路と第2光路とに分岐させる光路分岐手段とを備え、
前記励起光源から発光された励起光のうち、前記光路分岐手段によって分岐された第1光路を通る第1励起光と、第2光路を通る第2励起光とが共に、同じ前記一色の波長変換部材内で、シフトした位置にスポットを形成し、
前記波長変換部材は、回転移動する円形基板に所定の幅を有してリング状に形成されていて、前記シフトした位置に形成するスポットの前記シフトの方向を波長変換部材のリングの幅方向に対して垂直な方向に設定することを特徴とする。
この発明によれば、励起光のパワーを所定以上に上げても、そのパワーに応じて蛍光体から発光する蛍光光のパワーを上げることができる。
この発明に係る照明光源装置の原理を示す説明図である。 他の例の照明光源装置の原理を示す説明図である。 蛍光体上に形成されるスポット光の強度分布のグラフを示す。 複屈折部材を配置した場合の蛍光体上に形成されるスポット光の強度分布のグラフを示す。 この発明に係る投射装置の構成を示す光学配置図である。 図4に示す投射装置に設けた照明光源装置の構成を示す光学配置図である。 基板上に形成された蛍光体を示した説明図である。 (A)はレーザ発光ダイオードの配置を示した説明図、(B)は複屈折部材の常光線として振る舞う偏光方向と異常光線として振る舞う偏光方向とを示した説明図である。 従来の合成スポット光を示した説明図である。 複屈折部材を用いた場合の合成スポット光を示した説明図である。 第2実施例のレーザ発光ダイオードの配列方向を示した説明図である。 第3実施例のレーザ発光ダイオードの偏光方向を示した説明図である。 レーザ発光ダイオードと複屈折部材の配置関係を示した説明図である。 第4実施例の説明図である。 レーザ発光ダイオードの偏光方向に対する複屈折部材の回転を示した説明図である。 第5実施例を示した説明図である。 (A)は複屈折部材に対する常光線成分と異常光線成分のスポット光と、そのスポット光の偏光方向とを示した説明図、(B)は複屈折部材を反時計回りに45度回転させた場合のスポット光と、そのスポット光の偏光方向とを示した説明図、(C)複屈折部材を反時計回りに90度回転させた場合のスポット光と、そのスポット光の偏光方向とを示す説明図である。 第6実施例を示した説明図である。
以下、この発明に係る照明光源装置とこの照明光源装置を備えて投射装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[原 理]
図1にこの発明の原理を示す。図1において、1は半導体レーザ素子(励起光源)、2は半導体レーザ素子1から発光されたレーザ光を集光するカップリングレンズ、3は複屈折部材(光路分岐手段)、4は蛍光体(波長変換部材)、5は蛍光体4を設けた円板である。
半導体レーザ素子1から発光したレーザ光は、複屈折部材3を介してカップリングレンズ2により集光されて蛍光体4上にスポット光状に集光される。
カップリングレンズ2で集光されたレーザ光の光線L1は、複屈折部材3の特徴である常光線L2と異常光線L3とに分離し、屈折率の違いによりある厚みを有した平行平板を通過することで、常光線L2と異常光線L3とが一定の量だけシフトする。
つまり、レーザ光の光路を第1光路と第2光路との2つに分離することができる。ここで、第1光路をシフトしない常光線L2の光路とし、第2光路をシフトする異常光線L3として図1に示してある。
常光線L2と異常光線L3は、蛍光体4上に距離dだけシフトした位置にスポットを形成する。
このような複屈折部材3の作用で、光源が1つであるにも関わらず、2つのスポットを得ることできる。当然、シフトする前に一つのスポットが2つに分離されたので、照射パワーが分散されることになる。以下、第1光路を常光線L2の光路、第2光路を異常光線L3の光路として説明するが、当然その逆でもかまわない。
なお、異常光線と常光線の成分比は、無偏光の光であるLEDやランプ光源であると、複屈折部材3によりほぼ50:50に分離するが、レーザ光のような偏光依存性のある光源は、光源の偏光方向に留意する必要がある。つまり、複屈折部材を通過する光線を常光線として扱うか、異常光線として扱うかは、レーザ光の偏光方向と、複屈折部材の結晶軸との相対関係で決まるものなので、レーザ光源の偏光方向に合わせ、複屈折部材を回転して常光線成分と異常光線成分を得るようにしなければならない。
図1では、半導体レーザ素子1は、Y軸方向がP偏光となるように配置されている。そして、複屈折部材3は、X軸を中心として45度回転させた方向(XY方向)が常光線として取り扱う方向に配置すると、レーザ光を同等の強度比で常光線と異常光線とに2分割することができる。
