JP6209408B2 - 装飾リング及び装飾リングの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾リング及び装飾リングの製造方法に関する。
従来、スピードメータやタコメータなどの車両用計器の装飾性向上のため、装飾リングをメータ文字板周りに配置して目盛を構成し、その目盛をメータ文字板等の光源より発光させる技術が知られている(特許文献1、2等参照)。
図6に示す従来の指針式計器は、回路基板501と、この回路基板501に導通装着され回転軸503が前方に延びる駆動装置505と、回転軸503にて回転駆動される指針507と、この指針507の背後に位置して回路基板501に配置される表示板(メータ文字板)509と、この表示板509の前方側に配置される透光部材511と、指針507や表示板509、透光部材511の所要部を露出させるための見返し板513と、指針507を照明する指針用の光源515と、表示板509を照明する表示板用の光源517と、表示板509と回路基板501との間に配置される枠体519とから構成される。
図7に示す従来の目盛リング521は、透光性材質、たとえば無色透明のアクリル樹脂等から成型加工された基板により構成される。基板の前面側(視認者側)には、大目盛523及び小目盛525が突起状に形成される。基板には、基板側から順番に、プライマ層527、アルミ蒸着膜529、トップコート層531が積層される。プライマ層527として遮光性或いは低光透過率を有する材質を用いている。このような構成によれば、目盛リング521の背後から照射された発光ダイオードからの光は、プライマ層527で遮断される、或いはプライマ層527を透過する光量が大幅に低減される。このため、表示意匠以外の金属層から光が漏れず、良好な見映えが得られる。
特開2004−61326号公報 特開2007−232403号公報
しかしながら、上記図6に示した指針式計器は、表示板509の周囲に配設されて目盛を構成する透光部材511と、装飾リングを構成している見返し板513とが別体となるため、組立性に難がある。
また、図7に示した目盛リング521は、透光性材質からなるリング部本体533にアルミ蒸着膜529を蒸着して装飾リングを構成しているため、大目盛523および小目盛525の前面を透明にして透過照明を可能とするためには、大目盛523および小目盛525の前面を切削や研磨によって後加工したり、マスキング処理したりする必要があり、製造コスト増を招く。また、文字盤等への固定のために目盛リング521に係止爪が形成される場合には、この係止爪にもアルミ蒸着膜529が形成されてしまうため、係止孔挿入時に係止爪から剥がれた蒸着膜片が異物となり、メータケース内の意匠部分に付着して品質を低下させる可能性がある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、後加工やマスキング処理を施さずに透光性枠体をメッキ処理するだけで、目盛部前面の透過照明を可能とする製造コストの安価な装飾リング及び装飾リングの製造方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1)車両用計器のメータ文字板の周囲に配設される装飾リングであって、環状枠部と前記環状枠部から指針の回転軸の中心に向かって放射方向に延設された目盛部とが、透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料により一体成形された透光性枠体と、前記環状枠部の裏面、前記目盛部の裏面、及び前記目盛部の前面を除く前記環状枠部の表面及び前記目盛部の側面を覆うようにメッキ可能な樹脂材料により前記透光性枠体と2色成形によって一体成形された金属調形成部と、前記金属調形成部の表面にメッキされたメッキ層と、備えることを特徴とする装飾リング。
