JP6224366B2 - 支持部材及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、支持部材及び基板処理装置に関する。
基板処理装置として、プラズマを使用して半導体デバイス用のウェハ等の基板に対してエッチング等の所定の処理を施すプラズマ処理装置が広く知られている。
プラズマ処理装置は、例えば、内部にプラズマが発生する処理容器、対向して設けられた上部電極及び下部電極、及び、この上部電極及び下部電極に挟まれた空間にガス供給孔を介して処理ガスを供給するガス供給部等を有して構成される。そして、対向して設けられた上部電極及び下部電極の少なくともいずれか一方に高周波電力を印加して、その電界エネルギーにより処理ガスを励起させてプラズマを生成し、生成された放電プラズマによって基板にプラズマ処理を施す。
上部電極の温度制御は、チラーユニットを使用して、配管を介して所定温度の冷媒体又は熱媒体を循環供給されることで実施される。例えば、上部電極の温度を150℃に温度制御する場合、150℃に温められた熱媒体を循環供給することで実施される。
配管は、供給される熱媒体に依存した温度になるため、人間が触れても安全になるように、配管には断熱材を巻いて断熱化している。しかしながら、これにより、断熱材と配管が大きなスペースを占めてしまい、フットプリントの観点から問題となっている。
上記課題に対して、配管の断熱化と省スペース化とを両立する支持部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、一の態様によれば、
基板処理装置を支持する支持部材であって、
部に中空部を有するフレームと、
前記中空部に配設され、冷媒体又は熱媒体が循環供給される少なくとも1つの配管とを有する、
支持部材が提供される。
一の態様によれば、配管の断熱化と省スペース化とを両立する支持部材が提供できる。
本実施形態に係る基板処理装置の一例の概略構成を示した縦断面図である。 断熱材を巻いたチラーホースの一例の概略図である。 従来の支持部材の断面の一例の概略断面図である。 第1の実施形態に係る支持部材の一例の概略断面図である。 第2の実施形態に係る支持部材の一例の概略断面図である。 第3の実施形態に係る支持部材の一例の概略断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。なお、本実施形態においては、基板処理装置として、プラズマを使用してウェハにプラズマ処理を施すプラズマ処理装置を例として説明する。しかしながら、本発明はこの点において限定されず、温調手段(例えば、チラーユニット)と配管(例えばチラーホース)を介して接続されている、如何なる基板処理装置であっても良い。具体的には、ウェハに、成膜処理、酸化処理、拡散処理、改質処理、自然酸化膜の除去処理等の各種処理を実施する縦型基板処理装置であっても良い。
[基板処理装置の概略構成]
先ず、本実施形態に係る基板処理装置の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る基板処理装置の一例の概略構成を示した縦断面図である。
基板処理装置1は、例えば、アルミニウム又はステンレス鋼等の金属製の円筒型チャンバ(以下、チャンバCと呼ぶ。)を有している。チャンバCは接地されている。チャンバC内では、半導体ウェハ(以下、ウェハWと呼ぶ。)にプラズマ処理が施される。
チャンバC内には、ウェハWを載置する載置台2が設けられている。載置台2は下部電極としても機能する。
チャンバCの天井部には、上部電極3が載置台2に対向して配置されている。上部電極3には、ガス供給源4が接続されている。上部電極3の内部にはガス供給源4からのガスを拡散する拡散室3aが形成されている。拡散室3a内のガスは、上部電極3の底部に設けられた多数のガス孔3bを通ってチャンバC内に導入される。上部電極3は、ガスを供給するためのシャワーヘッドとしても機能する。
プラズマエッチング装置1には、第1の高周波電源5及び第2の高周波電源6が設けられている。載置台2(下部電極)又は上部電極3のいずれか一方には、第1の高周波電源5から出力されたプラズマ生成用の高周波電力が印加される。図1に示す例では、一例として、第1の高周波電源5からの高周波電力を、下部電極に印加する例を示した。
第2の高周波電源6から出力されたバイアス用の高周波電力は、載置台2に印加される。
チャンバC内に導入されたガスは、高周波電力のパワーによりプラズマ化される。これにより、チャンバC内にてウェハWにプラズマ処理が施される。
上部電極3の内部には、通常、熱媒体管7が設けられている。この熱媒体管7には、配管であるチラーホース8,9を介して、チラーユニット10から所定の温度の熱媒体が循環供給される。チラーユニット10による加熱又は冷却によって、上部電極3の処理温度は所望の温度に調節される。
チラーユニット10は、一般的に、基板処理装置1の底部近傍に配置される。そして、チラーホース8,9は、少なくとも基板処置装置1の高さ方向上方に伸長し、熱媒体管7に接続される。
プラズマエッチング装置1では、制御部11の制御に従いプラズマ処理が実行される。制御部11は、図示しないCPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。CPUは、ROM等の記憶領域に格納された各種レシピに従ってプラズマ処理を実行する。レシピには、プロセス条件に対する装置の制御情報であるプロセス時間、処理室内温度(上部電極温度、処理室の側壁温度、ESC温度など)、圧力(ガスの排気)、高周波電力や電圧、各種プロセス流量、伝熱流量などが記載されている。
以上、本実施形態に係る基板処理装置1の概略構成について説明した。次に、基板処理装置1のチラーホース8,9に係る問題点について、説明する。
(チラーホース8,9に係る問題点)
前述したように、上部電極3の内部には、熱媒体管7が設けられており、この熱媒体管7には、チラーホース8,9を介してチラーユニット10から所定の温度の熱媒体が循環供給される。例えば、上部電極3の温度を150℃に制御する場合、150℃に温められた熱媒体を上部電極3へと循環供給することで実施される。この際、チラーホース8,9も、熱媒体によって加熱され高温になる。そのため、チラーホース8,9は、一般的には、断熱材が巻かれて断熱化されている。
図2に、断熱材を巻いたチラーホースの一例の概略図を示す。
例えば、内部に150℃の熱媒体が流れるチラーホース8の外径がφ20mmであり、このチラーホース8の外周に対して、熱伝導率λが5.0×10−2W/m・kのシリコンスポンジシートから構成される断熱材20を、一様に巻いたと仮定する。また、外気温度が25℃であると仮定する。
この場合、図2に示すように、チラーホース8と断熱材20を合わせた構造体の外径が60mmである場合(即ち、20mmの断熱材を巻いた場合)に、その断熱材20の表面温度が54℃となる。
人間が容易に触れることができる箇所の温度は、安全の観点から、60℃以下、好ましくは50℃以下であることが好ましい。そのため、図2に示す実施形態のように、チラーホース8,9に約20mmの断熱材20を巻くことによって、チラーホース8は、人間が安全に触ることが可能な温度となる。しかしながら、断熱材20の厚さが約20mmと大きくなるため、フットプリントの観点から問題となる。
本発明者らは、通常、基板処理装置1の各構成要素を支持する支持フレームである後述する支持部材を改良し、支持部材の内部にチラーホース8,9を配置することにより、チラーホース8,9の断熱性及び省スペース性の両方に係る課題を解決できることを見出した。
以下、従来の支持部材及び本実施形態に係る支持部材について、詳細に説明する。なお、本明細書においては、本実施形態及び比較の実施形態の比較の為に、チラーホースの外径と、支持部材の断面の外周寸法と、を統一して説明する。具体的には、本実施形態及び比較の実施形態の両方において、チラーホースの外径が20mmであり、支持部材の断面の外周寸法が、図3乃至図6のx軸方向の長さ×y軸方向の長さで、90mm×45mmである場合について、説明する。しかしながら、本発明は、この点において限定されない。
(第1の実施形態の支持部材)
先ず、従来の支持部材について、説明する。図3に、従来の支持部材の概略断面図を示す。
支持部材30に求められる特性として、高強度でありかつ軽量であることが挙げられる。そのため、従来の支持部材30は、例えば、比較的安価で、高い強度を有するアルミニウム又はアルミニウム合金等から形成される。しかしながら、従来の支持部材30は、チラーホースを配置する空間、例えば中空部が設けられていない。即ち、チラーホースが剥き出しの状態で配置されるため、人間が、高温又は低温になったチラーホースに直接触れる可能性があるという問題点があった。
