JP7136253B1 - エレベータシステム、携帯端末 - Google Patents
エレベータシステム、携帯端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7136253B1 JP7136253B1 JP2021053622A JP2021053622A JP7136253B1 JP 7136253 B1 JP7136253 B1 JP 7136253B1 JP 2021053622 A JP2021053622 A JP 2021053622A JP 2021053622 A JP2021053622 A JP 2021053622A JP 7136253 B1 JP7136253 B1 JP 7136253B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- user
- destination floor
- unit
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 46
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 9
- 241000122205 Chamaeleonidae Species 0.000 abstract description 94
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 18
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000013473 artificial intelligence Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
Description
エレベータに乗車するために所定装置を利用しようとする利用者を撮像可能なように設けられた撮像部と、
撮像部で撮像された撮像画像から利用者の顔データを取得する第1顔データ取得部と、
利用者に付随する所定媒体から利用者識別データ及び行先階データを取得する情報取得部と、
情報取得部で取得された利用者識別データが第1記憶部で予め記憶されているか否かを判断する第1判断部と、
第1判断部で利用者識別データが記憶されていると判断された場合に、情報取得部で取得された利用者識別データに紐付けて第2記憶部で予め記憶されている利用者の顔データを取得する第2顔データ取得部と、
第1顔データ取得部で取得された顔データと第2顔データ取得部で取得された顔データとの2つの顔データが同一人物のものであるか否かを判断する第2判断部と、
第2判断部で2つの顔データが同一人物のものであると判断された場合に、情報取得部で取得された行先階データが示す行先階に対するエレベータの割当を行う割当部と、を備える。
利用者による操作を受け付ける操作部と、
表示部と、
利用者に関する利用者識別データを記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
制御部は、
操作部で利用者による行先階の指定操作があると、記憶部で予め記憶されている利用者識別データと、操作部で指定された行先階を示す行先階データと、を格納した所定媒体を生成し、
生成された所定媒体を表示部に表示させる。
1.構成
1-1.エレベータ等の配置
図1は、実施の形態1におけるエレベータシステムが適用されるビル(建物)の特定階における機器配置を示した概略平面図である。特定階とは、例えば当該ビルの外部につながるロビー階であり、ビルの利用者は特定階を経由して他の階に移動することとなる。
1-2-1.概要
図2は、エレベータシステムのシステム構成を示したブロック図である。
群管理制御装置10は、エレベータ60A~60Fの運行を統合的に制御する。また、群管理制御装置10は、セキュリティサーバ100及び行先階登録装置30との間で通信を行いながら、各号機に対する新規の呼びの割当制御を行う。各装置は、情報伝送(データ伝送)可能なネットワークを介して接続されている。ネットワークは、例えばEthernet(登録商標)等のLAN(Local Area Network)により構成され、各装置間での各種のデータの送受信は、TCP/IP等の各種のプロトコルにしたがって行われる。ネットワークに接続されている前述の各装置は、TCP/IP等の各種のプロトコルにしたがった通信による情報伝送(データ伝送))が可能である。なお、エレベータシステムを構成する各装置間は、他の信号形式のネットワークや、専用の信号網を介して接続されてもよい。
エレベータ制御装置40A~40Fは、エレベータ60A~60Fに対応させて設けられている。エレベータ制御装置40A~40Fは、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ60A~60Fの巻上機(モータ)等の動作を制御することにより、エレベータ60A~60Fのかごの上昇、下降、停止等を制御する。また、エレベータ制御装置40A~40Fは、対応するエレベータ60A~60Fのかごの位置、走行方向、ドアの開閉、荷重等のかご状態を検知して、検知したかご状態を示す情報
等を群管理制御装置10に出力する。なお、以下では、エレベータ制御装置40A~40Fを区別せずに「エレベータ制御装置40」という場合がある。
図3は、行先階登録装置30の電気的構成を示したブロック図である。
