JP6246702B2 - クレーンの油圧回路 - Google Patents

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本発明は、クレーンの油圧回路に関する。
高架橋の桁掛けや鉄塔の設置などの作業を行う場合には、主巻用フックと補巻用フックとに吊り荷を吊下した状態で前後方向に吊り荷を水平移動することがあり、吊り荷を前方に水平移動する際は起伏ウインチを巻下げ操作しながら主巻ウインチと補巻ウインチを同時に巻上げ操作する。この場合の水平移動を容易にするものとして、油圧ポンプに対して主巻ウインチ用制御弁と起伏ウインチ用制御弁を直列に接続するとともに、他の油圧ポンプに対して補巻ウインチ用制御弁と起伏ウインチ用制御弁を直列に接続し、複数の油圧ポンプからの圧油を合流して起伏ウインチを駆動するように構成したクレーンの油圧回路が知られている。
この油圧回路では、起伏ウインチと主巻ウインチとを同時に操作するときに、補巻ウインチ駆動用の油圧ポンプのみから起伏ウインチに圧油が供給可能となるように構成している。また、この油圧回路では、起伏ウインチと補巻ウインチとを同時に操作するときに、主巻ウインチ駆動用の油圧ポンプのみから起伏ウインチに圧油が供給可能となるように構成している。このように構成することで、主巻ウインチまたは補巻ウインチと、起伏ウインチとを同時に操作するときに、同時操作に係る2基のウインチ間で圧力干渉が生じないようにしている(特許文献1参照)。
特開2006−256746号公報
上述した特許文献に記載の油圧回路では、主巻ウインチ使用時と補巻ウインチ使用時に起伏用制御弁を入れ替える必要があることから、クレーン作業時に選択されたウインチに合わせ、起伏ウインチを駆動するポンプが変化することとなり制御が煩雑になる。また、主巻ウインチの使用を選択中に補巻ウインチを使用すると圧力干渉が避けられない。さらに、主巻ウインチ駆動用の油圧ポンプと、補巻ウインチ駆動用の油圧ポンプとが異なる。そのため、油圧ポンプの公差や、油圧ポンプ内部での漏れ量の差などに起因して、2つの油圧ポンプで吐出流量に差が生じてしまうと、主巻ウインチと補巻ウインチとの同調操作を行う場合に悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明によるクレーンの油圧回路は、第1の油圧ポンプから起伏用制御弁を介して供給される圧油で駆動される起伏用アクチュエータと、起伏用制御弁を操作する起伏用操作装置と、第2の油圧ポンプから主巻用制御弁を介して供給される圧油で駆動される主巻用ウインチと、主巻用制御弁を操作する主巻用操作装置と、第1の油圧ポンプから第1の補巻用制御弁を介して供給される圧油、および/または、第2の油圧ポンプから第2の補巻用制御弁を介して供給される圧油で駆動される補巻用ウインチと、第1の補巻用制御弁および第2の補巻用制御弁を操作する補巻用操作装置とを備え、起伏用制御弁と第1の補巻用制御弁とは、第1の油圧ポンプに対してシリーズに接続され、主巻用制御弁と第2の補巻用制御弁とは、第2の油圧ポンプに対してシリーズに接続されるクレーンの油圧回路であって、第1の油圧ポンプから第1の補巻用制御弁を介して供給される圧油のみで補巻用ウインチを駆動する第1状態と、第2の油圧ポンプから第2の補巻用制御弁を介して供給される圧油のみで補巻用ウインチを駆動する第2状態とのいずれか1つの状態を選択する選択装置とを備え、第1の補巻用制御弁および第2の補巻用制御弁は、パイロット操作式の制御弁であり、補巻用操作装置は、操作部材の操作量に応じた圧力のパイロット圧油を出力する油圧パイロット式操作装置であり、選択装置は、少なくとも油圧パイロット式操作装置からのパイロット圧油を第1の補巻用制御弁、および、第2の補巻用制御弁のいずれに供給するかを切り替えるオンオフ弁と、オンオフ弁を制御するオンオフ弁制御装置とを含み、オペレータがクレーンの作業モードを設定する作業モード設定装置をさらに備え、オンオフ弁制御装置は、少なくとも、作業モード設定装置で掘削作業モードが設定されると、油圧パイロット式操作装置からのパイロット圧油を第1の補巻用制御弁に供給せずに第2の補巻用制御弁に供給するようにオンオフ弁を切り替え、作業モード設定装置でタワークレーンモードが設定されると、油圧パイロット式操作装置からのパイロット圧油を第2の補巻用制御弁に供給せずに第1の補巻用制御弁に供給するようにオンオフ弁を切り替える
