JP6246305B1 - エレベータセキュリティシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】かご位置表示装置やかごの運転時間から利用者の居住階を容易に推測できないようにするエレベータセキュリティシステムを提供すること。【解決手段】エレベータセキュリティシステム1において、判定部37は、特定利用者識別部35によって利用者が特定利用者であると識別された場合に、その利用者がかご2に乗車しているか否かを判定し、その利用者がかご2に乗車していると判定した場合に、表示切替命令部32に対してかご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも帰着運転の終了時までに、速度切替命令部34に対して第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、エレベータセキュリティシステムに関する。
従来から、エレベータを有するマンション等の集合住宅において、住人の望みに反して、第三者が特定の住人の居住階を知ろうとする場合がある。そのような第三者は、例えば、特定の住人が基準階(例えば1階)からエレベータに乗って居住階へ向かう際に、基準階のホール(エレベータホール)で、かご(乗りかご)の現在位置(階)を示すかご位置表示装置を見ていれば、その住人の居住階を容易に特定することができる。
また、マンションの高層階の住人は、帰宅時にエレベータを利用せざるを得ないという事情もある。従来技術では、例えば、エレベータの利用者(住人)の意志に応じて柔軟にかご位置表示装置を非表示に設定することができるエレベータの防犯システムが提案されている。
また、マンション等では基準階への自動帰着運転機能がエレベータに搭載されている場合が多い。したがって、利用者が1人等の少人数でかごに乗った場合には、かご位置表示装置を非表示としても、第三者は、かごの基準階での発車から基準階への帰着まで時間(かごの運転時間)を計測すれば、利用者の居住階を容易に推測できることがあった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、かご位置表示装置やかごの運転時間から利用者の居住階を容易に推測できないようにするエレベータセキュリティシステムを提供することである。
実施形態のエレベータセキュリティシステムは、エレベータの基準階のホールに設置されたかご位置表示装置の表示内容とかごの運転速度を制御するエレベータセキュリティシステムであって、表示制御部と、表示切替命令部と、かご制御部と、速度切替命令部と、特定利用者識別部と、判定部と、を備える。表示制御部は、かご位置表示装置にかごの位置を表示させるかご位置表示モードと、かご位置表示装置にかごの位置を表示させないかご位置非表示モードと、を有する。表示切替命令部は、表示制御部に対して、かご位置表示モードとかご位置非表示モードを切り替える命令を出力する。かご制御部は、通常の運転速度でかごを移動させる第1の運転速度モードと、第1の運転速度モードと異なる運転速度でかごを移動させる第2の運転速度モードと、を有し、かごを基準階に自動的に帰着させる帰着運転を含むかごの運転の制御を行う。速度切替命令部は、かご制御部に対して、第1の運転速度モードと第2の運転速度モードを切り替える命令を出力する。特定利用者識別部は、かごを利用しようとしている利用者が予め登録された特定利用者であるか否かを識別する。判定部は、特定利用者識別部によって利用者が特定利用者であると識別された場合に、利用者がかごに乗車しているか否かを判定し、利用者がかごに乗車していると判定した場合に、表示切替命令部に対してかご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも帰着運転の終了時までに、速度切替命令部に対して第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。また、以下では第1の実施形態〜第4の実施形態、および、変形例について説明するが、第2の実施形態以降では、各図においてそれまでの実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。なお、これらの実施形態等により本発明が限定されるものではない。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成について、図1、図2を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成図である。
まず、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成について、図1、図2を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成図である。
エレベータセキュリティシステム1は、エレベータの基準階のホール(以下、単に「ホール」という場合もある。)に設置された表示装置4(かご位置表示装置)の表示内容とかごの運転速度を制御することを主な特徴とする。エレベータセキュリティシステム1は、かご2と、制御盤3と、表示装置4と、利用者情報受信部5と、を備えている。
