JP2007317045A - 健診システム - Google Patents

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Abstract

【課題】健診者個人の基準値を分析して個別の判定を行い得る健診システムの提供。
【解決手段】ネットワークに少なくともデータベースサーバおよび健診クライアントが接続された健診システムにおいて、
前記健診クライアントは、健診者別に今回の検査結果を一般基準値と比較し、該一般基準値から外れた検査結果を有する検査項目に関し、該検査項目に該当する少なくとも該健診者の過去のデータの経年変化および前記一般基準値との差異に基づいて該健診者の個人基準値を算出し、その算出された個人基準値を画面に表示する手段が備えられている。
【選択図】図10

Description

本発明は健診システムに係り、ネットワークに少なくともデータベースサーバおよび健診クライアントが接続された健診システムに関する。
病院あるいは診療所等では、コンピュータを含む医療情報に関するシステムが採用され、たとえば健診者の検査結果は基準値と比較されて一定の判定がなされるようになっている。
前記基準値は、たとえば人間ドック学会や日本総合検診医学会等で提唱されたものが使用され、また、年齢、性別、あるいは健康保険組合に応じて若干の変更されたものが使用されている。
また、たとえば医療情報システムにおいて測定値を変換して表示することにより、基準値との比較を迅速かつ容易に行って、健診者の診断効率を向上させたものが下記特許文献1等によって知られている。
特開平7−79930号公報
しかし、上記特許文献1に開示されているシステム等は、健診所の検査結果が前記基準値内であれば正常値とされるもので、各個人の体質あるいは過去の検査結果から各個人に見合った判定がなされていないものとなっている。
このことは、近年、生活習慣病やメタボリックシンドローム等の疾病を充分に予防する背景にあって、たとえば検査結果がたとえ前記基準値内であっても、今回の検査結果が前回の検査結果から急激に変化したような場合において適切な医学的所見が示されなかったことをも示すものであった。
本発明の目的は、健診者個人の基準値を分析して個別の判定を行い得る健診システムを提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)本発明による健診システムは、たとえば、ネットワークに少なくともデータベースサーバおよび健診クライアントが接続された健診システムにおいて、
前記健診クライアントは、健診者別に今回の検査結果を一般基準値と比較し、該一般基準値から外れた検査結果を有する検査項目に関し、該検査項目に該当する少なくとも該健診者の過去のデータの経年変化および前記一般基準値との差異に基づいて該健診者の個人基準値を算出し、その算出された個人基準値を画面に表示する手段が備えられていることを特徴とする。
(2)本発明による健診システムは、たとえば、ネットワークに少なくともデータベースサーバおよび健診クライアントが接続された健診システムにおいて、
前記健診クライアントは、健診者別に今回の検査結果を一般基準値と比較し、該一般基準値から外れた検査結果を有する検査項目に関し、該検査項目に該当する少なくとも該健診者の過去のデータの経年変化および前記一般基準値との差異に基づいて該健診者の個人基準値を算出し、その算出された個人基準値を画面に表示するとともに、該個人基準値に基づく自動判定を行い、その判定結果を画面に表示する手段が備えられていることを特徴とする。
(3)本発明による健診システムは、たとえば、(1)あるいは(2)の構成を前提とし、前記検査項目に対しそれに関連づけられる他の検査項目を選択して設定できる画面から該他の検査項目に関する前記健診者の経年データグラフを表示する画面に切り換えることのできる手段が備えられていることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の健診システム。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
このように構成した本発明による健診システムによれば、健診者個人の基準値を分析して個別の判定を行うことができる。
以下、本発明による健診システムの実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明による健診システムの一実施例を示す概略構成図である。図1に示すように、この実施例による健診システム1は、たとえば健康診断を実施する健診施設2内に構築され、健診システムサーバ3、データベースサーバ4、健診クライアント5、外部接続システム6、およびプリンタ7が、それぞれネットワーク8に接続され、このネットワーク8を介して、互いに健診情報を送受信できるように構成されている。前記外部接続システム6はたとえば検体検査システムあるいは生理検査システム等で構成されている。
