JP5593060B2 - 画像処理装置、および画像処理装置の動作方法 - Google Patents

画像処理装置、および画像処理装置の動作方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理技術に関する。
一般に、撮像装置等に用いられる撮像レンズは、球面収差、歪曲収差等の様々な収差を有している。このため、撮像レンズを作成する際には、これらの収差を抑えたレンズ設計が行われる。
しかし、レンズ設計のみでこれらの収差を取り除くことは困難であるため、被写体像を撮像素子によって画像データとして取得可能な場合は、レンズの収差に起因して生じた画像の歪みをデータ上の画像処理によって補正する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、撮像レンズを介して得られた撮像画像に歪み補正処理を施して出力画像を取得する技術が記載されている。具体的には、特許文献1の技術では、出力画像における所定画素についての撮影画像上の対応位置がルックアップテーブルを用いて取得され、撮影画像上の対応位置における画素の画素値が出力画像における所定画素の画素値として用いられている。また、ルックアップテーブルに存在しない所定画素以外の画素については、第1の補間処理によって対応位置を取得するとともに、取得された対応位置に基づいた第2の補間処理により、所定画素以外の画素に関する画素値が取得されている。
特開2009−10730号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、出力画像における画素の画素値を算出するに際して、撮影画像を記憶した記憶部から撮影画像の画像データが、例えばバスを介して転送されることになるが、当該画像データの転送によってランダムアクセスが頻発すると、バスの利用効率が低下する。
このような、画像データの過剰な転送による不具合は、バスを用いた場合に限定されるものではなく、バス以外の他の転送手段を用いた場合においても発生しうる。
そこで、本発明は、画像データの転送によって生じる不具合を軽減させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、出力画像における所定画素に対する、入力画像上での対応位置を取得する取得手段と、前記対応位置の位置情報を記憶する第1記憶手段と、前記入力画像における入力画素の画素値を順次に読み出させる読出制御手段と、前記読出制御手段によって読み出された前記入力画素の画素値を入力とし、入力された前記入力画素の中から、入力画素による格子点の組を編成する編成手段と、前記位置情報に基づいて、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出された否かを判定することによって、前記所定画素の画素値の算出に用いる前記対応位置周辺の周辺画素の画素値が読み出されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出されたと判定することによって、前記周辺画素の画素値が読み出されたと判定した場合に、当該格子点の組を構成する画素の画素値を、前記所定画素に関する周辺画素の画素値として記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶された前記周辺画素の画素値を用いた補間によって、前記所定画素の画素値を算出する算出手段とを備え、前記第2記憶手段には、複数の前記所定画素に関する周辺画素の画素値が、前記出力画像におけるラスター順に記憶され、前記算出手段は、前記第2記憶手段における記憶順序に基づいて前記所定画素ごとに入力される前記周辺画素の画素値を用いて、前記所定画素の画素値を順次に算出し、算出した前記所定画素の画素値を前記ラスター順に出力する。
また、本発明に係る画像処理装置の一態様では、前記読出制御手段は、前記入力画素の画素値をラスター順に読み出させる。
また、本発明に係る画像処理装置の一態様では、前記第1記憶手段と前記判定手段とは、連想メモリを用いて実現される。
また、本発明に係る画像処理装置の一態様では、前記取得手段は、前記出力画像を分割して得られる所定ブロックに含まれる前記所定画素に関する前記対応位置を取得するとともに、前記所定ブロックに対する、前記入力画像上での対応ブロックを含む参照領域を設定し、前記読出制御手段は、前記参照領域に含まれる前記入力画素の画素値を順次に読み出させる。
また、本発明に係る画像処理装置の動作方法は、a)出力画像における所定画素に対する、入力画像上での対応位置を取得する工程と、b)前記対応位置の位置情報を記憶する工程と、c)前記入力画像における入力画素の画素値を順次に読み出させる工程と、d)前記c)工程において読み出された前記入力画素の中から、入力画素による格子点の組を編成する工程と、e)前記位置情報に基づいて、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出された否かを判定することによって、前記所定画素の画素値の算出に用いる前記対応位置周辺の周辺画素の画素値が読み出されたか否かを判定する工程と、f)前記e)工程において、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出されたと判定されることによって、前記周辺画素の画素値が読み出されたと判定された場合に、当該格子点の組を構成する画素の画素値を、前記所定画素に関する周辺画素の画素値として記憶する工程と、g)前記f)工程において記憶された前記周辺画素の画素値を用いた補間によって、前記所定画素の画素値を算出する工程とを備え、前記f)工程では、複数の前記所定画素に関する周辺画素の画素値が、前記出力画像におけるラスター順に記憶され、前記g)工程では、前記f)工程における記憶順序に基づいて前記所定画素ごとに入力される前記周辺画素の画素値が用いられて、前記所定画素の画素値が順次に算出され、算出された前記所定画素の画素値が前記ラスター順に出力される。