かご2は、利用者を乗せ、昇降路内を昇降する。また、かご2には、行き先階登録部21と、行き先階取得部22と、かご内情報取得部23と、が設けられている。行き先階登録部21は、かご2内の利用者が行き先階を登録するための手段で、例えば、押しボタンである。行き先階取得部22は、行き先階登録部21を用いて利用者が選択した行き先階の情報を取得し、制御盤3の判定部37に送信する。かご内情報取得部23は、かご2内の利用者の情報を取得して制御盤3のかご内情報受信部38に送信する手段で、例えば、カメラと送信機である。
表示装置4は、画像や映像を表示するための装置であり、基準階のホールに設置される。表示装置4は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やドットマトリクスであるが、これらに限定されない。
制御盤3は、表示制御部31と、表示切替命令部32と、かご制御部33と、速度切替命令部34と、特定利用者識別部35と、特定利用者DB(Data Base)36と、判定部37と、かご内情報受信部38と、を備える。
表示制御部31は、表示装置4に対して表示の制御を行う。また、表示制御部31は、表示装置4にかご2の位置(階)を表示させるかご位置表示モードと、表示装置4にかご2の位置を表示させないかご位置非表示モードと、を有する。
つまり、かご位置表示モードとは、表示制御部31が表示装置4にかご2の位置を表示させるモードである。また、かご位置非表示モードとは、表示制御部31が表示装置4にかご2の位置を表示させないモードである。なお、表示制御部31は、かご位置非表示モードでは、表示装置4にかご2の位置を表示させないが、何も表示しない非表示とすることに限定されず、例えば、表示をモザイク処理したり、かご2の移動方向を示す矢印だけを表示したりする等、かご2の位置がわからないような情報を表示することとしてもよい。
表示切替命令部32は、表示制御部31に対して、かご位置表示モードとかご位置非表示モードを切り替える命令を出力する。例えば、利用者の乗ったかご2が基準階を発車し、行き先階まで移動し、基準階に戻るまでの間ずっと、かご位置非表示モードとなるように、表示切替命令部32は表示制御部31に対して命令を出力する。
かご制御部33は、通常の運転速度でかご2を移動させる第1の運転速度モードと、第1の運転速度モードと異なる運転速度でかご2を移動させる第2の運転速度モードと、を有し、かご2を基準階に自動的に帰着させる帰着運転を含むかご2の運転の制御を行う。
つまり、第1の運転速度モードとは、かご制御部33が通常の運転速度でかご2を移動させるモードである。また、第2の運転速度モードとは、特定利用者が降車した階を第三者に特定させないために、かご制御部33が通常の運転速度と異なる運転速度(例えば通常の運転速度よりも20%遅い運転速度)でかご2を移動させるモードである。
速度切替命令部34は、かご制御部33に対して、第1の運転速度モードと第2の運転速度モードを切り替える命令を出力する。例えば、利用者の乗ったかご2が基準階から行き先階まで移動する間は第1の運転速度モードで移動し、行き先階から基準階に戻る帰着運転の間は第2の運転速度モードで移動するように、速度切替命令部34はかご制御部33に対して命令を出力する。
ここで、図2を参照して、特定利用者DB36のデータ構成について説明する。図2は、第1の実施形態における特定利用者DB36のデータ構成図である。特定利用者DB36では、特定利用者のID(Identifier)である利用者IDと、利用者の氏名とが対応付けられている。なお、特定利用者とは、エレベータが設置されているマンションの住人等、そのエレベータの利用が認められている者を指す。
図1に戻って、特定利用者識別部35は、かご2を利用しようとしている利用者が予め登録された特定利用者であるか否かを識別する。例えば、IC(Integrated Circuit)タグを用いる場合を例にとって説明する。利用者は、IDが格納されたICタグを携行する。この場合、利用者情報取得部6は、ICタグリーダである。利用者がICタグを利用者情報取得部6にかざすと、利用者情報取得部6がICタグからIDを読み取り、そのIDを利用者情報受信部5に送信する。特定利用者識別部35は、利用者情報受信部5からIDを受けとり、特定利用者DB36を参照して、そのIDが利用者IDとして登録されているか否かを判定することで、登録されていればその利用者は特定利用者であると識別できる。なお、ICタグでなく、ICチップを用いてもよい。
また、カメラ画像を用いてもよい。その場合、利用者情報取得部6は、カメラであり、例えば利用者の顔を撮影してその顔画像を利用者情報受信部5に送信する。特定利用者DB36には、予め利用者ごとの顔の特徴量情報を格納しておく。そして、特定利用者識別部35は、利用者情報受信部5から顔画像を受けとり、特定利用者DB36を参照して、その顔画像から抽出した特徴量が特定利用者DB36に登録されている顔の特徴量情報と一致するか否かを判定することで、登録されていればその利用者は特定利用者であると識別できる。
かご内情報受信部38は、かご内情報取得部23から、かご2内の利用者の情報(例えばかご2内の撮影画像)を受信する。
判定部37は、特定利用者識別部35によって利用者が特定利用者であると識別された場合に、まず、その特定利用者がかご2に乗車している(第1の条件)か否かを判定する。判定部37は、その特定利用者がかご2に乗車しているか否かの判定は、例えば、カメラとして実現されるかご内情報取得部23からの撮影画像に基づいて行えばよい。なお、特定利用者がかご2に乗車しているか否かの判定の手法はこれに限定されず、例えば、判定部37は、かご2の出入り口付近を撮影するカメラの画像や、行き先階登録部21の付近に設けられた指紋認証部に対して特定利用者が読み取らせた指紋情報などに基づいてその判定を行ってもよい。
