JP6252688B2 - パワーコンディショナ - Google Patents

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    • H02M3/003Constructional details, e.g. physical layout, assembly, wiring or busbar connections

Description

本発明は、太陽光発電、燃料電池発電、充電池等を含む直流電力系の機能部と商用電源を含む交流電力系の機能部とを連結するパワーコンディショナに関する。
現在、太陽光発電、燃料電池発電が一般家庭にも多く採用されてきている。太陽光発電、燃料電池発電は、直流電力系である。一方、商用電源は交流電力系である。
したがって、太陽光発電や燃料電池発電と商用電源とを利用する家庭には、直流電力系と交流電力系とを連結するパワーコンディショナを装備する必要がある。パワーコンディショナは、例えば、非特許文献1に示すような形状からなり、家屋の壁に設置される。
図10は従来のパワーコンディショナを壁に設置した状態を示す斜視図である。図11は従来のパワーコンディショナの平面図である。図10、図11では、パワーコンディショナの蓋を外した状態を表している。図10、図11では、回路基板に実装されているコンデンサ、コイル、抵抗、スイッチIC、制御IC等の回路素子の図示を省略している。
従来のパワーコンディショナ10Pは、放熱部材20P、回路基板31P,32P,33P,34P、枠体40Pを備える。回路基板31Pには、PVコンバータを構成する回路素子が実装されている。回路基板32Pには、双方向DC/DCコンバータを構成する回路素子が実装されている。回路基板33Pは、系統連係インバータを構成する回路素子が実装されている。回路基板34Pは、システムコントローラを構成する回路素子が実装されている。
回路基板31P,32P,33P,34Pは、放熱部材20Pの天面に実装されている。放熱部材20Pの裏面には放熱フィンが形成されている。
放熱部材20Pの天面には、枠体40Pが設置されている。枠体40Pは、回路基板31P,32P,33P,34Pを囲むように配置されている。枠体40Pの対向する第1壁と第2壁には、取手用の凹部42,43が設けられている。枠体40Pの第3壁には、貫通孔41が形成されている。
回路基板31Pのコネクタ311に接続するケーブル、回路基板32Pのコネクタ321に接続するケーブル、回路基板33Pのコネクタ331に接続するケーブルは、貫通孔41を挿通して、外部の機能部に接続される。例えば、コネクタ311に接続するケーブルは、太陽電池に接続される。コネクタ321に接続するケーブルは、充電池、燃料電池に接続される。コネクタ331に接続するケーブルは、商用電源に通ずる分電盤に接続される。
従来のパワーコンディショナ10Pを壁Wallに固定する場合、作業者は、凹部42,43を取手として利用する。すなわち、作業者は、凹部42,43に手を入れて、パワーコンディショナ10Pを持ち上げて、壁Wallに固定する。
東芝ウェブサイト http://www.toshiba.co.jp/sis/h-solar/pcs/in.htm,太陽光発電システムカタログ
従来のパワーコンディショナ10Pでは、ケーブルを挿通させる貫通孔41が一つであるので、直流電力系のケーブルと交流電力系のケーブルを貫通孔41に向けて引き回さなければならない。したがって、パワーコンディショナ10P内のケーブルの引き回しが複雑になる。このため、ケーブルによって、放熱経路が阻害され(例えば、枠体40Pに形成された放熱用の孔をふさぐ)、放熱効率が低下してしまうことがある。
また、従来のパワーコンディショナ10Pでは、直流電力系のケーブルと交流電力系のケーブルが枠体40P内を長く引き回される。このため、各ケーブルが回路基板31P,32P,33P,34Pに実装された回路素子に対するノイズ源となり、各機能部の性能が低下してしまい、パワーコンディショナ10Pとしての性能が低下してしまうことがある。
また、従来のパワーコンディショナ10Pでは、取手となる凹部42,43が枠体40Pに設けられているが、枠体40Pの内側には、各種の回路素子が配置されている。したがって、パワーコンディショナ10Pは重量が数十kgと非常に重い。しかしながら、枠体40は美観的に樹脂製のものが多いため、取手となる凹部42,43には相当な機械的強度が求められる。このため、多くのネジが使われる。また、凹部42,43も十分に指がかかる必要があるので、凹部42,43の深さが深くなり、パワーコンディショナ10Pが必要以上に大きくなってしまう。
本発明の目的は、放熱効率および信頼性が高く、パワーコンディショナとしての性能が良い小型のパワーコンディショナを提供することにある。
この発明のパワーコンディショナは、放熱部材と、放熱部材の天面に実装された直流電力系の回路基板および交流電力系の回路基板と、放熱部材の天面に設置され、直流電力系の回路基板および交流電力系の回路基板を含む領域を囲むように配置された枠体と、を備える。放熱部材は、直流電力系の回路基板よりも交流電力系の回路基板に近い第1側面と天面とに開口を有する第1開口部と、交流電力系の回路基板よりも直流電力系の回路基板に近い第2側面と天面とに開口を有する第2開口部と、を備える。
この構成では、交流電力系の回路基板に接続するケーブルを第1開口部に挿通し、直流電力系の回路基板に接続するケーブルを第2開口部に挿通することで、装置内(枠体内)でのケーブルの引き回しを簡素化できる。また、第1、第2開口部は装置の側面に開口しているので、取手としても利用することができる。また、第1、第2開口部の位置が回路基板の裏側で、装置の高さ方向において、回路基板上の回路素子と一致しない。これにより、第1、第2開口部に手を入れても、回路素子に接触することを防止できる。
また、この発明のパワーコンディショナでは、放熱部材は、平面視して矩形であり、第1側面と第2側面は対向していることが好ましい。
この構成では、第1開口部と第2開口部が装置の両端に配置されるので、取手として利用しやすい。また、第1開口部に挿通するケーブル(交流電力系のケーブル)と第2開口部に挿通するケーブル(直流電力系のケーブル)の距離を離間できる。
また、この発明のパワーコンディショナでは、第1開口部および第2開口部は、放熱部材の裏面にも開口を有する形状であることが好ましい。
この構成では、第1開口部および第2開口部に挿通するケーブルを装置の裏面に直接引き出すことができる。
この発明によれば、放熱効率および信頼性が高いパワーコンディショナを小型に実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの側面図および側面視した構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの挿通孔の部分拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナを壁に設置した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るパワーコンディショナの分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るパワーコンディショナの平面図である。 従来のパワーコンディショナを壁に設置した状態を示す斜視図である。 従来のパワーコンディショナの平面図である。
本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの分解斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの外観斜視図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの平面図である。図4は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの側面図および側面視した構成図である。図5は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの挿通孔の部分拡大図である。図6は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナの機能ブロック図である。図7は、本発明の第1の実施形態に係るパワーコンディショナを壁に設置した状態を示す斜視図である。なお、図1から図5、図7では、パワーコンディショナの蓋の図示を省略している。また、図7における太線はケーブルを示す。
まず、本実施形態に係るパワーコンディショナ10の機能ブロックの構成について、図6を参照して説明する。パワーコンディショナ10は、PVコンバータF31、双方向型DC/DCコンバータF32、双方向型DC/ACインバータF331、ACラインフィルタF332、システムコントローラF34を備える。PVコンバータF31、双方向型DC/DCコンバータF32が本発明の直流電力系の回路部に相当する。双方向型DC/ACインバータF331、ACラインフィルタF332が本発明の交流電力系の回路部に相当する。
PVコンバータF31、双方向型DC/DCコンバータF32、および双方向型DC/ACインバータF331は、HVDC(高圧直流)バスに接続されている。ACラインフィルタF332は、双方向型DC/ACインバータF331と商用電源の系統との間に接続されている。PVコンバータF31は、光発電パネル91に接続されている。双方向型DC/DCコンバータF32は、蓄電池92に接続されている。なお、双方向型DC/DCコンバータをさらに備え、燃料電池に接続してもよい。また、システムコントローラF34は、HVDCバスの電圧をモニタしながら、PVコンバータF31、双方向型DC/DCコンバータF32、双方向型DC/ACインバータF331の動作を制御する。
このような回路構成からなるパワーコンディショナ10は、図1から図5に示す構造からなる。
パワーコンディショナ10は、放熱部材20、回路基板31,32,33,34、および枠体40を備える。
放熱部材20は、主板21、放熱フィン22、および脚部22Edを備える。主板21、放熱フィン22、および脚部22Edは一体形成されている。放熱部材20は、熱伝導率の高い材料からなる。例えば、放熱部材20の材料は、アルミニウムAlを主成分とする合金である。
主板21は、平面視して矩形である。主板21の天面211は平坦である。主板21の底面212には、複数の放熱フィン22および脚部22Edが形成されている。複数の放熱フィン22および脚部22Edは、主板21における互いに対向する第1側面213および第2側面214に平行に延びる形状である。複数の放熱フィン22は、主板における天面211、底面212、第1側面213、および第2側面214に直交し、互いに対向する第3側面215および第4側面216に沿って間隔をおいて配置されている。
二つの脚部22Edは、複数の放熱フィン22の配列方向の両端に、それぞれ配置されている。二つの脚部22Edにおける放熱フィン22と反対側の側面は、第1側面213および第2側面214とそれぞれ面一になっている。脚部22Edの幅は、放熱フィン22の幅よりも広い。
放熱部材20には、第1挿通孔23および第2挿通孔24が設けられている。この第1挿通孔23が本発明の「第1開口部」に相当し、第2挿通孔24が本発明の「第2開口部」に相当する。
第1挿通孔23は、平面視して第1側面213側の脚部22Edの領域内に設けられている。第1挿通孔23は、互いに挿通する孔231,232からなる。孔231は、天面211に開口している。孔232は、第1側面213に開口している。この構成により、第1挿通孔23は、放熱部材20の天面211に一方の開口を有し、途中で略直角に曲がり、第1側面213に他方の開口を有する貫通孔である。さらに、第1挿通孔23は、底面212側(脚部22Edにおける主板21と反対側の面)にも開口している。
第2挿通孔24は、平面視して第2側面214側の脚部22Edの領域内に設けられている。第2挿通孔24は、互いに挿通する孔241,242からなる。孔241は、天面211に開口している。孔242は、第2側面214に開口している。この構成により、第2挿通孔24は、放熱部材20の天面211に一方の開口を有し、途中で略直角に曲がり、第2側面214に他方の開口を有する貫通孔である。さらに、第2挿通孔24は、底面212側(脚部22Edにおける主板21と反対側の面)にも開口している。
回路基板31,32,33,34は、放熱部材20における主板21の天面211に実装されている。回路基板31には、PVコンバータF31を構成する回路素子およびコネクタ311が実装されている。回路基板32には、双方向DC/DCコンバータF32を構成する回路素子およびコネクタ321が実装されている。回路基板33には、双方向型DC/ACインバータF331およびACラインフィルタF332を構成する回路素子およびコネクタ331が実装されている。回路基板34には、システムコントローラF34を構成する回路素子が実装されている。
回路基板31,32は、第1側面213よりも第2側面214に近い位置、言い換えれば、第1挿通孔23よりも第2挿通孔24に近い位置に配置されている。回路基板33,34は、第2側面214よりも第1側面213に近い位置、言い換えれば第2挿通孔24よりも、第1挿通孔23に近い位置に配置されている。
枠体40は、放熱部材20の天面211側に設置されている。枠体40には、図示していないが、放熱用のスリットが複数設けられている。枠体40は、放熱部材20の第1、第2、第3、第4側面213,214,215,216に沿って配置されている。すなわち、枠体40は、回路基板31,32,33,34を内部に含むように配置されている。枠体40における放熱部材20と反対側の開口は、図示しない蓋によって覆われている。この際、蓋の内側に絶縁性の保護シートを配置するとよい。この際、保護シートは、透光性が低く、コネクタのみが露出する形状であると、作業性および安全性から好ましい。
このような構成からなるパワーコンディショナ10は、図7に示すように、放熱部材20が壁Wall側となり、第3側面215が天面、第4側面216が底面となるにように、壁Wallに固定される。このような固定構成とする場合、作業者は、第1挿通孔23および第2挿通孔24を取手として利用することができる。これにより、パワーコンディショナ10を壁Wallの所望の位置まで容易に持ち上げて配置、固定することができる。この際、第1挿通孔23および第2挿通孔24は、パワーコンディショナ10の厚み方向において、回路基板31,32,33,34よりも下側に配置されている。そして、作業者の手は、パワーコンディショナ10の底面側から第1挿通孔23および第2挿通孔24に入れられる。したがって、第1挿通孔23および第2挿通孔24に作業者の手が入っても、回路基板31,32,33,34に触れない。これにより、パワーコンディショナ10の固定作業時に生じる信頼性の低下を防止できる。
また、図7に示すように、パワーコンディショナ10では、回路基板31のコネクタ311に接続されるケーブル、および、回路基板32のコネクタ321に接続されるケーブルは、これらの回路基板に近い第2挿通孔24を介して外部に引き出される。また、回路基板33のコネクタ331に接続されるケーブル、および、回路基板34のコネクタ341に接続されるケーブルは、これらの回路基板に近い第1挿通孔23を介して外部に引き出される。これにより、ケーブルを複雑に配線することなく、簡素な引き回しで外部にケーブルを引き出すことができる。したがって、ケーブルが枠体40の放熱用のスリットを塞ぐことを抑制でき、放熱効率の低下を抑制できる。
また、パワーコンディショナ10では、直流電力系の回路基板31,32からのケーブルと交流電力系の回路基板33からのケーブルが別の挿通孔が外部に引き出されるので、ノイズによるパワーコンディショナ10の性能の低下を抑制することができる。なお、システムコントローラF34は、電力系ではないものの、入出力信号が交流信号、矩形波信号であり、HVDCバスにリップル成分が誘導されることによる誤動作の可能性があるので、図7に示すように、回路基板34は、交流電力系の回路基板33と同じ第1挿通孔23からケーブルを引き出すとよい。
また、パワーコンディショナ10では、取手とケーブルの引き出し用の孔を兼用しているので、それぞれを個別に形成する場合と比較して、簡素な構成で小型にパワーコンディショナを実現することができる。
また、パワーコンディショナ10では、第1、第2挿通孔23,24が放熱部材20の底面212側にも開口している。この構成により、パワーコンディショナ10を平面して外部にはみ出すことなく、ケーブルを壁Wall側に引き回すこともできる。
なお、上述の各図に示したように、各回路基板のコネクタは、それぞれのコネクタに接続されるケーブルが挿通する挿通孔に近い位置で回路基板に実装されているとよい。これにより、ケーブルの引き回しをさらに簡素且つ短くでき、放熱効率の向上、性能低下の抑制の効果がさらに得られる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るパワーコンディショナについて、図を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係るパワーコンディショナの分解斜視図である。図9は、本発明の第2の実施形態に係るパワーコンディショナの平面図である。
本実施形態に係るパワーコンディショナ10Aは、第1の実施形態に係るパワーコンディショナ10に対して、放熱部材20Aの形状において異なる。パワーコンディショナ10Aにおける他の部分は、パワーコンディショナ10と同じであり、説明は省略する。
放熱部材20Aは、放熱部材20に対して、第3挿通孔25、第4挿通孔26を追加した構成である。放熱部材20Aの他の構成は、放熱部材20と同じであり、説明は省略する。
