JP6245153B2 - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷データに基づいて画像を形成する画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法に関する。
一般に、プリンターのような画像形成装置では、パーソナルコンピューターから印刷データが送信されると、印刷処理の事前準備として定着装置のウォームアップが行われる。定着装置のウォームアップでは、用紙にトナーを定着させる定着部材がヒーターによって予め設定された定着温度まで加熱される。一方、画像形成装置において未処理の印刷データの印刷枚数の総数が所定の閾値以上に達したことを条件にウォームアップを実行することにより、画像形成装置における電力消費量を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−233276号公報
ところで、印刷処理が終了してからある程度の期間は定着部材の温度が高いため、少ない電力消費量でウォームアップを実行することが可能である。そのため、未処理の印刷データの印刷開始条件が現在の定着部材の温度にかかわらず常に一定であれば、定着部材の温度がある程度高い場合に印刷の待ち時間が無駄に長くなるおそれがある。
本発明の目的は、定着装置における電力消費量を抑制可能な構成において、定着装置の温度状況に応じて印刷の待ち時間を短縮させることが可能な画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、記憶部と、第1取得手段と、定着部材と、加熱手段と、温度検出手段と、第2取得手段と、第1印刷制御手段とを備える。前記記憶部は、入力される印刷データが記憶される。前記第1取得部は、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数を取得する。前記定着部材は、予め定められた定着温度で用紙にトナー像を定着させる。前記加熱手段は、前記定着部材を加熱する。前記温度検出手段は、前記定着部材の現在の温度を検出する。前記第2取得手段は、前記温度検出手段により検出される前記定着部材の現在の温度に基づいて、前記加熱手段について予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する。前記第1印刷制御手段は、前記第1取得手段により取得される印刷枚数の総数が前記第2取得手段により取得される前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について印刷処理を実行する。
本発明の他の局面に係る画像形成システムは、予め定められた定着温度で用紙にトナー像を定着させる定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材の現在の温度を検出する温度検出手段とを有する画像形成装置と、前記画像形成装置に印刷データを送信可能な情報処理装置とを備える画像形成システムであって、記憶部と、第1取得手段と、第2取得手段と、第1印刷制御手段とを備える。前記記憶部は、入力される前記印刷データが記憶される。前記第1取得手段は、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数を取得する。前記第2取得手段は、前記温度検出手段により検出される前記定着部材の現在の温度に基づいて、前記加熱手段について予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する。前記第1印刷制御手段は、前記第1取得手段により取得される印刷枚数の総数が前記第2取得手段により取得される前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について印刷処理を実行する。
本発明の他の局面に係る画像形成方法は、入力される印刷データが記憶される記憶部と、予め定められた定着温度で用紙にトナー像を定着させる定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段とを備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、以下の第1ステップから第4ステップまでを含む。前記第1ステップは、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数を取得する。前記第2ステップは、前記定着部材の現在の温度を検出する。前記第3ステップは、前記第2ステップにより検出される前記定着部材の現在の温度に基づいて、前記加熱手段について予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する。前記第4ステップは、前記第1ステップにより取得される印刷枚数の総数が前記第3ステップにより取得される前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について印刷処理を実行する。
本発明によれば、定着装置における電力消費量を抑制可能な構成において、定着装置の温度状況に応じて印刷の待ち時間を短縮させることが可能になる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置で実行されるデータ送信処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される印刷制御処理の一例を示すフローチャート。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成システム100]
本発明の実施の形態に係る画像形成システム100は、図1に示すように、複数の情報処理装置10と、画像形成装置20とを備える。前記情報処理装置10及び前記画像形成装置20は、インターネット又はLANなどの通信ネットワーク30を介して接続可能である。
[情報処理装置10]
前記情報処理装置10は、図1に示すように、制御部11、操作表示部12、通信部13、及び記憶部14を備えるパーソナルコンピューターなどである。なお、前記情報処理装置10は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、又はPDA等であってもよい。
前記制御部11は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部11は、前記ROM又は前記記憶部14に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより前記情報処理装置10を統括的に制御する。なお、前記制御部11は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
前記操作表示部12は、前記制御部11からの制御指示に基づいて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部と、ユーザーによる各種の入力操作を受け付けるキーボード及びマウスなどの操作部とを備える。
前記通信部13は、前記画像形成装置20などの外部通信機器との間で、前記通信ネットワーク30を介して有線又は無線によるデータ通信を実行する。
