JP6214434B2 - 柱状構造物の補強構造 - Google Patents

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Description

この発明は、柱状構造物を補強する柱状構造物の補強構造に関する。
従来の柱状構造物の補強構造は、既設のコンクリート製の電柱の外側に嵌め込まれる半円筒上の内側補強枠と、この内側補強枠の外側から電柱に嵌め込み電柱に締め付ける上下一対のバンド体とを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の柱状構造物の補強構造では、電柱の外側に嵌め込んだ鋼鉄製の内側補強枠にバンド体を掛け止めして両ねじボルト及びナットによって締め付けて、電柱に内側側補強枠を巻き付け内側補強枠によって電柱を補強している。
特開2011-184985号公報
従来の柱状構造物の補強構造では、地震などに対する補強の目的で高さ2〜3m程度の鋼板を巻き付けている。しかし、従来の柱状構造物の補強構造では、地震のような大きな振動を受けると、電柱に鋼板を巻き付けた箇所と電柱に鋼板を巻き付けていない箇所との間の境界付近に応力が集中して、電柱にひびなどの損傷が生じる問題点があった。
この発明の課題は、構造が簡単で取り付けが容易であり保守作業の必要がなく耐震性能を向上させることができる柱状構造物の補強構造を提供することである。
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図2〜図4及び図6に示すように、柱状構造物(9)を補強する柱状構造物の補強構造であって、前記柱状構造物の上下方向に所定の間隔をあけてこの柱状構造物の外周面に着脱自在に装着される上側及び下側装着部(15A,15B)と、前記柱状構造物の振動による変形を抑制するために、この柱状構造物の外周面との間に隙間(Δ)をあけて、前記上側装着部と前記下側装着部との間で張力を付与することによって、この柱状構造物に剛性を付与するワイヤ(14a)と、前記柱状構造物が振動によって変形したときに、この柱状構造物の長さ方向に沿って前記ワイヤを屈曲させる屈曲部(17A,17B)とを備え、前記屈曲部は、前記柱状構造物が変形していないときには、前記ワイヤと接触せずにこのワイヤとの間に隙間を形成し、前記柱状構造物が変形しているときには、前記ワイヤと接触することによってこのワイヤの線形を変化させてこのワイヤの張力を増加させることを特徴とする柱状構造物の補強構造(13)である。
請求項2の発明は、請求項に記載の柱状構造物の補強構造において、図2及び図3に示すように、前記ワイヤが付与する張力を調整する張力調整部(16)を備えることを特徴とする柱状構造物の補強構造である。
請求項3の発明は、請求項に記載の柱状構造物の補強構造において、前記張力調整部は、前記ワイヤの張力を調整するターンバックル(16a)を備えることを特徴とする柱状構造物の補強構造である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の柱状構造物の補強構造において、図2及び図3に示すように、前記ワイヤは、前記柱状構造物の基部から高さ(H)2〜4mまでの範囲でこの柱状構造物に剛性を付与することを特徴とする柱状構造物の補強構造である。
この発明によると、構造が簡単で取り付けが容易であり保守作業の必要がなく耐震性能を向上させることができる。
この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造を備える高架橋の断面図である。 この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造を模式的に示す全体図である。 この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造の全体図であり、(A)は正面図であり、(B)は側面図である。 この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造の剛性付与部及び屈曲部の機能を説明するための模式図であり、(A)は柱状構造物が振動していないときの模式図であり、(B)(C)は柱状構造物が振動しているときの模式図である。 この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造の装着部の全体図であり、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は平面図である。 この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造の屈曲部の全体図であり、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は平面図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳しく説明する。
図1に示す軌道1は、車両2が走行する通路(線路)である。軌道1は、例えば、道床とまくらぎとが一体化したスラブ軌道である。軌道1は、車両2の車輪2bを支持して案内する左右一対のレール1aと、これらのレール1aを支持する矩形平板状のプレキャストのコンクリート版からなる軌道スラブ(スラブ版)1bなどを備えている。図1に示す軌道1は、例えば、二本の本線で構成された複線であり、上り線1Aと下り線1Bとから構成されている。
車両2は、軌道1に沿って走行する移動体である。車両2は、電車、機関車、客車又は貨車などの鉄道車両であり、高架橋4上を走行している。図1に示す車両2は、例えば、高速で走行する新幹線(登録商標)又は在来線の鉄道車両である。車両2は、乗客又は貨物を積載し輸送するための構造物である車体2aと、この車体2aを搭載してレール1a上を転動する台車の車輪2bと、架線のトロリ線と摺動してこのトロリ線から電力を車両2に導くための集電装置(パンタグラフ)2cなどを備えている。
防音壁3は、音源から伝搬する音の強さを減衰させる固定構造物である。防音壁3は、音源(軌道1側)と受音点(沿線側)との間に設置されており、音源側の表面を吸音処理することより、この音源から伝搬する音の減衰効果を向上させている。図1に示す防音壁3は、音の減衰効果を増すように音源側が吸音処理されており、高架橋4の床版4a上に軌道1に対して垂直に敷設されている。
高架橋4は、軌道1を連続的に高架にするための固定構造物である。図1に示す高架橋4は、例えば、コンクリートが主要材料であり、鉄筋コンクリート構造(RC構造)を主体とするラーメン高架橋などのコンクリート橋(コンクリート高架橋)である。高架橋4は、軌道1の下部に空間を確保するととともに、軌道1を支持する路盤(基盤)としても機能する。高架橋4は、例えば、都市部などで路面交通などと立体化を図るために、鉄道の一定区間を橋梁構造にした構造物であり、都市鉄道又は新幹線などで多用されている。高架橋4は、床版(桁)4aと、橋脚(柱(ピア))4bと、フーチング4cなどを備えている。
床版4aは、高架橋4の床を形成する部分である。床版4aは、高架橋4上を通過する車両2を直接支持するための平面状の構造物であり、場所打ちコンクリートによって施工されて水平方向に配置されるPC桁などである。橋脚4bは、床版4aを支持する部分である。橋脚4bは、床版4aの長さ方向に所定の間隔をあけて場所打ちコンクリートによって施工されており、鉛直方向に配置される鉄筋コンクリート柱などである。フーチング4cは、橋脚4bから荷重を受ける部分である。フーチング4cは、場所打ちコンクリートによって施工された版状の構造物である。フーチング4cは、杭基礎5の杭頭部に連結されており橋脚4bからの荷重を杭基礎5に伝達する。
杭基礎5は、高架橋4を支持するための基礎部分である。杭基礎5は、高架橋4の基礎を支える地盤にフーチング4cからの荷重を伝達する。杭基礎5は、例えば、掘削機械によって掘削された所定の深さの穴の中に、鉄筋かごを挿入しコンクリートを打ち込んで構築された場所打ちコンクリート杭である。
電車線路支持物6は、車両2に電力を供給するために軌道1に沿って設けられた電車線路の構成物を支持する構造物である。電車線路支持物6は、線路上空に架設される架線(架空電車線)を支持点間の距離(径間)が所定の長さになるように、所定の間隔をあけてこの支持点で支持する。電車線路支持物6は、トロリ線支持装置7と、可動ブラケット8と、電柱9などを備えている。
トロリ線支持装置7は、車両2の集電装置2cのすり板と摺動してこの車両2に電力を供給する架線のトロリ線を支持する装置である。トロリ線支持装置7は、可動ブラケット8に着脱自在に支持されている。可動ブラケット8は、架線を長さ方向に移動自在に支持する部材である。可動ブラケット8は、温度変化による電車線の移動に対応可能なように、支持点を中心に水平回転が可能であり、架線の長さ方向(線路方向)への移動を許容し、上下方向の移動調整も僅かに可能である。可動ブラケット8は、電柱バンドによって電柱9に取り付けられている。
電柱9は、電車線路の構成物を支持する柱状構造物である。電柱9は、可動ブラケット8を支持しており電気車が走行する線路に沿って基礎部分が固定されている。図1及び図2に示す電柱9は、例えば、予め引張をかけた鉄筋とコンクリートとによって構成されたプレストレスコンクリート柱のような安価でメンテナンスが容易なコンクリート柱である。図1に示す電柱9は、断面が略円形状の電車線用の電化柱である。
図2に示す電柱基礎10は、電柱9を支持する構造物である。電柱基礎10は、電柱9を固定するために地中に設けられたコンクリート構造物である。電柱基礎10は、図2に示すように、電柱9の自重及び電車線などの重量、張力及び風圧などによる荷重を支えるために、高架橋4の床版4aに深さ1000mm程度の所定の深さで形成されている凹状の穴である。電柱基礎10は、この電柱基礎10の内周面と電柱9の外周面との間に幅が25mm又は50mm程度の間隙部を形成している。
図2に示す振動抑制部11は、電柱9と電柱基礎10との間でこの電柱9の振動を抑制する部分である。振動抑制部11は、地震発生時に電柱9が大きく振動したときに、この電柱9に復元力を作用させてこの電柱9の振動を抑制する。振動抑制部11は、電柱基礎10の内周部と電柱9の外周部との間に充填される砂などである。
図2に示す固定部材12は、電柱9を電柱基礎10に固定する部材である。固定部材12は、例えば、電柱9の自重及び電車線などの重量、張力及び風圧などによる荷重を支えるために、電柱9の外周面にこの電柱9と一体に円環状に形成されたモルタルヒューズなどである。固定部材12は、復元力作用部11aの上面を被覆するように、電柱基礎10の上面に厚さ20〜30mm程度の範囲で打設されたモルタル層である。
図2〜図4に示す補強構造13は、電柱9を補強する構造である。補強構造13は、電柱9の外側に剛性付与材料を配置することによって、この電柱9の曲げに対する剛性を高くしてこの電柱9を補強する電柱補強機能を有する装置である。補強構造13は、地震などの振動に対して電柱9の剛性を向上させることによって、この電柱9の応力集中を抑制するとともにこの電柱9の変形を抑制し、この電柱9の損傷を防止する。補強構造13は、図2〜図4及び図5に示す剛性付与部14と、図2〜図5に示す装着部15A,15Bと、図2及び図3に示す張力調整部16と、図3、図4及び図6に示す屈曲部17A,17Bなどを備えている。補強構造13は、剛性付与部14が発生する所定の大きさの張力を電柱9に圧縮力として常時作用させている。補強構造13は、図4(B)(C)に示すように、電柱9が振動したときに電柱9の凸側に位置する剛性付与部14が引っ張られるため、剛性付与部14の張力が増加して圧縮力となって電柱9に作用し、電柱9の凸側に発生する引張力をこの張力によって減少させる。一方、補強構造13は、図4(B)(C)に示すように、電柱9が振動したときに電柱9の凹側に位置する剛性付与部14が撓むため、この剛性付与部14の張力が減少して圧縮力となって電柱9に作用せず、電柱9の凹側に発生する圧縮力をこの張力によって増大させることがない。
図2〜図4及び図5に示す剛性付与部14は、電柱9の振動による変形を抑制するために、この電柱9の外周面との間に隙間Δをあけてこの電柱9に剛性を付与する部分である。剛性付与部14は、図4(B)(C)に示すように、振動する電柱9の凸側に位置するときには張力が増加し、振動する電柱9の凹側に位置するときには撓んで張力が減少する。剛性付与部14は、図2及び図3に示すように、下端部が張力調整部16を通じて装着部15Aに装着され、上端部が装着部15Bに装着されており、装着部15Aと装着部15Bとの間に張力を付与することによって電柱9に剛性を付与している。剛性付与部14は、この剛性付与部14の張力を電柱9に圧縮力として常時作用させている。剛性付与部14は、図4(B)(C)に示すように、電柱9が振動によって凸状に変形したときにはこの電柱9の変形に追従して引っ張られ、電柱9が振動によって凹状に変形したときにはこの電柱9の変形に追従して撓む可撓性部材である。剛性付与部14は、振動による電柱9の凸状及び凹状の変形に追従して伸縮することによって、電柱9に減衰作用を付与し電柱9の損傷を防止する。