セキュリティゲート20は、ビル内部の特定領域への利用者の進入を制御する装置である。具体的に、セキュリティゲート20は、ビル内部の特定領域への正規の利用者の進入を許可する一方、非正規の利用者の進入については規制する装置である。正規の利用者とは、利用者データベース(以下適宜「利用者DB」という)に登録されている利用者であり、非正規の利用者とは、利用者DBに登録されていない利用者である。
セキュリティサーバ100は、顔認証用カメラ25や顔認証用カメラ36から出力される画像データが示す撮像画像に基づいて、ビル内のセキュリティ確保のために、利用者に対する認証処理を行う。例えば、セキュリティサーバ100は、撮像画像に対して顔検出処理を行い、顔を検出した場合、さらに顔特徴点検出処理を行う。
図11は、携帯端末200の電気的構成を示したブロック図である。
2-1-1.顔認証処理
利用者がエントランスから特定領域のエレベータ乗場に移動するためにセキュリティゲート20を通過しようとすると、セキュリティサーバ100は、セキュリティゲート20に設けられた顔認証用カメラ25から出力される画像データが示す撮像画像に対して顔検出処理を行うとともに、顔が検出された場合にはさらに顔特徴点検出処理を行う。セキュリティゲート20のエントランス側には、顔認証エリアAd(図1参照)が設定されており、利用者が顔認証エリアAdに入ると顔検出処理が行われる。
セキュリティサーバ100は、顔認証処理において、セキュリティゲート20に設けられた顔認証用カメラ25の撮像画像から顔を検出した場合、セキュリティゲート20から送信されてくる登録装置IDに基づいて、当該セキュリティゲート20の設置階及びロケーションのデータを、登録装置DBから読み出す。
群管理制御装置10は、セキュリティサーバ100から呼び情報信号を受信すると、呼び情報信号が示す出発階、行先階dstをいずれかのエレベータに割り当てて、割り当てたエレベータ(割当号機)の情報を含む割当結果案内指令を、呼び情報信号が示す出発階及びロケーションのゲート表示器70に送信する。ゲート表示器70は、群管理制御装置10から割当結果案内指令を受信すると、割当結果案内画面を表示する。これにより、利用者は、自己に割り当てられたエレベータ(割当号機)を知ることができる。
2-2-1.顔認証処理
セキュリティサーバ100は、行先階登録装置30を利用しようとする利用者に対して、顔認証用カメラ36から出力される画像データが示す撮像画像に基づいて、利用者に対する顔認証処理を行う。この顔認証処理としては、セキュリティゲート20に併設されている顔認証用カメラ25から出力される画像データが示す撮像画像に対するものと同様の処理が行われる。なお、行先階登録装置30にはゲートフラッパが存在しないため、ゲートフラッパの閉鎖信号や開放信号の送信は行われない。
セキュリティサーバ100は、顔認証処理において、行先階登録装置30に併設された顔認証用カメラ36の撮像画像から顔を検出した場合、行先階登録装置30から送信されてくる登録装置IDに基づいて、当該行先階登録装置30の設置階及びロケーションのデータを、登録装置DBから読み出す。そして、セキュリティサーバ100は、セキュリティゲートを通過しようとする利用者に対する処理と同様の処理を行う。セキュリティサーバ100は、認証NG案内指令、割当結果案内指令、非実在行先階案内指令、不許可行先階案内指令などの指令を、呼び情報信号が示す出発階及びロケーションの行先階登録装置30に送信する。
エレベータシステムの具体的動作について、フローチャートを参照してより詳しく説明する。
本実施の形態のエレベータシステムでは、顔認証用カメラ25または顔認証用カメラ36により、エレベータに乗車するためにセキュリティゲート20、行先階登録装置30を利用しようとする利用者が撮像され、セキュリティサーバ100により、顔認証用カメラ25または顔認証用カメラ36で撮像された撮像画像から利用者の顔特徴点データが取得される。また、利用者の携帯端末200の表示部210に表示されたカメレオンコードから利用者ID及び行先階データが取得される。そして、利用者IDが利用者DBに登録されているか否かが判断される。つまり、第1の認証処理が行われる。そして、利用者IDが利用者DBに登録されている場合、つまり第1の認証が成功した場合、利用者IDに紐付けてセキュリティサーバ100の記憶部102で予め記憶されている利用者の顔特徴点データが取得され、撮像画像から取得された顔データと、カメレオンコードから取得された利用者IDに紐付けられた顔データとの2つの顔データが同一人物のものであるか否かが判断される。つまり、第2の認証処理が行われる。そして、2つの顔データが同一人物のものであると判断された場合、つまり、第2の認証が成功した場合に、群管理制御装置10により、カメレオンコードから取得された行先階データが示す行先階に対するエレベータの割当が行われる。このように、本実施の形態では、2段階で認証を行うため、悪意を有する利用者が、他人である正規な利用者の例えば顔写真だけを顔認証用カメラに向けても、顔認証は成功しない。そのため、顔認証を利用したエレベータシステムにおいて、なりすましを抑制することができる。
実施の形態2では、カメレオンコードが、ランダムな内容を有する管理データをさらに格納している例を説明する。管理データは、携帯端末200により生成される。管理データは、数字であってもよいし、アルファベットなどの文字であってもよいし、記号であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。また、管理データの数字や文字の数は、所定個であってもよいし、生成される毎にランダムであってもよい。
