JP6231943B2 - 展開構造体、反射鏡、及び宇宙太陽光発電システム - Google Patents

展開構造体、反射鏡、及び宇宙太陽光発電システム Download PDF

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Description

本発明は、宇宙空間で展開される展開構造体に関する。また、この展開構造体を用いて構築された反射鏡及び宇宙太陽光発電システムに関する。
宇宙空間で大型の構造物を構築する方法として、その構造物の構成品を折り畳んだ状態で宇宙へ搬送し、搬送した構成品を宇宙空間で展開し、展開した構成品を宇宙空間でつなぎ合わせるという方法が検討されている。上記のような構成品、すなわち宇宙空間で展開される展開構造体は、下記の特許文献1乃至4で開示されている。
特開昭60−121200号公報 特開昭61−36443号公報 特開昭62−25634号公報 特開昭62−288272号公報
特許文献1乃至4に記載されている展開構造体は、いずれも平面状に折り畳めるように構成されている。ただし、多くの展開構造体を一度に搬送できるように、展開構造体はより小さく折り畳めることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、従来のものに比べてより小さく折り畳むことができる展開構造体を提供することを目的とする。
本発明のある形態に係る展開構造体は、左右方向に並んで対を成し当該対が前後方向に複数列配置された縦部材と、前後方向に並んだ前記縦部材の上端部分同士、及び前後方向に並んだ前記縦部材の下端部分同士をそれぞれ渡すようにして当該各部分に回動可能に取り付けられた前後連結部材と、左右方向に並んだ前記縦部材の上端部分同士、及び左右方向に並んだ前記縦部材の下端部分同士をそれぞれ渡すようにして当該各部分に回動可能に取り付けられ、中央部分で屈曲可能な左右連結部材と、を備えている。
かかる構成によれば、展開構造体を折り畳む際、左右方向に並んだ縦部材を近接させ、前後方向に並んだ縦部材を近接させることができる。そのため、上記の構成によれば、左右方向及び前後方向に並んだ縦部材が棒状となるように折り畳むことができる。よって、上記の展開構造体は、従来のものに比べても小さく折り畳むことができる。
上記の展開構造体は、前後方向に並んだ前記縦部材のうち一方の縦部材の上端部分と他方の縦部材の下端部分を渡すようにして当該両部分に回動可能に取り付けられたテレスコピック部材をさらに備えていてもよい。展開構造体は、テレスコピック部材を備えることで、展開後の形状を維持することができる。
本発明のある形態に係る反射鏡は、鏡フィルムと、該鏡フィルムを保持する柱と、を有し、前記柱の少なくとも一部は上記の展開構造体によって形成されている。上述のように展開構造体は小さく折り畳むことができるため、宇宙において反射鏡を構築する際、反射鏡を構築する部品を一度に多く搬送することができる。よって、反射鏡を効率よく構築することができる。
本発明のある形態に係る宇宙太陽光発電システムは、発送電パネルと、太陽光を前記発送電パネルに向けて反射する反射鏡と、前記反射鏡を支持する支持部と、を備え、前記反射鏡は上記の反射鏡である。上述のように展開構造体は小さく折り畳むことができるため、宇宙太陽光発電システムを構築する部品を一度に多く搬送することができる。よって、宇宙太陽光発電システムを効率よく構築することができる。
上記の宇宙太陽光発電システムにおいて、前記支持部と前記反射鏡の複数箇所とをつなぐ複数の調整部材と、前記各調整部材の長さを調整する長さ調整装置と、をさらに備え、前記反射鏡は、前記支持部に回動自在に支持されており、前記長さ調整装置により前記調整部材の長さを調整することにより、前記発送電パネルに対する角度を調整できるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、調整部材の長さを調整することにより、巨大な反射鏡の角度を調整することができ、ひいては宇宙太陽光発電システムの発電効率を向上させることができる。