本発明によれば、第1の油圧ポンプから起伏用制御弁を介して供給される圧油で起伏用アクチュエータが駆動され、第1の油圧ポンプから第1の補巻用制御弁を介して供給される圧油、および/または、第2の油圧ポンプから第2の補巻用制御弁を介して供給される圧油で補巻用ウインチが駆動されるように構成した。これにより、第1の油圧ポンプから第1の補巻用制御弁を介して供給される圧油で補巻用ウインチを駆動することができるようになるとともに、第2の油圧ポンプから第2の補巻用制御弁を介して供給される圧油で補巻用ウインチを駆動することができるようになる。したがって、作業中に起伏用アクチュエータを駆動する油圧ポンプを切り替えなくてよいので、システムの煩雑化を防止できる。また、主巻用ウインチと補巻用ウインチにて同時に重負荷作業が必要な場合、補巻用ウインチを第1の油圧ポンプにて駆動することで、主巻用ウインチと補巻用ウインチの圧力干渉を防止することも可能となり、さらに、主巻用ウインチと補巻用ウインチとの同調操作を安定して実施できるので、荷の移動を良好に行える。
一実施の形態のクレーンの油圧回路が搭載された移動式クレーンの模式的な側面図である。 クレーンをタワークレーンとして用いたときの外観を示す側面図である。 クレーンの油圧回路図である。 主巻モード設定時の圧油の流れを説明する図である。 補巻モード設定時の圧油の流れを説明する図である。 フック大型モード設定時の圧油の流れを説明する図である。 バケットモード設定時の圧油の流れを説明する図である。 タワーモード設定時の圧油の流れを説明する図である。
図1〜8を参照して、本発明によるクレーンの油圧回路の一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態のクレーンの油圧回路が搭載された移動式クレーン(以下、クレーン100と記す)の模式的な側面図であり、図2は、クレーン100をタワークレーンとして用いたときの外観を示す側面図である。以下では、図1,2の作業姿勢を基準にして上下前後方向を定義する。
クレーン100は、走行体101と、旋回輪を介して走行体101上に旋回可能に設けられた旋回体104と、ブーム103とを有する(図1)。旋回体104の前部には運転室107が設けられ、旋回体104の後部にはカウンタウエイト109が取り付けられている。
旋回体104には主巻用ウインチ105のウインチドラムである主巻ドラム105aと、タワーを起伏する起伏用ウインチ106のウインチドラムである起伏ドラム106aと、補巻用ウインチ102のウインチドラムである補巻ドラム102aとが搭載されている。
主巻ドラム105には主巻ロープ151が巻回され、主巻ロープ151はブーム103の先端部を経由して主フック110に接続されている。主巻ドラム105が駆動すると、主巻ロープ151が巻き取られ、または繰り出されることによって、主フック110が昇降する。同様に、補巻ドラム102には補巻ロープ143が巻回され、補巻ロープ143はブーム103の先端部を経由して補フック120に接続されている。補巻ドラム102が駆動すると、補巻ロープ143が巻き取られ、または繰り出されることによって、補フック120が昇降する。
ブーム103の先端にはペンダントロープ160の一端が接続され、ペンダントロープ160の他端はブライドル装置162に接続されている。起伏ロープ163はAフレーム164の頂部を経由してブライドル装置162とハンガ165との間に複数回掛け回されて起伏ドラム106に巻回されている。起伏ドラム106を駆動すると、起伏ロープ163が巻き取られ、または繰り出されることによって、ハンガ165とブライドル装置162との間隔が変化し、ブーム103が起伏する。