判定部37は、特定利用者がかご2に乗車していると判定した場合に、表示切替命令部32に対してかご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも帰着運転の終了時までに(例えば、帰着運転の開始時に)、速度切替命令部34に対して第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する。
次に、第1の実施形態における制御盤3のハードウェア構成について、図3を参照して説明する。図3は、第1の実施形態における制御盤3のハードウェア構成図である。図3に示すように、制御盤3は、CPU(Central Processing Unit)81と、入力部82と、通信部83と、記憶部84と、を備え、これらはバス85により相互に接続されている。CPU81は、演算部であり、バス85を介して接続された入力部82、通信部83、記憶部84などから入力されたデータやプログラムに基づいて演算処理を行い、演算結果ないしその演算結果を反映した制御信号を、バス85を介して接続された通信部83、記憶部84などに出力する。
具体的には、CPU81は、OS(Operating System)やエレベータのセキュリティプログラムを実行し、各種制御等を行う。セキュリティプログラムとは、上述した制御盤3の各機能を実現するためのプログラムである。入力部82は、情報を入力するための手段であり、例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなどであるが、これらに限定されない。
通信部83は、外部装置と有線接続または無線接続で通信するための手段であり、例えば、モデムやルータ、ハブであるが、これらに限定されない。記憶部84は、OS、プログラム、セキュリティプログラムの実行に必要なデータ、およびセキュリティプログラムを実行することで生成されたデータなどを記憶する記憶媒体である。
記憶部84は、例えば、主記憶装置と外部記憶装置から構成される。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)であるが、これらに限定されない。また、外部記憶装置は、例えば、ハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリであるが、これらに限定されない。特定利用者DB36は、記憶部84を用いて構成することができる。
エレベータのセキュリティプログラムは、記憶部84に予め記憶されていてもよいし、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの外部記憶装置に記憶されていたものや、Web上にアップロードされていたものを記憶部84にインストールするようにしてもよい。
なお、制御盤3における各部の一部を、例えば、建物の管理センタにあるコンピュータ装置によって実現してもよい。その場合、制御盤3とそのコンピュータ装置との間で、必要に応じた通信を行えばよい。
次に、第1の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理について、図4を参照して説明する。図4は、第1の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、利用者情報取得部6は、利用者情報(例えば利用者が携行するICタグに記憶されているID)を取得する。次に、ステップS2において、特定利用者識別部35は、取得した利用者情報と特定利用者DB36に基づき、利用者が特定利用者であるか否かを判定し、Yesの場合はステップS3に進み、Noの場合は処理を終了する。
ステップS3において、判定部37は、特定利用者と判定された利用者がかご2に乗車しているか否かを判定し、Yesの場合はステップS4に進み、Noの場合は処理を終了する。
ステップS4において、判定部37は、行き先階登録部21を用いて特定利用者が選択した行き先階の情報を行き先階取得部22から受信する。次に、ステップS5において、かご制御部33は、かご2の発車制御を行う(かご2を発車させる)。
次に、ステップS6において、表示切替命令部32は、表示制御部31に対して、かご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力する。これを受けて、表示制御部31は、かご位置非表示モードとなるので、表示装置4にかごの位置を表示させなくなる。
次に、ステップS7において、かご制御部33は、全行き先階に応答する、つまり、すべての行き先階へのかご2の移動を完了する。
次に、ステップS8において、速度切替命令部34は、かご制御部33に対して、第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力する。これを受けて、かご制御部33は、第2の運転速度モードとなるので、例えば、通常の運転速度よりも20%遅い運転速度でかご2を移動させるようになる。
次に、ステップS9において、かご制御部33は、かご2を基準階に自動的に帰着させる帰着運転を開始する。次に、ステップS10において、かご制御部33は、かご2が基準階へ帰着したか否かを判定し、Yesの場合はステップS11に進み、Noの場合はステップS10に戻る。
次に、ステップS11において、表示切替命令部32は、表示制御部31に対して、かご位置非表示モードからかご位置表示モードに切り替える(戻す)命令を出力する。これを受けて、表示制御部31は、かご位置表示モードとなるので、表示装置4にかごの位置を表示させるようになる。
次に、ステップS12において、速度切替命令部34は、かご制御部33に対して、第2の運転速度モードから第1の運転速度モードに切り替える(戻す)命令を出力する。これを受けて、かご制御部33は、第1の運転速度モードとなるので、通常の運転速度でかご2を移動させるようになる。ステップS12の後、処理を終了する。
このように、第1の実施形態のエレベータセキュリティシステム1によれば、特定利用者がかご2に乗車した場合、かご2が基準階を発車してから基準階に帰着するまで表示装置4でのかご2の位置を非表示とするとともに、かご2の帰着運転時の運転速度を通常よりも遅くすることで、表示装置4での表示内容やかご2の運転時間から特定利用者の居住階を容易に推測できないようにすることができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、予め定められた特定エリアに、特定利用者ではない第三者の存在を検知した場合のみ、表示モードと運転速度モードの切り替えを行う。以下では、特定エリアを基準階のホールとした場合を例にとって説明する。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、予め定められた特定エリアに、特定利用者ではない第三者の存在を検知した場合のみ、表示モードと運転速度モードの切り替えを行う。以下では、特定エリアを基準階のホールとした場合を例にとって説明する。
第2の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1の構成について、図5を参照して説明する。図5は、第2の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成図である。図5に示すように、第2の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1は、図1と比較して、第三者識別部301をさらに備える。また、エレベータセキュリティシステム1の外部に人物検知部7をさらに備える。また、判定部37の判定条件や、特定利用者DB36のデータ構成が異なる。その他の機能構成やハードウェア構成は、第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態との相違点について説明する。
人物検知部7は、例えば、基準階のホールに設置されたカメラであり、ホールを撮影して、撮影画像を第三者識別部301に送信する。つまり、ホールに第三者がいる場合、人物検知部7は、第三者を含む撮影画像を第三者識別部301に送信する。
ここで、図6を参照して、第2の実施形態における特定利用者DB36のデータ構成について説明する。図6は、第2の実施形態における特定利用者DB36のデータ構成図である。特定利用者DB36では、特定利用者のIDである利用者IDと、利用者の氏名と、利用者の顔の特徴量の情報である顔特徴量情報と、が対応付けられている。
図5に戻って、第三者識別部301は、ホールに第三者がいるか否かを識別する。具体的には、第三者識別部301は、人物検知部7から受け取ったホールの撮影画像から人物の顔の画像を抽出し、特定利用者DB36を参照して、その顔の画像から抽出した特徴量が特定利用者DB36に登録されている顔特徴量情報と一致するか否かを判定することで、登録されていなければその人物は第三者であると識別できる。
判定部37は、特定利用者がかご2に乗車している(第1の条件)と判定し、かつ、第三者識別部301によって第三者がホールにいると識別された(第2の条件)場合に、表示切替命令部32に対してかご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも帰着運転の終了時までに(例えば、帰着運転の開始時に)、速度切替命令部34に対して第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する。
次に、第2の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理について、図7を参照して説明する。図7は、第2の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理を示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートと比較して、ステップS3とステップS4の間にステップS101が挿入されている点でのみ相違するので、相違点以外の説明を省略する。
ステップS3でYesの後、ステップS101において、判定部37は、第三者識別部301によって第三者がホールにいると識別されたか否かを判定し、Yesの場合はステップS4に進み、Noの場合は処理を終了する。
このように、第2の実施形態のエレベータセキュリティシステム1によれば、特定利用者がかご2に乗車した場合であっても、ホール等の特定エリアに第三者がいない場合には、表示モードと運転速度モードの変更を行わない。したがって、特定エリアに他の特定利用者がいるときに、そのような他の特定利用者に、表示モードや運転速度モードの変更にともなう不便さを与えずに済む。