図2は、半導体レーザ素子1とカップリングレンズ2との間に複屈折部材3を配置した例を示す。この場合も、半導体レーザ素子1の偏光方向と複屈折部材3の結晶軸の方向を任意に変更することができ、図1と同様に、レーザ光を同等の強度比で常光線と異常光線とに2分割することができる。すなわち、図2に示すように、常光線L2と異常光線L3の光路をシフトさせて、蛍光体4上に距離dだけシフトした位置にスポットを形成することができる。
図3Aは、複屈折部材3を配置しない場合の蛍光体4上に形成されるスポット光の強度分布のグラフG1を示す。
図3Bは、複屈折部材3を配置した場合の蛍光体4上に形成されるスポット光の強度分布のグラフG2,G3を示す。
図3Aに示すように複屈折部材3を配置しない場合の蛍光体4上に形成されるスポット光の中心位置の強度を「1」とすると、図3Bでは、常光線と異常光線との成分比が50:50のとき、2つに分離したスポット光の強度分布の中心位置の強度は1/2となる。この2つの分離したスポット光の強度分布は、互いに距離dだけシフトして分離したグラフG2,G3となる。
蛍光体4上には、2つの分離したスポット光が照射されるので、その2つのスポット光を合成した強さの光が照射されることになり、その強度分布を示すグラフG4はグラフG2+G3となり、その最大強度は1/2となる。ここでは、シフトした距離dは、スポット光の強度が1/2となるスポット光の径と同一にした場合のグラフG2〜G4を示すが、ピークの90%の強度となる僅かなシフト量でも最大強度を低下させる効果がある。
また、半導体レーザ素子1などの点光源を用いる場合、蛍光体4上でスポット光の径を小さく絞れるため、複屈折部材3による照射パワー密度の低減効果が高くなる。
一般的に、複屈折部材3の常光線の屈折率をno、異常光線の屈折率をne、複屈折部材3の板厚をtとすると、偏光光の光線は、以下の式で表せるシフト量dだけ光軸が分離する。
d=(ne−no)/(ne+no)×t
複屈折材料としては、方解石、水晶、サファイなどが上げられるが、透過率や所望のシフト量を得るための厚みなどを考慮して選定される。
例えば、代表的な複屈折材料として水晶を例に取ると、波長442nmで、常光線の屈折率no=1.55324、異常光線の屈折率ne=1.56266であるので、シフト量を0.1mmほど得るためには、複屈折部材3の厚さtは、t=17mmとすればよい。
高い複屈折特性を持つ材料として方解石が好適である。この方解石は、同じ450nm近辺の波長で、常光線の屈折率no=1.67、異常光線の屈折率ne=1.485とそれらの差が大きく、大きなシフト量が得られるので、0.1mmほどのシフト量を得るには、複屈折部材3の厚さは0.85mmほどで十分である。また、シフト量を0.5mmほど必要とする場合は、複屈折部材3の厚さを4.3mmにすればよい。
光路分岐手段として複屈折部材を例にとって説明したが、液晶素子でもかまわないし、同時に光路を2分する機能を有していればどのような部材であってもよい。
[第1実施例]
図4に示す投射装置10は、緑色蛍光を発光する照明光源装置20と、青色光を発光する青光源装置40と、赤色光を発光する赤光源装置50と、画像形成素子(DMD)60と、照明光源装置20の緑色光や青光源装置40の青色光や赤光源装置50の赤色光を集光して画像形成素子60を照明する照明光学系70と、画像形成素子60で反射される反射光を図示しないスクリーンに向けて拡大投射する投射光学系80と、制御装置90などとを備えている。
制御装置90は、画像入力インターフェース91を介して画像情報出力装置92から入力される画像情報に基づいて、画像形成素子60や照明光源装置20,青光源装置40,赤光源装置50の各光源駆動装置35,41,51を制御する。
画像形成素子60は、画像情報に応じて画素単位で光のオン・オフ制御を行って時分割でRGB成分毎の色画像を形成し、この色画像の色のみの光を投射光学系80へ反射させるようになっている。
[照明光源装置]
照明光源装置20は、図5に示すように、ホルダー21に位置決めされて取り付けられている9個の励起光源であるレーザ発光ダイオード(半導体レーザ素子)22N1〜22N9と(図6の(A)参照)、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の前に配置されたカップリングレンズ23R1〜23R9と、集光レンズ24と、複屈折部材(光路分岐手段)25と、青色光を透過し緑色光を反射するダイクロイックミラー26と、蛍光装置30とを有している。