クレーン100をタワークレーンとして用いる場合には、図2に示すように、基端部が旋回体104に回動可能に軸支されたタワーブーム(以下、単にタワー103Aと記す。)と、タワー103Aの先端部に回動可能に軸支されたジブブーム(以下、単にジブ108と記す。)とが用いられる。
主巻ロープ151はタワー103Aの頂部およびジブ108の先端部を経由してフック110Aに接続されている。主巻ドラム105が駆動すると、主巻ロープ151が巻き取られ、または繰り出されることによって、フック110Aが昇降する。
タワー103Aの先端には第1ペンダントロープ161の一端が接続され、第1ペンダントロープ161の他端はブライドル装置162に接続されている。起伏ロープ163はAフレーム164の頂部を経由してブライドル装置162とハンガ165との間に複数回掛け回されて起伏ドラム106に巻回されている。起伏ドラム106を駆動すると、起伏ロープ163が巻き取られ、または繰り出されることによって、ハンガ165とブライドル装置162との間隔が変化し、タワー103Aが起伏する。
タワー103Aの先端部には、スイングレバー140が回動可能に軸支されている。スイングレバー140は、一対の支柱と、一対の支柱同士を連結する連結部材によって三角形状を呈している。スイングレバー140の一つの頂角部は、第2ペンダントロープ141によってジブ108の先端部と連結されている。スイングレバー140の他の頂角部は、第3ペンダントロープ142、ブライドル装置144を介して補巻ロープ143に連結されている。補巻ロープ143はブライドル装置144とガイドローラ145との間に複数回掛け回されて補巻ドラム102に巻回されている。
補巻ドラム102を駆動すると、補巻ロープ143が巻き取られ、または繰り出されることによって、スイングレバー140が前後方向に回動されることにより、ジブ108が起伏する。すなわち、本実施の形態では、クレーン100をタワークレーンとして用いる場合には、補巻用ウインチ102をジブ108の起伏用ウインチとして使用する。
旋回体104には、クレーン100の各部を制御するための制御装置90が搭載されている。制御装置90は、各種の演算を行うCPUや記憶装置であるメモリ、その他周辺機器等を有する。また、制御装置90は、過負荷防止装置としてのモーメントリミッタを機能的に備えている。制御装置90には、制御装置90における各種の設定値の入力や、後述する作業モードの選択入力、制御装置90における演算結果などを表示するための入出力装置91が接続されている(図3参照)。なお、入出力装置91は、運転室107内に設けられている。
図3は、クレーン100の油圧回路図である。なお、図3では、クレーン100の油圧回路のうち、本発明に係る部分を主に記載し、他の記載を省略している。クレーン100の油圧回路10は、第1メインポンプ1と、第2メインポンプ2と、パイロットポンプ3と、左走行制御弁13と、起伏制御弁15と、補巻第1制御弁11と、右走行制御弁14と、補巻第2制御弁12と、主巻制御弁16と、電磁切替弁31〜34を備えている。また、油圧回路1は、左走行モータ21と、起伏モータ23と、補巻モータ24と、右走行モータ22と、主巻モータ25とを備えている。また、油圧回路200は、リリーフ弁41,42と、走行操作レバー51,52と、起伏操作レバー53と、補巻操作レバー54と、主巻操作レバー55とを備えている。
第1メインポンプ1は、左走行モータ21、起伏モータ23、および補巻モータ24へ圧油を供給する油圧ポンプである。第2メインポンプ2は、右走行モータ21、補巻モータ24、および補巻モータ25へ圧油を供給する油圧ポンプである。第1メインポンプ1から供給される圧油の最高圧力は、リリーフ弁41によって規定され、第2メインポンプ2から供給される圧油の最高圧力は、リリーフ弁42によって規定される。
