JP6939984B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換装置に関し、特に、電力変換装置本体を設置部に取り付けるための取付脚部を備える電力変換装置に関する。
従来、電力変換装置本体を設置部に取り付けるための取付脚部を備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、半導体モジュールを含む主回路、制御回路および主回路部品に伝熱結合した放熱フィン、および、放熱フィンを冷却するための送風ファン等により構成されたモータ駆動用ドライブユニット(電力変換装置)が開示されている。上記特許文献1に記載のモータ駆動用ドライブユニットでは、ユニットの筐体の前面側および背面側に、ユニットを壁面などに固定するための取付脚(取付脚部)がネジにより取り付けられている。
また、上記特許文献1には記載されていないが、上記特許文献1に記載のような従来の電力変換装置は、装置を吊るすためのクレーン車等が使用できない環境(山中等)において設置される場合がある。この場合、電力変換装置に、作業者が電力変換装置を把持するための把持部を別途(別部材として)設ける場合がある。そして、作業者が把持部を把持しながら設置場所まで運搬した上で電力変換装置を設置場所に設置する。
特開2005−243741号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のような従来の電力変換装置では、作業者が装置を把持するための把持部が別部材として設けられるため、装置の部品点数が増えるという問題点が考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品点数が増えるのを抑制しながら、作業者が装置を把持するための把持部を設けることが可能な電力変換装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、電力変換装置本体と、電力変換装置本体を設置部に取り付けるための取付脚部と、電力変換装置本体を運搬する際に作業者が把持する把持部と、が一体的に形成されている一体型部材と、を備え、把持部は、電力変換装置本体の一方側の端部から他方側の端部まで延びるように設けられている
この発明の一の局面による電力変換装置では、上記のように、電力変換装置本体を設置部に取り付けるための取付脚部と、電力変換装置本体を運搬する際に作業者が把持する把持部と、が一体的に形成されている。これにより、作業者が電力変換装置本体を運搬する際に把持するための把持部を取付脚部とは別部材として設ける必要がないので、部品点数が増えるのを抑制しながら、作業者が装置を把持するための把持部を設けることができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、一体型部材は、電力変換装置本体に対して、電力変換装置本体を運搬する際に水平となる面内方向のうちの第1方向の一方側の端部または他方側の端部の少なくともいずれか一方に設けられており、把持部は、一体型部材において、面内方向のうちの第1方向と直交する第2方向の一方側の端部から他方側の端部まで延びるように設けられている。このように構成すれば、作業者は、一体型部材において第2方向の一方側の端部から他方側の端部までのいずれの部分も把持することができる。その結果、たとえば、第2方向の一方側の端部から他方側の端部までの一部のみを作業者が把持可能に構成される場合と比較して、作業者が装置を把持する際の自由度を向上させることができる。
この場合、好ましくは、電力変換装置本体が設置部に対して設置された設置状態において、電力変換装置本体と設置部とは、第1方向および第2方向と直交する第3方向に対向するように構成されており、把持部は、第3方向において、一体型部材の電力変換装置本体側に設けられ、取付脚部は、第3方向において、一体型部材の電力変換装置本体側とは反対側に設けられている。ここで、電力変換装置を運搬する際(前)には、一体型部材において把持部が上方側に位置するとともに取付脚部が下方側に位置するように電力変換装置が地面上に配置される。したがって、上記のように構成すれば、電力変換装置を運搬する際(前)の状態で、把持部が比較的上方側に位置するので、作業者が把持部を把持して容易に(作業者にかかる負担が大きくなるのを抑制しながら)電力変換装置を持ち上げることができる。また、取付脚部は、一体型部材の電力変換装置本体側とは反対側に設けられているので、電力変換装置本体を設置部に設置する際に、一体型部材を介して電力変換装置本体を設置部に容易に設置することができる。
上記把持部が第3方向において一体型部材の電力変換装置本体側に設けられ取付脚部が第3方向において一体型部材の電力変換装置本体側とは反対側に設けられる構成において、好ましくは、把持部には、一体型部材を電力変換装置本体に取り付けるための第1締結部材が挿入される第1孔部が設けられており、取付脚部には、第3方向から見て、第1孔部に対応する位置に、第1締結部材を第1孔部に挿入して締結するための工具を通過させる工具用孔部または切り欠き部が設けられている。このように構成すれば、電力変換装置本体に一体型部材を取り付ける際に、第3方向の電力変換装置本体側とは反対側から、工具用孔部または切り欠き部に工具を通過させて、把持部に設けられた第1孔部に第1締結部材を挿入して締結する動作を行うことができる。その結果、第1方向または第2方向から工具を操作するスペースが無い場合でも、第3方向から工具を容易に操作することができるので、電力変換装置本体に一体型部材を取り付ける際に、第1孔部に第1締結部材を容易に締結することができる。