図5において、27はヒートシンク、28はカップリングレンズ23R1〜23R9を位置決め保持するレンズホルダーである。
レーザ発光ダイオード22N1〜22N9は、図6の(A)に示すように3列3行のマトリックス状に配置され、450nmの近辺の青色の波長のレーザ光(励起光)を発生する。また、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9から発光するレーザ光の偏光方向は左右方向(X方向)に対して45度傾いた矢印方向となるように、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9は配置されている。
複屈折部材25は、図6の(B)に示すように、入射光線が分離して常光線として振る舞う偏光方向をY方向、その分離した他方の光線が異常光線として振る舞う偏光方向をX方向となるように、結晶軸を選定して配置されている。この複屈折部材25のY方向に対して、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向は45度となっている。
集光レンズ24は、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9から発光されたレーザ光を後述する蛍光体32上に集光させるものである。
[蛍光装置]
蛍光装置30は、図5に示すように、モータMによって回転移動する円形の基板31と、この基板31上に設けられた蛍光体(波長変換部材)32とを有している。モータMは制御装置90によって制御されるようになっている。
蛍光体32は、図5Aに示すように所定の幅Wを有するリング状に形成され、青色光が照射されると緑色の蛍光を発光する。また、蛍光体32は集光レンズ24の焦点距離の近辺位置に配置さている。
[青光源装置]
青光源装置40は、図4に示すように、青色光を発光する発光ダイオード42と、発光ダイオード42から発光された青色光を集光する集光レンズ43と、青色光を反射し緑色光を透過するダイクロイックミラー44とを有している。41は発光ダイオード42を駆動させる光源駆動装置である。
[赤光源装置]
赤光源装置50は、赤色光を発光する発光ダイオード52と、発光ダイオード52から発光された赤色光を集光する集光レンズ53と、赤色光を反射し青色光及び緑色光を透過するダイクロイックミラー54とを有している。51は発光ダイオード42を駆動させる光源駆動装置である。
[照明光学系]
照明光学系70は、集光レンズ71と、この集光レンズ71によって導入される緑色光や青色光や赤色光を内面多重反射により均一な照明光にするライトトンネル72と、このライトトンネル72から射出される照明光を集光する集光レンズ73と、集光レンズ73によって集光された照明光を反射させて画像形成素子60を照明するミラー74,75とを有している。
[動 作]
次に、上記のように構成される投射装置10の動作について説明する。
制御装置90は、蛍光装置30のモータMを駆動させて基板31を回転させていく。また、光源駆動装置35を動作させて照明光源装置20のレーザ発光ダイオード22N1〜22N9を駆動し、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9から励起光としての青色レーザ光が発光される。この青色レーザ光はカップリングレンズ23R1〜23R9及び集光レンズ24により集光されて、複屈折部材25及びダイクロイックミラー26を介して蛍光装置30の基板31の蛍光体32上にスポット状に集光される。
図7には、複屈折部材25がない場合の蛍光体32上に形成されるスポット光P1〜P9を示す。図7に示すように、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9から発光された青色レーザ光は一点に集光されない。これは、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9やカップリングレンズ23R1〜23R9の組み付けのバラツキなどにより、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の数だけのスポット光P1〜P9が離散的に形成される。
離散的に形成されたスポット光P1〜P9の集合体を合成スポットSPと定義し、この合成スポットSPのサイズを、各スポット光P1〜P9が離散的に照射されるエリアの最大領域を示すサイズとする。
簡単のために、合成スポットSPのサイズは各スポット光P1〜P9が内接する最小の円と定義すると、この円の内部すなわち合成スポットSPの内部には、照射されない領域や照射されるが照射パワーの強度が小さい領域が存在する。この照射パワーの強度が小さい領域や照射されない領域を少しでも減らすことにより、蛍光の発光効率を向上させることができる。
