JP6226598B2 - グレーチングの害虫移動防止網体 - Google Patents

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Description

本発明は、側溝等に蓋されるグレーチングにおいて、蚊やハエ等の害虫の出入りを阻止できるようにしたグレーチングの害虫移動防止網体に関する。
一般に、側溝ブロック等に蓋されるグレーチングは、路面や地表の大量の雨水等を側溝や雨水升等に速やかに流し込むために、鋼材を格子状に組み合わせて溶接した構造がとられている。夏場で雨が少なく、側溝ブロック等に水が流れていないときに、側溝ブロック等に若干溜まった水に、蚊が卵を産み付け、ボウフラが発生し、蚊が大量に発生するという問題がある。
この対策として、特許文献1に雨水ますが開示されている。図6に示すように、この雨水ます111は、排水管118の途中にます本体113を設置し、このます本体113の上部に外スクリーン115を取り付け、外スクリーン115の下方に中スクリーン116を配置し、中スクリーン116が、ます本体113に掛止する枠体133と、この枠体133の底枠141に一辺167を固定し一辺167に対向する対辺172を非固定とした害虫移動防止網体134と、対辺172に線部材135で取り付けるとともに枠体133を介して垂下させた錘136とからなることを特徴としている。
この雨水ます111によれば、中スクリーン116が、枠体133の底枠141に害虫移動防止網体134を取り付けた構造なので、害虫移動防止網体134の網で蚊やハエ等の害虫の進入を阻止することができる。
なお、前述の雨水ます111と関連する技術として、特許文献2にカゴを有するグレーチングが開示されている。
特開2004−285652号 実用新案登録第3096599号
しかしながら、従来の雨水ます111は、害虫移動防止網体134が、雨水ます111の中段に設けられており、それを取り付けるための構造が複雑で大がかりとなること、及び、公共事業に供される側溝用グレーチングに対しては、害虫移動防止網体134を中段に設けることは、法的な規制を受けて実施できないという問題があった。
また、雨水ます111の害虫移動防止網体134は、重力によって全体が傾斜する構造のため、用途が、四方が壁面で構成される雨水ますに限定される場合には、傾斜した際の隙間から害虫が移動する虞は少ないと考えられるが、向かい合う二方が壁面で他の二方が解放された側溝等に用いられる場合には、複数連接されたとしても、傾斜した際の隙間から害虫が移動する虞がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、側溝等に蓋されるグレーチングにおいて、簡易な構造でありながら、蚊やハエ等の害虫の出入りを阻止できるグレーチングの害虫移動防止網体を提供することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の側面に係るグレーチングの害虫移動防止網体は、開口部を有する側溝と、前記開口部の開口底部に載置され、前記開口部が蓋されるグレーチングと、前記グレーチングと前記開口底部との間に介在するように載置され、害虫の移動を阻止可能な網が設けられていることを特徴としている。
前記構成により、害虫の移動を阻止可能な網をグレーチングの下に敷くようにしたので、害虫移動防止網体の網で蚊やハエ等の害虫の進入を阻止することができるとともに、害虫移動防止網体をグレーチングとは別個独立した簡易な構造としたので、既製のグレーチングをそのまま利用することが可能であり、製造コストや購買コストを抑えることができる。
また、本発明の第2の側面に係るグレーチングの害虫移動防止網体は、前記開口底部に載置される矩形状の外枠と、前記外枠の一辺(第1辺)と対向する対辺(第2辺)とを連結する第1フレーム及び第2フレームと、前記外枠と前記第1フレーム及び前記第2フレームとで囲まれた領域に、前記外枠の第1辺に、ヒンジを介して、開閉可能に蝶着されるとともに、前記第2辺を非固定とした第1内枠と、前記第2辺に線部材で取り付けるとともに前記外枠を介して垂下させた錘とを備え、前記外枠の三辺と前記第1フレームとで囲まれた前記第2フレームを含まない領域と、前記外枠の三辺と前記第2フレームとで囲まれた前記第1フレームを含まない領域と、前記第1内枠とに、害虫の移動を阻止可能な網が張られていることを特徴としている。
