JP6212244B2 - 血圧関連情報表示装置 - Google Patents

血圧関連情報表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6212244B2
JP6212244B2 JP2012060276A JP2012060276A JP6212244B2 JP 6212244 B2 JP6212244 B2 JP 6212244B2 JP 2012060276 A JP2012060276 A JP 2012060276A JP 2012060276 A JP2012060276 A JP 2012060276A JP 6212244 B2 JP6212244 B2 JP 6212244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
evaluation item
pressure evaluation
display
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012060276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013192608A (ja
JP2013192608A5 (ja
Inventor
知愛 山本
知愛 山本
圭佑 山田
圭佑 山田
真由美 齋藤
真由美 齋藤
直樹 土屋
直樹 土屋
光巨 桑原
光巨 桑原
誠二 河野
誠二 河野
修 白崎
修 白崎
小川 浩司
浩司 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Corp
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Corp
Priority to JP2012060276A priority Critical patent/JP6212244B2/ja
Priority to US14/385,287 priority patent/US20150038857A1/en
Priority to PCT/JP2012/083508 priority patent/WO2013136625A1/ja
Priority to DE112012006038.5T priority patent/DE112012006038T5/de
Priority to CN201280070362.7A priority patent/CN104135916B/zh
Publication of JP2013192608A publication Critical patent/JP2013192608A/ja
Publication of JP2013192608A5 publication Critical patent/JP2013192608A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6212244B2 publication Critical patent/JP6212244B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7271Specific aspects of physiological measurement analysis
    • A61B5/7275Determining trends in physiological measurement data; Predicting development of a medical condition based on physiological measurements, e.g. determining a risk factor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/74Details of notification to user or communication with user or patient ; user input means
    • A61B5/742Details of notification to user or communication with user or patient ; user input means using visual displays
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H15/00ICT specially adapted for medical reports, e.g. generation or transmission thereof
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H50/00ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics
    • G16H50/20ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics for computer-aided diagnosis, e.g. based on medical expert systems

Description

この発明は、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する血圧関連情報表示装置に関する。
また、この発明は、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
従来、被験者の血圧に関連する情報を表示する装置としては、特許文献1(特開2003−288417号公報)に開示されているように、生体情報を入力する入力手段と、上記生体情報に基づく健康管理の目標値を設定する設定手段と、上記生体情報を履歴データとして記録するメモリ手段とを備え、継続的に健康管理の評価をする健康管理装置が知られている。
また、生体情報を、通信や手入力によってパーソナルコンピュータに取り込み、被験者の健康管理をサポートするデータ記録プログラムも知られている。
また、特許文献2(特開2003−216736号公報)に開示されているように、健康診断検査結果を入力すると、所見を付け加えるべき検査項目が、予め入力されていた所見基準に基づいて特定されるとともにディスプレイ上に表示される健康指導支援システムが知られている。
これらの方式(上記装置や上記プログラム等)によれば、血圧値等の生体情報に基づいて、被験者に対する健康指導が支援される。
特開2003−288417号公報 特開2003−216736号公報
しかしながら、上記従来の方式では、或る期間にわたって測定された生体情報について、その測定頻度や測定値の平均値等を算出できるだけある。このため、より詳しい生体情報の評価が困難で、被験者に対して十分な健康指導を行うことができず、被験者の診察満足度があまり高くないという問題がある。また、生体情報の各種の評価項目について詳しく評価結果を取得できたとしても、様々な被験者について全ての評価結果を医師が把握するのは困難である。このため、医師は、被験者に対して健康指導をする際、限られた診療時間内で被験者に伝えるべき評価項目を容易かつ迅速に選択できず、被験者と有効なコミュニケーションを取れないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する血圧関連情報表示装置であって、医師が各種の血圧評価項目の中から被験者に伝えるべき血圧評価項目を容易かつ迅速に選択できて、被験者と有効なコミュニケーションを取ることができるとともに、被験者の診察満足度を上げることができるものを提供することにある。
また、この発明の課題は、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、医師が各種の血圧評価項目の中から被験者に伝えるべき血圧評価項目を容易かつ迅速に選択できて、被験者と有効なコミュニケーションを取ることができるとともに、被験者の診察満足度を上げることができるものを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の血圧関連情報表示装置は、
被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する血圧関連情報表示装置であって、
上記被験者の血圧データを取得する血圧データ取得部と、
上記被験者の血圧の状態を評価するための予め定められた、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む複数の血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定された上記血圧データに統計処理を施して上記血圧データの経時的な変化を評価することにより、上記血圧評価項目毎に良否を示す血圧評価結果を演算する評価結果演算部と、
上記表示画面上に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄と、演算された上記血圧評価結果を、上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目毎に対応して並べて示す良否表示欄とを組み合わせて、表形式で表示する制御を行う表示制御部と
を備え
上記評価結果演算部は、上記血圧データの経時的な変化についての血圧評価項目について、今回の期間における血圧データの上記統計処理による代表値が、過去の期間における血圧データの上記統計処理による代表値に対して減っているか増えているかに基づいて、上記良否を判定することを特徴とする。
本明細書で、「血圧データ」とは、最高血圧である収縮期血圧(SBP(Systolic Blood Pressure))、最低血圧である拡張期血圧(DBP(Diastolic Blood Pressure))および脈拍数などを広く指す。
また、「血圧評価結果」とは、上記血圧データについての評価結果を表す。
「今回の期間」とは、例えば、前回の診察から今回の診察までの期間のように、評価の対象となる最近の期間を指す。
「過去の期間」とは、例えば、前々回の診察から前回の診察までの期間、または、今回の診察から遡って3回目の診察から前々回の診察までの期間のように、今回の期間よりも前の期間を指す。
「統計処理による代表値」とは、例えば平均値を指す。
この発明の血圧関連情報表示装置では、まず、血圧データ取得部は、被験者(典型的には、患者を指す。以下同様。)の血圧データを取得する。評価結果演算部は、上記被験者の血圧の状態を評価するための予め定められた、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む複数の血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定された上記血圧データに統計処理を施して上記血圧データの経時的な変化を評価することにより、上記血圧評価項目毎に良否を示す血圧評価結果を演算する。特に、この評価結果演算部は、上記血圧データの経時的な変化についての血圧評価項目について、今回の期間における血圧データの上記統計処理による代表値が、過去の期間における血圧データの上記統計処理による代表値に対して減っているか増えているかに基づいて、上記良否を判定する。表示制御部は、上記表示画面上に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄と、演算された上記血圧評価結果を、表示された上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目毎に対応して並べて示す良否表示欄とを組み合わせて、表形式で表示する制御を行う。
このように動作する場合、この血圧関連情報表示装置によれば、例えば医師は、上記表示画面上で、上記血圧評価項目リスト表示欄と上記良否表示欄とを組み合わせた表によって、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む上記血圧評価項目毎に対応して並べて表示された上記血圧評価結果を一覧できる。したがって、上記医師は、上記良否表示欄で上記血圧評価項目毎の上記血圧評価結果の良否を参照して、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目の中から、被験者と有効にコミュニケーションを取れる評価項目を短時間で選択できる。この結果、被験者の診察満足度を上げるとともに、診察時間を短縮できる。
一実施形態の血圧関連情報表示装置では、上記血圧評価結果は、互いに色または形状で識別可能なマークで表示されることを特徴とする。
この一実施形態の血圧関連情報表示装置では、上記血圧評価結果は、互いに色または形状で識別可能なマークで表示される。したがって、医師は、上記表示画面上で上記血圧評価項目リスト表示欄を参照して、上記血圧評価項目の中から被験者と有効にコミュニケーションを取れる評価項目をより短時間で確実に選択できる。
一実施形態の血圧関連情報表示装置では、
上記良否についてのコメントを記憶するコメント記憶部と、
上記血圧評価項目リスト表示欄から上記良否表示欄によって良否が示された上記血圧評価項目を選択する項目選択部と、
選択された上記血圧評価項目について、上記コメント記憶部を参照して上記良否についてのコメントを上記表示画面上に表示する制御を行うコメント表示制御部と
を備えることを特徴とする。
この一実施形態の血圧関連情報表示装置では、上記表示画面上に、選択された上記血圧評価項目について、上記良否についてのコメントを表示する。このため、医師は、上記表示画面上で、上記良否が示された上記血圧評価項目について、上記良否に加えて、上記良否についてのコメントも参照できる。したがって、上記医師は、被験者と有効にコミュニケーションを取れて、被験者の診察満足度をより上げるとともに、診察時間をより短縮できる。
一実施形態の血圧関連情報表示装置では、上記コメント記憶部は、上記コメントを上記良否の内容に応じて記憶することを特徴とする。
この一実施形態の血圧関連情報表示装置では、上記コメントが上記良否の内容に応じて記憶されているので、医師は、上記表示画面上で、上記良否の内容に応じたコメントを参照できる。したがって、上記医師は、被験者と有効にコミュニケーションを取れて、被験者の診察満足度をより上げるとともに、診察時間をより短縮できる。
この発明のプログラムは、
被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
上記方法は、
上記被測定者の血圧データを取得する第1ステップと、
上記被測定者の血圧の状態を評価するための予め定められた、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む複数の血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定され、上記第1ステップによって取得された上記血圧データに統計処理を施して上記血圧データの経時的な変化を評価することにより、上記血圧評価項目毎に良否を示す血圧評価結果を演算する第2ステップと、
上記表示画面上に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄と、演算された上記血圧評価結果を、表示された上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目毎に対応して並べて示す良否表示欄とを組み合わせて、表形式で表示する第3ステップと
を有し、
上記第2ステップでは、上記血圧データの経時的な変化についての血圧評価項目について、今回の期間における血圧データの上記統計処理による代表値が、過去の期間における血圧データの上記統計処理による代表値に対して減っているか増えているかに基づいて、上記良否を判定することを特徴とする。
この発明のプログラムによれば、次のように、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法をコンピュータに実行させることができる。
すなわち、第1ステップでは、被験者の血圧データを取得する。
第2ステップでは、上記被験者の血圧の状態を評価するための予め定められた、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む複数の血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定され、上記第1ステップによって取得された上記血圧データに統計処理を施して上記血圧データの経時的な変化を評価することにより、上記血圧評価項目毎に良否を示す血圧評価結果を演算する。特に、この第2ステップでは、上記血圧データの経時的な変化についての血圧評価項目について、今回の期間における血圧データの上記統計処理による代表値が、過去の期間における血圧データの上記統計処理による代表値に対して減っているか増えているかに基づいて、上記良否を判定する。
第3ステップでは、上記表示画面上に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄と、演算された上記血圧評価結果を、表示された上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目毎に対応して並べて示す良否表示欄とを組み合わせて、表形式で表示する。
このような方法をコンピュータに実行させる場合、例えば医師は、上記表示画面上で、上記血圧評価項目リスト表示欄と上記良否表示欄とを組み合わせた表によって、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む上記血圧評価項目毎に対応して並べて表示された上記血圧評価結果を一覧できる。したがって、上記医師は、上記良否表示欄で上記血圧評価項目毎の上記血圧評価結果の良否を参照して、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目の中から、被験者と有効にコミュニケーションを取れる血圧評価項目を短時間で選択できる。この結果、被験者の診察満足度を上げるとともに、診察時間を短縮できる。
以上より明らかなように、この発明の血圧関連情報表示装置およびプログラムによれば、医師が各種の血圧評価項目の中から被験者に伝えるべき血圧評価項目を容易かつ迅速に選択できて、被験者と有効なコミュニケーションを取ることができるとともに、被験者の診察満足度を上げることができる。
この発明の血圧関連情報表示装置をネットワーク上のシステムとして構成した一実施形態を示すブロック図である。 上記システムに含まれた病院端末の構成を示すブロック図である。 上記システムに含まれたサーバの構成を示すブロック図である。 上記システムに含まれた血圧計の構成を示すブロック図である。 上記サーバの概略的な動作フローを示す図である。 初回の診察における代表値からの今回の診察における代表値の変化値を説明する図である。 朝に測定された血圧の代表値についての判定値と判定区分の対応を説明する図である。 晩に測定された血圧の代表値についての判定値と判定区分の対応を説明する図である。 上記判定区分とコメントおよび良否との対応を示す図である。 上記病院端末の概略的な動作フローを示す図である。 上記病院端末の表示画面上に、今回の診察日から遡って60日間にわたって朝および晩に測定された最高血圧値および最低血圧値の推移が画像として表示された例を示す図である。 上記病院端末の表示画面上に、血圧評価項目リスト表示欄が画像として表示された例を示す図である。 上記病院端末の表示画面上に、初回からの血圧レベルの変化についてのグラフおよびコメントが画像として表示された例を示す図である。 上記病院端末に上記サーバの機能を組み込んだときの、上記病院端末の概略的な動作フローを示す図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明の血圧関連情報表示装置をネットワーク上の一実施形態のシステム(全体を符号100で示す。)として構成した例を示している。このシステム100は、表示画面としての表示部240を有する病院端末200と、サーバ300と、血圧計400とを含んでいる。病院端末200とサーバ300と血圧計400とは、ネットワーク900を介して互いに通信可能になっている。
図2に示すように、病院端末200は、本体200Mと、この本体200Mに搭載された、制御部210と、メモリ220と、操作部230と、表示画面としての表示部240と、通信部290とを含む。この病院端末200は、市販のノート型パーソナルコンピュータからなり、後述の処理を行わせるようにアプリケーションソフトウェア(コンピュータプログラム)をインストールしたものであり、サーバ300にアクセスできるようになっている。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)およびその補助回路を含み、病院端末200の各部を制御し、メモリ220に記憶されたプログラムおよびデータに従って後述の処理を実行する。すなわち、操作部230、および、通信部290から入力されたデータを処理し、処理したデータを、メモリ220に記憶させたり、表示部240で表示させたり、通信部290から出力させたりする。
メモリ220は、制御部210でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部210で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、メモリ220の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
操作部230は、この例では、キーボードおよびマウスで構成され、ユーザによる操作を示す操作信号を制御部310に入力する。また、操作部230は、キーボードおよびマウスに替えて、または、加えて、タッチパネルなどの他の操作デバイスで構成されるようにしてもよい。
表示部240は、表示画面(例えば、LCD(Liquid Crystal Display)またはEL(Electroluminescence)ディスプレイなど)を含む。表示部240は、制御部210によって制御されて、所定の映像を表示画面に表示させる。
通信部290は、制御部210からの情報をネットワーク900を介してサーバ300へ送信する。
図3に示すように、サーバ300は、制御部310と、記憶部320と、操作部330と、表示部340と、ネットワーク通信部390とを含む。このサーバ300は、汎用のコンピュータ装置に、後述の処理を行わせるようにプログラム(ソフトウェア)をインストールしたものである。
制御部310は、CPUおよびその補助回路を含み、サーバ300の各部を制御し、記憶部320に記憶されたプログラムおよびデータに従って所定の処理を実行し、操作部330、および、通信部390から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部320に記憶させたり、表示部340で表示させたり、通信部390から出力させたりする。
記憶部320は、制御部310でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAMと、制御部310で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROMとを含む。記憶部320には、多くのユーザから送られてきた血圧測定データを含むデータベース321が設けられている。また、記憶部320の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk)、FD(Flexible Disk))、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc))、光磁気ディスク(MO(Magneto-Optical disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD)などが用いられてもよい。
操作部330は、この例では、キーボードおよびマウスで構成され、ユーザによる操作を示す操作信号を制御部310に入力する。また、操作部330は、キーボードおよびマウスに替えて、または、加えて、タッチパネルなどの他の操作デバイスで構成されるようにしてもよい。
表示部340は、表示画面(例えば、LCDまたはELディスプレイなど)を含む。表示部340は、制御部310によって制御されて、所定の映像をディスプレイに表示させる。
ネットワーク通信部390は、制御部310からの情報をネットワーク900を介して他の装置(この例では病院端末200)へ送信するとともに、他の装置からネットワーク900を介して送信されてきた情報を受信して制御部310に受け渡す。
図4に示すように、血圧計400は、ケーシング400Mと、このケーシング400Mに搭載された、制御部410と、メモリ420と、操作部430と、表示部440と、血圧データ取得部としての測定部450と、通信部490とを含む。
操作部430は、操作ボタン・操作キーなどの操作デバイス(図示せず)が操作者によって操作されたことに応じて、操作された内容に応じた操作信号を制御部410に入力する。
測定部450は、血圧を測定するためのカフ451と血圧測定部454とを含み、患者から最高血圧(SBP)、最低血圧(DBP)、脈拍数の測定値を取得する。
メモリ420は、血圧計400を制御するためのプログラムのデータ、血圧計400の各種機能を設定するための設定データ、および、測定結果のデータなどを記憶する。また、メモリ420は、プログラムが実行されるときのワークメモリなどとして用いられる。
制御部410は、CPUを含み、メモリ420に記憶された血圧計400を制御するためのプログラムに従って、操作部430からの操作信号に応じて、測定部450からの検知信号に基づいて、メモリ420、表示部440、および、通信部490を制御する。
表示部440は、ディスプレイおよびインジケータ等を含み、制御部410からの制御信号に従って所定の情報を表示する。
通信部490は、制御部410によって制御されて所定の情報を、ネットワーク900を介して外部の装置に送信したり、外部の装置からの情報を、ネットワーク900を介して受信して制御部410に受け渡したりする。このネットワーク900を介した通信は、無線、有線のいずれでも良い。この実施の形態において、ネットワーク900は、インターネットであるが、これに限定されず、病院内LAN(Local Area Network)のような他の種類のネットワークであってもよいし、USBケーブルなどを用いた1対1の通信であってもよい。
このシステム100は、次のように用いられる。
i) 被験者は、血圧計400を用いて、或る期間にわたって日ごとに朝と晩と、それぞれ自己の血圧を例えば自宅で測定する。測定が終わると、血圧計400は、測定された血圧データをその測定日時とともにネットワーク900を介してサーバ300に送信する。
ii) サーバ300は、サーバ300の動作状態で、血圧計400から上記血圧データを受信すると、受信した血圧データをその測定日時とともに記憶部320に記憶する。
iii) 病院端末200の制御部210は、病院端末200の動作状態で、医師が病院端末200の操作部230を操作して、「血圧評価表示」を選択すると、サーバ300に対して血圧評価結果の取得要求とともに今回の診察日を示す日付データを送信する。
iv) サーバ300の制御部310は、図5のステップS101に示すように、サーバ300の動作状態で、ネットワーク900を介して病院端末200から、上記日付データを含むデータが送られてくるのを待っている。制御部310は、ネットワーク900から通信部390を介して、病院端末200からの上記データを受信すると(ステップS101でYES)、評価結果演算部として働いて、記憶されている上記血圧データを予め定められた血圧評価項目について統計処理をする(ステップS102)。
上記予め定められた血圧評価項目としては、例えば「血圧値の時間推移」、「週あたりの測定日数」、「曜日別測定頻度」、「朝晩平均・朝晩差の変化(SBP)」、「頻脈・除脈の発生状況」、「初回からの血圧レベルの変化」、「血圧平均値(曜日別)」、「血圧分布の変化(SBP)」および「血圧分布の変化(DBP)」がある。
具体的には、「初回からの血圧レベルの変化」について統計処理をする場合(以下同様。)、制御部310は、今回の診察、前回の診察、前々回の診察、および初回の診察における代表値を朝、晩それぞれについて算出する。
すなわち、制御部310は、前回の診察から今回の診察までの期間(今回の診察期間)に測定された被験者の血圧値と、測定日数に基づいて、今回の診察期間における血圧値の平均を今回の診察の代表値として算出する。同様に、前々回の診察から前回の診察までの期間(前回の診察期間)における血圧値の平均を前回の診察の代表値として算出する。また、今回の診察から遡って3回目の診察から前々回の診察までの期間(前々回の診察期間)における血圧値の平均を前々回の診察の代表値として算出する。さらに、血圧計400によって初めて測定されたときから第1回の診察までの期間(初回の診察期間)における血圧値の平均を初回の診察における代表値として算出する。
この例では、今回の診察における代表値(SBDとDBPとの組をSBP/DBPと表す。以下同様。)は、朝、晩ともに145/78mmHgである。また、前回の診察における代表値は、朝が162/103mmHg、晩が162/102mmHgであり、前々回の診察における代表値は、朝が177/122mmHg、晩が178/122mmHgである。さらに、初回の診察における代表値は、朝、晩ともに190/135mmHgである。なお、今回の診察期間における上記測定日数は、朝が5日、晩が10日である。
次に、制御部310は、評価結果演算部として働いて、統計処理がされた血圧データから血圧評価結果を演算するための判定値を取得する(ステップS103)。
具体的には、上述の例では、制御部310は、朝、晩それぞれに関して、SBP、DBPそれぞれについて、初回の診察における代表値からの今回の診察における代表値の変化値および今回の診察期間における血圧の測定日数を算出して、これを上記判定値として取得する。
すなわち、朝に関して、SBP、DBPそれぞれについて、上記変化値をSB1,DB1とし、上記測定日数をD1とすると、
SB1=今回−初回(SBP)=145−190=−45<0
DB1=今回−初回(DBP)=78−135=−57<0
D1=今回の診察期間における血圧の測定日数=10>0
である。
一方、晩に関して、SBP、DBPそれぞれについて、上記変化値をSB2,DB2とし、上記測定日数をD2とすると、
SB2=今回−初回(SBP)=145−190=−45<0
DB2=今回−初回(DBP)=78−135=−57<0
D2=今回の診察期間における血圧の測定日数=5>0
である。
次に、制御部310は、評価結果演算部として働いて、取得した上記判定値に基づいて、上記血圧評価項目毎に、血圧評価結果としての良否を演算する(ステップS104)。
具体的には、上述の例では、制御部310は、上記判定値に基づいて、判定区分を示す図7A,7Bから判定区分を取得する。すなわち、制御部310は、朝に関して上記判定値、つまり上記変化値SB1,DB1および上記測定日数D1に基づいて、図7Aを参照して、判定区分”a”を取得する。また、晩に関して上記判定値、つまり上記変化値SB2,DB2および上記測定日数D2に基づいて、図7Bを参照して、判定区分”a”を取得する。
そして、制御部310は、取得した朝の判定区分”a”および晩の判定区分”a”に基づいて、上記判定区分とコメントおよび上記良否との対応を示す図8を参照して、”○”すなわち”良”という結果を得る。
次に、制御部310は、コメント作成部として働いて、取得した上記判定値に基づいて病院端末200の表示部240に表示されるべきコメントを作成する(図5のステップS105)。
具体的には、上述の例では、制御部310は、上記判定値と、取得した判定区分に基づいて、対応するコメントを示す図8を参照して、”コメントNo.”の”5−1”に対応したコメント、つまり「初回からの血圧の変化は朝−45/−57mmHg、晩−45/−57mmHgです」というコメントを作成する。
なお、図8は、コメントNo.欄41と、朝の判定区分を示す判定区分欄42と、晩の判定区分を示す判定区分欄43と、コメントの内容を示すコメント欄44と、良否の判断結果を示す良否欄45とを含んでいる。朝の判定区分”a”,”b”,”c”,”d”,”e”と、晩の判定区分”a”,”b”,”c”,”d”,”e”との組み合わせによって、コメント欄44から対応するコメントが選択され、良否欄45から”○”(良)または”△”(否)が選択される。
次に、制御部310は、統計処理がなされた血圧データ、血圧評価結果、およびコメントに基づいて、病院端末200の表示部240に表示されるべき画像データ(この画像データについては後述する。)を作成する(図5のステップS106)。
次に、制御部310は、全ての血圧評価項目について上記画像データおよび上記コメントの作成を完了すると(ステップS107でYES)、作成された画像データをデータベース321に記憶する。それとともに、通信部390からネットワーク900を介して、病院端末200へ送信する(ステップS108)。
(v) 病院端末200は、図9のフローに示すように、上記画像データをネットワーク900から通信部290を介して受信して(ステップS201)、メモリ220を画像データ記憶部およびコメント記憶部として働かせて記憶する。次に、病院端末200の制御部210は、表示制御部として働いて、メモリ220に記憶されている画像データを表示部240の表示画面に表示する(ステップS202)。
この段階で表示部240の表示画面の一部51に表示される画像は、例えば図10に示すものである。図10に示すように、被験者の血圧値の時間推移を示す血圧推移グラフ表示欄61を画像として表示する。
上記血圧推移グラフ表示欄61には、今回の診察日(この例では12/15(12月15日))から遡って約60日間に対応する日ごとの被験者の血圧値を、横方向を時間(単位:日)、縦方向を血圧値(単位:mmHg)として折れ線グラフ62a,62b,63a,63bが表示されている。
ここで、折れ線62aは、朝に測定されたSBPを示し、折れ線62bは、晩に測定されたSBPを示している。また、折れ線63aは、朝に測定されたDBPを示し、折れ線63bは、晩に測定されたDBPを示している。これらの折れ線グラフ62a,62b,63a,63bは、既述の統計処理(特に、図5のステップS102)によって作成されたものである。これにより、上記医師は、表示部240により、今回の診察日(12/15)から遡って約60日間における上記被験者の血圧値の時間推移を直感的に把握できる。
また、上記血圧推移グラフ表示欄61は、横方向に一直線で延びる破線65,66を含んでいる。破線65は、SBPについて上記被験者もしくは担当医師が設定した目標値である140mmHgを示す一方、破線66は、DBPについて上記被験者もしくは担当医師が設定した目標値である90mmHgを示している。したがって、折れ線グラフ62a,62b,63a,63bをこの破線65,66と比較することで、上記医師は、上記被験者の血圧値が上記設定した目標値を達成できているか否かを一見して把握できる。
また、この段階で表示部240の表示画面の一部52に表示される画像は、例えば図11に示すものである。図11に示すように、複数種類の上記血圧評価項目を示す血圧評価項目リスト表示欄71と上記血圧評価項目のそれぞれについての良否を示す良否表示欄72とを画像として表示する。
上記血圧評価項目リスト表示欄71は、上から順に、表頭部71bと表体部71aとを有している。
上記表体部71aには、上記血圧評価項目がリスト形式で全て一覧できるように表示されている。すなわち、上から下へ順に、上記血圧評価項目として「週あたりの測定日数」、「曜日別測定頻度」、「朝晩平均・朝晩差の変化(SBP)」、「頻脈・除脈の発生状況」、「初回からの血圧レベルの変化」、「血圧平均値(曜日別)」、「血圧分布の変化(SBP)」および「血圧分布の変化(DBP)」が表示されている。
また、上記表体部71aは、複数種類の上記血圧評価項目のうち、いずれか1つの上記血圧評価項目を選択できるようになっている。
上記表頭部71bには、表体部71aで選択された血圧評価項目73が表示され(この例では、「初回からの血圧レベルの変化」が上記表体部71aで選択され、表示されている。)、この選択された血圧評価項目73をさらに選択できるようになっている。
上記良否表示欄72は、表体部71aの左側に設けられ、対応する上記各血圧評価項目の左側に並んで、上記血圧評価結果の良否を示すアイコンマーク72a,72bが表示されている。アイコンマーク72aは、丸形状であり、上記血圧評価結果が「良」であることを示している。一方、アイコンマーク72bは、三角形状であり、上記血圧評価結果が「否」であることを示している。この例では、上記血圧評価項目のうち「曜日別測定頻度」、「朝晩平均・朝晩差の変化(SBP)」、「初回からの血圧レベルの変化」および「血圧分布の変化(SBP)」についてアイコンマーク72aが表示されている。また、上記血圧評価項目のうち「頻脈・除脈の発生状況」および「血圧平均値(曜日別)」についてアイコンマーク72bが表示されている。
このように、医師は、表示画面の一部52上でアイコンマーク72a,72bを参照しして、血圧評価項目リスト表示欄71の中から被験者と有効にコミュニケーションを取れる評価項目をより短時間で確実に選択できる。
なお、アイコンマーク72a,72bは、互いに異なる形状をしていたが、これに限らず、互いに色が異なっていることで、識別可能になっていてもよい。
次に、上記医師が表頭部71b、つまり選択された血圧評価項目73を選択するものとする(図9のステップS203でYES)。すると、制御部210は、表示制御部およびコメント表示制御部として働いて、選択された血圧評価項目73の血圧評価結果に関する画像データを、表示部240の表示画面の一部52上に表示する(図9のステップS204)。
この段階で表示部240の表示画面の一部52上に表示される画像は、例えば図12に示すものである。具体的には、血圧レベルグラフ表示欄81とコメント表示欄82とを画像として表示する。
上記血圧レベルグラフ表示欄81は、上から順に、朝の血圧レベルグラフ表示欄83、晩の血圧レベルグラフ表示欄84、および備考欄85とを有している。
上記朝の血圧レベルグラフ表示欄83には、今回の診察、前回の診察、前々回の診察、初回の診察における被験者の朝の代表値を、横方向をDBP(単位:mmHg)、縦方向をSBP(単位:mmHg)としてプロットしたプロット83a,83b,83c,83dが表示されている。
また、上記晩の血圧レベルグラフ表示欄84には、今回の診察、前回の診察、前々回の診察、初回の診察における被験者の晩の代表値を、横方向をDBP(単位:mmHg)、縦方向をSBP(単位:mmHg)としてプロットしたプロット84a,84b,84c,84dが表示されている。
また、上記コメント表示欄82には、初回の診察における代表値83d,84dからの今回の診察における代表値83a,84aの変化値に応じたコメント82a(この例では、「初回からの血圧の変化は朝−45/−57mmHg、晩−45/−57mmHgです」)が表示されている。
このため、上記医師は、表示画面の一部52上で、上記良否が示された上記血圧評価項目について、上記良否に加えて、上記良否についてのコメント82aも参照できる。したがって、上記医師は、被験者と有効にコミュニケーションを取れて、被験者の診察満足度をより上げるとともに、診察時間をより短縮できる。
表示部240の表示画面の一部52に図12に示す画像が表示された状態で、一定時間(例えば60秒間)操作が行われなかったとき(図9のステップS203でNO)は、節電のために、制御部210は画像をオフする(図9のステップS205)。
これにより、上記医師は、表示画面の一部52で、血圧評価結果が対応して表示された上記血圧評価項目を血圧評価項目リスト表示欄71により一覧できる。したがって、上記医師は、上記血圧評価項目リスト表示欄71を参照して、上記血圧評価項目の中から、被験者と有効にコミュニケーションを取れる血圧評価項目を短時間で選択できて、被験者の診察満足度を上げるとともに、診察時間を短縮できる。
なお、サーバ300の制御部310は、画像データを病院端末200へ送信する代わりに、画像作成のためのデータのみを送信し、病院端末200の制御部210が専ら画像を作成しても良い。
また、この実施形態では、本発明の血圧関連情報表示装置を、病院端末200と、サーバ300と、血圧計400とを含むネットワーク上のシステム100として構成したが、これに限られるものではない。
例えば、本発明の血圧関連情報表示装置を、血圧計400と病院端末200のみで構成しても良い。つまり、病院端末200の制御部210、メモリ220、操作部230、表示部240、通信部290が、それぞれそれらの機能に加えて、サーバ300の制御部310、記憶部320、操作部330、表示部340、ネットワーク通信部390の機能を果たすものとする。この場合、病院端末200のメモリ220には、制御部210に、次のような、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法を実行させるプログラムをインストールする。これにより、本発明の血圧関連情報表示装置を小型かつコンパクトに構成することができる。
その方法は、大別して、図13に示すように3つのステップを有する。
図13の第1ステップS301では、血圧計400によって測定された被験者の血圧データを取得する。
第2ステップS302では、上記被験者の血圧の状態を評価するための予め定められた上記血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定され、上記第1ステップS301によって取得された上記血圧データに統計処理を施して、血圧評価結果を演算する。この第2ステップS302は、図5中のステップS102〜S104に相当する。
第3ステップS303では、表示画面の一部52に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄71を表示するとともに、表示された上記血圧評価項目リスト中の上記血圧評価項目に対応して演算された上記血圧評価結果の良否を示すアイコンマーク72a,72bを表示する。この第3ステップS303は、図9中のステップS202に相当する。
このような方法をコンピュータに実行させる場合、例えば医師は、表示画面の一部52上で、血圧評価結果が対応して表示された上記血圧評価項目を上記血圧評価項目リスト表示欄71により一覧できる。したがって、上記医師は、上記血圧評価項目リスト表示欄71を参照して、上記血圧評価項目の中から、被験者と有効にコミュニケーションを取れる血圧評価項目を短時間で選択できて、被験者の診察満足度を上げるとともに、診察時間を短縮できる。
このプログラムは、アプリケーションソフトウェアとして、CD、DVD、フラッシュメモリなどの記録媒体に記録することができる。この記録媒体に記録されたアプリケーションソフトウェアを、病院端末、パーソナルコンピュータ、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、スマートフォンなどの実質的なコンピュータ装置にインストールすることによって、それらのコンピュータ装置に、被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法を実行させることができる。
なお、このような病院端末(サーバ300の機能を組み込んだもの)に、さらに血圧計400の測定部450を組み込むことにより、本発明の血圧関連情報表示装置を、実質的に病院端末のみで構成しても良い。
また、サーバ300の制御部310は、画像データを病院端末200へ送信する代わりに、画像作成のためのデータのみを送信し、病院端末200の制御部210が専ら画像を作成しても良い。
また、これらの各タイプの病院端末(サーバ300の機能を組み込んだもの、さらに血圧計400の測定部450を組み込んだもの)に代えて、各タイプの病院端末と同じ構成要素と機能を有するスマートフォン又は携帯電話を用いて、本発明の血圧関連情報表示装置を構成しても良い。
100 システム
200 病院端末
240 表示部
300 サーバ
400 血圧計

Claims (5)

  1. 被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する血圧関連情報表示装置であって、
    上記被験者の血圧データを取得する血圧データ取得部と、
    上記被験者の血圧の状態を評価するための予め定められた、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む複数の血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定された上記血圧データに統計処理を施して上記血圧データの経時的な変化を評価することにより、上記血圧評価項目毎に良否を示す血圧評価結果を演算する評価結果演算部と、
    上記表示画面上に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄と、演算された上記血圧評価結果を、上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目毎に対応して並べて示す良否表示欄とを組み合わせて、表形式で表示する制御を行う表示制御部と
    を備え
    上記評価結果演算部は、上記血圧データの経時的な変化についての血圧評価項目について、今回の期間における血圧データの上記統計処理による代表値が、過去の期間における血圧データの上記統計処理による代表値に対して減っているか増えているかに基づいて、上記良否を判定することを特徴とする血圧関連情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の血圧関連情報表示装置において、
    上記血圧評価結果は、互いに色または形状で識別可能なマークで表示されることを特徴とする血圧関連情報表示装置。
  3. 請求項1に記載の血圧関連情報表示装置において、
    上記良否についてのコメントを記憶するコメント記憶部と、
    上記血圧評価項目リスト表示欄から上記良否表示欄によって良否が示された上記血圧評価項目を選択する項目選択部と、
    選択された上記血圧評価項目について、上記コメント記憶部を参照して上記良否についてのコメントを上記表示画面上に表示する制御を行うコメント表示制御部と
    を備えることを特徴とする血圧関連情報表示装置。
  4. 請求項3に記載の血圧関連情報表示装置において、
    上記コメント記憶部は、上記コメントを上記良否の内容に応じて記憶することを特徴とする血圧関連情報表示装置。
  5. 被験者の血圧に関連する情報を表示画面に表示する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    上記方法は、
    上記被験者の血圧データを取得する第1ステップと、
    上記被験者の血圧の状態を評価するための予め定められた、少なくとも血圧データの経時的な変化についての評価項目を含む複数の血圧評価項目について、或る期間にわたって日ごとに測定され、上記第1ステップによって取得された上記血圧データに統計処理を施して上記血圧データの経時的な変化を評価することにより、上記血圧評価項目毎に良否を示す血圧評価結果を演算する第2ステップと、
    上記表示画面上に、上記血圧評価項目を一覧可能に示す血圧評価項目リスト表示欄と、演算された上記血圧評価結果を、表示された上記血圧評価項目リスト表示欄中の上記血圧評価項目毎に対応して並べて示す良否表示欄とを組み合わせて、表形式で表示する第3ステップと
    を有し、
    上記第2ステップでは、上記血圧データの経時的な変化についての血圧評価項目について、今回の期間における血圧データの上記統計処理による代表値が、過去の期間における血圧データの上記統計処理による代表値に対して減っているか増えているかに基づいて、上記良否を判定することを特徴とするプログラム。
JP2012060276A 2012-03-16 2012-03-16 血圧関連情報表示装置 Active JP6212244B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060276A JP6212244B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 血圧関連情報表示装置
US14/385,287 US20150038857A1 (en) 2012-03-16 2012-12-25 Blood pressure-related information display device
PCT/JP2012/083508 WO2013136625A1 (ja) 2012-03-16 2012-12-25 血圧関連情報表示装置
DE112012006038.5T DE112012006038T5 (de) 2012-03-16 2012-12-25 Blutdruckbezogene Information-Anzeigeeinrichtung
CN201280070362.7A CN104135916B (zh) 2012-03-16 2012-12-25 血压相关信息显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060276A JP6212244B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 血圧関連情報表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013192608A JP2013192608A (ja) 2013-09-30
JP2013192608A5 JP2013192608A5 (ja) 2015-04-16
JP6212244B2 true JP6212244B2 (ja) 2017-10-11

Family

ID=49160578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012060276A Active JP6212244B2 (ja) 2012-03-16 2012-03-16 血圧関連情報表示装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20150038857A1 (ja)
JP (1) JP6212244B2 (ja)
CN (1) CN104135916B (ja)
DE (1) DE112012006038T5 (ja)
WO (1) WO2013136625A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6390474B2 (ja) * 2015-03-13 2018-09-19 オムロン株式会社 制御装置
JP6390475B2 (ja) * 2015-03-13 2018-09-19 オムロン株式会社 制御装置
JP6926399B2 (ja) 2016-04-05 2021-08-25 オムロンヘルスケア株式会社 診断支援装置、診断支援方法、及び、診断支援プログラム
JP6765999B2 (ja) * 2017-03-14 2020-10-07 オムロン株式会社 血圧関連情報表示装置および方法
DK180246B1 (en) 2018-03-12 2020-09-11 Apple Inc User interfaces for health monitoring
WO2020041984A1 (zh) * 2018-08-28 2020-03-05 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 监护设备、监护信息显示方法和装置
US11152100B2 (en) 2019-06-01 2021-10-19 Apple Inc. Health application user interfaces
AU2020239740B2 (en) 2020-06-02 2022-03-03 Apple Inc. User interfaces for health applications

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193643A (ja) * 1985-02-25 1986-08-28 オムロン株式会社 血圧デ−タ処理装置
JPS62197042A (ja) * 1986-02-25 1987-08-31 オムロン株式会社 電子血圧計
US6045510A (en) * 1994-02-25 2000-04-04 Colin Corporation Blood pressure measuring apparatus
JP2000126135A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Akinori Ishii 健康管理システム
WO2002043590A1 (fr) * 2000-11-30 2002-06-06 Arkray, Inc. Appareil de mesure pourvu d'une fonction d'entree de commentaires
EP1349491B1 (en) * 2000-12-07 2013-04-17 Children's Medical Center Corporation Automated interpretive medical care system
US20050288571A1 (en) * 2002-08-20 2005-12-29 Welch Allyn, Inc. Mobile medical workstation
US7122655B2 (en) * 2002-11-15 2006-10-17 New England Medical Center Hospital, Inc. Compositions involving M-RIP, and related methods for screening for anti-hypertensive agents, and uses thereof
JP4025220B2 (ja) * 2003-03-03 2007-12-19 ▲苅▼尾 七臣 血圧計および心血管系疾病リスク分析プログラム
US20070021688A1 (en) * 2003-05-06 2007-01-25 Norman Godin Method and system for treating irritable bowel syndrome
JP2005045696A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Hitachi Ltd 健康情報管理方法及びそのシステム
US20060064020A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-23 Medtronic, Inc. Clinic dashboard monitor
JP2006246230A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Seiko Epson Corp テレビ受像機、健康管理方法および健康管理プログラム
JP4595739B2 (ja) * 2005-08-15 2010-12-08 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計、血圧測定データ処理装置、プログラムならびに記録媒体
JP2008119198A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Tokai Rika Co Ltd 状況改善助言装置
JP2007125427A (ja) * 2007-02-16 2007-05-24 Omron Healthcare Co Ltd 電子血圧計
JP5159250B2 (ja) * 2007-10-30 2013-03-06 株式会社東芝 健康管理支援装置
JP5211910B2 (ja) * 2008-07-23 2013-06-12 オムロンヘルスケア株式会社 生体情報管理システム及び測定器
JP5176850B2 (ja) * 2008-10-06 2013-04-03 オムロンヘルスケア株式会社 生体情報表示装置、生体情報表示システム、統計処理方法および統計処理プログラム
JP5185785B2 (ja) * 2008-11-19 2013-04-17 オムロンヘルスケア株式会社 健康状態判断装置
JP2010194111A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Omron Healthcare Co Ltd 血圧測定装置および血圧測定プログラム
US9186075B2 (en) * 2009-03-24 2015-11-17 Covidien Lp Indicating the accuracy of a physiological parameter

Also Published As

Publication number Publication date
DE112012006038T5 (de) 2015-02-26
CN104135916B (zh) 2016-03-30
US20150038857A1 (en) 2015-02-05
CN104135916A (zh) 2014-11-05
JP2013192608A (ja) 2013-09-30
WO2013136625A1 (ja) 2013-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6212244B2 (ja) 血圧関連情報表示装置
CN107660132B (zh) 用于对患者相关数据的可视化的设备、系统和方法
US11037662B2 (en) Medical monitoring system, method of displaying monitoring data, and monitoring data display device
KR101495193B1 (ko) 진단 지원 장치, 진단 지원 시스템, 진단 지원 장치의 제어 방법, 및 비일시적 컴퓨터 판독가능한 저장 매체
US10226200B2 (en) User interface enhancements for physiological parameter monitoring platform devices
JP5584413B2 (ja) 患者監視システム及び監視する方法
US20120189181A1 (en) Diagnosis assisting system, diagnosis assisting program and diagnosis assisting method
JP5897928B2 (ja) モニタ装置
US20120130197A1 (en) Quality measurements reporting for patient care
WO2015174336A1 (ja) 血圧関連情報表示装置およびプログラム
WO2013136611A1 (ja) 生体情報表示方法、生体情報表示画像データ作成装置およびそのためのプログラム
WO2014017313A1 (ja) 測定支援装置、測定支援方法、制御プログラム、および、記録媒体
Kang et al. Change in blood pressure variability in patients with acute ischemic stroke and its effect on early neurologic outcome
JP2018501877A (ja) 電子カルテ(emr)に心電図(ecg)分析を提供するためのシステム
JP7361505B2 (ja) 医用情報処理装置及び医用情報処理方法
JP6017807B2 (ja) 血圧関連情報表示装置
US20160220127A1 (en) Wellness or illness assessment system, method, and computer program product
JP7076967B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
JP2007317045A (ja) 健診システム
JP2018064702A (ja) 健康管理装置および健康管理方法
US20230342017A1 (en) Interface display method, and monitor and computer storage medium
JP2005301816A (ja) 医療情報処理システム及び該処理システムに用いるプログラム
Verdecchia et al. Validation of the A&D UA-774 (UA-767Plus) device for self-measurement of blood pressure
JP5569923B2 (ja) 上肢運動機能複合診断装置
JP2013169439A (ja) 婦人体温関連情報表示装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170710

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6212244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250