前記記憶部14は、SSD(ソリッドステートドライブ)又はHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶部であり、前記制御部11によるデータの読み書きが可能である。また、前記記憶部14には、前記画像形成装置20で印刷される印刷データも記憶可能である。
更に、前記記憶部14には、前記制御部11に後述のデータ送信処理(図3のフローチャート参照)を実行させるためのデータ送信プログラムが予め記憶されている。なお、前記データ送信プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から前記記憶部14などの記憶手段にインストールされてもよい。
そして、前記制御部11は、図1に示すように、データ送信部111及び設定部112を含む。前記制御部11は、前記記憶部14に記憶された前記データ送信プログラムを前記CPUを用いて実行することにより、前記データ送信部111及び前記設定部112として機能する。
前記データ送信部111は、前記画像形成装置20に前記印刷データを送信する。具体的に、前記データ送信部111は、ユーザーによって前記印刷データについて印刷を指示する旨の操作入力が前記操作表示部12を用いて行われた場合に、前記印刷データを前記画像形成装置20に送信する。
なお、前記データ送信部111により前記画像形成装置20に送信された前記印刷データは、後述するように前記画像形成装置20に蓄積された未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数が一定枚数以上とならない限り印刷されない。そこで、前記データ送信部111により送信される前記印刷データには、以下に述べるように前記設定部112により強制実行時間及び印刷処理の実行通知を受ける通信装置が設定される。
前記設定部112は、前記データ送信部111によって前記画像形成装置20に送信される前記印刷データについて、前記画像形成装置20での印刷処理が強制的に実行される強制実行時間を設定する。具体的に、前記強制実行時間は、前記印刷データの印刷条件を設定するための設定画面におけるユーザーの前記操作表示部12を用いた入力操作により、前記情報処理装置10に入力される。そして、前記設定部112は、前記設定画面で入力された前記強制実行時間を示す実行時間情報を前記印刷データのヘッダー情報などに付加することで、前記印刷データに対応する前記強制実行時間を設定する。
ここで、前記強制実行時間は、ユーザーが前記印刷データの印刷物の必要時期を考慮して任意に定める時間であって、例えば、分単位で0〜120分の間で設定可能とすることが考えられる。もちろん、前記強制実行時間は時単位又は秒単位で設定されてもよく、時、分、及び秒のいずれか2つ以上の組み合わせで設定されてもよい。なお、前記強制実行時間を時刻によって設定することも考えられる。前記強制実行時間が設定された前記印刷データが前記データ送信部111によって送信されると、前記画像形成装置20は遅くとも前記強制実行時間の経過時までに前記印刷データの印刷を開始する。
また、前記設定部112は、前記データ送信部111によって前記画像形成装置20に送信される前記印刷データについて、前記画像形成装置20で前記印刷処理が実行された場合にその旨の通知を受ける通信装置を設定する。具体的に、ユーザーは、前記設定画面において前記通信装置を特定するための通信装置情報(メールアドレス又はIPアドレスなど)を入力可能である。そして、前記設定部112は、前記設定画面で入力された前記通信装置情報を前記印刷データのヘッダー情報などに付加することで、前記印刷データに対応する前記通信装置を設定する。例えば、前記印刷データに設定される前記通信装置が前記情報処理装置10又は前記情報処理装置10のユーザーが所持する携帯端末であれば、ユーザーにおいて前記印刷データの前記印刷処理の実行通知の確認が容易となる。この場合、ユーザーは、前記設定画面において前記情報処理装置10又は前記携帯端末の電子メールアドレスを前記通信装置情報として入力することにより、前記情報処理装置10又は前記携帯端末を前記通信装置として設定することが可能である。
[画像形成装置20]
前記画像形成装置20は、図1及び図2に示すように、ADF21、画像読取部22、画像形成部23、給紙部24、制御部25、操作表示部26、通信部27、及び記憶部28を備える。前記画像形成装置20は、画像データに基づいて画像を形成するプリンター機能と共に、スキャン機能、ファクシミリ機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。また、前記画像形成装置20は、前記情報処理装置10から送信された前記印刷データの印刷が可能なプリンターなどの画像形成装置であってもよい。
前記ADF21は、図2に示すように、原稿セット部211、複数の搬送ローラー212、原稿押さえ213、及び排紙部214を備える自動原稿搬送装置である。そして、前記ADF21では、前記搬送ローラー212各々が不図示のモーターで駆動されることにより、前記原稿セット部211に載置された原稿が前記画像読取部22による画像データの読取位置を通過して前記排紙部214まで搬送される。これにより、前記画像読取部22は、前記ADF21により搬送される原稿から画像データを読み取ることが可能である。
前記画像読取部22は、図2に示すように、原稿台221、読取ユニット222、ミラー223、224、光学レンズ225、及びCCD(Charge Coupled Device)226を備える。前記原稿台221は、前記画像読取部22の上面に設けられた原稿の載置部である。前記読取ユニット222は、LED光源及びミラーを備え、不図示のモーターによって副走査方向(図2における左右方向)へ移動可能である。前記LED光源は、主走査方向(図2における奥行方向)に沿って配列された多数の白色LEDを備える。前記ミラーは、前記LED光源から照射されて前記原稿台221上の読取位置にある原稿の表面で反射した後の光を前記ミラー223に向けて反射させる。そして、前記読取ユニット222の前記ミラーで反射した光は、前記ミラー223、224によって前記光学レンズ225に導かれる。前記光学レンズ225は、入射した光を集光して前記CCD226に入射させる。前記CCD226は、前記光学レンズ225から入射される光の受光量に応じた電気信号を前記原稿の画像データとして前記制御部25に入力する光電変換素子などを有する。
前記画像形成部23は、前記画像読取部22で読み取られた画像データ又は前記情報処理装置10などから入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成部である。具体的に、前記画像形成部23は、図2に示すように、感光体ドラム231、帯電装置232、露光装置(LSU)233、現像装置234、転写ローラー235、クリーニング装置236、定着装置237、及び排紙トレイ238を備える。そして、前記画像形成部23では、前記給紙部24に着脱可能な給紙カセット241から供給される用紙に以下の手順で画像が形成され、画像形成後の用紙が前記排紙トレイ238に排出される。