前記構成により、第1内枠が重力によって開閉可能に蝶着さているので、グレーチングに落下した泥や落ち葉、雨水等を自重によって流下させることができ、網への負担が少なくて済むため、長期間使用することができる。
さらにまた、本発明の第3の側面に係るグレーチングの害虫移動防止網体は、前記第1フレーム及び前記第2フレーム、並びに/又は、前記第2辺には、複数の紐が取り付けられており、前記複数の紐は、前記外枠が前記開口底部に載置された状態で、前記第1内枠が重力により開いた際にできる隙間が遮蔽されるように懸吊されることを特徴としている。
前記構成により、複数の紐が、第1内枠が開いた際の隙間を遮蔽するので、蚊やハエ等の害虫の出入りをより確実に阻止できる。
さらにまた、本発明の第4の側面に係るグレーチングの害虫移動防止網体は、前記開口底部に載置される矩形状の外枠と、前記外枠の内側に設けられた矩形状の第3フレームと、前記外枠の4つのコーナーのそれぞれから前記第3フレームを支持するように連結する第4フレームと、前記第3フレームの囲まれた領域に、前記第3フレームの一辺(第3辺)に、ヒンジを介して、開閉可能に蝶着されるとともに、前記第3辺に対向する対辺(第4辺)を非固定とした第2内枠と、前記第4辺に線部材で取り付けるとともに前記第3フレームを介して垂下させた錘とを備え、前記外枠に囲まれた前記第3フレームを含まない領域と、前記第2内枠とに、害虫の移動を阻止可能な網が張られていることを特徴としている。
前記構成により、第2内枠が重力によって開閉可能に蝶着さているので、グレーチングに落下した泥や落ち葉、雨水等を自重によって流下させることができ、網への負担が少なくて済むため、長期間使用することができる。
前記構成により、グレーチングの下に敷いた際に、第3フレームを外枠よりも下になるように設けることで、第3フレームに向かって下るように傾斜が形成されるため、グレーチングに落下した泥や落ち葉、雨水等を第2内枠内に集めることができ、効率的に流下させることができる。
さらにまた、本発明の第5の側面に係るグレーチングの害虫移動防止網体は、前記第3フレームには、複数の紐が取り付けられており、前記複数の紐は、前記外枠が前記開口底部に載置された状態で、前記第2内枠が重力により開いた際にできる隙間が遮蔽されるように懸吊されることを特徴としている。
前記構成により、複数の紐が、第2内枠が開いた際の隙間を遮蔽するので、蚊やハエ等の害虫の出入りをより確実に阻止できる。
本発明によれば、側溝等に蓋されるグレーチングにおいて、簡易な構造でありながら、蚊やハエ等の害虫の出入りを阻止できるグレーチングの害虫移動防止網体を提供することができる。
本発明に係る害虫移動防止網体の側溝への適用例であって、側溝やグレーチングを含めた害虫移動防止構造の説明に供する斜視図である。 本発明に係る害虫移動防止網体の側溝への適用例であって、側溝やグレーチングを含めた害虫移動防止構造の説明に供する断面図である。 本発明に係る害虫移動防止網体の一実施形態を示す図であって、(A)平面図、(B)作用の説明に供する断面図である。 本発明に係る害虫移動防止網体の他の実施形態を示す図であって、(A)平面図、(B)作用の説明に供する断面図である。 本発明に係る害虫移動防止網体の他の実施形態を示す図であって、紐の構成の説明に供する図である。 従来の雨水ますの説明図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、例えば、図3乃至図5に示すような構成の害虫移動防止網体11に適用される。
1.害虫移動防止網体11の構成
先ず、図1及び図2を参照して、グレーチング31の害虫移動防止構造1(以下、害虫移動防止構造1という。)の構成の概略について説明する。
図1及び図2は、害虫移動防止網体11の側溝50への適用例であって、側溝50やグレーチング31を含めた害虫移動防止構造1を示している。図1又は図2に示すように、害虫移動防止構造1は、開口部60を有する側溝50と、開口部60の開口底部51に載置され、開口部60が蓋されるグレーチング31と、グレーチング31と開口底部51との間に介在するように載置され、害虫の移動を阻止可能な網16,17が設けられた害虫移動防止網体11a,bとを備えている。
