JP6242692B2 - 塵芥収集車の塵芥計量装置 - Google Patents

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本発明は、塵芥収集車の塵芥収集箱に積載される塵芥の質量を計量する塵芥計量装置に関するものである。
従来より、塵芥収集箱と、この塵芥収集箱内に塵芥を押し込む塵芥押込装置を有している塵芥投入箱と、を備えた塵芥収集車における塵芥投入箱の塵芥投入口に設けられ、塵芥を塵芥投入箱に投入する前に計量することが可能な、塵芥収集車の塵芥計量装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような塵芥収集車の塵芥計量装置は、図8に示したように、塵芥投入箱の投入口下端に、格納位置と使用位置とに起伏切換可能に設けた回転テーブル01と、上記回転テーブル01内に取り付けたロードセル02と、上記回転テーブル01上に上記ロードセル02を介して取り付けられた天板03とを備え、上記回転テーブル01を使用位置としたときに上記天板03上の塵芥を計量可能となり、格納位置及び使用位置両方において上記天板03と上記回転テーブル01との間に所定の隙間Mが形成されているものである。
特開2009−067481号公報
しかしながら、上記特許文献1の塵芥計量装置においては、例えば、天板と回転テーブルとの隙間Mから回転テーブル内に塵芥が進入してしまう場合がある。この回転テーブル内に進入した塵芥を取り出して掃除するには、塵芥計量装置自体を分解しなければならず、メンテナンスに手間がかかるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置自体を分解することなく、容易にメンテナンスすることが可能な塵芥収集車の塵芥計量装置を得ることにある。
(1)本発明は、塵芥収集車の塵芥収集箱に積載される塵芥の質量を計量する塵芥計量装置であって、前記塵芥収集箱内に塵芥を押し込む塵芥押込装置を有する塵芥投入箱の投入口下端において、一端を基軸として回動可能に、且つ、格納位置と使用位置とに起伏切換可能に設けられた回転テーブルと、前記回転テーブル内に取り付けたロードセルと、前記回転テーブル上に前記ロードセルを介して取り付けられた天板と、前記回転テーブルにおいて天板側と反対側に設けられた開口部と、前記開口部に開閉可能に設けられた扉と、を備えているものである。
上記(1)の構成によると、装置自体を分解することなく、上記扉を開くことにより、容易にメンテナンスすることが可能である。また、塵芥の積み込み作業を始める際に回転テーブルを使用位置にし、その回転テーブル上の天板に塵芥を載置すると、ロードセルにより塵芥の質量が計量される。また、回転テーブルにロードセルと天板とを設けるだけという簡単な構成であるので、コスト及び質量の増加が抑えられる。
(2) 上記(1)の塵芥計量装置においては、前記開口部が、前記回転テーブルの一端側に偏って設けられていることが好ましい。
上記(2)の構成によると、天板と回転テーブルとの隙間から回転テーブル内に塵芥が進入してしまった場合でも、装置自体を分解することなく、容易且つ確実に回転テーブル内から該塵芥を取り除くことができる。特に、従来品(図8参照)では、使用位置において天板と回転テーブルとの隙間Mから回転テーブル内に進入し堆積した塵芥は、回転テーブルを格納位置に起立させた場合に回転テーブルの一端側(地面側)に集積されることになる。このとき、上記(2)の構成であれば、上記開口部に設けられた扉を開くことにより、容易且つ確実に回転テーブル内から集積された塵芥を取り除くことができる。
(3) 上記(1)又は(2)の塵芥計量装置においては、前記開口部が、前記ロードセルが設けられている位置に対応して設けられていることが好ましい。
上記(3)の構成によると、装置自体を分解することなく、ロードセルを点検することが可能である。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1つの塵芥計量装置においては、前記塵芥投入箱の前記投入口下縁部において車両の幅方向に設けられたクロスフレームと、前記クロスフレームの車両後方側の面から前記車両の後方に向かって突設され、前記使用位置に前記回転テーブルが位置している際、前記回転テーブルの天板側と反対側の面に当接し前記回転テーブルを支持するテーブル支持部と、をさらに備え、前記回転テーブルを前記使用位置に位置させて前記扉を開く際、前記扉が前記テーブル支持部に干渉することがないように、前記テーブル支持部が前記使用位置において前記回転テーブルの前記開口部以外の部分を支持するような位置に設けられていることが好ましい。