上記(1)の構成の装飾リングによれば、メッキ不可能な樹脂材料により形成された透光性枠体の枠体裏面と目盛部前面を除いた枠体表面(枠体前面と枠体側面)及び目盛部側面は、メッキ可能な樹脂材料により2色成形によって一体成形された金属調形成部により覆われる。そして、枠体表面及び目盛部側面が金属調形成部で覆われた透光性枠体がメッキ処理されると、金属調形成部の表面にのみメッキ層が形成される。そこで、マスキング処理や後加工を施さなくても、枠体裏面及び目盛部前面に対してメッキ層が形成されることはない。従って、透光性枠体の枠体裏面及び目盛部前面を透明にして透過照明を可能とするために、マスキング処理や後加工をこれら枠体裏面及び目盛部前面に施す必要がなく、装飾リングの製造コストを低減することができる。
(2) 上記(1)の構成の装飾リングであって、メータケース側係止部に係止される枠体側係止部が、前記透光性枠体と同じ樹脂材料により前記環状枠部の裏面に一体成形されていることを特徴とする装飾リング。
上記(2)の構成の装飾リングによれば、メッキ可能な樹脂材料により2色成形によって一体成形された金属調形成部により覆われていない枠体裏面に設けられた枠体側係止部には、メッキ層が形成されることはない。従って、枠体側係止部がメータケース側係止部に係止される際にメッキ層の一部が剥離する心配がない。その結果、剥離したメッキ層が異物としてメータケース内に入り、品質低下を招いたり、電気回路(回路基板)に影響を与えたりすることがない。
(3) 車両用計器のメータ文字板の周囲に配設される装飾リングの製造方法であって、透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料により環状枠部と前記環状枠部から指針の回転軸の中心に向かって放射方向に延設された目盛部とを有する透光性枠体を1次成形し、メッキ可能な樹脂材料により前記環状枠部の裏面、前記目盛部の裏面、及び前記目盛部の前面を除く前記環状枠部の表面及び前記目盛部の側面を覆うように金属調形成部を前記透光性枠体に2次成形することによって、前記透光性枠体と前記金属調形成部とを2色成形する工程と、前記金属調形成部が2色成形によって一体成形された前記透光性枠体にメッキ処理を施す工程と、を含むことを特徴とする装飾リングの製造方法。
上記(3)の構成の装飾リングの製造方法によれば、先ず、目盛部を構成する透光性枠体が、メッキ不可能な樹脂材料(ポリカーボネート樹脂等)により1次成形される。そして、この透光性枠体には、枠体裏面と目盛部前面を除く枠体表面及び目盛部側面を覆うようにメッキ可能な樹脂材料(ABS樹脂等)が2次成形され、透光性枠体と金属調形成部とが2色成形によって一体成形される。即ち、透光性枠体は、枠体裏面と目盛部前面以外の部分が、メッキ可能な樹脂材料により2色成形によって一体成形された金属調形成部により覆われる。枠体表面及び目盛部側面が金属調形成部で覆われた透光性枠体にメッキ処理が施されると、金属調形成部の表面にのみメッキ層が形成される。そこで、マスキング処理や後加工を施さなくても、枠体裏面及び目盛部前面に対してメッキ層が形成されることはない。従って、透光性枠体の枠体裏面及び目盛部前面を透明にして透過照明を可能とするために、マスキング処理や後加工をこれら枠体裏面及び目盛部前面に施す必要がなく、装飾リングの製造コストを低減することができる。
本発明に係る装飾リング及び装飾リングの製造方法によれば、後加工やマスキング処理を施さずに透光性枠体をメッキ処理するだけで、目盛部前面の透過照明を可能とする製造コストの安価な装飾リング及び装飾リングの製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係る装飾リングを備えた車両用計器の正面図である。 図1に示した装飾リングの要部拡大斜視図である。 図2に示した装飾リングの製造方法を説明するための目盛部近傍の拡大斜視図であり、(a)は1次成形された透光性枠体を示し、(b)は透光性枠体に金属調形成部が2次成形された状態を示し、(c)は金属調形成部の表面にメッキ層がメッキされた状態を示す。 図3(c)に示した装飾リングを枠体裏面側から見た下面図である。 (a)は図3(c)のA−A断面図、(b)は図3(c)のB−B断面図である。 従来の指針式計器の回転軸を含む面における断面図である。 従来の目盛リングの大目盛及び小目盛を含む面における断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る装飾リング11は、例えば図1に示す車両用計器である車両用コンビネーションメータ13に用いられ、速度計15の円形の文字板(メータ文字板)35の周囲に配設されている。