ところで、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9のFFPは数μmであるので、点光源としてみなしてもよい。この点光源が蛍光体32上に形成されようにレーザ発光ダイオード22N1〜22N9やカップリングレンズ23R1〜23R9の配置位置などを設計する。設計にもよるが、点光源の大きさは、一般的には蛍光体32上に0.数mmから1mm、大きくても3mm程度の大きさである。
しかしながら、9個のレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の配列精度や、カップリングレンズ23R1〜23R9との相対位置関係のバラツキにより、9個のスポット光P1〜P9が一点に重なることはほとんど起こり得ない。これを実際に行うとなると、数多くの調整が必要であり、その調整時間を鑑みると、その実行は避けた方がよい。
そこで、この実施例では、調整しないことを想定している。レーザ発光ダイオード22N1〜22N9とカップリングレンズ23R1〜23R9の位置ズレとして、スポット光は0.05mm程度大きくなる。また、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の製造誤差による発光点位置のバラツキや、カップリングレンズ23R1〜23R9のサイズのバラツキやその他もろもろの誤差を積み上げると、0.1mm〜0.5mm程度のスポット光の径の大きさの誤差は起き得る。
この場合、1つのスポット光の径のバラツキは1mm以下程度と小さいが、合成スポット径は1つのスポット光の径よりも大きくなる。光学系にもよるが、数mm〜5mm程度となる。
ここで、シフト量dを0.5mmほど大きくしても、合成スポット径はシフト量dしか大きくならないので、蛍光体32上の蛍光発光部の大きさが大きくなることによるパネル(スクリーン)への照明効率の低下はほとんど影響を受けない。
複屈折部材25は、図6の(B)に示すように、複屈折部材25のY方向に対して、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向は45度となっているので、各スポット光P1〜P9は、図5に示すように複屈折部材25によって常光線(第1光路)L2と異常光線(第2光路)L3との2つに分離する。そして、図8に示すように、常光線によるスポット光(第1励起光)P1a〜P9aと異常光線によるスポット光(第2励起光)P1b〜P9bとが距離dだけシフトして蛍光体32を照射する。
この蛍光体32を照射するスポット光P1a〜P9a,P1b〜P9bは青色光の励起光であるので、蛍光体32の照射部分から緑色光の蛍光が発光することになる。
ところで、図7に示す合成スポットSPのサイズは、シフト量dの値に対して十分に大きいので、図8に示す合成スポットSP1のサイズは、そのシフト量dによって合成スポットSPのサイズとほとんど変わらない。
すなわち、2次光源としての光源サイズを大きくすることなく、本来発光に使用されなかった照射パワーの強度の小さい領域や照射されない領域に励起光が照射されるので、蛍光体32の発光効率を高めることができる。
つまり、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9から発光する励起光である青色レーザ光のパワーを所定以上に上げても、蛍光体32から発光する緑光の蛍光光のパワーが頭打ちになってしまうことなく、励起光である青色レーザ光のパワーに応じて蛍光体から発光する蛍光光のパワーを上げることができる。
また、基板31上に設けた蛍光体32は、基板31の周方向に沿って帯状に形成されているので、複屈折部材25によりスポット光P1b〜P9bがシフトする方向を図8に示すように左右方向に設定する。このようにすることにより、合成スポットSP1が多少なり広がっても蛍光体32からはみ出てしまうことを防止することができ、蛍光体32の発光効率の低下が防止される。
また、シフトする方向は、シフトしない方向に比べて合成スポットSP1の径が長くなるので、パネル(スクリーン)のアスペクト比に合わせ、パネルの長手方向にシフトするようにシフト方向を設定すれば、蛍光体32で発光した蛍光の利用効率を向上させることができる。