上記(4)の構成によると、回転テーブルを使用位置にした状態において、開口部に設けられた扉を確実に開くことができるとともに、回転テーブル内の塵芥を取り除くことができる。特に、回転テーブルの使用位置において開口部は地面側に向くので、重力を利用してより容易且つ確実に塵芥を取り除くことができる。
本発明の実施形態に係る塵芥計量装置を備えた塵芥収集車の全体を示す側面図である。 図1の拡大側面図であって、塵芥計量装置における回転テーブルが格納位置にある場合(実線)、回転テーブルが使用位置にある場合(二点鎖線)を示したものである。 図2に示した回転テーブルを格納位置において後方から見た背面図である。 図2に示した回転テーブルのX矢視図であって、天板を一部破断した図である。 図4に示した回転テーブル上の天板を外した状態を示す図である。 図4のY−Y断面図である。 本発明の変形例に係る塵芥計量装置における回転テーブルを格納位置において後方から見た背面図である。 従来の塵芥計量装置における回転テーブル及び天板の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(塵芥収集車の構成)
図1は本発明の実施形態に係る塵芥計量装置100を備えた塵芥収集車1を示したものである。塵芥収集車1の車台2上には、後方開口部3を有する塵芥収集箱4が搭載されている。この塵芥収集箱4の後方開口部3の後方には、塵芥を塵芥収集箱4に押し込む塵芥押込装置(図示せず)を内部に有した塵芥投入箱5が、回動軸6を中心に後方に回動可能に設けられている。また、塵芥投入箱5の車両(塵芥収集車1)後方側には、塵芥収集箱4に積載される塵芥の質量を計量する塵芥計量装置100が設けられている。
(塵芥計量装置の構成)
塵芥計量装置100は、図2〜図6に示すように、板状の回転テーブル10と、回転テーブル10内に取り付けたロードセル20と、回転テーブル10にロードセル20を介して取り付けられた天板30とを、主構成部分として備えている。
回転テーブル10は、図3及び図5に示すように、テーブル本体11と、揺動軸12と、一対の取手13と、を備えており、図2に示すように、クロスフレーム40の上方において、垂直な格納位置Aと車両(塵芥収集車1)後方へ突出する使用位置Bとに起伏切り換え可能に設けられている。
テーブル本体11は、図5及び図6に示すように、枠体11a、底板11b、側板11cと、枠体11aの上面に形成された開口部11dとを有し、チャンネル材11eが十文字に内部配置された製缶品であって、枠体11aの下端部には、揺動軸12を軸として回動可能となるように嵌められた筒部材11fが複数設けられている。また、テーブル本体11の底板11bには、回転テーブル10の一端側(揺動軸12側)に偏って開口部14が設けられているとともに、開口部14の外側(車両(塵芥収集車1)後方側)において蝶番15a及び留め具15bを用いて開閉可能となるように板状部材15cからなる扉15が設けられている。なお、扉15は、開口部14を閉鎖した際、底板11bの外側平面に対してフラット状となるように設けられている。また、留め具15bは扉15の一端部を取り外し自在なものであり、留め具15bが取り外された際には、扉15の他端部に設けられた蝶番15aを軸として扉15を外部に向けて開くことができるようになっている。
加えて、テーブル本体11には、中央に矩形枠形のロードセル用ベース21が形成されている。このロードセル用ベース21上には、4カ所に一対のネジ孔(図示せず)が設けられており、一対のネジ孔のそれぞれにネジ22を用いてロードセル20が取り付けられている。ここで、例えば、ロードセル用ベース21を肉厚20mm程度の一枚板で成形すれば、テーブル本体11が外力による撓み及びゆがみの影響を受けにくくなるため、ロードセル20の取り付け面の平面度が向上する。
天板30は、図4及び図6に示すように、四辺が折り曲げられ、テーブル本体11の開口部11dを塞ぐようにテーブル本体11上に設けられた平坦な矩形板状の天板本体30aと、この天板本体30aを補強するために格子状に配置された角鋼30bとを備え、ロードセル20に対応する部分に厚板よりなるロードセル取付部30cが溶着されている。このロードセル取付部30cは、上記ロードセル用ベース21よりも車両(塵芥収集車1)幅方向外側に配置され、ロードセル20を取り付けるための貫通孔30dが形成されている。この各貫通孔30dに4つの皿ボルト23を通して、ロードセル用ベース21に取り付けられた4つのロードセル20それぞれを、上記開口部11dを経てロードセル取付部30cに締結することにより、天板30を回転テーブル10上に4つのロードセル20を介して載置することができるようになっている。このようにしてロードセル20をバランスよく4つ設けることで、各ロードセル20の大きさを小さくすることができるので、回転テーブル10全体の厚さが薄くなっている。なお、上記天板30と回転テーブル10との隙間M’から塵芥が進入し、テーブル本体11の開口部11dより回転テーブル10内部に入り込み、堆積してしまう場合がある。
