JP6214901B2 - 切削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、切削装置に関し、特に、半導体ウェーハ等の被加工物をストリートに沿って切削する切削装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、半導体ウェーハの表面に格子状にストリート(分割予定ライン)が形成され、ストリートにより区画された領域にIC、LSI等の回路が形成される。そして、半導体ウェーハは、切削装置によりストリートに沿って切削され、個々の半導体チップに分割される。このように半導体ウェーハを分割する分割装置としては、一般にダイシング装置としての切削装置が用いられている。この切削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、を備えている。そして、切削ブレードを回転しつつチャックテーブルを相対的に切削送りさせることにより、半導体ウェーハが切削される。
近年の被加工物の大口径化に伴い、生産性を向上させるために、4軸スピンドルを設けた切削装置が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の切削装置には、Y軸方向に軸心を有する4つのスピンドルが、所定の間隔を設けてX軸方向に並列に配置されている。
特開平11−274109号公報
しかしながら、特許文献1に記載の切削装置では、4軸スピンドルが所定の間隔を設けてX軸方向に並列に配置されているため、装置面積が増大すると共に、1ラインの切削に時間を要するという課題があった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、被加工物の大口径化による装置面積の増大を防ぐと共に、生産性を向上可能な切削装置を提供することを目的とする。
本発明の切削装置は、X軸方向に延設されたX軸案内レールと、該X軸案内レールに沿って移動可能に配設され被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルを該X軸案内レールに沿って切削送りする切削送り機構と、該X軸案内レールと直交する方向に延在して配設されたY軸案内レールと、該Y軸案内レールに沿って移動可能に配設され該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための切削手段と、を具備する切削装置において、該X軸案内レールを挟んで対向して立設された一対の支柱部と、該X軸案内レールを跨いで該一対の支柱部間に掛け渡されたガイドレール手段と、を有し、該一対の支柱部及び該ガイドレール手段により該チャックテーブルの移動を許容する開口を備えた門型の支持フレームが構成され、該Y軸案内レールは、該ガイドレール手段の一方の側面に延在して配設された第一のY軸案内レールと、該ガイドレール手段の他方の側面に延在して配設された第二のY軸案内レールとから構成され、該切削手段は、該第一のY軸案内レールに沿って移動可能に第一の切削ブレードを備えた第一の切削手段及び第二の切削ブレードを備えた第二の切削手段を備え、該第二のY軸案内レールに沿って移動可能に第三の切削ブレードを備えた第三の切削手段及び第四の切削ブレードを備えた第四の切削手段を備え、該第一の切削手段は、該第一のY軸案内レール上に移動可能に配設された第一の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第一の割り出し送り基台に配設された第一の切り込み送り基台と、該第一の切り込み送り基台に装着され第一の切削ブレードを備えた第一のスピンドルと、を備え、該第二の切削手段は、該第一のY軸案内レールに沿った方向に移動可能に配設された第二の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第二の割り出し送り基台に配設された第二の切り込み送り基台と、該第二の切り込み送り基台に装着された第二の切削ブレードを備えた第二のスピンドルと、を備え、該第一のスピンドル及び該第二のスピンドルは吊垂状態で該門型の支持フレームの該開口に該第一の切削ブレード及び該第二の切削ブレードが向かい合うように対向して配設されており、該第三の切削手段は、該第二のY軸案内レール上に移動可能に配設された第三の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第三の割り出し送り基台に配設された第三の切り込み送り基台と、該第三の切り込み送り基台に装着され第三の切削ブレードを備えた第三のスピンドルと、を備え、該第四の切削手段は、該第二のY軸案内レールに沿った方向に移動可能に配設された第四の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第四の割り出し送り基台に配設された第四の切り込み送り基台と、該第四の切り込み送り基台に装着された第四の切削ブレードを備えた第四のスピンドルと、を備え、該第三のスピンドル及び該第四のスピンドルは吊垂状態で該門型の支持フレームの該開口に該第三の切削ブレード及び該第四の切削ブレード向かい合うように対向して配設されており、該第一のスピンドル及び該第三のスピンドルと、該第二のスピンドル及び該第四のスピンドルは、それぞれ該支持フレームの該開口で相互に並列して移動可能であること、を特徴とする。



この構成によれば、ガイドレール手段の両側面に配設された第一のY軸案内レール及び第二のY軸案内レールには、支持フレームの開口において、Y軸方向に対向するスピンドルがそれぞれ吊垂状態で、切削ブレードを対向させて配設される。従って、装置全体を大型化させずに4軸スピンドルを配設することができるので、被加工物の大口径化による装置面積の増大を防ぐと共に、生産性を向上させることができる。
本発明の切削装置においては、該X軸案内レールは並列して2以上配設され、それぞれの該X軸案内レール上に該切削送り機構及び該チャックテーブルが配設されていること、を特徴とする。
