JP2001256501A - 個人認証システム - Google Patents

個人認証システム

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JP2001256501A
JP2001256501A JP2000066483A JP2000066483A JP2001256501A JP 2001256501 A JP2001256501 A JP 2001256501A JP 2000066483 A JP2000066483 A JP 2000066483A JP 2000066483 A JP2000066483 A JP 2000066483A JP 2001256501 A JP2001256501 A JP 2001256501A
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JP2000066483A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kojima
良宏 小島
Tetsuya Kannou
哲哉 観音
Keiichi Kobayashi
圭一 小林
Toshihiro Yoshioka
稔弘 吉岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の個人認証装置だけで、個人識別情報が
記憶された二次元コードと認証対象者の個人識別可能な
画像の両方を読み取り、互いの読み取り結果を照合する
ことによって認証対象者が本人であるかどうか確認する
ことができる個人認証システムを提供する。 【解決手段】 個人認証装置は、二次元コードや個人識
別可能な画像データを入力する画像入力手段と、二次元
コードを読み取る二次元コード読み取り手段と、個人識
別情報を検出する個人識別情報検出手段と、二次元コー
ド読み取り手段から得られるデータと個人識別情報検出
手段から得られた個人識別情報を照合する照合手段を備
え、画像入力手段、二次元コード読み取り手段、個人識
別情報検出手段、照合手段が一体に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人認証が必要な
物品と個人とを照合する個人認証システムに関するもの
である。特に、個人認証が必要な物品に個人識別情報が
記録してある二次元コードを貼付し、二次元コードを読
み取ったデータ(個人識別情報)と認証対象者の個人識
別情報とを照合することによって、個人認証を行う個人
認証システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】個人識別情報が記録してある二次元コー
ドを用いて、個人認証を行う個人認証システムの例とし
ては、例えば、特開平9−70398号公報「個人識別
装置」に示されている。図3はこの従来の個人認証シス
テムの構成図を示すものである。
【0003】図3において、131は二次元コードであ
り、指紋、掌形、指形、耳形等の個人識別情報そのもの
がコード化されて記録されたものであり、個人認証が必
要な物品に貼付される。132は二次元コード読み取り
器であり、個人識別情報が記録されている二次元コード
31を読み取るものである。133は個人識別情報読み
取り器であり、認証対象者の指紋、掌形、指形、耳形等
の個人識別情報を読み込むものである。134はホスト
コンピュータであり、個人識別情報読み取り器133か
ら得られた個人識別情報と二次元コード読み取り器13
2から得られたデータとを照合するものである。135
は表示器であり、ホストコンピュータ34から得られた
照合結果を表示するものである。
【0004】以上のように構成された従来の個人認証シ
ステムについて、以下その動作を説明する。
【0005】二次元コード読み取り器132は、個人認
証が必要な物品に貼付された二次元コード131を読み
取り、読み取ったデータをホストコンピュータ134へ
出力する。個人識別情報読み取り器133は、認証対象
の個人から個人識別情報を読み取り、これをホストコン
ピュータ134へ出力する。ホストコンピュータ134
は、二次元コード読み取り器132から得られたデータ
と個人識別情報読み取り器133から得られた個人識別
情報とを照合し、照合結果を表示器135に表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、認証作業の際、オペレータは二次元コードを
読み取る二次元コード読み取り器132と認証対象者の
個人識別情報を読み取る個人識別情報読み取り器133
の二つの読み取り器を操作する必要があるので、作業効
率が非常に悪いという問題があった。また、2つの読み
取り器を必要とするため、省スペース化が図れないとい
う問題もあった。特に、認証精度を高めるために、例え
ば、指紋と指型のように複数種類の個人識別情報を利用
して個人認証を行う場合、従来の個人認証システムでは
複数の個人識別情報読み取り器133が必要となるた
め、更に操作性が悪くなり、また、これらの読み取り器
を配置するスペースが更に必要になるという問題が生じ
た。
【0007】また、個人識別情報そのものをコード化し
て二次元コードに記録するため、データ容量に限界のあ
る二次元コードに必要な個人識別情報を全て記録できな
いという問題もあった。
【0008】本発明はかかる従来の個人認証システムの
課題に鑑み、二次元コードと個人識別情報の両方を読み
取ることができる個人認証装置を用いることによって、
個人認証の作業を円滑に行うことが可能で、かつ、従来
の個人認証システムに比べ省スペース化を図ることがで
きる個人認証システムを提供することを目的とする。ま
た、個人識別情報そのものを二次元コードに記録せず、