一方、カメレオンコードから取得した管理データが、利用者IDに紐付けて利用者DBで登録されていない場合(S211でNO)、読み取った管理データを利用者IDに紐付けて登録する(S212)。
実施の形態3では、エレベータが設けられる建物の外部に通じる出入口が設けられていない階床に関する所定一致率と、建物の外部に通じる出入口が設けられている階床(例えばロビー階)に関する所定一致率とを異ならせる。具体的には、エレベータが設けられる建物の外部に通じる出入口が設けられていない階床に関する所定一致率は、建物の外部に通じる出入口が設けられている階床(例えばロビー階)に関する所定一致率よりも小さい値に設定される。
前記実施の形態では、セキュリティサーバ100が、顔認証用カメラ25または顔認証用カメラ36から出力される画像データが示す撮像画像に対して顔検出処理、及び顔特徴点検出処理を行う例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、顔認証用カメラ25のコントローラまたは顔認証用カメラ36のコントローラが撮像画像に対して顔検出処理及び顔特徴点検出処理を行ってもよい。この場合、顔認証用カメラ25または顔認証用カメラ36は、撮像画像の画像データに代えて顔特徴点データ(顔データ)をセキュリティサーバ100に出力する。また、セキュリティサーバ100は、受信した顔データ(顔特徴点データ)に基づいて、顔認証処理を行う。
(1)実施の形態のエレベータシステムは、
エレベータ(60)に乗車するために所定装置(例えばセキュリティゲート20、行先階登録装置30)を利用しようとする利用者を撮像可能なように設けられた撮像部(例えば顔認証用カメラ25、顔認証用カメラ36)と、
撮像部で撮像された撮像画像から利用者の顔データ(例えば顔特徴点データ)を取得する第1顔データ取得部(例えばセキュリティサーバ100)と、
利用者に付随する所定媒体(例えばカメレオンコード)から利用者識別データ(例えば利用者ID)及び行先階データを取得する情報取得部(例えばセキュリティサーバ100)と、
情報取得部で取得された利用者識別データが第1記憶部(例えばセキュリティサーバ100の利用者データベース)で記憶されているか否かを判断する第1判断部(例えばセキュリティサーバ100の記憶部102)と、
第1判断部で利用者識別データが記憶されていると判断された場合に、情報取得部で取得された利用者識別データに紐付けて第2記憶部(例えばセキュリティサーバ100の利用者データベース)で予め記憶されている利用者の顔データ(例えば顔特徴点データ)を取得する第2顔データ取得部(例えばセキュリティサーバ100)と、
第1顔データ取得部で取得された顔データと第2顔データ取得部で取得された顔データとの2つの顔データが同一人物のものであるか否かを判断する第2判断部(例えばセキュリティサーバ100)と、
第2判断部で2つの顔データが同一人物のものであると判断された場合に、情報取得部で取得された行先階データが示す行先階に対するエレベータの割当を行う割当部(例えば群管理制御装置10)と、を備える。
所定媒体(例えばカメレオンコード)は、ランダムな内容を有する管理データをさらに格納し、
情報取得部(例えばセキュリティサーバ100)は、所定媒体から管理データをさらに取得し、
使用済の管理データを記憶する使用済管理データ記憶部(例えばセキュリティサーバ100の利用者データベース)に、所定媒体から取得された管理データが記憶されているか否かを判断する第3判断部(例えばセキュリティサーバ100)をさらに備え、
割当部(例えば群管理制御装置10)は、
第3判断部で管理データが使用済管理データ記憶部に記憶されていないと判断され、かつ第2判断部で2つの顔データ(例えば顔特徴点データ)が同一人物のものであると判断された場合に、エレベータの割当を行い、
第3判断部で管理データが使用済管理データ記憶部に記憶されていると判断された場合、エレベータの割当を行わない。
第2判断部(例えばセキュリティサーバ100)は、2つの顔データ(例えば顔特徴点データ)を比較して一致率を求め、求めた一致率が所定一致率以上である場合に、2つの顔データが同一人物のものであると判断し、
所定一致率を階床に応じて異ならせる。
エレベータが設けられる建物の外部に通じる出入口が設けられていない階床に関する所定一致率は、建物の外部に通じる出入口が設けられている階床に関する所定一致率よりも小さい値に設定される。
所定媒体は、光学的に読み取り可能な光学可読コード(例えばカメレオンコード)であり、
情報取得部(例えばセキュリティサーバ100)は、
撮像部(例えば顔認証用カメラ25、顔認証用カメラ36)で撮像された撮像画像から利用者に付随する所定媒体を検出し、
検出した所定媒体から利用者識別データ(例えば利用者ID)及び行先階データを取得する。
所定媒体は、光学的に読み取り可能な光学可読コード(例えばカメレオンコード)であり、
情報取得部(例えばセキュリティサーバ100)は、
撮像部(例えば顔認証用カメラ25、顔認証用カメラ36)で撮像された撮像画像から利用者に付随する所定媒体を検出し、
検出した所定媒体から利用者識別データ(例えば利用者ID)、行先階データ及び管理データを取得する。
本実施の形態のエレベータシステムにおける所定媒体を生成して表示する携帯端末であって、
利用者による操作を受け付ける操作部(205)と、
表示部(210)と、
利用者に関する利用者識別データ(例えば利用者ID)を記憶する記憶部(202)と、
制御部(201)と、を備え、
制御部は、
操作部で利用者による行先階の指定操作があると、記憶部で予め記憶されている利用者識別データ(例えば利用者ID)と、操作部で指定された行先階を示す行先階データと、を格納した所定媒体(例えばカメレオンコード)を生成し、