次に、図3乃至図5を参照して、グレーチング31の害虫移動防止網体11(以下、害虫移動防止網体11という。)の構成の概略について説明する。
先ず、図3を参照して、本発明の一実施形態である害虫移動防止網体11aについて説明する。害虫移動防止網体11aは、図3(A)に示すように、開口底部51に載置される矩形状の外枠12と、外枠12の一辺12aと対向する対辺12bとを連結するフレーム14a及びフレーム14bと、外枠12とフレーム14a及びフレーム14bとで囲まれた領域に、外枠12の一辺12aに、ヒンジ(図示省略。)を介して、図3(B)に示すように、開閉可能に蝶着されるとともに、フレーム14bを非固定とした内枠15aと、対辺12bに線部材19で取り付けるとともに外枠12を介して垂下させた錘18とを主要部として備えている。
そして、害虫移動防止網体11aは、外枠12の三辺とフレーム14aとで囲まれたフレーム14bを含まない領域と、外枠12の三辺とフレーム14bとで囲まれたフレーム14aを含まない領域と、内枠15aとに、害虫の移動を阻止可能な網16,17が張られている。
また、フレーム14a及びフレーム14b、並びに/又は、対辺12bには、複数の紐20が取り付けられている(図示省略。)。
外枠12やフレーム14a,フレーム14b,内枠15aは、例えばステンレスからなり、厚みが5mmに加工されている。外枠12や内枠15aに張られる網16,17の材質は任意であり、メッシュサイズは、例えば1.5mm以下に設定する。
網16のメッシュサイズは、網17のメッシュサイズと同等のものを用いることができるが、網16のメッシュの方を網17のメッシュサイズより小さくする方がグレーチングに落下した泥や落ち葉,雨水等を自重によって早く流下させるようにしてもよい。
また、網16を緩く膨らませる(お椀の内壁上でなく、すり鉢状の内壁のごとく。)ことによって、グレーチングに落下した泥や落ち葉、雨水等が網16の位置に留まらずに網17に向かって流下し易いようにしてもよい。
さらに、網16及び網17の中央部領域に比べて外周部領域のメッシュサイズを大きくして外周部領域に落下した泥や落ち葉で目詰まりしにくくするようにしてもよい。
線部材19は、例えば樹脂製の紐であり、樹脂製の紐の他に、布製の紐,ピアノ線,ワイヤロープ(極細)を挙げることができる。
害虫移動防止網体11aのフレーム14a及びフレーム14bと内枠15aとの隙間は、1.5mm以下とする。
紐20は、例えば、ポリエステルからなり、太さが2mm、長さ50mmの紐状に加工されており、2mm間隔で配されている。紐20は、外枠12が開口底部51に載置された状態で、内枠15aが重力により開いた際にできる隙間が遮蔽されるように懸吊されるようになっている。
次に、図4,図5を参照して、本発明の他の実施形態である害虫移動防止網体11bについて説明する。害虫移動防止網体11bは、図4(A)に示すように、開口底部51に載置される矩形状の外枠12と、外枠12の内側に設けられた矩形状のフレーム13と、外枠12の4つのコーナーのそれぞれからフレーム13を支持するように連結するフレーム14と、フレーム13の囲まれた領域に、フレーム13の一辺15cに、ヒンジ(図示省略。)を介して、図4(B)に示すように、開閉可能に蝶着されるとともに、一辺15cに対向する対辺15dを非固定とした内枠15bと、15dに線部材19で取り付けるとともにフレーム13を介して垂下させた錘18とを主要部として備えている。
そして、害虫移動防止網体11bは、外枠12に囲まれたフレーム13を含まない領域と、内枠15bとに、害虫の移動を阻止可能な網16,17が張られており、フレーム13には、図5に示すように、複数の紐20が取り付けられている。
外枠12やフレーム13,フレーム14,内枠15bは、例えばステンレスからなり、厚みが5mmに加工されている。外枠12や内枠15bに張られる網16,17の材質は任意であり、メッシュサイズは、例えば1.5mm以下に設定する。
網16のメッシュサイズは、網17のメッシュサイズと同等のものを用いることができるが、網16のメッシュの方を網17のメッシュサイズより小さくする方がグレーチングに落下した泥や落ち葉,雨水等を自重によって早く流下させるようにしてもよい。