なお、塵芥投入箱5においては、図2及び図3に示すように、クロスフレーム40が設けられている。このクロスフレーム40は、上記塵芥投入箱5の投入口5a下縁部において車両(塵芥収集車1)幅方向(図2紙面手前から奥方向)に延設されているものである。また、図3に示すように、クロスフレーム40の後面(車両(塵芥収集車1)後方側の面)には、3つのテーブル支持部41が車両(塵芥収集車1)幅方向(図2紙面手前から奥方向)にほぼ均等に間隔を空けて設けられているとともに、該3つのテーブル支持部41それぞれがクロスフレーム40から車両(塵芥収集車1)後方に向かって突出するように設けられている。これにより、回転テーブル10は、車両(塵芥収集車1)後方側に倒された際、使用位置Bにおいてテーブル支持部41に下面を支持され、水平(若干前方が下がるように傾いていてもよい)に保持されるようになっている。この使用位置Bにおいて扉15を開く際、テーブル支持部41に干渉されることなく扉15を開閉することができるように、テーブル支持部41は、以下のような構成となっている。すなわち、テーブル支持部41は、使用位置Bにおいて回転テーブル10の天板30側と反対側の面における開口部14以外の部分に当接し、回転テーブル10を支持するような位置に設けられている。また、図3に示すように、塵芥投入箱5における中央の上記テーブル支持部41には、検知手段としてのリミットスイッチ42が設けられている。このリミットスイッチ42は、回転テーブル10が使用位置Bになると、その揺動する腕状の検知部42aが検知して塵芥押込装置(図示せず)を使用可能とするように図示しないコントローラに信号を送るように構成されている。詳しい説明は省略するが、リミットスイッチ42がオフのときには、投入口5aから投入された塵芥を塵芥収集箱4に押し込む塵芥押込装置(図示せず)は作動せず、オンのときにのみ作動するように油圧回路及び電気回路が組まれている。
さらに、図2及び図3に示すように、塵芥投入箱5は、回転テーブル10を起立させるのを補助する一対のダンパ50と、回転テーブル10が投入口5aへ入り込むのを防止する一対の防止部51と、を備えている。ダンパ50はガスダンパよりなり、ダンパ50を設けることで、回転テーブル10を開閉するための操作力は激減し、回転テーブル10が使用位置B又は格納位置Aに切り換えられるときの衝撃も軽減されるようになっている。防止部51の先端には、弾性部材(ゴムなど)が設けられ、回転テーブル10と接触するように構成されている。
また、図2及び図3に示すように、回転テーブル10の裏面と投入口5aの車両(塵芥収集車1)幅方向端部には、格納位置Aにおける回転テーブル10をロックする一対のロック機構52が設けられている。このロック機構52は、取手52aと、取手52aが取り付けられた棒状部材52bと、棒状部材52bを車両(塵芥収集車1)幅方向に摺動可能に保持する孔(図示せず)を有しているとともに、取手52aを所定位置(図3において点線で示した52a)に格納した際、棒状部材52bを摺動できなくする複数の板状部材52cと、投入口5a両側壁後方に突設されたブラケット52dと、を備えている。ここで、ブラケット52dには板状部材52cと同様の孔(図示せず)が形成されており、棒状部材52b先端が挿入されることで、回転テーブル10を格納位置Aにロックすることができるようになっている。
以上のように構成することで、回転テーブル10を水平な使用位置Bとしたときに天板30上の塵芥を計量可能となり、天板30上の塵芥の荷重により撓んだ4つのロードセル20の値を基に塵芥の質量が計量される。
(塵芥計量装置100の動作)
塵芥収集箱4に塵芥を収集するには、まず、ロック機構52の取手52aを上方に回動し、取手52aとともに棒状部材52bを内側に摺動してロックを解除した後、塵芥投入箱5の投入口5aを開き、回転テーブル10を後方に倒して水平な使用位置Bにする。このとき、ダンパ50の作用により水平になるときの衝撃が軽減される。