まず、前記帯電装置232によって前記感光体ドラム231が所定の電位に一様に帯電される。次に、前記露光装置233により前記感光体ドラム231の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム231の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム231上の静電潜像は前記現像装置234によってトナー像として現像(可視像化)される。なお、前記現像装置234には、前記画像形成部23に着脱可能なトナーコンテナ234Aからトナー(現像剤)が補給される。続いて、前記感光体ドラム231に形成されたトナー像は前記転写ローラー235によって用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像は、その用紙が前記定着装置237内部の定着ローラー237A及び加圧ローラー237Bの間を通過する際に前記定着ローラー237Aで加熱されて溶融定着する。なお、前記感光体ドラム231の表面に残存したトナーは前記クリーニング装置236で除去される。
前記定着装置237は、前記定着ローラー237Aを加熱するヒーター237Cを備える。例えば、前記ヒーター237Cは、前記定着ローラー237Aの内部又は外部に設けられるハロゲンヒーター又はIHヒーターである。前記定着ローラー237Aは、前記ヒーター237Cによって予め定められた定着温度まで加熱されることで、用紙にトナー像を定着させることが可能である。なお、前記定着温度は、画像の形成に用いられるトナーの種類や画像が形成される用紙の種類に応じて異なる。ここに、前記定着ローラー237Aが定着部材の一例である。また、前記ヒーター237Cが加熱手段の一例である。
また、前記定着装置237には、前記定着ローラー237Aの現在の温度を検出する温度検出センサー237Dが設けられている。例えば、前記温度検出センサー237Dは、前記定着ローラー237Aの現在の温度に応じて抵抗値が変化するサーミスターである。前記制御部25は、前記温度検出センサー237Dから出力される電気信号の変化に基づいて、前記定着ローラー237Aの現在の温度値を取得可能である。ここで、前記温度検出センサー237Aを用いて温度を検出するときの前記制御部25が、温度検出手段の一例である。
前記制御部25は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部25は、前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより前記画像形成装置20を統括的に制御する。なお、前記制御部25は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、前記画像形成装置20を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
前記操作表示部26は、前記制御部25からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて前記制御部25に各種の情報を入力するハードキー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
前記通信部27は、前記情報処理装置10などの外部通信機器との間で、前記通信ネットワーク30を介して有線又は無線によるデータ通信を実行する。例えば、前記通信部27は、前記情報処理装置10から送信される前記印刷データを受信する。そして、前記通信部27により受信された前記印刷データは、前記制御部25により前記記憶部28に記憶される。
前記記憶部28は、SSD又はHDDなどの記憶部である。前記記憶部28には、前記画像読取部22で読み取られた画像データ又は前記情報処理装置10から送信される前記印刷データが記憶される。
ところで、前記画像形成装置20で前記印刷処理が実行された後は、前記定着装置237の前記ヒーター237Cによる前記定着ローラー237Aの加熱動作が停止する。そのため、前記印刷処理の終了後、前記定着ローラー237Aの温度は、前記定着温度から前記画像形成装置20の設置場所の気温(室温)に向けて徐々に低下する。なお、前記画像形成装置20が、前記定着ローラー237Aの温度を前記定着温度よりも低い予め設定された待機温度に維持する構成であることも考えられる。いずれにしても、前記印刷処理が実行された後は、前記定着ローラー237Aの温度が前記定着温度よりも低い温度まで低下する。そのため、前記画像形成装置20で次の前記印刷処理が実行される場合には、前記印刷処理の事前準備として前記定着装置237のウォームアップが行われ、前記定着ローラー237Aが前記ヒーター237Cにより前記定着温度まで加熱される。一方、画像形成装置において未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数が所定の閾値以上に達したことを条件に前記ウォームアップを実行することにより、画像形成装置における電力消費量を抑制する技術が知られている。しかし、前記印刷処理が終了してからある程度の期間は前記定着ローラー237Aの温度が高く、少ない電力消費量で前記ウォームアップを実行することが可能である。そのため、未処理の前記印刷データの印刷開始条件が現在の前記定着ローラー237Aの温度にかかわらず常に一定であれば、前記定着ローラー237Aの温度がある程度高い場合に印刷の待ち時間が無駄に長くなるおそれがある。
これに対し、本発明に係る前記画像形成装置20では、以下の(1)に示す条件式を満たす場合に、未処理の前記印刷データについて前記印刷処理が実行される。なお、条件式(1)において、Tは前記定着ローラー237Aの現在の温度を示し、P(T)は前記定着ローラー237Aを現在の温度から前記定着温度まで上げる場合の前記ヒーター237Cの消費電力を示す。また、Ptgtは後述する単位消費電力値を示し、C1は未処理の印刷データの印刷枚数の総数を示す。
P(T)/Ptgt≦C1・・・(1)
即ち、前記画像形成装置20では、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに応じて印刷開始条件となる前記印刷許可枚数(P(T)/Ptgt)が算出される。したがって、前記画像形成装置20では、前記定着装置237における電力消費量の抑制効果を維持しつつ、前記定着装置237の温度状況に応じて印刷の待ち時間を短縮させることが可能である。
具体的に、前記記憶部28には、前記制御部25に後述の印刷制御処理(図4のフローチャート参照)を実行させるための印刷制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記印刷制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から前記記憶部28などの記憶手段にインストールされてもよい。
