JP6232720B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体に交換可能に装着される現像カートリッジを備えた画像形成装置に関する。
従来より、現像剤を収容する現像カートリッジが交換可能な画像形成装置において、装着されている現像カートリッジの交換時期を判定するように構成されたものが知られている。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、トナーを収納する容器に光を入射する発光素子と、容器内を透過した光を受光する受光素子とを有し、受光素子から出力される受光信号に基づいて容器内のトナー量を検出することで、トナーカートリッジが交換時期にあるか否かを判定している。
特開2000−10394号公報
上記のように、発光素子と受光素子を用いてトナーカートリッジの交換時期を判定するものは、正確なトナー量を判定することが困難な場合があった。
そこで、本発明は、現像カートリッジの交換時期をより適切に判定することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置は、現像剤収容部および現像剤担持体を有する現像カートリッジと、現像カートリッジが交換可能に装着される筐体と、筐体内の温度および/または湿度を検出するセンサと、制御装置とを備えている。制御装置は、現像カートリッジの累積使用量を推定する使用量推定手段と、現像カートリッジの累積使用量をパラメータとする閾値に基づいて現像カートリッジの交換時期を判定する交換時期判定手段と、センサが検出した温度および/または湿度に対応して閾値を決定する閾値決定手段とを有する。そして、閾値決定手段は、温度および/または湿度が高いほど、現像カートリッジの交換時期が早くなる値に閾値を決定する。
この画像形成装置では、現像カートリッジの交換時期を判定するための閾値として、現像カートリッジの累積使用量をパラメータとする閾値を閾値決定手段が決定する。一方、現像カートリッジの累積使用量を使用量推定手段が推定する。そして、使用量推定手段により推定された現像カートリッジの累積使用量を閾値決定手段により決定された閾値と比較することで、交換時期判定手段が現像カートリッジの交換時期を判定する。
その際、閾値決定手段は、センサが検出した筐体内の温度および/または湿度に対応して、温度および/または湿度が高いほど、現像カートリッジの交換時期が早くなる値に閾値を決定する。従って、この画像形成装置では、筐体内の温度および/または湿度が高く、現像剤の帯電特性の低下によるかぶり現象が発生し易くなるほど、現像カートリッジの交換時期が早く判定され、反対に筐体内の温度および/または湿度が低く、かぶり現象が発生し難いほど、現像カートリッジの交換時期が遅く判定されるのであり、現像カートリッジの交換時期が筐体内の温度および/または湿度に応じてより適切に判定される。
この画像形成装置において、閾値決定手段は、現像カートリッジの交換時期を判定するための閾値として、筐体内の温度および/または湿度の変化に応じて、段階的に変化する閾値データから閾値を決定してもよいし、連続的に変化する閾値データから閾値を決定してもよい。
ここで、センサは、記録シートへ印字させる印刷ジョブを受けた際に検出した温度および/または湿度を閾値決定手段に出力し、閾値決定手段は、取得した温度および/または湿度に応じ、印刷ジョブによる印字動作の前に閾値を決定することができる。この場合、現像カートリッジの交換時期が印刷ジョブ毎に適切に判定されるので好ましい。
また、現像カートリッジの累積使用量を推定する使用量推定手段は、現像剤担持体の累積回転回数をカウントする回転回数カウント手段とすることができる。
さらに、センサは、温度および湿度を同時に検出する温湿度センサとして一体に構成することができる。
本発明の画像形成装置によれば、現像カートリッジの交換時期を筐体内の温度および/または湿度に応じてより適切に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構造を示す側断面図である。 図1に示したレーザプリンタが備える制御装置のブロック構成図である。 温度と相対湿度をパラメータとして示す絶対湿度の領域マップである。 絶対湿度に応じた現像カートリッジ交換時期の閾値を現像ローラの累積回転回数をパラメータとして示すグラフである。 図2に示した制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 図4に示したグラフの変形例を示す閾値のグラフである。 温度に応じて変化する現像カートリッジ交換時期の閾値を現像ローラの累積回転回数をパラメータとして示すグラフである。 相対湿度に応じて変化する現像カートリッジ交換時期の閾値を現像ローラの累積回転回数をパラメータとして示すグラフである。