この場合、好ましくは、取付脚部には、第3方向から見て、工具用孔部または切り欠き部とは異なる位置に、電力変換装置本体を設置部に取り付けるための第2締結部材が挿入される第2孔部が設けられている。このように構成すれば、第3方向から見て、第2孔部と工具用孔部または切り欠き部とが異なる位置に(別個に)設けられるので、第2孔部の大きさを、工具用孔部または切り欠き部を通過させる工具の大きさに関係なく、第2孔部に挿入される第2締結部材の大きさに合わせて適切に設けることができる。
上記把持部が第3方向において一体型部材の電力変換装置本体側に設けられ取付脚部が第3方向において一体型部材の電力変換装置本体側とは反対側に設けられる構成において、好ましくは、一体型部材は、電力変換装置本体の設置状態における設置部側の面に沿うように設けられる第1板状部分と、第1板状部分の第1方向における電力変換装置本体の中央部側とは反対側の端部から第3方向において電力変換装置本体から離間する方向に延びるように設けられる第2板状部分と、第2板状部分の第1板状部分とは反対側の端部から第1方向における電力変換装置本体の中央部側に第1板状部分よりも短い長さで突出するように設けられる突出部分と、を含む。このように構成すれば、第1板状部分は、電力変換装置本体の設置状態における設置部側の面に沿うように設けられるので、第1板状部分により、一体型部材の電力変換装置本体側において、一体型部材を電力変換装置本体に容易に固定することができる。また、第2方向から見て、第3方向に延びる第2板状部分と、第2板状部分の端部から第1方向に電力変換装置本体の中央部側に突出する突出部分とが、L字形状となるので、作業者は、第2板状部分と突出部分とによりL字形状になった部分を、一体型部材の第1方向における一方側から容易に把持することができる。
この場合、好ましくは、第2板状部分と突出部分との境界の角部分の外側の面、および、突出部分の第2板状部分とは反対側の端部は、第2方向から見て、丸型の断面形状を有する。このように構成すれば、作業者が、一体型部材の第1方向における一方側または他方側から第2板状部分と突出部分とを把持する際に、手(指)が接触する部分が丸型の形状となるので、角張った形状を把持する場合と比較して、一体型部材を把持する際に手(指)に痛みが生じにくくすることができる。
上記一体型部材が第1板状部分と第2板状部分と突出部分とを含む構成において、好ましくは、一体型部材は、第1板状部分の第1方向における電力変換装置本体の中央部側の端部から第3方向において電力変換装置本体から離間する方向に第2板状部分よりも長く延びるように設けられる第3板状部分と、第3板状部分の第1板状部分側とは反対側の端部から第1方向における電力変換装置本体の中央部側とは反対側に電力変換装置本体の設置状態における設置部側の面に対して略平行に延びるように設けられる第4板状部分と、をさらに含む。このように構成すれば、電力変換装置本体の面に対して略平行に延びるように設けられる第4板状部分は、電力変換装置本体の設置状態において、設置部と沿うように設けられるので、第4板状部分により、一体型部材の電力変換装置本体側とは反対側において、一体型部材を設置部に容易に固定することができる。また、第3板状部分が、一体型部材の第1方向における電力変換装置本体の中央部側において、電力変換装置本体側に設けられる第1板状部分の端部から電力変換装置本体側とは反対側に設けられる第4板状部分の端部まで延びるように設けられるので、作業者が第1方向の一方側または他方側から手を入れる際に、第3板状部分よりも第1方向における電力変換装置本体の中央部側に侵入するのを抑制することができる。その結果、第1方向における電力変換装置本体の中央部側に、たとえば、電力変換装置本体等から発生する熱を放熱するための放熱部等が設けられる場合に、作業者が誤って高温となった放熱部等に接触してしまうのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、第3板状部分と第4板状部分との境界の角部分の内側の面は、第2方向から見て、丸型の断面形状を有する。このように構成すれば、第3板状部分と第4板状部分との境界の角部分の厚みを比較的大きくすることができるので、電力変換装置が設置部に設置された状態において、第3板状部分と第4板状部分との境界の角部分に作用する応力集中を緩和することができるとともに、第3板状部分と第4板状部分との境界の角部分の機械的強度を向上させることができる。
上記一体型部材が第3板状部分を含む構成において、好ましくは、電力変換装置の設置状態における電力変換装置本体と設置部との間に設けられ、電力変換装置本体に接続されるリアクトルと、第2方向側からリアクトルを覆うためのカバー部材と、をさらに備え、第3板状部分は、カバー部材を取り付けるために第2方向から第3締結部材を挿入するための第3孔部を設けるように、第2方向から見て、第3板状部分の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分を有する。このように構成すれば、第2方向から見て、第3板状部分の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分にカバー部材を取り付けるための第3孔部を容易に設けることができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、一体型部材は、アルミニウムの押出し加工品により一体的に形成されている。このように構成すれば、加工性の良いアルミニウムの押出し加工品により所望の断面形状を容易に形成することができるので、強度を確保するための形状が要求される取付脚部と、作業者が把持し易い形状が要求される把持部と、を容易に一体的に形成することができる。