第1メインポンプ1には、上流側から順に、左走行制御弁13、起伏制御弁15、および補巻第1制御弁11がシリーズに接続されている。走行体101の左側の履帯を駆動する左走行モータ21には、左走行制御弁13を介して第1メインポンプ1からの圧油が供給される。起伏ドラム106aを駆動する起伏モータ23には、起伏制御弁15を介して第1メインポンプ1からの圧油が供給される。補巻ドラム102aを駆動する補巻モータ24には、補巻第1制御弁11を介して第1メインポンプ1からの圧油が供給される。
第2メインポンプ2には、上流側から順に、右走行制御弁14、補巻第2制御弁12、および主巻制御弁16がシリーズに接続されている。走行体101の右側の履帯を駆動する右走行モータ22には、右走行制御弁14を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。補巻モータ24には、補巻第2制御弁12を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。主巻ドラム105aを駆動する主巻モータ25には、主巻制御弁16を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。なお、各制御弁11〜16はパイロット操作式の制御弁である。
走行操作レバー51,52、起伏操作レバー53、補巻操作レバー54、および、主巻操作レバー55は、それぞれ油圧パイロット式操作レバーであって、レバー操作量に応じた圧力のパイロット圧油を対応する制御弁11〜16へそれぞれ出力する。補巻操作レバー54からのパイロット圧は、電磁切替弁31〜34を介して補巻第1制御弁11または補巻第2制御弁12へ出力される。なお、電磁切替弁31〜34はオンオフ弁であり、後述するように制御装置90によってオンオフが制御されることで、補巻操作レバー54からのパイロット圧油を補巻第1制御弁11、および、補巻第2制御弁12のいずれに供給するかを切り替える。
油路61aおよび油路61bは、補巻第1制御弁11と補巻モータ24とを結ぶ油路であり、油路62aおよび油路62bは、補巻第2制御弁12と補巻モータ24とを結ぶ油路である。油路61aと油路62aとは互いに接続されており、油路61bと油路62bとは互いに接続されている。したがって、後述するように、補巻モータ24には、補巻第1制御弁11を介した第1メインポンプ1からの圧油、および、補巻第2制御弁12を介した第2メインポンプ2からの圧油の少なくともいずれか一方の圧油を供給できる。
本実施の形態の油圧回路10では、補巻モータ24に供給される圧油の供給源を第1メインポンプ1および第2メインポンプ2のうちのいずれにするのかが、設定される作業モードの種類に応じて次のように決定される。
本実施の形態のクレーン100では、たとえば作業モードとして、「主巻モード」、「補巻モード」、「フック大型モード」、「バケットモード」、および「タワーモード」が設定可能である。本実施の形態のクレーン100では、たとえば、運転室107に設けられていて、モーメントリミッタの設定等を行うための入力装置91(図3参照)を用いることで、オペレータが上記の各作業モードを適宜選択して設定できるように構成されている。制御装置90は、設定された作業モードに応じて、後述するように電磁切替弁31〜34を制御する。すなわち、入力装置91と制御装置90とによって、オペレータがクレーンの作業モードを設定する作業モード設定装置が構成されている。
−−−主巻モード−−−
主巻モードは、主巻用ウインチ105によって荷の吊り上げ作業を行う場合に選択されるモードである。主巻モードに設定されると、制御装置90は、電磁切替弁31,32のソレノイドを励磁し、電磁切替弁33,34のソレノイドを消磁する。すなわち、制御装置90は、オンオフ弁を制御するオンオフ弁制御装置である。図4では、電磁切替弁31〜34のうち、制御装置90からソレノイドの励磁信号が出力されている信号線を太線で示している。