蛍光体32で発光した緑色光は、図5に示すようにダイクロイックミラー26で反射され、図4に示すダイクロイックミラー44,54を透過して集光レンズ71によってライトトンネル72の一端から導入される。導入された緑色光は、ライトトンネル72の他端から射出されて集光レンズ73により集光されてミラー74,75によって反射されて画像形成素子60を照明する。
画像形成素子60は、制御装置90により制御されて、緑色成分を有する緑色画像を形成し、この緑色画像に緑色光が照明されると、その緑色画像で反射した緑色光が投射光学系80に入射する。投射光学系80は、入射した緑色光を図示しないスクリーンへ拡大投射して緑色成分の画像を形成する。
この後、制御装置90は、照明光源装置20のレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の駆動を停止させるとともに、光源駆動装置41を動作させて発光ダイオード42を駆動させる。発光ダイオード42は駆動して青色光を発光し、この青色光は集光レンズ43に集光されてダイクロイックミラー44に達し、ここで反射されてダイクロイックミラー54を透過し、集光レンズ71によってライトトンネル72の一端から導入される。
一方、画像形成素子60は、制御装置90によって青色成分を有する青色画像を形成し、この青色画像はライトトンネル72の他端から射出される青色光によって上記と同様にして照明される。この青色画像で反射した青色光は投射光学系80によりスクリーンへ拡大投射されて青色成分の画像が形成される。
この後、制御装置90は、光源駆動装置41の動作を停止させて発光ダイオード42の駆動を停止し、青色光の発光を停止させるとともに、光源駆動装置51を動作させて発光ダイオード52を駆動させる。発光ダイオード52は駆動して赤色光を発光し、上記と同様にして、赤色光が集光レンズ53に集光されてダイクロイックミラー54に達し、ここで反射されて集光レンズ71によりライトトンネル72の一端から導入される。
一方、画像形成素子60は、制御装置90によって赤色成分を有する赤色画像を形成し、この赤色画像はライトトンネル72の他端から射出される赤色光によって上記と同様にして照明される。この赤色画像で反射した赤色光は投射光学系80によりスクリーンへ拡大投射されて赤色成分の画像が形成される。
これら上記の動作が短時間で繰り返し行われることにより、スクリーンにフル画像が形成されて表示されることになる。
第1実施例の投射装置10は、大きなパワーを有する高価な固体光源を3つ使用せずに、発光ダイオード42と発光ダイオード52の2つだけを使用しているので、コストを抑えることができる。
また、蛍光体32から視感度特性の高い緑色光を発光させているので、励起光である青色レーザ光を発光するレーザ発光ダイオード22N1〜22N9のパワーは相当小さなものでよいことになる。このため、安価な照明光源装置20と投射装置10を提供することができる。
[第2実施例]
図9は第2実施例のレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の配列方向を示す。この第2実施例では、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9を円環状に配列して、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の冷却効率を上げるようにしたものである。他の構成は第1実施例と同じである。
レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向は、第1実施例と同じであり、その効果は第1実施例と同様な効果を得ることができる。
[第3実施例]
図10は第3実施例のレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の配列方向を示す。この第3実施例では、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9を円環状に、且つ、レーザ光の偏光方向(矢印方向)が円環状に配列されるように配列したものである。
レーザ発光ダイオード22N1から発光されるレーザ光の広がり角度の大きさは、偏光方向(矢印方向)では大きく、偏光方向と直交する方向では小さくなり、レーザ光のスポット形状は楕円形D1〜D9となる。
このため、レーザ光の偏光方向を円環状に配列すると、広がり角の大きい方が周方向に沿い、広がり角の小さい方が外周側に位置することになる。これにより、集光レンズ24によるレーザ光のカップリング効率を高めることができる。
[第4実施例]
図11及び図12は第4実施例を示す。この第4実施例では、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9に対応して、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9とカップリングレンズ23R1〜23R9との間に複屈折部材25F1〜25F9を配置したものである。
この第4実施例によれば、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向に対応して複屈折部材25F1〜25F9をX,Y平面内で回転させることにより、常光線と異常光線の強度比率を個別に調整することができる。
図13は、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向に対応して複屈折部材25F1〜25F9をX,Y平面内で回転させた状態を示す。すなわち、複屈折部材25F1〜25F9の常光線(あるいは異常光線)として振る舞う偏光方向(X軸方向が常光線として振る舞う偏光方向、Y軸方向が異常光線として振る舞う偏光方向)に対して、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向を相対的に45度回転させたものである。このようにすることにより、常光線と異常光線の強度比率が等しくなる。
この第4実施例によれば、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9に対して、個別に複屈折部材25F1〜25F9を配置したので、全てのレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の光源をシフト量dだけ離れた2つの光源が存在するかのようにすることができる。
また、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9の偏光方向と、複屈折部材25F1〜25F9の方向を個別に調整することにより、シフトする方向を360度の任意の方向に設定することができる。例えば、シフト方向を円環状に配置したレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の中心線に向かって分割するようにシフト方向を定めることも可能となる。この詳細な説明は、図15において説明する。
異常光線によるスポット光P1b〜P9b(図8参照)を中心に向かってシフトさせることで、合成スポットサイズを変えることなく、励起光の照射パワー密度を低減することができる。
第4実施例では、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9を円環状に配列しているが、シフト方向を内側にする場合には、マトリックス状に配列しても同様な効果を得ることができる。
第4実施例では、各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9に対応して複屈折部材25F1〜25F9を配置しているが、必ずしも1対1で対応する必要はない。例えば、常光線と異常光線の強度比率を50:50にする必要のない場合、レーザ発光ダイオード22N1の両隣りのレーザ発光ダイオード22N9,22N2を含めた3つのレーザ発光ダイオード22N1,22N9,22N2を1つの複屈折部材でシフト方向を調整すれば、9個のレーザ発光ダイオード22N1〜22N9に対して3つの複屈折部材で済む。このため、コスト低下や組み付け調整の作業を省くことができる。
[第5実施例]
図14は第5実施例を示す。この第5実施例のものは、複屈折部材を使用せずに、ハーフミラーH1〜H9と反射ミラーE1〜E9とを用いて各レーザ発光ダイオード22N1〜22N9から発光されたレーザ光を2つに分岐するようにしたものである。ハーフミラーH1〜H9と反射ミラーE1〜E9はほぼ平行に配置されており、ハーフミラーH1〜H9を透過した透過光線(透過励起光)に対して、ハーフミラーE1〜E9及び反射ミラーE1〜E9で反射させた反射光線(反射励起光)をシフトさせることで分岐させている。
反射ミラーE1〜E9の角度を調整することで、透過光線に対する反射光線のシフト量を自在に設定することができる。
この第5実施例では、レーザ発光ダイオード22N1〜22N9は図6に示すようにマトリックス状に配列され、これに合わせてカップリングレンズ23R1〜23R9やハーフミラーH1〜H9及び反射ミラーE1〜E9もマトリックス状に配列されているが、図9及び図10に示すように円環状に配列してもよい。
[第6実施例]
図15の(A)は、複屈折部材3によって分離した常光線及び異常光線のスポット光Qa,Qbの複屈折部材3に対する位置と、そのスポット光Qa,Qbの偏光方向Ua,Ubとを示したものである。
図15の(B)は、複屈折部材3を図15の(A)の位置から反時計回りに45度回転させた場合、この複屈折部材3に対するスポット光Qa,Qbの位置と、そのスポット光Qa,Qbの偏光方向Ua,Ubとを示したものである。
図15の(C)は、複屈折部材3を図15の(A)の位置から反時計回りに90度回転させた場合、この複屈折部材3に対するスポット光Qa,Qbの位置と、そのスポット光Qa,Qbの偏光方向Ua,Ubとを示したものである。
これら図15の(A)〜(C)から分かるように、複屈折部材3を回転させても常光線のスポット光Qaの位置は変わらないが、異常光線のスポット光Qbは、スポット光Qaの位置を中心にして、複屈折部材3の回転に応じて回転している。
つまり、常光線と異常光線の2つのスポット光に分かれる際に、分かれる方向が複屈折部材3の回転に応じて設定できることが分かる。すなわち、異常光線のスポット光を所定方向にシフトさせることができる。例えば、図11に示す円環状に配置したレーザ発光ダイオード22N1〜22N9の中心線、すなわち合成スポットの内側方向に向かってシフトさせることができる。
この原理を応用すれば、複屈折部材を多段に配置することにより、2つに分岐された2つのスポット光をさらに分岐させることができる。
図16に第6実施例のものを示す。この第6実施例のものは、複屈折部材25,25Aを2段配置したもので、複屈折部材25と複屈折部材25Aとは結晶軸の方向が異なるように回転させて配置し、4つのスポット光が得られるようにしたものである。
なお、複屈折部材25を透過した常光線と異常光線の偏光方向は互いに直交する方向に偏光している。このため、複屈折部材25Aは複屈折部材25に対して45度回転させた状態とすることで、複屈折部材25Aによって分岐するスポット光の割合が1:1となり、分岐の効果が発揮される。なお、複屈折部材を3段、4段と重ねることも可能である。
上記実施例では、照明光源装置20は緑色蛍光を発光するが、青色蛍光または赤色蛍光を発光するようにして、青光源装置40または赤光源装置50の替わりに設けてもよい。この場合、照明光源装置20を緑色を発光する発光ダイオードに置き換える。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
10 投射装置
20 照明光源装置
22N1〜22N9 レーザ発光ダイオード(励起光源:半導体レーザ素子)
25 複屈折部材(光路分岐手段)
32 蛍光体(波長変換部材)
H1〜H9 ハーフミラー
E1〜E9 反射ミラー
特開2011−13316号公報

Claims (5)

  1. 所定波長の励起光を発光する励起光源と、
    この励起光源が発光した励起光を受光して前記所定波長とは異なる波長の光を一色のみ発光する一色の波長変換部材と、
    前記励起光源と前記一色の波長変換部材との間に配置されるとともに、前記励起光の光路を少なくとも2つの第1光路と第2光路とに分岐させる光路分岐手段とを備え、
    前記励起光源から発光された励起光のうち、前記光路分岐手段によって分岐された第1光路を通る第1励起光と、第2光路を通る第2励起光とが共に、同じ前記一色の波長変換部材内で、シフトした位置にスポットを形成し、
    前記波長変換部材は、回転移動する円形基板に所定の幅を有してリング状に形成されていて、前記シフトした位置に形成するスポットの前記シフトの方向を波長変換部材のリングの幅方向に対して垂直な方向に設定することを特徴とする照明光源装置。
  2. 前記光路分岐手段は、複屈折部材であることを特徴とする請求項1に記載の照明光源装置。
  3. 前記光路分岐手段は、前記励起光を2分割して一方を透過して透過励起光と他方を反射して反射励起光とにするハーフミラーと、このハーフミラーで反射された前記反射励起光を反射して波長変換部材へ入射させる反射ミラーとを有することを特徴とする請求項1に記載の照明光源装置。
  4. 前記励起光源は、半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の照明光源装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の照明光源装置と、この照明光源装置で得られた照明光で照明される画像形成素子と、この画像形成素子で形成される画像をスクリーンに向けて投影する投射光学系とを備えたことを特徴とする投射装置。
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