上記の宇宙太陽光発電システムにおいて、前記柱を形成する展開構造体の前後連結部材のうち少なくとも一部の前後連結部材は伸縮可能に構成されており、前記反射鏡は、前記前後連結部材を伸縮させることにより前記発送電パネルに対する角度を調整できるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、反射鏡の角度を微調整することができるため、宇宙太陽光発電システムの発電効率をさらに向上させることができる。
上記の宇宙太陽光発電システムにおいて、伸縮可能に構成された前記前後連結部材は、固定軸と、前記固定軸に対して摺動可能な可動軸と、前記固定軸に設けられたボールねじと、前記可動軸に設けられ、前記ボールねじが挿入されるナットと、前記ボールねじを回転させることにより、前記固定軸に対して前記可動軸を前記ナットの移動方向に移動させる電動モータと、を有していてもよい。
上述した展開構造体によれば、従来のものに比べてより小さく折り畳むことができる。
図1は、宇宙太陽光発電システムの斜視図である。 図2は、単体パネルの斜視図である。 図3は、単位パネルの側面図であって、展開の様子を示している。 図4は、パネルコンテナの斜視図である。 図5は、サービスユニットの平面図である。 図6は、サービスユニットの側面図である。 図7は、支持部の先端部分の拡大図である。 図8は、鏡ユニットの背面側から見た斜視図であって、鏡ユニットの構築方法を示している。 図9は、鏡ユニットの背面側から見た斜視図であって、鏡ユニットの構築方法を示している。 図10は、鏡ユニットの背面側から見た斜視図である。 図11は、鏡ユニットの反射面側から見た斜視図である。 図12は、鏡フィルムの展開方法を示した図である。 図13は、反射鏡の反射面側から見た斜視図である。 図14は、展開構造体の斜視図である。 図15は、展開構造体を前方から見た図であり、展開構造体が左右方向に折り畳まれる様子を示している。 図16は、展開構造体を左方から見た図であり、展開構造体が後側の部分から順に折り畳まれる様子を示している。 図17は、伸縮連結部材の断面図である。 図18は、展開構造体の側面図であって、伸縮連結部材を伸縮させた状態を示している。
以下、宇宙大型構造物である宇宙太陽光発電システム100(以下、単に「発電システム」と称す)の実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、発電システム100の斜視図である。発電システム100は、図1の紙面下方側に常に地球が位置するようにして、地球の自転にあわせて地球を周回する。図1に示すように、発電システム100は、発送電パネル10と、カウンターウエイト30と、連結部40と、反射鏡50と、を備えている。以下、これらの各構成要素について順に説明する。
<発送電パネル>
発送電パネル10は、太陽光によって発電を行うとともに、発電した電気のエネルギを電波又はレーザーを利用して地球へ送る装置である。発送電パネル10は発電システム100の本体にあたる。本実施形態の発送電パネル10は、全体として円板状の形状を有している。ただし、発送電パネル10は、矩形板状など他の形状であってもよい。発送電パネル10のうちカウンターウエイト30に対向する面は太陽光によって発電を行う発電面であり、発電面の反対側に位置する面は地球に電気のエネルギを供給する送電面である。
発送電パネル10は、独立して発電及び送電を行う複数の単体パネル11によって構成されている。図2は、単体パネル11の斜視図である。図2に示すように、単体パネル11は長手方向に隣接する他の単体パネル11と連結して2枚一組となるように構成されている。各単体パネル11は、矩形状の上枠13と下枠14を有している。下枠14には発送電を行うパネル本体15が固定されている。上枠13と下枠14の間には、両枠13、14に対して垂直方向に延びる複数の連結部材16と、両枠13、14に対して斜めに延びる複数のテレスコピック部材17、18が、両枠13、14との接続箇所において回動可能となるように取り付けられている。「テレスコピック部材」とは、所定長さまで伸長又は収縮すると、その長さを保持する部材である。
