JP2012118006A - 計器の照明構造 - Google Patents

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裕史 西山
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Abstract

【課題】同一の形状のハウジング部材を用いて、部品の共通化を図り、製造コストを減少させることができる計器の照明構造を提供する。
【解決手段】液晶表示装置5の表示面部5aは、バックライトLED照明装置9…で、裏面側から透過照明されている。
ハウジング部材12には、表示面部5aを埋設する液晶装置収納凹部13dが形成されていて、表示面部5aの表面側5cの奥行き方向hの位置を、文字板6,7の何れの表示面6c,7cの表面側の位置よりも、奥側位置となるように、この液晶装置収納凹部13d内に装着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に、自動車等、車両に用いられる計器の照明構造で、特に、表示意匠の造形の異なる文字板を照明出来る計器の照明構造に関するものである。
従来、図7及び図8に示すように、車両用のメータの照明構造が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
まず、この計器の照明構造の構成から説明すると、この車両用の計器の照明構造では、車両の各種情報を表示する車両用計器としてのコンビネーションメータ1が、図示省略の乗員室の運転席前方に位置するインストルメントパネル内に配置されている。
この様なコンビネーションメータ1には、アナログ表示指針4aが設けられて、車両の速度を表示する車速度計4、エンジン回転数を表示するタコメータ及び、走行距離等の各種情報を表示する液晶表示装置5が、車種の必要に応じて、適宜組み合わせられている。
この従来のコンビネーションメータ1は、主に、筐体を概略構成するハウジング部材2と、このハウジング部材2の裏面側2aに配置される樹脂製の平板形状を呈する回路基板3とを有している。
この回路基板3には、前記アナログ表示指針4aの回転駆動を行う指針駆動アクチュエータ装置4bが設けられている。
また、前記液晶表示装置5は、前記ハウジング部材2の開口部2bに嵌着されて、このハウジング部材2の表面側2cと略面一となる略長方形形状の表示面部5aを有して、駆動信号の入力より、各種情報が表示されるように、この回路基板3に接続されている。
そして、この回路基板3のハウジング部材2側には、バックライトLED照明装置8…及び9,9等が実装されていて、通電により点灯可能とすることにより、図8に示す様な前記ハウジング部材2の表面側2cに装着される各種文字板6,7等が、裏面側から透過照明されるように構成されている。
特開2005−257496号公報
しかしながら、このように構成された従来の計器の照明構造では、図8に示す様に、平板的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板6と、立体的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板7とでは、各々の裏面側の形状が異なり、各文字板6,7の形状に適合させて、異なる造形のハウジング部材2を2種類用意しなければならず、製造コストの上昇を抑制することが困難であった。
即ち、図7中に示す様に、前記ハウジング部材2の車速度計4部分と、液晶表示装置5が設けられた部分とが隣接している場合、立体的な造形の文字板7形状に合わせて、二点鎖線に示す様な切欠部10を、表面側2cに凹設形成すると、図8中一点鎖線で示すように、平板的な造形の文字板6を装着すると、この文字板6とこの切欠部10との間に空隙10aが、形成されてしまう。
このため、この空隙10aを介して、前記バックライトLED照明装置8…の照明光が、液晶表示装置5の表示面部5a側に漏れたり、或いは、前記バックライトLED照明装置9,9の照明光が、車速度計4側に漏れる虞があった。
また、図7中実線に示す様に、前記ハウジング部材2の車速度計4部分と、液晶表示装置5が設けられた部分との間に、前記切欠部10を形成せずに、図8に示す様な平板的な造形の文字板6に合わせた平滑な表面側2cの造形とすると、立体的な造形の文字板7の裏面側から、突設された環状凸部7a等が、このハウジング部材2の表面側2cと干渉してしまい、所望の組み付けが行えない虞もあった。
そこで、本願発明は、同一の形状のハウジング部材を用いて、部品の共通化を図り、製造コストを減少させることができる計器の照明構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載されたものは、各々バックライト照明装置を有する少なくとも二種類の表示部を隣接配置したハウジング部材の表面側に、造形の異なる複数種類の文字板を、交換装着可能とする計器の照明構造であって、
少なくとも一方の前記表示部は、液晶部バックライト照明装置で、裏面側から透過照明される表示面部を有する液晶表示装置であり、前記ハウジング部材には、該表示面部を埋設する液晶装置収納凹部を形成して、該表示面部の表面側の奥行き方向の位置を、前記文字板の表示面の位置よりも、奥側位置となるように装着した計器の照明構造を特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記液晶装置収納凹部の周縁は、前記ハウジング部材と一体に突設された隔壁部によって囲われていて、該隔壁部の奥行き方向位置で、前記液晶表示装置の表面側の位置よりも手前には、前記文字板を支持する端面が形成されている請求項2記載の計器の照明構造を特徴としている。
更に、請求項3に記載されたものは、隔壁部の端面は、前記造形の異なる複数種類の文字板の表示面が、造形によって、最も奥側位置となる部分の対向面と当接して支持される請求項2記載の計器の照明構造を特徴としている。
そして、請求項4に記載されたものは、前記隔壁部の端面には、前記文字板の形状に係合する光路阻害部が形成されている請求項2又は3記載の計器の照明構造を特徴としている。
また、請求項5に記載されたものは、前記隔壁部の内側には、奥行き方向の奥行側端部が、前記隔壁部の端面に重複する位置まで埋設されて、前記文字板の表面側から突出する様に装着されるアッパハウジング部材を有する請求項2乃至4のうち、何れか一項記載の計器の照明構造を特徴としている。