車両用コンビネーションメータ13は、メータケース(図示略)と、速度計15と、燃料計17と、回転計19と、水温計21と、シフト表示部23と、ターン表示部25と、マルチ表示部27と、トリップノブ29と、を備える。例えば、速度計15や回転計19は、配線板に内機が固定されている。内機には指針31の回転軸が突出される。メータケースに取り付けられた見返し33は、配線板や内機等を覆い、開口部から上記各種メータ類を表出させている。見返し33の表側は、メータケースに取り付けられる透明カバー(図示略)によって更に覆われている。
本実施形態に係る装飾リング11は、速度計15の両側に隣接して設けられた回転計の側部装飾枠38と水温燃料計の側部装飾枠39とが、円環状の下部側で水平直線方向に延びる装飾底枠37に沿って一体に接続されている。
図1及び図2に示すように、速度計15における装飾リング11は、環状枠部41の内周側に、目盛部である複数の大目盛43と小目盛45とが、円周方向に沿って交互に設けられている。これら大目盛43と小目盛45は、指針31の回転軸を中心とする放射方向に沿って延設され、基端側が環状枠部41に接続され、先端側が先細となって指針31の回転軸の中心に向かっている。
図3〜図5に示すように、本実施形態の装飾リング11は、大目盛43、小目盛45と環状枠部41が一体成形された透光性枠体47と、透光性枠体47の枠体表面57及び目盛部側面59を覆う金属調形成部49と、金属調形成部49の表面にメッキされたメッキ層51と、を備える。
透光性枠体47は、図3(a)に示すように、例えばポリカーボネート樹脂等の透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料により大目盛43及び小目盛45が環状枠部41に一体成形されている。なお、透光性枠体47の枠体表面57は、透光性枠体47における枠体裏面53を除いた部分である枠体前面57aと枠体側面57bとを含むものとする。
金属調形成部49は、図3(b)に示すように、枠体裏面53と目盛部前面55を除いた透光性枠体47の枠体表面57(枠体前面57aと枠体側面57b)及び目盛部側面59を覆うように、例えばABS樹脂等のメッキ可能な樹脂材料により透光性枠体47と2色成形によって一体成形されている。
そして、メッキ層51は、図3(c)に示すように、この金属調形成部49の表面にメッキされる。
また、透光性枠体47には、メータケースに設けられたメータケース側係止部(図示略)に係止される枠体側係止部65が、透光性枠体47と同じメッキ不可能なポリカーボネート樹脂により枠体裏面53から延出するように一体成形されている(図4参照)。本実施形態に係る枠体側係止部65は、図2に示すように、可撓片部61の先端側に爪部63が形成された係止爪である。枠体側係止部65は、透光性枠体47の円周方向に沿って複数設けられている。
本実施形態の金属調形成部49には、白色のABS樹脂が用いられている。そして、透明な透光性枠体47と対向して密着している白色の金属調形成部49の樹脂境界67には、メッキ層51が付着することがない(図5参照)。そこで、透光性枠体47から金属調形成部49の樹脂境界67に伝搬した光は、白色の金属調形成部49による反射・拡散により効率的に大目盛43と小目盛45に向かって、目盛部前面55から出射される。その結果、大目盛43と小目盛45の発色性も自然に近い感じにすることができる。
なお、上記の特徴を利用して目盛色を種々の色に変えることができる。即ち、目盛色を赤色に変えるときは赤色のABS樹脂を用い、青色に変えるときは青色のABS樹脂を用いる。これにより、透光性枠体47における大目盛43及び小目盛45の目盛部前面55から出射される光を着色し、発色性を向上させることが可能となる。また、蛍光ピンク色等の蛍光顔料を混入したメッキ可能な樹脂材料により金属調形成部49を成形することもできる。
次に、上述した装飾リング11の製造方法を説明する。
本実施形態に係る装飾リング11の製造方法は、透光性枠体47と金属調形成部49を2色成形によって一体成形する工程と、メッキ処理を施す工程と、を有する。