そして、前記制御部25は、図1に示すように、第1取得部251、電力値取得部252、第2取得部253、第1印刷制御部254、第2印刷制御部255、算出部256、第1通知部257、電力値増減部258、設定部259、及び第2通知部260を含む。前記制御部25は、前記記憶部28に記憶された前記印刷制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより、前記第1取得部251、前記電力値取得部252、前記第2取得部253、前記第1印刷制御部254、前記第2印刷制御部255、前記算出部256、前記第1通知部257、前記電力値増減部258、前記設定部259、及び前記第2通知部260として機能する。ここに、前記第1取得部251、前記電力値取得部252、前記第1印刷制御部254、前記第2印刷制御部255、前記算出部256、前記第1通知部257、前記電力値増減部258、前記設定部259、及び前記第2通知部260の各々として機能するときの前記制御部25が、第1取得手段、電力値取得手段、第1印刷制御手段、第2印刷制御手段、算出手段、第1通知手段、電力値増減手段、設定手段、及び第2通知手段の一例である。また、前記電力値取得部252及び前記第2取得部253として機能するときの前記制御部25が、第2取得手段の一例である。
前記第1取得部251は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数C1を取得する。具体的に、前記第1取得部251は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷データの前記ヘッダー情報から印刷枚数を取得し、取得した印刷枚数を合計することで、未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数C1を取得する。
前記電力値取得部252は、前記温度検出センサー237Dにより検出される前記定着ローラー237Aの現在の温度Tから前記定着温度まで加熱した場合に前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)を取得する。具体的に、前記電力値取得部252は、予め前記記憶部28に記憶された、前記定着ローラー237Aの温度と前記定着ローラー237Aを当該温度から前記定着温度まで加熱した場合に前記ヒーター237Cで消費される消費電力値とが対応付けられたテーブルデータを参照することで、前記ヒーター237Cで消費される消費電力値を取得する。
前記第2取得部253は、前記温度検出センサー237Dにより検出される前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに基づいて、前記ヒーター237Cについて予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する。具体的に、前記電力消費条件は、前記電力値取得部252により取得される消費電力値P(T)を単位枚数当たりの消費電力値に換算した値が予め定められた単位消費電力値Ptgt以下になることである。例えば、前記単位枚数は1枚である。
ここで、前記単位消費電力値Ptgtは、前記定着ローラー237Aが前記定着温度まで加熱されて前記印刷処理が実行される場合の、前記ヒーター237Cにおける消費電力の前記単位枚数当たりの目標値である。前記単位消費電力値Ptgtは、ユーザーが前記画像形成装置20の初期設定を変更するための初期設定画面において設定可能である。また、前記画像形成装置20では、後述するように前記設定部259により前記単位消費電力値Ptgtを自動的に設定させることも可能である。
そして、前記第2取得部253は、前記電力消費条件を満たす前記印刷許可枚数を、前記電力値取得部252により取得される消費電力値P(T)及び前記単位消費電力値Ptgtに基づいて取得する。具体的に、前記第2取得部253は、前記電力値取得部252により取得される消費電力値P(T)を前記単位消費電力値Ptgtで除算することにより、前記電力消費条件を満たす前記印刷許可枚数(P(T)/Ptgt)を取得する。
前記第1印刷制御部254は、前記第1取得部251により取得される印刷枚数の総数C1が前記第2取得部253により取得される前記印刷許可枚数(P(T)/Ptgt)以上となる場合に、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷処理を実行する。
前記第2印刷制御部255は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データのいずれかについて前記情報処理装置10で設定された前記強制実行時間が経過した場合に、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷処理を実行する。具体的に、前記第2印刷制御部255は、前記印刷データの前記ヘッダー情報などに付加された前記実行時間情報に基づいて、前記印刷データについての前記強制実行時間の経過の有無を判断する。
前記算出部256は、予め定められた特定期間における前記画像形成装置20での印刷枚数の合計及び前記特定期間において前記ヒーター237Cで消費された消費電力値の合計に基づいて単位枚数当たりの消費電力値を算出する。具体的に、前記画像形成装置20では、前記印刷データについて前記印刷処理が実行されるごとに、前記印刷処理の実行履歴として印刷枚数及び前記ヒーター237Cでの消費電力値が前記記憶部28に記憶される。そして、前記算出部256は、前記記憶部28に記憶された前記実行履歴から前記期間における印刷枚数の合計及び前記ヒーター237Cで消費された消費電力値の合計を取得することで、前記特定期間における単位枚数当たりの消費電力値を算出する。そして、前記算出部256は、算出された前記特定期間における単位枚数当たりの消費電力値を、前記特定期間ごとに前記記憶部28に記憶する。なお、前記特定期間は、ユーザーによって任意に定められる期間であってよく、例えば1週間又は1か月である。
前記第1通知部257は、前記算出部256により算出された単位枚数当たりの消費電力値を通知する。具体的に、前記第1通知部257は、ユーザーの前記操作表示部6での表示操作に応じて、前記算出部256により算出され、前記記憶部28に記憶された単位枚数当たりの消費電力値を前記操作表示部6に表示する。
前記電力値増減部258は、複数の前記特定期間に亘って前記特定期間ごとに前記単位消費電力値を増減させる。具体的に、前記電力値増減部258は、前記特定期間ごとに前記単位消費電力値の増減量を異なるものとする。
前記設定部259は、前記電力値増減部258により前記単位消費電力値が増減された複数の前記特定期間のうち、前記算出部256により算出される単位枚数当たりの消費電力値が最も小さい前記特定期間における前記単位消費電力値の増減量に基づいて、前記単位消費電力値を設定する。
前記第2通知部260は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷処理が実行された場合に、前記印刷データ各々について前記情報処理装置10で設定された前記通信装置に前記印刷データについての前記印刷処理の実行を通知する。具体的に、前記第2通知部260は、前記印刷データの前記ヘッダー情報などに付加された前記通信装置情報が電子メールアドレスである場合には、前記印刷データに付加された電子メールアドレスに宛てて電子メールを送信することで、前記印刷データについての前記印刷処理の実行を通知する。
