JP6250978B2 - 携帯作業機用のショルダーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、刈り払い機、剪枝機などの携帯作業機を支持するためのショルダーハーネスに関する。
携帯作業機は作業者が携帯して作業することから、作業中、作業者の両腕に負担がかかる。これを軽減するためにショルダーハーネスが使われている。ショルダーハーネスは、作業者の背中に位置決めされる背部材と、この背部材に連結した左右のショルダーベルトとを少なくとも含むハーネスネットワークで作業者の上半身を包囲する構造を有している。
図14は、特許文献1に開示のショルダーハーネスの概要を示す。図14に示す従来の第1のショルダーハーネス1は、背部材2に連結された脇ベルト11を含み、この脇ベルト11の前端が作業者の前方で左右のショルダーベルトSBと合流することでハーネスネットワーク4が構成されている。そして、このハーネスネットワーク4に、ヒップパッド5を備えたフックなどの係止具8が連結されている。この係止具8に作業機(図示せず)が着脱可能に取り付けられる。具体的には、ヒップパッド5の上部に横方向に延びるトンネル部5aが形成され、このトンネル部5aに挿通された一本の連続した懸垂紐6の一端が背部材2に連結され、他端が作業者の胸プレートに連結されている。ヒップパッド5は、また、第2の懸垂部材である懸垂ベルト7によって背部材2に連結されている。
図15は、特許文献2に開示のショルダーハーネスの概要を示す。図15に示す従来の第2のショルダーハーネス10のハーネスネットワーク13は、背部材2の上端部に連結されて斜めに延びる第1の斜行ベルト11Aを含んでいる。この第1の斜行ベルト11Aは、背部材2の上端部から作業者の左脇を斜め下方に進みながら作業者の前方まで延びて腰ベルト12と合流している。したがって、この第1の斜行ベルト11Aは実質的に脇ベルトを構成している。腰ベルト12は背部材2を横断して作業者の右側に延長した延長部12aを有し、この延長部12aの先端が、背部材2の上端部から斜めに延びる第2の斜行ベルト11Bに連結されている。ヒップパッド5を備えた係止具8は、前後の2本の懸垂ベルト14、15を介してハーネスネットワーク13に連結されている。具体的には、前側懸垂ベルト14が第1斜行ベルト11Aと腰ベルト12の合流部分に連結され、他方、後側懸垂ベルト15が腰ベルト12の延長部12aとショルダーベルトSBとの合流部分に連結されている。
図16は、特許文献3、4に開示のショルダーハーネスの概要を示す。図16に示す従来の第3のショルダーハーネス20は、背部材2に連結された脇ベルト11及び腰ベルト3を含んでハーネスネットワーク21が構成されている。ヒップパッド5を備えた係止具8は、前後の2本の懸垂ベルト14、15を介してハーネスネットワーク21に連結されている。具体的には、前側懸垂ベルト14が脇ベルト11の前端に連結され、他方、後側懸垂ベルト15が背部材2に連結されている。図中、参照符号16は、抜き挿し可能なジョイントバックルを示し、このジョイントバックル16は作業者の胸部に位置決めされる。
図17は、特許文献5に開示のショルダーハーネスの概要を示す。図17に示す従来の第4のショルダーハーネス30は、背部材2に連結された左右の2本の脇ベルト31、32を含んでハーネスネットワーク33が構成されている。係止具8を含むヒップパッド5は、前後の2本の懸垂ベルト14、15を介してハーネスネットワーク33に連結されている。具体的には、前側懸垂ベルト14が左側脇ベルト31の前端に連結され、後側懸垂ベルト15が背部材2に連結されている。
WO2008/076010号A1公報 USP5,913,464号公報 US6,247,624B1号公報 WO2008/147256A1号公報 特開2005−143453号公報
上述した従来の複数の形式のショルダーハーネスから分かるように、従来のショルダーハーネスは複数の懸垂ベルト又は懸垂紐を使って係止具(ヒップパッド)をハーネスネットワークに連結する構成が採用され、これにより係止具に取り付けた作業機を左右に動かしたとしても、この作業機の動きに追従して係止具が適度に移動することができるため、作業者の作業性に支障を及ぼすことなく作業機の荷重を作業者の上半身に分散することができる。しかしながら、従来のショルダーハーネスにおいては、係止具(ヒップパッド)を複数の懸垂ベルト又は紐を介してハーネスネットワークに連結する構成が採用されていることに伴って次の問題が生じる。
