JP6230416B2 - 記録装置および記録ヘッド制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドを移動させつつ記録媒体に画像を記録する記録装置において、記録ヘッドの各記録位置における相対的な位置ずれを抑制する技術に関する。
従来、記録ヘッドを移動させつつ、記録ヘッドから記録媒体へ画像記録処理を行う記録装置が知られている。従来の記録装置については、例えば、特許文献1に記載されている。この種の記録装置では、記録ヘッドの移動の際、移動速度に周期的な誤差が生じることが知られている。特許文献1に記載の記録装置では、移動機構にボールねじを用いることにより、ねじピッチに依存した周期的な誤差が生じている(段落0010,0047,0048)。
このような誤差が生じると、各記録位置において記録される小画像同士の位置が、相対的にずれる。これにより、当該小画像同士の連結箇所において、画像が乱れ、全体として画像の品質が低下する。
特許文献1に記載の記録装置では、区間ごとの速度データに基づいて、速度補正データを演算し、記録ヘッドの移動速度を区間毎に補正することにより、周期的な誤差を低減している(段落0079)。
特開2003−266849号公報
しかしながら、従来の記録装置では、記録ヘッドの移動機構を細かく制御するため、複雑な制御機構が必要となる。記録装置の制御機構が複雑化すると、コストがかかる上、故障の原因が増加するため、制御機構をなるべく簡略にすることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、記録ヘッドの移動制御方法を変更することなく、記録ヘッドの各記録位置における相対的な位置ずれを抑制できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、主走査方向に移動する記録媒体に対して露光を行うことにより記録処理を行う、記録ヘッドと、前記記録ヘッドを、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動させる、移動機構と、を有し、前記記録ヘッドは、副走査方向に移動しつつ、前記記録ヘッドの記録幅に対応する一定距離ごとに記録処理を行い、移動機構は、前記記録ヘッドの副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の自然数倍の距離と略同一である、記録装置である。
本願の第2発明は、主走査方向に移動する記録媒体に対して露光を行うことにより記録処理を行う、記録ヘッドと、前記記録ヘッドを、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動させる、移動機構と、を有し、前記記録ヘッドは、副走査方向に移動しつつ、前記記録ヘッドの記録幅に対応する一定距離ごとに記録処理を行い、移動機構は、前記記録ヘッドの副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の1/2の自然数倍の距離と略同一である、記録装置である。
本願の第発明は、第1発明または発明記録装置であって、前記記録ヘッドは、前記副走査方向に並ぶ複数の記録チャンネルを有し、前記記録ヘッドは、前記複数の記録チャンネルのうちの連続する一部または全部を選択することにより、前記記録幅を変更可能である。
本願の第発明は、第1発明ないし第発明のいずれかの記録装置であって、前記移動機構は、ボールねじを含み、前記周期的誤差の前記周期は、前記ボールねじを構成するねじ軸のねじピッチの自然数倍と略同一である。
本願の第発明は、主走査方向に移動する記録媒体に対して、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動しつつ記録処理を行う記録ヘッドを制御するための、記録ヘッド制御方法であって、a)前記記録ヘッドにより、前記記録ヘッドの記録幅に対応する前記副走査方向の一定距離ごとに記録処理を行う工程を有し、前記工程a)において、前記記録ヘッドを前記副走査方向に移動させる移動機構は、前記記録ヘッドの前記副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の自然数倍の距離と略同一であり、前記記録ヘッドは、前記副走査方向に並ぶ複数のチャンネルを有し、前記工程a)において、前記記録ヘッドは、前記記録幅に対応する個数の前記チャンネルを用いて記録処理を行い、記録処理を行う前記チャンネルの個数である記録チャンネル数Cは、前記記録ヘッドの最大チャンネル数U以下である
本願の第発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記周期的誤差の周期Tを、前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wに対して、N≦T/W<(N+1)を満たす自然数Nまたは自然数(N+1)である。
本願の第発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記周期的誤差の周期Tを、前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wに対して、N≦T/W<(N+1)を満たす自然数Nの自然数倍、または、自然数(N+1)の自然数倍である。
本願の第発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数Nの自然数倍、および、前記自然数(N+1)の自然数倍のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である。
本願の第発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数Nおよび前記自然数(N+1)のうち、前記商T/Wに近いものの自然数倍である。
本願の第10発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記周期的誤差の周期Tを、前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wに対して、N(z)≦(T/Wの自然数z倍)<{N(z)+1}を満たす自然数Nまたは自然数N(z)+1である。
本願の第11発明は、第10発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数N(z)および前記自然数N(z)+1のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である。
本願の第12発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、所定の自然数Pと、前記周期的誤差の周期Tを前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wとに対して、P*M≦T/W<P*(M+1)を満たす自然数P*Mの自然数倍、または、自然数P*(M+1)の自然数倍である。