単体パネル11は折り畳まれた状態で地球から宇宙空間へと搬送される。図3は、単体パネル11の側面図であり、折り畳まれた単体パネル11が展開される様子を示している。図3(A)は、単体パネル11が完全に折り畳まれた状態を示している。この状態から一方の単体パネル11の下端を引っ張ると、収縮型のテレスコピック部材17が縮み、伸長型のテレスコピック部材18が伸張して、図3(B)、(C)、(D)で示すように順に展開される。
図2へ戻って、単体パネル11は、幅方向両端部分に幅方向連結部19、20を有しており、これらによって幅方向に隣接する他の単体パネル11と結合する。また、単体パネル11は、長手方向両端部分に長手方向連結部21、22を有しており、これらによって長手方向に隣接する他の単体パネル11と結合する。また、単体パネル11の複数箇所にはカムフオロワ23が設けられている。カムフォロワ23は、単体パネル11を展開する際に使用されるとともに、後述するサービスユニット90が単体パネル11上を移動する際にも使用される。
<カウンターウエイト>
カウンターウエイト30は、図1に示すように、発送電パネル10よりも地球から遠い位置に配置されている。カウンターウエイト30は発電システム100が地球を周回することにより生じる遠心力により地球から離れる方向に引っ張られる。一方、発送電パネル10は地球の引力により地球に近づく方向に引っ張られる。そのため、カウンターウエイト30と発送電パネル10は、連結部40を介して互いに引っ張り合うこととなり、発電システム100全体の姿勢を安定させることができる。なお、カウンターウエイト30は、連結される宇宙大型構造物の機能等に応じて、本体よりも地球から近い位置に配置してもよい。
本実施形態のカウンターウエイト30は、複数のパネルコンテナ31によって形成されている。図4は、パネルコンテナ31の斜視図である。パネルコンテナ31は、折り畳まれた状態の単体パネル11を収容して地球から宇宙空間へと搬送するものである。本実施形態では、単体パネル11をパネルコンテナ31から展開した後に、空になったパネルコンテナ31でカウンターウエイト30を形成する。そのため、カウンターウエイト30を構成する構成品を別途地球から宇宙空間へ搬送する必要がない。
図4に示すように、パネルコンテナ31は、直方体の形状を有している。パネルコンテナ31の各面には公知の連結装置32が複数設けられている。この連結装置32によってパネルコンテナ31は隣接する他のパネルコンテナ31と結合する。また、パネルコンテナ31には、複数の把持部33と複数のカムフォロワ34が設けられている。把持部33は後述するサービスユニット90のマニピュレータ96に電源及び信号を供給するグラプルフィクスチャ(PDGF;Power and Data Grapple Fixture)であってもよい。この場合、パネルコンテナ31には、電力を供給するための太陽電池パネル及びバッテリ、並びにデータを送信するための制御装置や通信機器が設けられていてもよい。なお、パネルコンテナ31の外郭部分は、フレームとパネルで形成してもよく、フレームのみで形成してもよい。
パネルコンテナ31の結合作業は、複数のサービスユニット90によって行われる。図5はサービスユニット90の平面図であり、図6はサービスユニット90の側面図である。サービスユニット90は、単体パネル11とほぼ同じ大きさの矩形枠状の土台部91を備えている。土台部91は、発送電パネル10及びパネルコンテナ31に沿って移動できるように、これらに設けられたカムフォロワ23、34と噛合うレール92が土台部91の外周縁に沿って設けられている。また、土台部91は、ターンテーブル93を有している。ターンテーブル93は、四隅に設けられた保持部94によって、パネルコンテナ31を立てた状態又は横にした状態で保持し、そのまま回転できるように構成されている。なお、土台部91には、太陽電池パネル95の他、バッテリ、制御装置、及びアンテナや通信機器が設けられている。
また、土台部91にはマニピュレータ96が取り付けられている。マニピュレータ96のハンド部97が土台部91の四隅に設けられた把持部98(グラプルフィクスチャ)の1つを把持しており、この把持部98を介してマニピュレータ96は電源を得るとともに、制御信号を受信する。マニピュレータ96の他のハンド部97が、例えば単体パネル11の一部パネルコンテナ31の把持部33を把持し、把持した部分に土台部91を引き寄せることで土台部91を単体パネル11上やパネルコンテナ31上で移動させることができる。ただし、土台部91に対して相対的に移動可能な挟持部を設け、この挟持部によって単体パネル11やパネルコンテナ31の一部を把持して土台部91を移動させるようにしてもよい。なお、サービスユニット90は、長手方向又は幅方向に2台連結した状態で移動してもよい。2台連結して移動することにより、少なくとも一方のサービスユニット90のレール92を確実に単体パネル11等に噛合わせることができ、サービスユニット90が脱線するのを防ぐことができる。また、サービスユニット90を2台連結して移動する場合、カムフォロワ23、34の数を少なくすることができる。
<連結部>
連結部40は、発送電パネル10とカウンターウエイト30を連結する部分である。本実施形態の連結部40は、パネルコンテナ31を長手方向につなげたものであって、柱状の構造体である。このように本実施形態では、連結部40が柱状の構造体であるため、連結部40の長さを調整することでカウンターウエイト30を適切な位置に容易に配置させるとともに、その位置を維持することができる。また、テザーワイヤを用いないため、テザーワイヤの張力の調整及び維持を行う必要もない。よって、本実施形態に係る発電システム100によれば、カウンターウエイト30を備えているにもかかわらず、構築及び維持を容易に行うことができる。
また、図1に示すように、連結部40には、連結部40に対して垂直の方向に延びる4本の支持部41が固定されている。支持部41は、連結部40のうち発電システム100の重心位置に相当する部分に固定されている。この支持部41も柱状の構造体でありパネルコンテナ31によって形成されている。図7は、図1において連結部40から紙面手前側に向かって延びる支持部41の先端部分の拡大図である。図7に示すように、支持部41の連結部40とは反対側の先端にはドッキングポート42が設けられている。ドッキングポート42は、宇宙機がドッキングできるように構成されている。なお、図1において紙面奥側に向かって延びる支持部41の連結部40とは反対側の先端にもドッキングポート42が設けられている。
図7では、宇宙機の一例として、コンテナセット43を示している。コンテナセット43は、構築中の発電システム100に単体パネル11を搬送する宇宙機であって、複数のパネルコンテナ31とロケットエンジン44によって構成されている。なお、構築中の発電システム100は完成後の発電システム100と相似関係となるように作業が進められる。つまり、構築中においても、支持部41は未完成状態にある発電システム100の重心位置に配置されている。ドッキングポート42の近傍、すなわち支持部41の先端には前述のサービスユニット90が配置されている。サービスユニット90は、マニピュレータ96でパネルコンテナ31の把持部33を把持するマニピュレータバーシングを行う。そして、マニピュレータ96によってパネルコンテナ31の把持部33を把持したままコンテナセット43をドッキングポート42に引き寄せて結合する。なお、宇宙機は直接ドッキングポートにドッキングしても良い。
ここで、地球を周回する物体の速度は、地球からその物体の重心位置までの距離によって決まる。発送電パネル10の速度についても、発送電パネル10の重心位置ではなく、発電システム100の重心位置によって決まる。つまり、発送電パネル10は、発送電パネル10の重心と同じ軌道上にある物体とは異なる速度で地球を周回することになる。そのため、仮に、発送電パネル10にドッキングポートを設けたとすると、そのドッキングポートに近づく宇宙機はドッキングポートと異なる速度で移動するため、宇宙機の速度を逐一制御する必要がありドッキングが難しくなる。これに対し、本実施形態では、ドッキングポート42が発電システム100の重心と同じ軌道上に位置することになるため、ドッキングしようとする宇宙機とドッキングポート42は同じ速度で移動する。よって、ドッキングを容易に行うことができる。