作業機の移動が所定の範囲内であれば、懸垂ベルト又は懸垂紐の適度な弛みを伴いながら係止具(ヒップパッド)が移動できるが、作業機を大きく移動させたときには、これに追従して係止具も大きく移動し、これによって前側又は後側の一方の懸垂ベルト又は紐が引っ張られる状態になる。そして、その影響がハーネスネットワークの一部に及び、その結果、作業者の上半身に対して局部的に片寄った引っ張り力が作用してしまう。そして、この片寄った引っ張り力は、これが作用する部位や力の大きさが時々刻々と変化するため、これに耐えながら作業する作業者の疲労蓄積の要因になる。
本発明の目的は、作業機が取り付けられる係止具の変位を許容しつつ係止具の変位に伴う引っ張り力がハーネスネットワークに対して局部的に作用するのを低減して作業者の疲労を軽減することのできる携帯作業機用ショルダーハーネスを提供することにある。
本発明の更なる目的は、比較的重量のある作業機と比較的軽量である作業機との使い分けが可能な携帯作業機用ショルダーハーネスを提供することにある。
本発明の更なる目的は、作業機が取り付けられる係止具の変位を許容しつつ係止具の変位に伴う引っ張り力によってハーネスネットワークに局所的な変形が発生するのを低減することのできる携帯作業機用ショルダーハーネスを提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明によれば、
作業者の背中に位置する背部材(102)であって、腰ベルト(132)が連結された下方延長フレーム(142)を脱着可能に取り付けることのできるメインフレーム(140)を有する背部材(102)と、
該背部材(102)の左右の上端部から延びる左右のショルダーベルト(104L,104R)と、
前記左右のショルダーベルト(104L,104R)の先端が連結され且つ作業者の胸部に位置するジョイントバックル(108)と、
作業者の腰部の脇に位置し、作業機が連結される係止具(114)を備えたヒップパッド(116)と、
前記係止具(114)の上方に位置し、ベルト又は紐からなる吊り下げ部材(122)によって前記係止具(114)に連結された中継部材(120)と、
該中継部材(120)と前記メインフレーム(140)とに連結された後側懸垂ベルト(126)と、
前記中継部材(120)と前記ジョイントバックル(108)とに連結された前側懸垂ベルト(124)とを含み、
前記メインフレーム(140)に対する前記下方延長フレーム(142)の脱着機構が、前記メインフレーム(140)に形成された第1の形状部分(186,188)と前記下方延長フレーム(142)に形成された第2の形状部分(196,198)で構成され、
前記第1、第2の形状部分の係合又は離脱によって前記メインフレーム(140)に対して前記下方延長フレーム(142)が脱着可能であり、
前記メインフレーム(140)から作業者の一方の脇の下に沿って延びる脇ベルト(106)を更に含み、
該脇ベルト(106)の先端が、前記ジョイントバックル(108)に連結される、ことからなる携帯作業機用ショルダーハーネス(100)を提供することにより達成される。
本発明によれば、ハーネスネットワークが、少なくとも背部材(102)、左右のショルダーベルト(104L,104R)を含む。好ましい実施形態では、ハーネスネットワークは、ジョイントバックル(108)に連結される脇ベルト(106)を更に含む。そして、このハーネスネットワークに対して、中継部材(120)を介して係止具(114)が連結される。この構成つまり、作業機を係止する係止具(114)とハーネスネットワークとの間に中継部材(120)を介在させる構成によって、係止具(114)の変位を許容しつつ係止具(114)の変位に伴う引っ張り力がハーネスネットワークに対して局部的に作用するのを低減することができる。
また、本発明のショルダーハーネス(100)は、背部材(102)がメインフレーム(140)を含み、このメインフレーム(140)に対して、腰ベルト(132)が連結された下方延長フレーム(142)を脱着可能に取り付けることができる。下方延長フレーム(142)を取り付けることで、比較的重い作業機に適したショルダーハーネスを形作ることができる。換言すれば、下方延長フレーム(142)無しの形態では、比較的軽量な作業機に適したショルダーハーネスを形作ることができる。
本発明の他の目的、作用効果は、以下の好ましい実施例の詳細な説明から明らかになろう。
