JP6230468B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
(センサ部と、原稿との位置関係)
図1(a)は、読取装置のセンサ部101と、原稿102との位置関係を説明する図である。読取装置は、センサ部101と、原稿102との副走査方向(Y軸方向)の相対位置を変化させることにより、原稿を読み取る。
図3は、本実施例に係る読取装置が備える画像処理部300の概略構成を示すブロック図である。
次に、傾き補正部301の詳細を説明する。図4(a)は、傾き補正部301へ画像データが入力される際の画素の順序を示した図であり、図4(b)は、傾き補正部301が傾き補正した後で画像データを出力する際の画素の順序を示した図である。以下、説明を簡単にするため、入力ブロック402における処理に注目して説明する。尚、他の入力ブロック401、403における処理についても、入力ブロック402における処理と同様である。
図5は、入力画像データから出力画像データを得る処理を説明する図である。図5を用いて、入力画像データから出力画像データを得る処理と、のりしろ幅の概要とについて、説明する。
以下、傾き補正部301への画像データ入力について説明する。上で説明したように、入力ブロック401内の画素が、X軸方向に沿って1ラインずつ傾き補正部301へ入力される。
次に、傾き補正部301からのデータ出力について説明する。図5において、出力グリッド502の各格子点に位置する丸記号のうち、黒丸(●)が入力ブロック401に対応するものであり、白丸(○)が入力ブロック402に対応するものである。
図6を用いてのりしろ幅についてより詳細に説明する。図6は、図5の出力画素511近傍を拡大した拡大図である。以下、説明を簡単にするために、出力画素値を求めるために最近傍法を用いる場合を例に挙げて説明する。
のりしろ幅≧出力バースト長×cosθ・・・(式1)
但し、出力グリッド502の入力グリッド501に対する位置や、入力ブロックの大きさによっては、全ての場合において上記(式1)を満たすのりしろ幅が必要とは限らない。のりしろ幅に関して必要最小限の値が必要であれば、ブロック境界付近の各画素位置を座標変換することにより、のりしろ幅を求めることは可能である。
のりしろ幅≧出力バースト長×cosθ+(フィルタタップ数−1)・・・(式2)
また、のりしろ高さについても同様に、以下の(式3)に従って求めることが可能である。但し、(式3)で使用するフィルタタップ数は高さ方向(Y軸方向)のものとなる。
のりしろ高さ≧出力バースト長×sinθ+(フィルタタップ数−1)・・・(式3)
さらに別の実装形態として、図7に示すようにアクセスに有利なブロック状の画素群と、メモリアドレスとの対応で、バースト転送単位を幅2画素、高さ2画素のように2次元の構造とする場合がある。図7(b)において、同一の記号で示した画素が、1回のバースト転送でアクセス可能な画素である。
実施例1において用いる座標変換のパラメータを変更することで、傾き補正時に併せて、変倍処理が実行可能となる。具体的には、実施例1で説明した図1(b)に示す座標変換式に代えて、図1(c)に示す式を使用することで、x軸方向にa倍、y軸方向にb倍とする変倍処理を実行ことができる。但し、図1(c)の式において、拡大・縮小のパラメータa,bはいずれも0ではないものとする。パラメータa,bのいずれかでも0となった場合は、画像データが縮退してしまうので実用性に乏しい。
本実施例では、図9に示すように、画像処理部900において、傾き補正部301の後段に、空間フィルタ処理を行うフィルタ処理部901を設けている。また、本実施例では、実施例1で使用した出力データバッファ213(図3を参照)に代えて、DRAM204の所定領域を出力画像データの格納に割り当てる。
図11は、傾き補正部301によって実行される境界算出処理の内容を示す流れ図である。当該処理では、出力の座標系における、ある出力予定位置が、入力ブロック内にあるか否かを判定することにより、境界位置を決定する。図4(b)に示したように、同一の入力ブロック内であっても、出力のラインが変わることで境界位置がずれる場合がある(二点鎖線409及び二点鎖線410を参照)。このことを考慮して、本実施例による境界算出処理では、ライン毎に境界位置を求める。傾き補正部301は1ブロック分の処理にあたって、図11に示す境界算出処理を必要数だけ(具体的には出力のライン数だけ)繰り返す。
本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム又は装置に供給し、システム又は装置(具体的にはCPUやMPU)がプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (8)
- 原稿の画像データを補正して出力する画像処理装置であって、
入力された画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から、ブロック単位で画像データを読み出すデータ転送手段と、
前記データ転送手段により読み出した画像データに対する回転処理を実行する傾き補正手段と
を備え、
前記傾き補正手段は、前記原稿の傾き角度と、前記傾き補正手段からデータを転送する際のバースト長とに基づき、ブロック間で重複する部分の長さを算出することを特徴とする画像処理装置。 - 前記回転処理を実行した後の画像データを記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記データ転送手段は、前記算出したブロック間で重複する部分の長さに基づき、前記ブロック内で処理を開始する画素位置を決定する読み出しアドレスを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記傾き補正手段は、画像の拡大又は縮小の倍率に基づき、前記ブロック間で重複する部分の長さを算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 前記傾き補正手段の後段に空間フィルタ処理を行うフィルタ処理手段を更に備え、
前記傾き補正手段は、前記フィルタ処理手段のフィルタタップ数に基づき、前記ブロック間で重複する部分の長さを算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像処理装置。 - 前記傾き補正手段は、出力する画像データを構成する画素の位置が、前記ブロックの範囲内にあるか否かを判定することにより、前記回転処理を実行した後の画像データを記憶する記憶手段へ渡す書き込みアドレスを生成することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 原稿の画像データを補正して出力する画像処理方法であって、
入力された画像データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記記憶手段から、ブロック単位で画像データを読み出すデータ転送ステップと、
前記データ転送ステップにおいて読み出した画像データに対する回転処理を実行する傾き補正ステップと
を備え、
前記傾き補正ステップにおいて、前記原稿の傾き角度と、前記傾き補正ステップにおいてデータを転送する際のバースト長とに基づき、ブロック間で重複する部分の長さを算出することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載の画像処理装置として機能させるための、プログラム。
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JP2014077035A JP6230468B2 (ja) | 2014-04-03 | 2014-04-03 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
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