主巻用ウインチ105によって荷の吊り上げ作業を行う場合、ブーム103の起伏操作を同時に行うことで、荷の水平移動が可能である。図4では、主巻モード設定時に起伏操作レバー53および主巻操作レバー55が操作されたときに圧油が流れる管路を太線で示し、起伏操作レバー53および主巻操作レバー55が操作されたときにパイロット圧油が流れる管路を太破線で示している。
この場合、起伏ドラム106aを駆動する起伏モータ23には、第1メインポンプ1からの圧油が供給され、主巻ドラム105aを駆動する主巻モータ25には、第2メインポンプ2からの圧油が供給される。これにより、起伏モータ23と主巻モータ25との間で圧力干渉が生じない。
−−−補巻モード−−−
補巻モードは、補巻用ウインチ102によって荷の吊り上げ作業を行う場合に選択されるモードである。補巻モードに設定されると、制御装置90は、電磁切替弁31,32のソレノイドを消磁し、電磁切替弁33,34のソレノイドを励磁する。図5では、電磁切替弁31〜34のうち、制御装置90からソレノイドの励磁信号が出力されている信号線を太線で示している。
補巻用ウインチ102によって荷の吊り上げ作業を行う場合、ブーム103の起伏操作を同時に行うことで、荷の水平移動が可能である。図5では、補巻モード設定時に起伏操作レバー53および補巻操作レバー54が操作されたときに圧油が流れる管路を太線で示し、起伏操作レバー53および補巻操作レバー54が操作されたときにパイロット圧油が流れる管路を太破線で示している。
この場合、起伏ドラム106aを駆動する起伏モータ23には、第1メインポンプ1からの圧油が供給される。そして、補巻ドラム102aを駆動する補巻モータ24には、補巻第2制御弁12および油路62a,62bを介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。これにより、起伏モータ23と補巻モータ24との間で圧力干渉が生じない。
−−−フック大型モード−−−
フック大型モードは、主巻用ウインチ105および補巻用ウインチ102によって昇降される大型のフックを用いることで荷の吊り上げ作業を行う場合に選択されるモードである。フック大型モードに設定されると、制御装置90は、電磁切替弁31,32のソレノイドを励磁し、電磁切替弁33,34のソレノイドを消磁する。図6では、電磁切替弁31〜34のうち、制御装置90からソレノイドの励磁信号が出力されている信号線を太線で示している。
図示しない大型のフックを用いる場合、この大型のフックに主巻用ウインチ105の主巻ロープ151および補巻用ウインチ102の補巻ロープ143を取り付ける。そして、主巻用ウインチ105および補巻用ウインチ102を同時に駆動することで荷を昇降する。フック大型モードに設定された場合には、大きな負荷に対応するために、第1メインポンプ1からの圧油で補巻モータ24を駆動し、第2メインポンプ2からの圧油で主巻モータ25を駆動する。
図6では、フック大型モード設定時に補巻操作レバー54および主巻操作レバー55が操作されたときに圧油が流れる管路を太線で示し、補巻操作レバー54および主巻操作レバー55が操作されたときにパイロット圧油が流れる管路を太破線で示している。すなわち、フック大型モード設定時、補巻モータ24には、補巻第1制御弁11および油路61a,61bを介して第1メインポンプ1からの圧油が供給される。そして、主巻モータ25には、主巻制御弁16を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。
−−−バケットモード−−−
掘削作業モード(以下、バケットモードと呼ぶ)は、たとえばクラムシェルバケットを用いてクラムシェル作業を行う場合に選択されるモードである。バケットモードに設定されると、制御装置90は、電磁切替弁31,32のソレノイドを消磁し、電磁切替弁33,34のソレノイドを励磁する。図7では、電磁切替弁31〜34のうち、制御装置90からソレノイドの励磁信号が出力されている信号線を太線で示している。