また、特定利用者がかご2に乗車した場合であって、かつ、ホール等の特定エリアに第三者がいる場合には、表示モードと運転速度モードの変更を行うことで、表示装置4での表示内容やかご2の運転時間から特定利用者の居住階を容易に推測できないようにすることができ、安全性を高めることができる。
なお、特定エリアは、基準階のホールに限定されず、例えば、マンションのエントランス等であってもよい。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、特定利用者が乗車したかご2において登録(選択)されている行き先階の数が、第1の所定数(例えば「4」)未満の場合のみ、表示モードと運転速度モードの変更を行う。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、特定利用者が乗車したかご2において登録(選択)されている行き先階の数が、第1の所定数(例えば「4」)未満の場合のみ、表示モードと運転速度モードの変更を行う。
第3の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1の構成について、図8を参照して説明する。図8は、第3の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成図である。図8に示すように、第3の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1は、図5と比較して、行き先階数算出部302をさらに備える。また、判定部37の判定条件が異なる。その他の機能構成やハードウェア構成は、第2の実施形態と同様である。以下、第2の実施形態との相違点について説明する。
行き先階数算出部302は、かご2内で登録された行き先階の情報を行き先階取得部22から受信し、その情報に基づいて、行き先階の数を算出する。行き先階数算出部302は、例えば、登録された行き先階が、2F/3F/8Fの場合、行き先階の数を「3」と算出する。
また、判定部37は、さらに、行き先階数算出部302によって算出された行き先階の数が第1の所定数未満である(第3の条件)と判定した場合に、表示切替命令部32に対してかご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも帰着運転の終了時までに(例えば、帰着運転の開始時に)、速度切替命令部34に対して第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する。
次に、第3の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理について、図9を参照して説明する。図9は、第3の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理を示すフローチャートである。なお、図7のフローチャートと比較して、ステップS5とステップS6の間にステップS102が挿入されている点でのみ相違するので、相違点以外の説明を省略する。
ステップS5の後、ステップS102において、判定部37は、行き先階数算出部302によって算出された行き先階の数が第1の所定数未満であるか否かを判定し、Yesの場合はステップS6に進み、Noの場合は処理を終了する。
このように、第3の実施形態のエレベータセキュリティシステム1によれば、特定利用者がかご2に乗車した(第1の条件)場合であって、かつ、ホール等の特定エリアに第三者がいる(第2の条件)場合であっても、登録されている行き先階の数が第1の所定数未満でない(第3の条件を満たさない)場合(例えば「4」以上の場合)には、表示モードと運転速度モードの変更を行わない。したがって、特定エリアに他の特定利用者がいるときに、そのような他の特定利用者に、表示モードや運転速度モードの変更にともなう不便さを与えずに済む。
つまり、登録されている行き先階の数が多い場合には、かご2が多くの階床に着床するので、表示モードと運転速度モードの変更を行わなくても、第三者は、表示装置4での表示内容やかご2の運転時間から特定利用者の居住階を容易に推測することはできない。
また、特定利用者がかご2に乗車した(第1の条件)場合であって、かつ、ホール等の特定エリアに第三者がいる(第2の条件)場合であって、さらに、登録されている行き先階の数が第1の所定数未満である(第3の条件)場合(例えば「4」未満の場合)には、表示モードと運転速度モードの変更を行う。したがって、表示装置4での表示内容やかご2の運転時間から特定利用者の居住階を容易に推測できないようにすることができ、安全性を高めることができる。
なお、第3の実施形態では、第1の条件と第2の条件に対してさらに第3の条件を加えるものとしたが、これに限定されず、第1の条件に対して第3の条件を加えるようにしてもよい。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、特定利用者が乗車したかご2に同乗している他の利用者の数が、第2の所定数(例えば「5」)未満の場合のみ、表示モードと運転速度モードの変更を行う。
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、特定利用者が乗車したかご2に同乗している他の利用者の数が、第2の所定数(例えば「5」)未満の場合のみ、表示モードと運転速度モードの変更を行う。