次に、第1の実施形態に係る支持部材について、説明する。図4に、第1の実施形態に係る支持部材の一例の概略断面図を示す。
第1の実施形態に係る支持部材40Aは、支持部材40Aのハウジングを形成するフレーム48Aによって構成される。
フレーム48Aは、中空部42Aを有し、この中空部42A内に、チラーホース8,9、後述する断熱材20A及び後述する配管クランプ44Aが配置されるように、構成される。
断熱材20Aは、チラーホース8,9の外表面に接触して設けられる。第1の実施形態において、断熱材20Aの厚さは、好ましくは1mm〜4mm程度である。
断熱材20の材料としては、熱媒体の温度に耐え得る耐熱性を有するものであれば、従来の断熱材材料を適宜使用することができる。断熱材20の具体的な材料としては、ポリイミド樹脂、ポリエーテル・エーテル・ケトン樹脂、フッ素樹脂、アラミド繊維、シリコンスポンジ、エアロフレックス(Aeroflex:登録商標)等を使用することができる。
断熱材20Aの外周側には、断熱材20Aの外周の少なくとも一部を支持する配管クランプ44Aが配置される。また、支持部材40Aのフレーム48Aには、配管クランプ44Aの外周側に、この配管クランプ44Aを固定する固定部46Aが設けられる。
配管クランプ44Aを用いることにより、チラーホース8,9と、フレーム48Aとが直接接触することはないため、フレーム48Aの外表面温度を、容易に人間が安全に触ることができる温度とすることができる。本実施形態においては、配管クランプ44Aとして、ポリプロピレン製の配管クランプを使用した。
固定部46Aとしては、中空部42A内に配置されたチラーホース8,9をフレーム48Aに固定することができれば、特に制限はなく、本実施形態においては、ステンレススチール製のネジ部材を利用してフレーム48Aに固定した。
フレーム48Aの材料としては、特に制限されないが、比較的安価で、高い強度を有するアルミニウム又はアルミニウム合金を使用することが好ましい。
第1の実施形態に係る支持部材40Aは、チラーホース8、9が、支持部材40Aの中空部42A内に配置される。また、チラーホース8,9と、フレーム48Aとが直接接触することがないため、フレーム48Aの外表面温度を、容易に、人間が安全に触れることができる温度、例えば60℃以下にすることができる。
また、従来の支持部材30を使用する場合、支持部材30の占有領域に加え、チラーホース8,9の占有領域が必要となる。しかしながら、第1の実施形態の支持部材40Aを使用することにより、フレーム48A内にチラーホース8,9が配置されるため、省スペース化が図れる。
第1の実施形態の支持部材40Aの効果を確認した実施形態について説明する。
予め150℃に設定されたチラーホース8,9の外表面に、断熱材20Aとして発泡ポリイミド(熱伝導率λ:0.044(W/m・K))を2mm巻き、これを配管クランプ44Aで固定した。そして、これらをネジ部材により支持部材40Aに固定した。
この状態で、支持部材40Aのフレーム48Aの外表面の温度をモニタリングした。その結果、フレーム48Aの外表面の温度は、48.1℃で一定となった。即ち、本実施形態の支持部材40Aを使用することにより、チラーホース8,9を支持部材40Aの内部に保持可能であると共に、支持部材40Aの外表面温度を、人間が安全に触ることができる温度とすることができることがわかった。
また、支持部材40Aの、図4のx軸方向における断面2次モーメントは約166mmであり、y軸方向にける断面2次モーメントは約35mmであった。図3に示した従来の支持部材30の、図3のx軸方向における断面2次モーメントは約129mmであり、y軸方向における断面2次モーメントは約33mmである。即ち、第1の実施形態の支持部材40Aは、従来の支持部材30と比して、十分な強度を有することがわかった。
(第2の実施形態)
図5に、第2の実施形態に係る支持部材の一例の概略断面図を示す。
第2の実施形態に係る支持部材40Bは、第1の実施形態と同様、支持部材40Bのハウジングを形成するフレーム48Bによって構成される。
フレーム48Bは、第1の実施形態と同様、中空部42Bを有する。第2の実施形態では、中空部42B内には、チラーホース8,9及び断熱材20Bのみが配置される点で、第1の実施形態とは異なる。即ち、第2の実施形態では、断熱材20Bは、チラーホース8,9の外表面に接触して設けられ、この断熱材20Bの外表面がフレーム48Bと接触している。
断熱材20Bの材料としては、熱媒体の温度に耐え得る耐熱性を有するものであれば、従来の断熱材材料を適宜使用することができる。断熱材20の具体的な材料としては、ポリイミド樹脂、ポリエーテル・エーテル・ケトン樹脂、フッ素樹脂、アラミド繊維、シリコンスポンジ、エアロフレックス(Aeroflex:登録商標)等を使用することができる。
フレーム48Bの材料としては、特に制限されないが、比較的安価で、高い強度を有するアルミニウム又はアルミニウム合金を使用することが好ましい。
第2の実施形態の支持部材40Bは、第1の支持部材40Aと同様、チラーホース8,9が、支持部材40Bの中空部42B内に配置される。そのため、人間が、熱媒体によって高温又は低温になったチラーホース8,9を直接触ることはない。
また、第2の実施形態の支持部材40Bでは、断熱材20Bとフレーム48Bとが直接接触する。しかしながら、第1の実施形態の支持部材40Aの構成要素である、配管クランプ44Aを使用する必要がない。そのため、断熱材20Bの厚さを、第1の実施形態と比して、厚くすることができる。これにより、フレーム48Bの外表面温度を、人間が安全に触れることができる温度、例えば60℃以下にすることができる。
さらに、第2の実施形態の支持部材40Bを使用することにより、フレーム48B内にチラーホース8,9が配置されるため、省スペース化が図れる。
第2の実施形態の支持部材40Bの効果を確認した実施形態について説明する。
150℃に設定されたチラーホース8,9の外表面に、断熱材20Bとしてシリコンスポンジ(熱伝導率λ:0.08(W/m・K))又はエアロフレックス(熱伝導率λ:0.034(W/m・K))を7mm巻き、断熱材20BとフレームBとを接触させることで、チラーホース8,9を固定した。この状態で、支持部材40Bのフレーム48Bの外表面の温度をモニタリングした結果、フレーム48Bの外表面の温度は、各々、59.0℃、46.8℃で一定となった。即ち、本実施形態の支持部材40Bを使用することにより、チラーホース8,9を支持部材40Bの内部に保持可能であると共に、支持部材40Bの外表面温度を、人間が安全に触ることができる温度とすることができることがわかった。
また、支持部材40Bは、第1の実施形態の支持部材40Aと同様の、断面2次モーメントを有する。即ち、第2の実施形態の支持部材40Bは、従来の支持部材30と比して、十分な強度を有する。
(第3の実施形態)
図6に、第3の実施形態に係る支持部材の一例の概略断面図を示す。
第3の実施形態に係る支持部材40Cは、第1の実施形態と同様、支持部材40Cのハウジングを形成するフレーム48Cによって構成される。
フレーム48Cは、第1及び第2の実施形態と同様、中空部42Cを有する。第3の実施形態では、断熱材を使用することなく、中空部42C内にチラーホース8,9のみが配設され、チラーホース8,9が、フレーム48Cの一部である固定部50Cによって、直接、フレーム48Cに固定される点で、第1及び第2の実施形態とは異なる。
第3の実施形態では、チラーホース8,9が、固定部50Cを介して、直接、フレーム48Cと接触する。そのため、フレーム48Cが、人間が安全に触ることができない温度にまで加熱されることを防ぐよう、支持部材48Cには、フレーム48Cを冷却するための、ヒートシンク部52Cが設けられる。
ヒートシンク部52Cは、フレーム48Cの少なくとも一部を、例えば剣山状又は蛇腹状に成形することによって、形成することができる。
固定部50Cは、チラーホース8,9の外表面の少なくとも一部に接触する。固定部50Cの、チラーホース8,9との接触面側には、チラーホース8,9との接触面積を低減させるために、例えば突起部が設けられることが好ましい。
フレーム48Cの材料としては、特に制限されないが、比較的安価で、高い強度を有するアルミニウム又はアルミニウム合金を使用することが好ましい。