図示しないクラムシェルバケットを用いる場合、たとえば、主巻ロープ151をクラムシェルバケットの開閉ロープとし、補巻ロープ143を支持ロープとして用いる。そして、主巻用ウインチ105および補巻用ウインチ102を同時に駆動することでクラムシェルバケットを昇降したり開閉したりする。
このように、クラムシェル作業を行う場合、クラムシェルバケットの開閉ロープおよび支持ロープを主巻用ウインチ105および補巻用ウインチ102によって巻取り、繰り出すが、クラムシェルバケットの昇降の際にクラムシェルバケットが不所望に開閉しないように、同調作業によって開閉ロープおよび支持ロープを同じロープ速度で巻取り、繰り出す必要がある。ここで、たとえば、補巻モータ24と主巻モータ25とで異なるメインポンプからの圧油で駆動するように構成した場合、主巻用ウインチ105と補巻用ウインチ102とで負荷が異なり、第1メインポンプ1と第2メインポンプ2とで漏れ量も異なるため、同調作業に支障が生ずるおそれがある。
そこで、バケットモードに設定された場合には、1つのメインポンプ、すなわち、第2メインポンプ2からの圧油で補巻モータ24および主巻モータ25を駆動する。図7では、バケットモード設定時に圧油が流れる管路を太線で示し、パイロット圧油が流れる管路を太破線で示している。すなわち、バケットモード設定時、補巻モータ24には、補巻第2制御弁12および油路62a,62bを介して第2メインポンプ2からの圧油が供給され、主巻モータ25には、主巻制御弁16を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。バケット作業時は主巻モータ25(主巻用ウインチ105)と補巻モータ24(補巻用ウインチ102)とが同時に高負荷になる状態が少ないため、主巻モータ25と補巻モータ24との圧力の干渉は問題にならない。
−−−タワーモード−−−
タワークレーンモード(以下、タワーモードと呼ぶ)は、図2に示すように、クレーン100をタワークレーンとして用いる場合に選択されるモードである。タワーモードに設定されると、制御装置90は、電磁切替弁31,32のソレノイドを励磁し、電磁切替弁33,34のソレノイドを消磁する。図8では、電磁切替弁31〜34のうち、制御装置90からソレノイドの励磁信号が出力されている信号線を太線で示している。
クレーン100をタワークレーンとして用いる場合、上述したように、補巻用ウインチ102をジブ108の起伏用ウインチとして使用する。ここで、たとえば、第2メインポンプ2からの圧油で補巻モータ24および主巻モータ25を駆動するように構成した場合、補巻用ウインチ102でジブ108を起立させながら主巻用ウインチ105で荷を昇降させようとすると、補巻モータ24と主巻モータ25との間で圧力干渉が生じるおそれがある。
そこで、タワーモードに設定された場合には、上述した圧力干渉の発生を防止するため、第1メインポンプ1からの圧油で補巻モータ24を駆動し、第2メインポンプ2からの圧油で主巻モータ25を駆動する。図8では、タワーモード設定時に補巻操作レバー54および主巻操作レバー55が操作されたときに圧油が流れる管路を太線で示し、補巻操作レバー54および主巻操作レバー55が操作されたときにパイロット圧油が流れる管路を太破線で示している。すなわち、タワーモード設定時、補巻モータ24には、補巻第1制御弁11および油路61a,61bを介して第1メインポンプ1からの圧油が供給される。そして、主巻モータ25には、主巻制御弁16を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給される。
上述のように構成されるクレーン100の油圧回路10では、次の作用効果を奏する。