また、前記データベースサーバ4には、次に詳述する基準値情報テーブル11、健診者情報テーブル12、個人基準値情報テーブル13、および健診結果テーブル14等が格納されている。
前記基準値情報テーブル11は、その一形態を図2に示すように、たとえば、検査番号51、検査項目52、測定値(低)53、測定値(高)54、項目判定55に相当する情報が記録されている。検査番号51は0002、0011、0015等の番号で示され、検査項目は最高血圧、GOT、空腹時血糖値等となっている。また、測定値(低)53、測定値(高)54は数値であるいはMAXで示され、項目判定55はA、B、Cのランクで示されている。ここで、図2に示す基準値情報テーブル11の場合、たとえば、検査番号0002の最高血圧の測定値は80以上130以下であり、その項目判定はAであることを示している。
なお、前記基準値情報テーブル11に記録されている基準値は、たとえば人間ドック学会、日本総合健診医学会で提唱された基準値、あるいは施設独自で定めた基準値であり、後述の健診者の個人基準値と区別するため、この明細書において一般基準値と称する場合がある。
前記健診者情報テーブル12は、その一形態を図3に示すように、たとえば、健診者番号56、健診者名57、性別58等に相当する情報が記録されている。健診者番号56はたとえば10桁の番号で、健診者名57は姓名で、性別は男、女の別でそれぞれ示されている。
前記個人基準値情報テーブル13は、その一形態を図4に示すように、たとえば、健診者番号56、検査項目52、測定値(低)53、測定値(高)54、基準値フラグ59に相当する情報が記録されている。健診者番号56はたとえば10桁の番号で示され前記健診者情報テーブル12の健診者番号56に対応したものとなっている。検査項目52、測定値(低)53、測定値(高)54は、それぞれ、前記基準値情報テーブル11に示した検査項目52、測定値(低)53、測定値(高)54に対応したものとなっている。そして、基準値フラグ59は1:ON、あるいは2:OFFで示され、ONの場合は個人基準値が適用され、OFFの場合は個人基準値が設定されるようになっている。また、自動判定時には健診施設の基準値が使用されるようになっている。
前記健診結果テーブル14は、その一形態を図5に示すように、たとえば、健診者番号56、検査項目52、受診日60、測定値61に相当する情報が記録されている。
図5に示す健診結果テーブル14は、たとえば、健診者番号56が1(10桁で表示)の健診者であって、検査項目52として最高血圧が対象となっている。受診は複数回受けており、その都度の測定値61が記録されている。
図6は、前記健診クライアント5の表示装置に表示される基準値設定画面の一形態を示している。以下、この基準値設定画面を用いて操作の手順を順次説明する。なお、図16は、該基準値設定画面を用いてなされる基準値設定、および後述する自動判定設定画面(図7に示す)を用いてなされる自動判定設定のフローチャートを示すものでり、前者における基準値設定はステップS1001からステップS1006までを示している。
まず、前記基準値設定画面における検査項目属性情報表示エリア101に基準値設定をしようとする検査項目を入力する(ステップS1001)。図6においてはたとえば最高血圧の項目が入力されたことを示している。次に、基準値設定タブ102を用いて性別(あるいは年齢別)における基準値を設定する(ステップS1002)。図6において該基準値設定タブ102はタブ方式によってたとえば男性が選択されていることを示している。なお、A判定の設定のみならず、それ以外の詳細判定別を設定する場合は、上述したと同様な操作を繰り返す(ステップS1003)。図6において、最高血圧の検査項目に関し、男性の場合にあって、79以下は低値によるB判定、129以下はA判定、139以下は高値によるB判定、140以上はC判定となっている。
このようにして基準設定を終了した後、次に、基準値境界警告設定フラグ103を設定する。基準値境界警告設定フラグ103にチェックを入れ、所見区分設定エリア104および所見コード設定エリア105のそれぞれに予め設定した所見を登録し、コメント出力エリア106に設定された所見が表示される(ステップS1004)。これによりB判定(基準値境界付近値)となった場合に、設定された所見が追加表示される。たとえば、図6において、基準値境界設定フラグがONで設定しており、最高血圧がB判定(測定値:79以下および130以上139以下)になった場合に、個人基準値分析時に個人基準値を適用すれば、所見区分$Aに設定されている所見コード0001のコメント出力エリア106によるコメントを優先的に出力するようになっている。
次に、やはり前記基準値設定画面を用い、前回値差分警告設定フラグ107を設定する。前回値差分警告設定フラグ107にチェックを入れ、前回差分値設定エリア108に差分値を登録し、所見区分設定エリア104、所見コード設定エリア105のそれぞれに予め設定した所見を登録し、コメント出力エリア106に設定された所見が表示される。
また、判定設定エリア109で判定を設定することにより、基準値内でもA判定以外を出力することができる(ステップS1005)。この場合、図中の登録ボタン110を押下することにより設定内容が登録される。これにより基準値内であっても前回から今回にかけて差分値以上の変化があった場合、設定された所見が追加表示される。他検査項目に対しても同様の設定作業を行う(ステップS1006)。たとえば、図6において、前回値差分警告設定フラグをONかつ差分値を20で設定しており、今回の最高血圧が前回より20以上変動した場合に、個人基準値分析時にコメントを適用すれば、所見区分$Aに設定されている所見コード0002のコメント出力エリア106によるコメントを優先的に出力するようになっている。
図7は、前記健診クライアント5における表示装置に表示される自動判定設定画面の一形態を示している。以下、この自動判定設定画面を用いて操作の手順を順次説明する。なお、この操作は前述した図16においてステップS1007からステップS1011までを示している。
まず、前記自動判定設定画面を表示させ(ステップS1007)、機能別グループ選択エリア112内で機能別判定項目を選択する(ステップS1008)。図7ではたとえば血圧が選択されていることを示している。次に、検査項目設定エリア113内で機能別判定に関わる検査項目を設定する(ステップ1009)。機能別判定格納先設定エリア114は設定された検査項目の項目判定を複合した判定の格納先検査番号を設定する(ステップS1010、ステップS1011)。ここで、複合判定設定フラグ115は機能別判定格納先設定エリア114に設定された検査項目の全項目判定の最も重たい判定を出力するためのフラグとなっている。たとえば、図7において、血圧グループは検査番号0012の最高血圧と検査番号0013の最低血圧の項目判定の最も重い判定を検査番号0111の血圧判定に格納するようになっている。図7に示す詳細ボタン116は、設定された検査項目で最も重たい項目判定としない場合や、他グループの検査項目や問診データ等を絡めた判定を出力したい場合のためにあり、この詳細ボタン116を押下することにより、判定ロジックを組むための画面が起動するようになっている。
次に、健診クライアント5において、図8ないし図13を用いて、検診結果が登録され、検診結果の抽出(自動判定)から測定値の再チェックおよび再判定までの処理について説明する。なお、この処理の手順は図16に示すフローチャートにおいてステップS2001からステップS2009まで示している。
図8は、前記健診クライアント5の表示装置に表示される画面であって、自動判定実施後(ステップS2001)における面接支援総合判定画面の一形態を示している。
まず、該画面の検診者属性情報表示エリア117に対象検診者の属性情報を表示し、総合判定表示エリア118に総合判定を表示する。
該健診者属性情報表示エリア117には、健診者名、性別、生年月日、年齢、受診日、受診番号等を表示するようになっており、総合判定表示エリア118には、A、B、C等の各評価のうちの一つを表示するようになっている。また、機能別判定表示エリア119に機能別表示とそれらの判定結果を表示する。ここで、前記機能別表示は図7に示した判定グループ選択エリア112で選択した項目に対応づけられ、前記判定結果は図7に示した機能別判定格納先設定エリア114に格納された判定に対応づけられている。
そして、基準値境界付近の測定値となった検査項目が含まれる判定および基準値内だが前回値差分が設定値以上だった検査項目が含まれる判定の文字色や背景色を変更表示する(ステップS2002)。この場合、該変更表示は、図6に示した基準値設定画面において、基準値境界警告設定フラグ103または前回値差分警告設定フラグ107がONとなっている項目のみ反映させる。
たとえば図8において、総合判定および機能別判定にあって、文字色および背景色が設定されている血圧のB判定は、設定された検査項目の中に、測定値が基準値境界付近となった検査項目が含まれていることを示し、文字色および背景色が設定されている肝機能のA判定は、設定された検査項目の中に、基準値内だが前回値差分が設定値以上だった検査項目が含まれていることを表している。
図9は、前記健診クライアント5の表示装置に表示される面接支援機能別判定詳細画面の一形態を示している。この画面は、たとえば図8に示した画面の機能別判定表示エリア119に表示されている判定ボタンを押下することによって、起動表示されるようになっている。すなわち、このようにして起動表示される画面は図8において機能別判定に登録されている検査項目に関し、図9の場合にはたとえば「血液」に関する画面となっている。
図9において、今回データ表示エリア120に測定値が基準値境界付近となった検査項目、あるいは基準値内だが前回値差分が設定値以上だった検査項目は、個人基準値分析対象フラグ122が自動ONの状態で表示される(ステップS2003)。そして、該面接支援機能別判定詳細画面には経年データグラフ表示エリア121が設けられており、この経年データグラフ表示エリア121には各検査項目における時系列のグラフが表示されるようになっている(ステップS2004)。
図10は、前記健診クライアント5の表示装置に表示される個人基準値分析結果画面の一形態を示している。
図9に示した面接支援機能別判定詳細画面における個人基準値分析ボタン123を押下することによって該個人基準値分析結果画面が表示されるようになっている(ステップS2005)。
なお、該個人基準値分析結果画面はたとえば「最高血圧」に関する画面であり、前記面接支援機能別判定詳細画面における個人分析対象フラグ122にチェックが入った検査項目(最高血圧)の基準値を分析することによって表示されるようになっている。
そして、検診者属性情報表示エリア117に対象健診者の属性情報と対象検査項目を表示し、個人基準値分析結果表示エリア124に該健診者の分析結果を表示する。
前記個人基準値分析結果表示エリア124に、前記基準値設定画面で設定したデフォルトの基準値や登録された今回および過去データの分散や標準偏差、平均値、中央値、最大値、最小値、変曲点(大)、変曲点(小)を表示することにより、データの動向が確認できる。
また、分散や標準偏差は基準値内だが前回値差分が設定値以上だったデータが統計学的な評価基準となり、また、平均値、中央値、最大値、最小値、変曲点(大)、変曲点(小)は個人基準値の参考値が統計学的に計算されることになる。
なお、前記平均値、中央値、最大値、最小値、変曲点(大)、変曲点(小)を個人基準値として設定できるが、分析データや経年データ表示エリア127に表示される過去データを参考にして、個人基準値手入力エリア125に手入力で個人基準値を設定することもできる。
ここで、個人基準値を適用する場合、個人基準値適用フラグ126にフラグを立てて(ステップS2006)、登録ボタンを押下することにより、個人基準値による再判定を実施することができる(ステップS2007、ステップS2008)。また、判定・コメント変更フラグ128をONにした場合は、図6に示した基準値設定画面の基準値境界警告設定フラグ103、所見区分設定エリア104、所見コード設定エリア105で設定したコメントが出力される。判定は今回値と個人基準値が比較され、相応の判定が出力される。
また、図6に示した基準値設定画面の前回値差分警告設定フラグ107、前回差分値設定エリア108、所見区分設定エリア104、所見設定エリア105、判定設定エリア109で設定したコメントや判定が出力される。他の機能別判定において個人基準値分析する場合は、図8に示した面接支援総合判定画面に戻り、他の項目の分析および再判定を実行するようになっている(ステップS2009)。
図11は前記健診クライアント5の表示装置における画面プレビューとして、あるいは前記プリンタ7から出力される健診結果報告書(基準値境界警告パターン)の一形態を示している。
該診断結果報告書の健診結果表示エリア128に表示される内容は健診施設によって異なるが、一般的には検査項目の名称、健診施設の基準値、3回分(今回、前回、前々回)程度の検査結果を出力し、かつ機能別判定およびコメントが出力される。たとえば図11において、通常ならば判定はBで、判定相応のコメントが出力されるが、個人基準値を適用し、さらに今回値が個人基準値に含まれることにより、判定がAに変わり、コメントは図6に示した基準値設定画面で予め設定した内容になっている。また、健診者に基準値変更を知らせるために、個人基準値の値を付加して表示している。
図12は前記健診クライアント5の表示装置における画面プレビューとして、あるいは前記プリンタ7から出力される健診結果報告書(前回値差分警告パターン)の他の形態を示している。
該診断結果報告書の健診結果表示エリア128に表示される内容は健診施設によって異なるが、一般的には検査項目の名称、健診施設の基準値、3回分(今回、前回、前々回)程度の検査結果を出力し、かつ機能別判定およびコメントが出力される。たとえば図12において、通常ならば判定はAで、判定相応のコメントが出力されるが、前回値差分警告対象となり、コメントを適用することにより、判定がBに変わり、コメントは図6に示した基準値設定画面で予め設定した内容になっている。
図11あるいは図12に示した健診結果報告書の内容からも明らかとなるように、今回結果と過去結果からの経年変化や基準値との差異を表示することで、医師による診断支援をサポートすることができる。またシステムで個人基準値を算出し、自動もしくは手入力による個人基準値を採用できるため、施設の健診方針に沿った判定基準を適用することができる。このように個人基準値を適用することは、健診者の体質を考慮した判定結果を下すことができ、基準値内だが前回値差分が設定値以上だった検査項目を指摘することで、健診者への丁重なサービスを提供することができる。
図13は、前記健診クライアント5の表示装置に表示させることのできる検査データ入力画面の一形態を示す図である。
図6に示した基準値設定画面で予め設定したコメント以外のコメントを出力したい場合は、前記検査データ入力画面を起動させ、該検査データ入力画面の検査データ入力エリア130でコメントを変更することができるようになっている。
また、個人基準値を適用して、今回値が個人基準値内となっても判定を変更したくない場合は、前記検査データ入力画面を起動して、検査データ入力エリア130で判定を変更することができるようになっている。
図14は、前記健診クライアント5の表示装置に表示させることのできる自動判定実行画面の一形態を示す図である。
たとえば自動判定時に前回の個人基準値を適用する場合、前記自動判定実行画面を表示させ、その個人基準値判定フラグ132にチェックを入れて自動判定を実行することができるようになっている。
これにより、前回、測定値が基準値境界付近となり、かつ個人基準値を適用した検査項目で、今回も施設の基準値を外れたものの、個人基準値内であれば、前回設定した判定とコメントを出力できるようになっている。
また、前回、基準値内だが前回値差分が設定値以上になり、個人用の判定とコメントを適用した検査項目で、今回も基準値内高前回値差分が設定値以上になった場合には、前回の判定とコメントを出力するできるようになっている。
なお、変更する場合は、図13に示す検査データ入力画面を起動して、判定およびコメントを変更できる。
図15は、前記健診クライアントの表示装置に表示させることのできる関連検査項目設定画面の一形態を示す図である。
この関連検査項目設定画面の関連検査項目グループ名称設定エリア134に名称を入力し、検査項目一覧エリア135から関連付けしたい検査項目を選択し、検査項目追加・取消ボタン137により追加および削除を行うようになっている。関連検査項目グループ名称設定エリア134に入力された名称のもとに、検査項目選択エリア136に表示された1個のあるいは複数の項目が関連検査項目として設定されるようになる。
図9に示した面接支援機能別判定詳細画面に表示された検査項目に関連検査項目が存在する場合、他の検査項目の経年変化を表示することができるようになっている。たとえば関連検査項目が、図15に示すように、前記検査項目選択エリア136内に、BMI、最高血圧、最低血圧、空腹時血糖、HbAlcが同一グループとして設定されている場合、前記面接支援機能別判定詳細画面に最高血圧が表示された場合は、関連検査項目としてBMI、最高血圧、最低血圧、空腹時血糖、HbAlcのそれぞれの面接支援機能別判定詳細画面に遷移できるようになっている。これにより、検査データ変化の要因と考えられる他の検査項目の検査データを一連の操作で表示でき、よりスムーズに個人基準値および疾病の決定を支援することができる。
以上説明したことから明らかとなるように、本発明による診断システムによれば、今回の診断結果と過去の診断結果からの経年変化あるいは基準値との差異が表示されて明らかとなり、医師による診断支援をサポートできるようになる。
また、診断システムによって個人の基準値が算出され、自動もしくは手入力によって該基準値を採用でき、たとえば施設の健診方針に沿った判定を行うことができる。
そして、上述の基準値を適用できることは、健診者の体質を考慮した判定を得ることとなり、的確な判定を期待することができる。
さらに、たとえ前記基準値の範囲内の診断結果が得られたとしても、急変した診断結果も指摘できるので、健診者への丁重な情報サービスを提供することができる。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
本発明による健診システムの一実施例を示す概略構成図である。 図1に示すデータベースサーバに格納される基準値情報テーブルの一形態を示す説明図である。 前記データベースサーバに格納される健診者情報テーブルの一形態を示す説明図である。 前記データベースサーバに格納される個人基準値情報テーブルの一形態を示す説明図である。 前記データベースサーバに格納される健診結果テーブルの一形態を示す説明図である。 図1に示す健診クライアントの表示装置に表示される基準値設定画面の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置に表示される自動判定設定画面の一態様を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置に表示される面接支援総合判定画面の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置に表示される面接支援機能別判定詳細画面の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置に表示される個人基準値分析結果画面の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置における画面プレビューとして、あるいは図1に示すプリンタから出力される健診結果報告書(基準値境界警告パターン)の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置における画面プレビューとして、あるいは前記プリンタから出力される健診結果報告書(前回値差分警告パターン)の他の形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置に表示させることのできる検査データ入力画面の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアント5の表示装置に表示させることのできる自動判定実行画面の一形態を示す説明図である。 前記健診クライアントの表示装置に表示させることのできる関連検査項目設定画面の一形態を示す説明図である。 本発明による健診システムにおいて基準値設定および自動判定設定の手順を示すフローチャートである。 本発明による健診システムにおいて自動判定から再判定までの手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1……健診システム、2……健診施設、3……健診システムサーバ、4……データベースサーバ、5……健診クライアント、6……外部接続システム、7……プリンタ、11……基準値情報テーブル、12……健診者情報テーブル、13……個人基準値情報テーブル、14……診断結果テーブル、51……検査番号、52……検査項目、53……測定値(低)、54……測定値(高)、55……項目判定、56……健診者番号、57……健診者名、58……性別、59……基準値フラグ、60……受診日、61……測定値、101……検査項目属性情報表示エリア、102……基準値設定タブ、103……基準値境界警告設定フラグ、104……所見区分設定エリア、105……所見コード設定エリア、106……コメント出力エリア、107……前回値差分警告設定フラグ、108……前回差分値設定エリア、109……判定設定エリア、110……登録ボタン、111……取消ボタン、112……判定グループ選択エリア、113……検査項目設定エリア、114……機能別判定格納先設定エリア、115……複合判定設定フラグ、116……詳細ボタン、117……健診者属性情報表示エリア、118……総合判定表示エリア、119……機能別判定表示エリア、120……今回データ表示エリア、121……経年データグラフ表示エリア、122……個人基準値分析対象フラグ、123……個人基準値分析ボタン、124……個人基準値分析結果表示エリア、125……個人基準値手入力エリア、126……個人基準値適用フラグ、127……経年データ表示エリア、128……判定・コメント変更フラグ、129……健診結果表示エリア、130……検査データ入力エリア、131……条件設定エリア、132……前回個人基準値判定フラグ、133……実行ボタン、134……関連検査項目グループ名称設定エリア、135……検査項目一覧エリア、136……検査項目選択エリア、137……検査項目追加・取消ボタン。

Claims (3)

  1. ネットワークに少なくともデータベースサーバおよび健診クライアントが接続された健診システムにおいて、
    前記健診クライアントは、健診者別に今回の検査結果を一般基準値と比較し、該一般基準値から外れた検査結果を有する検査項目に関し、該検査項目に該当する少なくとも該健診者の過去のデータの経年変化および前記一般基準値との差異に基づいて該健診者の個人基準値を算出し、その算出された個人基準値を画面に表示する手段が備えられていることを特徴とする健診システム。
  2. ネットワークに少なくともデータベースサーバおよび健診クライアントが接続された健診システムにおいて、
    前記健診クライアントは、健診者別に今回の検査結果を一般基準値と比較し、該一般基準値から外れた検査結果を有する検査項目に関し、該検査項目に該当する少なくとも該健診者の過去のデータの経年変化および前記一般基準値との差異に基づいて該健診者の個人基準値を算出し、その算出された個人基準値を画面に表示するとともに、該個人基準値に基づく自動判定を行い、その判定結果を画面に表示する手段が備えられていることを特徴とする健診システム。
  3. 前記検査項目に対しそれに関連づけられる他の検査項目を選択して設定できる画面から該他の検査項目に関する前記健診者の経年データグラフを表示する画面に切り換えることのできる手段が備えられていることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の健診システム。
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