また、アルミニウムは自ら酸化皮膜(アルミナ)を作り皮膜処理を施すことなく耐食性を確保することができるので、一体型部材をアルミニウム製とすることにより、耐食性を確保するための塗装等の皮膜処理を一体型部材に施す工程を省略することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、電力変換装置本体は、太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部を含む。ここで、太陽光による発電を行う装置は、山中等のクレーン車等が使用できない環境に設置される場合が比較的多い。したがって、上記のように、太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部を備えた電力変換装置に、部品点数が増えるのを抑制しながら作業者が装置を把持するための把持部を設けることができる構成を適用することは、特に有効である。
本発明によれば、上記のように、部品点数が増えるのを抑制しながら、作業者が装置を把持するための把持部を設けることができる。
本発明の一実施形態による電力変換装置の斜視図(A)および(B)である。 本発明の一実施形態による電力変換装置における一体型部材の斜視図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置における一体型部材の側面図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置を設置部へ設置した状態を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態による電力変換装置100の構成について説明する。
図1に示すように、電力変換装置100は、電力変換装置本体10と、リアクトル11と、カバー部材12と、プロテクトプレート13と、冷却フィン14(図4参照)と、一体型部材20と、を備える。電力変換装置本体10の内部には、半導体モジュールを含む主回路、制御回路、等を含むインバータ部10aが収納されている。
電力変換装置100は、太陽光発電用のPCS(Power Conditioning System)である。すなわち、インバータ部10aは、太陽光による直流の発電電力を交流に変換するための回路である。
電力変換装置100は、山中等に設置される場合に、作業者が手で抱えて運搬した上で、設置部30(図4参照)に設置されるように構成されている。以下の説明では、電力変換装置100を運搬する際に、水平方向となる面内方向をX方向およびY方向とし、X方向およびY方向と直交する垂直方向をZ方向とする。また、電力変換装置100を運搬する際の、上方向(上側)および下方向(下側)を、それぞれ、Z1方向(Z1側)およびZ2方向(Z2側)とする。なお、X方向、Y方向およびZ方向は、それぞれ、特許請求の範囲の「第1方向」、「第2方向」および「第3方向」の一例である。
電力変換装置本体10は、略直方体形状に形成されている。電力変換装置本体10のY2側には、ケーブル等を接続するためのコネクタ類が設けられている。電力変換装置本体10は、電力変換装置100のZ1側に配置されている。なお、図4に示すように、電力変換装置本体10が設置部30に対して設置された設置状態において、電力変換装置本体10と設置部30とは、Z方向に対向するように構成されている。
図1に示すように、リアクトル11は、電力変換装置本体10と接続されている。リアクトル11は、電力変換装置本体10のZ2側に設けられている。図4に示すように、リアクトル11は、電力変換装置100の設置状態において、電力変換装置本体10と設置部30との間に設けられる。
図1に示すように、カバー部材12は、Y方向側からリアクトル11を覆うように構成されている。カバー部材12により、電力変換装置本体10(インバータ部10a)の稼動時に高温になったリアクトル11に、作業者が誤ってY方向側から接触してしまうのを抑制することができる。
プロテクトプレート13は、電力変換装置本体10のX1側の端部かつY2側の面、および、X2側の端部かつY2側の面に取り付けられている。プロテクトプレート13は、電力変換装置本体10のY2側の面に設けられたコネクタ類よりもY2側に大きく突出するように形成されている。プロテクトプレート13により、作業時等に、電力変換装置100がY2側を下側として配置された場合に、コネクタ類が物体(地面等)に接触しないように保護することができる。
図4に示すように、冷却フィン14は、電力変換装置本体10(インバータ部10a)から発生する熱を放熱するために設けられている。冷却フィン14は、電力変換装置本体10のZ2側に設けられている。冷却フィン14は、電力変換装置100の設置状態において、電力変換装置本体10と設置部30との間に設けられている。また、冷却フィン14は、X方向において、一体型部材20よりも電力変換装置本体10の中央部側(X1側)に設けられている。
図1(A)および図1(B)に示すように、一体型部材20は、電力変換装置本体10に対して、X方向の一方側(X1側)の端部および他方側(X2側)の端部にそれぞれ設けられている。X方向の一方側(X1側)の端部に設けられた一体型部材20と、他方側(X2側)の端部に設けられた一体型部材20とは、Y方向から見て、互いに対称な形状となるように構成されている。
図4に示すように、一体型部材20は、電力変換装置本体10のZ2側に設けられている。すなわち、一体型部材20は、電力変換装置本体10が設置部30に対して設置された設置状態において、電力変換装置本体10と設置部30との間に配置されるように構成されている。なお、図2〜図4では、電力変換装置100のX2側に設けられた一体型部材20を示している。