本発明によれば、画像データの転送によって生じる不具合を軽減させることが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す概略図である。 歪み補正処理の様子を示す図である。 画像処理装置における歪み補正部の詳細構成を示す図である。 画素値記憶部の詳細構成を示す図である。 歪み補正処理の処理工程と歪み補正部の構成との対応関係を示す図である。 実行対象ブロックと、入力画像において当該実行対象ブロックに対応する対応ブロックとの関係を示す図である。 オフセット処理と参照領域設定処理とを説明するための図である。 相対座標算出処理を説明するための図である。 参照領域に含まれる各対応相対位置と連想メモリの記憶状態との関係を示す図である。 参照領域の一部を示す図である。 入力画像上に参照領域を重畳して表示した図である。 参照領域に含まれる各対応相対位置と連想メモリの記憶状態との関係を示す図である。 ローカルメモリの記憶状態を示す図である。 ローカルメモリの記憶状態を示す図である。 出力画素値の算出の様子を示す図である。 変形例に係る画像処理装置の構成を示す概略図である。 変形例に係る画像処理装置の構成を示す図である。 変形例に係る画像処理装置の構成を示す図である。 画像データの出力順序を示す図である。 実行対象ブロックと、入力画像において実行対象ブロックに対応する対応ブロックとの関係を示す図である。 実行対象ブロックと、入力画像において実行対象ブロックに対応する対応ブロックとの関係を示す図である。 出力画像におけるブロックと、入力画像における対応ブロックとの関係を示す図である。 変形例に係る撮像装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<1.実施形態>
[1−1.構成概要]
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置1Aの構成を示す概略図である。当該画像処理装置1Aは、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末機等において実現される。
図1に示されるように、画像処理装置1Aは、いずれも基板上に集積回路として構成された、第1処理回路2および第2処理回路3を備えている。
第1処理回路2は、レンズデータ記憶部21と画像データ記憶部22とを有している。画像データ記憶部22は、複数の画像データを記憶可能な容量を有する画像メモリ(例えば、DRAM)であり、画像処理装置1Aに入力された入力画像の画像データGDを記憶する。レンズデータ記憶部21には、入力された画像データGDを撮像した撮像装置のレンズに関するレンズデータが記憶されている。レンズデータとしては、例えば、レンズの収差に起因した画像の歪みに関する情報(「歪み情報」とも称する)が記憶されている。歪み情報についての詳細は、後述する。
第2処理回路3は、画像処理回路として構成され、画像データ記憶部22に保存された画像データGDに対して、各種の画像処理を施す。特に、本実施形態の第2処理回路3は、入力された画像データGDに対して、画像の歪みを補正する処理(「歪み補正処理」とも称する)を施す歪み補正部30を有している。
ここで、歪み補正処理の概略について説明する。図2は、歪み補正処理の様子を示す図であり、図2には、樽型の歪曲収差を有する入力画像IGと、歪み補正処理後の出力画像UGとが示されている。なお、入力画像IGには、歪曲収差による被写体の歪みが破線によって示されている。
図2に示されるように、画像処理装置1Aで実行される歪み補正処理は、出力画像UGを複数の領域に分割して得られるブロック(「画素ブロック」とも称する)BKごとに行われる。例えば、ブロックBK1が歪み補正処理の実行対象のブロック(「実行対象ブロック」とも称する)BR(図2中のハッチング領域)であるときは、入力画像IGにおいて当該ブロックBK1に対応する対応ブロックTB1付近の画素の画素値(「画素データ」とも称する)を用いて、ブロックBK1の各画素の画素値が算出される。歪み補正処理では、このようなブロックBK単位の歪み補正が、出力画像UGを構成する各ブロックBKについて順次実行され、最終的に被写体の歪みが補正された出力画像UGが取得される。
なお、ブロックBKの大きさは、画像処理装置1Aによって自動で設定される態様としてもよく、ユーザによって指定可能な態様としてもよい。以下では、縦8画素、横8画素で規定されるブロック、すなわち8×8の画素を有するブロックBKごとに歪み補正処理を実行する場合について例示する。
図1の説明に戻って、第2処理回路3は、メモリ間のデータ転送を制御するDMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)35をさらに有している。DMAC35を有する画像処理装置1Aでは、第1処理回路2と第2処理回路3との間のバスを介したデータ転送は、CPUの代わりに当該DMAC35からの制御信号に応じて行われる。
[1−2.歪み補正処理]
ここで、画像処理装置1Aで実行される、画像の歪み補正処理について説明する。図3は、画像処理装置1Aにおける歪み補正部30の詳細構成を示す図である。図4は、画素値記憶部305の詳細構成を示す図である。図5は、歪み補正処理の処理工程と歪み補正部30の構成との対応関係を示す図である。図6は、実行対象ブロックBRと、入力画像IGにおいて当該実行対象ブロックBRに対応する対応ブロックTB1との関係を示す図である。図7は、オフセット処理と参照領域設定処理とを説明するための図である。図8は、相対座標算出処理を説明するための図である。図9は、参照領域FRに含まれる各対応相対位置と連想メモリ302の記憶状態との関係を示す図である。
図3に示されるように、歪み補正部30は、相対座標取得部301と、連想メモリ302(CAM:Content Addressable Memory)と、読出制御部303と、読出位置カウンター304と、画素値記憶部305と、画素値算出部306とを有している。
相対座標取得部301は、出力画像UGの一部である実行対象ブロックBRに含まれる各画素の入力画像IG上での対応位置を取得する機能を有している。
連想メモリ302は、情報を記憶する記憶機能(第1記憶手段)と、記憶した全情報の中から、指定された情報と一致する情報を検索し、指定された情報と一致する情報を発見した場合は、当該一致する情報を記憶する番地(アドレス)を出力する検索機能とを有している。
読出制御部303は、DMAC35を介して、レンズデータ記憶部21または画像データ記憶部22に記憶された情報の読出を制御する。
読出位置カウンター304は、画像データ記憶部22から読み出された画素の読出位置を読出制御部303からの情報に基づいてカウントする機能を有している。