本発明によれば、被加工物の大口径化による装置面積の増大を防ぐと共に、生産性を向上可能な切削装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る切削装置の斜視図である。 本実施の形態に係る切削装置による切削加工動作例を説明するための平面模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る切削装置の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る切削装置の斜視図である。最初に、本実施の形態に係る切削装置について説明する前に、切削対象となる半導体ウェーハ(被加工物)について簡単に説明する。
図1に示すように、半導体ウェーハWは、略円盤状に形成されている。半導体ウェーハWの表面は、格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)Sによって複数の領域に区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスが形成されている。また、半導体ウェーハWは、貼着テープTを介して環状フレームFに支持されている。なお、本実施の形態においては、被加工物としてシリコンウェーハ等の半導体ウェーハWを例に挙げて説明するが、この構成に限定されるものではない。例えば、半導体ウェーハWに貼着されるDAF(Die Attach Film)等の粘着部材、半導体製品のパッケージ、セラミック、ガラス、サファイヤ(Al2O3)系の無機材料基板、各種電気部品やミクロンオーダーの加工位置精度が要求される各種加工材料を被加工物としてもよい。
次に、本実施の形態に係る切削装置について説明する。図1に示すように、切削装置1は、基台2に設けられた第一のチャックテーブル3a及び第二のチャックテーブル3bに保持された2つの半導体ウェーハWを、第一の切削手段8a、第二の切削手段8b、第三の切削手段8c及び第四の切削手段8d(図2参照)によって切削可能に構成されている。
基台2上には、第一のチャックテーブル3aをX軸方向(切削送り方向)に移動させる第一のチャックテーブル移動機構(切削送り機構)4aと、第二のチャックテーブル3bをX軸方向に移動させる第二のチャックテーブル移動機構(切削送り機構)4bと、が設けられている。
第一のチャックテーブル移動機構4aは、基台2上をX軸方向に延在する一対のX軸案内レール41aと、一対のX軸案内レール41aにスライド可能に設けられたモータ駆動のX軸テーブル42aと、を有している。X軸テーブル42aには、第一のチャックテーブル3aが設けられている。X軸テーブル42aの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部にボールネジ43aが螺合されている。そして、ボールネジ43aの一端部には、駆動モータ44aが連結され、この駆動モータ44aによりボールネジ43aが回転駆動される。
第二のチャックテーブル移動機構4bは、第一のチャックテーブル移動機構4aと同様の構成を有している。具体的には、第二のチャックテーブル移動機構4bは、基台2上をX軸方向に延在する一対のX軸案内レール41bと、一対のX軸案内レール41bにスライド可能に設けられたモータ駆動のX軸テーブル42bと、を有している。X軸テーブル42bの上部には、第二のチャックテーブル3bが設けられている。X軸テーブル42bの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部にボールネジ43bが螺合されている。そして、ボールネジ43bの一端部には、駆動モータ44bが連結され、この駆動モータ44bによりボールネジ43bが回転駆動される。
第一のチャックテーブル3aは、X軸テーブル42aの上面に固定されたZ軸回りに回転可能なθテーブル31aと、θテーブル31aの上部に設けられ、半導体ウェーハWを吸着保持する保持部32aと、を有している。保持部32aは、所定の厚みを有する円盤状であり、上面中央部分には保持面33aが形成されている。保持面33aは、負圧により貼着テープTを介して半導体ウェーハWを吸着する面であり、保持部32aの内部の配管を介して不図示の吸引源に接続されている。また、保持部32aの周囲には、径方向外側に延びる支持アームを介して複数のクランプ部34aが設けられている。複数のクランプ部34aは、エアーアクチュエータにより駆動し、半導体ウェーハWの周囲の環状フレームFを挟持固定する。
第二のチャックテーブル3bは、第一のチャックテーブル3aと同様の構成を有している。具体的には、第一のチャックテーブル3bは、X軸テーブル42bの上面に固定されたZ軸回りに回転可能なθテーブル31bと、θテーブル31bの上部に設けられ、半導体ウェーハWを吸着保持する保持部32bと、を有している。保持部32bは、所定の厚みを有する円盤状であり、上面中央部分には保持面33bが形成されている。保持面33bは、負圧により貼着テープTを介して半導体ウェーハWを吸着する面であり、保持部32bの内部の配管を介して不図示の吸引源に接続されている。また、保持部32bの周囲には、径方向外側に延びる支持アームを介して複数のクランプ部34bが設けられている。
また、基台2上には、X軸案内レール41a、41bを跨ぐようにして門型の支持フレーム5が設けられている。支持フレーム5は、基台2上に立設した一対の支柱部51と、一対の支柱部51間に掛け渡されたガイドレール手段52と、を有している。一対の支柱部51は、X軸案内レール41a、41bを挟んで、Y軸方向において対向して配設されており、一対の支柱部51の上部において、ガイドレール手段52が支持されている。これら一対の支柱部51及びガイドレール手段52により、第一のチャックテーブル3a、第二のチャックテーブル3bのX軸方向への移動を許容する開口53が形成されている。
ガイドレール手段52は、Y軸方向に延在した単一の板状部材で構成されている。このガイドレール手段52の一方の外側面(側面)52aには、Y軸方向に延在した上下一対の第一のY軸案内レール61aが設けられ、ガイドレール手段52の他方の外側面(側面)52bには、Y軸方向に延在した上下一対の第二のY軸案内レール(図示省略)が設けられている。第一のY軸案内レール61aには、第一の切削手段8a及び第二の切削手段8bが、Y軸方向に移動可能に設けられ、第二のY軸案内レールには、第三の切削手段8c及び第四の切削手段8d(図2参照)が、Y軸方向に移動可能に設けられている。
一対の第一のY軸案内レール61a間には、2つのボールネジ62、63が設けられ、ボールネジ62、63の一端部には、それぞれ駆動モータ64(ボールネジ62側の駆動モータについては不図示)が設けられている。同様に、一対の第二のY軸案内レール間にも、2つのボールネジが設けられ、ボールネジの一端部には、それぞれ駆動モータが設けられている(いずれも図示省略)。
第一の切削手段8aは、第一のY軸案内レール61aにスライド可能に配設されたモータ駆動のY軸テーブル(第一の割り出し送り基台)65aと、Y軸テーブル65aの表面に配置され、Z軸方向に延在した互いに平行な一対のガイドレール71aと、一対のガイドレール71aにスライド可能に配置されたモータ駆動のZ軸テーブル(第一の切り込み送り基台)72aと、を有している。Z軸テーブル72aには、連結部75aを介して第一のスピンドル81aが装着されている。
Y軸テーブル65aの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部にボールネジ62が螺合されている。ボールネジ62の一端部には、図示しない駆動モータが連結され、この駆動モータによりボールネジ62が回転駆動される。これにより、Y軸テーブル65aが、第一のY軸案内レール61aに沿ってY軸方向に往復動される。
Z軸テーブル72aの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部に図示しないボールネジが螺合されている。ボールネジの一端部には、駆動モータ73aが連結され、この駆動モータ73aによりボールネジが回転駆動される。これにより、Z軸テーブル72aが、第一のチャックテーブル3aの保持面33a(第二のチャックテーブル3bの保持面33b)に対して垂直な方向となるZ軸方向に往復動される。
連結部75aは、開口53内において第一のスピンドル81aが第三の切削手段8cの第三のスピンドル81c(図2A参照)と近接するように形成されている。本実施の形態では、連結部75aは、第三のスピンドル81c側に向かって屈曲した逆L字形状に形成されている。また、連結部75aには、CCD等の撮像素子を有する第一の撮像手段76a(図2参照)が設けられている。第一の撮像手段76aの撮像素子により半導体ウェーハWの表面が撮像され、予め記憶されたキーパターンと撮像画像に含まれるキーパターンとをマッチングさせることにより、アライメント処理が実施される。
第一のスピンドル81aは、Y軸方向に軸心を有しており、第二の切削手段8bの第二のスピンドル81bに対向する側に、円盤状の第一の切削ブレード82aが設けられている。第一のスピンドル81aにより第一の切削ブレード82aを高速回転させ、図示しない複数のノズルから切削部分に切削水を噴射しつつ半導体ウェーハWを切削加工する。
第二の切削手段8bは、第一の切削手段8aとほぼ同一の構成を有している。具体的には、第二の切削手段8bは、第一のY軸案内レール61aにスライド可能に配設されたモータ駆動のY軸テーブル(第二の割り出し送り基台)65bと、Y軸テーブル65bの表面に配置され、Z軸方向に延在した互いに平行な一対のガイドレール71bと、一対のガイドレール71bにスライド可能に配置されたモータ駆動のZ軸テーブル(第二の切り込み送り基台)72bと、を有している。Z軸テーブル72bには、連結部75bを介して第二のスピンドル81bが装着されている。
Y軸テーブル65bの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部にボールネジ63が螺合されている。ボールネジ63の一端部には、駆動モータ64が連結され、この駆動モータ64によりボールネジ63が回転駆動される。これにより、Y軸テーブル65bが、第一のY軸案内レール61aに沿ってY軸方向に往復動される。
Z軸テーブル72bの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部に図示しないボールネジが螺合されている。ボールネジの一端部には、駆動モータ73bが連結され、この駆動モータ73bによりボールネジが回転駆動される。これにより、Z軸テーブル72bが、第二のチャックテーブル3bの保持面33b(第一のチャックテーブル3aの保持面33a)に対して垂直な方向となるZ軸方向に往復動される。
連結部75bは、第二のスピンドル81bが第四の切削手段8dの第四のスピンドル81dと近接するように形成されている(図2A参照)。本実施の形態では、連結部75bは、第四のスピンドル81d側に向かって屈曲した逆L字形状に形成されている。また、連結部75bには、連結部75aと同様に、アライメント処理用の第二の撮像手段76b(図2参照)が設けられている。
第二のスピンドル81bは、Y軸方向に軸心を有しており、第一のスピンドル81aに対向する側に、円盤状の第二の切削ブレード82bが設けられている(図2参照)。第二のスピンドル81bにより第二の切削ブレード82bを高速回転させ、図示しない複数のノズルから切削部分に切削水を噴射しつつ半導体ウェーハWを切削加工する。
第三の切削手段8c(図2参照)は、第一の切削手段8aとほぼ同一の構成を有している。具体的には、第三の切削手段8cは、第二のY軸案内レールにスライド可能に配設されたモータ駆動のY軸テーブル(第三の割り出し送り基台)65cと、Y軸テーブル65cの表面に配置され、Z軸方向に延在した互いに平行な一対のガイドレール71cと、一対のガイドレール71cにスライド可能に配置されたモータ駆動のZ軸テーブル(第三の切り込み送り基台)72cと、を有している。Z軸テーブル72cには、連結部75cを介して第三のスピンドル81c(図2参照)が装着されている。
Y軸テーブル65cの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部にボールネジ(図示省略)が螺合されている。ボールネジの一端部には、図示しない駆動モータが連結され、この駆動モータによりボールネジが回転駆動される。これにより、Y軸テーブル65cが、第二のY軸案内レールに沿ってY軸方向に往復動される。
Z軸テーブル72cの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部に図示しないボールネジが螺合されている。ボールネジの一端部には、駆動モータ73cが連結され、この駆動モータ73cによりボールネジが回転駆動される。これにより、Z軸テーブル72cが、第一のチャックテーブル3aの保持面33a(第二のチャックテーブル3bの保持面33b)に対して垂直な方向となるZ軸方向に往復動される。
連結部75cは、開口53内において第三のスピンドル81cが第一のスピンドル81aと近接するように形成されている(図2A参照)。本実施の形態では、連結部75cは、第一のスピンドル81a側に向かって屈曲した逆L字形状に形成されている。また、連結部75cには、連結部75aと同様に、アライメント処理用の第三の撮像手段76c(図2参照)が設けられている。
第三のスピンドル81cは、Y軸方向に軸心を有しており、第四のスピンドル81dに対向する側に、円盤状の第三の切削ブレード82cが設けられている(図2参照)。第三のスピンドル81cにより第三の切削ブレード82cを高速回転させ、図示しない複数のノズルから切削部分に切削水を噴射しつつ半導体ウェーハWを切削加工する。
第四の切削手段8d(図2参照)は、第一の切削手段8aとほぼ同一の構成を有している。具体的には、第四の切削手段8dは、第二のY軸案内レールにスライド可能に配設されたモータ駆動のY軸テーブル(第四の割り出し送り基台)65dと、Y軸テーブル65dの表面に配置され、Z軸方向に延在した互いに平行な一対のガイドレール71dと、一対のガイドレール71dにスライド可能に配置されたモータ駆動のZ軸テーブル(第四の切り込み送り基台)72dと、を有している。Z軸テーブル72dには、連結部75dを介して第二のスピンドル81dが装着されている(図2参照)。
Y軸テーブル65dの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部にボールネジ(図示省略)が螺合されている。ボールネジの一端部には、図示しない駆動モータが連結され、この駆動モータによりボールネジが回転駆動される。これにより、Y軸テーブル65dが、第二のY軸案内レールに沿ってY軸方向に往復動される。
Z軸テーブル72dの背面側には、図示しないナット部が形成され、このナット部に図示しないボールネジが螺合されている。ボールネジの一端部には、駆動モータ73dが連結され、この駆動モータ73dによりボールネジが回転駆動される。これにより、Z軸テーブル72dが、第二のチャックテーブル3bの保持面33b(第一のチャックテーブル3aの保持面33a)に対して垂直な方向となるZ軸方向に往復動される。
連結部75dは、第四のスピンドル81dが第二のスピンドル81bと近接するように形成されている(図2A参照)。本実施の形態では、連結部75dは、第二のスピンドル81b側に向かって屈曲した逆L字形状に形成されている。また、連結部75dには、連結部75aと同様に、アライメント処理用の第四の撮像手段76d(図2参照)が設けられている。
第四のスピンドル81dは、Y軸方向に軸心を有しており、第三のスピンドル81cに対向する側に、円盤状の第四の切削ブレード82dが設けられている(図2参照)。第四のスピンドル81dにより第四の切削ブレード82dを高速回転させ、図示しない複数のノズルから切削部分に切削水を噴射しつつ半導体ウェーハWを切削加工する。
このように構成された切削装置1では、第一のスピンドル81a及び第二のスピンドル81bは、支持フレーム5の開口53において、ガイドレール手段52の一方の側面52aに吊垂状態で、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bをY軸方向で対向させて配設されている。また、第一のスピンドル81a及び第二のスピンドル81bは、Y軸方向に近接及び離間可能に構成されている。従って、第一の切削ブレード82aと第二の切削ブレード82bとを、同一の半導体ウェーハW1上に、Y軸方向に所定のピッチ間隔分ずらして近接可能である(図2B参照)。同様に、第三のスピンドル81c及び第四のスピンドル81dは、支持フレーム5の開口53において、ガイドレール手段52の他方の側面52bに吊垂状態で、第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dをY軸方向で対向させて配設されている。また、第三のスピンドル81c及び第四のスピンドル81dは、Y軸方向に近接及び離間可能に構成されている。従って、第三の切削ブレード82cと第四の切削ブレード82dとを、同一の半導体ウェーハW2上に、Y軸方向に所定のピッチ間隔分ずらして近接可能である(図2B参照)。
また、連結部75aと連結部75cとは、支持フレーム5の開口53内において、互いに近づく方向に屈曲して形成されているため、連結部75aに取付けられた第一のスピンドル81aと連結部75cに取付けられた第三のスピンドル81cとは、X軸方向で隣接して配置される。すなわち、第一のスピンドル81aに設けられた第一の切削ブレード82aと、第三のスピンドル81cに設けられた第三の切削ブレード82cとは、X軸方向で近接した配置となる。従って、第一の切削ブレード82aと第三の切削ブレード82cとを、同一の半導体ウェーハW1上において、X軸方向に延びる同一直線上に並ばせた状態で配置可能である(図2A参照)。同様に、連結部75bと連結部75dとは、支持フレーム5の開口53内において、互いに近づく方向に屈曲して形成されているため、連結部75bに取付けられた第二のスピンドル81bと連結部75dに取付けられた第四のスピンドル81dとは、X軸方向に隣接して配置される。すなわち、第二のスピンドル81bに設けられた第二の切削ブレード82bと、第四のスピンドル81dに設けられた第四の切削ブレード82dとは、X軸方向に近接した配置となる。従って、第二の切削ブレード82bと第四の切削ブレード82dとを、同一の半導体ウェーハW2上において、X軸方向に延びる同一直線上に並ばせた状態で配置可能である(図2A参照)。
このように切削装置1では、Y軸方向に対向する切削ブレード同士を同一の半導体ウェーハW上に位置付ければ、いわゆるフェイシングデュアル方式と称される切削加工を行うことができ、X軸方向に近接する切削ブレード同士を同一の半導体ウェーハW上に位置付ければ、いわゆるパラレルデュアル方式と称される切削加工を行うことができる。これにより、切削加工のバリエーションが向上すると共に、2つの半導体ウェーハWに対して同時に加工を行うことによりスループットを向上させることができる。
以下、図2を参照して、切削装置1による切削加工の動作例について詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係る切削装置1による切削加工の動作例を示す説明図である。図2Aは、いわゆるパラレルデュアル方式でステップカットを行う場合の動作例を示している。図2Bは、フェイシングデュアル方式でデュアルカットを行う場合の動作例を示している。図2Cは、フェイシングデュアル方式でステップカットを行うと共にリングカットを行う場合の動作例を示している。なお、以下に示す加工動作例は、あくまでも一例を示すものであり、これらの加工動作例に限定されるものではない。
図2Aでは、X軸方向に近接する第一の切削ブレード82a及び第三の切削ブレード82cを半導体ウェーハW1上に位置付け、X軸方向に近接する第二の切削ブレード82b及び第四の切削ブレード82dを半導体ウェーハW2上に位置付け、パラレルデュアル方式でステップカットを行う場合を示している。X軸方向に並列に配置された2つのスピンドルには、異なる種類の切削ブレードが取付けられる。ここでは、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bに切削溝形成用(表面膜除去用)のブレードを用い、第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dに分割用(フルカット用)のブレードを用いるものとする。
まず、第一のチャックテーブル3aに保持された半導体ウェーハW1における格子状の分割予定ラインSが、θテーブル31a(図1参照)の回転によってX軸方向及びY軸方向と平行に位置合わせされる。同様に、第二のチャックテーブル3bに保持された半導体ウェーハW2における格子状の分割予定ラインSが、θテーブル31b(図1参照)の回転によってX軸方向及びY軸方向と平行に位置合わせされる。
次に、第一の切削ブレード82a及び第三の切削ブレード82cが、半導体ウェーハW1のY軸方向の一端部側の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このとき、切削溝の底部が半導体ウェーハW1の裏面から所定の厚みを有するように、第一の切削ブレード82aの切り込み深さが調整される。また、第三の切削ブレード82cの切り込み深さが、半導体ウェーハW1を切断可能な切り込み深さに調整される。同様に、第二の切削ブレード82b及び第四の切削ブレード82dが、半導体ウェーハW2のY軸方向の一端部側の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このとき、切削溝の底部が半導体ウェーハW2の裏面から所定の厚みを有するように、第二の切削ブレード82bの切り込み深さが調整される。また、第四の切削ブレード82dの切り込み深さが、半導体ウェーハW2を切断可能な切り込み深さに調整される。
そして、高速回転する第一の切削ブレード82a及び第三の切削ブレード82cに対して、第一のチャックテーブル3aをX軸方向に相対移動させる。これにより、第一の切削ブレード82aにより、半導体ウェーハW1が切り込まれて分割予定ラインSに沿って切削溝が形成される。そして、第三の切削ブレード82cにより、第一の切削ブレード82aの切り込みによって形成された切削溝が切り込まれて、半導体ウェーハW1が切断される。同様に、高速回転する第二の切削ブレード82b及び第四の切削ブレード82dに対して、第二のチャックテーブル3bをX軸方向に相対移動させる。これにより、第二の切削ブレード82bにより、半導体ウェーハW2が切り込まれて分割予定ラインSに沿って切削溝が形成される。そして、第四の切削ブレード82dにより、第二の切削ブレード82bの切り込みによって形成された切削溝が切り込まれて、半導体ウェーハW2が切断される。
一本の分割予定ラインSの加工が終わる毎に、第一の切削ブレード82a及び第三の切削ブレード82cが、所定のピッチ間隔分だけY軸方向に移動され、半導体ウェーハW1上の未加工の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。同様に、一本の分割予定ラインSの加工が終わる毎に、第二の切削ブレード82b及び第四の切削ブレード82dが、所定のピッチ間隔分だけY軸方向に移動され、半導体ウェーハW2上の未加工の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。そして、第一の切削ブレード82a及び第三の切削ブレード82cに対して、第一のチャックテーブル3aがX軸方向に相対移動され、第二の切削ブレード82b及び第四の切削ブレード82dに対して、第二のチャックテーブル3bがX軸方向に相対移動される。これら動作が繰り返されて半導体ウェーハW1、W2のX軸方向の全ての分割予定ラインSが加工される。半導体ウェーハW1、W2のX軸方向の全ての分割予定ラインSが加工されると、θテーブル31a、31b(図1参照)が90度回転され、上記と同様の動作が繰り返されて、半導体ウェーハW1、W2の全ての分割予定ラインSが加工される。
このように、2組のX軸方向に並列する切削ブレードにより、半導体ウェーハW1、W2の各分割予定ラインSが同時に切削されるため、スループットを向上させることができる。なお、並列する切削ブレードの両方にフルカット用のブレードを用い、一方の切削ブレードをY軸方向に所定のピッチ間隔だけずらして位置付ければ、同一の半導体ウェーハW上の2つの分割予定ラインSを同時に切削加工することもできる。
図2Bでは、Y軸方向に対向する第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bを半導体ウェーハW1上に位置付け、Y軸方向に対向する第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dを半導体ウェーハW2上に位置付け、フェイシングデュアル方式でデュアルカットを行う場合を示している。ここでは、全ての切削ブレード82a〜82dにフルカット用のブレードを用いている。
まず、第一のチャックテーブル3aに保持された半導体ウェーハW1における格子状の分割予定ラインSが、θテーブル31a(図1参照)の回転によってX軸方向及びY軸方向と平行に位置合わせされる。同様に、第二のチャックテーブル3bに保持された半導体ウェーハW2における格子状の分割予定ラインSが、θテーブル31b(図1参照)の回転によってX軸方向及びY軸方向と平行に位置合わせされる。
