JP6234873B2 - エスカレータ用ステップ - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレータ用ステップに関する。
エスカレータでは、乗客の衣服や靴等の挟み込みが課題となることがある。特許文献1には、エスカレータのスカートガードにローラを設けて、ステップとスカートガードとの隙間に異物が挟み込まれないようにする構成が開示されている。
特開2011−219195号公報
エスカレータは、複数のステップによって階段形状が構成され、乗降口の近傍で段差が小さくなる構成を有しており、この段差が小さくなる部分で隣接するステップ間に異物が挟み込まれることがある。上記特許文献1の構成では、段差が小さくなる部分における隣接するステップ間への異物の挟み込みは防止できない。
本発明の目的は、隣接するステップ間への異物の挟み込みを防止することを可能とするエスカレータ用ステップを提供することである。
本発明に係るエスカレータ用ステップは、平行に並んだ複数の踏板溝が形成される上面を有する踏板部と、前記踏板溝が延びる方向の前記踏板部の端部から下方に向けて設けられるライザ部であって、平行に並んだ複数のライザ溝が形成される表面を有するライザ部と、前記踏板部における前記踏板溝が延びる方向に直交する幅方向に沿って前記ライザ部の裏面側に設けられる軸と、前記軸を中心に回転又は搖動する可動部材と、を備え、前記可動部材は、前記ライザ部の表面から所定の量で突出する可動面を有することを特徴とする。
また、本発明に係るエスカレータ用ステップにおいて、前記ライザ部の表面には、所定の溝幅を有する第1凹部と、前記第1凹部よりも広い溝幅を有する第2凹部とが交互に形成され、前記可動部材は、前記第2凹部から前記可動面が突出するように設けられることが好ましい。
また、本発明に係るエスカレータ用ステップにおいて、前記可動部材は、所定の間隔を空けて前記幅方向に沿って複数設けられることが好ましい。
上記構成によれば、乗降口の近傍の段差が小さくなる部分において隣接するステップ間に異物が入り込もうとした場合であっても可動面が回転又は摺動することによって異物を引き出すことができる。したがって、隣接するステップ間への異物の挟み込みを防止することができる。
図1(a)は、ステップを備えるエスカレータを示す図であり、図1(b)は、ステップの側面図である。 図2(a)はライザ部の部分斜視図であり、図2(b)はライザ部とこれに対応する下層階側の踏板部との関係を示す平面図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。また、以下では、全ての図面において対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1(a)は、ステップ10を備えるエスカレータ12を示す図であり、図1(b)は、ステップ10の側面図である。エスカレータ12は、乗り口14と降り口16との間を無端状に連結された複数のステップ10を駆動させて乗客を移動させる装置である。エスカレータ12は、複数のステップ10によって階段形状が構成され、乗り口14及び降り口16の近傍で段差が少なくなる構成を有する。なお、複数のステップ10は、全て同様の構成を有しているため、以下では、1つのステップ10を例に詳説する。
ステップ10は、乗客が足を乗せる踏板部20と、階段形状の蹴上げに相当するライザ部22と、踏板部20とライザ部22を支持するフレーム部23と、ライザ部22の裏側に設けられる軸24と、軸24を中心に回転する可動部材27とを備える。
図2(a)はライザ部22の部分斜視図であり、図2(b)はライザ部22とこれに対応する下層階側の踏板部20との関係を示す平面図である。踏板部20は、乗客が乗った際の滑り止めとして、平行に並んだ複数の踏板溝31を有する板状部材である。踏板部20は、適当な強度を有する材料、例えば、アルミ合金やステンレスを用いて構成される。踏板部20は、例えば、横幅が約100cm、奥行が約40cmの寸法を有する。ここで、「横幅」とは、踏板部20の上面において複数の踏板溝31に直交する方向の大きさを意味する。「奥行」とは、踏板部20の上面において複数の踏板溝31に沿った方向の大きさを意味する。
踏板溝31は、第1凸部32と、第2凸部34との間に形成される。第1凸部32及び第2凸部34の長さは約40cmであり、幅は約2mmであるが、図2(b)に示されるように、第1凸部32が約1mm上層階側にずらして配置される。