個人識別情報をデータ圧縮して二次元コードに記録した
り、データ量の少ない、精度の良い個人識別情報を用い
ることによって、高精度な個人認証が行える個人認証シ
ステムを提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の個人認証システムは、個人識別可能な
少なくとも1種類以上の画像データから検出された少な
くとも1種類以上の個人識別情報が記録された二次元コ
ードと、前記二次元コードに記録されたデータと前記個
人識別可能な少なくとも1種類以上の各画像データから
得られる少なくとも1種類以上の個人識別情報とを照合
することによって個人認証を行う個人認証装置を具備
し、前記個人認証装置は、前記二次元コードを含んだ画
像データや前記個人識別可能な画像データを入力する画
像入力手段と、前記二次元コードを含んだ画像データか
ら前記二次元コードに記録されたデータを求める二次元
コード読み取り手段と、前記個人識別可能な少なくとも
1種類以上の各画像データから少なくとも1種類以上の
各個人識別情報を検出する少なくとも1つ以上の個人識
別情報検出手段と、前記二次元コード読み取り手段から
得られたデータと前記各個人識別情報検出手段から得ら
れた少なくとも1種類以上の各個人識別情報とを照合す
る照合手段を備え、前記画像入力手段、前記二次元コー
ド読み取り手段、前記少なくとも1つ以上の個人識別情
報検出手段、前記照合手段が一体に構成されているもの
である。
【0010】本発明の第2の個人認証システムは、個人
識別可能な少なくとも1種類以上の画像データから検出
された少なくとも1種類以上の個人識別情報がデータ圧
縮して記録された二次元コードと、前記二次元コードに
記録された圧縮データを伸長したデータと前記個人識別
可能な少なくとも1種類以上の各画像データから得られ
る少なくとも1種類以上の各個人識別情報とを照合する
ことによって個人認証を行う個人認証装置を具備し、前
記個人認証装置は、前記二次元コードを含んだ画像デー
タや前記個人識別可能な画像データを入力する画像入力
手段と、前記二次元コードを含んだ画像データから前記
二次元コードに記録された圧縮データを求める二次元コ
ード読み取り手段と、前記二次元コード読み取り手段か
ら得られた圧縮データを伸長するデータ伸長手段と、前
記個人識別可能な少なくとも1種類以上の各画像データ
から少なくとも1種類以上の各個人識別情報を検出する
少なくとも1つ以上の個人識別情報検出手段と、前記デ
ータ伸長手段から得られたデータと前記各個人識別情報
検出手段から得られた少なくとも1種類以上の各個人識
別情報とを照合する照合手段を備え、前記画像入力手
段、前記二次元コード読み取り手段、前記データ伸長手
段、前記少なくとも1つ以上の個人識別情報検出手段、
前記照合手段が一体に構成されているものである。
【0011】本発明の第3の個人認証システムは、本発
明の第1の発明において、個人認証装置が画像入力手段
から得られた二次元コードを含んだ画像データまたは個
人識別可能な少なくとも1種類以上の画像データの種類
を自動識別する画像種別認識手段を備え、前記画像種別
認識手段、画像入力手段、二次元コード読み取り手段、
少なくとも1つ以上の個人識別情報検出手段、照合手段
が一体に構成されているものである。
【0012】本発明の第4の個人認証システムは、本発
明の第2の発明において、個人認証装置が画像入力手段
から得られた二次元コードを含んだ画像データまたは個
人識別可能な少なくとも1種類以上の画像データの種類
を自動識別する画像種別認識手段を備え、前記画像種別
認識手段、画像入力手段、二次元コード読み取り手段、
データ伸長手段、少なくとも1つ以上の個人識別情報検
出手段、照合手段が一体に構成されているものである。
【0013】本発明の第5の個人認証システムは、本発
明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像デ
ータが指紋、掌紋であり、個人識別情報が指紋、掌紋の
特徴点データである。
【0014】本発明の第6の個人認証システムは、本発
明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像デ
ータが指であり、個人識別情報が指の関節の間隔、指の
太さ、指の皺の数等の指形状の特徴データである。
【0015】本発明の第7の個人認証システムは、本発
明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像デ
ータが掌であり、個人識別情報が掌の各指の長さ、太
さ、及び、関節の間隔等の掌形状の特徴データである。
【0016】本発明の第8の個人認証システムは、本発
明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像デ
ータが耳介、虹彩であり、個人識別情報が耳介、虹彩の
局所的な濃淡情報である。
【0017】本発明の第9の個人認証システムは、本発
明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像デ
ータが顔であり、個人識別情報が目、鼻、口等の顔部品
の濃淡情報である。
【0018】本発明の第10の個人認証システムは、本
発明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像
データが顔であり、個人識別情報が目、鼻、口等の顔部
品の形状や相対的な位置情報である。
【0019】本発明の第11の個人認証システムは、本
発明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像
データがサインであり、個人識別情報がサインを構成す
る各文字の局所的な濃淡情報である。
