JP6232688B1 - ペット用オムツ - Google Patents
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Abstract
Description
そこで近年、例えば犬や猫などの尻尾を有するペットが排泄した大便の処理がし易いように、大便袋付きのペット用の使い捨てオムツが開発されている。従来、この種のペット用オムツとして、例えば、特許文献1の「ペット用オムツの大便袋」に開示されたものが知られている。この従来品は、オムツ本体のうち、ペットの臀部を被う臀当て部に、尻尾穴と大便排泄穴とが連通状態で形成され、これらの穴を外方から被うように、粘着剤を介して、大便袋がオムツ本体の外側面に着脱自在に取り付けられたものである。
オムツの装着後、ペットが排泄した大便は、オムツ本体の大便排泄穴から大便袋の便用開口部を通り、袋内に収容される。なお、ペットの尻尾は、オムツ本体の尻尾穴と、大便袋の便用開口部および尻尾用開口部とに一連に差し通されて、袋の外に配置される。
使用済みの大便袋は、ペット用オムツから剥がして廃棄されるか、大便を収容したままペット用オムツに包んで廃棄される。
しかしながら、便が軟らかければ、便用開口部を大便が通過しようとする際、袋外側シートを十分に押し広げることができない。その結果、軟便がペットの臀部とペット用オムツとのすき間に流れ込み、臀部の毛に便が付着していた。この場合、清拭のみの後処理では不十分な場合が多く、風呂場などで洗い流さなければならず、後始末に手間がかかっていた。
また、このようにペットが軟便を排泄した際には、便漏れによりほとんど袋内に溜まらない。そのため、袋の膨らみ方を見て排便の有無を判断していた飼い主は、ペットが排便したことに長時間気付かず、便が肌に付着してペットの臀部がかぶれることも多々あった。
ここでいうペット用オムツとは、ペットが排泄した尿を吸収するオムツだけでなく、オムツカバーを含むオムツ類とする。オムツカバーの場合、オムツカバーの臀当て部のうち、オムツ本体の臀当て部側穴と対峙する部分に、各オムツカバー側の尻尾穴と大便排泄穴とを連通したカバー側穴を形成し、そのオムツカバー側の尻尾穴の上縁形成部に、尻尾の根元部と一体的に移動可能な固定用板片を連結する。
オムツ本体の形式(種類)は、オシメタイプでも、パンツタイプでもよい。
尻尾穴とは、臀当て部の表裏面を貫通して形成されたペットの尻尾を通す穴である。
また、大便排泄穴とは、臀当て部の尻尾穴の直下に尻尾穴と連通して形成された大便を排泄するための穴である。
臀当て部側穴とは、連通された尻尾穴と大便排泄穴との全体をいう。
臀当て部側穴の形状は任意である。例えば、矩形状、円状、楕円状、ひょうたん状などでもよい。
臀当て部側穴のサイズは、ペットの尻尾と肛門とを被えるサイズであれば任意である。
ここでいう「(尾便兼用開口部が)臀当て部側穴と向かい合う」とは、大便袋を臀当て部の外側に装着した際、尾便兼用開口部が臀当て部側穴と(重なり合って)連通状態になる状態を意味する。臀当て部側穴と尾便兼用開口部とは形状およびサイズが同一か、尾便兼用開口部の方が臀当て部側穴より大きい方が便漏れがし難いために好ましい。
ここでいう袋内側シートと袋外側シートとは、2枚の別体のシートからなるものと、筒状シートを直径方向の両側から折り畳むことで、見かけ上2枚のシートとなったものを含む。別体のシートの場合には、各シートの周縁を袋状に接合することで大便袋となる。一方、筒状シートの場合には、筒状シートの一方の開口縁を接合することで、大便袋となる。
大便袋の素材は、大便が漏れない素材であれば任意である。例えば、合成樹脂、紙、布などでもよい。ただし、紙や布の場合は防水加工したものが望ましい。
また、排便の有無、便量、便の性状などからペットの健康状態を把握し易いように、袋全体またはその一部に透明素材を用いた方がよい。例えば透明なビニール袋でもよい。
大便袋の形状は任意である。例えば、角型、丸型などでもよい。
大便袋の大きさは、使用時に、ペットが排泄した大便を漏らさず受けることが可能なサイズであれば任意である。
大便袋を臀当て部の外側に着脱自在としたときの着脱方法は任意である。例えば、両面テープを使用したものや、貼って剥がせる低粘着性接着剤を利用したものでもよい。ただし、軟便でも大便袋の尾便兼用開口部と臀当て部の外側との装着部分から便が漏れないように、この装着部分が密封状態となるもの(例えば、両面テープなど)が望ましい。
尾便兼用開口部は、尻尾の挿通穴と大便の通過穴とが連通して一体化した開口部である。尾便兼用開口部は、袋内側シート(特に、その上部)に形成しても、袋上端に形成してもよい。
尻尾用開口部は、袋外側シートに形成されて、尻尾を袋の外へ引き出すための穴(孔)またはスリットである。
「尻尾穴の上縁形成部」とは、臀当て部のうちで、尻尾穴を画成する尻尾穴形成部のうち、上縁を形成する部分をいう。
固定用板片の素材は任意である。例えば、合成樹脂、紙、布、金属、木、セラミックスおよびこれらの複合素材でもよい。
固定用板片の硬さ(剛性)は、尻尾が立ち上がったとき、大便袋に収容した大便の重さで固定用板片がヘタらない(形状が崩れない)硬さであれば任意である。この状態で固定用板片にヘタリが生じれば、尻尾をガイドにして袋外側シートの上部がずれ落ち、大便の袋内の投入口を塞いでしまう。なお、固定用板片の内面または外面には、固定用板片の硬度調整用の薄肉部材(シート、シール、テープ、薄板など)を積層してもよい。ここでいう“投入口”とは、大便袋の上部内に現出する仮想の開口(袋内側シートの上部の内面と、袋外側シートの上部の内面との間に現出する空間)であって、尾便兼用開口部から袋内に入った大便が、この袋の底部へ向かって落下する際に必ず通過する部分である(以下、“投入口”は同じ)。
固定用板片のサイズも、その機能を発揮できれば任意である。
固定用板片に固定される袋外側シートの上部の箇所は任意である。例えば、大便袋の開口部でも、そうでない部分でもよい。また、袋外側シートの上部が固定されるのは、固定用板片の内面でも外面でもよい。ただし、外面の方が、大便袋に大量の大便を収容した場合でも、便の重さで袋外側シートが固定用板片から剥がれるおそれは小さい。
袋外側シートの上部は固定用板片に、例えば熱融着、接着剤による強固な接着などによって分離不能に固定しても、着脱自在に固定してもよい。着脱自在に固定する方法としては、例えば、熱融着、低粘着性接着剤による弱い接着、両面テープなどによる貼着などを採用することができる。その他、例えばステープラーの針(ステープル)や面ファスナなどによる係止でもよい。
「尻尾の根元部と一体的に移動可能」とは、尻尾の動きのうち、少なくとも上下方向の動きに追従できることをいう。もちろん、尻尾の様々な動きに追従できるように構成した方が望ましい。
透水性の本体内側シートの素材としては、例えば、不織布、吸水布、吸水綿などを採用することができる。
防水性の本体外側シートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの合成樹脂を採用することができる。
吸水体の素材は、ペットの尿などの液体を吸収できれば任意である。例えば、粉砕パルプ、高分子吸収剤などを採用することができる。吸水体に、消臭剤を混入してもよい。
吸収体は、本体内側シートと本体外側シートとの間に挟み込まれる構成であるため、吸収体の位置決めのため、本体内側シートと本体外側シートとにおける吸水体の周囲部分は接合されている方が望ましい。
また、臀当て部に切り込みを入れて形成された舌片状の固定用板片は、カットされた周縁から吸水体が零れないように、例えば、接着、熱融着、貼着などによって、固定用板片の周縁部において、本体内側シートと本体外側シートとを接合した方が好ましい。
これにより、例えば排便前にペットが“おすわり”をしたなどの理由で大便袋が扁平状態であって、さらに排泄した便が軟便という悪条件でも、排便時、ペットは無意識のうちに自身の尻尾で大便袋の投入口を広げ、確実に大便を袋内に収容することができる。
また、大便袋を臀当て部の外側に着脱自在とした場合には、ペットが大便のみを排泄した際に大便袋のみの交換で済むため、経済的である。
これにより、固定用板片の硬さ(剛性)が、ペットが尻尾を振る動きをさほど妨げず、固定用板片は上下方向の回動だけでなく、斜め方向や横方向への揺動も行うことができ、尻尾の根元部に対する追従性が高い(自由度が大きい)固定用板片を得ることができる。
しかも、この3層構造の固定用板片を採用したことで、尻尾が立ち上がったとき、大便袋に収容した大便の重さで固定用板片がヘタらない(形状が崩れない)硬さの固定用板片を得ることができる。仮に、大便の排泄時、尻尾を立ち上げた状態で固定用板片にヘタリが生じれば、尻尾をガイドにして袋外側シートの上部がずれ落ちて大便の袋内の投入口を塞いでしまい、袋底部への大便の投入を妨げてしまう。
また、このように3層構造の臀当て部に切り込みを入れて固定用板片を得るため、簡単かつ低コストで、臀当て部に固定用板片を形成することができる。
図2に示すように、オムツ本体15は、透水性の本体内側シート21と、防水性の本体外側シート22との間に、尿を吸収する吸水体23を挟み込んだ3層構造のものである。
本体内側シート21は、長さ方向の中間部付近に括れを有する縦長矩形状の不織布である。
本体外側シート22は、本体内側シート21と同一サイズ、同一形状のポリエチレンシートである。
吸水体23は、高分子吸収剤を混入した粉砕パルプを、本体内側シート21の括れ部分より幅が狭い縦長なシート状に加工したものである。本体内側シート21と本体外側シート22とは、吸水体23が位置ずれしないように、外周部同士が熱融着されている。
本体内側シート21の表面には、吸水体23の両側縁に沿って、左右両側方への尿の漏れを防ぐポリエチレンシート製の縦長な2本のギャザー27が平行状態で配設されている。本体内側シート21の上端部のうちの幅方向の両端部には、オムツ装着時に腹当て部24と背当て部25とを着脱自在に連結する2本の装着テープ28が配設されている。
この舌片が、犬Dの尻尾Tの根元部fの上面に当接され、かつ袋外側シート19の上部が固定されることで、尻尾Tの根元部fと一体的に移動可能な固定用板片29となる。固定用板片29の基端である折線12aを、固定用板片29の先端の長さに比べて短く(狭く)したため、様々な方向へ動く犬Dの尻尾Tに対する固定用板片29の追従(移動)が容易となる。
固定用板片29は、3層構造体であるため、板片としての適度な硬さ(剛性)を有する。なお、固定用板片29の外縁部および臀当て部側穴14の内縁部は、高分子吸収剤や粉砕パルプが零れ落ちないように、熱融着により封止されている。
大便袋20は、袋内側の部分を構成するポリ塩化ビニル樹脂製の袋内側シート17と、袋外側の部分を構成するポリ塩化ビニル樹脂製の袋外側シート19とを、上端が開口する袋状に接合した角型の透明なビニール袋である。袋上端の開口が、臀当て部側穴14と向かい合う尾便兼用開口部16となる。
この尾便兼用開口部16は、固定用板片29と同一形状、同一サイズの開口部分で、幅狭な上底側の辺を除いた3辺の形成部に、略コの字形のフランジ16aが一体形成されている。フランジ16aの外面には、コの字状の臀当て部用両面テープ30が固着されている(図3を参照)。臀当て部用両面テープ30は、臀当て部11の外側のうち、台形状をした臀当て部側穴14の形成部のうち、両側形成部から下底形成部までの領域に着脱自在に貼着される。
この別の大便袋20Aは、袋内側シート17の上部に尾便兼用開口部16が形成され、尾便兼用開口部16の形成部の外面全域に矩形枠状の枠形両面テープ34が貼着されたものである。また、別の大便袋20Aの袋外側シート19の上部には、横長なスリット状の尻尾用開口部18が形成されている。さらに、この袋外側シート19の上部の内面のうち、尻尾用開口部18の直上領域には、固定用板片29の上面に袋外側シート19の上部を固定するための板片用両面テープ31が貼着されている。
別の大便袋20Aの使用時には、尾便兼用開口部16から固定用板片29を袋内に挿入し、剥離紙を剥がした板片用両面テープ31を介して、固定用板片29の外面に袋外側シート19の上部を貼着する。その後、剥離紙を剥がした枠形両面テープ34を、袋内側シート17の尾便兼用開口部16の形成部の外面全域に貼着する。これにより、上端が閉じた別の大便袋20Aが、臀当て部11の外側に着脱自在に貼着される。このように、別の大便袋20Aは、上端が閉じているため、収容した大便Fの臭いが外に漏れにくい。
図1および図2に示すように、まず、オムツ本体15により犬Dの下半身を包み込む。具体的には、まず臀当て部側穴14の上部(尻尾穴12)に犬Dの尻尾Tを挿通し、この状態で犬Dの腹部に腹当て部24、犬Dの背部に背当て部25をそれぞれ被せ、腰部付近で重ね合わされた本体外側シート22の端部同士を、2本の装着テープ28により貼着する。このとき、オムツ本体15は、各伸縮部材26の弾性力の作用により、犬Dの下半身を包み込んだ状態で保持される。なお、犬Dの肛門は、臀当て部側穴14の下部(大便排泄穴13)内に配置される。
その後、臀当て部用両面テープ30の剥離紙を剥がし、臀当て部用両面テープ30を介して、台形状である臀当て部側穴14の両側形成部のうち、両側形成部から下底形成部までの領域に、大便袋20の尾便兼用開口部16を着脱自在に貼着する。次いで、板片用両面テープ31の剥離紙を剥がし、板片用両面テープ31を介して、臀当て部11の固定用板片29の外面に、袋外側シート19の上部を着脱自在に貼着する。
一方、大便Fは、臀当て部側穴14から尾便兼用開口部16を通って大便袋20に入り、広げられた袋内の投入口aから大便袋20の底部へ落下し、収容される(図6を参照)。具体的には、大便Fの排泄時、犬Dは、尻尾Tが汚れないように、条件反射的に尻尾Tを緊張状態で突き立てるか、水平に突き出す。このとき、大便袋20内で投入口aが開く。投入口aとは、大便袋20の上部内に現出する仮想の開口(袋内側シート17の上部の内面と、袋外側シート19の上部の内面との間に現出する空間)である。袋内に侵入した大便Fは、大便袋20の底部に落下する前に、必ずこの投入口aを通過する。
尻尾Tは、尾便兼用開口部16と尻尾用開口部18とに一連に挿通されることで、その根元部fの上面に、固定用板片29の下面が常時当接される。仮に犬Dが排便前に“おすわり”をしたとする。これにより、大便袋20は犬Dの臀に敷かれて扁平状態となる(図5を参照)。この状態で犬Dが軟便を排泄するものとする。便が硬ければ、排泄した大便Fが臀当て部側穴14を通過しながら袋外側シート19を外方へ押し広げることで、大便Fは袋内に収容され易い。しかしながら、便が軟らかければ、従来品の場合、臀当て部側穴14を大便Fが通過しようとする際、袋外側シート19を十分に押し広げることができず、軟便が犬Dの臀部とペット用オムツ10とのすき間に流れ込み、犬Dの臀部の毛を汚していた。
さらには、この3層構造の固定用板片29を採用したことで、尻尾Tが立ち上がったとき、大便袋20に収容された大便Fの重さが作用しても、固定用板片29がヘタリにくい(形状が崩れにくい)。仮に、大便Fの排泄時、尻尾Tを立てた状態で固定用板片29にヘタリが生じれば、尻尾Tをガイドにして袋外側シート19の上部がずれ落ち、大便Fの袋内の投入口aを塞いでしまい、袋底部への大便Fの投入を妨げてしまう。なお、仮にヘタリが生じても、固定用板片29の内面または外面に硬度調整用の各種の素材からなる薄肉部材(シート、シール、テープ、薄板など)を積層することで、ヘタリを解消することができる。
また、このように3層構造の臀当て部11に、所定の切り込みを入れて固定用板片29を形成するようにしたため、簡単かつ低コストで、臀当て部11に固定用板片29を設けることができる。
使用済みの大便袋20を付け替えしたい場合には、大便袋20を握り、これを尻尾Tの先端方向へ強く引っ張る。これにより、固定用板片29から板片用両面テープ31が、また臀当て部11の外側から臀当て部用両面テープ30がそれぞれ剥がされて、臀当て部11の外側から使用済みの大便袋20が外れる。その後、使用済みの大便袋20を尻尾Tから抜き取る。次いで、上述した装着方法に従って、新しい大便袋20を臀当て部11の外側に装着する。
また、尻尾用開口部18であるスリットを、袋外側シート19のうち、固定用板片29の先端との対峙部付近に形成したため、尻尾Tの根元部fの上面に、常時、固定用板片29を当接することができる。これにより、大便排泄時の尻尾Tの立ち上げや水平突き出しの動作に、固定用板片29を機敏に追従させることができる。その結果、仮に尻尾Tの動作と略同時に排便を始めたとしても、袋内の投入口aを即座に広げて、支障なく大便Fを収容することができる。
なお、ここでは、大便袋20を臀当て部11の外側に着脱自在に取り付けるもの(臀当て部用両面テープ30)を大便袋20に設けたが、これを臀当手部11の外側(外面)に設けてもよい。同様に、固定用板片29に大便袋20の上部を着脱自在に固定するもの(板片用両面テープ31)を固定用板片29の上面に設けてもよい。
11 臀当て部
12 尻尾穴
12a 折り線(上縁形成部)
13 大便排泄穴
14 臀当て部側穴
15 オムツ本体
16 尾便兼用開口部
17 袋内側シート
18 尻尾用開口部
19 袋外側シート
20,20A 大便袋
21 本体内側シート
22 本体外側シート
23 吸水体
29 固定用板片
D 犬(ペット)
F 大便
T 尻尾
f 根元部
Claims (2)
- ペットの臀部を被う臀当て部に、尻尾穴と大便排泄穴とが連通する臀当て部側穴が形成されたオムツ本体と、
前記臀当て部の外側に分離不能または着脱自在に装着されるとともに、前記臀当て部側穴と向かい合う尾便兼用開口部が袋内側シートまたは袋上端に形成され、かつ尻尾が引き出される尻尾用開口部が袋外側シートに形成された大便袋とを備えたペット用オムツにおいて、
前記臀当て部のうちの尻尾穴の上縁形成部には、前記ペットの尻尾の根元部の上面に当接され、かつ前記袋外側シートの上部が固定される固定用板片が、前記尻尾の根元部と一体的に移動可能に連結されたことを特徴とするペット用オムツ。 - 前記オムツ本体は、少なくとも前記臀当て部が、透水性の本体内側シートと、防水性の本体外側シートとの間に、尿を吸収する吸水体を挟み込んだ3層構造のもので、
前記固定用板片は、前記臀当て部に切り込みを入れて形成された舌片状のものとしたことを特徴とする請求項1に記載のペット用オムツ。
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