生成された所定媒体を表示部(210)に表示させる。
制御部(201)は、
操作部(205)で利用者による行先階の指定操作があると、ランダムな内容を有する管理データを生成し、
生成した管理データと、記憶部(202)で記憶されている利用者識別データ(例えば利用者ID)と、操作部で指定された行先階を示す行先階データと、を格納した所定媒体(例えばカメレオンコード)を生成し、
生成した所定媒体を表示部(210)に表示させる。
制御部(201)は、
操作部(205)で利用者による行先階の指定操作がない状態で、所定媒体(例えばカメレオンコード)の生成操作があった場合、エレベータシステムに行先階としてデフォルト行先階を設定させるために、行先階データを含まない所定媒体(例えばカメレオンコード)を生成し、
生成した所定媒体を表示部(210)に表示させる。
制御部(201)は、
操作部(205)で利用者による行先階の指定操作がない状態で、所定媒体(例えばカメレオンコード)の生成操作があった場合、エレベータシステムに行先階としてデフォルト行先階を設定させるために、行先階が入力されていないことを示すデータ、または行先階としてデフォルト行先階を設定すべきことを示すデータを行先階データに代えて格納した所定媒体(例えばカメレオンコード)を生成し、
生成した所定媒体を表示部(210)に表示させる。
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20 セキュリティゲート
20a ゲート本体
20i 入口
20e 出口
25 顔認証用カメラ
26 第1センサ
27 第2センサ
28 ゲートフラッパ
30 行先階登録装置
31 制御部
32 記憶部
33 入出力インタフェース
34 表示部
35 操作部
36 顔認証用カメラ
40、40A~40F エレベータ制御装置
60、60A~60F エレベータ
70 ゲート表示器
100 セキュリティサーバ
101 制御部
102 記憶部
103 入出力インタフェース
200 携帯端末
201 制御部
202 記憶部
203 無線通信部
205 操作部
210 表示部
Claims (9)
- エレベータに乗車するために所定装置を利用しようとする利用者を撮像可能なように設けられた撮像部と、
前記撮像部で撮像された撮像画像から前記利用者の顔データを取得する第1顔データ取得部と、
前記利用者に付随する所定媒体から利用者識別データ及び行先階データを取得する情報取得部と、
前記情報取得部で取得された前記利用者識別データが第1記憶部で予め記憶されているか否かを判断する第1判断部と、
前記第1判断部で前記利用者識別データが記憶されていると判断された場合に、前記情報取得部で取得された前記利用者識別データに紐付けて第2記憶部で予め記憶されている前記利用者の顔データを取得する第2顔データ取得部と、
前記第1顔データ取得部で取得された顔データと前記第2顔データ取得部で取得された顔データとの2つの顔データが同一人物のものであるか否かを判断する第2判断部と、
前記第2判断部で前記2つの顔データが同一人物のものであると判断された場合に、前記情報取得部で取得された行先階データが示す行先階に対する前記エレベータの割当を行う割当部と、を備え、
前記所定媒体は、ランダムな内容を有する管理データをさらに格納し、
前記情報取得部は、前記所定媒体から前記管理データをさらに取得し、
使用済の管理データを記憶する使用済管理データ記憶部に、前記所定媒体から取得された前記管理データが記憶されているか否かを判断する第3判断部をさらに備え、
前記割当部は、
前記第3判断部で前記管理データが前記使用済管理データ記憶部に記憶されていないと判断され、かつ前記第2判断部で前記2つの顔データが同一人物のものであると判断された場合に、前記エレベータの割当を行い、
前記第3判断部で前記管理データが前記使用済管理データ記憶部に記憶されていると判断された場合、前記エレベータの割当を行わない、
エレベータシステム。 - エレベータに乗車するために所定装置を利用しようとする利用者を撮像可能なように設けられた撮像部と、
前記撮像部で撮像された撮像画像から前記利用者の顔データを取得する第1顔データ取得部と、
前記利用者に付随する所定媒体から利用者識別データ及び行先階データを取得する情報取得部と、
前記情報取得部で取得された前記利用者識別データが第1記憶部で予め記憶されているか否かを判断する第1判断部と、
前記第1判断部で前記利用者識別データが記憶されていると判断された場合に、前記情報取得部で取得された前記利用者識別データに紐付けて第2記憶部で予め記憶されている前記利用者の顔データを取得する第2顔データ取得部と、
前記第1顔データ取得部で取得された顔データと前記第2顔データ取得部で取得された顔データとの2つの顔データが同一人物のものであるか否かを判断する第2判断部と、
前記第2判断部で前記2つの顔データが同一人物のものであると判断された場合に、前記情報取得部で取得された行先階データが示す行先階に対する前記エレベータの割当を行う割当部と、を備え、
前記第2判断部は、前記2つの顔データを比較して一致率を求め、求めた一致率が所定一致率以上である場合に、前記2つの顔データが同一人物のものであると判断し、
前記所定一致率を階床に応じて異ならせる、
エレベータシステム。 - 前記エレベータが設けられる建物の外部に通じる出入口が設けられていない階床に関する所定一致率は、前記建物の外部に通じる出入口が設けられている階床に関する所定一致率よりも小さい値に設定される、