画素値記憶部305は、図4に示されるように、所定画素分の画素値を記憶可能なラインメモリ351と、画素値を一時的に記憶可能なレジスタRG1,RG2と、第1メモリLM1、第2メモリLM2、第3メモリLM3および第4メモリLM4で構成されるローカルメモリLMとを有している。このような構成を有する画素値記憶部305は、画像データ記憶部22から読み出された画素の画素値の中から、歪み補正に用いる画素の画素値を記憶する機能を有している。
図5に示されるように、歪み補正処理は、歪み補正部30における上記各構成要素301〜306の協働により、ブロックBKごとに、相対座標取得段階ST1、画素値読込段階ST2、および出力画素値算出段階ST3の3つの処理段階を経て実行される。なお、以下では、図2のように、ブロックBK1が歪み補正処理の実行対象ブロックBRである場合を例にして説明する。
最初の処理段階である相対座標取得段階ST1では、対応位置特定処理と、オフセット処理と、参照領域設定処理と、相対座標算出処理と、相対座標記憶処理とがこの順序で実行される。図5に示されるように、対応位置特定処理、オフセット処理、参照領域設定処理、および相対座標算出処理は、相対座標取得部301によって行われ、相対座標記憶処理は、連想メモリ302によって行われる。
具体的には、対応位置特定処理では、実行対象ブロックBRの頂点に位置する画素(頂点画素)のうちの1の頂点画素、および他の頂点画素に隣接する画素(頂点隣接画素)の入力画像IG上での対応位置がそれぞれ特定される。
より詳細には、本実施形態では、実行対象ブロックBRにおける左上の頂点画素が1の頂点画素として設定される。例えば、図6に示されるように、ブロックBK1が実行対象ブロックBRである場合は、実行対象ブロックBRの左上の頂点画素VAが1の頂点画素となる。そして、当該頂点画素VA、および他の頂点画素VB,VC,VDに隣接する頂点隣接画素NB,NC,NDの入力画像IG上での対応位置PA,PB,PC,PDがそれぞれ特定される。
1の頂点画素および頂点隣接画素の入力画像IG上での対応位置を特定する際には、レンズデータ記憶部21に記憶された歪み情報が用いられる。
具体的には、歪み情報は、出力画像UGにおいて実行対象ブロックの頂点画素となり得る複数の主要画素の入力画像IG上での対応位置に関する情報であり、レンズデータ記憶部21に予め記憶されている。歪み情報として記憶された入力画像IG上での対応位置は、入力画像IGの左上の画素を原点GPとしたときの座標として与えられている。対応位置特定処理では、レンズデータ記憶部21に記憶された歪み情報が取得され、当該歪み情報に基づいて1の頂点画素および頂点隣接画素の入力画像IG上での対応位置がそれぞれ特定される。
特定された対応位置は、入力画像IGの左上の画素を原点GPとしたときの座標(「対応座標」とも称する)として与えられる。例えば、図6に示されるように、対応位置PA,PB,PC,PDの座標は、それぞれ(4,3+128/256)、(11+80/256,2+96/256)、(2+80/256,10+208/256)、(10+48/256,9+176/256)と与えられる。
なお、図6に示されるように、頂点隣接画素NB,NC,NDは、いずれも他のブロックBKの左上の画素であることから、各ブロックBKの1の頂点画素の入力画像IG上での対応位置に関する情報が、歪み情報として記録されていればよい。
次のオフセット処理では、4つの対応位置の座標が、基準点からの相対座標に変換される。
具体的には、4つの対応位置の座標の中から、最小のx座標と、最小のy座標とが抽出され、最小のx座標以下の最大の整数(第1整数)と、最小のy座標以下の最大の整数(第2整数)とが特定される。そして、4つの対応座標それぞれのx座標から第1整数を差し引くとともに、4つの対応座標それぞれのy座標から第2整数を差し引くことによって、各対応位置の座標を変更する。このように変更された各対応位置の座標は、第1整数をx座標とし第2整数をy座標とする基準点KPを原点としたときの相対座標となる。
例えば、図7では、4つの対応座標における最小のx座標は「2+80/256」であり、最小のy座標は「2+96/256」であることから、第1整数および第2整数は、いずれも「2」となる。そして、対応位置PAのx座標から第1整数「2」を差し引くとともに、対応位置PAのy座標から第2整数「2」を差し引くことによって、相対位置(「対応相対位置」とも称する)RA(2,1+128/256)が算出される。また、対応位置PB,PC,PDについても第1整数および第2整数を用いた同様の演算が行われて、相対位置RB,RC,RDがそれぞれ取得される。なお、基準点KP(2,2)は、相対位置を規定する座標の原点となることから仮想原点VPとも称される。
参照領域設定処理では、4つの対応相対位置を含む最小の矩形領域が参照領域FRとして設定される(図7参照)。
参照領域FRの設定は、4つの対応相対位置の相対座標を用いて行われる。具体的には、4つの相対座標の中から、最大のx座標と、最大のy座標とが抽出され、最大のx座標以上の最小の整数(第3整数)と、最大のy座標以上の最小の整数(第4整数)とが特定される。そして、第3整数をx座標とし第4整数をy座標とする点、第3整数をx座標とし「0」をy座標とする点、「0」をx座標とし第4整数をy座標とする点、および仮想原点VP(0,0)それぞれを頂点とする矩形領域が参照領域FRとして設定される。
例えば、図7では、4つの相対座標における最大のx座標は「9+80/256」であり、最大のy座標は「8+208/256」であることから、第3整数および第4整数は、それぞれ「10」、「9」となる。すなわち、図7では、点VP(0,0)、点NP1(10,0)、点NP2(0,9)、点NP3(10,9)を頂点とする矩形領域が参照領域FRとして設定されることになる。
相対座標算出処理では、図8に示されるように、実行対象ブロックBRを構成する各画素(出力画素)の入力画像IG上での対応相対位置PUの相対座標がそれぞれ算出される。各出力画素の対応相対位置PUは、1の頂点画素および頂点隣接画素の入力画像IG上での対応相対位置の相対座標を用いて、補間によって算出される。補間により算出される対応相対位置PUの数は、実行対象ブロックBRの大きさ、すなわち実行対象ブロックBRに含まれる画素数に応じて異なり、本実施形態では、8×8画素の対応相対位置が算出されることになる。各対応相対位置PUの算出は、1の頂点画素および頂点隣接画素の入力画像IG上での各対応相対位置間の距離を「8」で除算することにより、算出される。このような相対座標算出処理によって、1の頂点画素以外の出力画素の対応相対位置PUが算出されると、既得の1の頂点画素の対応相対位置を含めると実行対象ブロックBRを構成する全ての出力画素の入力画像IG上での対応相対位置が算出されたことになる。