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。一実施形態の画像形成装置は、例えば図1に示すようなレーザプリンタ1として具現化されている。なお、以下の説明においては、レーザプリンタ1を使用するユーザが対面する側、すなわち図1の紙面の右側を「前」とし、左側を「後」、上下方向を「上下」、手前側を「左」、奥側を「右」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、記録シートの一例としての用紙Sを給紙するためのフィーダ部10や、用紙Sに画像を形成するための画像形成部20などを筐体である本体ケーシング30内に備えている。ここで、画像形成部20は、露光部であるスキャナ部40、現像部および転写部を構成するプロセスカートリッジ50、定着部60などで構成されている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部10は、本体ケーシング30内の底部に着脱自在に装着される給紙トレイ11と、給紙トレイ11内の前部に配置された用紙押圧板12とを備えている。また、フィーダ部10は、給紙トレイ11の前端部の上方に配置された給紙ローラ13および給紙パット14と、給紙ローラ13に対し用紙Sの搬送方向の下流側に配置された紙粉取りローラ15,16を備えている。さらに、フィーダ部10は、紙粉取りローラ15,16に対して用紙Sの搬送方向の下流側に配置されたレジストローラ17を備えている。
このフィーダ部10では、給紙トレイ11内に収容された用紙Sは、用紙押圧板12によって給紙ローラ13側に寄せられる。そして、給紙ローラ13と給紙パット14との間に挟まれた用紙Sは、給紙ローラ13の回転により、紙粉取りローラ15,16およびレジストローラ17を経由して画像形成部20に搬送される。
<スキャナ部の構成>
スキャナ部40は、本体ケーシング30内の上部に配置されており、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー41、レンズ42,43、反射鏡44,45,46を備えている。このスキャナ部40では、レーザビームが一点鎖線で示す経路を通って、プロセスカートリッジ50内にある感光ドラム51の表面(周面)上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ50は、スキャナ部40の下方に配設されおり、本体ケーシング30に対して前後方向の移動により着脱されることで、本体ケーシング30に交換可能に装着される。このプロセスカートリッジ50は、感光ドラム51、スコロトロン型帯電器52および転写ローラ53を備えたドラムユニットと、このドラムユニットに対して着脱可能に構成された現像カートリッジとで構成されている。
現像カートリッジは、現像剤担持体である現像ローラ54、層厚規制ブレード55、供給ローラ56、および現像剤収容部であるトナーホッパ57(現像剤収容部)を備えている。
このような現像カートリッジを備えたプロセスカートリッジ50では、スコロトロン型帯電器52で帯電された感光ドラム51の表面がスキャナ部40からのレーザビームで露光されることにより、感光ドラム51の表面に静電潜像が形成される。そして、この静電潜像に、トナーホッパ57内の現像剤であるトナーが供給ローラ56および現像ローラ54を介して供給されることで、感光ドラム51の表面にトナー像(現像剤像)が形成される。その後、感光ドラム51と転写ローラ53との間で用紙Sが搬送される際に、転写ローラ53に転写バイアスが印加されることで、感光ドラム51の表面に担持されたトナー像が転写ローラ53によって用紙Sの表面に転写され、こうして用紙Sの表面に画像が形成される。
<定着部の構成>
定着部60は、用紙Sに転写されたトナー像を熱定着させるための加熱ローラ61と、この加熱ローラ61との間に用紙Sを挟んで押圧する加圧ローラ62とを備えている。この定着部60は、プロセスカートリッジ50から搬送される用紙Sの搬送方向下流側に配置されている。定着部60で熱定着された用紙Sは、用紙Sの搬送方向に回転する一対の排出ローラ71によって本体ケーシング30外の排紙トレイ72上に排出される。
ここで、用紙Sの両面に画像を形成する両面印字時においては、用紙Sの全体を排紙トレイ72上に排紙する前に、排出ローラ71が逆回転することで、用紙Sを本体ケーシング30内に引き戻す。本体ケーシング30内に引き戻された用紙Sは、フラッパ73の切り替えにより、定着部60の後側を通った後、両面搬送経路ユニット80に送られる。
<両面搬送経路ユニットの構成>
両面搬送経路ユニット80は、両面搬送のための再搬送機構であり、画像形成部20と、給紙トレイ11との間に配設されている。ここで、「両面搬送」とは、表面が印字された用紙Sの裏面を印字するために、用紙Sを表裏反転してプロセスカートリッジ50の感光ドラム51と転写ローラ53との間に戻すために行う搬送をいう。
