JP6214936B2 - 締金具およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、締金具およびその製造方法(以下、単に「製造方法」とも称する)に関し、詳しくは、高圧ホース用途に有用な継手に用いられる締金具およびその製造方法に関する。
高圧ホースの接続に用いられる継手は、例えば、図5に示すような構造を有する。図示する継手100は、一端側にホース2内に挿入されるホース挿入部121を備え、他端側に他の継手に接続するための雌ねじ部132を有するナット130が装着された芯体120と、ホース2を芯体120のホース挿入部121に締結するための締金具110と備えている。図示する継手においては、芯体120のホース挿入部121をホース2内部に挿入した状態で、締金具110を芯体120の中心に向かって塑性変形させて加締めることにより、芯体120のホース挿入部121と締金具110との間でホース2が固定される。
高圧ホースには高い内圧が作用するので、高圧ホースの構造としては、図示するように、樹脂材料やゴム材料よりなる柔軟な内管2Aと外被2Cとの間に、金属材料や繊維材料よりなる補強層2Bを設けた構造とすることが一般的である。よって、高圧ホース用継手の加締め部についても、高い内圧による抜け力に耐え得るよう設計する必要があり、そのために、締金具110の内周面には、通常、ホースを強固に固定するための環状凸部113が設けられる。この環状凸部113は、ホース2の補強層2Bまで食い込み補強層2Bの補強材を掴むことによりホース2を固定するものであるので、ある程度の高さを有するよう設計することが必要となる。なお、低圧用途のホースにおいては、抜け力が低いために、このような環状凸部を有しない締金具を用いる場合もある。
このような環状凸部を有する締金具を用いた継手については、例えば、特許文献1に開示がある。特許文献1には、ニップルとソケットとからなり、パイプ素材を切削加工したニップルと、このニップルの端末部にパイプの端末部を圧接させて圧接加工し、この圧接加工したパイプとニップルとの接合部に発生した外バリを、ホース本体の加締める際に用いるソケットのフランジ部に形成した係止部にしたホース継ぎ手金具が記載されている。
特開2010−14221号公報(特許請求の範囲,図4等)
しかしながら、特許文献1に開示されているように、締金具(ソケット)の内周面に一体的に環状凸部(環状突起)が形成されている構造の場合、締金具の内周面に環状凸部を形成するためには、パイプ材や棒材などから切削により環状凸部を削り出す必要がある。すなわち、図6の締金具の部分半断面図に示すように、パイプ材50Aを用いた場合(図中の(a))においても、棒材50Bを用いた場合(図中の(b))においても、図中の網掛け部に相当する部分を切削により除去する必要があるため、環状凸部を有する締金具の製造の際には、加工に時間がかかり、また、原材料の無駄が大きくなるなどの問題があった。さらに、このような構造では、切削により生じた切粉の排出やバイトの破損の問題があり、加工性も悪いものであった。
そこで本発明の目的は、上記問題を解消して、高圧ホース用の継手に用いられる締金具において、製造時における加工時間の短縮を図るとともに、加工性を向上し、さらに、原材料の無駄を省くことができる技術を提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、締金具の内周面に設ける環状凸部を締金具本体とは別個の部材とし、これを締金具本体の内周面に形成した溝に嵌め込む構成とすることにより、上記問題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の締金具は、管状の芯体の一方の端部に形成されたホース挿入部の外周に配置されて、該ホース挿入部との間でホースを締結する締金具であって、
管状の金具本体と、該金具本体の内周面に設けられた環状溝に嵌合してなる環状部材とを備え、該環状部材が該金具本体の内周面よりも径方向内側に突出して、環状凸部を形成しており、