そして、以上に説明した前記画像形成システム100では、前記情報処理装置10において後述のデータ送信処理(図3参照)が実行されることにより、前記印刷データが前記画像形成装置20に送信される。また、前記画像形成装置20において後述の印刷制御処理(図4参照)が実行されることにより、前記情報処理装置10から送信されて前記記憶部28に記憶された未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数C1が、算出された前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記印刷データについて前記印刷処理が実行される。以下、前記データ送信処理及び前記印刷制御処理について説明する。
[データ送信処理]
まず、図3を参照しつつ、前記情報処理装置10において前記制御部11により実行される前記データ送信処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、前記制御部11により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記制御部11は、前記情報処理装置10のユーザーにより、前記印刷データについて前記画像形成装置20での印刷を指示する旨の操作入力が前記操作表示部12に対して行われた場合に、前記データ送信処理を実行する。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、前記制御部11は、前記印刷データの印刷における印刷枚数などの印刷条件、前記強制実行時間情報、及び前記通信装置情報を入力するための設定画面を前記操作表示部12に表示させる。例えば、前記通信装置情報は、前記情報処理装置10の電子メールアドレスである。
<ステップS12>
ステップS12において、前記制御部11は、前記ステップS11で前記操作表示部12に表示された前記設定画面において、ユーザーによる前記印刷条件、前記強制実行時間情報、及び前記通信装置情報の入力操作が完了したか否かを判断する。例えば、前記制御部11は、ユーザーにより前記操作表示部12に表示された前記印刷データの送信を指示する操作キーが操作された場合に、ユーザーによる入力操作が完了したと判断する。
ここで、前記制御部11は、ユーザーによる前記印刷条件、前記強制実行時間情報、及び前記通信装置情報の入力操作が完了したと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、ユーザーによる前記印刷条件、前記強制実行時間情報、及び前記通信装置情報の入力操作が完了していなければ(S12のNo側)、前記制御部11は、前記ステップS12でユーザーによる入力操作が完了するのを待ち受ける。
<ステップS13>
ステップS13において、前記制御部11は、前記設定画面でユーザーにより入力された前記強制実行時間情報及び前記通信装置情報を、前記印刷データの前記ヘッダー情報に付加する。
<ステップS14>
ステップS14において、前記制御部11は、前記ステップS13で前記強制実行時間情報、及び前記通信装置情報が前記ヘッダー情報に付加された前記印刷データを、前記画像形成装置20に送信する。
このように、前記情報処理装置10で実行される前記データ送信処理においては、前記画像形成装置20に送信される前記印刷データに前記強制実行時間情報及び前記通信装置情報が付加される。なお、前記制御部11が、前記設定画面において入力された前記通信装置情報を前記記憶部14に記憶させて、以後のデータ送信処理においては前記記憶部14に記憶された前記通信装置情報を自動的に前記印刷データに付加することが考えられる。これにより、ユーザーの前記設定画面における前記通信装置情報の入力操作の手間が軽減される。同じく、前記制御部11が、前記設定画面において入力された前記強制実行時間情報を前記記憶部14に記憶させて、以後のデータ送信処理においては前記記憶部14に記憶された前記強制実行時間情報を自動的に前記印刷データに付加することが考えられる。これにより、ユーザーの前記設定画面における前記強制実行時間情報の入力操作の手間が軽減される。
[印刷制御処理]
次に、図4を参照しつつ、前記画像形成装置20において前記制御部25により実行される前記印刷制御処理の手順の一例について説明する。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、前記制御部25は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データのいずれかについて前記情報処理装置10で設定された前記強制実行時間が経過したか否かを判断する。具体的に、前記制御部25は、前記印刷データの前記ヘッダー情報に付加された前記実行時間情報に基づいて、前記印刷データについての前記強制実行時間の経過の有無を判断する。
ここで、前記制御部25は、未処理の前記印刷データのいずれかについて前記強制実行時間が経過したと判断すると(S21のYes側)、処理をステップS28に移行させる。また、未処理の前記印刷データのいずれかについて前記強制実行時間が経過していなければ(S21のNo側)、前記制御部25は、処理をステップS22に移行させる。
<ステップS22>
ステップS22において、前記制御部25は、前記画像形成装置20に前記印刷データが入力されたか否かを判断する。具体的に、前記制御部25は、前記情報処理装置10から送信された前記印刷データが未処理の印刷データとして前記記憶部28に記憶された場合に、前記画像形成装置20に前記印刷データが入力されたと判断する。
ここで、前記制御部25は、前記画像形成装置20に前記印刷データが入力されたと判断すると(S22のYes側)、処理をステップS23に移行させる。また、前記画像形成装置20に前記印刷データが入力されていなければ(S22のNo側)、前記制御部25は、処理を前記ステップS21に移行させる。
<ステップS23>
ステップS23において、前記制御部25は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数C1を取得する。具体的に、前記制御部25は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷データの前記ヘッダー情報から印刷枚数を取得し、取得した印刷枚数を合計することで、未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数C1を取得する。ここに、前記ステップS23の処理が第1ステップの一例であって、前記制御部25の前記第1取得部251により実行される。
<ステップS24>
ステップS24において、前記制御部25は、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tを検出する。具体的に、前記制御部25は、前記温度検出センサー237Dから出力される電気信号の変化に基づいて、前記定着ローラー237Aの現在の温度値を取得する。ここに、前記ステップS24の処理が第2ステップの一例である。
<ステップS25>