剛性付与部14は、図3及び図6に示すように、電柱9の周方向に沿って所定の間隔をあけて、この電柱9の外周面を囲むように複数本(例えば10本程度)配置されている。剛性付与部14は、図2及び図3に示す電柱9の基部(固定部材12の上面)から高さH=2〜4mまでの範囲でこの電柱9に剛性を付与している。剛性付与部14は、図2〜図4及び図6に示すように、電柱9の外周面と接触しないように、この電柱9の外周面との間に所定の隙間Δ(=80〜100mm程度)をあけて配置されている。剛性付与部14は、図2〜図4及び図6に示すワイヤ14aと、図3に示すクランプ14bなどを備えている。
図2〜図4及び図6に示すワイヤ14aは、装着部15Aと装着部15Bとの間で張力を付与する部材である。ワイヤ14aは、例えば、電気車の集電装置が摺動するトロリを吊り下げて水平に保持するために使用されるちょう架線を構成する電車線材料であり、断面積が135mm2(St135mm2)の機械構造用炭素鋼(S15C)の線材(線条)を複数本束ねた線条束である。ワイヤ14aは、2〜4m程度の所定の長さに予め切断されている。クランプ14bは、ワイヤ14aの両端部を束ねる部材である。クランプ14bは、例えば、金属製の圧着スリーブであり、ワイヤ14aの端末を処理するために圧着工具などによって、このワイヤ14aの両端部に圧着され固定されている。クランプ14bは、図3(A)に示すように、先端部が略U字状に形成されており、この先端部を貫通する貫通孔を備えている。
図2〜図5に示す装着部15A,13Bは、電柱9の上下方向に所定の間隔をあけてこの電柱9の外周部に着脱自在に装着される部分である。装着部15Aは、図2に示すように、電柱9の基部(固定部材12の上面)に可能な限り近づけて、この電柱9の外周面に着脱自在に装着される下側装着部である。装着部15Bは、装着部15Aから所定の距離(高さH)だけ上方に離して、電柱9の外周面に着脱自在に装着される上側装着部である。装着部15A,15Bは、例えば、一般構造用圧延鋼材(SS400)などの鋼材によって形成されており、2〜4m程度の間隔をあけて配置されている。装着部15A,15Bは、電柱9の外周面に締結されて装着される電柱バンドとして機能する。装着部15A,15Bは、図2、図3及び図5に示す密着部15aと、図3及び図5に示す接合部15bと、締結部15cと、連結部15dと、図3に示す締結部15eと、図3及び図5に示す支持部15fなどを備えている。装着部15A,15Bは、いずれも同一構造であり、以下では一方の装着部15Bを中心に説明し、他方の装着部15Aについては詳細な説明を省略する。
図2、図3及び図5に示す密着部15aは、電柱9の外周面と密着する部分である。密着部15aは、図5(C)に示すように、電柱9の外周面と密着するように、この電柱9の外周面に沿った形状になるように鋼材を機械加工して半円状に形成されている。図3及び図5に示す接合部15bは、一対の密着部15a同志を接合する部分である。接合部15bは、図5(C)に示すように、密着部15aの円周方向の両端部を折り曲げて平坦面に形成されており、高さ方向に所定の間隔をあけて複数の貫通孔を備えている。
図3及び図5に示す締結部15cは、一方の密着部15a側の接合部15bと他方の密着部15a側の接合部15bとを締結する部分である。締結部15cは、接合部15bの貫通孔に挿入されるボルトと、このボルトに装着されるナットなどを備えている。図3に示す連結部15dは、剛性付与部14を密着部15aに連結するとともに、張力調整部16を密着部15aに連結する部分である。連結部15dは、図5に示すように、密着部15aの外周面から突出した板状部材であり、密着部15aの円周方向に所定の間隔をあけて密着部15aに溶接などによって固定されている。連結部15dは、この連結部15dを貫通する貫通孔を備えている。
図3に示す締結部15eは、剛性付与部14と連結部15dとを締結するとともに、張力調整部16と連結部15dとを締結する部分である。締結部15eは、剛性付与部14のクランプ14b及び張力調整部16のクレビス16bの貫通孔と連結部15dの貫通孔とに挿入されるボルトと、このボルトに装着されるナットなどを備えている。図3及び図5に示す支持部15fは、連結部15dを支持する部分である。支持部15fは、図5に示すように、密着部15aの外周面から突出したフランジ状の板状部材であり、この支持部15fの下面が連結部15dの上端部に溶接などによって固定されており、この支持部15fの内周部が密着部15aの外周面に溶接などによって固定されている。
図2及び図3に示す張力調整部16は、剛性付与部14が付与する張力を調整する部分である。張力調整部16は、装着部15Aと装着部15Bとの間で張力を調整するように、下端部が装着部15Aに装着されており、上端部が剛性付与部14に装着されている。張力調整部16は、図3に示すように、剛性付与部14と同様に電柱9の周方向に沿って所定の間隔をあけて、この電柱9の外周面を囲むように複数本(例えば10本程度)配置されている。張力調整部16は、電柱9の外周面と接触しないようにこの電柱9の外周面との間に所定の隙間をあけて配置されている。張力調整部16は、図2及び図3に示すターンバックル16aと、図3に示すクレビス16b,16cと、締結部16dなどを備えている。
図2及び図3に示すターンバックル16aは、ワイヤ14aの張力を調整する部材である。ターンバックル16aは、両端部に互いに逆向きの雌ねじ部を有する胴部と、胴部のそれぞれの雌ねじ部と噛み合う互いに逆向きの一対の雄ねじ部とを備えている。ターンバックル16aは、胴部を一方向に回転させることによって、両端部の雌ねじ部と噛み合う一対の雄ねじ部を締め付けて雄ねじ部同志を互いに接近させ、ワイヤ14aの張力が増加するようにこのワイヤ14aの張力を適度に調整する。一方、ターンバックル16aは、胴部を逆方向に回転させることによって、両端部の雌ねじ部と噛み合う一対の雄ねじ部を緩めて雄ねじ部同志を互いに離間させ、ワイヤ14aの張力が減少するようにこのワイヤ14aの張力を調整する。
図3に示すクレビス16bは、ターンバックル16aの一方の雄ねじ部を剛性付与部14に連結する部材であり、クレビス16cはターンバックル16aの他方の雄ねじ部を装着部15Aに連結する部材である。クレビス16b,16cは、ターンバックル16aの雄ねじ部の端部にこの雄ねじ部と一体に形成されている。クレビス16bは、先端部が板状に形成されており、剛性付与部14のクランプ14bに連結される。クレビス16cは、先端部が略U字状に形成されており、装着部15Aの連結部15dに連結される。クレビス16b,16cは、いずれも先端部を貫通する貫通孔を備えている。締結部16dは、剛性付与部14と張力調整部16とを締結するとともに、張力調整部16と装着部15Aとを締結する部分である。締結部16dは、剛性付与部14のクランプ14b及び装着部15Aの連結部15dの貫通孔と張力調整部16のクレビス16b,16cの貫通孔とに挿入されるボルトと、このボルトに装着されるナットなどを備えている。
図3、図4及び図6に示す屈曲部17A,17Bは、電柱9が振動によって変形したときに、この電柱9の長さ方向に沿ってワイヤ14aを屈曲させる部分である。屈曲部17A,17Bは、図3及び図4に示すように、装着部15Aと装着部15Bとの間の電柱9の外周面に着脱自在に装着されており、屈曲部17Aは装着部15A寄りに装着される下側屈曲部であり、屈曲部17Bは装着部15B寄りに装着される上側屈曲部である。屈曲部17A,17Bは、装着部15A,15Bと同様に、電柱9の外周面に締結されて装着される電柱バンドとして機能する。屈曲部17A,17Bは、例えば、一般構造用圧延鋼材(SS400)などの鋼材によって形成されている。屈曲部17A,17Bは、電柱9の長さ方向に所定の間隔をあけて配置されており、振動によって電柱9が変形したときに、この電柱9とワイヤ14aとの間に所定の隙間(例えば80mm程度)を形成するスペーサとして機能する。
屈曲部17A,17Bは、図2及び図4(A)に示すように、電柱9が振動しておらず変形していないときには、ワイヤ14aと接触せずこのワイヤ14aとの間に隙間を形成している。一方、屈曲部17A,17Bは、図4(B)(C)に示すように、電柱9が振動して変形しているときには、ワイヤ14aと接触してこのワイヤ14aとの間の隙間を狭くする。屈曲部17A,17Bは、図4(B)(C)に示すように、凸状に変形した電柱9の付近のワイヤ14aと接触することによって、図中二点鎖線で示す直線状から図中実線で示す屈曲状にワイヤ14aの線形を変化させてワイヤ14aの張力を増加させる。屈曲部17A,17Bは、電柱9の振動による変形に応じて、図中実線で示す屈曲状に装着部15Aと装着部15Bとの間でワイヤ14aを架設することによって、ワイヤ14aに張力を付与しこの張力が低下するのを防止する。屈曲部17A,17Bは、図3及び図6に示す密着部17aと、接合部17bと、締結部17cと、図3、図4及び図6に示す接触部17dと、図6に示す支持部17eなどを備えている。屈曲部17A,17Bは、いずれも同一構造であり、以下では一方の屈曲部17Bを中心に説明し、他方の屈曲部17Aについては詳細な説明を省略する。
図3及び図6に示す密着部17aは、電柱9の外周面と密着する部分である。密着部17aは、図6(C)に示すように、電柱9の外周面と密着するように、この電柱9の外周面に沿った形状に鋼材を機械加工して半円状に形成されている。図6に示す接合部17bは、一対の密着部17a同志を接合する部分である。接合部17bは、図6(C)に示すように、密着部17aの円周方向の両端部を折り曲げて平坦面に形成されており貫通孔を備えている。
図3及び図6に示す締結部17cは、一方の密着部17a側の接合部17bと他方の密着部17a側の接合部17bとを締結する部分である。締結部17cは、接合部17bの貫通孔に挿入されるボルトと、このボルトに装着されるナットなどを備えている。図3、図4及び図6に示す接触部17dは、ワイヤ14aと接触する部分である。接触部17dは、図6(C)に示すように、密着部17aの外周面に沿った形状に丸棒を機械加工して湾曲して形成されており、この密着部17aの外周面と所定の間隔をあけて配置されている。図6に示す支持部17eは、接触部17dを支持する部分である。支持部17eは、図6に示すように、密着部17aの外周面から突出した板状部材であり、この支持部17eの一方の端部が接触部17dの外周面に溶接などによって固定されており、この支持部17eの他方の端部が密着部17aの外周面に溶接などによって固定されている。
次に、この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造の施工方法を説明する。
新設時には高架橋4の構築時に予め施工されている電柱基礎10に電柱9を建て込み、電柱9の外周面と電柱基礎10の外周面との間の間隙部に砂を充填し振動抑制部11を形成する。次に、図2に示す振動抑制部11の上面を覆うように、電柱基礎10の上面にモルタルを打設して電柱9とモルタルとを一体化し、固定部材12によって電柱基礎10に電柱9を固定する。次に、固定部材12の上面に可能な限り近い位置の電柱9の外周面に装着部15Aを作業者が装着するとともに、この装着部15Aから2〜4m程度の間隔をあけて電柱9の外周面に装着部15Bを作業者が装着する。
図3に示すように、装着部15A,15Bの一対の密着部15aを電柱9の外周面に密着させた状態で、接合部15b同志を締結部15cによって作業者が締結し装着部15A,15Bを電柱9の外周面に固定する。次に、剛性付与部14のクランプ14bと張力調整部16のクレビス16bとを締結部16dによって作業者が締結する。この状態で、張力調整部16のクレビス16cと装着部15Aの連結部15dとを締結部15eによって作業者が締結するとともに、剛性付与部14のクランプ14bと装着部15Bの連結部15dとを締結部15eによって作業者が締結する。その結果、装着部15Aと装着部15Bとの間に剛性付与部14及び張力調整部16が取り付けられて補強構造13が組み立てられる。同様に、屈曲部17A,17Bの一対の密着部17aを電柱9の外周面に密着させた状態で、接合部17b同志を締結部17cによって作業者が締結し屈曲部17A,17Bを電柱9の外周面に固定する。
次に、張力調整部16のターンバックル16aを作業者が回転させて、クレビス16bとクレビス16cとの間の間隔を調整して、剛性付与部14のワイヤ14aに張力を付与し、装着部15Aと装着部15Bとの間に作用する張力が所定の大きさに設定される。改修時には既設の固定部材12の上面に可能な限り近い位置の電柱9の外周面に装着部15Aを作業者が装着するとともに、この装着部15Aから間隔をあけて電柱9の外周面に装着部15Bを作業者が装着して、新設時と同様の手順によって補強構造13が組み立てられる。
次に、この発明の実施形態に係る柱状構造物の補強構造の作用を説明する。
地上に電柱9を設置した場合には、地震の周期と電柱9の周期とが離れているため、電柱9が共振して大きく振動することが少ない。一方、図1に示すように、高架橋4上に電柱9を設置したときには、高架橋4の固有振動数と電柱9の固有振動数とが比較的近いと、地震によって高架橋4が振動すると電柱9が共振して大きく振動することがある。
図4(B)(C)に示すように、電柱9が振動によって凸状に変形したときには、この凸状に変形した箇所付近の剛性付与部14のワイヤ14aと屈曲部17A,17Bの接触部17dとが接触する。例えば、図4に示す屈曲部17A,17Bが存在しない場合には、電柱9の凸状に変形した箇所付近の剛性付与部14のワイヤ14aが直線状になるため、ワイヤ14aの張力の増加が僅かである。一方、図4に示す屈曲部17A,17Bが存在する場合には、電柱9の凸状に変形した箇所付近の剛性付与部14のワイヤ14aが図中実線で示す屈曲状になるため、ワイヤ14aが引っ張られてワイヤ14aの張力が増加する。その結果、電柱9の凸状に変形した箇所付近の剛性付与部14のワイヤ14aの張力が圧縮力となって電柱9に作用してワイヤ14aが電柱9の変形を抑制する。
一方、図4(B)(C)に示すように、電柱9が振動によって凹状に変形したときには、この凹状に変形した箇所付近の剛性付与部14のワイヤ14aが撓み屈曲部17A,17Bの接触部17dと接触しない。このため、剛性付与部14のワイヤ14aの張力が圧縮力となって電柱9に作用することがなく、電柱9の変形が大きくなることがない。電柱9が振動すると電柱9が凸状及び凹状に変形するが、電柱9の変形に追従して剛性付与部14のワイヤ14aが伸縮して、ワイヤ14aが電柱9を減衰させて電柱9が損傷するのを防止する。
この発明の実施形態に係る柱状構造物の振動抑制構造には、以下に記載するような効果がある。
(1) この実施形態では、電柱9の振動による変形を抑制するために、この電柱9の外周面との間に隙間Δをあけてこの電柱9に剛性付与部14が張力を付与する。このため、例えば、地震などによって電柱9が振動したときに剛性付与部14が電柱9の変形を抑制し電柱9の損傷を防止することができる。また、電柱9が高架橋4上に設置されている場合には、剛性付与部14によって電柱9の固有振動数を高架橋4の固有振動数と離すことができ、電柱9の共振を防ぐことができる。
(2) この実施形態では、装着部15A,15Bが電柱9の上下方向に所定の間隔をあけてこの電柱9の外周部に着脱自在に装着されており、この装着部15Aとこの装着部15Bとの間で剛性付与部14が張力を付与する。このため、簡素な補強構造13によって剛性付与部14を既存の電柱9に容易に取り付けることができるとともに、保守作業の必要がなくなって電柱9の耐震性能を向上させることができる。
(3) この実施形態では、装着部15Aと装着部15Bとの間で張力を付与するワイヤ14aを剛性付与部14が備えている。例えば、従来の補強構造のような電柱に鋼板を巻き付けた構造では、地震の振動によって鋼板に圧縮力が作用するとこの鋼板が座屈するおそれがある。この実施形態では、可撓性を有するワイヤ14aを使用するため、電柱9が凹状に変形する箇所付近に配置されているワイヤ14aが容易に撓み座屈することがなく、剛性付与部14が破損するのを防ぐことができる。また、装着部15Aと装着部15Bとの間に鉄筋に相当するワイヤ14aを接続することによって、電柱9の剛性を簡単に向上させることができ、地震などの振動を抑制することができる。その結果、従来の電柱バンドの取り付け箇所付近の応力集中を抑制して、電柱9の損傷を防止することができる。さらに、電柱9の振動に応じてワイヤ14aが伸縮するため電柱9に減衰作用を付与することができ、電柱9の損傷を防止することができる。
(4) この実施形態では、剛性付与部14が付与する張力を張力調整部16が調整する。このため、剛性付与部14が電柱9に付与する張力を張力調整部16によって簡単に調整し、剛性付与部14が付与する張力を適度な大きさに設定することができる。
(5) この実施形態では、装着部15Aと装着部15Bとの間で張力を付与するワイヤ14aを剛性付与部14が備えており、このワイヤ14aの張力を調整するターンバックル16aを張力調整部16が備えている。このため、安価で簡単な構造のターンバックル16aによってワイヤ14aの張力を簡単に調整することができる。
(6) この実施形態では、電柱9が振動によって変形したときに、この電柱9の長さ方向に沿ってワイヤ14aを屈曲部17A,17Bが屈曲させる。このため、電柱9の変形に応じてワイヤ14aが引っ張られるように、このワイヤ14aの線形を変化させることができる。その結果、電柱9の変形に応じてワイヤ14aの張力を増加させて、この張力を圧縮力として電柱9に作用させ電柱9の変形を抑えることができる。
(7) この実施形態では、電柱9の基部から高さH=2〜4mの範囲でこの電柱9に剛性付与部14が剛性を付与する。このため、地震発生時に電柱9が最も損傷を受け易い箇所を重点的に補強することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、高架橋4上を鉄道車両が走行する場合を例に挙げて説明したが、自動車などの他の車両が走行する高架橋についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、高架橋4がコンクリート高架橋である場合を例に挙げて説明したが、鋼材を主材料とする鉄桁橋などの鋼橋や、鋼桁と鉄筋コンクリート床版とを結合した合成桁橋などの高架橋についても、この発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、柱状構造物として電柱9に剛性を付与する場合を例に挙げて説明したが、電柱9以外の柱体に剛性を付与する場合についてもこの発明を適用することができる。
(2) この実施形態では、電柱9が電車線用である場合を例に挙げて説明したが、配電線用又は通信線用の電柱についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、可動ブラケット8を支持する電柱9を例に挙げて説明したが、き電線、保護線、配電線又は通信線などを支持する電柱や、これらの電線をちょう架するために張り出した腕金を支持する電柱などについてもこの発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、高架橋4上の電柱基礎10に設置されている電柱9を例に挙げて説明したが、地上に埋設された電柱基礎枠などの電柱基礎に設置されている電柱9についてもこの発明を適用することができる。
1 軌道
2 車両
3 防音壁
4 高架橋
5 杭基礎
6 電車線路支持物
7 トロリ線支持装置
8 可動ブラケット
9 電柱(柱状構造物)
10 電柱基礎(基礎)
11 振動抑制部
12 固定部材
13 補強構造
14 剛性付与部
14a ワイヤ
14b クランプ
15A 装着部(下側装着部)
15B 装着部(上側装着部)
16 張力調整部
16a ターンバックル
16b,16c クレビス
16d 締結部
17A 屈曲部(下側屈曲部)
17B 屈曲部(上側屈曲部)
H 高さ
Δ 隙間

Claims (4)

  1. 柱状構造物を補強する柱状構造物の補強構造であって、
    前記柱状構造物の上下方向に所定の間隔をあけてこの柱状構造物の外周面に着脱自在に装着される上側及び下側装着部と、
    前記柱状構造物の振動による変形を抑制するために、この柱状構造物の外周面との間に隙間をあけて、前記上側装着部と前記下側装着部との間で張力を付与することによって、この柱状構造物に剛性を付与するワイヤと、
    前記柱状構造物が振動によって変形したときに、この柱状構造物の長さ方向に沿って前記ワイヤを屈曲させる屈曲部とを備え、
    前記屈曲部は、
    前記柱状構造物が変形していないときには、前記ワイヤと接触せずにこのワイヤとの間に隙間を形成し、
    前記柱状構造物が変形しているときには、前記ワイヤと接触することによってこのワイヤの線形を変化させてこのワイヤの張力を増加させること、
    を特徴とする柱状構造物の補強構造。
  2. 請求項に記載の柱状構造物の補強構造において、
    前記ワイヤが付与する張力を調整する張力調整部を備えること、
    を特徴とする柱状構造物の補強構造。
  3. 請求項に記載の柱状構造物の補強構造において、
    前記張力調整部は、前記ワイヤの張力を調整するターンバックルを備えること、
    を特徴とする柱状構造物の補強構造。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の柱状構造物の補強構造において、
    前記ワイヤは、前記柱状構造物の基部から高さ2〜4mまでの範囲でこの柱状構造物に剛性を付与すること、
    を特徴とする柱状構造物の補強構造。
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