両面搬送経路ユニット80は、定着部60の後側を通って下方に搬送される用紙Sの向きを前方に切り替えるガイド部材81と、ガイド部材81で案内されてきた用紙Sを感光ドラム51の前側に戻すために前後に並列された複数対の戻しローラ82とを備えている。そして、この両面搬送経路ユニット80から排出された用紙Sは、両面搬送経路ユニット80の前方にあるガイド83により、表裏が反転された状態でレジストローラ17に向けて案内される。これにより、用紙Sは、レジストローラ17で先端が揃えられた後、再度感光ドラム51と転写ローラ53との間に搬送され、感光ドラム51の表面のトナー像が用紙Sの裏面に転写される。
ここで、プロセスカートリッジ50を構成する現像カートリッジのトナーホッパ57に収容された現像剤であるトナーは、一般に、現像カートリッジの累積使用量の増大に応じて劣化が進行し、帯電性能が低下する。そして、帯電性能が低下したトナーをそのまま使用すると、用紙S上に形成される現像剤の画像以外の部分にトナーが付着するという、所謂かぶり現象が発生する。そこで、このようなかぶり現象を未然に防止するため、一実施形態の画像形成装置であるレーザプリンタ1は、トナーホッパ57に収容されたトナーの劣化状況を推定して現像カートリッジの交換時期を報知するための制御装置を備えている。
<制御装置の構成>
図2に示すように、制御装置2は、累積回転回数カウント部2A、ゲート部2B、交換時期閾値決定部2C、交換時期判定部2D、印刷ジョブ実行部2Eを備えており、これらはマイクロコンピュータのハードウェアおよびソフトウェアを利用して構成されている。なお、制御装置2を構成するマイクロコンピュータは、入出力インターフェースI/O、A/Dコンバータ、プログラムおよびデータを記憶したROM(Read Only Memory)、入力データ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等を備えている。
累積回転回数カウント部2Aは、現像カートリッジの累積使用量を推定する使用量推定手段として機能するものであり、現像剤担持体の累積回転回数をカウントする回転回数カウント手段として、現像ローラ54の累積回転回数をカウントする。この累積回転回数カウント部2Aは、回転回数センサ4から現像ローラ54の回転回数を取得することにより、現像ローラ54の累積回転回数NRを現像カートリッジの交換時から累積してカウントする。そして、この累積回転回数カウント部2Aは、カウントした累積回転回数NRの情報を交換時期判定部2Dに出力する。
ゲート部2Bは、湿度センサ5が検出した相対湿度の検出信号Hと、温度センサ6が検出した温度の検出信号Tとを常時取得している。このゲート部2Bは、レーザプリンタ1を出力装置とするパーソナルコンピュータ(PC)3から用紙Sに印字させるための印刷ジョブ信号PJを取得すると、その際の相対湿度の検出信号Hと、温度の検出信号Tとを交換時期閾値決定部2Cに出力する。
交換時期閾値決定部2C、ゲート部2Bから取得した相対湿度の検出信号Hと温度の検出信号Tとに基づき、図3に示すグラフを参照することにより、絶対湿度(g/m)が例えば3未満であって温度10℃、湿度20%のポイントを含む低温低湿の領域LLと、絶対湿度が例えば3〜10程度であって温度23℃、湿度50%のポイントを含む常温常湿の領域JJと、絶対湿度が例えば10以上であって温度32℃、湿度80%のポイントを含む高温高湿の領域HHとを判別する。
そして、この交換時期閾値決定部2Cは、判別した低温低湿の領域LL、常温常湿の領域JJおよび高温高湿の領域HHに対応して段階的に変化する閾値データを参照することにより、閾値Thを決定する。すなわち、交換時期閾値決定部2Cは、図4のグラフに示すように、現像ローラ54の累積回転回数NRをパラメータとして段階的に変化する閾値データを参照することにより、低温低湿のLL環境より常温常湿のJJ環境の値が小さく、常温常湿のJJ環境より高温高湿のHH環境の値が小さくなる閾値を現像カートリッジの交換時期の閾値Thとして決定する。
ここで、現像ローラ54の累積回転回数NRをパラメータとする閾値Thは、低温低湿のLL環境では例えば100,000回転に決定され、常温常湿のJJ環境では例えば75,000回転に決定され、高温高湿のHH環境では例えば50,000回転に決定される。従って、現像カートリッジの交換時期は、常温常湿のJJ環境に較べて低温低湿のLL環境では遅くなり、高温高湿のHH環境では早くなる。
交換時期判定部2Dは、累積回転回数カウント部2Aから取得した累積回転回数NRを交換時期閾値決定部2Cから取得した閾値Thと比較することにより、現像カートリッジが交換時期に達したか否かを判定する。