ステップS25において、前記制御部25は、前記ステップS24により検出された前記定着ローラー237Aの現在の温度Tから前記定着温度まで加熱した場合に前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)を取得する。具体的に、前記制御部25は、前記記憶部28に記憶された前記テーブルデータを参照することで、前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)を取得する。ここに、前記ステップS25の処理は、前記制御部25の前記電力取得部252により実行される。
例えば、前記ステップS25では、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tが25度であれば、前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)として50Whの値が前記テーブルデータから取得されることが考えられる。また、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tが20度であれば、前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)として55Whの値が前記テーブルデータから取得されることが考えられる。即ち、前記ステップS25では、前記制御部25により、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに応じて前記定着装置237のウォームアップに要する前記消費電力値P(T)が取得される。
<ステップS26>
ステップS26において、前記制御部25は、前記ステップS25により取得された前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)に基づいて、前記ヒーター237Cについて前記電力消費条件を満たす前記印刷許可枚数(P(T)/Ptgt)を取得する。具体的に、前記制御部25は、前記ステップS25で取得された消費電力値P(T)を前記単位消費電力値Ptgtで除算することにより、前記電力消費条件を満たす前記印刷許可枚数を取得する。例えば、前記単位消費電力値Ptgtが2Wh/枚と定められている場合には、前記制御部25は、前記ステップS25で取得された消費電力値50Whを前記単位消費電力値2Wh/枚で除算することで、前記印刷許可枚数として25枚の値を取得する。ここに、前記ステップS25及び前記ステップS26の処理が第3ステップの一例であって、前記ステップS26の処理は前記制御部25の前記第2取得部253により実行される。
<ステップS27>
ステップS27において、前記制御部25は、前記ステップS23で取得された印刷枚数の総数C1が前記ステップS26で取得された前記印刷許可枚数以上であるか否かを判断する。即ち、前記ステップS27では、前記条件式(1)が満たされているか否かが判断される。
ここで、前記制御部25は、前記ステップS23で取得された印刷枚数の総数が前記ステップS26で取得された前記印刷許可枚数以上であると判断すると(S27のYes側)、処理をステップS28に移行させる。また、前記ステップS23で取得された印刷枚数の総数が前記ステップS26で取得された前記印刷許可枚数以上でなければ(S27のNo側)、前記制御部25は、処理を前記ステップS21に移行させる。
<ステップS28>
ステップS28において、前記制御部25は、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について、前記ウォームアップを行った後、前記印刷処理を実行する。ここで、前記ステップS28の処理が、未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数C1が前記印刷許可枚数以上となったことで実行される場合には(S27のYes側)、前記ウォームアップで消費される電力の印刷枚数1枚当たりの電力値は、前記単位消費電力値Ptgt以下に抑えられる。そのため、前記ウォームアップでの電力消費量を抑制することが可能である。また、前記印刷許可枚数は前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに応じて変化するため、前記定着ローラー237Aの温度状況に応じて印刷の待ち時間を短縮させることが可能である。ここに、前記ステップS27及び前記ステップS28の処理が、第4ステップの一例であって、前記制御部25の前記第1印刷制御部254により実行される。
他方で、前記ステップS28の処理が、前記強制実行時間の経過により実行される場合には(S21のYes側)、前記ウォームアップで消費される電力の印刷枚数1枚当たりの電力値は前記単位消費電力値Ptgtを超える。但し、ユーザーが前記印刷データの印刷物を必要とする時期までに前記印刷データの前記印刷処理が実行される。そのため、遅くとも必要となる時期までに印刷物を取得したいユーザーの要請に応えることが可能である。ここに、前記ステップS21及び前記ステップS28の処理は、前記制御部25の前記第2印刷制御部255により実行される。
なお、前記画像形成装置20でコピー機能の使用により前記印刷処理が実行される場合には、前記定着ローラー237Aが既に前記定着温度まで温められているため、前記記憶部28に記憶された未処理の前記印刷データを続けて印刷することが望ましい。前記画像形成装置20でファクス受信による印刷が実行される場合についても同様のことが言える。そこで、前記ステップS21及び前記ステップS22において、前記強制実行時間の経過又は前記印刷データの入力を待ち受ける制御部25が、コピー機能又はファクス機能の使用を検出した場合にも、前記ステップS28以下の処理を実行することが考えられる。
<ステップS29>
ステップS29において、前記制御部25は、前記ステップS28で前記印刷処理が実行された前記印刷データに対応する前記通信装置に、前記印刷データについての前記印刷処理の実行を通知する。具体的に、前記制御部25は、前記印刷データの前記ヘッダー情報に付加された電子メールアドレスに宛てて電子メールを送信することで、前記印刷データについての前記印刷処理の実行を通知する。これにより、ユーザーが前記画像形成装置20の設置場所まで足を運んで、前記印刷データについて前記印刷処理が実行されたか否かを確認する手間を省くことが可能である。ここに、前記ステップS29の処理は、前記制御部25の前記第2通知部260により実行される。
<ステップS30>
ステップS30において、前記制御部25は、前記ステップS28で実行された前記印刷処理における印刷枚数及び前記印刷処理の事前準備として実行された前記ウォームアップで消費された電力を、前記実行履歴として前記記憶部28に記憶させる。例えば、前記制御部25は、前記ステップS25で取得された消費電力を前記ウォームアップで消費された電力として記憶させる。なお、前記強制実行時間の経過により前記印刷処理が実行される場合には、前記制御部25は前記ステップS24及び前記ステップS25の処理を別途実行して、取得された消費電力を前記ウォームアップで消費された電力として前記記憶部28に記憶させることが考えられる。
なお、前記画像形成装置20では、前記特定期間における印刷枚数の合計及び前記特定期間において前記ウォームアップで消費された消費電力値の合計に基づいて、前記特定期間における単位枚数当たりの消費電力値を算出することも可能である。具体的に、前記制御部25の前記算出部256は、前記ステップS30で前記記憶部28に記憶された前記実行履歴に基づいて、前記特定期間における単位枚数当たりの消費電力値を算出して、前記特定期間ごとに前記記憶部28に記憶させる。