請求項2に記載のエレベータシステム。 - 前記所定媒体は、光学的に読み取り可能な光学可読コードであり、
前記情報取得部は、
前記撮像部で撮像された撮像画像から前記所定媒体を検出し、
検出した前記所定媒体から前記利用者識別データ及び前記行先階データを取得する、
請求項1に記載のエレベータシステム。 - 前記所定媒体は、光学的に読み取り可能な光学可読コードであり、
前記情報取得部は、
前記撮像部で撮像された撮像画像から前記所定媒体を検出し、
検出した前記所定媒体から前記利用者識別データ、前記行先階データ、及び前記管理データを取得する、
請求項1に記載のエレベータシステム。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエレベータシステムにおける所定媒体を生成して表示する携帯端末であって、
利用者による操作を受け付ける操作部と、
表示部と、
前記利用者に関する利用者識別データを記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記操作部で前記利用者による行先階の指定操作があると、前記記憶部で予め記憶されている前記利用者識別データと、前記操作部で指定された行先階を示す行先階データと、を格納した所定媒体を生成し、
生成された前記所定媒体を前記表示部に表示させる、
携帯端末。 - 前記制御部は、
前記操作部で前記利用者による行先階の指定操作があると、ランダムな内容を有する管理データを生成し、
生成した管理データと、前記記憶部で予め記憶されている前記利用者識別データと、前記操作部で指定された行先階を示す行先階データと、を格納した所定媒体を生成し、
生成した所定媒体を前記表示部に表示させる、
請求項6に記載の携帯端末。 - 前記制御部は、
前記操作部で前記利用者による行先階の指定操作がない状態で、所定媒体の生成操作があった場合、前記エレベータシステムに行先階としてデフォルト行先階を設定させるために、前記行先階データを含まない所定媒体を生成し、
生成した所定媒体を前記表示部に表示させる、
請求項6または7に記載の携帯端末。 - 前記制御部は、
前記操作部で前記利用者による行先階の指定操作がない状態で、所定媒体の生成操作があった場合、前記エレベータシステムに行先階としてデフォルト行先階を設定させるために、行先階が入力されていないことを示すデータ、または行先階としてデフォルト行先階を設定すべきことを示すデータを前記行先階データに代えて格納した所定媒体を生成し、
生成した所定媒体を前記表示部に表示させる、
請求項6または7に記載の携帯端末。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021053622A JP7136253B1 (ja) | 2021-03-26 | 2021-03-26 | エレベータシステム、携帯端末 |
JP2022110710A JP7380765B2 (ja) | 2021-03-26 | 2022-07-08 | エレベータシステム、携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021053622A JP7136253B1 (ja) | 2021-03-26 | 2021-03-26 | エレベータシステム、携帯端末 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022110710A Division JP7380765B2 (ja) | 2021-03-26 | 2022-07-08 | エレベータシステム、携帯端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7136253B1 true JP7136253B1 (ja) | 2022-09-13 |
JP2022150837A JP2022150837A (ja) | 2022-10-07 |
Family
ID=83271722
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021053622A Active JP7136253B1 (ja) | 2021-03-26 | 2021-03-26 | エレベータシステム、携帯端末 |
JP2022110710A Active JP7380765B2 (ja) | 2021-03-26 | 2022-07-08 | エレベータシステム、携帯端末 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022110710A Active JP7380765B2 (ja) | 2021-03-26 | 2022-07-08 | エレベータシステム、携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7136253B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7548353B1 (ja) | 2023-02-24 | 2024-09-10 | フジテック株式会社 | プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018016022A1 (ja) | 2016-07-20 | 2018-01-25 | 三菱電機株式会社 | セキュリティゲートおよびエレベータシステム |
