JP3634744B2 - 電源装置のヒートシンク構造及びヒートシンク - Google Patents
電源装置のヒートシンク構造及びヒートシンク Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートシンクの近傍に接続用リード線が配設される電源装置のヒートシンク構造及びヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スイッチングレギュレータ等の電源装置は、接続用リード線による配線が行われることが多く、この接続用リード線をヒートシンクの近くを引き回す場合には図4に示すように接続用リード線10を固定部材12によってヒートシンク14の背面に固定し、接続用リード線10が周囲の電子部品或いは発熱部分など接触しないようにしていた。尚、図4はヒートシンクの端部を取り出している。
【0003】
また、他の方法として接続用リード線に絶縁チューブ或いは耐熱チューブを被せて接続用リード線を保護する加工を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、接続用リード線を固定する方法では固定用の部材によって接続用リード線のを固定する処理コストがかさみ、絶縁チューブ或いは耐熱チューブを被せる方法では接続用リード線の被覆材料が必要になると共に被覆処理を行う工数が必要となりやはりコストがかさむという問題があった。
【0005】
本発明は、接続用リード線の処理が簡便に行えるようにする電源装置のヒートシンク構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は次のように構成する。
【0007】
先ず本発明は、ヒートシンクに沿って接続用リード線を配設した電源装置のヒートシンク構造を対象とする。
【0008】
このような電源装置のヒートシンク構造につき本発明は、放熱フィンを形成したヒートシンク本体の背後に前記接続用リード線を収容する凹部を一体に形成したことを特徴とする。
【0009】
また本発明に於いて、一対のヒートシンクに形成した凹部を付き合わせることにより仕切形成されたダクト部を構成することを特徴とする。
【0010】
また本発明に於いて、ヒートシンクの凹部に他のヒートシンクの放熱フィンを当接させることにより仕切形成されたダクト部を構成することを特徴とする。
【0011】
また本発明に於いて、ヒートシンクの凹部にヒートシンク以外の部品を当接させることにより仕切形成されたダクト部を構成することを特徴とする。
【0012】
また本発明は放熱フィンを形成したヒートシンク本体の背後に接続用リード線を収容するダクトの一部を形成する凹部を一体に形成したことを特徴とする。
【0013】
このような本発明の装置によれば、固定部材或いは絶縁チューブや耐熱チューブ等の被覆部材を必要とすることなく、ヒートシンクのダクト部を構成することができ、そのダクト部内に接続用リード線を収容することができるので、接続用リード線が発熱部品等に接触することがなくなる。また沿面、空間距離を必要とする箇所にも有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態を示す説明図である。
【0015】
図1において、ヒートシンク16は、発熱部品からの発熱を空気中に発散させる放熱フィン16aの本体背後に凸部16b,16cが形成され、その凸部16b,16cの間に開放空間である凹部16dが形成されている。ヒートシンク16と対象形状を有するヒートシンク18もヒートシンク16と同様に、放熱フィン18aの背後に凸部18b,18cが形成され、その凸部18b、18cの間に開放空間である凹部18dが形成されている。
【0016】
これら放熱フィン16a,18a、凸部16b,18dはアルミ引き抜き或いはアルミ押し出しによって形成され、一度の工程で形成される。
【0017】
このように構成されたヒートシンク16,18の開放空間である凹部16d、18dを付き合わせることによって仕切形成された接続用リード線10の収容空間であるダクト20が形成される。このようにして形成されたダクト20中に接続用リード線10を通せば、接続用リード線10はダクト20内に閉じこめられるので、付近に発熱部品などがあっても接続用リード線10が発熱部品に接触することがない。
【0018】
また、このような構成にすることによって接続用リード線を固定する固定部材や、耐熱チューブ或いは絶縁チューブのような被覆部材も必要なくなる。
【0019】
図2は同一形状のヒートシンク16を同一方向に配設し、ヒートシンク16の凸部16b,16cで形成される凹部16dを他のヒートシンク16の放熱フィン16a当接させることによって凹部16dを接続用リード線10の収容空間であるダクト20を構成し、そのダクト20内に接続用リード線10を通したものである。
【0020】
この場合、ヒートシンク16の凸部16b、16cとヒートシンク16の放熱フィン16aは当接すべき部分が完全に当接しなくても、接続用リード線10が双方のヒートシンクで作るダクト20から外に出ないようになっていれば、接続用リード線10が発熱部品に触れる心配がないので、図1のものと同じ効果を有する。
【0021】
図3はヒートシンク16の凸部16b,16cで作る凹部16dにヒートシンク以外の他の部品22を当接させ、接続用リード線の収容空間であるダクト20を形成したものである。この場合、他の部品22は発熱を伴わないものであることが必要な条件となる。図3の場合も図2の場合と同様に、ヒートシンク16の凸部16b,16cと他の部品22は当接すべき部分が完全に当接しなくても、接続用リード線10がヒートシンクの凹部16dと他の部品22で形成するダクト20から外に出ないようになっていれば、接続用リード線10が発熱部品に触れる心配がないので、図1のものと同じ効果を有する。
【0022】
このようにヒートシンク16の凹部16d,18dを付き合わせてダクト20を形成して、そのダクト20内に接続用リード線10を収容する処理を行うだけで接続用リード線10は収容空間に閉じこめられ、接続用リード線10の固定処理は不要になる。また、接続用リード線10の収容空間であるダクト20を形成するにはヒートシンクの凹部16dに他のヒートシンクの放熱フィンを当接させたり、他のヒートシンクの放熱フィンに限らず、他の部品であっても良い。
【0023】
なお、放熱フィンの枚数、間隔、本体部の高さは必要に応じて適宜定めることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ヒートシンクにダクトを構成し、そのダクト内に接続用リード線を収容するようにしたので、固定部材を使用して接続用リード線を放熱器の背面に固定するための処理や、耐熱チューブや絶縁チューブのような被服材料によって接続用リード線を被覆する処理を別途行うことが必要なくなり、接続用リード線の取付部材或いは被覆部が不要になり、組み立て工数のも削減することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図
【図2】本発明の他の実施例を示す説明図
【図3】本発明の他の実施例を示す説明図
【図4】本発明の従来例を示す説明図
【符号の説明】
10:接続用リード線
16、18:ヒートシンク
16a,18a:放熱フィン
16b,16c:凸部
16d,18d:凹部
20:ダクト
Claims (3)
- ヒートシンクに沿って接続用リード線を配設した電源装置のヒートシンク構造に於いて、
放熱フィンを形成したヒートシンク本体の背後に突出させた二つの突起によって前記接続用リード線を収容する凹部を一体に形成し、一対のヒートシンクに形成した前記凹部を付き合わせることにより仕切形成されたダクト部を構成することを特徴とする電源装置のヒートシンク構造。 - ヒートシンクに沿って接続用リード線を配設した電源装置のヒートシンク構造に於いて、
放熱フィンを形成したヒートシンク本体の背後に突出させた二つの突起によって前記接続用リード線を収容する凹部を一体に形成し、前記ヒートシンクの凹部に他のヒートシンクの放熱板を当接させることにより仕切形成されたダクト部を構成することを特徴とする電源装置のヒートシンク構造。 - ヒートシンクに沿って接続用リード線を配設した電源装置のヒートシンク構造に於いて、
放熱フィンを形成したヒートシンク本体の背後に突出させた二つの突起によって前記接続用リード線を収容する凹部を一体に形成し、前記ヒートシンクの凹部にヒートシンク以外の部品を当接させることにより仕切形成されたダクト部を構成することを特徴とする電源装置のヒートシンク構造。
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