【0020】本発明の第12の個人認証システムは、本
発明の第1〜第4の発明において、個人識別可能な画像
データがサインであり、個人識別情報がサインを構成す
る各文字の局所的な輪郭線の方向成分である。
【0021】
【発明の実施の形態】上記構成により、本発明の第1、
第2の個人認証システムは、個人認証装置が、個人識別
情報が記憶された二次元コードと認証対象者の個人識別
可能な画像データの両方を読み取り、互いの読み取り結
果を照合することによって、認証対象者が本人であるか
どうか確認するので、1台の装置だけで個人認証を行う
ことができる。つまり、従来例のように、二次元コード
を読み取る装置と個人識別情報を読み取る装置を別々に
操作する必要がないので、個人認証の作業を円滑に行う
ことができ、かつ、省スペース化を図ることができる。
【0022】また、本発明の第2の個人認証システム
は、二次元コードに個人識別情報をデータ圧縮して記録
し、個人認証装置では、二次元コード読み取り手段が二
次元コードから圧縮データを読み取った後、データ伸長
手段が圧縮データを伸長して元の個人識別情報を復元す
るので、二次元コードに記録するデータ量を個人識別情
報そのものより小さくすることができ、個人認証を必要
とする物品に貼付する二次元コードのサイズを小さくす
ることができる。
【0023】また、本発明の第3、第4の個人認証シス
テムは、個人認証装置において、画像種別認識手段が読
み取り対象の画像データの種類を識別するので、二次元
コード及び、各個人識別可能な画像データを予め定めら
れた順番で読み取る必要がなく、個人認証装置の操作性
を更に良くすることができる。
【0024】また、本発明の第5の個人認証システム
は、個人識別情報として、指紋、掌紋の画像データから
検出した特徴点データを用いることにより、指紋、掌紋
画像の歪みに強い安定した個人認証を行うことができ
る。また、画像データそのものに比べ、二次元コードに
記憶すべきデータ量を非常に小さくすることができるの
で、個人認証を必要とする物品に貼付する二次元コード
のサイズを非常に小さくすることができる。
【0025】また、本発明の第6の個人認証システム
は、個人識別情報として、指の画像データから検出した
指の関節の間隔、指の太さ、指の皺の数等の指形状の特
徴データを用いることにより、指画像の歪みに強い安定
した個人認証を行うことができる。また、画像データそ
のものに比べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を非
常に小さくすることができるので、個人認証を必要とす
る物品に貼付する二次元コードのサイズを非常に小さく
することができる。
【0026】また、本発明の第7の個人認証システム
は、個人識別情報として、掌の画像データから検出した
掌の各指の長さ、太さ、及び、関節の間隔等の掌形状の
特徴データを用いることにより、掌画像の歪みに強い安
定した個人認証を行うことができる。また、画像データ
そのものに比べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を
非常に小さくすることができるので、個人認証を必要と
する物品に貼付する二次元コードのサイズを非常に小さ
くすることができる。
【0027】また、本発明の第8の個人認証システム
は、個人識別情報として、耳介、虹彩の画像データから
検出した耳介、虹彩の局所的な濃淡情報を用いることに
より、耳介、虹彩画像の歪みに強い安定した個人認証を
行うことができる。また、画像データそのものに比べ、
二次元コードに記憶すべきデータ量を非常に小さくする
ことができるので、個人認証を必要とする物品に貼付す
る二次元コードのサイズを非常に小さくすることができ
る。
【0028】また、本発明の第9の個人認証システム
は、個人識別情報として、顔の画像データから検出した
目、鼻、口等の顔部品の濃淡情報を用いることにより、
顔画像の歪みに強い安定した個人認証を行うことができ
る。また、画像データそのものに比べ、二次元コードに
記憶すべきデータ量を非常に小さくすることができるの
で、個人認証を必要とする物品に貼付する二次元コード
のサイズを非常に小さくすることができる。
【0029】また、本発明の第10の個人認証システム
は、個人識別情報として、顔の画像データから検出した
目、鼻、口等の顔部品の形状や相対的な位置情報を用い
ることにより、顔画像の歪みに強い安定した個人認証を
行うことができる。また、画像データそのものに比べ、
二次元コードに記憶すべきデータ量を非常に小さくする
ことができるので、個人認証を必要とする物品に貼付す
る二次元コードのサイズを非常に小さくすることができ
る。
【0030】また、本発明の第11の個人認証システム
は、個人識別情報として、サインの画像データから検出
したサインを構成する各文字の局所的な濃淡情報を用い
ることにより、サイン画像の歪みに強い安定した個人認
証を行うことができる。また、画像データそのものに比
べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を非常に小さく
することができるので、個人認証を必要とする物品に貼
付する二次元コードのサイズを非常に小さくすることが
できる。
【0031】また、本発明の第12の個人認証システム
は、個人識別情報として、サインの画像データから検出
したサインを構成する各文字の局所的な輪郭線の方向成
分を用いることにより、サイン画像の歪みに強い安定し
た個人認証を行うことができる。また、画像データその
ものに比べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を非常
に小さくすることができるので、個人認証を必要とする