交換時期判定部2Dは、現像カートリッジが未だ交換時期に達していない場合には、印刷ジョブ信号PJを印刷ジョブ実行部2Eに出力する。これにより、パーソナルコンピュータ(PC)3の要求に応じた印刷ジョブが実行される。一方、現像カートリッジが交換時期に達している場合には、交換時期判定部2Dは、現像カートリッジの交換時期を報知するための信号を交換時期報知装置7に出力する。
なお、図示省略したが、交換時期報知装置7は、本体ケーシング30の見やすい位置、例えば前部の上部に配置された適宜の点滅ランプで構成されている。また、回転回数センサ4、湿度センサ5および温度センサ6は、現像ローラ54の近傍に配置されている。
以上のように構成された本実施形態の画像形成装置であるレーザプリンタ1では、用紙S上に形成される画像以外の部分にトナーが付着するという、所謂かぶり現象の発生を未然に防止するため、制御装置2がトナーホッパ57に収容されたトナーの劣化状況を推定して現像カートリッジの交換時期を報知する。以下、制御装置2が実行する処理の手順を図5のフローチャートに沿って順次説明する。
まず、ステップS1では、制御装置2が印刷ジョブ信号PJを取得したか否かが判定される。この判定は、ゲート部2Bに印刷ジョブ信号PJが入力されるまで繰り返される。
ゲート部2Bに印刷ジョブ信号PJが入力されると、湿度センサ5が検出した相対湿度の検出信号Hと、温度センサ6が検出した温度の検出信号Tとをゲート部2Bが交換時期閾値決定部2Cに出力する。これにより、交換時期閾値決定部2Cは、ステップS2として温度Tを取得し、ステップS3として相対湿度Hを取得する。
つぎのステップS4では、交換時期閾値決定部2Cが現像カートリッジの交換時期の閾値を決定する。その際、交換時期閾値決定部2Cは、温度Tと相対湿度Hとに応じた絶対湿度の領域として、図3に示す低温低湿の領域LL、常温常湿の領域JJ、高温高湿の領域HHの何れかを判別する。
そして、交換時期閾値決定部2Cは、図4のグラフに示す閾値データを参照することにより、低温低湿のLL環境より常温常湿のJJ環境の閾値が小さく、常温常湿のJJ環境より高温高湿のHH環境の閾値が小さくなる閾値を現像カートリッジの交換時期の閾値Thとして決定する。
ステップS5では、累積回転回数カウント部2Bが回転回数センサ4から現像ローラ54の回転回数を取得することにより、現像ローラ54の累積回転回数NRを取得する。
そして、ステップS6では、累積回転回数カウント部2Aから取得した累積回転回数NRを交換時期閾値決定部2Cから取得した閾値Thと比較することにより、現像カートリッジが交換時期に達したか否かを交換時期判定部2Dが判定する。
ここで、交換時期判定部2Dによる判定結果がNOであって、現像カートリッジが未だ交換時期に達していない場合には、交換時期判定部2Dが印刷ジョブ信号PJを印刷ジョブ実行部2Eに出力することで、ステップS7として、印刷ジョブ実行部2Eがパーソナルコンピュータ(PC)3の要求に応じた印刷ジョブを実行する。
一方、交換時期判定部2Dによる判定結果がYESであって、現像カートリッジが交換時期に達している場合には、交換時期判定部2Dが現像カートリッジの交換時期を報知するための信号を交換時期報知装置7に出力することで、ステップS8として、交換時期報知装置7である点滅ランプが点滅して現像カートリッジの交換時期を報知する。
ここで、現像カートリッジの交換時期を判定するための閾値Thは、図4のグラフに示したように、低温低湿のLL環境では例えば100,000回転に決定され、常温常湿のJJ環境では例えば75,000回転に決定され、高温高湿のHH環境では例えば50,000回転に決定される。従って、現像カートリッジの交換時期は、高温高湿のHH環境でもっとも早くなり、常温常湿のJJ環境では高温高湿のHH環境よりも遅くなり、低温低湿のLL環境ではもっともくなる。
すなわち、本実施形態の画像形成装置であるレーザプリンタ1では、本体ケーシング30内の温湿度環境が高温高湿のHH環境であって絶対湿度が高く、現像剤の帯電特性の低下によるかぶり現象が発生し易い場合には、現像カートリッジの交換時期が早く判定され、反対に、本体ケーシング30内の温湿度環境が低温低湿のLL環境であって絶対湿度が低く、現像剤のかぶり現象が発生し難い場合には、現像カートリッジの交換時期が遅く判定される。従って、本実施形態のレーザプリンタ1によれば、現像カートリッジの交換時期を本体ケーシング30内の絶対湿度に応じてより適切に判定することができる。
以上、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてのレーザプリンタ1について説明したが、本発明の画像形成装置は一実施形態のレーザプリンタ1に限定されるものではなく、具体的な構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、図2に記載した温度センサ6および湿度センサ5は、温湿度センサとして一体に構成することができる。また、交換時期報知装置7は、現像カートリッジの交換時期を文字や絵文字などで表示する液晶ディスプレイとしてもよいし、現像カートリッジの交換時期を音声により報知するスピーカとしてもよい。