なお、1の頂点画素以外の出力画素の対応相対位置PUを、2の累乗である「8」の除算により算出することによれば、ビットシフトによって対応相対位置の算出を実現できるので、演算を高速化することが可能になる。すなわち、本実施形態では、ブロックBKに含まれる画素の数を2の累乗となるように設定することが好ましい。
相対座標記憶処理では、実行対象ブロックBRを構成する全出力画素の入力画像IG上での対応相対位置の位置情報が、連想メモリ302に書き込まれる。連想メモリ302への書き込みは、対応相対位置ごとに保存先の番地(アドレス)を指定して行われ、1の番地に1の出力画素についての相対座標の整数部分が、対応相対位置の位置情報として記憶される。
例えば、図9に示される参照領域FRでは、参照領域FRに含まれる各対応相対位置のうち、左上の対応相対位置RAの相対座標の整数部分(2,1)が連想メモリ302の0番地に書き込まれる。次に、同一行において隣接する対応相対位置PU1の相対座標の整数部分(3,1)が、連想メモリ302の1番地に書き込まれる。以後、同一行における各対応相対位置の相対座標の整数部分が、連想メモリ302の所定番地(「2」〜「7」)に順次に書き込まれる。そして、同一行の対応相対位置の書き込みが終了すると、次の行に移行して対応相対位置の書き込みが行われる。すなわち、対応相対位置PU8の相対座標の整数部分(1,2)が、連想メモリ302の8番地に書き込まれ、以後、対応相対位置PU8から始まる同一行における各対応相対位置の相対座標の整数部分が、連想メモリ302に書き込まれる。このような対応相対位置の位置情報の連想メモリ302への書き込みは、行単位で進み、参照領域FRに含まれる最後の対応相対位置の位置情報が、連想メモリ302の63番地に書き込まれた時点で終了する。
このように、参照領域に含まれる対応相対位置の位置情報の記憶処理は、参照領域の左上の対応相対位置を始点として一定の行方向に沿って順次に行われる。
なお、各対応相対位置の指定された保存先の番地は、参照領域内の各対応相対位置に関する通し番号であるともみることができる。また、本実施形態では、画像(または所定領域)上の始点画素から一定の行方向に沿って順次に画素(または位置)を読み出す際の画素等の順序づけをラスター順とも称する。
図5に示されるように、相対座標取得段階ST1が終了すると、歪み補正処理は、画素値読込段階ST2へと移行する。画素値読込段階ST2では、画素値読出処理と、座標検索処理と、特定画素値記憶処理とが実行される。図10は、参照領域FRの一部を示す図である。
具体的には、画素値読出処理では、読出制御部303の制御によって、入力画像IGを構成する画素のうち、参照領域に含まれる入力画素の画素値が、画像データ記憶部22からラスター順で読み出され、画素値記憶部305に順次に入力される。
図4に示されるように、画素値記憶部305では、画像データ記憶部22から入力された画素の画素値が、ラインメモリ351に入力される。
ラインメモリ351は、参照領域における1行分(1ライン分)の画素の画素値を記憶可能な容量を有するとともに、いわゆるFIFO方式でデータを処理する機能を有している。すなわち、ラインメモリ351は、参照領域における1ライン分の画素値が記憶された状態で、新たな画素の画素値が入力されると、最初に記憶されていた画素値を出力する。
当該ラインメモリ351から出力された1画素分の画素値は、ローカルメモリLM中の第1メモリLM1に直接入力されるとともに、1画素分の画素値を保持可能なレジスタRG1を一旦介してローカルメモリLM中の第2メモリLM2に入力される。
このような構成を有する画素値記憶部305では、第2メモリLM2には、第1メモリLM1に入力される画素の画素値よりも、1画素前に出力された画素の画素値が入力されることになる。詳細には、ラインメモリ351から出力された第1所定画素の画素値が第1メモリLM1に入力される場合は、第2メモリLM2には、上記第1所定画素よりも1つ前に出力された画素の画素値(1画素分前の画素の画素値)が入力されることになる。
また、画素値記憶部305では、画像データ記憶部22から入力された画素の画素値は、ラインメモリ351の他に、ローカルメモリLM中の第3メモリLM3に直接入力されるとともに、1画素分の画素値を保持可能なレジスタRG2を介してローカルメモリLM中の第4メモリLM4にも入力される。
これにより、第4メモリLM4には、第3メモリLM3に入力される画素の画素値よりも、1画素前に画素値記憶部305に入力された画素の画素値が入力されることになる。詳細には、画素値記憶部305に入力された第2所定画素の画素値が第3メモリLM3に記憶される場合は、第4メモリLM4には、上記第2所定画素よりも1つ前に入力された画素の画素値(1画素分前の画素の画素値)が入力されることになる。
ここで、画素値記憶部305における画素の記憶状態について詳述する。
例えば、図10に示される参照領域FRでは、画素値読出処理によって、参照領域FRに含まれる入力画素が、仮想原点VPに位置する画素PE0からラスター順で画素値記憶部305に入力される。すなわち、画素値読出処理では、参照領域FRにおける第1行目LN1の画素PE0から画素値の読み出しが開始され、第1行目LN1の画素PE10まで画素値の読み出しが終了すると、画素PE11から第2行目LN2の画素値の読み出しが開始される。以後、参照領域FRに含まれる全ての入力画素の画素値が読み出されるまで、画素値の読み出しが順次に行われる。
このような画素値読出処理によって、ラインメモリ351には、参照領域における1ライン分の画素の画素値が記憶されることになる。例えば、画像データ記憶部22から第2行目LN2の画素PE18の画素値が読み出され、画素値記憶部305に入力される場合を想定する。
このとき、ラインメモリ351には、画素PE18直前の1ライン分の画素、すなわち第1行目LN1の画素PE7から第2行目LN2の画素PE17までの11個の画素PE7〜PE18に関する各画素値が記憶されていることになる。またこのとき、レジスタRG1には、ラインメモリ351から前回出力された第1行目LN1の画素PE6の画素値が保持され、レジスタRG2には、画素値記憶部305に前回入力された第2行目LN2の画素PE17の画素値が保持されていることになる。