回転テーブル10が使用位置Bになるとき、検知部42aがテーブル支持部41に押されてリミットスイッチ42が回転テーブル10を検知し、塵芥押込装置(図示せず)が作動可能な状態となる。この状態で、作業者が図示しないスイッチを押して塵芥押込装置(図示せず)を作動させる。このように回転テーブル10を使用位置Bにしない限り塵芥押込装置(図示せず)が作動しないので、塵芥を計量することなく塵芥を積み込むのが防止される。
次いで、塵芥を回転テーブル10の天板30上に載置する。すると、4つのロードセル20が撓んで塵芥の質量が計量される。
次いで、回転テーブル10上において塵芥を滑らせながら塵芥投入箱5内に放り込み、塵芥押込装置(図示せず)によって塵芥収集箱4に押し込む。
この作業を繰り返し、収集作業が終了した時点で塵芥質量の合計を計算し、計算結果を保存したり、印刷したりする。ここで、一変形例として、収集作業の都度、塵芥質量を計算し、その結果を保存したり、印刷することとしてもよい。
計量完了後は、天板30を外すことなく、回転テーブル10を起立させて格納する。このとき、ダンパ50の作用により、小さい力で回転テーブル10を起立させることができる。起立位置では、回転テーブル10の厚さが抑えられているので、天板30が塵芥押込装置に接触することはない。このため、従来のように天板30の取り付け取り外し作業を必要としない。また、回転テーブル10にロードセル20と天板30とを設けるだけという簡単な構成であるので、コスト及び質量の増加が抑えられる。
また、天板30を外すことなく、回転テーブル10を起立させて格納した後、留め具15bを外して扉15を開けることにより、回転テーブル10内のメンテナンスを行うことが可能である。例えば、天板30を外すことなく、回転テーブル10内に進入した塵芥の掃除、配線のチェック、ロードセルの点検など、様々なメンテナンスを容易に行うことが可能である。
(本実施形態に係る塵芥計量装置の特徴)
上記構成の塵芥計量装置100では、天板30を外すことなく、様々なメンテナンスを容易に行うことが可能である。なお、ここでのメンテナンスとは、例えば、回転テーブル10内に進入し堆積した塵芥の掃除、配線のチェック、ロードセルの点検など、である。ここで、回転テーブル10内に進入し堆積した塵芥の掃除の点について詳述すると、以下のとおりである。すなわち、天板30と回転テーブル10との隙間M’から回転テーブル10内に塵芥が進入してしまった場合でも、塵芥計量装置100自体を分解することなく、容易且つ確実に回転テーブル10内から該塵芥を取り除くことができる。特に、回転テーブル10を格納位置に起立させた場合、使用位置Bにおいて回転テーブル10内に進入した塵芥は回転テーブル10の一端側(地面側)に集積されるので、格納位置Aにおいて開口部14に設けられた扉を開くことにより、容易且つ確実に回転テーブル10内から集積された塵芥を取り除くことができる。
また、上記構成によれば、回転テーブル10を使用位置Bとしたときに天板30上に載置した塵芥を計量可能とし、格納位置Aとしたときに天板30を付けたままで塵芥押込装置に接触しないようにしたことにより、天板30の取り付け取り外し作業を行うことなく塵芥質量を容易に計測することができると共に、回転テーブル10にロードセル20と天板30とを設ける簡単な構成としたことにより、軽量かつ安価な塵芥収集車1の塵芥計量装置100を得ることができる。
さらに、上記構成によれば、塵芥投入箱5にリミットスイッチ42を設けて回転テーブル10が使用位置Bになったときに塵芥押込装置を使用可能としたことにより、塵芥質量の計量し忘れを防止することができる。
加えて、上記構成によれば、ダンパ50を設けて回転テーブル10を起立させるのを補助するようにしたことにより、回転テーブル10を極めて容易に起立させることができる。上記実施形態によれば、ロードセル20を4つ設けたことにより、塵芥質量を正確に計量することができると共に、回転テーブル10全体の厚さを薄くすることができる。
また、上記構成によれば、塵芥質量の計量を容易に行うことができると共に、全体の積載量の大きい商品性の高い塵芥収集車1が得られる。
さらに、上記構成によれば、扉15で開口部14を閉鎖している場合には、回転テーブル10の底板11bの外側平面に対して扉15はフラット状となるように設けられているので、突出しているような扉と比較して、操作者に対して安全性の高いものとすることができる。
