JP2018016238A - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ナット部材とスクリュロッドとの間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保すること。【解決手段】シートスライド装置8は、スクリュロッド15に螺合する螺子孔32を有したナット部材30と、ロアレール5に固定された状態でナット部材30を保持するナット保持部材31とを備える。ナット部材30にはナット部材30の第1回動軸Sを形成する支軸40が設けられ、ナット保持部材31には支軸40が係合する弧状溝43が設けられる。更に、ナット保持部材31は、弧状溝43と支軸40との係合関係に基づいて、スクリュロッド15及びナット部材30の一体回転を規制しつつ、第1回動軸Sを中心としたナット部材30の回動を許容する。そして、ナット保持部材31は、弧状溝43の延伸方向に沿って支軸40が摺動することで、螺子孔32の軸線X及び第1回動軸Sに直交する第2回動軸Tを中心としたナット部材30の回動を許容する。【選択図】図2
Description
本発明は、駆動源が設けられた車両用シートスライド装置に関するものである。
従来、車両フロアに固定されたロアレールと、ロアレールに対して摺動自在に係合されるとともに上方にシートを支持するアッパレールと、を備えた車両用のシートスライド装置がある。そして、このようなシートスライド装置には、駆動源となるモータ等の駆動力によって、ロアレールに対してアッパレールを車両前後方向に摺動させるものがある。
例えば、特許文献1に記載のシートスライド装置は、アッパレールにより回転自在に支持されたスクリュロッドと、ロアレールに固定されたナット部材と、を備えている。そして、このシートスライド装置は、ナット部材に螺合されたスクリュロッドを、駆動力によって回転駆動する構成になっている。
更に、この特許文献1のシートスライド装置は、アッパレールに固定された固定部と、スクリュロッドの一端に設けられた軸受部(筒状部)と、これら固定部及び軸受部を接続する弾性体(偏心吸収脚部)と、を備えている。そして、この弾性体が弾性変形することによって、スクリュロッドの偏心回転を吸収する構成になっている。
また、例えば、特許文献2に記載のシートスライド装置は、そのナット部材が固定ブラケットを介してロアレールに固定されている。更に、これらナット部材と固定ブラケットとの間には、弾性体によって形成されたダンパが介在されている。そして、このダンパによって駆動源からの振動を吸収する構成になっている。
ところが、上記のように、ナット部材に螺合されたスクリュロッドが回転する構成には、そのナット部材に設けられた螺子孔の軸線に対してスクリュロッドの軸線が傾く、所謂「こじれ」が生じることで、これらナット部材とスクリュロッドとの間に噛合い不良が生じるという問題がある。しかしながら、上記従来技術のような弾性体を用いてスクリュロッドの偏心回転や振動を吸収する構造では、このような問題を解決できない場合がある。そして、これにより、スクリュロッドの円滑な動作が妨げられるおそれがあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ナット部材とスクリュロッドとの間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保することのできる車両用シートスライド装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、車両フロアに固定されたロアレールと、前記ロアレールに対して摺動自在に係合されるとともに、上方に車両用シートを支持するアッパレールと、前記ロアレール及び前記アッパレールの一方側を構成する第1レールに対して回転自在に支持されたスクリュロッドと、前記スクリュロッドを回転駆動する駆動部と、前記スクリュロッドが螺合する螺子孔を有したナット部材と、前記ロアレール及び前記アッパレールの他方側を構成する第2レールに固定されるとともに、前記ナット部材を保持するナット保持部材と、を備え、前記ナット部材及び前記ナット保持部材の一方には、前記ナット部材の第1回動軸を形成する支軸が設けられ、前記ナット部材及び前記ナット保持部材の他方には、前記支軸が係合する弧状溝が設けられるものであって、前記ナット保持部材は、前記支軸と前記弧状溝との係合関係に基づいて、前記スクリュロッド及び前記ナット部材の一体回転を規制しつつ、前記第1回動軸を中心とした前記ナット部材の回動を許容するとともに、前記弧状溝の延伸方向に沿って前記支軸が摺動することにより、前記螺子孔の軸線及び前記第1回動軸に直交する第2回動軸を中心とした前記ナット部材の回動を許容することが好ましい。