図2に示すように、本実施形態では、一体型部材20は、電力変換装置本体10を設置部30に取り付けるための取付脚部20aと、電力変換装置本体10を運搬する際に作業者が把持する把持部20bと、が一体的に形成されている。一体型部材20は、アルミニウムの押出し加工品により一体的に形成されている。また、把持部20bは、一体型部材20において、Y方向の一方側(Y1側)の端部から他方側(Y2側)の端部まで延びるように設けられている。
また、図3に示すように、本実施形態では、把持部20bは、Z方向において、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)に設けられている。また、取付脚部20aは、Z方向において、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)に設けられている。
詳細には、一体型部材20は、第1板状部分21と、第2板状部分22と、第3板状部分23と、第4板状部分24と、突出部分25と、を含む。把持部20bは、一体型部材20においてZ1側に配置される、第1板状部分21と、第2板状部分22と、突出部分25と、第3板状部分23のZ1側の部分と、から構成されている。また、取付脚部20aは、一体型部材20においてZ2側に配置される、第3板状部分23のZ2側の部分と、第3板状部分23と、第4板状部分24と、から構成されている。
図4に示すように、第1板状部分21は、電力変換装置本体10の設置状態における設置部30側(Z2側)の面10bに沿うように設けられている。第1板状部分21には、第1孔部21aが形成されている。第1孔部21aは、電力変換装置本体10と第1板状部分21とを固定するための第1締結部材41が挿入される貫通孔である。第1締結部材41は、たとえば、螺子である。すなわち、本実施形態では、把持部20bには、一体型部材20を電力変換装置本体10に取り付けるための第1締結部材41が挿入される第1孔部21aが設けられている。
図3に示すように、第2板状部分22は、第1板状部分21のX方向における電力変換装置本体10の中央部側(X1方向)とは反対側(X2方向)の端部からZ方向において電力変換装置本体10から離間する方向(Z2方向)に延びるように設けられている。突出部分25は、第2板状部分22の第1板状部分21とは反対側(Z2側)の端部からX方向における電力変換装置本体10の中央部側(X2側)に第1板状部分21よりも短い長さで突出するように設けられている。本実施形態では、第2板状部分22と突出部分25との境界の角部分C1の外側の面C1a、および、突出部分25の第2板状部分22とは反対側(X1側)の端部25aは、Y方向から見て、丸型の断面形状を有する。
第3板状部分23は、第1板状部分21のX方向における電力変換装置本体10の中央部側(X1方向)の端部からZ方向において電力変換装置本体10から離間する方向(Z2方向)に第2板状部分22よりも長く延びるように設けられている。第4板状部分24は、第3板状部分23の第1板状部分21側(Z1側)とは反対側(Z2側)の端部からX方向における電力変換装置本体10の中央部側(X1側)とは反対側(X2側)に電力変換装置本体10の設置状態における設置部30側(Z2側)の面10bに対して略平行に延びるように設けられている。本実施形態では、第3板状部分23と第4板状部分24との境界の角部分C2の内側の面C2aは、Y方向から見て、丸型の断面形状を有する。
図2に示すように、第4板状部分24(取付脚部20a)には、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bが設けられている。工具用孔部24aおよび切り欠き部24bは、Z方向から見て、第1孔部21aに対応する位置(オーバラップする位置)に設けられている。工具用孔部24aおよび切り欠き部24bは、第1締結部材41を第1孔部21aに挿入して締結する際に、第1締結部材41を締結する工具(図示せず)をZ2側から通過させるための貫通孔および切り欠きである。
また、第4板状部分24(取付脚部20a)には、Z方向から見て、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bとは異なる位置に、第2孔部24cが形成されている。図4に示すように、第2孔部24cは、設置部30と第4板状部分24とを固定するための第2締結部材42が挿入される貫通孔である。第2締結部材42は、たとえば、ボルトである。
なお、本実施形態では、図3に示すように、第3板状部分23は、カバー部材12(図1参照)を取り付けるためにY方向から第3締結部材43(図1参照)を挿入するための第3孔部23bを設けるように、Y方向から見て、第3板状部分23の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分を有する。具体的には、第3板状部分23には、第3板状部分23の他の部分の厚みよりも大きく形成された複数(3つ)のタップ座23aが設けられている。タップ座23aには、第3孔部23bが形成されている。第3孔部23bは、Y2方向から第3締結部材43(図1参照)を挿入するために設けられている。図1に示すように、電力変換装置100では、第3締結部材43により、プロテクトプレート13とカバー部材12とが一体型部材20に固定されている。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、電力変換装置本体10を設置部30に取り付けるための取付脚部20aと、電力変換装置本体10を運搬する際に作業者が把持する把持部20bと、が一体的に形成されている。