さらに、図2に示した累積回転回数カウント部2Aは、パーソナルコンピュータ(PC)3から印刷ジョブ信号PJを取得し、印刷ジョブ信号PJに含まれる用紙Sのサイズ、印刷枚数などの情報から、印刷ジョブ毎に現像ローラ54の回転回数を積算することで、現像カートリッジの交換時からの現像ローラ54の累積回転回数を推定するように構成してもよい。この場合、図2に示した回転回数センサ4は、省略することができる。
ここで、図2に示した制御装置2の交換時期閾値決定部2Cが閾値Thを決定するために参照する閾値データは、図4のグラフに示したように段階的に変化するものに限らず、図6のグラフに示すように連続的に変化するものとしてもよい。
また、図2に示した湿度センサ5および温度センサ6は、何れか一方を省略してもよい。湿度センサ5を省略した場合、交換時期閾値決定部2Cは、図7のグラフに示す閾値データ、すなわち、現像ローラ54の累積回転回数NRと温度(℃)とをパラメータとして、温度の上昇に応じて累積回転回数NRが低下する特性の閾値データを参照して現像カートリッジの交換時期の閾値Thを決定するように構成する。
一方、温度センサ6を省略した場合、交換時期閾値決定部2Cは、図8のグラフに示す閾値データ、すなわち、現像ローラ54の累積回転回数NRと相対湿度(%)とをパラメータとして、相対湿度の上昇に応じて累積回転回数NRが低下する特性の閾値データを参照して現像カートリッジの交換時期の閾値Thを決定するように構成する。
1 レーザプリンタ
2 制御装置
2A 累積回転回数カウント部
2B ゲート部
2C 交換時期閾値決定部
2D 交換時期判定部
2E 印刷ジョブ実行部
3 パーソナルコンピュータ(PC)
4 回転回数センサ
5 湿度センサ
6 温度センサ
7 交換時期報知装置
30 本体ケーシング
50 プロセスカートリッジ
51 感光ドラム
54 現像ローラ(現像剤担持体)
57 トナーホッパ(現像剤収容部)
NR 累積回転回数
H 相対湿度
T 温度
S 用紙

Claims (5)

  1. 現像剤収容部および現像剤担持体を有する現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジが交換可能に装着される筐体と、
    前記筐体内の温度および/または湿度を検出するセンサと、
    制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記現像カートリッジの累積使用量を推定する使用量推定手段と、
    前記現像カートリッジの累積使用量をパラメータとする閾値に基づいて前記現像カートリッジの交換時期を判定する交換時期判定手段と、
    前記センサが検出した温度および/または湿度に対応して、温度が10℃かつ湿度が20%のポイントを含む低温低湿の領域と、温度が23℃かつ湿度が50%のポイントを含む常温常湿の領域と、温度が32℃かつ湿度が80%のポイントを含む高温高湿の領域に対応した前記閾値を決定する閾値決定手段とを有し、
    前記高温高湿の領域に対応した閾値は、前記常温常湿の領域に対応した閾値よりも前期現像カートリッジの交換が早くなる値であり、
    前記常温常湿の領域に対応した閾値は、前記低温低湿の領域に対応した閾値よりも前期現像カートリッジの交換が早くなる値であり、
    記録シートに印字させるための印刷ジョブを取得した場合、前記印刷ジョブによる印刷動作の前に、前記閾値決定手段が前記閾値を決定し、当該閾値に基づいて前記交換時期判定手段が前記現像カートリッジの交換時期を判定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記閾値決定手段は、前記閾値を前記温度および/または湿度の変化に応じて段階的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記閾値決定手段は、前記閾値を前記温度および/または湿度の変化に応じて連続的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記使用量推定手段は、前記現像剤担持体の累積回転回数をカウントする回転回数カウント手段であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記センサは、前記温度および湿度を同時に検出する温湿度センサであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
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