先ず、透光性枠体47と金属調形成部49を2色成形により一体成形する工程では、ポリカーボネート樹脂等の透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料により大目盛43及び小目盛45と環状枠部41を有する透光性枠体47が1次成形される。
次に、ABS樹脂等のメッキ可能な樹脂材料により枠体裏面53と目盛部前面55を除く透光性枠体47の枠体表面57及び目盛部側面59を覆うように金属調形成部49が2次成形される。
そして、メッキ処理を施す工程では、金属調形成部49が一体成形された透光性枠体47にメッキ処理が施される。
次に、上記構成を有する装飾リング11の作用を説明する。
本実施形態に係る装飾リング11では、メッキ不可能なポリカーボネート樹脂により形成された透光性枠体47の枠体裏面53と目盛部前面55を除いた枠体表面57(枠体前面57aと枠体側面57b)及び目盛部側面59は、メッキ可能なABS樹脂により2色成形によって一体成形された金属調形成部49により覆われる。
そして、枠体表面57及び目盛部側面59が金属調形成部49で覆われた透光性枠体47がメッキ処理されると、金属調形成部49の表面にのみメッキ層51が形成される。
そこで、マスキング処理や後加工を施さなくても、枠体裏面53及び目盛部前面55に対してメッキ層51が形成されることはない。従って、透光性枠体47の枠体裏面53及び目盛部前面55を透明にして透過照明を可能とするために、マスキング処理や後加工をこれら枠体裏面53及び目盛部前面55に施す必要がなく、装飾リング11の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態に装飾リング11では、メータケース側係止部に係止される枠体側係止部65が、透光性枠体47と同じメッキ不可能なポリカーボネート樹脂により透光性枠体47の枠体裏面53に一体成形されている。そこで、メッキ可能なABS樹脂により2色成形によって一体成形された金属調形成部49により覆われていない枠体裏面53に設けられた枠体側係止部65には、メッキ層51が形成されることはない。従って、枠体側係止部65がメータケース側係止部に係止される際にメッキ層51の一部が剥離する心配がない。その結果、剥離したメッキ層51が異物としてメータケース内に入り、品質低下を招いたり、電気回路(回路基板)に影響を与えたりすることがない。
次に、上記装飾リング11の製造方法の作用を説明する。
本実施形態に係る装飾リング11の製造方法では、先ず、大目盛43及び小目盛45を構成する透光性枠体47が、メッキ不可能なポリカーボネート樹脂により1次成形される(図3(a)参照)。そして、この透光性枠体47には、枠体裏面53と目盛部前面55を除く枠体表面57(枠体前面57aと枠体側面57b)及び目盛部側面59を覆うように、メッキ可能なABS樹脂が2次成形され、透光性枠体47と金属調形成部49とが2色成形によって一体成形される。
即ち、透光性枠体47は、枠体裏面53と目盛部前面55以外の部分が、メッキ可能なABS樹脂により2色成形によって一体成形された金属調形成部49により覆われる(図3(b)参照)。枠体表面57及び目盛部側面59が金属調形成部49で覆われた透光性枠体47にメッキ処理が施されると、金属調形成部49の表面にのみメッキ層51が形成される(図3(c)参照)。そこで、マスキング処理や後加工を施さなくても、枠体裏面53及び目盛部前面55に対してメッキ層51が形成されることはない。従って、透光性枠体47の枠体裏面53及び目盛部前面55を透明にして透過照明を可能とするために、マスキング処理や後加工をこれら枠体裏面53及び目盛部前面55に施す必要がなく、装飾リング11の製造コストを低減することができる。
ここで、上述した本発明に係る装飾リング及び装飾リングの製造方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両用計器(車両用コンビネーションメータ)13のメータ文字板(文字板)35の周囲に配設される装飾リング11であって、透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料(ポリカーボネート樹脂)により目盛部(大目盛と小目盛)43,45を構成する透光性枠体47と、枠体裏面53と目盛部前面55を除く前記透光性枠体47の枠体表面57及び目盛部側面59を覆うようにメッキ可能な樹脂材料(ABS樹脂)により前記透光性枠体47と2色成形によって一体成形された金属調形成部49と、前記金属調形成部49の表面にメッキされたメッキ層51と、を備えることを特徴とする装飾リング11。
