JP3204534U - 工具バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な強度を有する底板を備える工具バッグを提供する。【解決手段】工具バッグ1は、有底筒状の本体部2と、本体部2の底部21に嵌め込まれる底板3であって、少なくとも2枚の補強材を重ね合わせて構成される、底板3と、を備えている。この有底筒状の本体部2は、矩形断面を有し、少なくとも2枚の補強材は、それぞれ2つの立ち上がり部を有するコ字状に形成されて、コ字の立ち上がり部が互いに略直交するように配置される。【選択図】図1

Description

本考案は、工具類又は部品等を収容するための工具バッグに関するものである。
従来から、有底筒状の袋の口部に吊紐の両端を縫い付けた工具バッグが使用されている。この工具バッグには、スパナ、レンチ、ハンマーなどの工具や、単管、ジョイント部品、ビスなどの部品が収容される。そのため、ベルトが切れたり、袋が破れたりしないように破断荷重を念頭において強度の対処がなされている。ところが、従来の工具バッグは、ベルト1本で全重量を支えるようになっているため、ベルトが損傷すると工具類が落下するおそれがあった。さらに、工具バッグの底に工具類の尖端が接触することで底部を突き破るおそれもあった。
そこで、例えば特許文献1に記載された工具袋では、従来はベルト1本で吊り下げていたところ、ベルト2本で吊り下げるようにして、対応重量を2倍にするとともに、2本のベルトをいずれも工具袋の底部まで廻すことによって、2本のベルトによって全重量を支持させるようにしている。さらに、この特許文献1の工具袋では、底部に底板を設置することによって、工具袋の底部に工具が突き刺さって穿孔することを防止している。
登録実用新案第3196592号公報
しかしながら、特許文献1の工具袋では、底部に底板が設置されているものの、1枚の底板による補強であるため、使用状況によっては経年使用中に強度が不足して破れてしまう可能性がある、という問題があった。
そこで、本考案は、十分な強度を有する底板を備える工具バッグを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本考案の工具バッグは、有底筒状の本体部と、前記本体部の底部に嵌め込まれる底板であって、少なくとも2枚の補強材を重ね合わせて構成される、底板と、を備えることを特徴としている。
本考案の工具バッグは、有底筒状の本体部と、少なくとも2枚の補強材を重ね合わせて構成される底板と、を備えることで、少なくとも従来の2倍の強度を有する底板を備える工具バッグとなる。
工具バッグの全体構成を示した斜視図である。 実施例1の底板の構成を示した斜視図である。 実施例2の底板の構成を示した斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案を実施するための形態を説明する。図1は工具バッグの全体構成を示した斜視図であり、図2は実施例1の底板の構成を示した斜視図であり、図3は実施例2の底板の構成を示した斜視図である。
(構成)
本実施例では、図1、図2を用いて、2枚のコ字状の補強材31、32から構成される底板3を備える工具バッグ1について説明する。本実施例の工具バッグ1は、図1に示すように、全体として有底筒状に形成される本体部2と、本体部2の底部21に隙間なく嵌め込まれる底板3と、を備えている。ここにおいて、底板3は本体部2に縫い合わされて固定されていることが好ましい。
本体部2は、合成繊維、帆布(布製)、合成皮革若しくは(天然)皮革、又は合成樹脂などによって有底筒状に形成されるものであり、矩形の底部21と、矩形の前面部22と、矩形の左側面部23と、矩形の右側面部24と、略矩形の背面部25と、によって構成されている。すなわち、本体部2は、前面部22、左側面部23、右側面部24、及び、背面部25によって、矩形断面を有するように構成されている。
背面部25の上部には、縦ループ状に形成されたベルト通し26と、横ループ状に形成された落下防止用のセフティーコードを取り付けできるコード通し27とが取り付けられている。ベルト通し26には、使用時にベルトが通されて、工具バッグ1をユーザの腰などに装着できるようになっている。また、コード通し27には、低所作業、高所作業で工具バッグなどに収納している工具が落ちないように、工具に接続する落下防止用のコードが取り付けできるようになっている。
底板3は、2つの補強材31、32から構成されるものであり、一方の補強材31の上に他方の補強材32を重ねることで形成される。各補強材31(32)は、図2に示すように底部31b(32b)を挟んで2つの立ち上がり部31a、31a(32a、32a)を有しており、全体としてコ字状に形成されている。立ち上がり部31a、31aは、収容される工具類のガイドとなるように所定の高さ(例えば本体部2の高さの約1/3〜1/2の高さ)を有していることが好ましい。底部31b(32b)の形状は、本体部2の底部21にちょうど嵌め込まれるように、底部21よりも若干小さく形成されている。補強材31(32)は、例えば金属製など、どのような素材から形成することもできるが、本体部2に縫い合わせるために、合成繊維、帆布(布製)、合成皮革若しくは(天然)皮革、又は合成樹脂などの素材によって形成されていることが好ましい。
このうち、本体部2の前面部22と重なる立ち上がり部31aを有する一方の補強材31では、立ち上がり部31aの幅が前面部22の幅と略同一になるようにされている。同様に、本体部2の左側面部23及び右側面部24と重なる立ち上がり部32aを有する他方の補強材32では、立ち上がり部32aの幅が左側面部23及び右側面部24の幅と略同一になるようにされている。
そして、本実施例の補強材31、32は、一方の補強材31の立ち上がり部31aが他方の補強材32の立ち上がり部32aと略直交するように配置されている。本体部2内に設置された状態では、2つの補強材31、32は、互いに底部31b、32bを重ね合わされた状態となっている。したがって、2枚の補強材31、32の底部31b、32bが重ね合わされ、さらに本体部2の底部21が重ね合わされるため、底板3と底部21の合計で3重構造となっている。
(作用・効果)
次に、本実施例の工具バッグ1の作用・効果を列挙して説明する。
(1)上述してきたように、本実施例の工具バッグ1は、有底筒状の本体部2と、少なくとも2枚の補強材31、32を重ね合わせて構成される底板3と、を備えることで、少なくとも従来の2倍の強度を有する底板3を備える工具バッグとなる。
すなわち、2つの補強材31、32は、互いに底部31b、32bを重ね合わされて2枚構成となっているため、同じ素材で構成されているとすれば、従来の1枚構成と比べると2倍の強度を有する。さらに、本体部2の底部21を含めると合計で3重構造となっており、十分な強度となる。
(2)また、有底筒状の本体部2は矩形断面を有し、少なくとも2枚の補強材31、32はそれぞれ2つの立ち上がり部31a、32aを有するコ字状に形成されて、コ字の立ち上がり部31a、32aが互いに略直交するように配置されていることで、少なくとも4つの立ち上がり部31a、32a、31a、32aによって本体部2の底部21付近の内側面全体を覆うことができるうえ、本体部2の内部においてずれにくい補強材31、32となる。このため、工具類が補強材31、32間の隙間から出て本体部2に突き刺さることを防止できる。さらに、内部に補強材31、32を収容することによって、本体部2の容器状の形状を保持することもできる。
(3)さらに、補強材31、32は、合成繊維、帆布(布製)、合成皮革若しくは(天然)皮革、又は合成樹脂などの素材によって形成されていることで、補強材31、32を本体部2に縫い付けることが可能となる。
以下、図1、図3を用いて、実施例1とは異なる形態の底板4を備える工具バッグ1について説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず構成について説明する。本実施例の工具バッグ1は、実施例1と同様に、全体として有底筒状に形成される本体部2と、本体部2の底部21に嵌め込まれる底板4と、を備えている。このうち本体部2の構成は実施例1と略同様であるから説明を省略する。
底板4は、2つの補強材から構成されるものであり、第1補強材41の下に第2補強材42を重ねることで形成される。具体的にいうと、底板4は、4つの立ち上がり部41a、41c、41a、41cと矩形の底部41bとを有する十字状の第1補強材41と、第1補強材41の矩形の底部41bに重ね合わされる矩形の第2補強材42と、から構成される。補強材41(42)は、例えば金属製など、どのような素材から形成することもできるが、本体部2に縫い合わせるために、合成繊維、帆布(布製)、合成皮革若しくは(天然)皮革、又は合成樹脂などの素材によって形成されていることが好ましい。
したがって、第1補強材41の底部41bと第2補強材42とが重ね合わされ、さらに本体部2の底部21が重ね合わされるため、底板3と底部21の合計で3重構造となっている。なお、十字0状の第1補強材41と矩形状の第2補強材42とを重ね合わせる順序は、実施例とは逆に、第2補強材42が上で第1補強材41が下であってもよい。
(作用・効果)
次に、本実施例の工具バッグ1の作用・効果を列挙して説明する。
(1)上述してきたように、本実施例の工具バッグ1は、有底筒状の本体部2と、少なくとも2枚のコ字状に形成された補強材41、42を重ね合わせて構成される底板4と、を備えることで、少なくとも従来の2倍の強度を有する底板を備える工具バッグ1となる。
(2)また、有底筒状の本体部2は、矩形断面を有し、少なくとも2枚の補強材31、32は、4つの立ち上がり部41a、41c、41a、41cと矩形の底部41bとを有する十字状の第1補強材41と、第1補強材41の矩形の底部41bに重ね合わされる矩形の第2補強材42と、から構成することで、少なくとも4つの立ち上がり部41a、41c、41a、41cによって本体部2の底部21付近の内側面全体を覆うことができるうえ、本体部2の内部において、ずれにくい補強材41、42となる。つまり、第1補強材の4つの立ち上がり部41a、41c、41a、41cは、それぞれ本体部2の前面部22、左側面部23、背面部25、右側面部24に沿うように配置されるため横ずれしにくい。
(3)さらに、第1補強材41及び第2補強材42は、合成繊維、帆布(布製)、合成皮革若しくは(天然)皮革、又は合成樹脂などによって形成されていることで、第1補強材41及び第2補強材42を本体部2に縫い付けることが可能となる。さらに、補強材41、42どうしを縫い合わせて固定することが可能となる。
なお、この他の構成および作用効果については、実施例1と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本考案の実施例1、2を詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例1、2に限らず、本考案の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本考案に含まれる。
例えば、実施例1、2では、補強材を2枚のみ配置する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、3枚以上の補強材を配置することもできる。その場合、実施例2の第2補強材42と同様の形状の補強材を底部21に重ねることができる。
また、実施例1、2では、補強材31、32、41、42は本体部2に縫い付けるものとして説明したが、これに限定されるものではない。補強材31、32、41、42は、面ファスナーによって、本体部2に取り外し可能に貼設することもできる。例えば、補強材31の底部31bの下面は底部21の上面に貼設し、立ち上がり部31a、31aの外面は前面部22と背面部25の内面に貼設することができる。同様に、補強材32の底部32bの下面は補強材31の底部31bの上面に貼設し、立ち上がり部32a、32aの外面は左側面部23と右側面部24の内面に貼設することができる。
1 工具バッグ
2 本体部
21 底部
22 前面部
23 左側面部
24 右側面部
25 背面部
26 ベルト通し
27 工具差し
3 底板
31、32 補強材
31a、32a 立ち上がり部
31b、32b 底部
4 底板
41 第1補強材
42 第2補強材
41a、41c 立ち上がり部
41b 底部


Claims (4)

  1. 工具バッグであって、
    有底筒状の本体部と、
    前記本体部の底部に嵌め込まれる底板であって、少なくとも2枚の補強材を重ね合わせて構成される、底板と、
    を備えることを特徴とする、工具バッグ。
  2. 前記有底筒状の本体部は、矩形断面を有し、
    少なくとも2枚の前記補強材は、それぞれ2つの立ち上がり部を有するコ字状に形成されて、コ字の立ち上がり部が互いに略直交するように配置されることを特徴とする、請求項1に記載された工具バッグ。
  3. 前記有底筒状の本体部は、矩形断面を有し、
    少なくとも2枚の前記補強材は、4つの立ち上がり部と矩形の底部とを有する十字状に形成される第1補強材と、前記第1補強材の前記矩形の底部に重ね合わされる矩形の第2補強材と、から構成されることを特徴とする、請求項1に記載された工具バッグ。
  4. 前記補強材は、合成繊維、帆布、合成皮革若しくは皮革、又は合成樹脂によって形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された工具バッグ。


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