このような状態において、上記想定どおり画素値記憶部305に画素PE18の画素値が入力されると、第1メモリLM1には、ラインメモリ351から出力された画素PE7の画素値が記憶されることになる。第2メモリLM2には、レジスタRG1に保持されていた画素PE6の画素値が記憶されることになる。第3メモリLM3には、入力された当該画素PE18の画素値がそのまま記憶されることになる。第4メモリLM4には、レジスタRG2に保持されていた画素PE17の画素値が記憶されることになる。
ここで、ローカルメモリLMに記憶されている各画素値の位置をみると、ローカルメモリLMには、参照領域FRに設定された整数の相対座標によって規定される格子(空間格子)の各格子点に位置する画素(「格子画素」とも称する)の画素値が記憶されていることが分かる。例えば、第2行目LN2の画素PE18の画素値が画素値記憶部305に入力される上記想定では、格子KC1(図10の斜線ハッチング領域を参照)の格子点に位置する画素PE6,PE7,PE17,PE18の各画素値がローカルメモリLMに記憶されている。
そして、ローカルメモリLMに記憶される画素値は、画像データ記憶部22から新たな画素の画素値が入力される度に、記憶対象とする格子の位置を変更しつつ、更新されることになる。例えば、上記想定からさらに進展して、次の画素PE19(すなわち、画素PE18に隣接する画素PE19)の画素値が画素値記憶部305に入力されると、ローカルメモリLMには、格子KC2の格子点に位置する画素PE7,PE8,PE18,PE19の各画素値がローカルメモリLMに記憶されることになる。
このように画素値記憶部305は、入力された画素の中から、画素を組み替えて所定の格子を構成する格子点の組を編成する編成機能(編成手段)を有し、当該編成機能によって編成された格子画素の画素値を、ローカルメモリLMに入力させる。
なお、画像データ記憶部22からの入力画素の読み出しにおいては、入力画像IG上の基準点からの画素値を読み出すことにより、参照領域分だけの読み込みを実現している。図11は、入力画像IG上に参照領域FRを重畳して表示した図である。例えば、図11に示される参照領域FRでは、基準点KP(2,2)に位置する画素から画素値の読み出しが開始され、終点EP(12,11)に位置する画素まで画素値の読み出しが行われることになる。このように、本実施形態では、参照領域を設定して、参照領域内に存在する画素の画素データが読み出されるので、入力画像IGにおける全画素の画素データを読み出す場合に比べて、読み出しに要する時間を短縮することができる。また、読み出された画素データを記憶するためのメモリの容量を小さく設定することができ、回路規模の縮小化を図ることが可能になる。
図5に戻って、画素値読込段階ST2における座標検索処理では、連想メモリ302と読出位置カウンター304との協働により、連想メモリ302に記憶された対応相対位置の位置情報の中から、画像データ記憶部22から画素値記憶部305に入力された画素の読み出し位置に関連した位置情報を検索する処理が行われる。図12は、参照領域FRに含まれる各対応相対位置と連想メモリ302の記憶状態との関係を示す図である。
具体的には、画像データ記憶部22から参照領域に含まれる入力画素の読み出しが開始されると、読出制御部303の制御に応じて、読出位置カウンター304では、読み出された画素の読出位置がカウントされる。読出位置のカウントは、入力画素の読み出しに応じて、参照領域における読出位置を示す座標を更新することによって行われる。そして、読出位置が更新されると、更新された読出位置は、連想メモリ302に出力される。
連想メモリ302では、連想メモリ302に記憶された対応相対位置の位置情報の中に、入力された読出位置の座標よりもx座標およびy座標の値がいずれも「1」ずつ小さい座標の位置情報が検索される。当該検索によって、連想メモリ302に記憶された対応相対位置の位置情報の中から、入力された読出位置の座標よりも(1,1)分小さい位置情報が発見された場合は、連想メモリ302は、当該対応相対位置の位置情報を記憶する番地、換言すれば当該対応相対位置の通し番号を含む信号を画素値記憶部305に対して出力する。
例えば、図12に示されるように、画像データ記憶部22から画素PE18の画素値が読み出された場合は、参照領域FRにおける画素PE18の座標(7,1)が、読出位置カウンター304から連想メモリ302に入力される。連想メモリ302では、連想メモリ302に記憶された対応相対位置の位置情報の中から、入力された読出位置の座標(7,1)よりも(1,1)分小さい座標(6,0)を有する位置情報の検索が行われる。図12に示されるように、連想メモリ302には、「5」番地に座標(6,0)の対応相対位置の位置情報が記憶されていることから、連想メモリ302は、通し番号「5」を画素値記憶部305に出力することになる。
このような座標検索処理は、上記画素値読出処理と並行して行われ、次の特定画素値記憶処理(図5参照)では、座標検索処理の処理結果と画素値読出処理の処理結果とを反映した処理が行われる。図13は、ローカルメモリLMの記憶状態を示す図である。図14は、参照領域FRの一部を示す図である。
具体的には、特定画素値記憶処理では、連想メモリ302からの信号入力に応じて、ローカルメモリLMに記憶されている各画素値の記憶処理が行われる。より詳細には、特定画素値記憶処理では、連想メモリ302から信号入力があると、当該信号の入力時点においてローカルメモリLMに一時的に記憶されている各画素値が、当該信号に含まれる通し番号によって指定される番地に特定画素値として記憶される。
例えば、画像データ記憶部22から画素PE18の画素値が読み出される上記想定では、画素値読出処理によって、画素PE6,PE7,PE17,PE18の各画素値がローカルメモリLMに一時的に記憶された状態になるとともに、座標検索処理によって、通し番号「5」を含む信号が画素値記憶部305に出力されることになる。このような状態で特定画素値記憶処理が実行されると、図13に示されるように、ローカルメモリLMに一時的に記憶されている画素PE6の画素値PV(6,0)、画素PE7の画素値PV(7,0)、画素PE17の画素値PV(6,1)、および画素PE18の画素値PV(7,1)が、ローカルメモリLM内の通し番号「5」によって指定される番地「5」に記憶されることになる。より詳細には、ローカルメモリLM内の第1メモリLM1、第2メモリLM2、第3メモリLM3および第4メモリLM4それぞれにおいて一時的に記憶されていた各画素値が、第1メモリLM1、第2メモリLM2、第3メモリLM3および第4メモリLM4それぞれの「5」番地に記憶される。