また、前記制御部25の前記第1通知部257は、ユーザーの前記操作表示部6に対する表示操作に応じて、前記記憶部28に記憶された前記特定期間ごとの単位枚数当たりの消費電力値を前記操作表示部6に表示可能である。これにより、ユーザーが前記単位消費電力値Ptgtと前記特定期間における単位枚数当たりの消費電力値とを比較することで、現在設定されている前記単位消費電力値Ptgtの適否の判断が可能となる。また、前記定着装置237での電力使用状況を、前記特定期間における単位枚数当たりの消費電力値という具体的な数値で確認できることにより、例えば、ユーザーにおいて具体的な数値目標を立てて前記画像形成装置20での電力使用量の抑制に取り組むことが可能となる。
更に、前記画像形成装置20では、前記記憶部28に記憶された前記特定期間ごとの単位枚数当たりの消費電力値に基づいて、前記単位消費電力値Ptgtを自動で設定することが可能である。このような前記単位消費電力値Ptgtの自動設定は、前記制御部25の前記電力値増減部258及び前記設定部259により実行される。なお、前記画像形成装置20において、前記単位消費電力値Ptgtの自動設定機能は、前記初期設定画面における設定操作により有効及び無効の切り替えが可能である。以下、前記電力値増減部258及び前記設定部259による前記単位消費電力値Ptgtの自動設定の一例について、前記特定期間を1週間、前記電力値増減部258による前記単位消費電力値Ptgtの増減期間を4週間、前記単位消費電力値Ptgtを2Wh/枚と仮定して説明する。
まず、前記電力値増減部258は、予め設定された週ごとの前記単位消費電力値Ptgtの増減量に基づいて、前記単位消費電力値Ptgtを週ごとに変化させる。ここで、前記増減量は週ごとに異なる値とされる。例えば、前記単位消費電力値2Wh/枚に対して、1週目は0.2Wh/枚増加、2週目は0.4Wh/枚増加、3週目は0.2Wh/枚減少、4週目は0.4Wh/枚減少とすることが考えられる。
次に、前記設定部259は、前記電力値増減部258により前記単位消費電力値Ptgtが増減された4週間のうち、前記算出部256により算出される単位枚数当たりの消費電力値が最も小さい週における前記単位消費電力値Ptgtの増減量に基づいて、前記単位消費電力値Ptgtを設定する。例えば、前記算出部256により算出される単位枚数当たりの消費電力値が3週目で最も小さくなった場合には、前記設定部259は、3週目の増減量である0.2Wh/枚減少に基づき、前記単位消費電力値Ptgtを1.8Wh/枚とすることになる。
続いて、前記電力値増減部258は、前記設定部259により新たに設定された前記単位消費電力値Ptgtに基づいて、再度前記単位消費電力値Ptgtを変化させる。ここで、前記電力値増減部258は、前記増減量を前回の半分として、前記単位消費電力値Ptgtを変化させる。そして、前記設定部259は、前記電力値増減部258により新たに増減された前記単位消費電力値Ptgtに基づいて、再度前記単位消費電力値Ptgtを設定する。その後、前記電力値増減部258による前記単位消費電力値Ptgtの増減及び前記設定部259による前記単位消費電力値Ptgtの設定が繰り返されることになる。これにより、前記画像形成装置20において、前記単位消費電力値Ptgtが、前記特定期間での単位枚数当たりの消費電力値を極小化する方向に自動調整される。
このように、前記画像形成装置20で実行される前記印刷制御処理では、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに基づいて、前記電力消費条件を満たす前記印刷許可枚数(P(T)/Ptgt)が取得される。そして、前記条件式(1)を満たす場合に、前記記憶部28に記憶されている未処理の前記印刷データについて前記印刷処理が実行される。そのため、前記定着装置237における電力消費量の抑制効果を維持しつつ、前記定着装置237の温度状況に応じて印刷の待ち時間を短縮させることが可能である。
また、前記画像形成装置20で実行される前記印刷制御処理では、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに基づいて、一旦前記定着ローラー237Aを現在の温度Tから前記定着温度まで加熱した場合に前記ヒーター237Cで消費される消費電力値P(T)が取得される。そして、取得された消費電力値P(T)及び前記単位消費電力値Ptgtに基づいて、前記印刷許可枚数が取得される。そのため、ユーザーにより任意に設定可能な前記単位消費電力値Ptgtを、前記印刷許可枚数に反映させることが可能である。
[その他の実施形態]
ところで、前記制御部25が、前記定着ローラー237Aの現在の温度Tに基づいて、直接前記印刷許可枚数を取得する構成が考えられる。具体的に、前記定着ローラー237Aの温度と前記印刷許可枚数とが対応付けられた第2テーブルデータを前記記憶部28に記憶させ、前記制御部25が前記第2テーブルデータに基づいて、前記印刷許可枚数を取得することが考えられる。ここで、前記第2テーブルデータは、予め設定された前記単位消費電力値Ptgtに基づき、前記電力消費条件を満たすものとして予め作成される。これにより、前記印刷制御処理において、前記印刷許可枚数を取得する処理を簡略化することが可能となる。
また、前記画像形成システム100においては、前記画像形成装置20が、前記第1取得部251、前記電力値取得部252、前記第2取得部253、前記第1印刷制御部254、前記第2印刷制御部255、前記算出部256、前記第1通知部257、前記電力値増減部258、前記設定部259、前記第2通知部260、及び前記記憶部28を備えるものであった。他方で、前記情報処理装置10から送信された前記印刷データを受信し、前記印刷データを前記画像形成装置20に送信するプリントサーバー(情報処理装置)が、前記第1取得部251、前記電力値取得部252、前記第2取得部253、前記第1印刷制御部254、前記第2印刷制御部255、前記算出部256、前記第1通知部257、前記電力値増減部258、前記設定部259、前記第2通知部260及び前記記憶部28を備える構成が考えられる。これにより、前記画像形成装置20の構成が簡素なものであっても、前記画像形成システム100を構築することが可能となる。
10 :情報処理装置
11 :制御部
111:データ送信部
112:設定部
20 :画像形成装置
23 :画像形成部
237:定着装置
237A:定着ローラー
237C:ヒーター
237D:温度検出センサー
25:制御部
251:第1取得部
252:電力値取得部
253:第2取得部
254:第1印刷制御部
255:第2印刷制御部
256:算出部
257:第1通知部
258:電力値増減部
259:設定部
260:第2通知部
28:記憶部
30 :通信ネットワーク
100:画像形成システム

Claims (5)

  1. 入力される印刷データが記憶される記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数を取得する第1取得手段と、
    予め定められた定着温度で用紙にトナー像を定着させる定着部材と、
    前記定着部材を加熱する加熱手段と、
    前記定着部材の現在の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出される前記定着部材の現在の温度に基づいて、前記加熱手段について予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段により取得される印刷枚数の総数が前記第2取得手段により取得される前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について印刷処理を実行する第1印刷制御手段と、
    前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データのいずれかについて予め設定された強制実行時間が経過した場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷処理を実行する第2印刷制御手段と、
    予め定められた特定期間における本画像形成装置での印刷枚数の合計及び前記特定期間において前記加熱手段で消費された消費電力値の合計に基づいて単位枚数当たりの消費電力値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された単位枚数当たりの消費電力値を通知する第1通知手段と、
    を備え
    前記第2取得手段が、前記温度検出手段により検出される前記定着部材の現在の温度から前記定着温度まで加熱した場合に前記加熱手段で消費される消費電力値を取得する電力値取得手段を含み、
    前記電力消費条件が、前記電力値取得手段により取得される消費電力値を単位枚数当たりの消費電力値に換算した値が予め定められた単位消費電力値以下になることである画像形成装置。
  2. 複数の前記特定期間に亘って前記特定期間ごとに前記単位消費電力値を増減させる電力値増減手段と、
    前記電力値増減手段により前記単位消費電力値が増減された複数の前記特定期間のうち、前記算出手段により算出される単位枚数当たりの消費電力値が最も小さい前記特定期間における前記単位消費電力値の増減量に基づいて前記単位消費電力値を設定する設定手段と、
    を更に備える請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記第1印刷制御手段による前記印刷処理が実行された場合に、前記印刷データ各々について予め設定された通信装置に前記印刷データについての前記印刷処理の実行を通知する第2通知手段を更に備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 予め定められた定着温度で用紙にトナー像を定着させる定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、前記定着部材の現在の温度を検出する温度検出手段とを有する画像形成装置と、前記画像形成装置に印刷データを送信可能な情報処理装置とを備える画像形成システムであって、
    入力される前記印刷データが記憶される記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数を取得する第1取得手段と、
    前記温度検出手段により検出される前記定着部材の現在の温度に基づいて、前記加熱手段について予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段により取得される印刷枚数の総数が前記第2取得手段により取得される前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について印刷処理を実行する第1印刷制御手段と、
    前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データのいずれかについて予め設定された強制実行時間が経過した場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷処理を実行する第2印刷制御手段と、
    予め定められた特定期間における前記画像形成装置での印刷枚数の合計及び前記特定期間において前記加熱手段で消費された消費電力値の合計に基づいて単位枚数当たりの消費電力値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された単位枚数当たりの消費電力値を通知する第1通知手段と、
    を備え
    前記第2取得手段が、前記温度検出手段により検出される前記定着部材の現在の温度から前記定着温度まで加熱した場合に前記加熱手段で消費される消費電力値を取得する電力値取得手段を含み、
    前記電力消費条件が、前記電力値取得手段により取得される消費電力値を単位枚数当たりの消費電力値に換算した値が予め定められた単位消費電力値以下になることである画像形成システム。
  5. 入力される印刷データが記憶される記憶部と、予め定められた定着温度で用紙にトナー像を定着させる定着部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段とを備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データの印刷枚数の総数を取得する第1ステップと、
    前記定着部材の現在の温度を検出する第2ステップと、
    前記第2ステップにより検出される前記定着部材の現在の温度に基づいて、前記加熱手段について予め定められた電力消費条件を満たす印刷許可枚数を取得する第3ステップと、
    前記第1ステップにより取得される印刷枚数の総数が前記第3ステップにより取得される前記印刷許可枚数以上となる場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について印刷処理を実行する第4ステップと、
    前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データのいずれかについて予め設定された強制実行時間が経過した場合に、前記記憶部に記憶されている未処理の前記印刷データ各々について前記印刷処理を実行する第5ステップと、
    予め定められた特定期間における前記画像形成装置での印刷枚数の合計及び前記特定期間において前記加熱手段で消費された消費電力値の合計に基づいて単位枚数当たりの消費電力値を算出する第6ステップと、
    前記第6ステップにより算出された単位枚数当たりの消費電力値を通知する第7ステップと、
    を含み、
    前記第3ステップが、前記第2ステップにより検出される前記定着部材の現在の温度から前記定着温度まで加熱した場合に前記加熱手段で消費される消費電力値を取得する第8ステップを含み、
    前記電力消費条件が、前記第8ステップにより取得される消費電力値を単位枚数当たりの消費電力値に換算した値が予め定められた単位消費電力値以下になることである画像形成方法。
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