これにより、作業者が電力変換装置本体10を運搬する際に把持するための把持部20bを取付脚部20aとは別部材として設ける必要がないので、部品点数が増えるのを抑制しながら、作業者が装置を把持するための把持部20bを設けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、一体型部材20を、電力変換装置本体10に対して、電力変換装置本体10を運搬する際に水平となる面内方向のうちの第1方向(X方向)の一方側(X1側)の端部および他方側(X2側)の端部に設ける。また、把持部20bを、一体型部材20において、面内方向のうちの第1方向(X方向)と直交する第2方向(Y方向)の一方側(Y1側)の端部から他方側(Y2側)の端部まで延びるように設ける。これにより、作業者は、一体型部材20において第2方向(Y方向)の一方側(Y1側)の端部から他方側(Y2側)の端部までのいずれの部分も把持することができる。その結果、第2方向(Y方向)の一方側(Y1側)の端部から他方側(Y2側)の端部までの一部のみを作業者が把持可能に構成される場合と比較して、作業者が装置を把持する際の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置本体10が設置部30に対して設置された設置状態において、電力変換装置本体10と設置部30とを、第1方向(X方向)および第2方向(Y方向)と直交する第3方向(Z方向)に対向するように構成する。そして、把持部20bを、第3方向(Z方向)において、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)に設け、取付脚部20aを、第3方向(Z方向)において、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)に設ける。これにより、電力変換装置100を運搬する際(前)の状態で、把持部20bが比較的上方側に位置するので、作業者が把持部20bを把持して容易に(作業者にかかる負担が大きくなるのを抑制しながら)電力変換装置100を持ち上げることができる。また、取付脚部20aは、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)に設けられているので、電力変換装置本体10を設置部30に設置する際に、一体型部材20を介して電力変換装置本体10を設置部30に容易に設置することができる。
また、本実施形態では、上記のように、把持部20bに、一体型部材20を電力変換装置本体10に取り付けるための第1締結部材41が挿入される第1孔部21aを設ける。また、取付脚部20aに、第3方向(Z方向)から見て、第1孔部21aに対応する位置に、第1締結部材41を第1孔部21aに挿入して締結するための工具を通過させる工具用孔部24aおよび切り欠き部24bを設ける。これにより、電力変換装置本体10に一体型部材20を取り付ける際に、第3方向(Z方向)の電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)から、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bに工具を通過させて、把持部20bに設けられた第1孔部21aに第1締結部材41を挿入して締結する動作を行うことができる。その結果、第1方向(X方向)または第2方向(Y方向)から工具を操作するスペースが無い場合でも、第3方向(Z方向)から工具を容易に操作することができるので、電力変換装置本体10に一体型部材20を取り付ける際に、第1孔部21aに第1締結部材41を容易に締結することができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付脚部20aに、第3方向(Z方向)から見て、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bとは異なる位置に、電力変換装置本体10を設置部30に取り付けるための第2締結部材42が挿入される第2孔部24cを設ける。これにより、第3方向(Z方向)から見て、第2孔部24cと工具用孔部24aおよび切り欠き部24bとが異なる位置に(別個に)設けられるので、第2孔部24cの大きさを、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bを通過させる工具の大きさに関係なく、第2孔部24cに挿入される第2締結部材42の大きさに合わせて適切に設けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、一体型部材20は、第1板状部分21と、第2板状部分22と、突出部分25と、を含む。そして、第1板状部分21を、電力変換装置本体10の設置状態における設置部30側の面10bに沿うように設ける。また、第2板状部分22を、第1板状部分21の第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側とは反対側の端部から第3方向(Z方向)において電力変換装置本体10から離間する方向(Z2方向)に延びるように設ける。また、突出部分25を、第2板状部分22の第1板状部分21とは反対側の端部から第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側に第1板状部分21よりも短い長さで突出するように設ける。これにより、第1板状部分21は、電力変換装置本体10の設置状態における設置部30側の面10bに沿うように設けられるので、第1板状部分21により、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z2方向)において、一体型部材20を電力変換装置本体10に容易に固定することができる。また、第2方向(Y方向)から見て、第3方向(Z方向)に延びる第2板状部分22と、第2板状部分22の端部から第1方向(X方向)に電力変換装置本体10の中央部側に突出する突出部分25とが、L字形状となるので、作業者は、第2板状部分22と突出部分25とによりL字形状になった部分を、一体型部材20の第1方向(X方向)における一方側から容易に把持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第2板状部分22と突出部分25との境界の角部分C1の外側の面C1a、および、突出部分25の第2板状部分22とは反対側の端部25aは、第2方向(Y方向)から見て、丸型の断面形状を有する。これにより、作業者が、一体型部材20の第1方向(X方向)における一方側(X1側)または他方側(X2側)から第2板状部分22と突出部分25とを把持する際に、手(指)が接触する部分が丸型の形状となるので、角張った形状を把持する場合と比較して、一体型部材20を把持する際に手(指)に痛みが生じにくくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、一体型部材20は、第3板状部分23と、第4板状部分24と、を含む。そして、第3板状部分23を、第1板状部分21の第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側の端部から第3方向(Z方向)において電力変換装置本体10から離間する方向に第2板状部分22よりも長く延びるように設ける。また、第4板状部分24を、第3板状部分23の第1板状部分21側とは反対側の端部から第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側とは反対側に電力変換装置本体10の設置状態における設置部30側の面10bに対して略平行に延びるように設ける。これにより、電力変換装置本体10の面10bに対して略平行に延びるように設けられる第4板状部分24は、電力変換装置本体10の設置状態において、設置部30と沿うように設けられるので、第4板状部分24により、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)において、一体型部材20を設置部30に容易に固定することができる。また、第3板状部分23が、一体型部材20の第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側において、電力変換装置本体10側(Z1側)に設けられる第1板状部分21の端部から電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)に設けられる第4板状部分24の端部まで延びるように設けられるので、作業者が第1方向(X方向)の一方側(X1側)または他方側(X2側)から手を入れる際に、第3板状部分23よりも第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側に侵入するのを抑制することができる。その結果、第1方向(X方向)における電力変換装置本体10の中央部側に、たとえば、電力変換装置本体10等から発生する熱を放熱するための冷却フィン(放熱部)14等が設けられる場合に、作業者が誤って高温となった冷却フィン(放熱部)14等に接触してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第3板状部分23と第4板状部分24との境界の角部分C2の内側の面C2aは、第2方向(Y方向)から見て、丸型の断面形状を有する。これにより、第3板状部分23と第4板状部分24との境界の角部分C2の厚みを比較的大きくすることができるので、電力変換装置100が設置部30に設置された状態において、第3板状部分23と第4板状部分24との境界の角部分C2に作用する応力集中を緩和することができるとともに、第3板状部分23と第4板状部分24との境界の角部分C2の機械的強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、電力変換装置100の設置状態における電力変換装置本体10と設置部30との間に設けられ、電力変換装置本体10に接続されるリアクトル11と、第2方向側(Y方向側)からリアクトル11を覆うためのカバー部材12と、を備える。そして、第3板状部分23は、カバー部材12を取り付けるために第2方向(Y方向)から第3締結部材43を挿入するための第3孔部23bを設けるように、第2方向(Y方向)から見て、第3板状部分23の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分を有する。これにより、第2方向(Y方向)から見て、第3板状部分23の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分にカバー部材12を取り付けるための第3孔部23bを容易に設けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、一体型部材20は、アルミニウムの押出し加工品により一体的に形成されている。これにより、加工性の良いアルミニウムの押出し加工品により所望の断面形状を容易に形成することができるので、強度を確保するための形状が要求される取付脚部20aと、作業者が把持し易い形状が要求される把持部20bと、を容易に一体的に形成することができる。また、アルミニウムは自ら酸化皮膜(アルミナ)を作り皮膜処理を施すことなく耐食性を確保することができるので、一体型部材20をアルミニウム製とすることにより、耐食性を確保するための塗装等の皮膜処理を一体型部材20に施す工程を省略することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置本体10は、太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部10aを含む。これにより、山中等のクレーン車等が使用できない環境に設置される場合が比較的多い太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部10aを備えた電力変換装置100に、部品点数が増えるのを抑制しながら作業者が装置を把持するための把持部20bを設けることができる構成を適用することができる。
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、一体型部材20を、電力変換装置本体10に対して、電力変換装置本体10を運搬する際に水平となる面内方向のうちの第1方向(X方向)の一方側(X1側)の端部および他方側(X2側)の端部に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、一体型部材20を、第1方向(X方向)の一方側(X1側)の端部または他方側(X2側)の端部のいずれか一方のみに設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、把持部20bを、第3方向(Z方向)において、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)に設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、把持部20bを、第3方向(Z方向)において、一体型部材20の電力変換装置本体10側(Z1側)とは反対側(Z2側)に設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、取付脚部20aに、第3方向(Z方向)から見て、第1孔部21aに対応する位置に、第1締結部材41を第1孔部21aに挿入して締結するための工具を通過させる工具用孔部24aおよび切り欠き部24bを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、取付脚部20aに、工具用孔部24aまたは切り欠き部24bのいずれか一方のみを設けるように構成してもよい。また、取付脚部20aに、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bを設けないように構成してもよい。この場合、第1方向(X方向)または第2方向(Y方向)から工具を操作するスペースを確保できるように構成することが望ましい。
また、上記実施形態では、取付脚部20aに、第3方向(Z方向)から見て、工具用孔部24aまたは切り欠き部24bとは異なる位置に、電力変換装置本体10を設置部30に取り付けるための第2締結部材42が挿入される第2孔部24cを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、取付脚部20aに、第3方向(Z方向)から見て、工具用孔部24aまたは切り欠き部24bとは異なる位置に、電力変換装置本体10を設置部30に取り付けるための第2締結部材42が挿入される第2孔部24cを設けないように構成してもよい。この場合、工具用孔部24aおよび切り欠き部24bを、第2孔部24cとして使用するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、第3板状部分23は、カバー部材12を取り付けるために第1方向(X方向)から第3締結部材43を挿入するための第3孔部23bを設けるように、第2方向(Y方向)から見て、第3板状部分23の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分を有する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第3板状部分23に、第3締結部材43を挿入するための第3孔部23bを設けないように構成してもよい。この場合、第3板状部分23に、第2方向(Y方向)から見て、第3板状部分23の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分を設けないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、電力変換装置本体10として、太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部を含む例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部を含まない電力変換装置本体10に、部品点数が増えるのを抑制しながら作業者が装置を把持するための把持部20bを設けることができる構成を適用してもよい。
また、上記実施形態では、一体型部材20が、アルミニウムの押出し加工品により一体的に形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、一体型部材を、アルミニウムの押出し加工品以外の材料により構成してもよい。
10 電力変換装置本体
10a インバータ部
10b (電力変換装置本体の設置部側の)の面
11 リアクトル
12 カバー部材
20 一体型部材
20a 取付脚部
20b 把持部
21 第1板状部分
21a 第1孔部
22 第2板状部分
23 第3板状部分
23b 第3孔部
24 第4板状部分