(1) 補巻第2制御弁12と、主巻制御弁16とを第2メインポンプ2に対してシリーズに接続したので、クレーン作業時(補巻モード設定時)には補巻モータ24を第2メインポンプ2からの圧油で駆動でき、タワー作業時(タワーモード設定時)には、補巻モータ24を第1メインポンプ1からの圧油で駆動できる。したがって、主巻用ウインチ105と補巻用ウインチ102のウインチ選択により起伏ドラム106a(起伏モータ23)を駆動するポンプが入れ替わることが無くなり、制御の煩雑化が防止できる。
(2) バケットモードに設定された場合には、第2メインポンプ2からの圧油で補巻モータ24および主巻モータ25を駆動するように構成した。これにより、主巻用ウインチ105と補巻用ウインチ102との同調操作を安定して実施でき、クラムシェルバケットの昇降の際にクラムシェルバケットの不所望な開閉が抑制され、作業効率が向上するとともに、オペレータの負担を抑制できる。
(3) タワーモードに設定された場合には、第1メインポンプ1からの圧油で補巻モータ24を駆動し、第2メインポンプ2からの圧油で主巻モータ25を駆動するように構成した。これにより、補巻用ウインチ102でジブ108を起立させながら主巻用ウインチ105で荷を昇降させても、補巻モータ24と主巻モータ25との間で圧力干渉が生じない。したがって、ジブ108の起伏および主巻用ウインチ105の駆動を同時に行うことによる荷の水平移動などを良好に行える。
(4) 補巻第1制御弁11と補巻モータ24とを結ぶ油路61a,61b、および、補巻第2制御弁12と補巻モータ24とを結ぶ油路62a,62bを合流させることで、第1メインポンプ1からの圧油および第2メインポンプ2からの圧油が補巻モータ24に供給されるように構成した。これにより、たとえば、第1メインポンプ1から補巻モータ24までの間の油路で圧油が通過しなければならない弁の数、および、第2メインポンプ2から補巻モータ24までの間の油路で圧油が通過しなければならない弁の数を抑制できるので、圧力損失の増加を抑制でき、油温の上昇を抑制できるとともに、各メインポンプ1,2の駆動に必要な動力を抑制できる。
(5) クレーンモード、すなわち主巻モードまたは補巻モードに設定された場合には、起伏ドラム106aを駆動する起伏モータ23には、第1メインポンプ1からの圧油が供給され、主巻ドラム105aを駆動する主巻モータ25、および、補巻モータ24には、補巻第2制御弁12および油路62a,62bを介して、第2メインポンプ2からの圧油が供給されるように構成した。これにより、起伏モータ23と主巻モータ25、または補巻モータ24との間で圧力干渉が生じない。したがって、ブーム103の起伏および主巻用ウインチ105の駆動を同時に行うことや、ブーム103の起伏および補巻用ウインチ102の駆動を同時に行うことによる荷の水平移動などを良好に行える。
(6) フック大型モードに設定された場合には、補巻モータ24には、補巻第1制御弁11を介して第1メインポンプ1からの圧油が供給され、主巻モータ25には、主巻制御弁16を介して第2メインポンプ2からの圧油が供給されるように構成した。これにより、主巻モータ25と補巻モータ24とを異なるメインポンプ1,2からの圧油で駆動できるので、主巻モータ25および補巻モータ24のそれぞれで大きな駆動力を発生でき、重量物の吊り上げ作業を行うことができる。
(7) 第1メインポンプ1の圧油が補巻第1制御弁11を介して補巻モータ24に供給されるように構成するとともに、第2メインポンプ2の圧油が補巻第2制御弁12を介して補巻モータ24に供給されるように構成した。そして、補巻操作レバー54からのパイロット圧が、電磁切替弁31〜34を介して補巻第1制御弁11または補巻第2制御弁12へ出力されるように構成した。これにより、補巻モータ24の圧油源を簡単な構成で切り替えられるので、コスト増を抑制するとともに、故障の発生を抑制できる。