次に、Y軸方向に対向する第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bが、半導体ウェーハW1のY軸方向の両端部の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。すなわち、第一の切削ブレード82aと第二の切削ブレード82bとは、X軸方向の加工距離を一致させるように、半導体ウェーハW1のY軸方向の両端部に位置する分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このとき、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bの切り込み深さが、半導体ウェーハW1を切断可能な切り込み深さに調整される。同様に、Y軸方向に対向する第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dが、半導体ウェーハW2のY軸方向の両端部の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。すなわち、第三の切削ブレード82cと第四の切削ブレード82dとは、X軸方向の加工距離を一致させるように、半導体ウェーハW2のY軸方向の両端部に位置する分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このとき、第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dの切り込み深さが、半導体ウェーハW2を切断可能な切り込み深さに調整される。
そして、高速回転する第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bに対して、第一のチャックテーブル3aをX軸方向に相対移動させる。これにより、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bによって、半導体ウェーハW1上の両端部の分割予定ラインSが同一ストロークで同時に切り込まれて、半導体ウェーハW1が切断される。同様に、高速回転する第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dに対して、第二のチャックテーブル3bをX軸方向に相対移動させる。これにより、第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dによって、半導体ウェーハW2上の両端部の分割予定ラインSが同一ストロークで同時に切り込まれて、半導体ウェーハW2が切断される。
2本の分割予定ラインSの加工が終わる毎に、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bが、Y軸方向の外側から内側に向かって所定のピッチ間隔分だけ移動され、半導体ウェーハW1上の未加工の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このときも、第一の切削ブレード82aと第二の切削ブレード82bとは、X軸方向の加工距離を一致させるように、半導体ウェーハW1の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。同様に、2本の分割予定ラインSの加工が終わる毎に、第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dが、Y軸方向の外側から内側に向かって所定のピッチ間隔分だけ移動され、半導体ウェーハW2上の未加工の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このときも、第三の切削ブレード82cと第四の切削ブレード82dとは、X軸方向の加工距離を一致させるように、半導体ウェーハW2の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。そして、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bに対して、第一のチャックテーブル3aがX軸方向に相対移動され、第三の切削ブレード82c及び第四の切削ブレード82dに対して、第二のチャックテーブル3bがX軸方向に相対移動される。これら動作が繰り返されて半導体ウェーハW1、W2のX軸方向の全ての分割予定ラインSが加工される。半導体ウェーハW1、W2のX軸方向の全ての分割予定ラインSが加工されると、θテーブル31a、31b(図1参照)が90度回転され、上記と同様の動作が繰り返されて、半導体ウェーハW1、W2の全ての分割予定ラインSが加工される。
このように、Y軸方向に対向する2組の切削ブレードにより、半導体ウェーハW1、W2の各分割予定ラインSを同一ストロークで無駄なく同時に切削するため、スループットを向上させることができる。なお、図2Bに示す加工動作例では、半導体ウェーハWのY軸方向の両端部の分割予定ラインSから内側に向かって加工を行ったが、半導体ウェーハWの中心側の分割予定ラインSからY軸方向の外側に向かって加工を行ってもよい。また、Y軸方向に対向する切削ブレードの一方の切削ブレードに切削溝形成用(表面膜除去用)のブレードを用い、他方の切削ブレードに分割用(フルカット用)のブレードを用いれば、ステップカットを行うことも可能である。この場合には、切削溝形成用の切削ブレードで分割予定ラインSに沿って切削溝が形成された後、フルカット用の切削ブレードで切削溝が切り込まれて半導体ウェーハWが切断される。
図2Cでは、Y軸方向に対向する第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bを半導体ウェーハW1上に位置付けてフェイシングデュアル方式でステップカットを行い、第四の切削ブレード82dを半導体ウェーハW2上に位置付けてリングカット(サークルカット)を行う場合を示している。ここでは、第一の切削ブレード82aに切削溝形成用(表面膜除去用)のブレードを用い、第二の切削ブレード82bに分割用(フルカット用)のブレードを用いるものとする。また、第四の切削ブレード82dには、リングカット用のブレードを用いる。
まず、第一のチャックテーブル3aに保持された半導体ウェーハW1における格子状の分割予定ラインSが、θテーブル31a(図1参照)の回転によってX軸方向及びY軸方向と平行に位置合わせされる。
次に、第一の切削ブレード82aが、半導体ウェーハW1のY軸方向の一端部側の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このとき、切削溝の底部が半導体ウェーハW1の裏面から所定の厚みを有するように、第一の切削ブレード82aの切り込み深さが調整される。一方、第四の切削ブレード82dは、半導体ウェーハW2の外周部に対峙する位置に位置付けられる。
そして、高速回転する第一の切削ブレード82aに対して、第一のチャックテーブル3aをX軸方向に相対移動させ、半導体ウェーハW1が切り込まれて分割予定ラインS上に切削溝が形成される。一本の分割予定ラインSに切削溝が形成されると、第一の切削ブレード82aが、Y軸方向の外側から内側に向かって所定のピッチ間隔分だけ移動され、半導体ウェーハW1上の未加工の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。そして、第二の切削ブレード82bが、半導体ウェーハW1上の切削溝が形成された分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。このとき、第二の切削ブレード82bの切り込み深さは、半導体ウェーハW1を切断可能な切り込み深さに調整されている。
そして、高速回転する第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bに対して、第一のチャックテーブル3aをX軸方向に相対移動させる。これにより、第一の切削ブレード82aによって半導体ウェーハW1上の未加工の分割予定ラインSに切削溝が形成されると共に、第二の切削ブレード82bによって半導体ウェーハW1上に形成された切削溝が切り込まれて半導体ウェーハW1が切断される。
このように一本の分割予定ラインSの加工が終わる毎に、第一の切削ブレード82aが、所定のピッチ間隔分だけY軸方向に移動されて半導体ウェーハW1の未加工の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられ、第二の切削ブレード82bが、所定のピッチ間隔分だけY軸方向に移動されて半導体ウェーハW1上の切削溝形成済の分割予定ラインSの延長線上に位置付けられる。そして、第一の切削ブレード82a及び第二の切削ブレード82bに対して、第一のチャックテーブル3aがX軸方向に相対移動される。これら動作が繰り返されて半導体ウェーハW1のX軸方向の全ての分割予定ラインSが加工される。半導体ウェーハW1のX軸方向の全ての分割予定ラインSが加工されると、θテーブル31a(図1参照)が90度回転され、上記と同様の動作が繰り返されて、半導体ウェーハW1の全ての分割予定ラインSが加工される。
一方、第四の切削ブレード82dは、半導体ウェーハW2の外周部に形成された円弧状の面取り部(外周余剰領域)に位置付けられている。そして、高速回転した第四の切削ブレード82dが下降して、回転する第二のチャックテーブル3b上の半導体ウェーハW2の外周部が切り込まれる。第四の切削ブレード82dにより、回転する半導体ウェーハW2の外周部が切り込まれると、半導体ウェーハW2の外周部が面取り加工される。
図2A〜Cに示したように、4つのスピンドル(切削ブレード)の配置位置及びブレードの種類を変えることで、切削加工の自由度が向上して複数の切削加工を行うことができると共に、スループットを向上させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る切削装置1では、門型の支持フレーム5を構成するガイドレール手段52の一方の側面52aに第一のY軸案内レール61aを配設し、他方の側面52bに第二のY軸案内レールを配設している。そして、支持フレーム5の開口53において、Y軸方向に対向するスピンドルが吊垂状態で、それぞれ切削ブレードを対向させて配設されている。従って、装置全体を大型化させずに4軸スピンドルを配設することができるので、被加工物の大口径化による装置面積の増大を防ぐと共に、生産性を向上させることができる。
次に、図3を用いて第2の実施の形態に係る切削装置について説明する。図3は、第2の実施の形態に係る切削装置の斜視図である。第2の実施の形態に係る切削装置10は、上述した第1の実施の形態に係る切削装置1と比べて、門型の支持フレーム9の構成のみ相違している。したがって、特に相違点についてのみ説明し、同一の構成については同一の符号を用い、繰り返しの説明を省略する。
図3に示すように、門型の支持フレーム9は、基台2上に立設した一対の支柱部91と、一対の支柱部91間に掛け渡されたガイドレール手段90と、を有している。ガイドレール手段90は、Y軸方向に延在した2つの板状部材92及び93で構成されている。一対の支柱部91は、X軸案内レール41a、41bを挟んで、Y軸方向において対向して配設されている。一対の支柱部91の上部において、2つの板状部材92、93がY軸方向に平行に配置された状態でそれぞれ支持されている。これら一対の支柱部91及び2つの板状部材92、93により、第一のチャックテーブル3a、第二のチャックテーブル3bのX軸方向への移動を許容する開口53が形成されている。
板状部材92の一方の外側面(側面)92aには、Y軸方向に延在した上下一対の第一のY軸案内レール61aが設けられ、板状部材93の他方の外側面(側面)93bには、Y軸方向に延在した上下一対の第二のY軸案内レール(図示省略)が設けられている。第一のY軸案内レール61aには、第一の切削手段8a及び第二の切削手段8bが、Y軸方向に移動可能に設けられ、第二のY軸案内レールには、第三の切削手段8c及び第四の切削手段8dが、Y軸方向に移動可能に設けられている(図3において、第三の切削手段8c及び第四の切削手段8dは不図示)。
以上のように、第2の実施の形態に係る切削装置10では、門型の支持フレーム9を構成するガイドレール手段90(板状部材92)の一方の側面92aに第一のY軸案内レール61aを配設し、ガイドレール手段90(板状部材93)の他方の側面93bに第二のY軸案内レールを配設している。そして、支持フレーム9の開口53において、Y軸方向に対向するスピンドルが吊垂状態で、それぞれ切削ブレードを対向させて配設されている。従って、装置全体を大型化させずに4軸スピンドルを配設することができるので、被加工物の大口径化による装置面積の増大を防ぐと共に、生産性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、基台2上に2つのX軸案内レール41a、41bを設ける構成としたが、この構成に限定されるものではない。例えば、基台2上に、X軸案内レールを2以上配設し、それぞれのX軸案内レール上に切削送り機構及びチャックテーブルを配設する構成にしてもよい。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は被加工物の大口径化による装置面積増大を防ぐと共に、生産性を向上させることができるという効果を有し、特に、半導体ウェーハ等の被加工物を分割予定ラインに沿って切削する切削装置に有用である。
1、10 切削装置
3a 第一のチャックテーブル(チャックテーブル)
3b 第二のチャックテーブル(チャックテーブル)
33a、33b 保持面
4a 第一のチャックテーブル移動機構(切削送り機構)
4b 第二のチャックテーブル移動機構(切削送り機構)
5、9 支持フレーム
51、91 支柱部
52、90 ガイドレール手段
53 開口
61a 第一のY軸案内レール(Y軸案内レール)
65a Y軸テーブル(第一の割り出し送り基台)
65b Y軸テーブル(第二の割り出し送り基台)
65c Y軸テーブル(第三の割り出し送り基台)
65d Y軸テーブル(第四の割り出し送り基台)
72a Z軸テーブル(第一の切り込み送り基台)
72b Z軸テーブル(第二の切り込み送り基台)
72c Z軸テーブル(第三の切り込み送り基台)
72d Z軸テーブル(第四の切り込み送り基台)
75a、75b、75c、75d 連結部
8a 第一の切削手段(切削手段)
8b 第二の切削手段(切削手段)
8c 第三の切削手段(切削手段)
8d 第四の切削手段(切削手段)
81a 第一のスピンドル
81b 第二のスピンドル
81c 第三のスピンドル
81d 第四のスピンドル
82a 第一の切削ブレード
82b 第二の切削ブレード
82c 第三の切削ブレード
82d 第四の切削ブレード
S ストリート(分割予定ライン)
W 半導体ウェーハ(被加工物)

Claims (2)

  1. X軸方向に延設されたX軸案内レールと、該X軸案内レールに沿って移動可能に配設され被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルを該X軸案内レールに沿って切削送りする切削送り機構と、該X軸案内レールと直交する方向に延在して配設されたY軸案内レールと、該Y軸案内レールに沿って移動可能に配設され該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための切削手段と、を具備する切削装置において、
    該X軸案内レールを挟んで対向して立設された一対の支柱部と、該X軸案内レールを跨いで該一対の支柱部間に掛け渡されたガイドレール手段と、を有し、該一対の支柱部及び該ガイドレール手段により該チャックテーブルの移動を許容する開口を備えた門型の支持フレームが構成され、
    該Y軸案内レールは、該ガイドレール手段の一方の側面に延在して配設された第一のY軸案内レールと、該ガイドレール手段の他方の側面に延在して配設された第二のY軸案内レールとから構成され、
    該切削手段は、
    該第一のY軸案内レールに沿って移動可能に第一の切削ブレードを備えた第一の切削手段及び第二の切削ブレードを備えた第二の切削手段を備え、
    該第二のY軸案内レールに沿って移動可能に第三の切削ブレードを備えた第三の切削手段及び第四の切削ブレードを備えた第四の切削手段を備え、
    該第一の切削手段は、該第一のY軸案内レール上に移動可能に配設された第一の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第一の割り出し送り基台に配設された第一の切り込み送り基台と、該第一の切り込み送り基台に装着され第一の切削ブレードを備えた第一のスピンドルと、を備え、
    該第二の切削手段は、該第一のY軸案内レールに沿った方向に移動可能に配設された第二の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第二の割り出し送り基台に配設された第二の切り込み送り基台と、該第二の切り込み送り基台に装着された第二の切削ブレードを備えた第二のスピンドルと、を備え、
    該第一のスピンドル及び該第二のスピンドルは吊垂状態で該門型の支持フレームの該開口に該第一の切削ブレード及び該第二の切削ブレードが向かい合うように対向して配設されており、
    該第三の切削手段は、該第二のY軸案内レール上に移動可能に配設された第三の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第三の割り出し送り基台に配設された第三の切り込み送り基台と、該第三の切り込み送り基台に装着され第三の切削ブレードを備えた第三のスピンドルと、を備え、
    該第四の切削手段は、該第二のY軸案内レールに沿った方向に移動可能に配設された第四の割り出し送り基台と、該チャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に移動可能に該第四の割り出し送り基台に配設された第四の切り込み送り基台と、該第四の切り込み送り基台に装着された第四の切削ブレードを備えた第四のスピンドルと、を備え、
    該第三のスピンドル及び該第四のスピンドルは吊垂状態で該門型の支持フレームの該開口に該第三の切削ブレード及び該第四の切削ブレード向かい合うように対向して配設されており、
    該第一のスピンドル及び該第三のスピンドルと、該第二のスピンドル及び該第四のスピンドルは、それぞれ該支持フレームの該開口で相互に並列して移動可能であること、
    を特徴とする切削装置。
  2. 該X軸案内レールは並列して2以上配設され、それぞれの該X軸案内レール上に該切削送り機構及び該チャックテーブルが配設されていること、を特徴とする請求項1記載の切削装置。
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