JP2018080033A (ja) | 2016-11-17 | 2018-05-24 | フジテック株式会社 | 行先階取得装置、エレベータシステム、情報端末、プログラム |
JP2021033324A (ja) | 2019-08-13 | 2021-03-01 | 株式会社タニタ | 認証システム、認証方法、及び認証プログラム |
-
2021
- 2021-03-26 JP JP2021053622A patent/JP7136253B1/ja active Active
-
2022
- 2022-07-08 JP JP2022110710A patent/JP7380765B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018016022A1 (ja) | 2016-07-20 | 2018-01-25 | 三菱電機株式会社 | セキュリティゲートおよびエレベータシステム |
JP2018080033A (ja) | 2016-11-17 | 2018-05-24 | フジテック株式会社 | 行先階取得装置、エレベータシステム、情報端末、プログラム |
JP2021033324A (ja) | 2019-08-13 | 2021-03-01 | 株式会社タニタ | 認証システム、認証方法、及び認証プログラム |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
長舟 利雄,セキュリティ向上への提案,月刊自動認識 第29巻 第2号 ,日本,日本工業出版株式会社,2016年02月09日,第29巻,23-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022151883A (ja) | 2022-10-07 |
JP2022150837A (ja) | 2022-10-07 |
JP7380765B2 (ja) | 2023-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10679443B2 (en) | System and method for controlling access to a building with facial recognition | |
TW201532940A (zh) | 電梯控制系統 | |
CN115210163B (zh) | 电梯装置以及电梯控制装置 | |
JP7047891B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP7380765B2 (ja) | エレベータシステム、携帯端末 | |
JP7226464B2 (ja) | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム | |
JP2024061800A (ja) | 顔認証システム、入退管理システム、管理システム、プログラム | |
US20230095529A1 (en) | Visit assistance apparatus, visit assistance method, and non-transitory computerreadable medium storing program | |
JP7088357B1 (ja) | 顔認証システム | |
KR102632212B1 (ko) | 얼굴 인식을 이용하여 차량 정보를 관리하는 전자 장치 및 그 동작 방법 | |
WO2019106756A1 (ja) | エレベータの利用者検知装置 | |
JP7338724B1 (ja) | 顔認証セキュリティゲートシステム、エレベータシステム | |
JP7099564B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP6407638B2 (ja) | 自動改札機システム | |
JP7327556B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP7276527B1 (ja) | エレベータシステム、携帯端末、プログラム、及び携帯端末の制御方法 | |
JP2023020310A (ja) | エレベータシステム | |
JP2014234275A (ja) | エレベータシステム | |
JP7088345B1 (ja) | エレベータシステム | |
CN113853609A (zh) | 通道装置的访问控制解决方案 | |
JP7168044B1 (ja) | エレベータシステム | |
EP4016480A1 (en) | Access control system screen capture facial detection and recognition | |
JP7194898B2 (ja) | 認証システム、管理システム、認証方法、プログラム | |
JP2023117685A (ja) | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム | |
KR20220113216A (ko) | 심층학습 기반의 출입 통제 장치 및 이를 이용한 출입 통제 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220815 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7136253 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |