JP7226464B2 - 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム - Google Patents
顔認証行先階登録装置、エレベータシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7226464B2 JP7226464B2 JP2021030848A JP2021030848A JP7226464B2 JP 7226464 B2 JP7226464 B2 JP 7226464B2 JP 2021030848 A JP2021030848 A JP 2021030848A JP 2021030848 A JP2021030848 A JP 2021030848A JP 7226464 B2 JP7226464 B2 JP 7226464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- destination floor
- user
- face
- data
- allocation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Description
エレベータへの乗車前に利用者により用いられる顔認証行先階登録装置であって、
利用者の顔を撮像可能なように設けられた撮像部と、
利用者により提示された所定情報媒体から利用者の顔の顔データ及び利用者の行先階に関する行先階データを取得する情報取得部と、
撮像部で撮像された撮像画像に基づいて利用者の顔の顔データを取得する顔データ取得部と、
報知を行う報知部と、
制御部と、を備え、
制御部は、
顔データ取得部で取得された顔データと情報取得部で取得された顔データとを比較し、
これら2つの顔データが同一人物についての顔データであるときは、情報取得部で取得された行先階データに基づく行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
割当装置から割当結果を示す割当結果信号を受信すると、報知部に、割当結果を示す情報を報知させる。
少なくとも1台のエレベータと、
本発明の顔認証行先階登録装置と、
顔認証行先階登録装置から送信される割当要求信号に基づいてエレベータの割当を行う割当装置と、を備える。
1.構成
1-1.エレベータ等の配置
図1は、実施の形態1におけるエレベータシステムが適用されるビル(建物)の各階における機器配置を示した概略平面図である。
1-2-1.概要
図2は、エレベータシステムのシステム構成を示したブロック図である。
群管理制御装置10は、エレベータ60A~60Fの運行を統合的に制御する。また、群管理制御装置10は、顔認証行先階登録装置30との間で通信を行いながら、各号機に対する新規の呼びの割当制御を行う。各装置は、情報伝送可能なネットワークを介して接続されている。ネットワークは、例えばEthernet(登録商標)等のLAN(Local Area Network)により構成され、各装置間での各種の情報の送受信は、TCP/IP等の各種のプロトコルにしたがって行われる。ネットワークに接続されている前述の各装置は、TCP/IP等の各種のプロトコルにしたがった通信による信号伝送(情報伝送)が可能である。なお、エレベータシステムを構成する各装置間は、他の信号形式のネットワークや、専用の信号網を介して接続されてもよい。
エレベータ制御装置40A~40Fは、エレベータ60A~60Fに対応させて設けられている。エレベータ制御装置40A~40Fは、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ60A~60Fの巻上機(モータ)等の動作を制御することにより、エレベータ60A~60Fのかごの上昇、下降、停止等を制御する。また、エレベータ制御装置40A~40Fは、対応するエレベータ60A~60Fのかごの位置、走行方向、ドアの開閉、荷重等のかご状態を検知して、検知したかご状態を示す情報等を群管理制御装置10に出力する。なお、以下では、エレベータ制御装置40A~40Fを区別せずに「エレベータ制御装置40」という場合がある。
図3は、顔認証行先階登録装置30の電気的構成を示したブロック図である。
2-1.顔認証行先階登録装置の動作の概要
2-1-1.顔認証処理
顔認証行先階登録装置30は、QRコードリーダ37に認証カードのQRコードがかざされると、QRコードリーダ37によりQRコードに格納されたQRコードデータを取得する。顔認証行先階登録装置30は、QRコードデータに顔特徴点データ及び行先階データが含まれるか否かを判断し、含まれない場合、つまりQRコードが正しい形式のものではない(不良である)場合、表示部34にQRコードエラー画面を表示する。これにより、利用者に、QRコードが不良であることを認識させることができる。
顔認証行先階登録装置30は、顔認証処理において、2つの顔特徴点データが同一人物についての顔特徴点データではないと判断した場合、つまり、顔認証が不成功であったと判断した場合、表示部34に認証NG案内画面を表示する。これにより、利用者に、顔認証が不成功であったことを認識させることができる。
エレベータシステムの具体的動作について、フローチャートを参照してより詳しく説明する。
本実施の形態のエレベータシステムによれば、利用者情報を記憶/管理するサーバなどの装置を設けることなく、エレベータ60の利用者の認証及びエレベータ60の割当を行うことができる。また、利用者のデフォルト行先階をエレベータ60に割り当てることができる。
実施の形態2では、認証カードのQRコードに、利用者の利用者IDと、顔の特徴点データと、利用者の許可階に関する行先階データとが格納されている場合について説明する。
実施の形態3では、認証カードのQRコードに、利用者の利用者IDと、顔の特徴点データと、利用者のデフォルト行先階と許可階とのうちのいずれか一方に関する行先階データが格納されている場合について説明する。
図18は、実施の形態4におけるエレベータシステムが適用されるビル(建物)の特定階における機器配置を示した概略平面図である。特定階とは、例えば当該ビルの外部につながるロビー階であり、ビルの利用者は特定階を経由して他の階に移動することとなる。
実施の形態5では、認証カードのQRコードに、利用者の利用者IDと、顔の特徴点データと、利用者のデフォルト行先階及び許可階に関する行先階データが格納されている場合について説明する。
実施の形態6では、実施の形態5に対する変形例を説明する。具体的に、実施の形態5における顔認証行先階登録装置30は、動作モード切替スイッチ38に対する操作に基づいて動作モードを切り替えるが、本実施の形態では、群管理制御装置10から出力される動作モード設定信号に基づいて動作モードを切り替える。
実施の形態7では、認証カードのQRコードに、利用者の利用者IDと、顔の特徴点データと、利用者のデフォルト行先階に関する行先階データとに加えて、さらにビルIDが格納されている場合について説明する。本実施の形態では、実施の形態1の構成をベースとして、認証カードのQRコードにさらに許可ビルIDを格納する例について説明するが、本実施の形態の思想は、実施の形態2~6の構成にも適用可能であり、適宜組み合わせることができる。
1つのビル(建物)に、複数台のエレベータ60を含むエレベータバンクが、複数設けられる場合がある。本実施の形態8では、このようなビルに本発明を適用した場合について説明する。本実施の形態では、実施の形態1の構成をベースとして、認証カードのQRコードにさらに許可バンクIDを格納する例について説明するが、本実施の形態の思想は、実施の形態2~7の構成にも適用可能であり、適宜組み合わせることができる。
(1)実施の形態(例えば実施の形態1~8)の顔認証行先階登録装置(30)は、
エレベータ(60)への乗車前に利用者により用いられる顔認証行先階登録装置であって、
利用者の顔を撮像可能なように設けられた撮像部(例えば顔認証用カメラ36)と、
利用者により提示された所定情報媒体(例えばQRコード)から利用者の顔の顔データ(例えば顔特徴点データ)及び利用者の行先階に関する行先階データを取得する情報取得部(例えばQRコードリーダ37)と、
撮像部で撮像された撮像画像に基づいて利用者の顔の顔データを取得する顔データ取得部(例えば制御部31)と、
報知を行う報知部(例えば表示部34)と、
制御部(例えば制御部31)と、を備え、
制御部は、
顔データ取得部で取得された顔データと情報取得部で取得された顔データとを比較し、
これら2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断したときは、情報取得部で取得された行先階データに基づく行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置(例えば群管理制御装置10)に送信し、
割当装置から割当結果を示す割当結果信号を受信すると、報知部に、割当結果を示す情報(例えば割当結果案内画面)を報知させる。
行先階データには、利用者のデフォルト行先階を示す情報が含まれ、
制御部は、
2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断したときは、デフォルト行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信する。
行先階データには、利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
報知部は、視認可能な情報を表示する表示部(例えば表示部34)であり、
制御部は、
2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断したときは、利用者に許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を表示部に表示させ、選択された行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信する。
行先階データには、利用者のデフォルト行先階、または利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
制御部は、
2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断した場合において、所定情報媒体から読み取られた行先階データにデフォルト行先階の情報が含まれているときは、デフォルト行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断した場合において、所定情報媒体から読み取られた行先階データに許可階の情報が含まれているときは、利用者に許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を表示部に表示させ、選択された行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信する。
行先階データには、利用者のデフォルト行先階及び利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
当該顔認証行先階登録装置の動作モードをデフォルト行先階モードまたは行先階選択モードに選択的に設定するための動作モード切替スイッチ(例えば動作モード切替スイッチ38)をさらに備え、
報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
制御部は、
動作モード切替スイッチにより動作モードがデフォルト行先階モードに設定されているときは、デフォルト行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
動作モード切替スイッチにより動作モードが行先階選択モードに設定されているときは、利用者に許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を表示部に表示させ、行先階選択画面で利用者により選択された行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信する。
行先階データには、利用者のデフォルト行先階及び利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
制御部は、
2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断したときは、自装置識別情報(例えば登録装置ID)を含む動作モード設定要求信号を割当装置に送信し、
割当装置から動作モード設定要求信号に対する応答として、デフォルト行先階モードを指定する動作モード設定信号を受信したときは、デフォルト行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
割当装置から動作モード設定要求信号に対する応答として、行先階選択モードを指定する動作モード設定信号を受信したときは、利用者に許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を表示部に表示させ、行先階選択画面で利用者により選択された行先階をエレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信する。
割当装置は、行先階を複数台のエレベータのうちのいずれか1台に割り当てるように構成されており、
制御部は、割当装置から割当結果信号を受信すると、報知部に、複数台のエレベータのうち行先階に対して割り当てられたエレベータを特定するための情報を報知させる。
情報取得部は、所定情報媒体から、利用者の利用が許容されるビルを示す許可ビル識別情報(例えば許可ビルID)をさらに取得し、
制御部は、
情報取得部で取得された許可ビル識別情報を割当装置に出力し、
割当装置から、情報取得部で取得された許可ビル識別情報が所定ビル識別情報と一致しないことを示す情報を受信したときは、報知部に、利用者によるこのビルのエレベータの利用が許可されないことを示す情報を報知させる。
情報取得部は、所定情報媒体から、利用者の利用が許容されるエレベータバンクを示す許可バンク識別情報(例えば許可バンクID)をさらに取得し、
制御部は、
情報取得部で取得された許可バンク識別情報を割当装置に出力し、
割当装置から、情報取得部で取得された許可バンク識別情報が所定バンク識別情報と一致しないことを示す情報を受信したときは、報知部に、利用者によるこのバンクのエレベータの利用が許可されないことを示す情報を報知させる。
制御部は、情報取得部で所定情報媒体から顔データと行先階データとの少なくとも一方を取得できなかったときは、報知部に、所定情報媒体が不良であることを示す情報(例えばQRコードエラー画面)を報知させる。
制御部は、2つの顔データが同一人物についての顔データではないと判断したときは、報知部に、顔認証が成功しなかったことを示す情報(例えば認証NG画面)を報知させる。
所定情報媒体は、前記情報取得部のみにより読み取り可能なように暗号化された媒体(例えばSQRC)である。
少なくとも1台のエレベータと、
顔認証行先階登録装置と、
顔認証行先階登録装置から送信される割当要求信号に基づいてエレベータの割当を行う割当装置と、を備える。
顔認証行先階登録装置30は、エレベータ乗場と、エレベータ乗場に至る経路上に配置されるセキュリティゲート20との少なくとも一方に配置される。
前記各実施の形態では、各QRコードに利用者IDの情報を含めるようにしたが、これは必須ではない。本発明では、所定情報媒体には、顔データと行先階データが含まれていればよい。利用者IDを各QRコードに含めておけば、エレベータ管理者(カード管理者)が認証カードの管理などを行う際に、利用者IDを用いて当該利用者の管理を行うことができ、管理が容易となる。
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20 セキュリティゲート
20i 入口
28 ゲートフラッパ
30 顔認証行先階登録装置
31 制御部
32 記憶部
33 入出力インタフェース
34 表示部
35 操作部
36 顔認証用カメラ
37 QRコードリーダ
38 動作モード切替スイッチ
40、40A~40F エレベータ制御装置
60、60A~60F、60G~60L エレベータ
Claims (14)
- エレベータへの乗車前に利用者により用いられる顔認証行先階登録装置であって、
利用者の顔を撮像可能なように設けられた撮像部と、
前記利用者によりかざされた二次元バーコードを読み取り、前記二次元バーコードを解析して顔に関する顔データ及び行先階に関する行先階データを取得する情報取得部と、
前記撮像部で撮像された撮像画像に基づいて前記利用者の顔の顔データを取得する顔データ取得部と、
報知を行う報知部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記二次元バーコードに顔データ及び行先階データが含まれる場合、
前記顔データ取得部で取得された顔データと前記情報取得部で取得された顔データとを比較して顔認証を行い、
これら2つの顔データが同一人物についての顔データであるときは、前記情報取得部で取得された行先階データに基づく行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
前記割当装置から割当結果を示す割当結果信号を受信すると、前記報知部に、割当結果を示す情報を報知させ、
前記二次元バーコードに、顔データ及び行先階データに加えて、前記エレベータを設置するビルの利用を許可する識別情報としての許可ビル識別情報が含まれている場合は、前記顔認証を実行し、前記許可ビル識別情報が含まれていない場合は、前記顔認証を実行しない、
顔認証行先階登録装置。 - 前記行先階データには、前記利用者のデフォルト行先階を示す情報が含まれ、
前記制御部は、
前記2つの顔データが同一人物についての顔データであるときは、前記デフォルト行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信する、
請求項1に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記行先階データには、前記利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
前記報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
前記制御部は、
前記2つの顔データが同一人物についての顔データであるときは、前記利用者に前記許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を前記表示部に表示させ、選択された行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信する、
請求項1に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記行先階データには、前記利用者のデフォルト行先階、または前記利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
前記報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
前記制御部は、
前記2つの顔データが同一人物についての顔データである場合において、前記二次元バーコードから読み取られた行先階データに前記デフォルト行先階の情報が含まれているときは、前記デフォルト行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信し、
前記2つの顔データが同一人物についての顔データである場合において、前記二次元バーコードから読み取られた行先階データに前記許可階の情報が含まれているときは、前記利用者に前記許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を前記表示部に表示させ、選択された行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信する、
請求項1に記載の顔認証行先階登録装置。 - エレベータへの乗車前に利用者により用いられる顔認証行先階登録装置であって、
利用者の顔を撮像可能なように設けられた撮像部と、
前記利用者によりかざされた二次元バーコードを読み取り、前記二次元バーコードを解析して顔に関する顔データ及び行先階に関する行先階データを取得する情報取得部と、
前記撮像部で撮像された撮像画像に基づいて前記利用者の顔の顔データを取得する顔データ取得部と、
報知を行う報知部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記二次元バーコードに顔データ及び行先階データが含まれる場合、
前記顔データ取得部で取得された顔データと前記情報取得部で取得された顔データとを比較して顔認証を行い、
これら2つの顔データが同一人物についての顔データであるときは、前記情報取得部で取得された行先階データに基づく行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
前記割当装置から割当結果を示す割当結果信号を受信すると、前記報知部に、割当結果を示す情報を報知させ、
前記行先階データには、前記利用者のデフォルト行先階及び前記利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
当該顔認証行先階登録装置の動作モードをデフォルト行先階モードまたは行先階選択モードに選択的に設定するための動作モード切替スイッチをさらに備え、
前記報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
前記制御部は、
前記動作モード切替スイッチにより動作モードが前記デフォルト行先階モードに設定されているときは、前記デフォルト行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信し、
前記動作モード切替スイッチにより動作モードが前記行先階選択モードに設定されているときは、前記利用者に前記許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を前記表示部に表示させ、前記行先階選択画面で前記利用者により選択された行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信する、
顔認証行先階登録装置。 - エレベータへの乗車前に利用者により用いられる顔認証行先階登録装置であって、
利用者の顔を撮像可能なように設けられた撮像部と、
前記利用者によりかざされた二次元バーコードを読み取り、前記二次元バーコードを解析して顔に関する顔データ及び行先階に関する行先階データを取得する情報取得部と、
前記撮像部で撮像された撮像画像に基づいて前記利用者の顔の顔データを取得する顔データ取得部と、
報知を行う報知部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記二次元バーコードに顔データ及び行先階データが含まれる場合、
前記顔データ取得部で取得された顔データと前記情報取得部で取得された顔データとを比較して顔認証を行い、
これら2つの顔データが同一人物についての顔データであるときは、前記情報取得部で取得された行先階データに基づく行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を割当装置に送信し、
前記割当装置から割当結果を示す割当結果信号を受信すると、前記報知部に、割当結果を示す情報を報知させ、
前記行先階データには、前記利用者のデフォルト行先階及び前記利用者の利用が許容される1つ以上の許可階を示す情報が含まれ、
前記報知部は、視認可能な情報を表示する表示部であり、
前記制御部は、
前記2つの顔データが同一人物についての顔データであると判断したときは、自装置識別情報を含む動作モード設定要求信号を前記割当装置に送信し、
前記割当装置から前記動作モード設定要求信号に対する応答としてデフォルト行先階モードを指定する動作モード設定信号を受信したときは、前記デフォルト行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信し、
前記割当装置から前記動作モード設定要求信号に対する応答として行先階選択モードを指定する動作モード設定信号を受信したときは、前記利用者に前記許可階の中から行先階を選択させる行先階選択画面を前記表示部に表示させ、前記行先階選択画面で前記利用者により選択された行先階を前記エレベータに割り当てることを要求する割当要求信号を前記割当装置に送信する、
顔認証行先階登録装置。 - 前記割当装置は、前記行先階を複数台のエレベータのうちのいずれか1台に割り当てるように構成されており、
前記制御部は、前記割当装置から割当結果信号を受信すると、前記報知部に、前記複数台のエレベータのうち前記行先階に対して割り当てられたエレベータを特定するための情報を報知させる、
請求項1から6のいずれか1項に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記情報取得部は、前記所定情報媒体から、前記利用者の利用が許容されるビルを示す許可ビル識別情報をさらに取得し、
前記制御部は、
前記情報取得部で取得された許可ビル識別情報を前記割当装置に出力し、
前記割当装置から、前記情報取得部で取得された許可ビル識別情報が所定ビル識別情報と一致しないことを示す情報を受信したときは、前記報知部に、前記利用者によるこのビルのエレベータの利用が許可されないことを示す情報を報知させる、
請求項5又は6に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記情報取得部は、前記二次元バーコードから、前記利用者の利用が許容されるエレベータバンクを示す許可バンク識別情報をさらに取得し、
前記制御部は、
前記情報取得部で取得された許可バンク識別情報を前記割当装置に出力し、
前記割当装置から、前記情報取得部で取得された許可バンク識別情報が所定バンク識別情報と一致しないことを示す情報を受信したときは、前記報知部に、前記利用者によるこのバンクのエレベータの利用が許可されないことを示す情報を報知させる、
請求項1から8のいずれか1項に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記制御部は、前記情報取得部で前記二次元バーコードから顔データと行先階データとの少なくとも一方を取得できなかったときは、前記報知部に、前記二次元バーコードが不良であることを示す情報を報知させる、
請求項1から9のいずれか1項に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記制御部は、前記2つの顔データが同一人物についての顔データではないと判断したときは、前記報知部に、顔認証が成功しなかったことを示す情報を報知させる、
請求項1から10のいずれか1項に記載の顔認証行先階登録装置。 - 前記二次元バーコードは、前記情報取得部のみにより読み取り可能なように暗号化された二次元バーコードである、
請求項1から11のいずれか1項に記載の顔認証行先階登録装置。 - 少なくとも1台のエレベータと、
請求項1から12のいずれか1項に記載の顔認証行先階登録装置と、
前記顔認証行先階登録装置から送信される割当要求信号に基づいてエレベータの割当を行う割当装置と、を備える、
エレベータシステム。 - 前記顔認証行先階登録装置は、エレベータ乗場と、前記エレベータ乗場に至る経路上に配置されるセキュリティゲートとの少なくとも一方に配置される、
請求項13に記載のエレベータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021030848A JP7226464B2 (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021030848A JP7226464B2 (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022131741A JP2022131741A (ja) | 2022-09-07 |
JP7226464B2 true JP7226464B2 (ja) | 2023-02-21 |
Family
ID=83152791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021030848A Active JP7226464B2 (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7226464B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001160118A (ja) | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Konica Corp | Idカード発行システム |
JP2001256501A (ja) | 2000-03-10 | 2001-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 個人認証システム |
JP2005135310A (ja) | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | チェックインシステム |
JP2011048817A (ja) | 2009-07-27 | 2011-03-10 | King Tsushin Kogyo Kk | 入退出管理システム |
JP2014222445A (ja) | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社デンソーウェーブ | 認証システム |
WO2018016022A1 (ja) | 2016-07-20 | 2018-01-25 | 三菱電機株式会社 | セキュリティゲートおよびエレベータシステム |
CN208361617U (zh) | 2018-05-30 | 2019-01-11 | 深圳市飞瑞斯科技有限公司 | 一种施工升降机的授权装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05233783A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 顔画像識別カード照合処理方法 |
-
2021
- 2021-02-26 JP JP2021030848A patent/JP7226464B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001160118A (ja) | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Konica Corp | Idカード発行システム |
JP2001256501A (ja) | 2000-03-10 | 2001-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 個人認証システム |
JP2005135310A (ja) | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | チェックインシステム |
JP2011048817A (ja) | 2009-07-27 | 2011-03-10 | King Tsushin Kogyo Kk | 入退出管理システム |
JP2014222445A (ja) | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社デンソーウェーブ | 認証システム |
WO2018016022A1 (ja) | 2016-07-20 | 2018-01-25 | 三菱電機株式会社 | セキュリティゲートおよびエレベータシステム |
CN208361617U (zh) | 2018-05-30 | 2019-01-11 | 深圳市飞瑞斯科技有限公司 | 一种施工升降机的授权装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022131741A (ja) | 2022-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3412614B1 (en) | Elevator notifications on mobile device associated with user identification device | |
JP2019023124A (ja) | エレベーターシステム、画像認識方法及び運行制御方法 | |
JP4933384B2 (ja) | エレベータ警備システム | |
JP7047891B1 (ja) | エレベータシステム | |
US20230038903A1 (en) | Human-machine interface device for building systems | |
JP7226464B2 (ja) | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム | |
JP2022156120A (ja) | 顔認証システム | |
JP2020128272A (ja) | 携帯端末、プログラム、及びエレベータシステム | |
JP7338724B1 (ja) | 顔認証セキュリティゲートシステム、エレベータシステム | |
JP7327556B1 (ja) | エレベータシステム | |
US20230095529A1 (en) | Visit assistance apparatus, visit assistance method, and non-transitory computerreadable medium storing program | |
JP2023015599A (ja) | 行先階登録装置 | |
JP7136253B1 (ja) | エレベータシステム、携帯端末 | |
JP7099564B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP6392392B1 (ja) | 配車システム | |
JP7276527B1 (ja) | エレベータシステム、携帯端末、プログラム、及び携帯端末の制御方法 | |
JP7327543B1 (ja) | 顔認証行先階登録装置、エレベータシステム | |
JP7452731B1 (ja) | 行先階登録システムおよび行先階登録システムの制御方法 | |
JP7188509B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP7392042B1 (ja) | 乗場行先階登録装置 | |
JP7168044B1 (ja) | エレベータシステム | |
JP2018156258A (ja) | 配車システム | |
JP6392393B1 (ja) | 配車システム | |
WO2021070255A1 (ja) | エレベータの表示システム | |
JP2023014522A (ja) | 情報表示システム及び情報表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220315 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220512 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20220706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230123 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7226464 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |