JP6224981B2 - 移乗補助装置、及び、それを備えた介護器具 - Google Patents

移乗補助装置、及び、それを備えた介護器具 Download PDF

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Description

本発明は、体が不自由で介護が必要な者(被介護者)を移乗(例えば車椅子からベッドへの移乗等)させる際に使用される移乗補助装置に関する。また、本発明は、そのような移乗補助装置を備えた介護器具に関する。
被介護者の、車椅子からベッドへの移乗やベッドから車椅子への移乗等には、通常、介護者による介助動作が伴われる。図14は、被介護者M1を車椅子100からベッド(不図示)に移乗させる際に、介助者M2が行う介助動作の従来例を示す模式図である。図14の(a)から(e)の順に介助動作が進められる。
まず、介護者M2は、移乗先であるベッド(不図示)の近傍に停められた車椅子100に座る被介護者M1の前に立つ(図14の(a)に示す状態)。そして、介護者M2は、被介護者M1の腰(臀部)の位置を車椅子100の前方(座面前方)にずらす(図14の(b)に示す状態)。これにより、被介護者M1と車椅子100の背もたれ部分との間に空間ができるとともに、被介護者M1の足裏が床Fにしっかり接地し易い状態になる。すなわち、介護者M2は、被介護者M1を安全に抱き上げ易くなる。
次に、介護者M2は、片足を被介護者M1の方に向けて踏み出して中腰姿勢になりつつ、被介護者M1の腰に手を回す(図14の(c)に示す状態)。この後、介護者M2は、被介護者M1を自身側に引き込み(図14の(d)に示す状態)、前傾姿勢となった被介護者M1を抱え込む(図14の(e)に示す状態)。そして、介護者M2は、被介護者M1を支えながらゆっくりと移乗先であるベッド(不図示)に移動して座らせる。
移乗のために上述の動作が行われる場合、被介護者M1を車椅子100の座面から引き上げる(抱き上げる)際に、介護者M2の腰部にかかる負担が大きくなり易い。また、上述の例では、介護者M2は被介護者M1を座面前方に移動させる必要があり、この動作も介護者M2の作業負担を大きくしている。
ところで、特許文献1には、シートクッションのうち着座する乗員の臀部が当たる部分の高さ位置を高くできるチルト機構と、前記チルト機構を操作する操作コントローラーと、を備える車両シート装置が開示されている。当該車両シート装置を利用すれば、車椅子利用者を、車両シートから車椅子に移乗させたり車椅子から車両シートに移乗させたりする場合に、移乗を補助する者の抱き上げ動作あるいは抱き下ろし動作における中腰姿勢の負荷を少なくできるとされる。
特開2013−60089号公報
特許文献1に開示される技術を例えば車椅子に適用すれば、上述した介護者への負担が低減されることが期待できる。しかしながら、特許文献1に開示される技術を利用する場合には、介護者は、操作コントローラーを操作しながら介助動作を行うことになる。この場合、介護者は、コントローラー操作によって動くシートの動きに合わせて被介護者を抱きかかえる必要があり、自身のタイミングで被介護者を抱きかかえ難くなる。このために、特許文献1に開示される技術が適用された車椅子に対して、介護者は介助動作を行い難いと感じる可能性がある。
その他、車椅子等の介護器具に特許文献1に開示される技術を適用する場合には、例えばモーターやバッテリー等を器具に搭載する必要がある。このために、介護器具の製造に要するコストが上昇することが懸念される。また、場合によっては、介護器具の構造が複雑化したり、器具重量が必要以上に増加したりすること等が懸念される。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、介護者の負担を低減できるとともに、使い勝手のよい移乗補助装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、介護者の負担を低減できるとともに、低コストで製造可能な移乗補助装置を提供することである。更に、本発明の他の目的は、前述の移乗補助装置を備えることにより、介助者の負担を低減できる優れた介護器具を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の移乗補助装置は、座部に座る被介護者を移乗させる際に使用される移乗補助装置であって、前記座部を傾斜可能に支持する支持フレームと、前記支持フレームに設けられて、ペダル操作によって前記座部の傾きを変更可能な操作部と、を備える構成(第1の構成)になっている。
本構成によれば、座部の傾きを変更することができるために、被介護者の移乗を介助する介護者の負担を軽減することが可能である。また、本構成によれば、座部の傾きの変更をペダル操作によって行えるために、介護者は、自身のタイミングで被介護者の抱きかかえを行うことができる。更に、本構成によれば、モーターやバッテリー等の高価な部品の使用を避けられる。
上記第1の構成の移乗補助装置において、前記座部は、当該座部の前方に設けられる支軸を中心として回動可能であり、前記操作部は、前記ペダル操作によって前記座部を回動して、前記座部の後方を持ち上げ可能である構成(第2の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、介護者は、ペダル操作によって、自身の腰部にかかる負担を軽減しつつ、被介護者の移乗動作の補助を行える。
上記第2の構成の移乗補助装置は、前記ペダル操作による前記座部の後方の持ち上げを補助する補助手段を更に備える構成(第3の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、介護者の介助動作の負担を更に軽減可能である。なお、補助手段としては、例えば、バネやガススプリング等が好適に使用できる。
上記第2又は第3の構成の移乗補助装置は、前記座部の後方を持ち上げた状態の保持と、前記保持の解除とを可能とする機構を更に備える構成(第4の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、例えば、ペダル操作を行う介護者の足が不意にペダルから離れた場合に、座部の持ち上げられた部分が急激に落下するという事態が発生する可能性を低減可能である。すなわち、本構成によれば、安全性を高める効果が期待できる。なお、当該構成が備える機構は、ラチェット機構、ワンウェイクラッチ、カム等を利用して実現されてよい。
上記第1から第4のいずれかの構成の移乗補助装置は、前記座部の前方側からペダル操作可能に設けられている構成(第5の構成)であるのが好ましい。座部に座る被介護者を抱きかかえる場合、通常、介護者は座部の前方に足を踏み込む。このために、本構成のように、座部の前方側でペダル操作を行える装置は、介護者にとって使い勝手が良いと言える。
上記第1から第4のいずれかの構成の移乗補助装置は、前記座部の側方側からペダル操作可能に設けられている構成(第6の構成)であるのが好ましい。本構成の移乗補助装置は、例えば、自身で立ち上がることはできないが、手すり等に掴まれば起立姿勢を保持できるといった被介護者に対して好適に使用できる。
上記目的を達成するために本発明の介護器具は、上記第1から第6のいずれかの構成の移乗補助装置を備える構成(第7の構成)となっている。本構成によれば、介護者の負担を軽減しつつ、座部に座る被介護者を適切に移乗させることが可能である。本発明の介護器具としては、例えば、車椅子やベッド等が挙げられる。
本発明によれば、介護者の負担を低減できるとともに、使い勝手のよい移乗補助装置を提供できる。また、本発明によれば、介護者の負担を低減できるとともに、低コストで製造可能な移乗補助装置を提供できる。更に、本発明によれば、介助者の負担を低減できる優れた介護器具を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置を備える車椅子の構成を示す概略側面図 本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置が備える操作部の作用を説明するための図 本発明の第1実施形態に係る車椅子に備えられるラチェット機構を上から見た場合の概略平面図 本発明の第1実施形態に係る車椅子に備えられるラチェット機構の動作を説明するための模式図 本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置を利用して、被介護者を車椅子からベッドに移乗させる際に、介助者が行う介助動作の一例を示す模式図 本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置の第1変形例を説明するための図 本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置の第2変形例を説明するための図 本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置の第3変形例を説明するための図 本発明の第2実施形態に係る移乗補助装置を備える車椅子の構成を示す概略側面図 本発明の第2実施形態に係る移乗補助装置が備える操作部の構成を説明するための概略背面図 本発明の第2実施形態に係る移乗補助装置の変形例が備える操作部の構成を示す概略正面図 本発明の移乗補助装置が適用されるベッドの構成を示す概略斜視図 図12に示すベッドにおいて、移乗補助装置のペダル操作によって、座部の後方が持ち上げられた状態を示す概略斜視図 被介護者を車椅子からベッドに移乗させる際に、介助者が行う介助動作の従来例を示す模式図
以下、本発明の実施形態に係る移乗補助装置及び介護器具について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置2を備える車椅子1の構成を示す概略側面図である。なお、車椅子1は、本発明の介護器具の一例である。また、以下においては、車椅子1に座る者を基準として、前後、左右、上下の表現を用いる。図1に示すように、車椅子1は、大きくは、上部フレーム11と、上部フレーム11を支持する下部フレーム12とを備える。
上部フレーム11は、詳細には、座部用フレーム11aと、座部用フレーム11aに対して斜めになった状態で立設される背もたれ部用フレーム11bとを含む。座部用フレーム11aと背もたれ部用フレーム11bとを上から覆うようにマット13が取り付けられることによって、被介護者が座る座部14と、座部14に座った被介護者が背もたれとして使用する背もたれ部15とが形成されている。
下部フレーム12の下側には、前輪16aと後輪16bとが取り付けられている。図示は省略するが、詳細には、前輪16a及び後輪16bは、それぞれ左右に1つずつ設けられ、車椅子1は合計4つの車輪を有する。なお、図1では、前輪16aの奥側にある移乗補助装置2の構成要素を理解しやすいように、前輪16aはあたかも透明であるかのように描かれている(後述の図2、図5〜図8も同様)。
下部フレーム12の上部前側には、上部フレーム11を回動可能に支持する一対の支持片17、17が設けられている。一対の支持片17、17は、図1において紙面と垂直な方向に間隔をおいて対称配置されている。なお、図1では、手前側の支持片17のみ示され、奥側の支持片17は示されていない。座部用フレーム11aの前方に支軸18が固着されており、この支軸18の両端が、それぞれ異なる支持片17に回動可能に支持されることによって、上部フレーム11は、支軸18を中心として下部フレーム12に対して回動可能になっている。換言すると、座部14及び背もたれ部15は、支軸18を中心として下部フレーム12に対して回動可能になっている。
なお、上部フレーム11を下部フレーム12によって回動可能に支持する構成は上述の構成に限定される趣旨ではない。例えば、下部フレーム12に固着される支軸回りに、上部フレーム11が回動可能に取り付けられる構成等が採用されてもよい。
下部フレーム12の上部後側には、上部フレーム11(座部用フレーム11a)と当接して、上部フレーム11の後方側を支持する後方支持部19が設けられている。上部フレーム11と後方支持部19とは固着されておらず接離可能である。上部フレーム11が後方支持部19に当接して支持されている場合、座部14の座面は略水平な状態になる。なお、後方支持部19の上部には、例えばゴム等の弾性体19aを配設するのが好ましい。
また、下部フレーム12には、ペダル操作によって座部14(座部の座面)の傾きを変更可能に設けられる操作部20が設けられている。なお、下部フレーム12は本発明の支持フレームの一例であり、操作部20と下部フレーム12とは、本発明の実施形態に係る移乗補助装置2の構成要素である。
操作部20は、下部フレーム12の下部側に配置される第1のリンクフレーム21と、下部フレーム12の中央よりもやや後ろ寄りに立設される第2のリンクフレーム22と、を含んでいる。第1のリンクフレーム21は、その一端部21aが車椅子1の前方端付近に位置し、当該一端部21aに対向する他端部21bが下部フレーム12の中央よりもやや後ろ寄りに位置するように、下部フレーム12に支持されている。また、第1のリンクフレーム21は、下部フレーム12に固設される支軸23を中心として回動可能に下部フレーム12に支持されている。支軸23は、第1のリンクフレーム21の、前後方向の一端部21a寄りに配置されている。
なお、下部フレーム12には、第1のリンクフレーム21の支軸23を中心とした回動を制限するストッパー部24(例えばゴム等の弾性体で構成される)が設けられている。このために、第1のリンクフレーム21の他端部21bは、床面Fに当接しないようになっている。
第2のリンクフレーム22は、その下端部22aが第1のリンクフレーム21の他端部21b近傍に当接し、上端部22bが上部フレーム11(座部14の後方寄り)に当接するように、下部フレーム12に支持されている。また、第2のリンクフレーム22は、上下方向に移動可能に下部フレーム12に支持されている。
図2は、本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置2が備える操作部20の作用を説明するための図である。座部14が姿勢Aの状態(図2に実線で示される状態)において、ペダルとして利用される第1のリンクフレーム21の一端部21aが踏まれると、第1のリンクフレーム21は支軸23を中心として回動する(実線で示す状態から二点鎖線で示す状態になる)。なお、姿勢Aは、車椅子1に被介護者を乗せて運搬する場合に使用される通常姿勢である。
第1のリンクフレーム21の回動によって、第1のリンクフレーム21に当接する第2のリンクフレーム22が持ち上げられる(実線で示す状態から二点鎖線で示す状態になる)。そして、第2のリンクフレーム22に当接する上部フレーム11が押され、上部フレーム11が支軸18を中心として回動する(実線で示す状態から二点鎖線で示す状態になる)。この回動によって、座部14は、その後方が持ち上げられる(前方に比べて後方の高さ位置が高くされる)。なお、図2においては、座部14が姿勢Aから傾いた状態が2つ(姿勢Bと姿勢C)示されているが、これについては後述する。
ところで、車椅子1においては、座部14に被介護者が座った状態でペダル操作(第1のリンクフレーム21の一端部21aを踏む操作)が行われることが想定される。このような場合、被介護者の体重によって、ペダル操作が行い難くなる(重くなる)可能性がある。このために、本実施形態では、ペダル操作に要する力を軽減できるように、座部14の回動(座部14の後方を持ち上げる方向の回動)を補助する3種類の補助バネ25a〜25cが配設されている。
なお、補助バネ25a〜25cを配置することとは別に、支軸23の位置の調整により、てこの原理を利用してペダル操作に要する力がなるべく軽減されるように構成するのが好ましい。
第1の補助バネ25aは、第1のリンクフレーム21と下部フレーム12とを連結する引っ張りバネである。また、第2の補助バネ25bは、上部フレーム11と下部フレーム12とを連結する引っ張りバネである。更に、第3の補助バネ25cは、下部フレーム12の上端部と、第2のリンクフレーム22の上端部とで挟持される圧縮バネである。
第1の補助バネ25a及び第2の補助バネ25bは、姿勢A(図1に示す姿勢も姿勢Aである)において自然長から伸びた状態になっている。また、第3の補助バネ25cは、姿勢Aにおいて自然長から縮んだ状態になっている。3つの補助バネ25a〜25cは、本発明の「ペダル操作による座部の後方の持ち上げを補助する補助手段」の例示である。補助バネを取り付ける位置、補助バネの数、補助バネの種類等は、前述の目的を達成する範囲において、本実施形態に示す構成から適宜変更されてよい。
また、本実施形態の車椅子1(移乗補助装置2)は、座部14の後方を持ち上げた状態の保持と、当該保持の解除とを可能とする機構を備えている。この機構は、符号26で示すラチェット機構を利用して実現されている。このラチェット機構26について、主に図3及び図4を参照しながら簡単に説明しておく。なお、図3は、本発明の第1実施形態に係る車椅子1に備えられるラチェット機構26を上から見た場合の概略平面図である。また、図4は、本発明の第1実施形態に係る車椅子1に備えられるラチェット機構26の動作を説明するための模式図で、側面から見た内部の動きが理解できるように示されている。
ラチェット機構26は、大きくは、内部空間を備えたハウジング部261と、ハウジング部261の一端部から出し入れ可能に設けられるロッド部262と、を備えている。図1及び図2に示されるように、ハウジング部261は、ロッド部262が出し入れされる側の端部と反対側の端部が下部フレーム12の上部に回動可能に取り付けられる。また、ロッド部262は、ロッド部262のハウジング部261から突出する側の端部(ロッド部262の先端部)が上部フレーム11の下部に回動可能に取り付けられる。
ハウジング部261のロッド部262が出し入れされる側の端部近傍には、部材263がネジ止めにて固定されている。部材263は、ハウジング部261に形成される開口を介してハウジング部261の内部空間に突出する突片263aを備えている。また、ロッド部262のハウジング部261内に収容される側の端部近傍には、回動軸264aを中心として回動可能に設けられる回動部材264が取り付けられている。なお、回動部材264は、ロッド部262に対して回動可能に設けられている。
座部14が通常姿勢(図1の姿勢、図2の姿勢Aが該当)である場合、図4(d)に示すように、ロッド部262の大部分はハウジング部261に収められている。通常姿勢では、回動部材264も、その全部がハウジング部261内に収められている。
通常姿勢から操作部20のペダル操作が行われて座部14の後方が持ち上げられるにつれて、ロッド部262がハウジング部261から引き出される。この際、回動部材264の位置も移動(図4において右方向に移動)する。この移動に伴って、回動部材264は、その全体がハウジング部261の外壁に設けられる開口265に至って回動可能になる。そして、これとほぼ同時に回動部材264の一端が突片263aに当接し、回動部材264は、図4において反時計回り方向に回動を開始する。回動部材264は、ペダル操作によって座部14が最大限傾けられた状態(図2の姿勢Bが該当)になった場合に、図4(c)に示すように、突片263aと係合して(突片263aに回動を阻止されて)傾いた状態になる。
座部14がペダル操作によって最大限傾いた状態(姿勢Bになった状態)で、ペダル(第1のリンフレーム21)を踏んだ状態が解除されると、自重等によって座部14はその後方が下がる方向に回動を開始する。これに伴い、ロッド部262がハウジング部261内に押し込まれる方向に移動を開始するが、図4(b)に示すように、回動部材264と開口265の縁部分との係合によって、ロッド部262の当該移動が阻止される。すなわち、ラチェット機構26が図4(b)の状態になることで、座部14が傾けられた状態(図2の姿勢Cが該当)が保持されることになる。
座部14の傾きが保持された状態(姿勢Cになった状態)から、ペダル操作、あるは、手で座部14を、その後方が持ち上げられる方向に回動させると、ロッド部262が引き出される方向に移動する。この移動により、回動部材264は、その全体が再び開口265に至り回動可能になる。そして、これとほぼ同時に回動部材264の一部が突片263aに当接するために、回動部材264は回動して図4(a)に示すような状態になる。
ラチェット機構26が図4(a)に示す状態となった後にロッド部262をハウジング部261内に押し込むと、今度は、回動部材264は開口265の縁部分によって回動を阻止されない。すなわち、座部14の傾きが保持された状態(姿勢Cになった状態)から一旦、座部14の傾きを大きくする方向に座部14を所定量以上回動させることによって、座部14の傾きが保持された状態を解除して、座部14を通常姿勢に戻すことができる。
なお、ラチェット機構26は、本発明の「座部の後方を持ち上げた状態の保持と、前記保持の解除とを可能とする機構」の一例にすぎない。すなわち、本発明の「座部の後方を持ち上げた状態の保持と、前記保持の解除とを可能とする機構」は、例えば、カム機構やワンウェイクラッチ等の他の機構を使って実現されても構わない。また、本実施形態では、座部14を持ち上げた1つの状態(姿勢)のみを保持可能になっているが、座部14を持ち上げた複数の状態(姿勢)が保持可能に設けられても構わない。
図5は、本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置2を利用して、被介護者M1を車椅子1からベッド(不図示)に移乗させる際に、介助者M2が行う介助動作の一例を示す模式図である。図5の(a)から(c)の順に介助動作が進められる。
まず、介護者M2は、移乗先であるベッド(不図示)の近傍に停められた車椅子1に座る被介護者M1の前に立つ(図5の(a)に示す状態)。そして、介護者M2は、車椅子1側に足を踏み込んで操作部20のペダル操作を行いつつ、被介護者M1の腰に手を回す(図5の(b)に示す状態)。ペダル操作によって座部14の後方が持ち上げられるために、被介護者M1は前傾姿勢となる。なお、座部14と連動して背もたれ部15も回動するために、被介護者M1の前傾姿勢を得易い。介護者M2は、前傾姿勢となった被介護者M1を抱え込み(図5の(c)に示す状態)、被介護者M1を支えながらゆっくりと移乗先であるベッド(不図示)に移動して座らせる。
本実施形態の移乗補助装置2を用いると、介護者M2は、座部14に座った被介護者M1を抱き上げる動作を殆ど行う必要がない。また、本実施形態の移乗補助装置2を用いると、図14に示す従来例で行われた、被介護者M1の臀部を前にずらす作業を省略可能である。このために、移乗補助装置2を使用すると、介護者M2の腰部かかる負担を低減できる。そして、介護者M2は、被介護者M1に声かけをしながら、自分のタイミングで介助動作を開始できるので、介助動作を行い易い。更に、本実施形態の移乗補助装置2を採用すると、移乗補助のためのモーターやそれを動かすためのバッテリー等を車椅子1に搭載する必要がないので、車椅子1の製造コストを低減し易い。
また、本実施形態では、ラチェット機構26によって座部14を持ち上げた状態を保持できるようになっている。このために、例えば、介助動作時に、介護者M2の足が何らかの理由でペダルから離れた場合でも、座部14が勝手に回動して被介護者M1に怪我を負わせる可能性を低減できる。
(第1変形例及び第2変形例)
以上に示した第1実施形態の移乗補助装置2においては、操作部20が第1のリンクフレーム21と第2のリンクフレーム22とを備える構成とした。しかし、これに限らず、操作部20に含まれるリンクフレームの数は適宜変更して良い。
図6は、本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置2の第1変形例を説明するための図(側面図)である。図6に示す第1変形例では、操作部20は、その一端部27aが車椅子1の前方端付近に位置し、他端部27bが上部フレーム11を構成する座部用フレーム11aの後方に当接する1つのリンクフレーム27を用いて構成されている。
リンクフレーム27は、下部フレーム12に固設される支軸23を中心として回動可能に下部フレーム12に支持されている。当該構成によっても、リンクレーム27をペダルとして使用して、座部14の後方を持ち上げることができる(図6の二点鎖線で示される部分参照)。
図7は、本発明の第1実施形態に係る移乗補助装置2の第2変形例を説明するための図(側面図)である。図7に示す第2変形例においても、上述の第1変形例と同様に、操作部20を構成するリンクフレームが1つ(符号28で示す)になっている。リンクフレーム28も、その一端部28aが車椅子1の前方端付近に位置し、他端部28bが上部フレーム11を構成する座部用フレーム11aの後方に当接する構成になっている。また、リンクフレーム28は、下部フレーム12に固設される支軸23を中心として回動可能に下部フレーム12に支持されている。
ただし、第1変形例のリンクフレーム27と異なり、第2変形例のリンクフレーム28は、途中に曲げを有する構成になっている。当該構成によっても、リンクレーム28をペダルとして使用して、座部14の後方を持ち上げることができる(図7の二点鎖線で示される部分参照)。そして、第2変形例のように構成すると、第1変形例の場合に比べて、ペダル操作を行い易くなることが期待される。
(第3変形例)
以上に示した第1実施形態の移乗補助装置2においては、ペダル操作による座部14の後方の持ち上げを補助する補助手段がバネで構成されているが、当該補助手段は、バネに限定されるものではない。
例えば図8に示すように、バネに代えて、ガススプリング29が利用されてもよい。図8に示すガススプリング29は、シリンダー29aが下部フレーム12に回動可能に連結され、シリンダー29aに出し入れされるロッド29bが上部フレーム11に回動可能に連結されている。なお、ガススプリングを取り付ける位置やガススプリングの数等は、図8に示す構成から適宜変更されてよい。また、ペダル操作による座部14の後方の持ち上げを補助する補助手段として、バネとガススプリングとが併用されても勿論構わない。
<第2実施形態>
図9は、本発明の第2実施形態に係る移乗補助装置2を備える車椅子1の構成を示す概略側面図である。図10は、本発明の第2実施形態に係る移乗補助装置2が備える操作部20の構成を説明するための概略背面図(後方から見た図)である。なお、図10は、第2実施形態に係る車椅子1の一部を抜粋して示した図である。
第2実施形態の車椅子1の構成は、第1実施形態の第3変形例に係る車椅子1とほぼ同じであるが、移乗補助装置2を構成する操作部20の構成が異なる。以下、この異なる部分の構成に絞って説明する。
操作部20は、下部フレーム12の下部側に配置される第1のリンクフレーム31と、第1のリンクフレーム31と係合する第2のリンクフレーム32と、を含んでいる。第1のリンクフレーム31は、その一端部31aが車椅子1の左側方に位置し、当該一端部31aに対向する他端部31bが下部フレーム12の左右方向の略中央部に位置するように、下部フレーム12に支持されている。また、第1のリンクフレーム31は、下部フレーム12に固設される支軸33を中心として回動可能に下部フレーム12に支持されている。支軸33は、第1のリンクフレーム31の、左右方向の一端部31a寄りに配置されている。
なお、下部フレーム12には、第1のリンクフレーム31の支軸33を中心とした回動を制限するストッパー部34(例えばゴム等の弾性体で構成される)が設けられている。このために、第1のリンクフレーム31の他端部31bは、床面Fに当接しないようになっている。
第2のリンクフレーム32は、その下端部32aが第1のリンクフレーム31の他端部31b近傍に当接し、上端部32bが上部フレーム11(座部14の後方寄り)に当接するように、下部フレーム12に支持されている。また、第2のリンクフレーム32は、上下方向に移動可能に下部フレーム12に支持されている。
ペダルとして利用される第1のリンクフレーム31の一端部31aが踏まれると、第1のリンクフレーム31は支軸33を中心として回動する(図10において実線で示す状態から二点鎖線で示す状態になる)。第1のリンクフレーム31の回動によって、第1のリンクフレーム31に当接する第2のリンクフレーム32が持ち上げられる(図9及び図10の実線で示す状態から二点鎖線で示す状態になる)。そして、第2のリンクフレーム32に当接する上部フレーム11が押され、上部フレーム11が支軸18を中心として回動する(図10において実線で示す状態から二点鎖線で示す状態になる)。この回動によって、座部14は、その後方が持ち上げられる。
以上からわかるように、第2実施形態の移乗補助装置2が備える操作部20は、座部14の側方(左側方)側からペダル操作が行えるように設けられている。この点、座部14の前方側からペダル操作が可能に設けられている第1実施形態の構成と異なる。この違いのために、第2実施形態の移乗補助装置2は、第1実施形態と異なった方法で使用されるのが好ましい。
第2実施形態の移乗補助装置2は、例えば、自身で立ち上がることはできないが、手すり等に掴まれば起立姿勢を保持できるといった被介護者に対して好適に使用することができる。例えば、以下のような使用方法が可能である。車椅子1の座部14に座った被介護者が自身の前方にある手すり(例えばベッドの手すり等)に掴まれるように車椅子1を配置する。そして、被介護者に手すりを握ってもらった状態で、操作部20のペダル操作をゆっくり行って座部14の後方を持ち上げる。これにより、手すりに掴まった被介護者は起立姿勢になれる。そして、当該起立姿勢になった状態から体の向きを変えることで、被介護者はベッド等に移乗する。
このような使用方法によれば、介護者は、座部14に座った被介護者を抱き上げる必要が殆どないために、介護者の腰部かかる負担を低減できる。また、本実施形態の移乗補助装置2を採用すると、移乗補助のためのモーターやそれを動かすためのバッテリー等を車椅子1に搭載する必要がないので、車椅子1の製造コストを低減し易い。
(変形例)
本実施形態では、第1のリンクフレーム31を左側方に設ける構成としたが、第1のリンクフレーム31は右側方に設けられても構わない。また、図11に示すように、左右の側方からペダル操作が可能となるように、第1のリンクフレーム31を左右の側方に配置しても構わない。
<その他>
以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。
例えば、以上においては、本発明の移乗補助装置が車椅子に適用される場合についてのみ示した。しかしながら、本発明の移乗補助装置は、車椅子に限らず、例えばベッド等の他の介護器具に適用されても構わない。図12は、本発明の移乗補助装置が適用されるベッド3の構成を示す概略斜視図である。また、図13は、図12に示すベッド3において、移乗補助装置4のペダル操作によって、座部50の後方が持ち上げられた状態を示す概略斜視図である。なお、ベッド3は、マット等を含んで良い。