実施例のショルダーハーネスの正面図であり、比較的重量物の作業機を使うときのフル形態を示す。 図1に図示のショルダーハーネスの背面図であり、ショルダーハーネスに含まれるヒップパッドの図示を省略してある。 実施例のショルダーハーネスに含まれる2分割構造の背部材の背面図である。 背部材のメインフレームの正面図である。 図4に図示のメインフレームの背面図である。 実施例のショルダーハーネスに含まれる背当て組立体の背面図である。 メインフレームに脇ベルトを固定する第1ステップを説明するための図である。 メインフレームに脇ベルトを固定する第2ステップ(最終ステップ)を説明するための図である。 メインフレームに脱着可能に連結される下方延長フレームの正面図である。 図9に図示の下方延長フレームの背面図である。 メインフレームと下方延長フレームとの連結部分を示す部分図であり、メインフレームに下方延長フレームを固定した状態を示す。 中継部材及びこれに吊り下げられた係止具及びヒップパッドの正面図である。 図12のX13−X13に沿った断面図である。 特許文献1に開示のショルダーハーネスの概略図である。 特許文献2に開示のショルダーハーネスの概略図である。 特許文献3、4に開示のショルダーハーネスの概略図である。 特許文献5に開示のショルダーハーネスの概略図である。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明するが、実施例の説明において、実施例のショルダーハーネスを作業者が装着したときに作業者の左側に位置する場合を「左」と呼び、作業者の右側に位置する場合を「右」と呼ぶ。また、「前」、「後」という用語は、ショルダーハーネスを作業者が装着したときに作業者の前側に位置する場合を「前」と呼び、作業者の後側に位置する場合を「後」と呼ぶ。
図1は、実施例のショルダーハーネス100を前方から見た正面図である。図2はショルダーハーネス100の背面図である。ショルダーハーネス100は、基本的には、作業者の背中に位置する背部材102と、この背部材102から作業者の左右の肩を通過して作業者の前に位置する左右のショルダーベルト104とを有する。左側のショルダーベルトには参照符号「L」を付記してある。右側のショルダーベルトには参照符号「R」を付記してある。
ショルダーハーネス100は、好ましくは作業者の左側の脇の下に沿って横方向に延びる脇ベルト106を有する。左右のショルダーベルト104L、104Rの先端と脇ベルト106はジョイントバックル108に連結されて、作業者の胸部で合流している(図1)。
ジョイントバックル108は、従来と同様に、左バックル108Lと右バックル108Rとで構成され、これらは分離可能である。左バックル108Lに左ショルダーベルト104L及び脇ベルト106の先端が連結されている。右バックル108Rに右ショルダーベルト104Rの先端が連結されている。
好ましい態様として、任意であるが、左ショルダーベルト104Lの先端部と脇ベルト106の先端部とを補助ベルト110で連結するのがよい。
以上が実施例のショルダーハーネス100のハーネスネットワーク112の構成である。このハーネスネットワーク112は、前述したように脇ベルト106を含んでいるが、脇ベルト106は必須ではなく、脇ベルト106無しのネットワークであってもよい。左右のバックル108L、108Rを合体させることにより作業者はショルダーハーネス100を装着することができる。他方、左右のバックル108L、108Rを分離させることにより作業者はショルダーハーネス100を身体から取り外すことができる。
図1を参照して、ショルダーハーネス100は、係止具114を備えたヒップパッド116を有している。ヒップパッド116は作業者の腰部の右側に位置する。すなわち、作業者の左側に脇ベルト106が位置しているが、この脇ベルト106とは反対側である右側にヒップパッド116が位置している。
係止具114はフックで構成され、この係止具114に、従来と同様に、例えば刈り払い機(図示せず)が連結される。ヒップパッド116(係止具114)は中継部材120を介してハーネスネットワーク112に連結されている。なお、図2では、ヒップパッド116の図示を省略してある。
引き続き図1を参照して、中継部材120はプレート部材で構成され、この中継部材120に、1本の幅広のベルト、紐などの吊り下げ部材122を介して係止具114(ヒップパッド116)が吊り下げられている。そして、中継部材120は、前後の2本の懸垂ベルト124、126によってハーネスネットワーク112に連結されていてもよいし、これら前後の懸垂ベルト124、126を1本の連続したベルトで構成してもよい。具体的には、前側の懸垂ベルト124の上端が右バックル108Rに連結されている。他方、後側の懸垂ベルト126の上端が背部材102に連結されている。なお、吊り下げ部材122は実施例では1本であるが複数本であってもよい。
上述したように、ショルダーハーネス100は、ハーネスネットワーク112と係止具114(ヒップパッド116)との間に中継部材120が介在されている。この中継部材120が存在することにより、係止具114に取り付けた携帯型作業機の重量がハーネスネットワーク112に局部的に作用するのを緩和することができる。また、作業機の動きに伴ってヒップパッド116が振り子のように比較的自由に揺動することができるため、係止具114の揺動に伴う引っ張り力がハーネスネットワーク112に対して局部的に作用するのを抑制することができる。係止具114とハーネスネットワーク112との間に中継部材120が介在することに伴うこれらの利点が作業者の疲労軽減に貢献できるのは言うまでもない。
中継部材120が存在することによる利点を次のように説明することもできる。ショルダーハーネス100は、中継部材120をハーネスネットワーク112に実質的に組み込む構造であるため、作業機(図示せず)を大きく移動させたときに中継部材120に加わる静荷重や動荷重を効果的にハーネスネットワーク112に分散でき、またハーネスネットワーク112に局部的な引っ張り力が作用するのを抑制できる。更に中継部材120に吊り下げられている係止具114(ヒップパッド116)は、その近傍に位置している中継部材120に支持されて自由に揺動できるため、中継部材120が安定した状態を維持できる程度の作業機の移動であれば、この作業機の移動に伴う係止具114(ヒップパッド116)の移動が直接的にハーネスネットワーク112に影響を及ぼすことはない。このことは、作業機を移動するたびに、作業者の上半身に対して局部的に片寄った引っ張り力が作用してしまうのを防止できることを意味し、また、作業中に、ハーネスネットワーク112に対して引っ張り力が作用する部位や力の大きさが時々刻々と変化するのを低減できることを意味している。
図2に図示の背部材102は下方に延びる延長部130を有し、この延長部130に腰ベルト132が連結されている。そして、この腰ベルト132に上述した中継部材120が連結されている。背部材102の延長部130は、その上方に位置する主部134と一体構造であってもよいが、後に説明するように主部134と延長部130とが分離可能であるのが好ましい。
背部材102を、互いに分離可能な主部134と延長部130とで構成することにより、背部材102を延長部130無しの簡易形態と、延長部130有りのフル形態との2つの形態で使い分けることができる。延長部130有りの背部材102はフル形態(腰ベルト132有り)のショルダーハーネス100を構成し、比較的重い作業機を使うときに好適である。他方、延長部130無しの背部材102は簡易形態(腰ベルト132無し)のショルダーハーネス100を構成し、比較的軽い作業機を使うときに好適である。
以下にショルダーハーネス100を構成する各パーツを、添付の図面を参照して説明する。図3は背部材102の背面図である。背部材102は、上述した主部134を構成するメインフレーム140と、上述した延長部130を構成する下方延長フレーム142とで構成されている。下方延長フレーム142はメインフレーム140に対して脱着可能である。メインフレーム140及び下方延長フレーム142はPE、PP、ナイロンのような合成樹脂の成型品である。
図4、図5はメインフレーム140を示す。図4はメインフレーム140の正面図である。図5はメインフレーム140の背面図である。このメインフレーム140の前面に、図6に図示の背当て組立体146が配置される。
説明の都合上、背当て組立体146を先に説明する。図6は背当て組立体146の背面図である。背当て組立体146は、クッションパッドを主体に作られた背当てクッション148を有する。背当てクッション148は、作業者の背中に位置する背当て本体150と、その左右の上端から延びる左右のショルダーベルト104L、104Rとで構成されている。そして、左ショルダーベルト104L、右ショルダーベルト104Rには高密度繊維(ポリエステル繊維やナイロン繊維など)からなる帯状のショルダーストラップ152L、152Rが縫い付けられている。また、背当て本体150の中央部分に中央ストラップ154が縫い付けられている。
当業者であれば図6の背当て組立体146の形態を見て、左右のショルダーベルト104L、104Rが非対称であることを直ちに認識することであろう。
具体的には、右ショルダーベルト104Rが真っ直ぐな帯状の形態を有しているのに対して、左ショルダーベルト104Lは、内側つまり右側に向けて湾曲した帯状の形態を有している。すなわち、左ショルダーベルト104Lが作業者の後方から作業者の肩を通過して作業者の前方に進む過程で徐々に内側つまり右側に変位する湾曲形状を有し、更に、左ショルダーベルト104Lの前端部は徐々にジョイントバックル108(図1、作業者の胸の中央に位置)に向けて変位する僅かに湾曲した形状を有している。換言すれば、左ショルダーベルト104Lは、作業者の後方から作業者の左肩を通過して作業者の前方に進む部位から先端部まで右側に湾曲した形状を有している。これにより、左ショルダーベルト104Lは、その湾曲形状によって、ジョイントバックル108に向けて自然に差し向けられることになる。
図1を参照して、作業機が係止される係止具114(ヒップパッド116)は作業者の腰部の右側に位置している。したがって、作業機の荷重は、右ショルダーベルト104Rに比べて左ショルダーベルト104Lの方により多く加わる。そして、作業機を大きく移動させたときには、この左ショルダーベルト104Lに引っ張り力が作用する傾向になるのは否めない。この引っ張り力が作用する方向と一致するように左ショルダーベルト104Lにおける作業者の左肩から前方に位置する部分を湾曲形状に予め形作ることで、左ショルダーベルト104Lに引っ張り力が作用しても、これが原因で左ショルダーベルト104Lの作業者の肩と当接する部分の位置及び形状が変化しない。これにより、大きな引っ張り力が左ショルダーベルト104Lに作用しても作業者の左肩の部分のフィット感を維持することができる。また、仮に大きな引っ張り力が左ショルダーベルト104Lに作用しても、左ショルダーベルト104Lが作業者の左肩の部分で捻れ等の変形が発生しないため左ショルダーベルト104Lの耐久性を向上することができる。
また、左ショルダーベルト104Lの先端部分は前述した補助ベルト110によって脇ベルト106に連結されている。これにより、左ショルダーベルト104Lの先端部分が作業機からの荷重によって右側に変位するのを補助ベルト110によって抑制することができる。これにより、左ショルダーベルト104Lが作業者の左肩の部分で捻れ等の変形が発生するのを更に抑制することができる。
背部材102のメインフレーム140は作業者の背中の部分に位置決めされる。図4、図5を参照して、メインフレーム140は、その上端部の左右の角部と、メインフレーム140の中央部との三箇所に、背当て組立体146を固定するためのバックル部160が形成され、この逆三角形の3つの頂点に位置する3つのバックル部160を使って背当て組立体146がメインフレーム140に固定される。3つの背当て組立体用バックル部160は、夫々、背当て組立体146の2本のショルダーストラップ152と1本の中央ストラップ154を受け入れる第1〜第3の3つのスリット162、164、166で構成され、これら互いに離間して位置する第1、第2、第3のスリット162、164、166の順にショルダーストラップ152又は中央ストラップ154の端部を通過させることにより固定される。勿論、ショルダーストラップ152又は中央ストラップ154の長さ調整も可能である。好ましくは第1スリット162の近傍に凹凸形状の滑り止め部168を形成するのがよい。
メインフレーム140は、その下部の左側縁に垂直方向に延びる1つの縦スリット170を有し、この縦スリット170を使って脇ベルト106の端が固定される。図7、図8を参照して、脇ベルト106の端部には、上下に離間して2対のスナップ嵌めホックつまりスナップファスナ172、172が取り付けられている。脇ベルト106の端部をメインフレーム140に固定する作業は次の通りである。先ず、脇ベルト106の端部を縦スリット170を通過させる(図7)。次いで、脇ベルト106の端部を折り返し、そして2対のスナップファスナ172、172をロックする(図8)。変形例として、スナップファスナ172の代わりに面ファスナを採用してもよい。
メインフレーム140は、その下端部の右側に後側懸垂ベルト126の上端部を固定するためのバックル部176が形成されている。このバックル部176はメインフレーム140の下端部から右下方向に突出した部分に形成されている。このバックル部176は、互いに離間した第1、第2のスリット178、180で構成され、これらスリット178、180の近傍に凹凸形状の滑り止め部182が形成されている。このバックル部176に対する後側懸垂ベルト126(図1)の固定方法は上述したショルダーストラップ152、中央ストラップ154と実質的に同じである。
この後側懸垂ベルト126と、右バックル108Rに連結される前側懸垂ベルト124とは別のベルトで構成してもよいが、これら前後の懸垂ベルト124、126を一本の連続したベルトで構成してもよいのは前述した通りである。
メインフレーム140は、その下端部に上下に離間した上方開口186と下方開口188とを有する。この上下の開口186、188は、下方延長フレーム142をメインフレーム140に連結するための連結部190を構成する。上方開口186は実質的に円形である。これに対して、下方開口188は細長い形状を有し、そして、この下方開口188は円弧状に延びている。この下方開口188の円弧の中心は上方開口186の中心に位置決めされている。
図4、図5から分かるように、円弧状に延びる帯状の下方開口188の一端には第1の拡大部188aが形成されている。また、実質的に円形の上方開口186には、上記下方開口188の第1の拡大部188aに整合した直径方向に延びる一対の第2の拡大部186aが形成されている。図5を参照して、メインフレーム140の背面側には、上記上下の開口186、188の縁部に段部186b、188bが形成されている。この上下の開口186、188を使った下方延長フレーム142の連結構造については後に説明する。
図9、図10は下方延長フレーム142を示す。図9は正面図である。図10は背面図である。下方延長フレーム142は正面視したときに逆T字状の形状を有する。下方延長フレーム142の下端部142aは横方向に延びている。この下端部142aには、その中央部分に左右に離間した2つの開口194L、194Rが形成されている。この左右の開口194L、194Rを通過させることにより腰ベルト132が下方延長フレーム142に組み付けられる(図1、図2)。
図10を参照して、下方延長フレーム142の背面には、その上部に、上方ピン196と下方ピン198とが一体成形されている。この上下のピン196、198は、上述したメインフレーム140の上下の開口186、188(図4、図5)に対応して位置している。実質的に円形である第1開口186に対応した上方ピン196は、上方開口186と実質的に同じ直径の円形軸部196aと、この円形軸部196aの上端に形成された直径方向に突出した一対の突起196b、196bとを有している。
円弧状に延びる帯状の下方開口188に対応して位置している下方ピン198は、下方開口188の幅寸法と実質的に同じ幅を有する軸部198aと、この軸部198aの上端に形成され且つ下方開口188の幅方向に突出した一対の突起198b、198bとを有している。
メインフレーム140の一体成形した第1の形状部分つまり上下の開口186、188と、下方延長フレーム142の一体成形した第2の形状部分つまり上下のピン196、198との相互の係合又は離脱によって、工具無しに、また、ボルトナットのような締結具無しに、メインフレーム140に対して下方延長フレーム142を脱着することができる。
特に実施例では、メインフレーム140に対して下方延長フレーム142を回動させる操作を行うことでメインフレーム140に対して下方延長フレーム142を脱着することができる。すなわち、メインフレーム140に下方延長フレーム142を連結するときには、メインフレーム140の前面に下方延長フレーム142を位置させ、そして、図3に破線で図示する傾斜した位置でメインフレーム140の上下の開口186、188に下方延長フレーム142の上下の突起196b、198bを挿入させて図3の実線で示す位置まで回転させることでメインフレーム140と下方延長フレーム142とを一体化することができる(図11)。下方延長フレーム142を取り外すときには、その逆の回転操作をすることで取り外すことができる。
図3に矢印で示す下方延長フレーム142の回動操作を行っている最中は、下方延長フレーム142の上下のピン196、198の夫々の突起196b、198bが上述した段部186b、188bに擦接する。
図12は中継部材120と、これに吊り下げ部材122によって連結された係止具114と、係止具114を上端部に設置したヒップパッド116とを示す正面図である。この実施例では、吊り下げ部材122は長さ調整可能な帯状のベルトで構成されている。
図13は図12のX13−X13に沿って切断した断面図である。中継部材120はプラスチック製のプレート状の成型品で構成され、図13から良く分かるように、その上端部が外方つまり作業者の体側から離れる方向に傾斜した形状を有している。すなわち、中継部材120の上端部120aは、これを側面視したときに、作業者の体側から離れる方向に斜めに傾斜して上方に延びている。そして、この上端部120aに吊り下げ部材122が係止されている。この図13の参照符号120bは、腰ベルト132を挿通するための開口を示す。
上述したように、中継部材120の上端部120aが作業者の体側から離れる方向に傾斜しており(傾斜角度が60°)、この傾斜した上端部120aに吊り下げ部材122を係止したことから、作業機の荷重によって中継部材120は作業者の体側から離れる方向に逃げる傾向になる。換言すれば、中継部材120が仮に平板状であったとしたら、作業機の荷重によって中継部材120が作業者の体側に食い込む傾向になる。また、中継部材120の高さ方向中間部や下端部に吊り下げ部材122を係止した場合にも作業機の荷重によって中継部材120が作業者の体側に食い込む傾向になる。これに対して、上述した図13に図示のような上端部120aが外方に傾斜した形状の中継部材120を採用することで、作業中に中継部材120が作業者の体側に食い込んでしまうのを防止することができる。
本発明は、刈り払い機、ポールプルーナー(長いメインパイプの先にチェーンソータイプの鋸刃作業部が取り付けられている携帯作業機)、シャフトヘッジトリマ(長いメインパイプの先に往復動刃作業部が取り付けられている携帯作業機)など、作業者が腰部付近に吊り下げて作業可能な携帯作業機の全てに好適に適用できる。
100 実施例のショルダーハーネス
102 背部材
104 ショルダーベルト
104L 左ショルダーベルト
104R 右ショルダーベルト
106 脇ベルト
108 ジョイントバックル
108L ジョイントバックルの左バックル
108R ジョイントバックルの右バックル
110 補助ベルト(左ショルダーベルト−脇ベルト)
112 ハーネスネットワーク
114 係止具
116 ヒップパッド
120 中継部材
120a 中継部材の上端部
120b 腰ベルトの挿通開口
122 吊り下げ部材
124 前側懸垂ベルト
126 後側懸垂ベルト
132 腰ベルト
140 背部材のメインフレーム
142 背部材の下方延長フレーム
146 背当て組立体
148 背当てクッション
150 背当て本体

Claims (9)

  1. 作業者の背中に位置する背部材(102)であって、腰ベルト(132)が連結された下方延長フレーム(142)を脱着可能に取り付けることのできるメインフレーム(140)を有する背部材(102)と、
    該背部材(102)の左右の上端部から延びる左右のショルダーベルト(104L,104R)と、
    前記左右のショルダーベルト(104L,104R)の先端が連結され且つ作業者の胸部に位置するジョイントバックル(108)と、
    作業者の腰部の脇に位置し、作業機が連結される係止具(114)を備えたヒップパッド(116)と、
    前記係止具(114)の上方に位置し、ベルト又は紐からなる吊り下げ部材(122)によって前記係止具(114)に連結された中継部材(120)と、
    該中継部材(120)と前記メインフレーム(140)とに連結された後側懸垂ベルト(126)と、
    前記中継部材(120)と前記ジョイントバックル(108)とに連結された前側懸垂ベルト(124)とを含み、
    前記メインフレーム(140)に対する前記下方延長フレーム(142)の脱着機構が、前記メインフレーム(140)に形成された第1の形状部分(186,188)と前記下方延長フレーム(142)に形成された第2の形状部分(196,198)で構成され、
    前記第1、第2の形状部分の係合又は離脱によって前記メインフレーム(140)に対して前記下方延長フレーム(142)が脱着可能であり、
    前記メインフレーム(140)から作業者の一方の脇の下に沿って延びる脇ベルト(106)を更に含み、