また、網16を緩く膨らませる(お椀の内壁上でなく、すり鉢状の内壁のごとく。)ことによって、グレーチングに落下した泥や落ち葉、雨水等が網16の位置に留まらずに網17に向かって流下し易いようにしてもよい。
さらに、網16及び網17の中央部領域に比べて外周部領域のメッシュサイズを大きくして外周部領域に落下した泥や落ち葉で目詰まりしにくくするようにしてもよい。
フレーム13の位置は、フレーム14がフレーム13に向かって下るように傾斜しており、外枠12よりも例えば10mm程度高さが低くなっている。
線部材19は、例えば樹脂製の紐であり、樹脂製の紐の他に、布製の紐,ピアノ線,ワイヤロープ(極細)を挙げることができる。
害虫移動防止網体11bのフレーム13と内枠15bとの隙間は、1.5mm以下とする。
紐20は、例えば、ポリエステルからなり、太さが2mm、長さ50mmの紐状に加工されており、図5に示すように、2mm間隔で配されている。紐20は、外枠12が開口底部51に載置された状態で、内枠15bが重力により開いた際にできる隙間が遮蔽されるように懸吊されるようになっている。
2.害虫移動防止網体11の動作
続いて、以上に述べた害虫移動防止網体11a,bの動作を説明する。図1又は図2に示すように、ユーザは、側溝50の開口部60の開口底部51に害虫移動防止網体11a,bを載置する。その後、グレーチング31を側溝側面52に合わせて挿入し、害虫移動防止網体11a,bがグレーチング31と開口底部51との間に介在するように設置する。
通常の雨量の状態の雨水がグレーチング31に流入した場合には、害虫移動防止網体11の網16,17上の泥や落ち葉等の塵の層を通して、雨水を流下させて排水することができる。
図3(B),図4(B)は本発明に係る害虫移動防止網体11a,bの作用図である。図3(B)及び図4(B)において、グレーチング31内に泥や落ち葉等の塵が落ちると、それらが害虫移動防止網体11a,b上に次第に溜まり始める。そこに、雨が降り、雨水が一気に大量に流入した場合には、泥や塵で雨水は網16,17上に滞留する。その後、溜まった雨水の重さで内枠15a,bの対辺側が下がると同時に、錘18を引き上げる。
害虫移動防止網体11a,b上に溜まった雨水の重さで害虫移動防止網体11a,bの対辺側が下がり、雨水とともに泥や塵が側溝50の底に落ち、雨水を流下させる。このとき錘18が外枠12又はフレーム13に当たり、害虫移動防止網体11a,bの勾配を規制する。
このとき、複数取り付けられた紐20が、外枠12が開口底部51に載置された状態で、内枠15a,bが重力により開いた際にできる隙間を遮蔽する。
また、錘18は害虫移動防止網体11a.b上に溜まった雨水がなくなると、自重で下がると同時に害虫移動防止網体11a,bの対辺側を引き上げて、図1又は図2に示す原点状態に戻す。
以上のように、害虫移動防止網体11a,bによれば、害虫の移動を阻止可能な網16,17をグレーチングの下に敷くようにしたので、害虫移動防止網体11a,bの網16,17で蚊やハエ等の害虫の進入を阻止することができるとともに、害虫移動防止網体11a.bをグレーチングとは別個独立した簡易な構造としたので、既製のグレーチングをそのまま利用することが可能であり、製造コストや購買コストを抑えることができる。
また、害虫移動防止網体11a,bによれば、内枠15a,bが重力によって開閉可能に蝶着さているので、グレーチング31に落下した泥や落ち葉、雨水等を自重によって流下させることができ、網16,17への負担が少なくて済むため、長期間使用することができる。特に、害虫移動防止網体11bにおいては、グレーチング31の下に敷いた際に、フレーム13を外枠12よりも下になるように設けることで、フレーム13に向かって下る傾斜が形成されるため、グレーチング31に落下した泥や落ち葉、雨水等を内枠15b内に集めることができ、効率的に流下させることができる。
さらに、害虫移動防止網体11a,bによれば、複数の紐20が、内枠15a,bが開いた際の隙間を遮蔽するので、蚊やハエ等の害虫の出入りをより確実に阻止できる。
なお、本発明は前述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