24a 工具用孔部
24b 切り欠き部
24c 第2孔部
25 突出部分
25a (突出部分の第2板状部分とは反対側の)端部
30 設置部
41 第1締結部材
42 第2締結部材
43 第3締結部材
100 電力変換装置
C1 (第2板状部分と突出部分との境界の)角部分
C1a (第2板状部分と突出部分との境界の角部分の)外側の面
C2 (第3板状部分と第4板状部分との境界の)角部分
C2a (第3板状部分と第4板状部分との境界の角部分の)内側の面

Claims (12)

  1. 電力変換装置本体と、
    前記電力変換装置本体を設置部に取り付けるための取付脚部と、前記電力変換装置本体を運搬する際に作業者が把持する把持部と、が一体的に形成されている一体型部材と、
    を備え、
    前記把持部は、前記電力変換装置本体の一方側の端部から他方側の端部まで延びるように設けられている、電力変換装置。
  2. 前記一体型部材は、前記電力変換装置本体に対して、前記電力変換装置本体を運搬する際に水平となる面内方向のうちの第1方向の一方側の端部または他方側の端部の少なくともいずれか一方に設けられており、
    前記把持部は、前記一体型部材において、前記面内方向のうちの前記第1方向と直交する第2方向の一方側の端部から他方側の端部まで延びるように設けられている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電力変換装置本体が前記設置部に対して設置された設置状態において、前記電力変換装置本体と前記設置部とは、前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向に対向するように構成されており、
    前記把持部は、前記第3方向において、前記一体型部材の前記電力変換装置本体側に設けられ、前記取付脚部は、前記第3方向において、前記一体型部材の前記電力変換装置本体側とは反対側に設けられている、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記把持部には、前記一体型部材を前記電力変換装置本体に取り付けるための第1締結部材が挿入される第1孔部が設けられており、
    前記取付脚部には、前記第3方向から見て、前記第1孔部に対応する位置に、前記第1締結部材を前記第1孔部に挿入して締結するための工具を通過させる工具用孔部または切り欠き部が設けられている、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記取付脚部には、前記第3方向から見て、前記工具用孔部または前記切り欠き部とは異なる位置に、前記電力変換装置本体を前記設置部に取り付けるための第2締結部材が挿入される第2孔部が設けられている、請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記一体型部材は、前記電力変換装置本体の前記設置状態における前記設置部側の面に沿うように設けられる第1板状部分と、前記第1板状部分の前記第1方向における前記電力変換装置本体の中央部側とは反対側の端部から前記第3方向において前記電力変換装置本体から離間する方向に延びるように設けられる第2板状部分と、前記第2板状部分の前記第1板状部分とは反対側の端部から前記第1方向における前記電力変換装置本体の中央部側に前記第1板状部分よりも短い長さで突出するように設けられる突出部分と、を含む、請求項3〜5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記第2板状部分と前記突出部分との境界の角部分の外側の面、および、前記突出部分の前記第2板状部分とは反対側の端部は、前記第2方向から見て、丸型の断面形状を有する、請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記一体型部材は、前記第1板状部分の前記第1方向における前記電力変換装置本体の中央部側の端部から前記第3方向において前記電力変換装置本体から離間する方向に前記第2板状部分よりも長く延びるように設けられる第3板状部分と、前記第3板状部分の前記第1板状部分側とは反対側の端部から前記第1方向における前記電力変換装置本体の中央部側とは反対側に前記電力変換装置本体の前記設置状態における前記設置部側の面に対して略平行に延びるように設けられる第4板状部分と、をさらに含む、請求項6または7に記載の電力変換装置。
  9. 前記第3板状部分と前記第4板状部分との境界の角部分の内側の面は、前記第2方向から見て、丸型の断面形状を有する、請求項8に記載の電力変換装置。
  10. 前記電力変換装置本体と前記設置部との間に設けられ、前記電力変換装置本体に接続されるリアクトルと、
    前記第2方向側から前記リアクトルを覆うためのカバー部材と、
    をさらに備え、
    前記第3板状部分は、前記カバー部材を取り付けるために前記第2方向から第3締結部材を挿入するための第3孔部を設けるように、前記第2方向から見て、前記第3板状部分の他の部分の厚みよりも大きく形成された部分を有する、請求項8または9に記載の電力変換装置。
  11. 前記一体型部材は、アルミニウムの押出し加工品により一体的に形成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  12. 前記電力変換装置本体は、太陽光による発電電力を変換するためのインバータ部を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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