本願の第13発明は、第12発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数P*Mの自然数倍、および、前記自然数P*(M+1)の自然数倍のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である。
本願の第14発明は、第12発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数P*Mおよび前記自然数P*(M+1)のうち、前記商T/Wに近いものの自然数倍である。
本願の第15発明は、第発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、所定の自然数Pと、前記周期的誤差の周期Tを前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wとに対して、P*M(z)≦(T/Wの自然数z倍)<P*{M(z)+1}を満たす自然数P*M(z)、または、自然数P*{M(z)+1}である。
本願の第16発明は、第15発明の記録ヘッド制御方法であって、前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数P*M(z)、および、前記自然数P*{M(z)+1}のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である。
本願の第17発明は、主走査方向に移動する記録媒体に対して、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動しつつ記録処理を行う記録ヘッドを制御するための、記録ヘッド制御方法であって、a)前記記録ヘッドにより、前記記録ヘッドの記録幅に対応する前記副走査方向の一定距離ごとに記録処理を行う工程を有し、前記工程a)において、前記記録ヘッドを前記副走査方向に移動させる移動機構は、前記記録ヘッドの前記副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の1/2の自然数倍の距離と略同一であ前記記録ヘッドは、前記副走査方向に並ぶ複数のチャンネルを有し、前記工程a)において、前記記録ヘッドは、前記記録幅に対応する個数の前記チャンネルを用いて記録処理を行い、記録処理を行う前記チャンネルの個数である記録チャンネル数Cは、前記記録ヘッドの最大チャンネル数U以下である
本願の第1発明または第発明によれば、記録幅ごとの繋ぎ目と誤差周期の自然数倍とがほぼ一致する。これにより、副走査方向に隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれが抑制される。したがって、周期的誤差に起因する印刷品質の低下を抑制できる。
また、本願の第2発明または第17発明によれば、記録幅ごとの繋ぎ目と誤差周期の1/2の自然数倍とがほぼ一致する。これにより、副走査方向に隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれが抑制される。したがって、周期的誤差に起因する印刷品質の低下を抑制できる。
さらに、本願の第発明から第11発明によれば、チャンネル数を大きくすることにより、一処理で広い幅の処理を行うことができる。すなわち、全体の記録処理時間を短くできる。
さらに、本願の第11発明によれば、チャンネル数をできるだけ大きくしつつ、記録幅と誤差周期との差を小さくできる。これにより、全体の記録処理時間を短くしつつ、副走査方向に隣り合う小画像の相対的な位置ずれを効率的に抑制できる。
第1実施形態に係る記録装置の構成を概念的に示した図である。 第1実施形態に係る記録ヘッドの構成を概念的に示した図である。 第1実施形態に係る記録装置において、記録ヘッドの理想座標と実際の座標との誤差を示した図である。 第1実施形態に係る記録装置において、記録幅と誤差周期とが一致しない場合の、副走査方向に隣り合う記録位置における誤差を示した図である。 第1実施形態に係る記録装置において、記録幅と誤差周期とが一致しない場合の、副走査方向に隣り合う小画像の位置関係を示した図である。 第1実施形態に係る記録装置において、記録幅と誤差周期とが略同一の場合の、副走査方向に隣り合う記録位置における誤差を示した図である。 第1実施形態に係る記録装置において、記録幅と誤差周期とが略同一の場合の、副走査方向に隣り合う小画像の位置関係を示した図である。 チャンネル数選定方法である方法1におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 チャンネル数選定方法である方法2におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 チャンネル数選定方法である方法3におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 チャンネル数選定方法である方法4におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 チャンネル数選定方法である方法5におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 チャンネル数選定方法である方法6におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 チャンネル数選定方法である方法7におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。 一変形例に係る記録装置において、記録幅が誤差周期の1/2の自然数倍と略同一の場合の、副走査方向に隣り合う記録位置における誤差を示した図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.記録装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る記録装置1の構成を、概念的に示した図である。図2は、記録ヘッド30の露光部を概念的に示した図である。図1中および図2中、副走査方向をx軸、主走査方向をy軸として矢印で示している。
この記録装置1は、回転ドラム20に巻き付けられ、主走査方向である回転ドラム20の回転方向に搬送されるシート状の記録媒体9に対して、記録ヘッド30を副走査方向に移動させつつ、記録ヘッド30からレーザ光を照射することにより、記録媒体9に画像を記録する露光型記録装置である。記録媒体9としては、例えば、刷版、刷版形成用のフィルム等が用いられる。
図1に示すように、記録装置1は、回転ドラム20、記録ヘッド30、移動機構40、および、制御部10を備えている。
回転ドラム20は、円筒形状のドラムである。回転ドラム20は、主モータ21により、円筒面の中心軸を中心に回転する。回転ドラム20は、記録媒体9を周囲に巻き付けて保持しつつ回転することにより、記録媒体9を主走査方向である回転ドラム20の回転方向に搬送する。これにより、記録媒体9は、記録ヘッド30に対して相対移動する。