第4の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1の構成について、図10を参照して説明する。図10は、第4の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1等の構成図である。図10に示すように、第4の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1は、図8と比較して、同乗者数算出部303をさらに備える。また、判定部37の判定条件が異なる。その他の機能構成やハードウェア構成は、第3の実施形態と同様である。以下、第3の実施形態との相違点について説明する。
同乗者数算出部303は、かご内情報受信部38からかご2内の利用者の情報を受けとって、かご2内にいる特定利用者と同乗している同乗者の数を算出する。
また、判定部37は、さらに、同乗者数算出部303によって算出された同乗者の数が第2の所定数未満である(第4の条件)と判定した場合に、表示切替命令部32に対してかご位置表示モードからかご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも帰着運転の終了時までに(例えば、帰着運転の開始時に)、速度切替命令部34に対して第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する。
次に、第4の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理について、図11を参照して説明する。図11は、第4の実施形態に係るエレベータセキュリティシステム1が行う処理を示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートと比較して、ステップS102とステップS6の間にステップS103が挿入されている点でのみ相違するので、相違点以外の説明を省略する。
ステップS102でYesの後、ステップS103において、判定部37は、同乗者数算出部303によって算出された同乗者の数が第2の所定数未満であるか否かを判定し、Yesの場合はステップS6に進み、Noの場合は処理を終了する。
このように、第4の実施形態のエレベータセキュリティシステム1によれば、特定利用者がかご2に乗車した(第1の条件)場合であって、かつ、第2の条件と第3の条件を満たした場合であっても、同乗者の数が第2の所定数未満でない(第4の条件を満たさない)場合には、表示モードと運転速度モードの変更を行わない。したがって、特定エリアに他の特定利用者がいるときに、そのような他の特定利用者に、表示モードや運転速度モードの変更にともなう不便さを与えずに済む。
つまり、同乗者の数が多い場合には、かご2から利用者の全員が降りるのに時間がかかるので、表示モードと運転速度モードの変更を行わなくても、第三者が表示装置4での表示内容やかご2の運転時間から特定利用者の居住階を推測できる可能性は低い。
また、特定利用者がかご2に乗車した(第1の条件)場合であって、かつ、第2の条件と第3の条件を満たした場合であって、さらに、同乗者の数が第2の所定数未満である(第4の条件)場合には、表示モードと運転速度モードの変更を行う。したがって、表示装置4での表示内容やかご2の運転時間から特定利用者の居住階を容易に推測できないようにすることができ、安全性を高めることができる。
なお、第4の実施形態では、第1の条件と第2の条件と第3の条件に対してさらに第4の条件を加えるものとしたが、これに限定されず、第1の条件だけや、第1の条件と第2の条件や、第1の条件と第3の条件に対して、第4の条件を加えるようにしてもよい。
また、ステップS103でNoの場合、例えば、基準階でかご2に乗った5人全員が同じ階で降りる、ということも考えられ、表示装置4にかご2の位置(階)が表示されるとその降りた階を特定できる可能性があるので、運転速度モードの変更は行わず、表示モードだけ変更してかご2の位置を非表示としてもよい。
<変形例>
上述した各実施形態では、第2の運転速度モードでのかご2の運転速度を通常よりも20%遅い運転速度としたが、これに限定されない。例えば、かご2の行き先階から基準階までの帰着運転時の運転速度を、通常よりも10%遅い運転速度、通常よりも20%遅い運転速度、通常よりも30%遅い運転速度の中からランダムで選択するようにしてもよい。
上述した各実施形態では、第2の運転速度モードでのかご2の運転速度を通常よりも20%遅い運転速度としたが、これに限定されない。例えば、かご2の行き先階から基準階までの帰着運転時の運転速度を、通常よりも10%遅い運転速度、通常よりも20%遅い運転速度、通常よりも30%遅い運転速度の中からランダムで選択するようにしてもよい。
その場合、第2の運転速度モードは、速度切替命令部34によって第1の運転速度モードから第2の運転速度モードに切り替える命令が出力されるたびに、かごの運転速度を異ならせるモードとなる。運転速度をランダムに異ならせることで、運転速度を低減させたことを考慮しても、第三者がかご2の運転時間から特定利用者の居住階を推測できる可能性をより低減できる。
また、帰着運転時のかご2の移動距離が短いほど、運転速度の低減の割合を大きくしてもよい。そうすれば、例えば、基準階が1階で、帰着運転開始時の階が低い場合でも、かご2の運転時間から特定利用者の居住階を推測できる可能性をより低減できる。