前記環状溝が複数設けられ、該複数の環状溝にそれぞれ嵌合する複数の前記環状部材の外径および前記金具本体の内径が、ホース挿入側から軸方向反対側へ向かい徐々に小さくなっていることを特徴とするものである。
本発明においては、前記金具本体および前記環状部材を金属材料よりなるものとすることができる。また、本発明の締金具においては、前記環状部材が径方向に弾性変形可能であることが好ましい。本発明の締金具において、前記環状部材としては、C形止め輪およびスパイラル状止め輪を好適に使用することができる。さらに、本発明の締金具においては、前記金具本体の内周面の断面が、ホース挿入方向に対し傾斜して、該金具本体の内径rが、ホース挿入側から軸方向反対側へ向かって小さくなるように連続的に変化しているものとすることができる。さらにまた、本発明の締金具においては、前記環状部材の内周部が、先端に向かい幅が縮小する三角形の断面を有するものとすることもできる。
本発明の締金具の製造方法は、管状の芯体の一方の端部に形成されたホース挿入部の外周に配置されて、該ホース挿入部との間でホースを締結する締金具であって、管状の金具本体と、該金具本体の内周面に設けられた環状溝に嵌合してなる環状部材とを備え、該環状部材が該金具本体の内周面よりも径方向内側に突出して、環状凸部を形成しており、前記環状溝が複数設けられ、該複数の環状溝にそれぞれ嵌合する複数の前記環状部材の外径および前記金具本体の内径が、ホース挿入側から軸方向反対側へ向かい徐々に小さくなっている締金具を製造する方法であって、
前記金具本体の内周面に前記環状溝を形成する溝形成工程と、
前記金具本体の内径よりも大きな外径を有し径方向に弾性変形可能な前記環状部材を、径方向に圧縮させた状態で、前記環状溝の形成された金具本体内に挿入する挿入工程と、
前記金具本体内に挿入した前記環状部材を、前記環状溝に対応する位置で径方向に拡大させて該環状溝に嵌着する嵌着工程と、を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、高圧ホース用の継手に用いられる締金具において、製造時における加工時間の短縮を図るとともに、加工性を向上し、さらに、原材料の無駄を省くことができる技術を実現することが可能となった。
本発明の一実施形態に係る締金具を用いた継手の一構成例を示す半断面図である。 本発明の締金具を示す拡大部分断面図である。 本発明の他の実施形態の締金具に係る説明図を示す。 環状部材の一例を示す説明図である。 従来の高圧ホース用の継手の一例を示す半断面図である。 締金具の内周面における環状凸部を形成する工程に係る説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る締金具10を用いた継手1の一構成例を示す半断面図である。図示する継手1は、管状の芯体20と、その一方の端部に形成されたホース挿入部21の外周に配置される締金具10と、一方の端部に、芯体20の他方の端部側に形成された挿入部22が挿入される挿入孔31を備え、挿入孔31とは反対側の端部に雌ねじ部32を備えるナット30と、を含むものである。図示する継手1においては、芯体20のホース挿入部21と締金具10との間で、ホース2が締結される。なお、図示するホース2は、樹脂材料やゴム材料よりなる内管2A,2C間に金属材料や繊維材料よりなる補強層2Bが設けられた構造を有する。
図2に、本発明の締金具10の拡大部分断面図を示す。図示するように、本発明の締金具は、管状の金具本体11と、金具本体11の内周面に設けられた環状溝11aに嵌合してなる環状部材12とを備え、環状部材12が金具本体11の内周面よりも径方向内側に突出して、環状凸部13を形成している点に特徴がある。