また、上記構成によれば、回転テーブル10を使用位置にした状態において、開口部14に設けられた扉15を確実に開くことができるとともに、回転テーブル10内の塵芥を取り除くことができる。特に、使用位置Bにおいて開口部14は地面側に向くので、重力を利用してより容易且つ確実に塵芥を取り除くことができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。したがって、本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態においては、開口部14及び扉15を一対設けたものを示したが、図7に示したように、ロードセル120を4個から2個に変更し、設置位置を変更するとともに、回転テーブル110の一端側(揺動軸12側)に偏って開口部114が設けられているとともに、ロードセル120の設けた位置に対応するように長尺の扉115をテーブル本体111に設ける構成としてもよい。ここで、扉115は、蝶番115aと、留め具115bと、長尺の板状部材115cとからなるものである。なお、その他の部位は上記実施形態とほぼ同様であるので、説明を省略する。
また、上記実施形態では、リミットスイッチ42を、回転テーブル10が使用位置Bになったのを検知したときに塵芥押込装置を使用可能とするものとしたが、さらにロードセル20を使用可能とするものとしてもよい。このように構成すれば、回転テーブル10を使用位置Bにすると自動的にロードセル20が作動し、格納位置Aとするときにオフになるので、ロードセル20のオンオフ作業の手間を省いて計測作業を容易に行うことができる。
また、上記実施形態では、検知手段として接触式のリミットスイッチ42を設けたが、非接触式のリミットスイッチや、光電管スイッチとしてもよい。
また、上記実施形態では、ロードセル20を4つ設けたものを示したが、これに限られず、一つ以上あればよい。
1 塵芥収集車
2 車台
3 後方開口部
4 塵芥収集箱、
5 塵芥投入箱
5a 投入口
6 回動軸
01、10、110 回転テーブル
11、111 テーブル本体
11a 枠体
11b 底板
11c 側板
11d 開口部
11e チャンネル材
11f 筒部材
12 揺動軸
13、52a 取手
14、114 開口部
15、115 扉
15a、115a 蝶番
15b、115b 留め具
15c 板状部材
02、20、120 ロードセル
21 ロードセル用ベース
22 ネジ
23 皿ボルト
03、30 天板
30a 天板本体
30b 角鋼
30c ロードセル取付部
30d 貫通孔
40 クロスフレーム
41 テーブル支持部
42 リミットスイッチ
42a 検知部
50 ダンパ
51 防止部
52 ロック機構
52b 棒状部材
52c、115c 板状部材
52d ブラケット
100 塵芥計量装置

Claims (4)

  1. 塵芥収集車の塵芥収集箱に積載される塵芥の質量を計量する塵芥計量装置であって、
    前記塵芥収集箱内に塵芥を押し込む塵芥押込装置を有する塵芥投入箱の投入口下端において、一端を基軸として回動可能に、且つ、格納位置と使用位置とに起伏切換可能に設けられた回転テーブルと、
    前記回転テーブル内に取り付けたロードセルと、
    前記回転テーブル上に前記ロードセルを介して取り付けられた天板と、
    前記回転テーブルにおいて天板側と反対側に設けられた開口部と、
    前記開口部に開閉可能に設けられた扉と、
    を備えていることを特徴とする塵芥収集車の塵芥計量装置。
  2. 前記開口部が、前記回転テーブルの前記一端側に偏って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車の塵芥計量装置。
  3. 前記開口部が、前記ロードセルが設けられている位置に対応して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塵芥収集車の塵芥計量装置。
  4. 前記塵芥投入箱の前記投入口下縁部において車両の幅方向に設けられたクロスフレームと、
    前記クロスフレームの車両後方側の面から前記車両の後方に向かって突設され、前記使用位置に前記回転テーブルが位置している際、前記回転テーブルの天板側と反対側の面に当接し前記回転テーブルを支持するテーブル支持部と、
    をさらに備え、
    前記回転テーブルを前記使用位置に位置させて前記扉を開く際、前記扉が前記テーブル支持部に干渉することがないように、前記テーブル支持部が前記使用位置において前記回転テーブルの前記開口部以外の部分を支持するような位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の塵芥収集車の塵芥計量装置。
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