物品に貼付する二次元コードのサイズを非常に小さくす
ることができる。
【0032】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、
本発明の第1の実施の形態を説明するにあたり、個人識
別可能な画像データを掌紋とし、個人識別情報を掌紋の
特徴点データとする。
【0033】図1は、本発明の実施の形態における個人
認証システムの構成を示すブロック図である。
【0034】図1において、1は認証対象者の掌であ
る。2は二次元コードであり、個人認証が必要な物品に
貼付されている。二次元コード2には、予め、その物品
の使用が許可された人物の掌1から検出された掌紋の特
徴点データがコード化されて記録されているものとす
る。なお、掌紋の特徴点データとは、掌紋隆線上の変化
点(端点、分岐点)の位置、または、変化点同士の位置
関係を示すデータのことである。
【0035】3は個人認証装置であり、二次元コード2
や掌1を含む画像データを入力し、二次元コード2から
得られたデータと掌1から検出された掌紋の特徴点デー
タとを照合することによって個人認証を行うものであ
る。4は表示手段であり、個人認証装置から出力された
照合結果を表示するものである。
【0036】個人認証装置3において、31はCCDカ
メラ等の視覚センサを有する画像入力手段であり、二次
元コード2や掌1を含む画像の映像信号を視覚センサを
用いて入力するものである。32はA/D変換手段であ
り、画像入力手段31から得られたアナログの映像信号
を量子化することによって、ディジタルな画像データに
変換するものである。33は画像メモリであり、A/D
変換手段32から出力されたディジタルな画像データを
記憶するものである。34は二次元コード読み取り手段
であり、画像メモリ33に記憶された二次元コード2を
含んだ画像データから二次元コード2をデコードするも
のである。35は掌紋特徴点データ検出手段であり、画
像メモリ33に記憶された掌1を含んだ画像データから
掌紋の特徴点データを検出するものである。36は照合
手段であり、二次元コード読み取り手段34から得られ
たデータと掌紋特徴点データ検出手段35から検出され
た掌紋の特徴点データとを照合するものである。なお、
個人認証装置3において、上記画像入力手段31、A/
D変換手段32、画像メモリ33、二次元コード読み取
り手段34、掌紋特徴点データ検出手段35、照合手段
36は、例えば、ハンドヘルド可能な一つのケース内に
内蔵されているものとする。
【0037】以上のように構成された本実施の形態の個
人認証システムを用いた個人認証の手順について以下説
明する。
【0038】オペレータは、まず、個人認証装置3を用
いて、個人認証が必要な物品に貼付された二次元コード
2の読み取りを行う。次に、オペレータは、個人認証装
置3を用いて、認証対象者の掌1の読み取りを行う。個
人認証装置3は、二次元コード2から得られるデータと
掌から検出される掌紋の特徴点データとを照合し、その
照合結果を表示手段4に出力する。オペレータは表示手
段4に表示された結果から認証対象者が本人かどうか判
断する。
【0039】次に、上記手順に従って、個人認証装置3
の動作を説明する。
【0040】まず、画像入力手段31が二次元コード2
を含む画像を入力する。具体的には、読み取り対象物か
らの反射光を視覚センサが受光して映像信号に変換し、
このアナログの映像信号がA/D変換手段32に出力さ
れる。A/D変換手段32は、アナログの映像信号をデ
ィジタルな画像データに変換し、この画像データを画像
メモリ33に記憶する。二次元コード読み取り手段34
は、画像メモリ33に記憶された二次元コード2を含む
画像データから二次元コード2をデコードし、デコード
データを照合手段36へ出力する。なお、デコードデー
タは、予め二次元コード2に記憶されている物品の使用
が許可された人物の掌紋特徴点データである。
【0041】次に、画像入力手段31は認証対象者の掌
1を含む画像を入力する。掌1を含む画像も、上記二次
元コード2を含む画像同様にA/D変換手段でディジタ
ルな画像データに変換され、画像メモリ33に記憶され
る。
【0042】掌紋特徴点データ検出手段35は、画像メ
モリ33に記憶された掌1を含む画像データから掌1の
掌紋の特徴点データを検出し、照合手段36へ出力す
る。
【0043】最後に、照合手段36は、二次元コード読
み取り手段34から得られたデコードデータと掌紋特徴
点データ検出手段35から得られた掌紋の特徴点データ
を照合し、照合結果を表示手段4に出力する。
【0044】このように、本実施の形態によれば、1台
の個人認証装置3だけで、二次元コード2と認証対象者
の掌1の両方の画像データとを読み取り、互いの読み取
り結果を照合することによって、認証対象者が本人であ
るかどうか確認することができる。故に、従来例のよう
に、二次元コードを読み取る装置と掌1の掌紋を読み取
る装置を別々に操作することなく、個人認証を行うこと
ができる。従って、本実施の形態は従来例に比べ、個人
認証の作業を円滑に行うことができ、また、2つの読み
取り器を用いる必要がないので、省スペース化を図るこ
とができる。また、個人識別情報として、掌の画像デー
タから検出した掌紋の特徴点データを用いることによ
り、掌の画像の歪みに強い安定した個人認証を行うこと
ができる。また、掌紋の特徴点データのデータ量は、掌
紋の画像データのデータ量に比べ非常に小さいので、二
次元コードに記憶すべきデータ量を大幅に小さくするこ
とができる。即ち、二次元コードのラベルのサイズを非
常に小さくすることができ、非常に小さなスペースにも
二次元コードのラベルを貼付することができるようにな
る。
【0045】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、
本発明の第2の実施の形態を説明するにあたり、個人識
別可能な画像データを掌とし、個人識別情報を掌紋の特
徴点データと掌形状の特徴データとする。
【0046】図2は、本発明の第2の実施の形態におけ
る個人認証システムの構成を示すブロック図である。
【0047】図2において、1は認証対象者の掌であ
る。2は二次元コードであり、個人認証が必要な物品に
貼付されている。二次元コード2には、予めその物品の
使用が許可された人物の掌から検出された掌紋の特徴点
データと掌形状の特徴データから成る個人識別情報がデ
ータ圧縮された後、コード化されて記録されているもの
とする。なお、掌紋の特徴点データとは、掌紋隆線上の
変化点(端点、分岐点)の位置、または、変化点同士の
位置関係を示すデータのことであり、また、掌形状の特
徴データとは、掌の各指の長さ、太さ、及び、関節の間
隔等を示すデータのことである。また、データ圧縮の方
法としては、ランレングス法、ハフマン法、LZ(Le
mpel−Ziv)法、算術圧縮法等が用いられる。3
は個人認証装置であり、二次元コード2や掌1を含む画
像データを入力し、二次元コード2から得られたデータ
と、掌1から検出された掌紋の特徴点データと掌形状の
特徴データから成る個人識別情報とを照合することによ
って個人認証を行うものである。4は表示手段であり、
個人認証装置から出力された照合結果を表示するもので
ある。
【0048】個人認証装置3において、31はCCDカ
メラ等の視覚センサを有する画像入力手段であり、二次
元コード2や掌1を含む画像の映像信号を視覚センサを
用いて入力するものである。32はA/D変換手段であ
り、画像入力手段31から得られたアナログの映像信号
を量子化することによって、ディジタルな画像データに
変換するものである。33は画像メモリであり、A/D
変換手段32から出力されたディジタルな画像データを
記憶するものである。34は二次元コード読み取り手段
であり、画像メモリ33に記憶された二次元コード2を
含んだ画像データから二次元コード2をデコードするも
のである。37はデータ伸長手段であり、二次元コード
読み取り手段34から得られた個人識別情報の圧縮デー
タをデータ伸長するものである。35は掌紋特徴点デー
タ検出手段であり、画像メモリ33に記憶された掌1を
含んだ画像データから掌紋の特徴点データを検出するも
のである。38は掌形状特徴データ検出手段であり、画
像メモリ33に記憶された掌1を含んだ画像データから
掌形状の特徴データを検出するものである。36は照合
手段であり、データ伸長手段37から得られたデータ
と、掌紋特徴点データ検出手段35から検出された掌紋
の特徴点データと掌形状特徴データ検出手段38から検
出された掌形状の特徴データから成る個人識別情報とを
照合するものである。39は画像種別認識手段であり、
画像メモリ33に記憶された画像データの種類を識別す
るものである。なお、個人認証装置3において、上記画
像入力手段31、A/D変換手段32、画像メモリ3
3、二次元コード読み取り手段34、掌紋特徴点データ
検出手段35、照合手段36、データ伸長手段37、掌
形状特徴データ検出手段38、画像種別認識手段39
は、例えばハンドヘルド可能な一つのケース内に内蔵さ
れているものとする。
【0049】以上のように構成された本実施の形態の個
人認証システムを用いた個人認証の手順について以下説
明する。
【0050】オペレータは、まず、個人認証装置3を用
いて、個人認証が必要な物品に貼付された二次元コード
2の読み取りを行う。次に、オペレータは、個人認証装
置3を用いて、認証対象者の掌1の読み取りを行う。但
し、本実施例では、二次元コードと掌1を読み取る順番
はどちらが先でも構わないものとする。個人認証装置3
は、二次元コード2から得られる圧縮データをデータ伸
長したデータと、掌から検出される掌紋の特徴点データ
と掌形状特徴データから成る個人識別情報を照合し、そ
の照合結果を表示手段4に出力する。オペレータは表示
手段4に表示された結果から認証対象者が本人かどうか
判断する。
【0051】次に、上記手順に従って、個人認証装置3
の動作を説明する。
【0052】まず、画像入力手段31が二次元コード
2、または、認証対象者の掌1を含む画像を入力する。
具体的には、読み取り対象物からの反射光を視覚センサ
が受光して映像信号に変換し、このアナログの映像信号
がA/D変換手段32に出力される。A/D変換手段3
2は、アナログの映像信号をディジタルな画像データに
変換し、この画像データを画像メモリ33に記憶する。
【0053】画像種別認識手段39は、画像メモリ33
に記憶された画像データが二次元コード2を含む画像デ
ータか、認証対象者の掌1を含む画像データかを認識す
る。認識した結果、画像データが二次元コード2を含む
画像ならば、二次元コード読み取り手段34が、画像メ
モリ33に記憶された画像データから二次元コード2を
デコードし、デコードデータをデータ伸長手段37へ出
力する。なお、デコードデータは、予め二次元コード2
に記憶されている物品の使用が許可された人物の掌紋の
特徴点データと掌形状の特徴データから成る個人識別情
報がデータ圧縮されたものである。データ伸長手段37
は、二次元コード読み取り手段34から得られたデコー
ドデータをデータ伸長し、このデータを照合手段36へ
出力する。
【0054】逆に、画像種別認識手段39が、画像デー
タが認証対象者の掌1を含む画像データであると認識し
た場合には、掌紋特徴点データ検出手段35が、画像メ
モリ33に記憶された掌1を含む画像データから掌1の
掌紋の特徴点データを検出し、同時に、掌形状特徴デー
タ検出手段38が、画像メモリ33に記憶された掌1を
含む画像データから掌形状の特徴データを検出し、これ
らのデータを照合手段36へ出力する。
【0055】最後に、照合手段36は、データ伸長手段
37から得られたデータと、掌紋特徴点データ検出手段
35から得られた掌紋の特徴点データと掌形状特徴デー
タ検出手段38から得られた掌形状の特徴データを照合
し、照合結果を表示手段4に出力する。
【0056】このように、本発明の第2の実施の形態に
よれば、本発明の第1の実施の形態と同様に、1台の個
人認証装置3だけで、二次元コード2と認証対象者の掌
1の両方の画像データとを読み取り、互いの読み取り結
果を照合することによって、認証対象者が本人であるか
どうか確認することができる。故に、従来例のように、
二次元コードを読み取る装置と掌1の掌紋を読み取る装
置を別々に操作することなく、個人認証を行うことがで
きる。従って、本実施の形態は従来例に比べ、個人認証
の作業を円滑に行うことができ、また、2つの読み取り
器を用いる必要がないので、省スペース化を図ることが
できる。
【0057】更に、本発明の第2の実施の形態では、個
人認証装置3において、画像種別認識手段35が画像メ
モリ33に記憶された画像データの種類を自動識別する
ので、本発明の第1の実施の形態のように、二次元コー
ド及び、各個人識別可能な画像データを予め定められた
順番で読み取る必要がなく、個人認証装置の操作性を更
に良くすることができる。
【0058】更に、本発明の第2の実施の形態では、掌
1の掌紋の特徴点データと掌1の形状特徴データの2種
類の個人識別情報を用いて個人認証を行うので、第1の
実施の形態に比べて、高精度な個人認証を行うことがで
きる。
【0059】更に、本発明の第2の実施の形態では、二
次元コード2に掌1の掌紋の特徴点データと掌1の形状
特徴データをデータ圧縮して記録し、個人認証装置3で
は、データ伸長手段37が二次元コード読み取り手段3
4から得られた圧縮データを伸長して元の個人識別情報
を復元する。よって、二次元コードに記録するデータ量
を、掌1の掌紋の特徴点データと掌1の形状特徴データ
の2種類の個人識別情報を合わせたものより小さくする
ことができるので、二次元コードのラベルのサイズも同
様に、2種類の個人識別情報を合わせたデータをそのま
ま記録した二次元コードより小さくすることができる。
【0060】なお、上記第1、第2の実施の形態では、
個人認証装置3における二次元コード読み取り手段3
4、掌紋特徴点データ検出手段35、照合手段36、デ
ータ伸長手段37、掌形状特徴データ検出手段38、画
像種別認識手段39を専用のハードウェアにより構成し
たが、これに代えて、同様の機能をマイクロコンピュー
タ上のソフトウェアで実現してもよい。
【0061】また、上記第1、第2の実施の形態では、
個人識別可能な画像データを掌紋または掌とし、個人識
別情報を掌紋の特徴点データ、または、掌形状の特徴デ
ータとしたが、以下に示すような個人識別可能な画像デ
ータ及び個人識別情報を用いてもよい。 (a)画像データは指紋、個人識別情報は指紋の特徴点
データ。 (b)画像データは指、個人識別情報は指の関節の間
隔、指の太さ、指の皺の数等の指形状の特徴データ。 (c)画像データは耳介、虹彩、個人識別情報は耳介、
虹彩の局所的な濃淡情報。 (d)画像データは顔、個人識別情報は目、鼻、口等の
顔部品の濃淡情報。 (e)画像データは顔、個人識別情報は目、鼻、口等の
顔部品の形状や相対的な位置情報。 (f)画像データはサイン、個人識別情報はサインを構
成する各文字の局所的な濃淡情報。 (g)画像データはサイン、個人識別情報はサインを構
成する各文字の局所的な輪郭線の方向成分。
【0062】このような個人識別情報を用いることによ
って、画像データの歪みに強い安定した個人認証を行う
ことができる。また、各個人識別情報のデータ量は、元
の画像データのデータ量に比べ非常に小さいので、二次
元コードに記憶すべきデータ量を大幅に小さくすること
ができる。即ち、二次元コードのラベルのサイズを非常
に小さくすることができ、非常に小さなスペースにも二
次元コードのラベルを貼付することができるようにな
る。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の個人認証システムは、1台の個人認証装置だけ
で、個人識別情報が記憶された二次元コードと認証対象
者の個人識別可能な画像データの両方を読み取り、互い
の読み取り結果を照合することによって、認証対象者が
本人であるかどうか確認することができる。故に、従来
例のように、二次元コードを読み取る装置と個人識別情
報を読み取る装置を別々に操作することなく、個人認証
を行うことができる。よって、本実施の形態は従来例に
比べ、個人認証の作業を円滑に行うことができ、また、
2つの読み取り器を用いる必要がないので、省スペース
化を図ることができる。
【0064】また、本発明の第2の個人認証システム
は、二次元コードに個人識別情報をデータ圧縮して記録
し、個人認証装置では、二次元コード読み取り手段が二
次元コードから圧縮データを読み取った後、データ伸長
手段が圧縮データを伸長して元の個人識別情報を復元す
るので、二次元コードに記録するデータ量を個人識別情
報そのものより小さくすることができ、個人認証を必要
とする物品に貼付する二次元コードのサイズを小さくす
ることができる。
【0065】また、本発明の第3、第4の個人認証シス
テムは、個人認証装置において、画像種別認識手段が読
み取り対象の画像データの種類を識別するので、二次元
コード及び、各個人識別可能な画像データを予め定めら
れた順番で読み取る必要がなく、個人認証装置の操作性
を更に良くすることができる。
【0066】また、本発明の第5の個人認証システム
は、個人識別情報として、指紋、掌紋の画像データから
検出した特徴点データを用いることにより、指紋、掌紋
画像の歪みに強い安定した個人認証を行うことができ
る。また、画像データそのものに比べ、二次元コードに
記憶すべきデータ量を非常に小さくすることができるの
で、個人認証を必要とする物品に貼付する二次元コード
のサイズを非常に小さくすることができる。
【0067】また、本発明の第6の個人認証システム
は、個人識別情報として、指の画像データから検出した
指の関節の間隔、指の太さ、指の皺の数等の指形状の特
徴データを用いることにより、指画像の歪みに強い安定
した個人認証を行うことができる。また、画像データそ
のものに比べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を非
常に小さくすることができるので、個人認証を必要とす
る物品に貼付する二次元コードのサイズを非常に小さく
することができる。
【0068】また、本発明の第7の個人認証システム
は、個人識別情報として、掌の画像データから検出した
掌の各指の長さ、太さ、及び、関節の間隔等の掌形状の
特徴データを用いることにより、掌画像の歪みに強い安
定した個人認証を行うことができる。また、画像データ
そのものに比べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を
非常に小さくすることができるので、個人認証を必要と
する物品に貼付する二次元コードのサイズを非常に小さ
くすることができる。
【0069】また、本発明の第8の個人認証システム
は、個人識別情報として、耳介、虹彩の画像データから
検出した耳介、虹彩の局所的な濃淡情報を用いることに
より、耳介、虹彩画像の歪みに強い安定した個人認証を
行うことができる。また、画像データそのものに比べ、
二次元コードに記憶すべきデータ量を非常に小さくする
ことができるので、個人認証を必要とする物品に貼付す
る二次元コードのサイズを非常に小さくすることができ
る。
【0070】また、本発明の第9の個人認証システム
は、個人識別情報として、顔の画像データから検出した
目、鼻、口等の顔部品の濃淡情報を用いることにより、
顔画像の歪みに強い安定した個人認証を行うことができ
る。また、画像データそのものに比べ、二次元コードに
記憶すべきデータ量を非常に小さくすることができるの
で、個人認証を必要とする物品に貼付する二次元コード
のサイズを非常に小さくすることができる。
【0071】また、本発明の第10の個人認証システム
は、個人識別情報として、顔の画像データから検出した
目、鼻、口等の顔部品の形状や相対的な位置情報を用い
ることにより、顔画像の歪みに強い安定した個人認証を
行うことができる。また、画像データそのものに比べ、
二次元コードに記憶すべきデータ量を非常に小さくする
ことができるので、個人認証を必要とする物品に貼付す
る二次元コードのサイズを非常に小さくすることができ
る。
【0072】また、本発明の第11の個人認証システム
は、個人識別情報として、サインの画像データから検出
したサインを構成する各文字の局所的な濃淡情報を用い
ることにより、サイン画像の歪みに強い安定した個人認
証を行うことができる。また、画像データそのものに比
べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を非常に小さく
することができるので、個人認証を必要とする物品に貼
付する二次元コードのサイズを非常に小さくすることが
できる。
【0073】また、本発明の第12の個人認証システム
は、個人識別情報として、サインの画像データから検出
したサインを構成する各文字の局所的な輪郭線の方向成
分を用いることにより、サイン画像の歪みに強い安定し
た個人認証を行うことができる。また、画像データその
ものに比べ、二次元コードに記憶すべきデータ量を非常
に小さくすることができるので、個人認証を必要とする
物品に貼付する二次元コードのサイズを非常に小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における個人認証シ
ステムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態における個人認証シ
ステムの構成を示すブロック図
【図3】従来の個人認証システムの構成を示すブロック
【符号の説明】
1 掌 2 二次元コード 3 個人認証装置 4 表示手段 31 画像入力手段 32 A/D変換手段 33 画像メモリ 34 二次元コード読み取り手段 35 掌紋特徴点データ検出手段 36 照合手段 37 データ伸長手段 38 掌形状特徴データ検出手段 39 画像種別認識手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 5/117 G06K 7/10 P G06K 7/10 G06T 1/00 400H G06T 1/00 400 A61B 5/10 320A (72)発明者 小林 圭一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉岡 稔弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C038 FF01 FF05 FG01 VA07 VB03 VB04 VB05 VB12 VB40 VC01 VC05 5B043 AA09 BA02 BA03 BA04 BA06 EA06 EA08 FA04 GA02 GA10 HA02 HA05 5B047 AA23 AA25 AB02 BB01 BC14 5B072 AA08 BB08 CC21 DD01 DD22 DD23 DD27 GG01 GG07 LL19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人識別可能な少なくとも1種類の画像
    データから検出された少なくとも1種類の個人識別情報
    が記録された二次元コードと、前記二次元コードに記録
    されたデータとの前記個人識別情報とを照合することに
    よって個人認証を行う個人認証装置を具備し、/前記個
    人認証装置は、前記二次元コードを含んだ画像データ及
    び/又は前記個人識別可能な画像データを入力する画像
    入力手段と、前記二次元コードを含んだ画像データから
    前記二次元コードに記録されたデータを求める二次元コ
    ード読み取り手段と、前記個人識別可能な少なくとも1
    種類の各画像データから少なくとも1種類の各個人識別
    情報を検出する個人識別情報検出手段と、前記二次元コ
    ード読み取り手段から得られたデータと前記各個人識別
    情報検出手段から得られた少なくとも1種類の各個人識
    別情報とを照合する照合手段を備え、前記画像入力手
    段、前記二次元コード読み取り手段、前記少なくとも1
    つ以上の個人識別情報検出手段、前記照合手段が一体に
    構成されていることを特徴とする個人認証システム。
  2. 【請求項2】 個人識別可能な少なくとも1種類の画像
    データから検出された少なくとも1種類の個人識別情報
    がデータ圧縮して記録された二次元コードと、前記二次
    元コードに記録された圧縮データを伸長したデータと前
    記各個人識別情報とを照合することによって個人認証を
    行う個人認証装置を具備し、前記個人認証装置は、前記
    二次元コードを含んだ画像データ及び/又は前記個人識
    別可能な画像データを入力する画像入力手段と、前記二
    次元コードを含んだ画像データから前記二次元コードに
    記録された圧縮データを求める二次元コード読み取り手
    段と、前記二次元コード読み取り手段から得られた圧縮
    データを伸長するデータ伸長手段と、前記個人識別可能
    な少なくとも1種類以上の各画像データから少なくとも
    1種類以上の各個人識別情報を検出する少なくとも1つ
    以上の個人識別情報検出手段と、前記データ伸長手段か
    ら得られたデータと前記各個人識別情報検出手段から得
    られた少なくとも1種類以上の各個人識別情報とを照合
    する照合手段を備え、前記画像入力手段、前記二次元コ
    ード読み取り手段、前記データ伸長手段、前記少なくと
    も1つ以上の個人識別情報検出手段、前記照合手段が一
    体に構成されていることを特徴とする個人認証システ
    ム。
  3. 【請求項3】 個人認証装置は画像入力手段から得られ
    た二次元コードを含んだ画像データまたは少なくとも1
    種類の個人識別可能な画像データの種類を自動識別する
    画像種別認識手段である請求項1記載の個人認証システ
    ム。
  4. 【請求項4】 個人認証装置は画像入力手段から得られ
    た二次元コードを含んだ画像データまたは少なくとも1
    種類以上の個人識別可能な画像データの種類を自動識別
    する画像種別認識手段である請求項2記載の個人認証シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 個人識別可能な画像データが、指紋、掌
    紋、指形、掌形、耳介、虹彩、顔、サインを含む画像デ
    ータであることを特徴とする請求項1〜4記載の個人認
    証システム。
  6. 【請求項6】 個人識別可能な画像データが指紋、掌紋
    であり、個人識別情報が指紋、掌紋の特徴点データであ
    ることを特徴とする請求項1〜4記載の個人認証システ
    ム。
  7. 【請求項7】 個人識別可能な画像データが指であり、
    個人識別情報が指の関節の間隔、指の太さ、指の皺の数
    等の指形状の特徴データであることを特徴とする請求項
    1〜4記載の個人認証システム。
  8. 【請求項8】 個人識別可能な画像データが掌であり、
    個人識別情報が掌の各指の長さ、太さ、及び、関節の間
    隔等の掌形状の特徴データであることを特徴とする請求
    項1〜4記載の個人認証システム。
  9. 【請求項9】 個人識別可能な画像データが耳介、虹彩
    であり、個人識別情報が耳介、虹彩の局所的な濃淡情報
    であることを特徴とする請求項1〜4記載の個人認証シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 個人識別可能な画像データが顔であ
    り、個人識別情報が目、鼻、口等の顔部品の濃淡情報で
    あることを特徴とする請求項1〜4記載の個人認証シス
    テム。
  11. 【請求項11】 個人識別可能な画像データが顔であ
    り、個人識別情報が目、鼻、口等の顔部品の形状や相対
    的な位置情報であることを特徴とする請求項1〜4記載
    の個人認証システム。
  12. 【請求項12】 個人識別可能な画像データがサインで
    あり、個人識別情報がサインを構成する各文字の局所的
    な濃淡情報であることを特徴とする請求項1〜4記載の
    個人認証システム。
  13. 【請求項13】 個人識別可能な画像データがサインで
    あり、個人識別情報がサインを構成する各文字の局所的
    な輪郭線の方向成分であることを特徴とする請求項1〜
    4記載の個人認証システム。
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