JP5609422B2 - 光源装置、及びプロジェクター - Google Patents
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Description
このような光源装置において、従来は集光レンズの球面収差を補正できるように、光源装置の発光ダイオードと球面の集光レンズの設置間隔を、光源装置の中心から周辺部につれて狭くし、前記アレイ状レンズと発光ダイオードの光軸がずれるように設置されている。
−n2×1.1 < K < −n2×0.9
であることを特徴とする。
図2は、実施例1における光源装置10の断面図である。
図3は、実施例1に係る半導体レーザー1の配置を説明するための図である。
図4は、実施例1に係る半導体レーザー1の放射分布7と集光レンズ3との関係を説明するための図であり、図5は、実施例1に係る半導体レーザー1の発光部8の形状と放射分布7を説明するための図である。
なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz軸方向(図1における照明光軸100ax方向)、x軸方向(図1における紙面に平行かつz軸に垂直な方向)及びy軸方向(図1における紙面に垂直かつz軸に垂直な方向)とする。
照明装置100は、回転ホイール5と、回転ホイール5を回転させる為のモーター5Mと、回転ホイール上に形成された蛍光体6と、コリメーターレンズユニット20と、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150とを有する。
尚、半導体レーザー1における発光部8の大きさは、例えば長辺が18μmで短辺が2μmである。
また、半導体レーザー1は、励起光として青色光(発光強度のピーク波長;430〜460nm)を生成する半導体レーザーからなる。
ここで、コリメーターレンズユニット20に関して、補足説明をする。前記蛍光体から放射された蛍光は、ランバート発光をする。このため、前記コリメーターレンズユニット20での入射側(蛍光体側)の取り込み角は、150度以上であることが好ましい。これを実現するために、コリメーターレンズユニット20は、少なくとも1面以上の非球面を含んでいることが好ましい。尚、本実施例では、コリメーターレンズユニットは、入射側が平面で出射側が球面の平凸球面レンズ22と、両凸の両面非球面レンズ24により構成されている。
尚、ここでいうランバート発光とは、発光強度分布がランバート散乱と同様の強度分布を持つ発光する状態をいう。
偏光変換素子140は、光源装置10からの照明光束に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分を透過し他方の直線偏光成分を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、偏光分離層を透過した一方の直線偏光成分を他方の直線偏光成分に変換する位相差板とを有する。
液晶装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に従って、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
図6は、比較例1における光源装置30の断面図である。
図7は、比較例1に係る半導体レーザー31の配置(半導体レーザーアレイ31aの配置)を説明するための図である。
図8は、比較例1に係る半導体レーザー31の放射分布37と集光レンズ33との関係を説明するための図である。
尚、散乱手段9Rの例としては、スリ硝子、拡散フィルム、ホログラフィックディフューザー、マイクロレンズアレイで構成されたディフュザーなどを用いることができるが、散乱特性が波長によって異なるとスクリーン上での照明ムラの原因となるため、波長依存性の少ない散乱手段であることが好ましい。さらには、散乱能力が低くてもスクリーン上での照明ムラの原因となるため、散乱特性として30度以上であることが好ましい。
尚、各光学部品は、使用される半導体レーザーの波長に対して反射防止手段が施されておればよいため、赤色の光源装置10Rにおいては、例えば、620nm〜650nmの半導体レーザーを用い、620nm〜650nmの範囲で反射防止手段が施されていることが好ましい。この理由は、必要以上に反射膜の特性を広げるとコストアップの原因の一つとなるためである。
尚、新たに追加された色合成プリズムPは、投射レンズ直前に配置されたクロスダイクロイックプリズムと同じ機能を有しているため詳細な説明は省略するが、本実施例では、緑色を透過し、赤色と青色を反射させる波長選択性プリズムである。
図13は、実施例3に係る半導体レーザー41の配置を説明するための図である。
図14は、実施例3に係る半導体レーザー41の放射分布47と集光レンズ43との関係を説明するための図である。
尚、蛍光体を用いた場合には、蛍光体がランバート発光するため、散乱手段9は必要となくなる。
Claims (9)
- 放射角が最大の方向と最小の方向とを有する複数の半導体レーザーで構成される半導体レーザーアレイと、該半導体レーザーアレイからの光が入射するコリメーターレンズアレイと、該コリメーターレンズアレイからの光が入射する集光レンズとを備えた光源装置であって、
前記集光レンズは、平面の入射面と双曲面の出射面とを有し、前記半導体レーザーアレイの各々の放射角の略最大の方向と前記集光レンズの光軸を含む放射方向とを合わせたことを特徴とする光源装置。 - 請求項1に記載の光源装置において、前記集光レンズの出射面の双曲面の円錐定数をKとし、半導体レーザーの波長における前記集光レンズの屈折率をnとすると、
−n 2 ×1.1 < K < −n 2 ×0.9
であることを特徴とする光源装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の光源装置において、前記集光レンズのF/値は、1以下であることを特徴とする光源装置。
- 請求項1〜請求項3いずれかに記載の光源装置において、前記集光レンズによって集光された集光部に蛍光体が配置されていることを特徴とする光源装置。
- 請求項4に記載の光源装置において、前記蛍光体は、回転ホイール上に形成されていることを特徴とする光源装置。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光源装置において、前記集光レンズによって集光された集光部に散乱手段が配置されていることを特徴とする光源装置。
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請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光源装置において、前記集光レンズに よって集光された集光部に散乱手段が配置され、前記散乱手段は、回転ホイール上に形成されていることを特徴とする光源装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光源装置と、前記光源装置によって集光された集光部に配置された蛍光体と、前記蛍光体から放射された蛍光を画像情報に変換する光変調装置と、前記光変調装置からの変調光を投射画像として投射する投射光学系とを備えることを特徴とするプロジェクター。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光源装置と、前記光源装置によって集光された集光部に配置された散乱手段と、前記散乱手段から散乱された光を画像情報に変換する光変調装置と、前記光変調装置からの変調光を投射画像として投射する投射光学系とを備えることを特徴とするプロジェクター。
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