さらに、図1に示すように、支持部41には、発送電パネル10の複数箇所と連結する複数の支持ワイヤ45が設けられている。発送電パネル10は巨視的には非常に薄いため変形しやすいが、本実施形態では、発送電パネル10全体を支持ワイヤ45によって支持することができるため、発送電パネル10の変形を抑えることができる。また、支持ワイヤ45の張力や長さを調整することにより、さらに発送電パネル10の変形を抑えたり制振したりすることも可能である。なお、連結部40と支持部41との間には補強ワイヤ46が複数設けられており、支持部41及び連結部40全体の剛性を向上させている。また、補強ワイヤ46を設ける位置は図1で示す位置に限られない。例えば、連結部40が傾かないように、連結部40のさらに多くの個所と支持部41との間に補強ワイヤ46を設けてもよい。
なお、連結部40及び支持部41は、カウンターウエイト30と同様に複数の空のパネルコンテナ31を連結することにより形成されている。パネルコンテナ31を他のパネルコンテナ31に連結(結合)する作業は、前述のサービスユニット90によって行われる。前述のとおり、サービスユニット90の土台部91はパネルコンテナ31の表面を移動できるように構成されており、マニピュレータ96はパネルコンテナ31を把持できるように構成されている。サービスユニット90のマニピュレータ96が、空のパネルコンテナ31の把持部33を把持し、ターンテーブル93の四隅に設けられた保持部94とパネルコンテナ31の連結装置32を連結させた後、既に連結されているパネルコンテナ31上の所定位置まで移動し、当該所定位置において、既に連結されているパネルコンテナ31に、把持しているパネルコンテナ31を連結する。この作業を繰り返すことで、連結部40及び支持部41が形成される。
<反射鏡>
反射鏡50は、発送電パネル10に向けて太陽光を反射させる装置である。発電システム100は、地球と太陽の間に位置して発電面に太陽光が直接当たるときは問題なく発電を行うことができる。ところが、発電システム100が地球からみて太陽と反対側に位置しているときは発電面に太陽光が直接当たらない。このとき、反射鏡50によって発送電パネル10の発電面に向けて太陽光を反射させれば、発送電パネル10によって発電を行うことができる。
図1に示すように、本実施形態に係る発電システム100は、2つの反射鏡50を有しており、それぞれ紙面左右方向に延びる支持部41の先端に設けられている。各反射鏡50は、7つの鏡ユニット51によって構成されているが、7つ以上で構成されていても7つ以下で構成されていても良い。以下、鏡ユニット51の構築方法について説明する。図8乃至図10は、鏡ユニット51の背面側から見た斜視図であって、鏡ユニット51の構築方法を示している。なお、ここでいう「背面」とは、鏡ユニット51の発送電パネル10に対向する反射面とは逆の面である。
鏡ユニット51を構築するにあたり、まず、図8に示すように、基礎柱52、裏柱53、表柱54を形成する。基礎柱52は、鏡ユニット51の中心から六方向に放射状に延びる柱である。裏柱53は、背面側に位置し鏡ユニット51の中心から各基礎柱52に対して垂直に延びる柱である。表柱54は、反射面側に位置し鏡ユニット51の中心から各基礎柱52に対して垂直に延びる柱である。なお、表柱54は、裏柱53よりも長い。
続いて、図8に示すように、各基礎柱52の先端を順につなぐようにして補強ワイヤ55を張るとともに、各基礎柱52の中央部分を順につなぐようにして補強ワイヤ56を張る。さらに、各基礎柱52の中央部分から、裏柱53の先端、表柱54の先端、及び表柱54の中央部分に向かって補強ワイヤ57を張る。なお、補強ワイヤ56は、各基礎柱52の中央部分以外の部分に取り付けても良く、補強ワイヤ57は表柱54の中央部分以外の部分に取り付けても良い。
続いて、鏡ユニット51の中央と6本の基礎柱52の先端、合せて7カ所を中心として7枚の鏡フィルム58を取り付ける。はじめに、図9に示すように、鏡フィルム58の中心となる位置から放射線状に延びる6本の骨柱59を形成する。そして、図12に示すように、6本の骨柱59が交わる位置に予め鏡フィルム58を巻いておいたフィルムドラム60を設置し、フィルムドラム60から鏡フィルム58を展開する。鏡フィルム58の頂点にあたる部分にワイヤ61を取り付け、例えば各骨柱59の先端に設けたワイヤ61の巻取装置によって、各骨柱59に沿ってそのワイヤ61を引っ張れば、鏡フィルム58を展開することができる。鏡フィルム58を展開した後は、その鏡フィルム58を骨柱59に固定する。
以上のようにして、全ての鏡フィルム58を所定の位置に取り付ければ、鏡ユニット51が完成する。図10は、完成した鏡ユニット51を背面側から見た斜視図である。また、図11は、完成した鏡ユニット51を反射面側から見た斜視図である。図11に示すように、鏡フィルム58の反射面側には、表柱54以外の柱は現れていない。そのため、反射面側には太陽光を遮断するような部材はほとんどないことから、反射面では効率よく太陽光を反射することができる。
図13は、反射鏡50の反射面側から見た斜視図である。図13に示すように、反射鏡50は、中央に配置された1つの鏡ユニット51と、これを取り囲むようにして配置された6つの鏡ユニット51を備えている。また、反射鏡50は、中央に位置する鏡ユニット51の表柱54の先端及び中央部分から、それぞれ各鏡ユニット51の表柱54の先端及び中央部分に向かって反射面と平行に延びる補強柱62を備えている。また、各補強柱62の先端を順につなぐようにして補強ワイヤ63が設けられている。
さらに、中央に位置する鏡ユニット51の表柱54の先端と、支持部41(図1の紙面左右に延びる支持部)の先端とが、回転連結部64を介して三次元的に回動自在に連結されている。つまり、反射鏡50は、支持部41に回動自在に支持されている。また、支持部41の先端よりも基端寄り(連結部40寄り)の部分には、ワイヤ調整装置(長さ調整装置)65が設けられている。中央に位置する鏡ユニット51を取り囲む6つの鏡ユニット51の表柱54の先端と、ワイヤ調整装置65との間には調整ワイヤ(調整部材)66が設けられている。ワイヤ調整装置65は、各調整ワイヤ66の長さを調整することができる。本実施形態に係る発電システム100は上記のように構成されているため、ワイヤ調整装置65によって各調整ワイヤ66の長さを調整することで、回転連結部64を支点として発送電パネル10に対する反射鏡50の角度を調整することができる。
<展開構造体>
上述した鏡ユニット51を構成する各柱52、53、54、59、62は、宇宙空間で展開される展開構造体70によって形成されている。以下、この展開構造体70について説明する。図14は展開構造体70の斜視図である。以下では、便宜上、図14の紙面上下方向を展開構造体70の上下方向とし、展開構造体70の長手方向を前後方向とし、上下方向及び前後方向に直交する方向を展開構造体70の左右方向として説明する。
図14に示すように、展開構造体70は、縦部材71と、前後連結部材72と、左右連結部材73と、テレスコピック部材74とを備えている。左右方向に間隔をおいて平行に並んだ2本の縦部材71は対を成しており、この対が前後方向に複数列配置されている。前後連結部材72は、前後方向に並んだ縦部材71の上端部分同士、及び前後方向に並んだ縦部材71の下端部分同士をそれぞれ渡すようにして各部分に左右方向の軸回りに回動可能に取り付けられている。左右連結部材73は、左右方向に並んだ縦部材71の上端部分同士、及び左右方向に並んだ縦部材71の下端部分同士をそれぞれ渡すようにして各部分に前後方向の軸回りに回動可能に取り付けられている。なお、左右連結部材73は、縦部材71の下端部分に取り付けられたものは上方に向かって、縦部材71の上端部分に取り付けられたものは下方に向かって、中央部分が屈曲するように構成されている。テレスコピック部材74は、前後方向に並んだ縦部材71のうち一方の縦部材71の上端部分と他方の縦部材71の下端部分を渡すようにして両部分に左右方向の軸回りに回動可能に取り付けられている。なお、左右方向に並んだ縦部材71のうち一方の縦部材71の上端部分と他方の縦部材71の下端部分、及び一方の縦部材71下端部分と他方の縦部材71の上端部分を渡すようにして各部分に補強ワイヤ75が取り付けられている。
また、前述したように、テレスコピック部材74は、所定長さまで伸長又は収縮すると、その長さを保持する部材である。展開構造体70で使用されているテレスコピック部材74は、展開構造体70が折り畳まれた状態から展開されると収縮する収縮型のものである。また、前後に隣接するテレスコピック部材74は、互いに異なる方向に傾斜している。例えば、前から1番目のテレスコピック部材74は後端部分が前端部分よりも上方に位置するように傾斜しており、前から2番目のテレスコピック部材74は後端部分が前端部分よりも下方に位置するように傾斜している。
図15は、展開構造体70を前方から見た図であり、展開構造体70が左右方向に折り畳たまれる様子を示している。図15(A)に示すように展開構造体70が展開された状態から、図15(B)に示すように左右連結部材73をその中央部分を支点として折り曲げると、左右方向に並んだ縦部材71が互いに接近する。そして、図15(C)に示すように左右方向に並んだ縦部材71を接触又は近接させることにより、展開構造体70は左右方向に完全に折り畳まれた状態となる。このとき、展開構造体70は、左右方向に対して垂直な平面状の形状を有している。
図16は、展開構造体70を左方から見た図であり、展開構造体70が後側の部分から順に前後方向に折り畳まれる様子を示している。図16に示すように、前後方向に並んだ縦部材71の距離を縮めると、テレスコピック部材74が伸びて、前後方向に並んだ縦部材71が相対的に上下方向に移動する。これにより、展開構造体70は、図16で示す後側部分のように、各部材71〜74の間に大きな隙間が生じることなく前後方向に折り畳たまれる。
以上のとおり、本実施形態によれば、展開構造体70のうちの各ブロック(4つの縦部材71によって形成される直方体の部分)に着目すると、各ブロックは左右方向に折り畳まれて平面状に変形し、その上でさらに前後方向に折り畳まれることになるため、最終的には平面状ではなく上下方向に延びる棒状に変形する。よって、本実施形態によれば、展開構造体70を非常に小さく折り畳むことができる。
また、折り畳まれた展開構造体70は、折り畳む手順とは逆の手順で展開される。展開構造体70を展開する際、まず、展開構造体70を前後方向に伸ばしてゆく。このとき、テレスコピック部材74が収縮してゆき、所定の長さにまで達するとその長さを維持する。これにより、展開構造体70の前後方向の寸法は、展開状態の寸法に維持される。続いて、折り曲げられている左右連結部材73をまっすぐにしてゆくと、左右に隣接する縦部材71は互いに離間してゆく。そして、左右連結部材73が完全にまっすぐになったところで、その状態が維持される。これにより、展開構造体70の左右方向の寸法は、展開状態の寸法に維持される。以上により、展開構造体70は展開された状態となる。
さらに、本実施形態では、展開構造体70を形成する複数の前後連結部材72のうち一部の前後連結部材72が伸縮可能に構成されている。図17は、伸縮可能に構成された前後連結部材72(以下、「伸縮連結部材72A」と称す)の断面図である。図17に示すように、伸縮連結部材72Aは、筒状の固定軸76と、一部が固定軸76の内部に挿入され固定軸76に対して摺動可能な可動軸77とを備えている。固定軸76の内部にはボールねじ78と、ボールねじ78を回転させる電動モータ79とが設けられている。また、可動軸77の内部にはボールねじ78が挿入されるナット80が設けられている。伸縮連結部材72Aは、以上のように構成されているため、電動モータ79でボールねじ78を回転させることにより、固定軸76に対して可動軸77を軸方向に移動させることができ、ひいては伸縮連結部材72Aの長さを変更することができる。
図18は、展開構造体70の側面図であって、伸縮連結部材72Aを伸縮させた状態を示している。図中の破線で示した部分が、伸縮連結部材72Aである。図18(A)に示すように、展開構造体70に設けられた伸縮連結部材72Aを他の前後連結部材72と同じ長さにした場合、展開構造体70は全体として直線状の形状を有している。一方、図18(B)に示すように、展開構造体70に設けられた伸縮連結部材72Aを他の前後連結部材72よりも短くした場合、展開構造体70は全体として折れ曲がった形状となる。
本実施形態では、このような伸縮連結部材72Aを有する展開構造体70を用いて鏡ユニットの各柱52、53、54、59、62を形成している。そのため、伸縮連結部材72Aを伸縮させることで、例えば鏡ユニット51の骨柱59(図10参照)を折れ曲がった状態にすることにより、鏡フィルム58の発送電パネル10に対する角度を調整することができる。そのため、前述したように、調整ワイヤ66によって反射鏡50全体の角度を調整することに加え、各鏡ユニット51の角度を微調整することにより、反射鏡50によって太陽光を発送電パネル10に向けて効率よく反射させることができる。
本発明に係る展開構造体によれば、従来のものに比べてより小さく折り畳むことができる展開構造体を提供することができる。よって、宇宙空間で展開される展開構造体の技術分野において有益である。
10 発送電パネル
41 支持部
50 反射鏡
58 鏡フィルム
52 基礎柱
53 裏柱
54 表柱
59 骨柱
65 ワイヤ調整装置(長さ調整装置)
66 調整ワイヤ(調整部材)
70 展開構造体
71 縦部材
72 前後連結部材
72A 伸縮連結部材
73 左右連結部材
74 テレスコピック部材
76 固定軸
77 可動軸
78 ボールねじ
79 電動モータ
100 宇宙太陽光発電システム

Claims (7)

  1. 左右方向に並んで対を成し当該対が前後方向に複数列配置された縦部材と、
    前後方向に並んだ前記縦部材の上端部分を渡すようにして当該両上端部分に回転可能に取り付けられるとともに、前後方向に並んだ前記縦部材の下端部分渡すようにして当該両下端部分に回動可能に取り付けられた前後連結部材と、
    左右方向に並んだ前記縦部材の上端部分を渡すようにして当該両上端部分に回転可能に取り付けられるとともに、左右方向に並んだ前記縦部材の下端部分渡すようにして当該両下端部分に回動可能に取り付けられ、中央部分で屈曲可能な左右連結部材と、を備えた展開構造体。
  2. 前後方向に並んだ前記縦部材のうち一方の縦部材の上端部分と他方の縦部材の下端部分を渡すようにして当該両部分に回動可能に取り付けられたテレスコピック部材をさらに備える、請求項1に記載の展開構造体。
  3. 鏡フィルムと、該鏡フィルムを保持する柱と、を有し、
    前記柱の少なくとも一部は請求項1又は2に記載の展開構造体によって形成されている、反射鏡。
  4. 発送電パネルと、
    太陽光を前記発送電パネルに向けて反射する反射鏡と、
    前記反射鏡を支持する支持部と、を備え、
    前記反射鏡は請求項3に記載の反射鏡である、宇宙太陽光発電システム。
  5. 前記支持部と前記反射鏡の複数箇所とをつなぐ複数の調整部材と、
    前記各調整部材の長さを調整する長さ調整装置と、をさらに備え、
    前記反射鏡は、前記支持部に回動自在に支持されており、前記長さ調整装置により前記調整部材の長さを調整することにより、前記発送電パネルに対する角度を調整できるように構成されている、請求項4に記載の宇宙太陽光発電システム。
  6. 前記柱を形成する展開構造体の前後連結部材のうち少なくとも一部の前後連結部材は伸縮可能に構成されており、
    前記反射鏡は、前記前後連結部材を伸縮させることにより前記発送電パネルに対する角度を調整できるように構成されている、請求項4又は5に記載の宇宙太陽光発電システム。
  7. 伸縮可能に構成された前記前後連結部材は、
    固定軸と、
    前記固定軸に対して摺動可能な可動軸と、
    前記固定軸に設けられたボールねじと、
    前記可動軸に設けられ、前記ボールねじが挿入されるナットと、
    前記ボールねじを回転させることにより、前記固定軸に対して前記可動軸を前記ナットの移動方向に移動させる電動モータと、を有する、請求項6に記載の宇宙太陽光発電システム。
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