上記構成によれば、第1回動軸及び第2回動軸を中心として、スクリュロッドの傾動に合わせてナット部材が回動することにより、その螺子孔の軸線に対してスクリュロッドが傾く所謂「こじれ」が生じにくくなる。そして、これにより、ナット部材とスクリュロッドとの間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保することができる。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記支軸は、前記ナット部材の外周に突出し、前記弧状溝は、前記ナット保持部材に設けられたナット収容部の内周において前記第2レールの長手方向に延びることが好ましい。
上記構成によれば、互いに直交する状態で第2レールの長手方向に交差する第1回動軸及び第2回動軸を形成することができる。そして、これにより、その第2レールの上下方向及びレール幅方向に傾動するスクリュロッドに合わせてナット部材を回動させることができる。その結果、ナット部材とスクリュロッドとの間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保することができる。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記支軸は、前記ナット保持部材に設けられたナット収容部の内周に突出し、前記弧状溝は、前記ナット部材の外周において前記螺子孔の軸線に沿う方向に延びることが好ましい。
上記構成によれば、互いに直交する状態で、そのナット部材の螺子孔に螺合するスクリュロッドの延伸方向、つまりは第2レールの長手方向に交差する第1回動軸及び第2回動軸を形成することができる。そして、これにより、その第2レールの上下方向及びレール幅方向に傾動するスクリュロッドに合わせてナット部材を回動させることができる。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記ナット部材及び前記ナット保持部材の一方は、前記第1回動軸及び前記第2回動軸の交点となる位置を中心とした球面の一部を構成する湾曲部を備え、前記ナット部材及び前記ナット保持部材の他方は、前記湾曲部に対して摺動可能に当接する当接部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、その湾曲部と当接部とが摺動することより、より円滑に、ナット部材を回動させることができる。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記当接部は、前記湾曲部に沿った曲面形状を成すことが好ましい。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記当接部は、前記湾曲部に沿った曲面形状を成すことが好ましい。
上記構成によれば、その湾曲部と当接部(湾曲部)とが均一に当接する。そして、これにより、より円滑に、そのナット部材を回動させることができる。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記ナット保持部材は、第1の保持部及び第2の保持部を備え、前記ナット部材は、前記第1及び第2の保持部に挟みこまれた状態で前記ナット保持部材に保持されることが好ましい。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記ナット保持部材は、第1の保持部及び第2の保持部を備え、前記ナット部材は、前記第1及び第2の保持部に挟みこまれた状態で前記ナット保持部材に保持されることが好ましい。
上記構成によれば、ナット保持部材を容易に形成することができる。加えて、その組み付け作業を容易化することができるという利点がある。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記ナット保持部材を前記第2レールに固定する固定ブラケットと、前記ナット保持部材と前記固定ブラケットとの間に介在されるダンパと、を備えることが好ましい。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、前記ナット保持部材を前記第2レールに固定する固定ブラケットと、前記ナット保持部材と前記固定ブラケットとの間に介在されるダンパと、を備えることが好ましい。
上記構成によれば、スクリュロッドを介してナット部材に伝達される振動を吸収することができる。そして、これにより、高い静粛性を実現することができる。
本発明によれば、ナット部材とスクリュロッドとの間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保することができる。
以下、車両用シートスライド装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、を備えている。そして、シートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、を備えている。そして、シートバック3の上端には、ヘッドレスト4が設けられている。
また、車両のフロアFには、車両前後方向に延びる左右一対のロアレール5が設けられている。更に、各ロアレール5には、それぞれ、これらの各ロアレール5に対して係合することにより、その延伸方向に沿って当該ロアレール5上を摺動可能なアッパレール6が装着されている。そして、本実施形態のシート1は、各ロアレール5及びアッパレール6が形成するシートスライドレール7の上方に支持されている。
すなわち、本実施形態のシート1は、左右のシートスライドレール7に跨る態様で、アッパレール6に対して固定されている。そして、本実施形態では、そのアッパレール6がロアレール5に対して相対移動することにより、シート1の前後位置を調整可能なシートスライド装置8が形成されている。
図2に示すように、ロアレール5は、車両のフロアF(図1参照)に固定される平板状の底壁部5aを備えている。また、底壁部5aの幅方向(図2中、左右方向)両端には、それぞれ対向する一対の外壁部5bが立設されている。更に、これら各外壁部5bの上端(図2中、上端の端部)には、それぞれ幅方向内側に向かって延びるフランジ状の上壁部5cが形成されている。そして、これら各上壁部5cの先端には、それぞれ下方に向かって折り返された内壁部5dが形成されている。
一方、アッパレール6は、幅方向に対向する一対の側壁部6aを備えている。また、アッパレール6は、これらの両側壁部6aを接続する板状の上壁部6bを備えている。そして、本実施形態のアッパレール6は、これらの両側壁部6a及び上壁部6bが形成する断面略コ字のアッパレール本体6cがロアレール5側の両内壁部5d間に配置されるようにして当該ロアレール5に装着されている。
また、アッパレール6は、側壁部6aの下端から幅方向外側の上方に向かって折り返された折返し部6dを備えている。そして、この折返し部6dが、ロアレール5を構成する外壁部5b、上壁部5c及び内壁部5dに囲まれた空間内に配置されることにより、そのロアレール5に対する上方向及び幅方向の相対移動が規制されるようになっている。
尚、ロアレール5の外壁部5bとアッパレール6の折返し部6dとの間には、レール幅方向に対向するように複数の転動体(図示しない)が介在されている。そして、これらの転動体がロアレール5の外壁部5b及びアッパレール6の折返し部6dに摺接して転動することにより、そのロアレール5に対するアッパレール6の円滑な相対移動が確保されている。
また、図3及び図4に示すように、本実施形態のシートスライド装置8は、両シートスライドレール7間に掛け渡されたブラケット10と、このブラケット10に支持されたアクチュエータ11と、このアクチュエータ11に回転駆動される伝達シャフト12と、を備えている。
本実施形態のシートスライド装置8において、アクチュエータ11は、ブラケット10の下側に吊り下げられている。また、伝達シャフト12は、各シートスライドレール7に対して略直交する状態で、長尺略板状をなすブラケット10の長手方向に延びている。更に、本実施形態のアクチュエータ11は、モータ13を駆動源として、この伝達シャフト12を回転駆動する。そして、本実施形態のシートスライド装置8は、この伝達シャフト12を介することにより、そのモータ13の駆動力を、各シートスライドレール7を構成するロアレール5とアッパレール6との間に介在されたレール駆動機構14に伝達する構成になっている。
図4に示すように、本実施形態のレール駆動機構14は、シートスライドレール7の延伸方向に沿って延びるスクリュロッド15と、このスクリュロッド15に螺合するスライド駆動用ナット部材16と、上記伝達シャフト12の回転をスクリュロッド15の回転に変換するギヤボックス17と、を備えている。本実施形態のスライド駆動用ナット部材16は、固定ブラケット18を介してロアレール5の底壁部5aに固定されている。また、本実施形態のギヤボックス17は、アッパレール6の前端部分6e(図4中、左側の端部)に固定されている。そして、本実施形態のスクリュロッド15は、このギヤボックス17に対して一端側(前端部15a)が連結された状態で、その他端側(後端部15b)がアッパレール6の後端部分6f(図4中、右側の端部)に設けられた軸受部材19に支持される構成になっている。
すなわち、本実施形態では、アッパレール6が第1レールを構成し、ロアレール5が第2レールを構成する。また、本実施形態のギヤボックス17は、伝達シャフト12の軸端部12aに連結される第1ギヤ21と、この第1ギヤ21に噛合する状態でスクリュロッド15の前端部15aに連結される第2ギヤ22と、を備えている。そして、本実施形態のシートスライド装置8においては、これによりアクチュエータ11(モータ13)の駆動力をスクリュロッド15に伝達することで、そのスクリュロッド15を回転駆動する駆動部が形成されている。
また、本実施形態のレール駆動機構14は、スライド駆動用ナット部材16に螺合するスクリュロッド15が回転することにより、そのスクリュロッド15がスライド駆動用ナット部材16に対して軸方向に相対移動する。そして、本実施形態のシートスライド装置8は、これにより、そのスライド駆動用ナット部材16が設けられたロアレール5に対してスクリュロッド15を支持するアッパレール6が前後移動する構成となっている。
更に、本実施形態のシートスライド装置8には、スクリュロッド15における前端部15a及び後端部15bの間において、そのスクリュロッド15をアッパレール6に支持する支持部20が設けられている。具体的には、この支持部20は、スクリュロッド15の軸方向端部に設けられた非螺子形成部15cが挿通される挿通孔20aを有している。また、スクリュロッド15の非螺子形成部15cには、この支持部20を軸方向に挟み込む挟み込み部20bが設けられている。そして、シートスライド装置8は、これにより、そのスクリュロッド15及びアッパレール6間の軸方向荷重を受ける構成になっている。
次に、本実施形態のシートスライド装置8に設けられたスライド駆動用ナット部材16について説明する。
図4及び図5に示すように、スライド駆動用ナット部材16は、スクリュロッド15に螺合する螺子孔32を有したナット部材30と、ナット部材30を保持するとともに固定ブラケット18を介してロアレール5(の底壁部5a)に固定されるナット保持部材31と、を備えている。
図4及び図5に示すように、スライド駆動用ナット部材16は、スクリュロッド15に螺合する螺子孔32を有したナット部材30と、ナット部材30を保持するとともに固定ブラケット18を介してロアレール5(の底壁部5a)に固定されるナット保持部材31と、を備えている。
図5〜図8に示すように、本実施形態のナット部材30は、略球状の外形を有している。一方、本実施形態のナット保持部材31は、略立方体の形状を成している。また、このナット保持部材31は、スクリュロッド15が挿通される貫通孔33を備えている。更に、このナット保持部材31は、その貫通孔33の中間部分を拡径する態様で設けられたナット収容部34を備える。そして、本実施形態のナット保持部材31は、このナット収容部34の内側にナット部材30を収容することにより、そのスクリュロッド15の回転に伴う連れ周り(一体回転)、及びロアレール5に対する軸方向移動を規制する状態で、ナット部材30を保持する構成になっている。
詳述すると、本実施形態のシートスライド装置8において、このナット保持部材31は、その貫通孔33の軸線Uに沿って当該ナット保持部材31をレール幅方向(図2参照、同図中、左右方向)に二分する第1の保持部35及び第2の保持部36を互いに組み付けることにより形成されている。そして、本実施形態のナット保持部材31は、これら第1及び第2の保持部35,36間に挟み込む態様で、そのナット収容部34の内側に上記ナット部材30を保持する構成になっている。
また、図2、図5及び図6に示すように、本実施形態のシートスライド装置8は、ナット保持部材31と固定ブラケット18との間に介在されるダンパ37を備えている。具体的には、このダンパ37は、弾性体を用いて形成されている。また、このダンパ37は、略四角箱状の外形を有している。更に、このダンパ37は、スクリュロッド15の挿通孔38を有している。そして、本実施形態のナット保持部材31は、このダンパ37を外側に装着した状態で固定ブラケット18に保持される構成になっている。
更に詳述すると、図2、及び図5〜図7に示すように、本実施形態のナット部材30は、その外周面39に突出する支軸40を備えている。具体的には、この支軸40は、略円柱状の外形を有してナット部材30の外周面39に設けられた一対の軸状突部41により形成されている。そして、この支軸40は、その軸線Yがスクリュロッド15に螺合する螺子孔32の軸線Xに直交する位置関係となるように構成されている。
また、図2、図5、図6及び図8に示すように、本実施形態のナット保持部材31は、そのナット収容部34の内周面42が、略球状を成すナット部材30の外周面39に対応した湾曲凹面となっている。更に、このナット収容部34の内周面42には、ナット保持部材31がロアレール5に固定された状態で、そのロアレール5の長手方向に延びる弧状溝43が設けられている。本実施形態のナット保持部材31において、この弧状溝43は、そのナット保持部材31を構成する第1及び第2の保持部35,36の組み付け位置、つまりナット収容部34の内周面42において上下方向に対向する二位置に設けられている。そして、本実施形態のナット保持部材31は、この弧状溝43にナット部材30の支軸40が係合するとともに、そのナット収容部34の内周面42にナット部材30の外周面39が当接する状態で、当該ナット部材30を保持する構成になっている。
具体的には、図2、及び図5〜図8に示すように、ナット部材30の支軸40は、ナット保持部材31の弧状溝43に対し、回動自在に係合する。そして、本実施形態のナット保持部材31は、これにより、この支軸40の軸線Yが形成する第1回動軸Sを中心としたナット部材30の回動を許容する状態で、該ナット部材30を保持する構成になっている。
更に、ナット部材30の支軸40は、ナット保持部材31の弧状溝43に対し、その溝幅方向の相対移動が規制されるとともに、該弧状溝43の延伸方向に摺動可能な状態で係合する。そして、本実施形態のナット保持部材31は、これにより、その螺子孔32の軸線X及び上記第1回動軸Sを形成する支軸40の軸線Yに直交、つまり、これら螺子孔32の軸線X及び支軸40の軸線Yの交点Aを通過する第2回動軸Tを中心としたナット部材30の回動を許容する状態で、該ナット部材30を保持する構成になっている。
更に詳述すると、図2に示すように、本実施形態のナット保持部材31は、その弧状溝43とナット部材30の支軸40との係合関係に基づいて、シートスライドレール7の上下方向(図2中、上下方向)に延びる第1回動軸S、及びレール幅方向(図2中、左右方向)に延びる第2回動軸Tを形成する。そして、これにより、ナット収容部34内に保持するナット部材30について、そのレール幅方向(第1回動軸S周り)及び上下方向(第2回動軸T周り)の回動を許容する構成になっている。
また、図7(a)〜(c)に示すように、本実施形態のシートスライド装置8において、ナット部材30の外周面39は、その螺子孔32の軸線X、第1回動軸S及び第2回動軸Tの交点Aを中心とした球面Qの一部を構成する湾曲部44となっている。更に、図8(a)〜(c)に示すように、この湾曲部44に対するナット保持部材31側の当接部45となるナット収容部34の内周面42もまた、その湾曲部44に沿った湾曲形状、つまり上記球面Qと同心の球面Q´の一部を構成する湾曲部46となっている。そして、本実施形態のナット保持部材31は、これにより、その第1回動軸S及び第2回動軸Tを中心として、ナット部材30が円滑に回動することができるようになっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)シートスライド装置8は、スクリュロッド15に螺合する螺子孔32を有したナット部材30と、ロアレール5に固定された状態でナット部材30を保持するナット保持部材31と、を備える。ナット部材30には、該ナット部材30の第1回動軸Sを形成する支軸40が設けられる。また、ナット保持部材31には、この支軸40が係合する弧状溝43が設けられる。更に、ナット保持部材31は、その弧状溝43とナット部材の支軸40との係合関係に基づいて、スクリュロッド15及びナット部材30の一体回転を規制しつつ、その第1回動軸Sを中心としたナット部材30の回動を許容する。そして、ナット保持部材31は、その弧状溝43の延伸方向に沿って支軸40が摺動することにより、螺子孔32の軸線X及び第1回動軸Sに直交する第2回動軸Tを中心としたナット部材30の回動を許容する。
(1)シートスライド装置8は、スクリュロッド15に螺合する螺子孔32を有したナット部材30と、ロアレール5に固定された状態でナット部材30を保持するナット保持部材31と、を備える。ナット部材30には、該ナット部材30の第1回動軸Sを形成する支軸40が設けられる。また、ナット保持部材31には、この支軸40が係合する弧状溝43が設けられる。更に、ナット保持部材31は、その弧状溝43とナット部材の支軸40との係合関係に基づいて、スクリュロッド15及びナット部材30の一体回転を規制しつつ、その第1回動軸Sを中心としたナット部材30の回動を許容する。そして、ナット保持部材31は、その弧状溝43の延伸方向に沿って支軸40が摺動することにより、螺子孔32の軸線X及び第1回動軸Sに直交する第2回動軸Tを中心としたナット部材30の回動を許容する。
上記構成によれば、第1回動軸S及び第2回動軸Tを中心として、スクリュロッド15の傾動に合わせてナット部材30が回動することにより、その螺子孔32の軸線Xに対してスクリュロッド15が傾く所謂「こじれ」が生じにくくなる。そして、これにより、ナット部材30とスクリュロッド15との間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保することができる。
(2)ナット部材30の支軸40は、そのナット部材30の外周面39に設けられた一対の軸状突部41により形成される。また、ナット保持部材31には、ナット収容部34が設けられる。更に、ナット保持部材31側の弧状溝43は、このナット収容部34の内周面42に設けられる。そして、この弧状溝43は、ナット保持部材31がロアレール5に固定された状態で、そのロアレール5の長手方向に延びる構成になっている。
上記構成によれば、互いに直交する状態でロアレール5の長手方向に交差する第1回動軸S及び第2回動軸Tを形成することができる。そして、これにより、そのロアレール5の上下方向及びレール幅方向に傾動するスクリュロッド15に合わせてナット部材30を回動させることができる。その結果、ナット部材30とスクリュロッド15との間の噛合い不良を抑えて、スクリュロッドの円滑な動作を確保することができる。
(3)ナット部材30の外周面39は、その第1回動軸S及び第2回動軸T(並びに螺子孔32の軸線X)の交点Aを中心とした球面Qの一部を構成する湾曲部44となっている。そして、ナット保持部材31は、この湾曲部44に当接する当接部45を備える。
上記構成によれば、ナット部材30側の湾曲部44とナット保持部材31側の当接部45とが摺動することより、より円滑に、そのナット部材30を回動させることができる。
(4)ナット保持部材31の当接部45は、ナット部材30の湾曲部44に沿った湾曲形状、つまり球面Qと同心の球面Q´の一部を構成する湾曲部46となっている。
(4)ナット保持部材31の当接部45は、ナット部材30の湾曲部44に沿った湾曲形状、つまり球面Qと同心の球面Q´の一部を構成する湾曲部46となっている。
上記構成によれば、ナット部材30の湾曲部44が、ナット保持部材31の当接部45(湾曲部46)に対して、均一に当接する。そして、これにより、より円滑に、そのナット部材30を回動させることができる。
(5)ナット保持部材31は、第1及び第2の保持部35,36を組み付けることにより形成される。そして、これら第1及び第2の保持部35,36間に挟み込む態様で、そのナット収容部34の内側にナット部材30を保持する。
上記構成によれば、ナット保持部材31を容易に形成することができる。加えて、その組み付け作業を容易化することができるという利点がある。
(6)シートスライド装置8は、ナット保持部材31と固定ブラケット18との間に介在されるダンパ37を備える。
(6)シートスライド装置8は、ナット保持部材31と固定ブラケット18との間に介在されるダンパ37を備える。
上記構成によれば、スクリュロッド15を介してナット部材30に伝達される振動を吸収することができる。そして、これにより、高い静粛性を実現することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図9に示すように、ナット保持部材31Bは、上下から挟みこむ状態で上記ナット部材30Bを保持する第1の保持部35B及び第2の保持部36Bから構成されてもよい。このような構成としても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・また、図10、図11(a)〜(c)、図12(a)〜(c)及び図13に示すように、ナット保持部材31Cに支軸40Cに設け、ナット部材30Cに弧状溝43Cを設ける構成としてもよい。
詳述すると、この例に示すナット保持部材31Cもまた、その貫通孔33Cの軸線U2に沿って当該ナット保持部材31Cを二分する第1の保持部35C及び第2の保持部36C間にナット部材30Cを挟み込む構成になっている。
また、このナット保持部材31Cは、略円柱状の外形を有してナット収容部34Cの内周面42Cに突出する一対の軸状突部41Cを備えている。具体的には、これらの軸状突部41Cは、ナット保持部材31Cがロアレール5に固定された状態において、そのレール幅方向に対向する二位置に設けられている。そして、この例においては、これらの軸状突部41Cによって、レール幅方向延びる軸線Y2を有した支軸40Cが形成されている。
一方、ナット部材30Cの外周面39Cには、その螺子孔32Cの軸線X2に沿う方向に延びる弧状溝43Cが設けられている。そして、この例に示すナット部材30Cは、この弧状溝43Cにナット保持部材31Cの支軸40Cが係合する当接する状態で、ナット保持部材31Cに保持される構成になっている。
つまり、このナット保持部材31Cの支軸40Cは、ナット部材30Cの弧状溝43Cに対し、相対回動可能な状態で係合する。そして、これにより、その支軸40Cの軸線Y2に沿ったナット部材30Cの第1回動軸S2が形成される。
更に、ナット保持部材31Cの支軸40Cは、ナット部材30Cの弧状溝43Cに対し、見かけ上、その溝幅方向の相対移動が規制されるとともに、該弧状溝43Cの延伸方向に摺動可能な状態で係合する。そして、これにより、その螺子孔32Cの軸線X2及び上記第1回動軸S2を形成する支軸40Cの軸線Y2に直交、つまり、これら螺子孔32Cの軸線X2及び支軸40Cの軸線Y2の交点A2を通過するナット部材30Cの第2回動軸T2が形成される。
上記構成としても、上記実施形態と同様、互いに直交する状態でロアレール5の長手方向に交差する第1回動軸S2及び第2回動軸T2を形成することができる。そして、これにより、そのロアレール5の上下方向及びレール幅方向に傾動するスクリュロッド15に合わせてナット部材30Cを回動させることができる。
・上記実施形態では、ナット部材30の外周面39は、その螺子孔32の軸線X、第1回動軸S及び第2回動軸Tの交点Aを中心とした球面Qの一部を構成する湾曲部44となっている。更に、この湾曲部44に対するナット保持部材31側の当接部45となるナット収容部34の内周面42もまた、その湾曲部44に沿った湾曲形状、つまり上記球面Qと同心の球面Q´の一部を構成する湾曲部46となっているとした。
しかし、これに限らず、例えば、ナット部材30側の外周面39のみを湾曲部44とする。そして、ナット保持部材31側には、この湾曲部44に対する当接部45として、その湾曲部44に対して摺動可能に当接する複数の突起を設ける構成としてもよい。また、反対に、ナット保持部材31側に設けられたナット収容部34の内周面42のみを湾曲部46とする。そして、ナット部材30側に、この湾曲部に対する当接部となる複数の突起を設ける構成としてもよい。
更に、このように、ナット部材30側又はナット保持部材31側の一方のみに、第1回動軸S及び第2回動軸Tの交点Aを中心とした球面Qの一部を構成する湾曲部(44,46)を設ける場合、その湾曲部に対する当接部の形状は、任意に変更してもよい。そして、ナット部材30の外周面39とナット保持部材31の内周面42とが摺接しない構成についてもまた、これを排除しない。
・上記実施形態では、ナット部材30の支軸40は、その軸線Yが螺子孔32の軸線Xに直交することとしたが、必ずしも、これに限らない。更に、ナット保持部材31の弧状溝43についてもまた、ロアレール5の長手方向に沿って延びるものであれば、その形成位置は任意に変更してもよい。更に、図10〜図12に示す上記別例のナット保持部材31Cにおいて、そのナット収容部34Cの内周面42Cに突出することによりナット部材30Cの第1回動軸S2を構成する各軸状突部41Cの形成位置についてもまた、任意に変更してもよい。そして、この別例において、ナット部材30Cの外周面39Cに形成される弧状溝43Cの形成位置についてもまた、その螺子孔32Cの軸線Xに沿う方向に延びるものであれば任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、ナット保持部材31は、当該ナット保持部材31を二分する第1の保持部35及び第2の保持部36を互いに組み付けることにより形成されることとしたが、1つ又は3つ以上の保持部から形成されてもよい。そして、このように分割された複数の保持部材を組み付ける構成を採用する場合、その分割形状は任意に変更してもよい。
・上記実施形態では、ナット保持部材31は、ダンパ37を介在して固定ブラケット18に固定されるとしたが、必ずしもこのような構成となっていなくてもよい。例えば、ナット保持部材31、ダンパ37及び固定ブラケット18が一体に構成されていてもよい。そして、ナット保持部材31と固定ブラケット18との間に介在されるダンパ37を備えていない構成であってもよい。