記録ヘッド30は、レーザ光を記録媒体9へ照射する露光ヘッドである。記録ヘッド30は、回転ドラム20に対向する面に、露光部31(図2参照)を有している。露光部31は、図2に示すように、複数の記録チャンネル310を有している。図2において、記録ヘッド30の紙面奥行側が、回転ドラム20に対向している。また、複数の記録チャンネル310は、副走査方向に並んでいる。なお、本実施形態では、記録ヘッド30の配置された位置において、主走査方向と副走査方向とは直交する。
記録ヘッド30は、複数の記録チャンネル310のうち、連続する一部または全部から露光を行う。露光を行う記録チャンネル310の数を変更することにより、記録媒体9に対して同時に記録を行う記録幅X0を変更することができる。例えば、記録チャンネル数がC個であり、各記録チャンネル310のそれぞれの副走査方向の幅であるチャンネル幅がWであるとすると、記録幅X0はC*Wとなる。
移動機構40は、副モータ41と、ボールねじ42とを有する。ボールねじ42のねじ軸421は、副走査方向に延びている。副モータ41の回転部と、ボールねじ42のねじ軸421とは、副モータ41の回転軸と、ねじ軸421の中心軸とが一致するように連結されている。また、ボールねじ42のボールを含むナット部(図示せず)は、記録ヘッド30に固定されている。
これにより、副モータ41が駆動すると、ボールねじ42のねじ軸421が中心軸を中心として回転し、記録ヘッド30が副走査方向に移動する。
制御部10は、記録装置1内の各部を動作制御するための部位である。図1中に概念的に示したように、本実施形態の制御部10は、CPU等の演算処理部11、RAM等のメモリ12、およびハードディスクドライブ等の記憶部13を有するコンピュータにより構成されている。また、制御部10は、主モータ21、記録ヘッド30、および副モータ41と、それぞれ電気的に接続されている。
制御部10は、記憶部13に記憶されたコンピュータプログラムやデータを、メモリ12に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムおよびデータに基づいて、演算処理部11が演算処理を行うことにより、記録装置1内の各部を動作制御する。これにより、記録装置1における記録処理が進行する。なお、制御部10は、電子回路により構成されていてもよい。
<1−2.記録ヘッド制御方法>
続いて、記録装置1の記録ヘッド制御方法について説明する。まず、制御部10は、主モータ21を駆動することにより、回転ドラム20の回転を開始する。次に、制御部10は、副モータ41を駆動することにより、記録ヘッド30の副走査方向への移動を開始する。このとき、制御部10は、記録媒体9の記録開始位置と記録ヘッド30の記録開始位置とが一致するように制御を行う。
記録ヘッド30は、副モータ41の駆動に伴って副走査方向に搬送され、記録開始位置において、最初のレーザ光の露光を行う。これにより、記録媒体9の記録開始位置に、副走査方向に記録幅X0の幅をもつ小画像が記録される。その後も引き続き、回転ドラム20の回転が継続され、記録ヘッド30は、副走査方向に搬送されつつ、記録媒体9の各記録位置において、レーザ光の露光を行う。
ここで、同一の主走査位置において副走査方向に隣り合う記録位置の間隔は、理想的には、記録幅X0と同一の距離である。すなわち、記録ヘッド30の記録幅X0に対応する副走査方向の一定距離ごとに、記録ヘッド30による記録処理が行われる。これにより、記録媒体9の同一の主走査位置に、副走査方向に記録幅X0の幅をもつ小画像が複数記録される。このような小画像が隙間無く並ぶことにより、1つの画像が形成される。
次に、記録ヘッド30の副走査方向の移動速度に起因する、記録位置の誤差について説明する。図3は、記録ヘッド30の副走査方向の理想座標と実際の座標との誤差を示した図である。
本実施形態では、移動機構40の副モータ41を定速回転させることにより、記録ヘッド30を副走査方向に定速移動させている。しかしながら、副モータ41の回転運動力を直線運動力に変換するボールねじ42は、ねじピッチに依存する周期的な誤差を有する。また、記録装置1の駆動に伴い、周期的な振動が生じることにより、記録媒体9に対する記録ヘッド30の相対位置が周期的に変動する。
このような複数の周期的変動により、図3に示すような周期的な誤差80が生じる。図3のグラフの横軸は、副モータ41の回転量から予想される、記録媒体9に対する記録ヘッド30の副走査方向の理想的な座標(以下、「理想x座標」と称する)である。一方、図3のグラフの縦軸は、理想x座標と、実際のx座標との誤差である。
誤差80は、様々な要因による誤差成分が合成されたものである。誤差80の主な成分には、図3に示すように、ボールねじ42に起因する誤差81と、振動に起因する誤差82が挙げられる。誤差81の周期である誤差周期Tは、ボールねじ42のねじ軸421のねじピッチと一致する。以下では、誤差80の主成分である誤差81に着目して、説明を行う。
図4は、記録幅X0が誤差周期Tと合っていない場合の隣り合う記録位置における誤差を示した図である。図4には、ボールねじ42に起因する誤差81が示されている。なお、図4においては、記録幅X0が誤差周期Tの約1.4倍である。図4に示すように、理想x座標が第1記録位置X1では、x軸正方向に誤差E1がある。一方、理想x座標が、第1記録位置X1と隣り合う第2記録位置X2では、x軸負方向に誤差E2がある。
図5は、記録幅X0が誤差周期Tと合っていない場合の、隣り合う小画像91,92の副走査方向の位置関係を表した図である。図5には、図4の例の、記録時の理想x座標が第1記録位置X1である第1小画像91と、記録時の理想x座標が第2記録位置X2である第2小画像92との、x軸方向の位置関係が示されている。また、図5では、上段には、理想x座標と実際のx座標との誤差がない場合が、下段には、図4に示す誤差がある場合が表されている。
理想x座標と実際のx座標との誤差がない場合、図5の上段に示すように、第1小画像91と第2小画像92とは、副走査方向に重複せず、かつ、隙間なく並ぶ。一方、図4に示すような誤差が存在する場合、第1小画像91にはx軸の正方向にE1の距離の位置ずれが生じ、第2小画像92にはx軸の負方向にE2の距離の位置ずれが生じる。これにより、図5の下段に示すように、第1小画像91と第2小画像92とは、E1とE2とを足し合わせた距離分、x軸方向に重複する。このように、隣り合う記録位置において、理想x座標と実際のx座標との誤差同士が大きく異なると、隣り合う小画像が大きく重複したり、隣り合う小画像同士の間に隙間が生じたりするといった、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれが生じる。
そこで、図6および図7に示すように、記録幅X0を誤差周期Tの自然数倍と略同一とすると、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれを抑制できる。なお、本発明において、「略同一」とは、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍のプラスマイナス10%以内の範囲であることを意味するものとする。ただし、記録幅X0は、誤差周期Tの自然数倍のプラスマイナス3%以内の範囲であることが、より好ましい。