なお、上述の説明では、作業モードの選択によって補巻モータ24に供給される圧油の圧油源が第1メインポンプ1であるか第2メインポンプ2であるかが決定されるように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、入出力装置91への操作入力によって、補巻モータ24に供給される圧油の圧油源が第1メインポンプ1であるか第2メインポンプ2であるかを選択できるように構成してもよい。すなわち、入出力装置91への操作入力に基づいて、オペレータが任意に電磁切替弁31〜34のソレノイドの励磁/消磁状態を変更できるように構成してもよい。
上述の説明では、起伏用ウインチ106によってブーム103を起伏するように構成しているが、本発明はこれに限定されず、たとえば油圧シリンダの伸縮によってブーム103を起伏するように構成してもよい。
また、上述した実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
1 第1メインポンプ(第1の油圧ポンプ)、2 第2メインポンプ(第2の油圧ポンプ)、11 補巻第1制御弁(第1の補巻用制御弁)、12 補巻第2制御弁(第2の補巻用制御弁)、15 起伏制御弁(起伏用制御弁)、16 主巻制御弁(主巻用制御弁)、23 起伏モータ(起伏用アクチュエータ)、33,34 電磁切替弁(オンオフ弁)、53 起伏操作レバー(起伏用操作装置)、54 補巻操作レバー(補巻用操作装置)、55 主巻操作レバー(主巻用操作装置)、90 制御装置(オンオフ弁制御装置、作業モード設定装置)、91 入出力装置(作業モード設定装置)102 補巻用ウインチ、105 主巻用ウインチ

Claims (1)

  1. 第1の油圧ポンプから起伏用制御弁を介して供給される圧油で駆動される起伏用アクチュエータと、
    前記起伏用制御弁を操作する起伏用操作装置と、
    第2の油圧ポンプから主巻用制御弁を介して供給される圧油で駆動される主巻用ウインチと、
    前記主巻用制御弁を操作する主巻用操作装置と、
    前記第1の油圧ポンプから第1の補巻用制御弁を介して供給される圧油、および/または、前記第2の油圧ポンプから第2の補巻用制御弁を介して供給される圧油で駆動される補巻用ウインチと、
    前記第1の補巻用制御弁および前記第2の補巻用制御弁を操作する補巻用操作装置とを備え、
    前記起伏用制御弁と前記第1の補巻用制御弁とは、前記第1の油圧ポンプに対してシリーズに接続され、
    前記主巻用制御弁と前記第2の補巻用制御弁とは、前記第2の油圧ポンプに対してシリーズに接続されるクレーンの油圧回路であって、
    前記第1の油圧ポンプから前記第1の補巻用制御弁を介して供給される圧油のみで前記補巻用ウインチを駆動する第1状態と、前記第2の油圧ポンプから前記第2の補巻用制御弁を介して供給される圧油のみで前記補巻用ウインチを駆動する第2状態とのいずれか1つの状態を選択する選択装置とを備え
    前記第1の補巻用制御弁および前記第2の補巻用制御弁は、パイロット操作式の制御弁であり、
    前記補巻用操作装置は、操作部材の操作量に応じた圧力のパイロット圧油を出力する油圧パイロット式操作装置であり、
    前記選択装置は、少なくとも前記油圧パイロット式操作装置からのパイロット圧油を前記第1の補巻用制御弁、および、前記第2の補巻用制御弁のいずれに供給するかを切り替えるオンオフ弁と、前記オンオフ弁を制御するオンオフ弁制御装置とを含み、
    オペレータがクレーンの作業モードを設定する作業モード設定装置をさらに備え、
    前記オンオフ弁制御装置は、少なくとも、前記作業モード設定装置で掘削作業モードが設定されると、前記油圧パイロット式操作装置からのパイロット圧油を前記第1の補巻用制御弁に供給せずに前記第2の補巻用制御弁に供給するように前記オンオフ弁を切り替え、前記作業モード設定装置でタワークレーンモードが設定されると、前記油圧パイロット式操作装置からのパイロット圧油を前記第2の補巻用制御弁に供給せずに前記第1の補巻用制御弁に供給するように前記オンオフ弁を切り替える、
    クレーンの油圧回路。
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