ここで、上述のように、ローカルメモリLMの「5」番地に記憶された各画素値は、通し番号「5」番の対応相対位置PU5を内包する格子KC1の各格子点に位置する画素PE6,PE7,PE17,PE18の画素値となる(図14参照)。すなわち、画像データ記憶部22から画素PE18の画素値が読み出された場合は、対応相対位置PU5を内包する格子画素PE6,PE7,PE17,PE18の画素値がローカルメモリLMに記憶される。
このような対応相対位置を内包する格子画素(「内包格子画素」とも称する)の画素値を記憶する処理は、参照領域における全ての対応相対位置について行われる。すなわち、特定画素値記憶処理では、参照領域に含まれる対応相対位置それぞれに関する、4つの内包格子画素の画素値が特定画素値としてローカルメモリLMの所定番地に記憶されることになる。
このように、画素値読込段階ST2では、画像データ記憶部22から参照領域に含まれる入力画素が読み出される度に、対応相対位置を内包する内包格子画素が読み出されたか否かが判定される。そして、或る対応相対位置を内包する内包格子画素が読み出されたと判定された場合は、当該内包格子画素の画素値が、当該或る対応相対位置の識別番号(ここでは、通し番号)と関連付けて記憶される。
なお、内包格子画素が読み出されたか否かの判定は、連想メモリ302の検索機能によって実現されるため、連想メモリ302は、内包格子画素が読み出されたか否かの判定手段として機能するとも表現される。また、内包格子画素は、後述の画素値算出処理による対応相対位置に対応した出力画素の画素値の算出のために用いられる対応相対位置周辺の画素(「周辺画素」とも称する)となる。
図5に示されるように、画素値読込段階ST2が終了すると、歪み補正処理は、出力画素値算出段階ST3へと移行する。出力画素値算出段階ST3では、相対座標取得処理と、画素値算出処理とが実行される。図15は、出力画素値の算出の様子を示す図である。
相対座標取得処理は、相対座標取得部301によって実行され、実行対象ブロックBRを構成する全ての出力画素の入力画像IG上での対応相対位置の相対座標が取得される。対応相対位置の相対座標は、上述の対応位置特定処理とオフセット処理と参照領域設定処理と相対座標算出処理とを再度実行することによって取得できる。或いは、相対座標取得段階ST1において、算出された対応相対位置の相対座標を一旦記憶し、記憶しておいた対応相対位置の相対座標を用いる態様としてもよい。
画素値算出処理は、画素値算出部306によって実行され、対応相対位置の相対座標と当該対応相対位置についての内包格子画素の画素値とを用いたバイリニア補間によって、当該対応相対位置における画素値が算出される。
例えば、図15に示されるように、通し番号「2」番の対応相対位置PU2における画素値を算出する場合は、ローカルメモリLMの「2」番地に格納された内包格子画素の画素値が読み出され、対応相対位置PU2の相対座標と4つの内包格子画素PE14,PE15,PE25,PE26の画素値PV(3,1),PV(4,1)PV(3,2),PV(4,2)とを用いたバイリニア補間によって、対応相対位置PU2の画素値が算出される。そして、当該画素値算出処理によって算出された対応相対位置PU2の画素値は、出力画像UGの実行対象ブロックBRにおいて対応する出力画素PT2の画素値として出力されることになる。
このような対応相対位置における画素値の算出処理は、ローカルメモリLMに記憶された4つの内包格子画素の画素値を番地ごとに順次に読み出して行われるため、画素値算出部306からは、出力画素の画素値が、出力画像UGの実行対象ブロックBRにおけるラスター順に出力されることになる。
具体的には、ローカルメモリLMには、各出力画素の画素値の算出に用いる4つの内包格子画素の画素値が、出力画像UGにおけるラスター順で記憶されている。
このため、画素値算出部306が、ローカルメモリLMの記憶番地によって示される記憶順序に基づいて入力される内包格子画素の画素値を用いて対応相対位置の画素値を算出し、算出した画素値を出力画素の画素値として順次に出力すると、画素値算出部306からは、出力画素の画素値が、出力画像UGの実行対象ブロックBRにおけるラスター順に出力されることになる。なお、画素値算出部306から出力された出力画素の画素値は、画像データ記憶部22に転送され、画像データ記憶部22の出力画像記憶領域に順次に記憶される。
以上のように、画像処理装置1Aは、出力画像UGにおける出力画素に対する、入力画像上での対応位置を取得する相対座標取得部301と、対応位置の位置情報を記憶する第1記憶手段と、入力画像IGにおける入力画素の画素値を順次に読み出させる読出制御部303と、読出制御部303によって読み出された入力画素の画素値を入力とし、入力された入力画素の中から、入力画素による格子点の組を編成する編成手段と、第1記憶手段に記憶された位置情報に基づいて、出力画素の画素値の算出に用いる対応位置周辺の周辺画素の画素値が読み出されたか否かを判定する判定手段と、判定手段によって周辺画素が読み出されたと判定された場合に、格子点の組を構成する画素の画素値を、所定画素に関する周辺画素の画素値として記憶するローカルメモリLMと、ローカルメモリLMに記憶された周辺画素の画素値を用いた補間によって、所定画素の画素値を算出する画素値算出部306と備える。
このような画像処理装置1Aによれば、入力画素の画素値を順次に読み出しつつ、入力画素の画素値に基づいた出力画素の画素値の算出を実現することができるので、入力画像の画像データの転送によって生じるバスの利用効率の低下を抑制すること、すなわち画像データの転送によって生じる不具合を軽減させることが可能になる。
<2.変形例>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は、上記に説明した内容に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、歪み補正部30を一つ有する構成としていたが、これに限定されず、歪み補正部を複数個有する構成としてもよい。図16は、変形例に係る画像処理装置1Bの構成を示す概略図である。
具体的には、図16に示される画像処理装置1Bでは、第2処理回路3において、複数の歪み補正部30A〜30Cが設けられている。当該画像処理装置1Bでは、各歪み補正部30A〜30Cにおいて、同一の出力画像UGにおける異なるブロックBKについての歪み補正処理が並行して行われる。このように、複数の歪み補正部30A〜30Cを設けて、歪み補正処理を並行して行うことによれば、スループットの向上および歪み補正処理の高速化を実現することができる。