図6は、記録幅X0が誤差周期T(すなわち、誤差周期Tの1倍)と略同一である場合の隣り合う記録位置における誤差を示した図である。図6には、図4と同様、ボールねじ42に起因する誤差81が示されている。なお、図6においては、記録幅X0は誤差周期Tの約1.01倍である。図6に示すように、理想x座標が第3記録位置X3では、x軸正方向に誤差E3がある。一方、理想x座標が第4記録位置X4では、x軸正方向に誤差E4がある。また、理想x座標が第5記録位置X5では、x軸正方向に誤差E5がある。
図7は、記録幅X0が誤差周期Tと略同一である場合の、隣り合う小画像93,94の副走査方向の位置関係を表した図である。図7には、図6の例の、記録時の理想x座標が第3記録位置X3である第3小画像93と、記録時の理想x座標が第4記録位置X4である第4小画像94との、x軸方向の位置関係が示されている。また、図7の上段には、理想x座標と実際のx座標との誤差がない場合が、下段には、図6に示す誤差がある場合が表されている。
図7に示すように、記録幅X0が誤差周期Tと略同一である場合、第3小画像93にはx軸の正方向にE3の距離の位置ずれが生じ、第4小画像94にはx軸の正方向にE4の距離の位置ずれが生じる。これにより、図7の下段に示すように、第3小画像93と第4小画像94とは、E3とE4との差の距離分、x軸方向に重複する。このとき、記録幅X0が誤差周期Tと略同一であることにより、図6に示すように、E3とE4とは近似した値をとる。したがって、第3小画像93と第4小画像94とのx軸方向の重複は僅かとなる。
同様に、記録時の理想x座標が第4記録位置X4での誤差E4と、記録時の理想x座標が第5記録位置X5での誤差E5も近似した値となる。このように、記録幅X0が誤差周期Tと略同一である場合、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれが抑制される。なお、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一である場合についても、同様に、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれが抑制される。
このように、各記録位置において記録される小画像同士の相対的位置ずれが抑制されることにより、周期的誤差に起因する印刷品質の低下を抑制できる。
<1−3.記録ヘッドのチャンネル数選定方法について>
さて、上述の様に、記録幅X0を誤差周期Tの自然数倍と略同一とするためには、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一となるように、記録ヘッド30の記録チャンネル数Cを選定しなければならない。以下に、記録ヘッド30の記録チャンネル数Cの選定方法を、いくつか示す。
<1−3−1.方法1>
図8は、方法1におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法1では、記録幅X0が誤差周期Tに最も近くなるように記録チャンネル数Cを選定する。
まず、誤差周期Tを、チャンネル幅Wで除算した商T/Wの整数部分である自然数Nを算出する(ステップS101)。これにより、N≦T/W<N+1となる自然数Nおよび自然数N+1が求められる。すなわち、誤差周期Tと同一、または、誤差周期Tよりも短い記録幅のうち最も誤差周期Tに近い記録幅N*Wとなるチャンネル数Nと、誤差周期Tよりも長い記録幅のうち最も誤差周期Tに近い記録幅(N+1)*Wとなるチャンネル数N+1とが求められる。
このように求めたNまたはN+1を記録チャンネル数Cとすることにより、記録幅X0が誤差周期Tと略同一となる。これにより、記録ヘッド30の副走査方向に隣り合う記録位置における相対的な位置ずれを、抑制できる。
次に、T/WとNとの差と、T/WとN+1との差とを比較する(ステップS102)。ステップS102において、(T/W−N)<(N+1−T/W)と判断された場合、記録チャンネル数C=Nの時の記録幅X0=N*Wが、記録チャンネル数C=N+1の時の記録幅X0=(N+1)*Wよりも誤差周期Tに近い。このとき、記録チャンネル数Cを、Nに決定する(ステップS103)。
一方、ステップS102において、(T/W−N)>(N+1−T/W)と判断された場合、記録チャンネル数C=N+1の時の記録幅X0=(N+1)*Wが、記録チャンネル数C=Nの時の記録幅X0=N*Wよりも誤差周期Tに近い。このとき、記録チャンネル数Cを、N+1にする(ステップS104)。このように、記録幅X0がより誤差周期Tに近くなる記録チャンネル数Cを選択することにより、記録ヘッド30の副走査方向に隣り合う記録位置における相対的な位置ずれを、より抑制できる。
また、ステップS102において、(T/W−N)=(N+1−T/W)と判断された場合、記録チャンネル数C=Nの時の記録幅X0=N*Wと誤差周期Tとの差は、記録チャンネル数C=N+1の時の記録幅X0=(N+1)*Wと誤差周期Tとの差と同一である。このとき、記録チャンネル数Cを、N+1にする(ステップS104)。記録チャンネル数Cをなるべく大きくすることで、一度に記録処理を行う記録幅X0をなるべく大きくし、記録処理の作業効率を向上できる。
なお、誤差周期Tに対してチャンネル幅Wが十分小さい場合、ステップS102を省略し、ステップS103およびステップS104のいずれかにより、記録チャンネル数Cを決定してもよい。
方法1では、記録幅X0が誤差周期Tと略同一となるように記録チャンネル数Cを選定したが、記録ヘッド30の副走査方向の幅の1/2よりも誤差周期Tが小さい場合、方法1により決定した記録チャンネル数Cが最大チャンネル数Uの1/2よりも小さい場合がある。その場合、1回の記録処理において、記録ヘッド30の有する記録チャンネル310の1/2以下のチャンネルしか使用せず、記録処理の作業効率が低下する。
そこで、記録ヘッド30の副走査方向の幅の1/2よりも誤差周期Tが小さい場合、後述する方法2〜4のように、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一となるように記録チャンネル数Cを選定するとよい。
<1−3−2.方法2>
図9は、方法2におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法2では、方法1で求められる自然数Nの自然数倍、または、方法1で求められる自然数N+1の自然数倍のうち、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。
まず、誤差周期Tを、チャンネル幅Wで除算した商T/Wの整数部分であるNを算出する(ステップS201)。これにより、N≦T/W<N+1となる自然数Nおよび自然数N+1が求められる。そして、一旦、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uとする。また、同時に、自然数z=1と定める(ステップS202)。