第3の実施形態の支持部材40Cは、第1及び第2の支持部材40A、40Bと同様、チラーホース8,9が、支持部材40Cの中空部42C内に配置される。そのため、人間が、熱媒体によって高温又は低温になったチラーホース8,9を直接触ることはない。
また、第3の実施形態の支持部材40Cでは、固定部50Cとフレーム48Cとが直接接触する。しかしながら、支持部材40Cはヒートシンク部52Cを有するため、フレーム48Cを冷却することができる。これにより、フレーム48Cの外表面温度を、人間が安全に触ることができる温度、例えば60℃以下にすることができる。
さらに、第3の実施形態の支持部材40Cを使用することにより、フレーム48Cないに、チラーホース8,9が配置されるため、省スペース化が図れる。
なお、支持部材40Cの、図6のx軸方向における断面2次モーメントは約160mmであり、y軸方向にける断面2次モーメントは約36mmであった。上述したように、図2に示した従来の支持部材30の、図2のx軸方向における断面2次モーメントは約129mmであり、y軸方向における断面2次モーメントは約33mmである。即ち、第3の実施形態の支持部材40Cは、従来の支持部材30と比して、十分な強度を有することがわかった。
なお、上記本実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
例えば、本明細書において、支持部材40A〜40Cに形成される中空部42A〜42Cには、チラーホース8,9が配置される構成について説明したが、本発明はこの点において限定されない。基板処理装置の各種電気ケーブル等のケーブル部材が配置される構成であっても良い。
1 基板処理装置
2 載置台
3 上部電極
4 ガス供給源
5 第1の高周波電源
6 第2の高周波電源
7 熱媒体管
8 チラーホース
9 チラーホース
10 チラーユニット
11 制御部
20 断熱材
C チャンバ
W ウェハ

Claims (11)

  1. 基板処理装置を支持する支持部材であって、
    部に中空部を有するフレームと、
    前記中空部に配設され、冷媒体又は熱媒体が循環供給される少なくとも1つの配管と
    を有する、支持部材。
  2. 前記配管は、前記基板処理装置の高さ方向上方に伸長して配設されている、
    請求項1に記載の支持部材。
  3. 前記配管は、外表面が断熱材で覆われ、
    前記断熱材の外表面の少なくとも一部は、配管クランプによって支持され、
    前記配管クランプは、固定部によって前記フレームに固定されている、
    請求項1または2に記載の支持部材。
  4. 前記断熱材の厚さは、1mm以上4mm以下である、
    請求項に記載の支持部材。
  5. 前記断熱材及び前記配管は、前記フレームに接触しないように配設されている、
    請求項3または4に記載の支持部材。
  6. 前記配管は、外表面が断熱材で覆われ、
    前記断熱材の外表面は、前記フレームに接触している、
    請求項1または2に記載の支持部材。
  7. 前記断熱材は、ポリイミド樹脂、ポリエーテル・エーテル・ケトン樹脂、フッ素樹脂、アラミド繊維、シリコンスポンジ及びエアロフレックスの群から選択される1つ以上の材料を含む、
    請求項3〜6のいずれか一項に記載の支持部材。
  8. 前記配管の外表面は、前記フレームの一部である固定部によって固定されており、
    前記フレームは、ヒートシンク部を有する、
    請求項1または2に記載の支持部材。
  9. 前記フレームは、前記配管との接触部に、接触面積を低減するための突起部が設けられている、
    請求項に記載の支持部材。
  10. 前記配管の内部に150℃の熱媒体が導入された場合に、前記フレームの外表面の温度が60℃以下となる、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の支持部材。
  11. 基板処理装置であって、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の前記支持部材と、
    前記支持部材の前記配管内に循環供給される冷媒体又は熱媒体を利用して前記基板処理装置の任意の構成要素を温調する温調手段とを有する、
    基板処置装置。
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