なお、歪み補正処理を並行して実行する場合、各歪み補正部30A〜30Cにおける歪み補正処理は、歪み補正処理の処理段階ST1〜ST3をずらして実行してもよい。例えば、歪み補正部30Aにおいて実行される歪み補正処理の処理段階が、相対座標取得段階ST1であった場合は、歪み補正部30Bでは画素値読込段階ST2、歪み補正部30Cでは出力画素値算出段階ST3となるように歪み補正処理の実行タイミングがずらされる。このように各歪み補正部30A〜30Cにおいて、歪み補正処理の実行タイミングをずらすことによれば、歪み補正処理によるバスの利用を分散することができるので、バスの利用効率を高めることができる。
また、上記実施形態の画像処理装置1Aにおいて、歪み補正部30の後段に圧縮処理部36をさらに設けてもよい。図17は、変形例に係る画像処理装置1Cの構成を示す図である。図18は、変形例に係る画像処理装置1Dの構成を示す図である。図19は、画像データの出力順序を示す図である。
具体的には、図17の画像処理装置1Cは、第2処理回路3において圧縮処理部36を有し、圧縮処理部36は、画素値算出部306から入力された画像データに対して、例えばJPEG方式で圧縮処理を施す。ここで、画像の圧縮処理は、画像を所定サイズ(例えば8×8画素)のブロックに分割して、ブロック単位で行われるため、歪み補正部30の後段に圧縮処理部36を設けることが、回路上、好適な配置となる。
具体的には、歪み補正部30による歪み補正処理は、ブロックごとに行われ、歪み補正部30からは、歪み補正処理の施された画像データがブロック単位で出力される。このため、歪み補正部30の後段に圧縮処理部36を設けると、圧縮処理部36には、ブロック単位の画像データが入力されることになり、圧縮処理部36では、入力されたブロック単位の画像データに対してそのまま圧縮処理を施すことが可能になる。このように、歪み補正部30の後段に圧縮処理部36を設けることによれば、画像データを一時記憶するための記憶部(例えばレジスタ)を設けることなく、歪み補正処理と圧縮処理とを連続して行うことができ、回路構成の単純化を図ることが可能になる。
また、図18に示されるように、歪み補正部30において画素値算出部306の後段にレジスタ307を設けることによって、歪み補正部30からの画像データの出力形式を変更することもできる。具体的には、16×16画素のブロック単位で画像データを出力する場合は、図19に示されるように、画素値算出部306から出力された、8×8画素のブロックBKごとの画像データがレジスタ307に一旦記憶される。そして、16×16画素のブロック単位の出力が可能となり次第、矢印で示される順序で画像データの出力が行われる。例えば、ブロックBK1およびブロックBK2の画像データがレジスタ307に記憶されると、矢印YJ1で示される画像データの出力が行われ、ブロックBK11およびブロックBK12の画像データがレジスタ307に記憶されると、矢印YJ2で示される画像データの出力が行われる。
また、上記実施形態では、実行対象ブロックBRの大きさが8×8画素である場合を例示したが、これに限定されず、実行対象ブロックBRの大きさを32×32画素、または128×128画素としてもよい。図20は、実行対象ブロックBR10と、入力画像IGにおいて実行対象ブロックBR10に対応する対応ブロックTB10との関係を示す図である。図21は、実行対象ブロックBR20と、入力画像IGにおいて実行対象ブロックBR20に対応する対応ブロックTB20との関係を示す図である。
例えば、実行対象ブロックBRの大きさを32×32画素とする場合、図20に示されるように、4×4のブロックBKを1グループとして連結することによって、32×32画素の実行対象ブロックBR10が構成される。
当該実行対象ブロックBR10に対する歪み補正処理では、実行対象ブロックBR10の1の頂点画素VA10および頂点隣接画素NB10,NC10,ND10の入力画像IG上での対応位置PA10,PB10,PC10,PD10が、歪み情報を用いて特定される。また、実行対象ブロックBR10を構成する各出力画素の入力画像IG上での対応位置が補間によりそれぞれ算出される。
そして、これ以降の歪み補正処理は、入力画像IGにおける小ブロックSB10ごとに行われる。すなわち、小ブロックSB10単位で図5に示される参照領域設定処理から画素値算出処理までの各処理が実行され、出力画素の画素値が取得される。
また、実行対象ブロックBRの大きさを128×128画素とする場合、図21に示されるように、16×16のブロックBKを1グループとして連結することによって、128×128画素の実行対象ブロックBR20が構成される。
当該実行対象ブロックBR20に対する歪み補正処理では、実行対象ブロックBR20の1の頂点画素VA20および頂点隣接画素NB20,NC20,ND20の入力画像IG上での対応位置PA20,PB20,PC20,PD20が、歪み情報を用いて特定される。また、実行対象ブロックBR20を構成する各出力画素の入力画像IG上での対応位置が補間によりそれぞれ算出される。
そして、これ以降の歪み補正処理は、入力画像IGにおける小ブロックSB20ごとに行われる。すなわち、小ブロックSB20単位で図5に示される参照領域設定処理から画素値算出処理までの各処理が実行され、出力画素の画素値が取得される。
このように、実行対象ブロックBRを大きくして、歪み補正処理を行うことによれば、歪み情報を用いて、1の頂点画素および頂点隣接画素の入力画像IG上での対応位置を算出する回数を減らすことができるので、レンズデータ記憶部21に記憶する歪み情報の情報量を削減することが可能になる。
また、出力画像UGにおけるブロックBKの1の頂点画素および3つの頂点隣接画素の入力画像IG上での対応位置の位置関係は問わない。すなわち、ブロックBKに関する1の頂点画素および3つの頂点隣接画素の位置関係と、ブロックBKの1の頂点画素および3つの頂点隣接画素の入力画像IG上での対応位置の位置関係とは、異なっていてもよい。図22は、出力画像におけるブロックBK1,BK2と、入力画像IGにおける対応ブロックTB1,TB2との関係を示す図である。
例えば、図22では、出力画像UGにおけるブロックBK1の1の頂点画素VA0および3つの頂点隣接画素NB0,NC0,ND0の位置関係と、入力画像IG上での対応位置PA0,PB0,PC0,PD0の位置関係とが異なる場合が例示されている。