また、かご2の運転速度の低減を行う時間帯は、行き先階から基準階までの帰着運転時に限定されず、基準階から行き先階までの運転時でもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第2の運転速度モードでの低速のかご2の帰着運転時に基準階等でかご2を呼ぶ操作が有った場合、即座に第1の運転速度モードに戻してもよい。また、第2の運転速度モードでのかご2の帰着運転時に、速度を低減するのではなく、途中階のいくつかでかご2を停止させることで、速度を低減する場合と同様の効果(かご2の運転時間から特定利用者の居住階を容易に推測させないこと)を奏するようにしてもよい。
1…エレベータセキュリティシステム、2…かご、21…行き先階登録部、22…行き先階取得部、23…かご内情報取得部、3…制御盤、31…表示制御部、32…表示切替命令部、33…かご制御部、34…速度切替命令部、35…特定利用者識別部、36…特定利用者DB、37…判定部、38…かご内情報受信部、301…第三者識別部、302…行き先階数算出部、303…同乗者数算出部、4…表示装置、5…利用者情報受信部、6…利用者情報取得部、7…人物検知部、81…CPU、82…入力部、83…通信部、84…記憶部、85…バス
Claims (5)
- エレベータの基準階のホールに設置されたかご位置表示装置の表示内容とかごの運転速度を制御するエレベータセキュリティシステムであって、
前記かご位置表示装置に前記かごの位置を表示させるかご位置表示モードと、前記かご位置表示装置に前記かごの位置を表示させないかご位置非表示モードと、を有する表示制御部と、
前記表示制御部に対して、前記かご位置表示モードと前記かご位置非表示モードを切り替える命令を出力する表示切替命令部と、
通常の運転速度で前記かごを移動させる第1の運転速度モードと、前記第1の運転速度モードと異なる運転速度で前記かごを移動させる第2の運転速度モードと、を有し、前記かごを前記基準階に自動的に帰着させる帰着運転を含む前記かごの運転の制御を行うかご制御部と、
前記かご制御部に対して、前記第1の運転速度モードと前記第2の運転速度モードを切り替える命令を出力する速度切替命令部と、
前記かごを利用しようとしている利用者が予め登録された特定利用者であるか否かを識別する特定利用者識別部と、
前記特定利用者識別部によって前記利用者が前記特定利用者であると識別された場合に、前記利用者が前記かごに乗車しているか否かを判定し、前記利用者が前記かごに乗車していると判定した場合に、前記表示切替命令部に対して前記かご位置表示モードから前記かご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも前記帰着運転の終了時までに、前記速度切替命令部に対して前記第1の運転速度モードから前記第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する判定部と、
を備えるエレベータセキュリティシステム。 - 前記ホールに前記特定利用者ではない第三者がいるか否かを識別する第三者識別部を、さらに備え、
前記判定部は、前記利用者が前記かごに乗車していると判定し、かつ、前記第三者識別部によって前記第三者がいると識別された場合に、前記表示切替命令部に対して前記かご位置表示モードから前記かご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも前記帰着運転の終了時までに、前記速度切替命令部に対して前記第1の運転速度モードから前記第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する、請求項1に記載のエレベータセキュリティシステム。 - 前記かご内で登録された行き先階の情報に基づいて、行き先階の数を算出する行き先階数算出部を、さらに備え、
前記判定部は、さらに、前記行き先階数算出部によって算出された行き先階の数が第1の所定数未満であると判定した場合に、前記表示切替命令部に対して前記かご位置表示モードから前記かご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも前記帰着運転の終了時までに、前記速度切替命令部に対して前記第1の運転速度モードから前記第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する、請求項1または請求項2に記載のエレベータセキュリティシステム。 - 前記かご内にいる前記利用者と同乗している同乗者の数を算出する同乗者数算出部を、さらに備え、
前記判定部は、さらに、前記同乗者数算出部によって算出された同乗者の数が第2の所定数未満であると判定した場合に、前記表示切替命令部に対して前記かご位置表示モードから前記かご位置非表示モードに切り替える命令を出力するように指示するとともに、遅くとも前記帰着運転の終了時までに、前記速度切替命令部に対して前記第1の運転速度モードから前記第2の運転速度モードに切り替える命令を出力するように指示する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベータセキュリティシステム。 - 前記第2の運転速度モードは、前記速度切替命令部によって前記第1の運転速度モードから前記第2の運転速度モードに切り替える命令が出力されるたびに、前記かごの運転速度を異ならせるモードである、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベータセキュリティシステム。
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