1 害虫移動防止構造
11 害虫移動防止網体
11a,b 害虫移動防止網体
12 外枠
12a,15c 一辺
12b,15d 対辺
13,14 フレーム
14a,b フレーム
15a,b 内枠
16,17 網
18 錘
19 線部材
20 紐
31 グレーチング
50 側溝
51 開口底部
52 側溝側面
60 開口部
111 雨水ます
113 本体
115 外スクリーン
116 中スクリーン
118 排水管
133 枠体
134 害虫移動防止網体
135 線部材
136 錘
141 底枠
167 一辺
172 対辺

Claims (5)

  1. 開口部を有し、該開口部の開口底部に載置され、前記開口部が蓋されるグレーチングを備える側溝に用いるグレーチングの害虫移動防止網体であって、
    前記グレーチングと前記開口底部との間に介在するように載置される矩形状の外枠と、
    前記外枠の一辺(第1辺)と対向する対辺(第2辺)とを連結する第1フレーム及び第2フレームと、
    前記外枠と前記第1フレーム及び前記第2フレームとで囲まれた領域に、前記外枠の第1辺に、ヒンジを介して、開閉可能に蝶着されるとともに、前記第2辺を非固定とした第1内枠と、
    前記第2辺に線部材で取り付けるとともに前記外枠を介して垂下させた錘とを備え、
    前記外枠の三辺と前記第1フレームとで囲まれた前記第2フレームを含まない領域と、前記外枠の三辺と前記第2フレームとで囲まれた前記第1フレームを含まない領域と、前記第1内枠とに、害虫の移動を阻止可能な網が張られていることを特徴とするグレーチングの害虫移動防止網体。
  2. 前記第1フレーム及び前記第2フレーム、並びに/又は、前記第2辺には、複数の紐が取り付けられており、
    前記複数の紐は、前記外枠が前記開口底部に載置された状態で、前記第1内枠が重力により開いた際にできる隙間が遮蔽されるように懸吊されることを特徴とする請求項に記載のグレーチングの害虫移動防止網体。
  3. 開口部を有し、該開口部の開口底部に載置され、前記開口部が蓋されるグレーチングを備える側溝に用いるグレーチングの害虫移動防止網体であって、
    前記グレーチングと前記開口底部との間に介在するように載置される矩形状の外枠と、
    前記外枠の内側に設けられた矩形状の第3フレームと、
    前記第3フレームの囲まれた領域に、前記第3フレームの一辺(第3辺)に、ヒンジを介して、開閉可能に蝶着されるとともに、前記第3辺に対向する対辺(第4辺)を非固定とした第2内枠と、
    前記第2内枠が重力により開き、前記第2内枠上から堆積物が流下すると、自重で下がると同時に、前記第2内枠を原点状態に戻す錘とを備え、
    前記外枠に囲まれた前記第3フレームを含まない領域と、前記第2内枠とに、害虫の移動を阻止可能な網が張られたグレーチングの害虫移動防止網体。
  4. 開口部を有し、該開口部の開口底部に載置され、前記開口部が蓋されるグレーチングを備える側溝に用いるグレーチングの害虫移動防止網体であって、
    記グレーチングと前記開口底部との間に介在するように載置される矩形状の外枠と、
    前記外枠の内側に設けられた矩形状の第3フレームと、
    前記外枠の4つのコーナーのそれぞれから前記第3フレームを支持するように連結する第4フレームと、
    前記第3フレームの囲まれた領域に、前記第3フレームの一辺(第3辺)に、ヒンジを介して、開閉可能に蝶着されるとともに、前記第3辺に対向する対辺(第4辺)を非固定とした第2内枠と、
    前記第4辺に線部材で取り付けるとともに前記第3フレームを介して垂下させた錘とを備え、
    前記外枠に囲まれた前記第3フレームを含まない領域と、前記第2内枠とに、害虫の移動を阻止可能な網が張られていることを特徴とするグレーチングの害虫移動防止網体。
  5. 前記第3フレームには、複数の紐が取り付けられており、
    前記複数の紐は、前記外枠が前記開口底部に載置された状態で、前記第2内枠が重力により開いた際にできる隙間が遮蔽されるように懸吊されることを特徴とする請求項4に記載のグレーチングの害虫移動防止網体。
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