座部50は、移乗補助装置4によって後方が持ち上げられていない状態においては、図12に示すように、ベッド3の一部として利用される。移乗補助装置4は、座部50を傾斜(回動)可能に支持する支持フレーム51と、支持フレーム51に設けられてペダル操作によって座部50(座面)の傾きを変更可能に設けられる操作部52とを備える。移乗補助装置4を構成する支持フレーム51と操作部52とは、上述した車椅子1が備える移乗補助装置2の構成と同様の構成にしてよい。
図12及び図13に示すベッド3によれば、例えば被介護者をベッド3から車椅子(不図示)に移乗させる際に、介護者は、座部50に座った被介護者を抱き上げる動作を殆ど行う必要がない。このために、介護者の腰部かかる負担を低減できる。そして、介護者は、被介護者に声かけをしながら、自分のタイミングで介助動作を開始できるので、介助動作を行い易い。更に、移乗補助のためのモーターやそれを動かすためのバッテリー等をベッド3に搭載する必要がないために、ベッド3の製造コストを低減し易い。
また、以上に示した実施形態では、ペダル操作を補助する補助手段(例えばバネやガススプリング等)が移乗補助装置に備えられる構成としたが、このような補助手段は、場合によっては設けられなくてもよい。
また、以上に示した実施形態では、座部の後方を持ち上げた状態の保持と、当該保持の解除とを可能とする機構(ラチェット機構等)が移乗補助装置に備えられる構成としたが、このような機構は、場合によっては設けられなくてもよい。
1 車椅子(介護器具)
2、4 移乗補助装置
3 ベッド(介護器具)
12 下部フレーム(支持フレーム)
14、50 座部
18 支軸
20、52 操作部
25a、25b、25c 補助バネ(補助手段)
26 ラチェット機構
51 支持フレーム
M1 被介護者

Claims (5)

  1. 座部に座る被介護者を移乗させる際に使用される移乗補助装置であって、
    前記座部を傾斜可能に支持する支持フレームと、
    前記支持フレームに設けられて、ペダル操作によって前記座部の傾きを変更可能な操作部と、
    を備え
    前記座部は、当該座部の前方に設けられる支軸を中心として回動可能であり、
    前記操作部は、前記ペダル操作によって前記座部を回動して、前記座部の後方を持ち上げ可能であり、
    前記座部の後方を持ち上げた状態の保持と、前記保持の解除とを可能とする機構を更に備え、
    前記機構は、
    内部空間を備え、一端部が前記支持フレームに回動可能に取り付けられるハウジング部と、
    前記ハウジング部の前記一端部とは反対側の他端部から出し入れ可能に設けられるとともに、先端部が前記座部に回動可能に取り付けられるロッド部と、
    前記ハウジング部の前記他端部近傍に設けられて前記内部空間に突出する突片と、
    前記ロッド部の前記ハウジング部に収容される側の端部近傍に回動可能に設けられる回動部材と、
    を有し、
    前記機構は、
    前記座部が最大限傾いた状態から前記座部の傾きを小さくする方向に移動することで、前記回動部材を前記ハウジング部の外壁に設けられる開口の縁部分と係合させ、前記ロッド部の移動を阻止して前記保持を行い、
    前記座部が前記保持された状態から前記座部の傾きを大きくする方向に移動することで、前記回動部材を前記突片によって回動させ、前記回動部材と前記開口の縁部分との係合を回避して前記保持を解除することを特徴とする移乗補助装置。
  2. 前記ペダル操作による前記座部の後方の持ち上げを補助する補助手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の移乗補助装置。
  3. 前記操作部は、前記座部の前方側からペダル操作可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移乗補助装置。
  4. 前記操作部は、前記座部の側方側からペダル操作可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移乗補助装置。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の移乗補助装置を備えることを特徴とする介護器具。
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