    該脇ベルト(106)の先端が、前記ジョイントバックル(108)に連結される、ことからなる携帯作業機用ショルダーハーネス(100)
  2. 前記メインフレーム(140)の前記第1の形状部分(186,188)と、前記下方延長フレーム(142)の前記第2の形状部分(196,198)とが工具無しに係合又は離脱可能である、請求項に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
  3. 前記メインフレーム(140)及び前記下方延長フレーム(142)が共にプラスチック成型品であり、
    前記第1の形状部分(186,188)が前記メインフレーム(140)に一体成形され、
    前記第2の形状部分(196,198)が前記下方延長フレーム(142)に一体成形されている、請求項に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
  4. 前記背部材は、腰ベルト(132)が連結された下方延長フレーム(142)を含み、
    該腰ベルト(132)に前記中継部材(120)が連結されている、請求項1に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
  5. 前記脇ベルト(106)の先端部と、該脇ベルト(106)が位置する側の左又は右のショルダーベルト(104L,104R)の先端部とに連結された補助ベルト(110)を更に有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
  6. 前記メインフレームに対して脱着可能な背当て組立体(146)を更に有し、
    該背当て組立体(146)が背当てクッション(148)を有し、
    該背当てクッション(148)は、作業者の背中に位置する背当て本体(150)を含み、
    前記左右のショルダーベルト(104L,104R)が前記背当て本体(150)の左右の上端から延びている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
  7. 前記前側懸垂ベルト(124)と前記後側懸垂ベルト(126)とが1本の連続したベルトで構成され、
    該1本のベルトは、その前端部が前記ジョイントバックル(108)に脱着可能に連結され、後端部が前記メインフレーム(140)に脱着可能に連結されている、請求項1に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
  8. 作業者の背中に位置する背部材(102)であって、腰ベルト(132)が連結された下方延長フレーム(142)を脱着可能に取り付けることのできるメインフレーム(140)を有する背部材(102)と、
    該背部材(102)の左右の上端部から延びる左右のショルダーベルト(104L,104R)と、
    前記左右のショルダーベルト(104L,104R)の先端が連結され且つ作業者の胸部に位置するジョイントバックル(108)と、
    作業者の腰部の脇に位置し、作業機が連結される係止具(114)を備えたヒップパッド(116)と、
    前記係止具(114)の上方に位置し、吊り下げ部材(122)によって前記係止具(114)に連結された中継部材(120)と、
    該中継部材(120)と前記背部材(102)とに連結された後側懸垂ベルト(126)と、
    前記中継部材(120)と前記ジョイントバックル(108)とに連結された前側懸垂ベルト(124)とを含み、
    前記左右のショルダーベルト(104L,104R)のうち、前記係止具とは反対側に位置するショルダーベルト(104L)が湾曲した形状に形作られ、
    該湾曲したショルダーベルト(104L)は、作業者の後方から作業者の肩を通過して作業者の前方に進む過程で徐々に内側に変位する湾曲形状を有していることからなる携帯作業機用ショルダーハーネス(100)
  9. 前記中継部材(120)がプレート部材で構成され、
    該中継部材(120)の上端部が作業者から離れる方向に傾斜した形状を有し、
    該傾斜した上端部に前記吊り下げ部材(122)が連結されている、請求項1に記載の携帯作業機用ショルダーハーネス。
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