ライザ部22は、踏板溝31が延びる方向の端部から下方に向けて設けられ、所定の曲率半径の曲げを有する板状部材である。ライザ部22は、適当な強度を有する材料、例えば、アルミ合金やステンレスを用いて構成される。ライザ部22は、平行に並んだ複数のライザ溝25が形成される表面を有する。ライザ部22は、例えば、横幅が約100cm、高さが約30cmの寸法を有する。ここで、ライザ部22の「表側」とは、ライザ部22の表面のうち階段形状を構成する部分における外側表面側を意味する。ライザ部22の「裏側」とは、上記外側表面と反対側を意味する。
ライザ溝25は、踏板溝31の第2凸部34に対応する位置に形成される囲み凸部36の間に形成される第1凹部26と、隣接する囲み凸部36の間に形成される第2凹部28とを備える。第1凹部26の溝幅は、約3mmである。第2凹部28の溝幅は、約5mmである。なお、ライザ部22と下層階側の踏板部20の第1凸部32及び第2凸部34との隙間は、約3mm〜約5mmである。
フレーム部23は、踏板部20の横幅方向の両端部において、踏板部20及びライザ部22を支持するように設置される支持部材である。なお、踏板部20の下側、ライザ部22の裏側及びフレーム部23に囲まれた空間は、軸24及び可動部材27を収納するための略三角柱形状の空間領域が形成される。
軸24は、ライザ部22の裏側の上記空間領域において、踏板部20の横幅方向に沿ってフレーム部23に取り付けられる。軸24は、適当な強度を有する材料、例えば、アルミ合金やステンレスを用いて構成される。軸24の長さは、約100cmの寸法を有する。
可動部材27は、軸24を中心に回転し、ライザ部22の表面から所定の量で突出する可動面を有する。可動部材27は、適当な柔軟性を有する材料、例えば、ゴム部材を用いて構成される。可動部材27は、第2凹部28から可動面が突出するように設けられる。可動部材27は、ライザ部22の第2凹部28に一列に複数個取り付けられる。
上記構成のエスカレータ12のステップ10の作用について説明する。エスカレータ12は、複数のステップ10によって階段形状が構成され、乗り口14及び降り口16の近傍で段差が小さくなる構成を有している。
乗客が丈の長い衣服を着ている場合、例えば、ロングスカートを履いていてライザ部22の近くに立っている場合には、降り口16の近傍で段差が少なくなるにつれてライザ部22と踏板部20の隙間にロングスカートの下端部が入り込む可能性がある。しかしながら、エスカレータ12では、ライザ部22に可動部材27が取り付けられて可動面が回転するため、乗客はロングスカートを引っ張り上げるができ、挟み込みを防止することができる。
なお、エスカレータ12では、可動部材27は、ローラであるとして説明したが、その他の可動部材であってもよい。例えば、ローラを軸方向から見た場合に例えばローラが8分の1に分割された1部の略滴型形状の部材であってもよい。滴型形状の部材の場合は、可動面が摺動することとなる。これにより、降り口16の近傍で段差が少なくなるにつれてライザ部22と踏板部20の隙間にロングスカートの下端部が入り込みそうになった場合であっても、乗客はロングスカートを引っ張り上げるができ、挟み込みを防止することができる。
10 ステップ、12 エスカレータ、14 乗り口、16 降り口、20 踏板部、22 ライザ部、23 フレーム部、24 軸、25 ライザ溝、26 第1凹部、27 可動部材、28 第2凹部、31 踏板溝、32 第1凸部、34 第2凸部、 36 囲み凸部。

Claims (3)

  1. 平行に並んだ複数の踏板溝が形成される上面を有する踏板部と、
    前記踏板溝が延びる方向の前記踏板部の端部から下方に向けて設けられるライザ部であって、平行に並んだ複数のライザ溝が形成される表面を有するライザ部と、
    前記踏板部における前記踏板溝が延びる方向に直交する幅方向に沿って前記ライザ部の裏面側に設けられる軸と、
    前記軸を中心に回転又は搖動する可動部材と、
    を備え、
    前記可動部材は、前記ライザ部の表面から所定の量で突出する可動面を有することを特徴とするエスカレータ用ステップ。
  2. 請求項1に記載のエスカレータ用ステップにおいて、
    前記ライザ部の表面には、所定の溝幅を有する第1凹部と、前記第1凹部よりも広い溝幅を有する第2凹部とが交互に形成され、
    前記可動部材は、前記第2凹部から前記可動面が突出するように設けられることを特徴とするエスカレータ用ステップ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエスカレータ用ステップにおいて、
    前記可動部材は、所定の間隔を空けて前記幅方向に沿って複数設けられることを特徴とするエスカレータ用ステップ。
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