JP2021165007A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】実行が留保された印刷ジョブ各々の内容を確認するユーザーの手間を軽減可能な画像処理装置、及び画像処理方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置10は、外部から入力されて格納処理部82により記憶部7に格納された一又は複数の印刷ジョブに含まれる予め定められたシート属性の特定シートが用いられる特定印刷ジョブを検出する検出処理部86と、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブを出力する出力処理部87と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理装置、及び画像処理方法に関する。
外部から入力された印刷ジョブの実行を留保可能な画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷に用いられるシートのシート種類が指定された前記印刷ジョブを実行可能な画像形成装置が知られている。この画像形成装置では、給紙カセットなどのシート収容部にシート種類が関連付けられており、前記印刷ジョブが実行される場合に、当該印刷ジョブの実行条件で指定されたシート種類に関連付けられた前記シート収容部から給紙が行われる。また、この画像形成装置では、前記印刷ジョブが入力された場合に、ユーザーが当該印刷ジョブの実行条件で指定されたシート種類のシートを用意するための時間が確保されるように、当該印刷ジョブの実行が留保されることがある。
ところで、画像形成装置のユーザーは、当該画像形成装置に蓄積された実行が留保された複数の前記印刷ジョブに含まれる、指定されたシート種類が共通する複数の前記印刷ジョブを知ることができれば、当該複数の前記印刷ジョブを当該シート種類のシートを用意するタイミングでまとめて印刷可能である。
しかしながら、従来の画像形成装置において、ユーザーが、当該画像形成装置に蓄積された実行が留保された複数の前記印刷ジョブに含まれる、指定されたシート種類が共通する複数の前記印刷ジョブを知るためには、実行が留保された印刷ジョブ各々の内容を確認する必要がある。
本発明の目的は、実行が留保された印刷ジョブ各々の内容を確認するユーザーの手間を軽減可能な画像処理装置、及び画像処理方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、検出処理部と、出力処理部とを備える。前記検出処理部は、実行が留保された一又は複数の印刷ジョブに含まれる予め定められた特定シートが用いられる特定印刷ジョブを検出する。前記出力処理部は、前記検出処理部によって検出された前記特定印刷ジョブを出力する。
本発明の他の局面に係る画像処理方法は、検出ステップと、出力ステップとを含む。前記検出ステップでは、実行が留保された一又は複数の印刷ジョブに含まれる予め定められた特定シートが用いられる特定印刷ジョブが検出される。前記出力ステップでは、前記検出ステップによって検出された前記特定印刷ジョブが出力される。
本発明によれば、実行が留保された印刷ジョブ各々の内容を確認するユーザーの手間を軽減することが可能である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成部3、及びシート搬送部4の構成を示す断面図である。
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成部3、及びシート搬送部4の構成を示す断面図である。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置10は、プリンター、ファクシミリ装置、又はコピー機などであってもよい。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、シート搬送部4、操作表示部5、通信部6、記憶部7、及び制御部8を備える。
ADF1は、不図示の原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する。画像読取部2は、不図示の原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDを備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でシートに画像を形成することが可能である。また、画像形成部3は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、シートに画像を形成することも可能である。図1に示されるように、画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電装置32、光走査装置33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着装置37、及び排紙トレイ38を備える。なお、画像形成部3は、インクジェット方式でシートに画像を形成可能であってもよい。
シート搬送部4は、画像形成部3による画像形成位置を経由してシートを搬送する。図1に示されるように、シート搬送部4は、4つの給紙ユニット41、シート搬送路42、複数の搬送ローラー43、及びレジストローラー44を備える。
4つの給紙ユニット41は、それぞれ給紙カセット411(本発明のシート収容部の一例)、ピックアップローラー412、及び給紙ローラー413を備える。給紙カセット411には、画像の形成に用いられるシートが収容される。例えば、給紙カセット411に収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどを含む。ピックアップローラー412は、給紙カセット411に収容された複数枚のシートのうち、最上位に位置するシートを給紙ローラー413に搬送する。給紙ローラー413は、ピックアップローラー412により搬送されたシートをシート搬送路42に搬送する。
シート搬送路42は、給紙カセット411各々と排紙トレイ38とを接続するシートの移動通路である。例えば、シート搬送路42は、画像形成装置10の筐体内部に設けられた一対のガイド部材により形成される。シート搬送路42には、シートの搬送に用いられる複数の搬送ローラー43及びレジストローラー44が設けられる。シート搬送部4では、シートが複数の搬送ローラー43及びレジストローラー44により図1に示される搬送方向D1に搬送される。
画像形成部3では、シート搬送部4から搬送されるシートに以下の手順で画像が形成される。
まず、帯電装置32により感光体ドラム31の表面が所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査装置33により感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。
そして、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像は現像装置34によってトナー像として現像(可視像化)される。現像装置34により現像されたトナー像は、図1に示される矢印方向に回転する感光体ドラム31により転写ローラー35による転写位置(画像形成位置)まで搬送される。なお、現像装置34には、画像形成部3に着脱可能な不図示のトナーコンテナからトナーが補給される。
一方、シート搬送部4は、画像形成部3による画像形成動作と並行して、前記画像形成位置にシートを搬送する。例えば、4つの給紙ユニット41のうち、給紙ユニット41A(図1参照)の給紙カセット411が給紙元に設定されている場合、当該給紙カセット411に収容されている複数枚のシートが当該給紙カセット411の底部に設けられた不図示のリフト板によりピックアップローラー412との接触位置まで持ち上げられる。ピックアップローラー412は、前記リフト板によって持ち上げられた複数枚のシートのうち最上位に位置するシートを取り出す。ピックアップローラー412により取り出されたシートは、給紙ローラー413によりシート搬送路42に搬送される。給紙ローラー413によりシート搬送路42に搬送されたシートは、搬送ローラー43によりレジストローラー44まで搬送される。
レジストローラー44は、感光体ドラム31によるトナー像の前記画像形成位置への搬送タイミングに合わせて、シートを前記画像形成位置に送出する。例えば、シート搬送路42には、シートの通過を検出する不図示のセンサーが、レジストローラー44の配置位置よりも搬送方向D1の上流側に設けられている。制御部8は、前記センサーによるシートの通過の検出タイミングに基づいて、前記搬送タイミングに合致するレジストローラー44によるシートの送出タイミングを設定する。そして、レジストローラー44は、制御部8により設定された前記送出タイミングに基づいて、シートを前記画像形成位置に送出する。これにより、前記送出タイミングで前記画像形成位置に送出されたシートの表面に、前記搬送タイミングで搬送されるトナー像が転写ローラー35により転写される。
なお、転写ローラー35によるトナー像の転写後に感光体ドラム31の表面に残存したトナーは、クリーニング装置36により除去される。例えば、クリーニング装置36では、感光体ドラム31の表面に残存したトナーがブレード状のクリーニング部材により除去される。そして、前記クリーニング部材により除去されたトナーは、搬送スクリューにより不図示のトナー収容容器まで搬送されて回収される。
前記画像形成位置でトナー像が転写されたシートは、搬送ローラー43により定着装置37に搬送される。定着装置37では、加熱ローラー及び加圧ローラーによりシートに転写されたトナー像が加熱圧縮される。これにより、トナー像がシートに溶融定着する。定着装置37によってトナー像が定着されたシートは、搬送ローラー43により排紙トレイ38に搬送される。
操作表示部5は、制御部8からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザー操作に応じて制御部8に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
通信部6は、パーソナルコンピューターなどの外部の通信機器との間で、有線又は無線によるデータ通信を実行可能な通信インターフェイスである。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、フラッシュメモリー、及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリ、SSD(ソリッドステートドライブ)、並びにHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。
制御部8は、CPU8A、ROM8B、及びRAM8Cなどの制御機器を備える。CPU8Aは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM8Bは、CPU8Aに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM8Cは、CPU8Aが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。制御部8では、CPU8AによりROM8Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部8により統括的に制御される。なお、制御部8は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
また、制御部8は、図2に示される設定処理部81、格納処理部82、ジョブ実行部83、残量取得部84、補充検出部85、検出処理部86、出力処理部87、及び報知処理部88を含む。
具体的に、制御部8は、CPU8Aを用いてROM8Bに記憶されている前記制御プログラムを実行する。これにより、制御部8は、設定処理部81、格納処理部82、ジョブ実行部83、残量取得部84、補充検出部85、検出処理部86、出力処理部87、及び報知処理部88として機能する。ここで、制御部8を含む装置が、本発明における画像処理装置の一例である。
設定処理部81は、予め定められた設定操作に応じて、給紙カセット411に関連付けられるシート属性を設定する。例えば、前記シート属性は、シート種類である。なお、前記シート属性は、シート種類、シートの色、シートサイズ、及びシートの重さのいずれか一つ又は複数の組み合わせであってもよい。また、前記シート属性の内容は、操作表示部5におけるユーザーの操作によって任意に設定されてよい。
例えば、設定処理部81は、操作表示部5における予め定められた第1呼出操作に応じて、前記設定操作に用いられる設定画面を操作表示部5に表示させる。前記設定画面では、前記シート属性が関連付けられる給紙カセット411が指定される。また、前記設定画面では、指定された給紙カセット411に関連付けられる前記シート属性が予め定められた複数の前記シート属性のうちから指定される。
格納処理部82は、外部の通信装置から、印刷に用いられるシートの前記シート属性が指定された前記印刷ジョブが入力された場合に、当該印刷ジョブを記憶部7に格納する。
ジョブ実行部83は、格納処理部82によって記憶部7に格納されたいずれかの前記印刷ジョブを指定するジョブ指定操作が行われた場合に、画像形成部3を用いて、当該ジョブ指定操作によって指定された前記印刷ジョブを実行可能である。
例えば、ジョブ実行部83は、操作表示部5における予め定められた第2呼出操作に応じて、前記ジョブ指定操作に用いられるジョブ指定画面を操作表示部5に表示させる。前記ジョブ指定画面では、記憶部7に格納された一又は複数の前記印刷ジョブのうちから実行対象の前記印刷ジョブが指定される。
例えば、ジョブ実行部83は、前記ジョブ指定操作が行われた場合に、実行対象の前記印刷ジョブの実行条件で指定された前記シート属性に関連付けられた給紙カセット411が存在するか否かを判断する。ここで、ジョブ実行部83は、実行対象の前記印刷ジョブの実行条件で指定された前記シート属性に関連付けられた給紙カセット411が存在する場合は、当該給紙カセット411を含む給紙ユニット41を用いて、実行対象の前記印刷ジョブを実行する。一方、ジョブ実行部83は、実行対象の前記印刷ジョブの実行条件で指定された前記シート属性に関連付けられた給紙カセット411が存在しない場合は、その旨を報知する。この場合、前記ジョブ指定操作によって指定された前記印刷ジョブは実行されず、ユーザーによって、いずれかの給紙カセット411における収容シートの交換、及び当該給紙カセット411に関連付けられる前記シート属性の変更などが行われる。
画像形成装置10では、外部の通信装置から入力されて記憶部7に格納された前記印刷ジョブの実行は、当該印刷ジョブを指定する前記ジョブ指定操作が行われるまで留保される。これにより、ユーザーが前記印刷ジョブの実行条件で指定された前記シート属性のシートを用意するための時間が確保される。
残量取得部84は、給紙カセット411に収容されているシートの残量を取得する。
例えば、残量取得部84は、給紙カセット411に設けられた不図示の重量センサーを用いて、当該給紙カセット411に収容されているシートの総重量を取得する。そして、残量取得部84は、取得されたシートの総重量と、当該給紙カセット411に関連付けられた前記シート属性に対応するシート1枚当たりの重量に基づいて、給紙カセット411に収容されているシートの残量を取得する。なお、前記シート属性各々に対応するシート1枚当たりの重量は、予めROM8B又は記憶部7に格納されていればよい。また、残量取得部84は、以上に述べた手法とは異なる手法により、給紙カセット411に収容されているシートの残量を取得してもよい。
例えば、残量取得部84は、不図示のセンサーによって画像形成装置10の筐体への給紙カセット411の装着が検出された場合に、装着された給紙カセット411について、シートの残量を検出する。
補充検出部85は、給紙カセット411へのシートの補充を検出する。
例えば、補充検出部85は、給紙カセット411に収容されているシートの残量が増加した場合に、当該給紙カセット411へのシートの補充を検出する。
ところで、ユーザーは、記憶部7に蓄積された複数の前記印刷ジョブに含まれる、指定された前記シート属性が共通する複数の前記印刷ジョブを知ることができれば、当該複数の前記印刷ジョブを当該シート属性のシートを用意するタイミングでまとめて印刷可能である。
しかしながら、従来の画像形成装置において、ユーザーが、記憶部7に蓄積された複数の前記印刷ジョブに含まれる、指定された前記シート属性が共通する複数の前記印刷ジョブを知るためには、記憶部7に蓄積された前記印刷ジョブ各々の内容を確認する必要がある。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、記憶部7に蓄積された前記印刷ジョブ各々の内容を確認するユーザーの手間を軽減可能である。
検出処理部86は、実行が留保された一又は複数の前記印刷ジョブ、つまり記憶部7に格納された一又は複数の前記印刷ジョブに含まれる、予め定められた特定シートが用いられる特定印刷ジョブを検出する。ここで、前記特定シートは、予め定められた前記シート属性のシートである。
具体的に、検出処理部86は、記憶部7に格納された前記印刷ジョブの実行条件に基づいて、前記特定印刷ジョブを検出する。
例えば、検出処理部86は、ジョブ実行部83によって前記印刷ジョブが実行される場合に、当該印刷ジョブで用いられるシートを前記特定シートとして、前記特定印刷ジョブを検出する。つまり、検出処理部86は、実行対象の前記印刷ジョブで用いられるシートと前記シート属性が共通するシートを前記特定シートとして、前記特定印刷ジョブを検出する。
なお、検出処理部86は、前記特定シートを指定するシート指定操作が行われた場合に、当該シート指定操作によって指定された前記特定シートが用いられる前記特定印刷ジョブを検出してもよい。
また、検出処理部86は、給紙カセット411でシートの補充が行われた場合に、当該給紙カセット411に関連付けられたシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出してもよい。例えば、検出処理部86は、補充検出部85によっていずれかの給紙カセット411におけるシートの補充が検出された場合に、当該給紙カセット411に関連付けられた前記シート属性のシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出してもよい。
また、検出処理部86は、給紙カセット411に関連付けられるシートが設定された場合に、当該設定によって関連付けられるシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出してもよい。例えば、検出処理部86は、設定処理部81によっていずれかの給紙カセット411に対して前記シート属性が設定された場合に、当該給紙カセット411に関連付けられた前記シート属性のシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出してもよい。
出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブを出力する。
例えば、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブを報知する。なお、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブを実行してもよい。また、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブを報知するとともに実行してもよい。
例えば、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブの送信元と、ジョブ実行部83による実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが同一である場合に、当該特定印刷ジョブを出力する。一方、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブの送信元と、ジョブ実行部83による実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが異なる場合は、当該特定印刷ジョブを出力しない。
例えば、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブのうち、ジョブ実行部83による実行対象の前記印刷ジョブと送信元が共通する前記特定印刷ジョブ各々の識別情報を報知する。例えば、出力処理部87は、報知対象の前記特定印刷ジョブ各々の識別情報が列挙されたリスト画面を操作表示部5に表示させる。
なお、出力処理部87は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブの送信元と、ジョブ実行部83による実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが異なる場合においても、当該特定印刷ジョブを出力してもよい。
報知処理部88は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多い場合にその旨を報知する。
例えば、報知処理部88は、検出処理部86によって検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多い旨を示すメッセージを操作表示部5に表示させる。例えば、報知処理部88は、残量取得部84による処理結果に基づいて、ジョブ実行部83による前記印刷ジョブの実行後の前記特定シートの残量を取得する。
[特定印刷ジョブ出力処理]
以下、図3を参照しつつ、画像形成装置10において制御部8により実行される特定印刷ジョブ出力処理の手順の一例とともに、本発明の画像処理方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部8により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記特定印刷ジョブ出力処理は、ジョブ実行部83によって前記印刷ジョブが実行される場合に、当該印刷ジョブで用いられるシートと前記シート属性が共通するシートを前記特定シートとして実行される。
以下、図3を参照しつつ、画像形成装置10において制御部8により実行される特定印刷ジョブ出力処理の手順の一例とともに、本発明の画像処理方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部8により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記特定印刷ジョブ出力処理は、ジョブ実行部83によって前記印刷ジョブが実行される場合に、当該印刷ジョブで用いられるシートと前記シート属性が共通するシートを前記特定シートとして実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部8は、記憶部7に格納された一又は複数の前記印刷ジョブから、前記特定シートが用いられる前記特定印刷ジョブを検出する検出処理を実行する。ここで、ステップS11の処理は、本発明の検出ステップの一例であって、制御部8の検出処理部86により実行される。
まず、ステップS11において、制御部8は、記憶部7に格納された一又は複数の前記印刷ジョブから、前記特定シートが用いられる前記特定印刷ジョブを検出する検出処理を実行する。ここで、ステップS11の処理は、本発明の検出ステップの一例であって、制御部8の検出処理部86により実行される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部8は、前記検出処理の処理結果に応じて処理を分岐させる。具体的に、制御部8は、前記検出処理によって前記特定印刷ジョブが検出された場合は、処理をステップS13に分岐させる。また、制御部8は、前記検出処理によって前記特定印刷ジョブが検出されない場合は、前記特定印刷ジョブ出力処理を終了させる。
ステップS12において、制御部8は、前記検出処理の処理結果に応じて処理を分岐させる。具体的に、制御部8は、前記検出処理によって前記特定印刷ジョブが検出された場合は、処理をステップS13に分岐させる。また、制御部8は、前記検出処理によって前記特定印刷ジョブが検出されない場合は、前記特定印刷ジョブ出力処理を終了させる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブの送信元とジョブ実行部83による実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが同一であるか否かを判断する。そして、制御部8は、判断結果に応じて処理を分岐させる。具体的に、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブの送信元と実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが異なると判断した場合は、前記特定印刷ジョブ出力処理を終了させる。また、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブの送信元と実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが同一であると判断した場合は、処理をステップS14に分岐させる。
ステップS13において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブの送信元とジョブ実行部83による実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが同一であるか否かを判断する。そして、制御部8は、判断結果に応じて処理を分岐させる。具体的に、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブの送信元と実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが異なると判断した場合は、前記特定印刷ジョブ出力処理を終了させる。また、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブの送信元と実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが同一であると判断した場合は、処理をステップS14に分岐させる。
なお、ステップS13の処理は省略されてもよい。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブを出力する出力処理を実行する。ここで、ステップS14の処理は、本発明の出力ステップの一例であって、制御部8の出力処理部87により実行される。
ステップS14において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブを出力する出力処理を実行する。ここで、ステップS14の処理は、本発明の出力ステップの一例であって、制御部8の出力処理部87により実行される。
具体的に、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブを報知する。例えば、制御部8は、報知対象の前記特定印刷ジョブ各々の識別情報が列挙された前記リスト画面を操作表示部5に表示させる。なお、制御部8は、前記検出処理で複数の前記特定印刷ジョブが検出された場合は、当該複数の前記特定印刷ジョブのうち、実行対象の前記印刷ジョブと送信元が同一であると判断された前記特定印刷ジョブを報知する。また、制御部8は、前記リスト画面における予め定められた印刷実行操作に応じて、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブを実行してもよい。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多いか否かを判断する。そして、制御部8は、判断結果に応じて処理を分岐させる。具体的に、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多いと判断した場合は、処理をステップS16に分岐させる。また、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量以下であると判断した場合は、前記特定印刷ジョブ出力処理を終了させる。
ステップS15において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多いか否かを判断する。そして、制御部8は、判断結果に応じて処理を分岐させる。具体的に、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多いと判断した場合は、処理をステップS16に分岐させる。また、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量以下であると判断した場合は、前記特定印刷ジョブ出力処理を終了させる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多い旨を報知する報知処理を実行する。ここで、ステップS16の処理は、制御部8の報知処理部88により実行される。
ステップS16において、制御部8は、前記検出処理で検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多い旨を報知する報知処理を実行する。ここで、ステップS16の処理は、制御部8の報知処理部88により実行される。
なお、ステップS16の処理は省略されてもよい。
このように、画像形成装置10では、記憶部7に蓄積された一又は複数の前記印刷ジョブに含まれる前記特定印刷ジョブが検出される。そして、検出された前記特定印刷ジョブが出力される。これにより、記憶部7に蓄積された前記印刷ジョブ各々の内容を確認するユーザーの手間を軽減可能である。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 シート搬送部
5 操作表示部
6 通信部
7 記憶部
8 制御部
10 画像形成装置
81 設定処理部
82 格納処理部
83 ジョブ実行部
84 残量取得部
85 補充検出部
86 検出処理部
87 出力処理部
88 報知処理部
411 給紙カセット
2 画像読取部
3 画像形成部
4 シート搬送部
5 操作表示部
6 通信部
7 記憶部
8 制御部
10 画像形成装置
81 設定処理部
82 格納処理部
83 ジョブ実行部
84 残量取得部
85 補充検出部
86 検出処理部
87 出力処理部
88 報知処理部
411 給紙カセット
Claims (10)
- 実行が留保された一又は複数の印刷ジョブに含まれる予め定められた特定シートが用いられる特定印刷ジョブを検出する検出処理部と、
前記検出処理部によって検出された前記特定印刷ジョブを出力する出力処理部と、
を備える画像処理装置。 - 前記出力処理部は、前記検出処理部によって検出された前記特定印刷ジョブを報知する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記出力処理部は、前記検出処理部によって検出された前記特定印刷ジョブを実行する、
請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記検出処理部によって検出された前記特定印刷ジョブによる前記特定シートの使用量が当該特定シートの残量よりも多い場合にその旨を報知する報知処理部を備える、
請求項2又は3に記載の画像処理装置。 - 前記検出処理部は、前記印刷ジョブが実行される場合に、当該印刷ジョブで用いられるシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出する、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記出力処理部は、前記検出処理部によって検出された前記特定印刷ジョブの送信元と実行対象の前記印刷ジョブの送信元とが異なる場合は当該特定印刷ジョブを出力しない、
請求項5に記載の画像処理装置。 - シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を用いて前記印刷ジョブを実行するジョブ実行部と、
を備える請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。 - いずれかのシートに関連付けられるシート収容部を備え、
前記ジョブ実行部は、実行対象の前記印刷ジョブで用いられるシートに関連付けられた前記シート収容部を用いて当該印刷ジョブを実行し、
前記検出処理部は、前記シート収容部でシートの補充が行われた場合に、当該シート収容部に関連付けられたシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出する、
請求項7に記載の画像処理装置。 - いずれかのシートに関連付けられるシート収容部を備え、
前記検出処理部は、前記シート収容部に関連付けられるシートが設定された場合に、当該設定によって関連付けられるシートを前記特定シートとして前記特定印刷ジョブを検出する、
請求項7に記載の画像処理装置。 - 実行が留保された一又は複数の印刷ジョブに含まれる予め定められた特定シートが用いられる特定印刷ジョブを検出する検出ステップと、
前記検出ステップによって検出された前記特定印刷ジョブを出力する出力ステップと、
を含む画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020068928A JP2021165007A (ja) | 2020-04-07 | 2020-04-07 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020068928A JP2021165007A (ja) | 2020-04-07 | 2020-04-07 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021165007A true JP2021165007A (ja) | 2021-10-14 |
Family
ID=78021551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020068928A Pending JP2021165007A (ja) | 2020-04-07 | 2020-04-07 | 画像処理装置、画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021165007A (ja) |
-
2020
- 2020-04-07 JP JP2020068928A patent/JP2021165007A/ja active Pending
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