JP6252760B2 - ヘッドレスト装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載のヘッドレスト装置は、シートバックの上下方向に延在する直軸部を有したヘッドレストステーと、その直軸部に係合するガイド部を有して上下移動可能にヘッドレストを支持する支持部材(ハウジング)と、を備えている。尚、このヘッドレスト装置において、ヘッドレストステーは、上記直軸部を有した縦軸部材をシート幅方向に離間して配置することにより形成されている。また、支持部材は、これらの両縦軸部材を車両前後方向から挟み込む態様で二枚のシェルパネルを組み付けることにより形成されている。そして、そのガイド部は、これらのシェルパネル間に複数のガイドブッシュを組み付けることにより形成されている。
上記構成によれば、より安定的に支持部材を上下移動させることができる。更に、より円滑な動作を考慮した場合、このように両直軸部の間に螺子軸を配置する構成では、その螺子軸を両直軸部間の略中央部分に配置することが好ましい。そして、この点についてもまた、そのモータ部を直軸部と平行に配置することによって、モータの軸方向長さに関する制約を受けることなく、その螺子軸の配置を決定することができる。
上記課題を解決するヘッドレスト装置は、前記ストッパ部がヘッドレストの固定部を兼ねることが好ましい。
図1に示すように、車両用のシート1には、シートバック2の上方で図示しない乗員の頭部を支持するヘッドレスト5が設けられている。そして、本実施形態のシート1には、更に、そのヘッドレスト5の上下位置を調整可能なヘッドレスト装置10が設けられている。
本実施形態のヘッドレスト装置10において、アクチュエータ31の駆動力は、その駆動連結部を形成する外歯歯車35,36を介して螺子軸26に伝達される。そして、これにより螺子軸26が回転し、当該螺子軸26と螺子孔27との間の螺合関係に基づき支持部材24と固定部材28との間の相対位置が変化することで、その支持部材24がヘッドレストステー20の直軸部22に沿うように上下方向に移動するようになっている。
(1)ヘッドレスト装置10は、シートバック2の上下方向に延在する直軸部22を有したヘッドレストステー20と、その直軸部22が挿通されるガイド孔23を有してヘッドレスト5の内側に配置されることにより上下移動可能な状態でヘッドレスト5を支持する支持部材24と、を備える。また、ヘッドレスト装置10は、支持部材24に支持されることにより回転可能な状態で直軸部22と平行に配置される螺子軸26と、螺子軸26に螺合するナット部としての螺子孔27を有してヘッドレストステー20に固定される固定部材28と、を備える。更に、ヘッドレスト装置10は、モータ駆動により螺子軸26を回転駆動することにより当該螺子軸26と螺子孔27との螺合関係(螺子対偶)に基づいて支持部材24を上下移動させるアクチュエータ31を備える。そして、アクチュエータ31は、支持部材24に固定されることにより軸形状を有するモータ部40がヘッドレストステー20の直軸部22と平行に配置されるとともに、固定部材28には、そのモータ部40が挿通されるガイド孔43が形成される。
上記構成によれば、より安定的に支持部材24を上下移動させることができる。更に、より円滑な動作を考慮した場合、このように両直軸部22の間に螺子軸26を配置する構成では、その螺子軸26を両直軸部22間の略中央部分に配置することが好ましい。そして、この点についてもまた、上記のようにモータ部40を直軸部22と平行に配置することによって、モータ30の軸方向長さに関する制約を受けることなく、その螺子軸26の配置を決定することができる。
・上記実施形態では、ヘッドレストステー20は、直軸部22を有した一対の縦軸部材21をシート幅方向に離間して配置することにより形成されることとした。しかし、これに限らず、例えば、管材を略U字状に折り曲げ加工したもの等、シートバック2の上下方向に延在する直軸部22を有するものであれば、ヘッドレストステー20の形状は任意に変更してもよい。
・固定部材28のガイド孔43に挿通されるモータ部40については、必ずしも、カバー部材34の内側にモータ30が収容された部分でなくともよい。例えば、モータハウジングが軸形状を有するものであれば、そのモータハウジング自体を固定部材28のガイド孔43に挿通されるモータ部40とする構成であってもよい。
(イ)前記ストッパ部は、前記モータ部における前記ガイド孔に挿通されることにより固定部材よりも上方側に配置される部分に設けられること、を特徴とするヘッドレスト装置。これにより、簡素な構成にて、そのモータ部の脱離を防止することができる。
Claims (5)
- シートバックの上下方向に延在する直軸部を有したヘッドレストステーと、
前記ヘッドレストステーの直軸部が挿通されるガイド孔を有してヘッドレストの内側に配置されることにより上下移動可能な状態で前記ヘッドレストを支持する支持部材と、
前記ヘッドレストステーに固定される固定部材と、
前記支持部材及び前記固定部材の一方側に支持されることにより前記ヘッドレストステーの直軸部と平行に配置される螺子軸と、
前記支持部材及び前記固定部材の他方側に設けられて前記螺子軸に螺合するナット部と、
モータ駆動により前記螺子軸及び前記ナット部の何れか一方を回転駆動することにより前記螺子軸及び前記ナット部間の螺合関係に基づき前記直軸部に沿って前記支持部材を上下移動させるアクチュエータと、を備え、
前記アクチュエータは、前記支持部材に固定されることにより軸形状を有するモータ部が前記ヘッドレストステーの直軸部と平行に配置されるとともに、
前記固定部材には、前記モータ部が挿通されるガイド孔が形成された
ヘッドレスト装置。 - 請求項1に記載のヘッドレスト装置において、
前記ヘッドレストステーは、前記螺子軸を挟んでシート幅方向に離間して配置される一対の前記直軸部を備えること、を特徴とするヘッドレスト装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のヘッドレスト装置において、
前記モータ部の外周面には、軸線方向に延びるガイド突部が設けられるとともに、
前記固定部材のガイド孔には、前記ガイド突部に係合することにより前記モータ部の相対回転を規制可能な係合凹部が形成されること、を特徴とするヘッドレスト装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のヘッドレスト装置において、
前記アクチュエータのモータ部には、前記固定部材に当接することにより前記直軸部に沿った前記支持部材の移動を規制可能なストッパ部が設けられること、
を特徴とするヘッドレスト装置。 - 請求項4に記載のヘッドレスト装置において、
前記ストッパ部がヘッドレストの固定部を兼ねること、
を特徴とするヘッドレスト装置。
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