・上記実施形態では、スライド駆動用ナット部材16はロアレール5に固定され、スクリュロッド15はアッパレール6に支持されることとした。しかし、これに限らず、スライド駆動用ナット部材16がアッパレール6に固定され、スクリュロッド15がロアレール5に支持される構成について、上記実施形態及び別例に示すようなナット部材30(30B,30C)及びナット保持部材31(31B,31C)を適用してもよい。
・上記実施形態では、支持部20は、スクリュロッド15の軸方向において、スライド駆動用ナット部材16とギヤボックス17の間に配置されるとしたが、支持部20の位置は任意に変更してもよい。例えば、ギヤボックス17よりもスライド駆動用ナット部材16に近い位置に配置されてもよい。更に、ギヤボックス17によるスクリュロッド15の駆動位置についてもまた、例えば、後端部15b側に設定される等、任意に変更してもよい。そして、軸方向端部におけるスクリュロッド15の支持構造についてもまた、任意に変更してもよい。
1…シート、5…ロアレール(第2レール)、6…アッパレール(第1レール)、8…シートスライド装置、11…アクチュエータ(駆動部)、13…モータ、15…スクリュロッド(駆動部)、18…固定ブラケット、30,30B,30C…ナット部材、31,31B,31C…ナット保持部材、32,32C…螺子孔、33,33C…貫通孔、34,34C…ナット収容部、35,35B,35C…第1の保持部、36,36B,36C…第2の保持部、37…ダンパ、39…外周面、39C…外周面、40,40C…支軸、42,42C…内周面、43,43C…弧状溝、44…湾曲部、45…当接部、46…湾曲部、A,A2…交点、F…フロア、Q,Q´…球面、S,S2…第1回動軸、T,T2…第2回動軸、X,X2…軸線。
Claims (7)
- 車両フロアに固定されたロアレールと、
前記ロアレールに対して摺動自在に係合されるとともに、上方に車両用シートを支持するアッパレールと、
前記ロアレール及び前記アッパレールの一方側を構成する第1レールに対して回転自在に支持されたスクリュロッドと、
前記スクリュロッドを回転駆動する駆動部と、
前記スクリュロッドが螺合する螺子孔を有したナット部材と、
前記ロアレール及び前記アッパレールの他方側を構成する第2レールに固定されるとともに、前記ナット部材を保持するナット保持部材と、を備え、
前記ナット部材及び前記ナット保持部材の一方には、前記ナット部材の第1回動軸を形成する支軸が設けられ、
前記ナット部材及び前記ナット保持部材の他方には、前記支軸が係合する弧状溝が設けられるものであって、
前記ナット保持部材は、前記支軸と前記弧状溝との係合関係に基づいて、前記スクリュロッド及び前記ナット部材の一体回転を規制しつつ、前記第1回動軸を中心とした前記ナット部材の回動を許容するとともに、前記弧状溝の延伸方向に沿って前記支軸が摺動することにより、前記螺子孔の軸線及び前記第1回動軸に直交する第2回動軸を中心とした前記ナット部材の回動を許容する
車両用シートスライド装置。 - 前記支軸は、前記ナット部材の外周に突出し、
前記弧状溝は、前記ナット保持部材に設けられたナット収容部の内周において前記第2レールの長手方向に延びる
請求項1に記載の車両用シートスライド装置。 - 前記支軸は、前記ナット保持部材に設けられたナット収容部の内周に突出し、
前記弧状溝は、前記ナット部材の外周において前記螺子孔の軸線に沿う方向に延びる
請求項1に記載の車両用シートスライド装置。 - 前記ナット部材及び前記ナット保持部材の一方は、前記第1回動軸及び前記第2回動軸の交点となる位置を中心とした球面の一部を構成する湾曲部を備え、
前記ナット部材及び前記ナット保持部材の他方は、前記湾曲部に対して摺動可能に当接する当接部を備える
請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用シートスライド装置。 - 前記当接部は、前記湾曲部に沿った曲面形状を成す
請求項4に記載の車両用シートスライド装置。 - 前記ナット保持部材は、第1の保持部及び第2の保持部を備え、
前記ナット部材は、前記第1及び第2の保持部に挟みこまれた状態で前記ナット保持部材に保持される
請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用シートスライド装置。 - 前記ナット保持部材を前記第2レールに固定する固定ブラケットと、
前記ナット保持部材と前記固定ブラケットとの間に介在されるダンパと、を備える
請求項1から6のいずれか1項に記載の車両用シートスライド装置。
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