[2] 上記[1]の構成の装飾リング11であって、メータケース側係止部に係止される枠体側係止部65が、前記透光性枠体47と同じ樹脂材料(ポリカーボネート樹脂)により前記透光性枠体47の枠体裏面53に一体成形されていることを特徴とする装飾リング11。
[3] 車両用計器(車両用コンビネーションメータ)13のメータ文字板(文字板)35の周囲に配設される装飾リング11の製造方法であって、透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料(ポリカーボネート樹脂)により目盛部(大目盛と小目盛)43,45を構成する透光性枠体47を1次成形し、メッキ可能な樹脂材料(ABS樹脂)により枠体裏面53と目盛部前面55を除く前記透光性枠体47の枠体表面57及び目盛部側面59を覆うように金属調形成部49を前記透光性枠体47に2次成形することによって、前記透光性枠体47と前記金属調形成部49とを2色成形する工程と、前記金属調形成部49が2色成形によって一体成形された前記透光性枠体47にメッキ処理を施す工程と、を含むことを特徴とする装飾リング11の製造方法。
従って、本実施形態に係る装飾リング11及び装飾リング11の製造方法によれば、後加工やマスキング処理を施さずに透光性枠体47をメッキ処理するだけで、目盛部前面55の透過照明を可能とする製造コストの安価な装飾リング11及び装飾リング11の製造方法を提供できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…装飾リング
13…車両用コンビネーションメータ(車両用計器)
35…文字板(メータ文字板)
43…大目盛(目盛部)
45…小目盛(目盛部)
47…透光性枠体
49…金属調形成部
51…メッキ層
53…枠体裏面
55…目盛部前面
57…枠体表面
57a…枠体前面
57b…枠体側面
59…目盛部側面
65…枠体側係止部

Claims (3)

  1. 車両用計器のメータ文字板の周囲に配設される装飾リングであって、
    環状枠部と前記環状枠部から指針の回転軸の中心に向かって放射方向に延設された目盛部とが、透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料により一体成形された透光性枠体と、
    前記環状枠部の裏面、前記目盛部の裏面、及び前記目盛部の前面を除く前記環状枠部の表面及び前記目盛部の側面を覆うようにメッキ可能な樹脂材料により前記透光性枠体と2色成形によって一体成形された金属調形成部と、
    前記金属調形成部の表面にメッキされたメッキ層と、
    を備えることを特徴とする装飾リング。
  2. 請求項1に記載の装飾リングであって、
    メータケース側係止部に係止される枠体側係止部が、前記透光性枠体と同じ樹脂材料により前記環状枠部の裏面に一体成形されていることを特徴とする装飾リング。
  3. 車両用計器のメータ文字板の周囲に配設される装飾リングの製造方法であって、
    透光性を有すると共にメッキ不可能な樹脂材料により環状枠部と前記環状枠部から指針の回転軸の中心に向かって放射方向に延設された目盛部とを有する透光性枠体を1次成形し、メッキ可能な樹脂材料により前記環状枠部の裏面、前記目盛部の裏面、及び前記目盛部の前面を除く前記環状枠部の表面及び前記目盛部の側面を覆うように金属調形成部を前記透光性枠体に2次成形することによって、前記透光性枠体と前記金属調形成部とを2色成形する工程と、
    前記金属調形成部が2色成形によって一体成形された前記透光性枠体にメッキ処理を施す工程と、
    を含むことを特徴とする装飾リングの製造方法。
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