図8、図9に示すように、第3挿通孔25は、平面視して第1側面213側の脚部22Edの領域内に設けられている。第3挿通孔25は、互いに挿通する孔251,252からなる。孔251は、天面211に開口している。孔252は、第4側面216に開口している。この構成により、第3挿通孔25は、放熱部材20Aの天面211に一方の開口を有し、途中で略直角に曲がり、第4側面216に他方の開口を有する貫通孔である。さらに、第3挿通孔25は、底面212側(脚部22Edにおける主板21と反対側の面)にも開口している。
図8、図9に示すように、第4挿通孔26は、平面視して第2側面214側の脚部22Edの領域内に設けられている。第4挿通孔26は、互いに挿通する孔261,262からなる。孔261は、天面211に開口している。孔262は、第4側面216に開口している。この構成により、第4挿通孔26は、放熱部材20Aの天面211に一方の開口を有し、途中で略直角に曲がり、第4側面216に他方の開口を有する貫通孔である。さらに、第4挿通孔26は、底面212側(脚部22Edにおける主板21と反対側の面)にも開口している。
この構成により、パワーコンディショナ10Aは、第1挿通孔23と第2挿通孔24が開口する側面と異なる側面に開口する第3挿通孔25と第4挿通孔26を備える。これにより、取手として利用可能な孔を増やし、パワーコンディショナ10Aの持ち易さ、接地し易さが改善される。
例えば、パワーコンディショナ10Aを箱から取り出すときには、第1挿通孔23と第2挿通孔24を用いて、箱からパワーコンディショナ10Aを引き出す。そして、パワーコンディショナ10Aを壁に設置するときには、第1挿通孔23と第3挿通孔25を第1の作業者が把持し、第2挿通孔24と第4挿通孔26を第2の作業者が把持する。これにより、パワーコンディショナ10Aの箱出し、設置を安定して容易に行うことが可能になる。特に、パワーコンディショナ10Aのように、第3挿通孔25と第4挿通孔26が同じ側面に開口していることによって、この開口面側を底面側として設置する際に支えやすく、重量が大きなパワーコンディショナ10Aであっても安定して設置することができる。
また、第3挿通孔25が第1挿通孔23に近接していることにより、第1の実施形態で第1挿通孔23から引き出した配線を、第3挿通孔25からも引き出すことができ、配線の引き回しの自由度が向上する。同様に、第4挿通孔26が第2挿通孔24に近接していることにより、第1の実施形態で第2挿通孔24から引き出した配線を、第4挿通孔26からも引き出すことができ、配線の引き回しの自由度が向上する。
10,10A,10P:パワーコンディショナ
20,20A:放熱部材
21:主板
22:放熱フィン
22Ed:脚部
23:第1挿通孔
24:第2挿通孔
25:第3挿通孔
26:第4挿通孔
31,32,33,34,31P,32P,33P,34P:回路基板
40,40P:枠体
41:貫通孔
42,43:凹部
91:光発電パネル
92:蓄電池
211:天面
212:底面
213:第1側面
214:第2側面
215:第3側面
216:第4側面
311,321,331:コネクタ
F31:PVコンバータ
F32:双方向型DC/DCコンバータ
F331:双方向型DC/ACインバータ
F332:ACラインフィルタ
F34:システムコントローラ

Claims (3)

  1. 放熱部材と、
    前記放熱部材の天面に実装された直流電力系の回路基板および交流電力系の回路基板と、
    前記放熱部材の天面に設置され、前記直流電力系の回路基板および前記交流電力系の回路基板を含む領域を囲むように配置された枠体と、を備え、
    前記放熱部材は、
    前記直流電力系の回路基板よりも前記交流電力系の回路基板に近い第1側面と前記天面とに開口を有する第1開口部と、
    前記交流電力系の回路基板よりも前記直流電力系の回路基板に近い第2側面と前記天面とに開口を有する第2開口部と、を備える、
    パワーコンディショナ。
  2. 前記放熱部材は、平面視して矩形であり、
    前記第1側面と前記第2側面は、対向している、
    請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  3. 前記第1開口部および前記第2開口部は、前記放熱部材の裏面にも開口を有する形状である、
    請求項1または請求項2に記載のパワーコンディショナ。
JP2016559015A 2014-11-11 2015-11-06 パワーコンディショナ Active JP6252688B2 (ja)

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