また、出力画像UGにおけるブロックBKが連続している場合であっても、入力画像IGにおいて当該ブロックBKに対応する対応ブロックTBは、連続していなくてもよい。例えば、図22では、出力画像UGにおいて、2つのブロックBK1,BK2が連続しているときに、入力画像IGにおいて当該ブロックBK1,BK2に対応する対応ブロックTB1,TB2が不連続となっている場合が例示されている。
このように、出力画像UGにおいて連続した領域についての歪み補正処理は、入力画像IGにおいて不連続な領域の画像データに基づいて行ってもよい。
なお、対応ブロックTBを含む参照領域の大きさは、連想メモリ302の各番地に記憶可能なビット幅によって制限される。例えば、連想メモリ302の各番地に記憶可能なビット幅が5ビットであった場合は、参照領域の大きさが縦32画素未満(図22中の矢印YV)、横32画素未満(矢印YH)の領域となるように、ブロックBKの大きさが調整される。
また、上記実施形態では、画像処理装置1Aにおいて歪み補正処理を実現していたが、これに限定されない。図23は、変形例に係る撮像装置100を示す図である。
図23に示されるように、撮像装置100は、例えば、COMSセンサまたはCCDセンサなどの撮像素子101を有して構成され、被写体像を形成する光(被写体光)を受光して、被写体像に関する画像信号を生成する機能を有している。
撮像素子101で取得された撮影画像の画像データは、第1処理回路2の画像データ記憶部22に記憶される。そして、撮像装置100では、当該画像データに対して、第2処理回路3の歪み補正部30によって上述の歪み補正処理が施される。
1A,1B,1C,1D 画像処理装置
2 第1処理回路
3 第2処理回路
21 レンズデータ記憶部
22 画像データ記憶部
30,30A,30B,30C 歪み補正部
301 相対座標取得部
302 連想メモリ
303 読出制御部
304 読出位置カウンター
305 画素値記憶部
306 画素値算出部
307 レジスタ
35 DMAC
LM ローカルメモリ
351 ラインメモリ
RG1,RG2 レジスタ
IG 入力画像
UG 出力画像
BK,BK1,BK2,BK11,BK12 ブロック
BR,BR10,BR20 実行対象ブロック
TB,TB1,TB2,TB10,TB20 対応ブロック
FR 参照領域

Claims (5)

  1. 出力画像における所定画素に対する、入力画像上での対応位置を取得する取得手段と、
    前記対応位置の位置情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記入力画像における入力画素の画素値を順次に読み出させる読出制御手段と、
    前記読出制御手段によって読み出された前記入力画素の画素値を入力とし、入力された前記入力画素の中から、入力画素による格子点の組を編成する編成手段と、
    前記位置情報に基づいて、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出された否かを判定することによって、前記所定画素の画素値の算出に用いる前記対応位置周辺の周辺画素の画素値が読み出されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出されたと判定することによって、前記周辺画素の画素値が読み出されたと判定した場合に、当該格子点の組を構成する画素の画素値を、前記所定画素に関する周辺画素の画素値として記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶された前記周辺画素の画素値を用いた補間によって、前記所定画素の画素値を算出する算出手段と、
    を備え
    前記第2記憶手段には、複数の前記所定画素に関する周辺画素の画素値が、前記出力画像におけるラスター順に記憶され、
    前記算出手段は、前記第2記憶手段における記憶順序に基づいて前記所定画素ごとに入力される前記周辺画素の画素値を用いて、前記所定画素の画素値を順次に算出し、算出した前記所定画素の画素値を前記ラスター順に出力する画像処理装置。
  2. 前記読出制御手段は、前記入力画素の画素値をラスター順に読み出させる請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1記憶手段と前記判定手段とは、連想メモリを用いて実現される請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記出力画像を分割して得られる所定ブロックに含まれる前記所定画素に関する前記対応位置を取得するとともに、前記所定ブロックに対する、前記入力画像上での対応ブロックを含む参照領域を設定し、
    前記読出制御手段は、前記参照領域に含まれる前記入力画素の画素値を順次に読み出させる請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. a)出力画像における所定画素に対する、入力画像上での対応位置を取得する工程と、
    b)前記対応位置の位置情報を記憶する工程と、
    c)前記入力画像における入力画素の画素値を順次に読み出させる工程と、
    d)前記c)工程において読み出された前記入力画素の中から、入力画素による格子点の組を編成する工程と、
    e)前記位置情報に基づいて、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出された否かを判定することによって、前記所定画素の画素値の算出に用いる前記対応位置周辺の周辺画素の画素値が読み出されたか否かを判定する工程と、
    f)前記e)工程において、前記対応位置を内包する前記格子点の組を構成する画素の画素値が読み出されたと判定されることによって、前記周辺画素の画素値が読み出されたと判定された場合に、当該格子点の組を構成する画素の画素値を、前記所定画素に関する周辺画素の画素値として記憶する工程と、
    g)前記f)工程において記憶された前記周辺画素の画素値を用いた補間によって、前記所定画素の画素値を算出する工程と、
    を備え、
    前記f)工程では、複数の前記所定画素に関する周辺画素の画素値が、前記出力画像におけるラスター順に記憶され、
    前記g)工程では、前記f)工程における記憶順序に基づいて前記所定画素ごとに入力される前記周辺画素の画素値が用いられて、前記所定画素の画素値が順次に算出され、算出された前記所定画素の画素値が前記ラスター順に出力される画像処理装置の動作方法。
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