本発明においては、締金具10の内周面に設ける環状凸部13を、従来のように金具本体11と一体ではなく、金具本体11とは別体の環状部材12により形成するものとしたことで、締金具の金具本体を低圧ホース用と同様に環状凸部なしで作製できるので、加工性を向上することができるとともに、切削による加工時間を短縮することができる。また、従来は削り取っていた部分の材料の無駄を省くことができるので、材料コストの削減と合わせて、締金具の製造コストを大幅に改善することが可能となる。さらに、切削加工量を少なくすることができるので、切削に伴い発生する切粉等の異物の排出や、バイトの破損の問題も解消できる。その一方、本発明においては、環状部材12の形状や材質等の選択により、この環状部材12により形成される環状凸部13によって、従来の切削加工による環状凸部の場合と同等以上の加締め性能を得ることができる。
図3に、本発明の他の実施形態の締金具40に係る説明図を示す。図示するように、本発明の締金具においては、金具本体41の内周面に設けた環状溝41aの底面に相当する部分の内径と、実質的に同等の外径を有するリング状の環状部材42を用いて、この環状部材42を金具本体41の内部に圧入するなどして、環状溝41aに嵌め込むことで、環状凸部43を形成することができる。
また、図示するように、高圧ホース用の継手の加締め部においては、ホースを確実に固定するために、通常、環状凸部を複数設ける。この場合、図1,図2に示すように、複数の環状溝11aにそれぞれ嵌合する複数の環状部材12の外径Rおよび金具本体11の内径rを、ホース挿入側(図中の右側)から軸方向反対側(図中の左側)へ向かい徐々に小さくすることが好ましい。これにより、環状部材12の挿入側ともなるホース挿入側から遠い環状溝11aに嵌め込む環状部材12についても、金具本体11内に挿入しやすくなるので、作業性を向上することができる。
具体的には、金具本体11の内径rについては、図示するように、複数の環状部材をホース挿入側から軸方向反対側へ向かって順に12−1,12−2,12−3・・・としたとき、金具本体11のホース挿入側の端部11bから環状部材12−1に対応する環状溝11aまでの内径r、環状部材12−1に対応する環状溝11aから環状部材12−2に対応する環状溝11aまでの内径r、環状部材12−2に対応する環状溝11aから環状部材12−3に対応する環状溝11aまでの内径r・・・が、r>r>r>・・・の関係を満足するものとすることができる。また、r,r,rを段階的に変化させるのではなく、金具本体11の内周面の断面を、ホース挿入方向に対し傾斜させることで、金具本体11の内径rを連続的に変化させてもよい。一方、環状部材12の外径Rについては、金具本体11の内周面に設けられる環状溝11aの深さに対応して決定されるので、配置箇所における上記金具本体11の内径rに基づき環状溝11aの深さを決定した後、所望の環状溝11aとの嵌合状態に応じて設定することができ、これにより、複数の環状部材12−1,12−2,12−3・・・の外径R12−1,R12−2,R12−3・・・は、R12−1>R12−2>R12−3>・・・の関係を満足するものとなる。
本発明において使用する環状部材としては、金具本体の内部に挿入して環状溝内に嵌め込むことで、加締め部においてホースを担持可能な環状凸部を形成することができるものであれば、図3に示すような断面矩形のリング状部材には限られず、いかなる形状であってもよい。特には、径方向に弾性変形可能であるような環状部材を用いることで、径方向内側に弾性変形させた状態で金具本体内に挿入することができ、環状溝内への嵌め込みが容易となるので、好ましい。具体的には例えば、図4に示すような、C形止め輪(Cリング)(a)や、スパイラル状止め輪(b)を用いることができる。ここで、図中の(a)は平面図および断面図を示し、(b)は平面図および側面図を示す。C形止め輪は、簡易な構造で弾性を持たせることができる点で好ましく、スパイラル状止め輪は、全周にわたり金具本体と当接することから、強度が確保しやすい点で好ましい。また、環状部材の内周部は、先端に向かい幅が縮小する三角形の断面を有するものとしてもよく、これにより、環状凸部がホースに食い込みやすくなる。
環状部材の内径は、実質的に、締金具の内周面からの環状凸部の突出高さを規定するものであるので、継手を適用するホースの構造や必要な把持力等との関係で、所望に応じ適宜選定することができる。また、環状部材の外径は、前述したように、金具本体の内周面の環状溝の深さとの関係で決定される。さらに、環状部材の厚みは、継手の使用圧力によって、自由に選択することができる。
本発明は、特に、金具本体および環状部材が金属材料よりなるものである場合に、切削加工の際の加工時間の削減や加工性の向上効果等の本発明の所期の効果が得られる点で、有用である。
本発明の締金具において、金具本体の形状や構造については、図1に示すものには限られず、継手の用途や適用箇所等に応じ、常法に従い適宜設計することが可能である。
例えば、図示する実施形態において、締金具10の、芯体20における挿入部22側の端部には、半径方向に沿って内側に膨出し、後述する芯体20の周溝部23と係合する鍔部14が形成されている。締金具10は、芯体20のホース挿入部21との間でホース2を加締めるものであるので、その内径は、加締めるホース2の外径よりも大径に形成され、加締め加工によって、図示するように、ホース2の外径よりも小径に縮径される。
また、図示する実施形態において、本発明の締金具とともに継手を構成する芯体20は、全体として管状に形成され、締金具10が配置される一方の端部には、ナット30が装着される他方の端部における挿入部22よりも小さい外径を有するホース挿入部21が設けられている。ホース挿入部21の外周面には、ホースを把持するための突起21aが形成されている。また、芯体20の長手方向において、挿入部22とホース挿入部21との中間部の外表面には、締金具10の鍔部14と係合する周溝部23が設けられている。さらに、挿入部22には、ナット30の挿入孔31の内径よりも大きい外径を有する拡径部22aが設けられており、この拡径部22aにより、芯体20の、ナット30の挿入孔31からの抜け落ちが防止されている。芯体20は、ホース挿入部21において締金具10との間でホース2を加締めるものであるので、ホース挿入部21の内径は、加締めるホース本体2の内側空洞部に挿入可能な程度に形成される。
ナット30は、芯体20の、ホースに連結される側とは反対側に設けられ、他の継手との接続に使用される部材である。図示する例では、ナット30は、雌ねじを有する雌ねじナットであるが、雄ねじを有する雄ねじナットとしてもよく、特に制限はない。
図示する実施形態において、ホース2は、繊維材料や金属材料よりなる補強層2Bにより補強された高圧ホースであるが、本発明の締金具が適用されるホース2としては、いかなる用途および構造を有するものであってもよい。本発明は、例えば、使用圧力1.0MPa以上の高圧ホースにおいて、好適に適用することができる。
本発明の締金具は、以下の工程により製造することができる。
まず、金具本体11の内周面に、切削加工により環状溝11aを形成する(溝形成工程)。この環状溝11aの形状は、使用する環状部材12との関係で、環状部材12の外径部を溝内に保持することが可能であって、環状部材を脱落させることがないものであれば、いかなるものであってもよい。通常は、環状部材12の厚みに対応する幅を有する断面矩形の溝とすることができる。
次に、金具本体11の内径よりも大きな外径を有し径方向に弾性変形可能な環状部材12を、径方向に圧縮させた状態で、環状溝11aの形成された金具本体11内に挿入する(挿入工程)。
次に、金具本体11内に挿入した環状部材12を、環状溝11aに対応する位置で径方向に拡大させることで、環状溝11に嵌着させることができ(嵌着工程)、これにより、金具本体11の内周面に、環状凸部13を形成することができる。ここで、径方向に弾性変形しない図3に示すような環状部材を用いる場合には、挿入工程において環状部材12は、金具本体11内に圧入により挿入し、環状溝内に嵌め込めばよい。
また、図示する実施形態において、ホース2の加締めは、常法に従い行うことができる。
すなわち、まず、締金具10の鍔部14の内径を、芯体20の周溝部23を構成する側壁23a,23bのうち少なくとも一方の外径よりも大きく形成しておき、芯体20に対し、締金具10を外挿する。締金具10を芯体20に対し、鍔部14が周溝部23に対応する位置にくるまで挿し込んだ後、鍔部14を圧着工具により半径方向内側に向かい押圧することで、鍔部14が縮径して、その内周面が周溝部23の底面に密着し、図示するように、鍔部14を周溝部23内に嵌め込むことができる。これにより、締金具10は芯体20の外周に固定される。
次に、ホース2を、継手1の、締金具10と芯体20のホース挿入部21との間に挿入する。ホース2を、ホース2の端面が芯体20の側壁23bに突き当たるまで挿入した後、締金具10の全長を圧着工具により半径方向内側に向かい押圧して、縮径させることで、その内周面に設けられた複数の環状凸部13がホース2の外周面に食い込むとともに、ホース挿入部21の外周面に設けられた突起21aがホース2の内周面に食い込んで、ホース2は、芯体20と締金具10との間で固定される。
1 継手、2 ホース、2A 内管、2B 補強層、2C 外被、10 締金具、11 金具本体、11a 環状溝、12,12−1,12−2,12−3 環状部材、13 環状凸部、14 鍔部、20 芯体、21 ホース挿入部、21a 突起、22 挿入部、22a 拡径部、23 周溝部、30 ナット、31 挿入孔、32 雌ねじ部、40 締金具、41 金具本体、41a 環状溝、42 環状部材、100 継手,50A パイプ材、50B 棒材、110 締金具、113 環状凸部、120 芯体、121 ホース挿入部、130 ナット、132 雌ねじ部

Claims (8)

  1. 管状の芯体の一方の端部に形成されたホース挿入部の外周に配置されて、該ホース挿入部との間でホースを締結する締金具であって、
    管状の金具本体と、該金具本体の内周面に設けられた環状溝に嵌合してなる環状部材とを備え、該環状部材が該金具本体の内周面よりも径方向内側に突出して、環状凸部を形成しており、
    前記環状溝が複数設けられ、該複数の環状溝にそれぞれ嵌合する複数の前記環状部材の外径および前記金具本体の内径が、ホース挿入側から軸方向反対側へ向かい徐々に小さくなっていることを特徴とする締金具。
  2. 前記金具本体および前記環状部材が金属材料よりなる請求項1記載の締金具。
  3. 前記環状部材が径方向に弾性変形可能である請求項1または2記載の締金具。
  4. 前記環状部材がC形止め輪である請求項3記載の締金具。
  5. 前記環状部材がスパイラル状止め輪である請求項3記載の締金具。
  6. 前記金具本体の内周面の断面が、ホース挿入方向に対し傾斜して、該金具本体の内径rが、ホース挿入側から軸方向反対側へ向かって小さくなるように連続的に変化している請求項1〜5のうちいずれか一項記載の締金具。
  7. 前記環状部材の内周部が、先端に向かい幅が縮小する三角形の断面を有する請求項1〜6のうちいずれか一項記載の締金具。
  8. 管状の芯体の一方の端部に形成されたホース挿入部の外周に配置されて、該ホース挿入部との間でホースを締結する締金具であって、管状の金具本体と、該金具本体の内周面に設けられた環状溝に嵌合してなる環状部材とを備え、該環状部材が該金具本体の内周面よりも径方向内側に突出して、環状凸部を形成しており、前記環状溝が複数設けられ、該複数の環状溝にそれぞれ嵌合する複数の前記環状部材の外径および前記金具本体の内径が、ホース挿入側から軸方向反対側へ向かい徐々に小さくなっている締金具を製造する方法であって、
    前記金具本体の内周面に前記環状溝を形成する溝形成工程と、
    前記金具本体の内径よりも大きな外径を有し径方向に弾性変形可能な前記環状部材を、径方向に圧縮させた状態で、前記環状溝の形成された金具本体内に挿入する挿入工程と、
    前記金具本体内に挿入した前記環状部材を、前記環状溝に対応する位置で径方向に拡大させて該環状溝に嵌着する嵌着工程と、を含むことを特徴とする締金具の製造方法。
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