次に、自然数z*Nが最大チャンネル数Uより大きいか否かを判断する(ステップS203)。1回目のステップS203において、z*N>Uと判断された場合、すなわち、N>Uである場合、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uに決定される。一方、z≧2であるz回目のステップS203において、z*N>Uと判断された場合、記録チャンネル数Cは、後述するステップS206において定められた(z−1)*(N+1)と決定する。一方、z回目のステップS203においてz*N≦Uと判断された場合、記録チャンネル数Cを、z*Nに更新する(ステップS204)。
続いて、自然数z*(N+1)、すなわち、自然数N+1が最大チャンネル数Uより大きいか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205において、z*(N+1)>Uと判断された場合は、記録チャンネル数Cは、ステップS204において定められたz*Nに決定される。一方、ステップS205において、z*(N+1)≦Uと判断された場合は、記録チャンネル数Cをz*(N+1)に更新する(ステップS206)。その後、zの値をインクリメントし(ステップS206)、ステップS203へと戻る。
このように、方法2では、方法1で求められる自然数Nの自然数倍、または、方法1で求められる自然数N+1の自然数倍のうち、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。これにより、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一となるように記録チャンネル数Cを選定できる。
<1−3−3.方法3>
図10は、方法3におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法3では、方法1で求められる自然数Nまたは自然数N+1のうち、商T/Wに近いものの自然数倍であって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。
まず、誤差周期Tを、チャンネル幅Wで除算した商T/Wの整数部分であるNを算出する(ステップS301)。これにより、N≦T/W<N+1となる自然数Nおよび自然数N+1が求められる。
次に、T/WとNとの差と、T/WとN+1との差とを比較する(ステップS302)。ステップS302において、(T/W−N)<(N+1−T/W)と判断された場合、N*Wが、(N+1)*Wよりも誤差周期Tに近い。このとき、基準チャンネル数C0を、Nに決定する(ステップS303)。
一方、ステップS302において、(T/W−N)>(N+1−T/W)と判断された場合、(N+1)*Wが、N*Wよりも誤差周期Tに近い。このとき、基準チャンネル数C0を、N+1にする(ステップS304)。また、ステップS302において、(T/W−N)=(N+1−T/W)と判断された場合、N*Wと誤差周期Tとの差は、N+1)*Wと誤差周期Tとの差と同一である。この場合も、基準チャンネル数C0を、N+1にする(ステップS304)。
続いて、記録チャンネル数Cを、一旦、最大チャンネル数Uとする。また、同時に、自然数z=1と定める(ステップS305)。その後、z*C0と最大チャンネル数Uとを比較する(ステップS306)。
1回目のステップS306において、z*C0>Uと判断された場合、すなわち、C0>Uである場合、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uに決定される。また、z≧2であるz回目のステップS306において、z*C0>Uと判断された場合、すなわち、(z−1)*C0≦U<z*C0である場合、記録チャンネル数Cは、後述するステップS307において定められた(z−1)*C0と決定する。
一方、z回目のステップS306においてz*C0≦Uと判断された場合、記録チャンネル数Cを、z*C0に更新する(ステップS307)。その後、zの値をインクリメントし(ステップS307)、ステップS306へと戻る。
このように、方法2では、方法1で求められる自然数Nまたは自然数N+1のうち、商T/Wに近いものの自然数倍であって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。これにより、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一となるように記録チャンネル数Cを選定できる。
上記の方法2および方法3では、z*N≦z*T/W<z*(N+1)となるz*Nまたはz*(N+1)を記録チャンネル数Cとして選定する。しかしながら、その場合、zの値が大きくなるにつれ、z*Nとz*T/Wとの差、および、z*(N+1)とz*T/Wとの差が大きくなる。すなわち、zの値が大きくなるにつれ、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれも大きくなる。そこで、記録ヘッド30の副走査方向の幅に比べて、誤差周期Tが特に小さい場合、後述する方法4のように、記録幅X0と誤差周期Tの自然数倍との差がより小さくなるように記録チャンネル数Cを選定するとよい。
<1−3−4.方法4>
図11は、方法4におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法4では、誤差周期Tの整数倍により近い記録幅X0となる記録チャンネル数Cであって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。
まず、記録チャンネル数Cを、一旦、最大チャンネル数Uとする。また、同時に、自然数z=1と定める(ステップS401)。次に、誤差周期Tをz倍したものを、チャンネル幅Wで除算した商(z*T)/Wの整数部分であるN(z)を算出する(ステップS402)。なお、N(z)はzの関数であり、z=1におけるN(z)はN(1)、z=2におけるN(z)はN(2)、のように表すものとする。これにより、N(z)≦(z*T)/W<N(z)+1となる自然数N(z)および自然数N(z)+1が求められる。
続いて、求めたN(z)と最大チャンネル数Uとを比較する(ステップS403)。1回目のステップS403において、N(z)>Uと判断された場合、すなわち、T/W>Uである場合、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uに決定される。また、z≧2であるz回目のステップS403において、N(z)>Uと判断された場合、すなわち、N(z−1)+1≦U<N(z)である場合、記録チャンネル数Cは、N(z−1)+1と決定する。
一方、ステップS403において、N(z)≦Uと判断された場合、記録チャンネル数Cを、N(z)に更新する(ステップS404)。次に、N(z)+1と最大チャンネル数Uとを比較する(ステップS405)。ステップS405において、N(z)+1>Uと判断された場合、記録チャンネル数Cは、N(z)に決定する。また、ステップS405において、N(z)+1≦Uと判断された場合、記録チャンネル数CをN(z)+1に更新する(ステップS406)。その後、zの値をインクリメントし(ステップS406)、ステップS402へと戻る。
このように、方法4では、誤差周期Tの整数倍により近い記録幅X0となる記録チャンネル数Cであって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。これにより、記録幅X0と誤差周期Tの自然数倍との差がより小さくなるように記録チャンネル数Cを選定できる。
<2.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
<2−1.記録ヘッドのチャンネル数選定方法について>
上記の実施形態では、記録ヘッド30の記録チャンネル数Cを、最大チャンネル数U以下の全ての自然数から選択する。しかしながら、記録する画像の種類や、制御上の制限などにより、記録チャンネル数Cを、2の倍数、4の倍数、16の倍数などの制限チャンネル数Pの倍数に制限してもよい。記録チャンネル数Cを制限チャンネル数Pの倍数に制限して選定する方法について、その例をいくつか以下に説明する。
<2−1−1.方法5>
図12は、方法5におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法5では、Pチャンネルごとのチャンネル数のうち、その記録幅が誤差周期Tに近似する2つのチャンネル数P*MおよびP*(M+1)を求める。これにより、誤差周期Tと同一、または、誤差周期Tよりも短い記録幅のうち最も誤差周期Tに近い記録幅P*M*Wとなるチャンネル数P*Mと、誤差周期Tよりも長い記録幅のうち最も誤差周期Tに近い記録幅P*(M+1)*Wとなるチャンネル数P*(M+1)とが求められる。そして、自然数P*Mの自然数倍、および、自然数P*(M+1)の自然数倍のうち、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。
まず、誤差周期Tを、制限チャンネル数Pおよびチャンネル幅Wで除算した商T/(P*W)の整数部分であるMを算出する(ステップS501)。これにより、M≦T/(P*W)<M+1となる自然数Mおよび自然数M+1が求められる。そして、一旦、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uとする。また、同時に、自然数z=1と定める(ステップS502)。
次に、自然数z*P*Mが最大チャンネル数Uより大きいか否かを判断する(ステップS503)。1回目のステップS503において、z*P*M>Uと判断された場合、すなわち、P*M>Uである場合、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uに決定される。一方、z≧2であるz回目のステップS503において、z*P*M>Uと判断された場合、記録チャンネル数Cは、後述するステップS506において定められた(z−1)*P*(M+1)と決定する。一方、z回目のステップS503においてz*P*M≦Uと判断された場合、記録チャンネル数Cを、z*P*Mに更新する(ステップS504)。
続いて、自然数z*P*(M+1)が最大チャンネル数Uより大きいか否かを判断する(ステップS505)。ステップS505において、z*P*(M+1)>Uと判断された場合は、記録チャンネル数Cは、ステップS504において定められたz*P*Mに決定される。一方、ステップS505において、z*P*(M+1)≦Uと判断された場合は、記録チャンネル数Cをz*P*(M+1)に更新する(ステップS506)。その後、zの値をインクリメントし(ステップS506)、ステップS503へと戻る。
このように、方法5では、Pチャンネルごとのチャンネル数のうち、その記録幅が誤差周期Tに近似する2つのチャンネル数P*MおよびP*(M+1)を求め、自然数P*Mの自然数倍、および、自然数P*(M+1)の自然数倍のうち、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。これにより、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一となるように記録チャンネル数Cを選定できる。
<2−1−2.方法6>
図13は、方法6におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法6では、Pチャンネルごとのチャンネル数で、その記録幅が誤差周期Tに近似する2つのチャンネル数P*MおよびP*(M+1)のうち、商T/Wに近いものの自然数倍であって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。
まず、誤差周期Tを、制限チャンネル数Pおよびチャンネル幅Wで除算した商T/(P*W)の整数部分であるMを算出する(ステップS601)。これにより、M≦T/(P*W)<M+1となる自然数Mおよび自然数M+1が求められる。
次に、T/(P*W)とMとの差と、T/(P*W)とM+1との差とを比較する(ステップS602)。ステップS602において、{T/(P*W)−M}<{M+1−T/(P*W)}と判断された場合、P*M*Wが、P*(M+1)*Wよりも誤差周期Tに近い。このとき、基準チャンネル数C0を、P*Mに決定する(ステップS603)。
一方、ステップS602において、{T/(P*W)−M}>{M+1−T/(P*W)}と判断された場合、P*(M+1)*Wが、P*M*Wよりも誤差周期Tに近い。このとき、基準チャンネル数C0を、P*(M+1)にする(ステップS604)。また、ステップS602において、{T/(P*W)−M}={M+1−T/(P*W)}と判断された場合、P*M*Wと誤差周期Tとの差は、P*(M+1)*Wと誤差周期Tとの差と同一である。この場合も、基準チャンネル数C0を、P*(M+1)にする(ステップS604)。
続いて、記録チャンネル数Cを、一旦、最大チャンネル数Uとする。また、同時に、自然数z=1と定める(ステップS605)。その後、z*C0と最大チャンネル数Uとを比較する(ステップS606)。
1回目のステップS606において、z*C0>Uと判断された場合、すなわち、C0>Uである場合、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uに決定される。また、z≧2であるz回目のステップS606において、z*C0>Uと判断された場合、すなわち、(z−1)*C0≦U<z*C0である場合、記録チャンネル数Cは、後述するステップS607において定められた(z−1)*C0と決定する。
一方、z回目のステップS606においてz*C0≦Uと判断された場合、記録チャンネル数Cを、z*C0に更新する(ステップS607)。その後、zの値をインクリメントし(ステップS607)、ステップS606へと戻る。
このように、方法6では、Pチャンネルごとのチャンネル数で、その記録幅が誤差周期Tに近似する2つのチャンネル数P*MおよびP*(M+1)のうち、商T/Wに近いものの自然数倍であって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。これにより、記録幅X0が誤差周期Tの自然数倍と略同一となるように記録チャンネル数Cを選定できる。
上記の方法5および方法6では、z*P*M≦z*T/W<z*P*(M+1)となるz*P*Mまたはz*P*(M+1)を記録チャンネル数Cとして選定する。しかしながら、その場合、zの値が大きくなるにつれ、z*P*Mとz*T/Wとの差、および、z*P*(M+1)とz*T/Wとの差が大きくなる。すなわち、zの値が大きくなるにつれ、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれも大きくなる。そこで、記録ヘッド30の副走査方向の幅に比べて、誤差周期Tが特に小さい場合、後述する方法7のように、記録幅X0と誤差周期Tの自然数倍との差がより小さくなるように記録チャンネル数Cを選定するとよい。
<2−1−3.方法7>
図14は、方法7におけるチャンネル数選定の流れを示すフローチャートである。方法7では、誤差周期Tの整数倍により近い記録幅X0となり、かつ、制限チャンネル数Pの自然数倍となる記録チャンネル数Cであって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。
まず、記録チャンネル数Cを、一旦、最大チャンネル数Uとする。また、同時に、自然数z=1と定める(ステップS701)。次に、誤差周期Tをz倍したものを、制限チャンネル数Pおよびチャンネル幅Wで除算した商(z*T)/(P*W)の整数部分であるM(z)を算出する(ステップS702)。なお、M(z)はzの関数であり、z=1におけるM(z)はM(1)、z=2におけるM(z)はM(2)、のように表すものとする。これにより、M(z)≦(z*T)/(P*W)<M(z)+1となる自然数M(z)および自然数M(z)+1が求められる。
続いて、P*M(z)と最大チャンネル数Uとを比較する(ステップS703)。1回目のステップS703において、P*M(1)>Uと判断された場合、すなわち、T/W>Uである場合、記録チャンネル数Cは、最大チャンネル数Uに決定される。また、z≧2であるz回目のステップS703において、P*M(z)>Uと判断された場合、すなわち、P*{M(z−1)+1}≦U<P*M(z)である場合、記録チャンネル数Cは、P*{M(z−1)+1}と決定する。
一方、ステップS703において、P*M(z)≦Uと判断された場合、記録チャンネル数Cを、P*M(z)に更新する(ステップS704)。次に、P*{M(z)+1}と最大チャンネル数Uとを比較する(ステップS705)。ステップS705において、P*{M(z)+1}>Uと判断された場合、記録チャンネル数Cは、P*M(z)に決定する。また、ステップS705において、P*{M(z)+1}≦Uと判断された場合、記録チャンネル数CをP*{M(z)+1}に更新する(ステップS706)。その後、zの値をインクリメントし(ステップS706)、ステップS702へと戻る。
このように、方法7では、誤差周期Tの整数倍により近い記録幅X0となり、かつ、制限チャンネル数Pの自然数倍となる記録チャンネル数Cであって、最大チャンネル数U以下で最も大きい数を記録チャンネル数Cに選定する。これにより、記録幅X0と誤差周期Tの自然数倍との差がより小さくなるように記録チャンネル数Cを選定できる。
<2−2.その他の変形例>
図15は、一変形例に係る記録装置において、隣り合う記録位置における誤差を示した図である。図15には、図4および図6と同様、ボールねじ42に起因する誤差81が示されている。なお、図15の例では、記録幅X0が誤差周期Tの約1.49倍である。そして、ある小画像の記録位置である第6記録位置X6が、理想x座標と実際のx座標との誤差がゼロとなる位置に合うように、予め設定する。これにより、第6記録位置X6における誤差E6=0である。そうすると、第6記録位置X6に副走査方向に隣り合う第7記録位置X7における誤差E7は、誤差E6と近似した値をとる。すなわち、第6記録位置X6において記録される小画像と、第7記録位置X7において記録される小画像とのx軸方向の位置ずれは、僅かとなる。
このように、記録幅X0が誤差周期Tの1/2の自然数倍の距離と略同一である場合であっても、予め1つの記録位置を、周期的誤差の値がゼロとなる位置に合わせることにより、隣り合う小画像同士の相対的な位置ずれを抑制できる。
また、上記の実施形態では、周期的な誤差成分のうち、特に振幅の大きい誤差であるボールねじ42に起因する誤差81のみに着目して記録チャンネル数を選定したが、本発明はこの限りではない。例えば、ボールねじ42に起因する誤差81の誤差周期Tの整数倍と、振動に起因する誤差82の誤差周期の整数倍とが略同一となる、共通誤差周期を求め、当該共通誤差周期の自然数倍と記録幅X0とが略同一となるように記録チャンネル数Cを選定してもよい。
また、上記の記録装置は、記録媒体としての印刷版に、記録ヘッドからレーザ光を照射することにより記録媒体に画像を記録する、露光型記録装置であったが、本発明はこれに限られない。本発明の記録装置は、記録媒体としての印刷用紙に、記録ヘッドからインク滴を吐出することにより記録媒体に画像を記録する、インクジェット式印刷装置であってもよい。
また、上記の記録装置は、回転ドラムに巻き付けられ、回転ドラムの回転方向に搬送される記録媒体に対して画像を記録する記録装置であったが、本発明はこれに限られない。本発明の記録装置は、平板状の搬送装置の上に載置された記録媒体に対して画像を記録するものであってもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 記録装置
9 記録媒体
10 制御部
20 回転ドラム
30 記録ヘッド
31 露光部
40 移動機構
42 ボールねじ
80,81,82 誤差
91,92,93,94 小画像
310 記録チャンネル
421 ねじ軸
C 記録チャンネル数
C0 基準チャンネル数
E1,E2,E3,E4,E5,E6,E7 誤差
N,M 自然数
P 制限チャンネル数
T 誤差周期
U 最大チャンネル数
W チャンネル幅
X0 記録幅
X1,X2,X3,X4,X5,X6,X7 記録位置

Claims (17)

  1. 主走査方向に移動する記録媒体に対して露光を行うことにより記録処理を行う、記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動させる、移動機構と、
    を有し、
    前記記録ヘッドは、副走査方向に移動しつつ、前記記録ヘッドの記録幅に対応する一定距離ごとに記録処理を行い、
    移動機構は、前記記録ヘッドの副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、
    前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の自然数倍の距離と略同一である、記録装置。
  2. 主走査方向に移動する記録媒体に対して露光を行うことにより記録処理を行う、記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動させる、移動機構と、
    を有し、
    前記記録ヘッドは、副走査方向に移動しつつ、前記記録ヘッドの記録幅に対応する一定距離ごとに記録処理を行い、
    移動機構は、前記記録ヘッドの副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、
    前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の1/2の自然数倍の距離と略同一である、記録装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の記録装置であって、
    前記記録ヘッドは、前記副走査方向に並ぶ複数の記録チャンネルを有し、
    前記記録ヘッドは、前記複数の記録チャンネルのうちの連続する一部または全部を選択することにより、前記記録幅を変更可能である、記録装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の記録装置であって、
    前記移動機構は、ボールねじを含み、
    前記周期的誤差の前記周期は、前記ボールねじを構成するねじ軸のねじピッチの自然数倍と略同一である、記録装置。
  5. 主走査方向に移動する記録媒体に対して、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動しつつ記録処理を行う記録ヘッドを制御するための、記録ヘッド制御方法であって、
    a)前記記録ヘッドにより、前記記録ヘッドの記録幅に対応する前記副走査方向の一定距離ごとに記録処理を行う工程
    を有し、
    前記工程a)において、
    前記記録ヘッドを前記副走査方向に移動させる移動機構は、前記記録ヘッドの前記副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、
    前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の自然数倍の距離と略同一であり、
    前記記録ヘッドは、前記副走査方向に並ぶ複数のチャンネルを有し、
    前記工程a)において、
    前記記録ヘッドは、前記記録幅に対応する個数の前記チャンネルを用いて記録処理を行い、
    記録処理を行う前記チャンネルの個数である記録チャンネル数Cは、前記記録ヘッドの最大チャンネル数U以下である、記録ヘッド制御方法。
  6. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記周期的誤差の周期Tを、前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wに対して、N≦T/W<(N+1)を満たす自然数Nまたは自然数(N+1)である、記録ヘッド制御方法。
  7. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記周期的誤差の周期Tを、前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wに対して、N≦T/W<(N+1)を満たす自然数Nの自然数倍、または、自然数(N+1)の自然数倍である、記録ヘッド制御方法。
  8. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数Nの自然数倍、および、前記自然数(N+1)の自然数倍のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である、記録ヘッド制御方法。
  9. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数Nおよび前記自然数(N+1)のうち、前記商T/Wに近いものの自然数倍である、記録ヘッド制御方法。
  10. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記周期的誤差の周期Tを、前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wに対して、N(z)≦(T/Wの自然数z倍)<{N(z)+1}を満たす自然数N(z)または自然数N(z)+1である、記録ヘッド制御方法。
  11. 請求項10に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数N(z)および前記自然数N(z)+1のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である、記録ヘッド制御方法。
  12. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、所定の自然数Pと、前記周期的誤差の周期Tを前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wとに対して、P*M≦T/W<P*(M+1)を満たす自然数P*Mの自然数倍、または、自然数P*(M+1)の自然数倍である、記録ヘッド制御方法。
  13. 請求項12に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数P*Mの自然数倍、および、前記自然数P*(M+1)の自然数倍のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である、記録ヘッド制御方法。
  14. 請求項12に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数P*Mおよび前記自然数P*(M+1)のうち、前記商T/Wに近いものの自然数倍である、記録ヘッド制御方法。
  15. 請求項に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、所定の自然数Pと、前記周期的誤差の周期Tを前記記録ヘッドの1チャンネルの処理幅Wで除算した商T/Wとに対して、P*M(z)≦(T/Wの自然数z倍)<P*{M(z)+1}を満たす自然数P*M(z)、または、自然数P*{M(z)+1}である、記録ヘッド制御方法。
  16. 請求項15に記載の記録ヘッド制御方法であって、
    前記工程a)において、前記記録チャンネル数Cは、前記自然数P*M(z)、および、前記自然数P*{M(z)+1}のうち、前記最大チャンネル数U以下で最も大きい数である、記録ヘッド制御方法。
  17. 主走査方向に移動する記録媒体に対して、前記主走査方向と交差する副走査方向に移動しつつ記録処理を行う記録ヘッドを制御するための、記録ヘッド制御方法であって、
    a)前記記録ヘッドにより、前記記録ヘッドの記録幅に対応する前記副走査方向の一定距離ごとに記録処理を行う工程
    を有し、
    前記工程a)において、
    前記記録ヘッドを前記副走査方向に移動させる移動機構は、前記記録ヘッドの前記副走査方向の位置に依存する周期的誤差を有し、
    前記記録幅は、前記周期的誤差の周期の1/2の自然数倍の距離と略同一であ
    前記記録ヘッドは、前記副走査方向に並ぶ複数のチャンネルを有し、
    前記工程a)において、
    前記記録ヘッドは、前記記録幅に対応する個数の前記チャンネルを用いて記録処理を行い、
    記録処理を行う前記チャンネルの個数である記録チャンネル数Cは、前記記録ヘッドの最大チャンネル数U以下である、記録ヘッド制御方法。
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