このように構成された請求項1記載のものは、前記液晶表示装置の表示面部が、前記ハウジング部材に凹設形成された液晶装置収納凹部に埋設されて、前記文字板の表面側よりも、奥側に位置する。
このため、奥行き方向で、前記液晶表示装置の表示面部と、前記文字板の表面側との間に寸法差を与えて立体感を得つつ、前記各々バックライト照明装置の照明光が、他方の表示面方向に光り漏れしない造形を得られる。
従って、造形の異なる複数種類の文字板を、交換装着しても、各文字板と、ハウジング部材との間で干渉が発生したり、或いは、光り漏れが発生しないので、同一の形状のハウジング部材を用いて、部品の共通化を図り、製造コストを減少させることができる。
また、請求項2に記載されたものは、前記文字板を支持する端面が、前記液晶装置収納凹部の周縁で、前記ハウジング部材と一体に突設された隔壁部に形成されている。 このため、該隔壁部によって囲われた奥行き方向位置に設けられた前記液晶表示装置の表面側には、前記他の表示部のバックライト照明装置からの照明光が、光り漏れする虞を減少させることが出来る。
更に、請求項3に記載されたものは、前記隔壁部の端面によって、前記造形の異なる文字板でも、表面側が奥側位置となる部分の対向面に対して、当接して支持されている。
このため、文字板が干渉して、前記ハウジング部材の表面側に装着出来なかったり、変形等により、不完全な装着状態となることなく、確実に装着させることが出来る。
また、請求項4に記載されたものは、前記隔壁部の端面には、前記文字板の形状に係合する光路阻害部によって、直進する照明光は、遮られて、反対側の表示面に到達し難い。
更に、請求項5に記載されたものは、前記隔壁部の内側に設けられた前記アッパハウジング部材のうち、前記隔壁部の端面に重複する位置まで埋設された奥行き方向の奥行側端部が、前記他の表示部のバックライト照明装置からの照明光が、前記液晶表示装置の表面側へ光り漏れによって到達しないように、該表面側に隣接させることが出来る。
従って、更に、部材同士の干渉が防止出来ると共に、光り漏れが発生する虞を減少させることが出来る。
この発明の実施の形態の計器の照明構造で、メータ計器に設けられる文字板のうち、立体的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板と、平板的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板とが、交換可能な全体の構成を説明するメータ計器の分解斜視図である。 実施の形態の計器の照明構造で、メータ計器に設けられる文字板のうち、立体的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板の正面図である。 実施の形態の計器の照明構造で、平板的な文字板を装着した状態で、図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での断面図である。 実施の形態の計器の照明構造で、平板的な文字板を装着した状態で、図2中B−B線に沿った位置に相当する位置での断面図である。 実施の形態の計器の照明構造で、立体的な文字板を装着した状態を示す図2中A−A線に沿った位置での断面図である。 実施の形態の計器の照明構造で、立体的な文字板を装着した状態を示す図2中B−B線に沿った位置での断面図である。 従来例の計器の照明構造で、内部の構成を説明する模式的な分解斜視図である。 従来例の計器の照明構造で、立体的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板と、平板的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板とが、交換装着される様子を模式的に説明するメータ計器の一部断面分解斜視図である。
次に、この発明を実施するための実施の形態の計器の照明構造について、図1乃至図6を用いて説明する。
なお、前記従来と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、この実施の形態の計器の照明構造の構成から説明すると、この車両用の計器の照明構造では、車両の各種情報を表示するコンビネーションメータ11が、図示省略の乗員室の運転席前方に位置するインストルメントパネル内に配置されている。
このコンビネーションメータ11は、主に、筐体を概略構成するハウジング部材12のうち、ロアハウジング部材13を共通部品として、このロアハウジング部材13の表面側に装着される文字板部材を造形の異なる複数種類、この実施の形態では、平板的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板6と、立体的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板7とによる二種類で、各々の表裏面側の形状が異なるものを、交換装着可能に構成されている。
また、このコンビネーションメータ11では、これらの各文字板6,7の造形に合わせて、アナログ表示指針4aが設けられて、車両の速度を表示する車速度計4、必要に応じて、アナログ表示指針14a,14bを設けて、エンジン回転数又はモータ回転数を表示するタコメータ14及び、走行距離等の各種情報を表示する液晶表示装置5が、車種に応じて、適宜組み合わせられている。
この実施の形態では、前記両文字板6,7に、各々車速度計4及び液晶表示装置5が設けられているのに加えて、更に、前記立体的な造形の意匠を表面形状として採用する文字板7には、前記タコメータ14が設けられている。
そして、このコンビネーションメータ11は、主に、筐体を概略構成する前記ハウジング部材12のロアハウジング部材13及びアッパハウジング部材15のうち、ロアハウジング部材13の裏面側13aには、エポキシ樹脂製の回路基板3が設けられている。
この回路基板3には、略平板形状を呈して、前記アナログ表示指針4a又は、アナログ表示指針14a,14b…の回転駆動を行う指針駆動アクチュエータ装置4b…等が、各々設けられている。
また、この回路基板3には、前記液晶表示装置5のドライバ駆動部が接続されていると共に、バックライト照明装置としての指向性を有するLEDからなる液晶部のバックライトLED照明装置9…が、固着されている。
そして、図1に示すように、前記ロアハウジング部材13に凹設形成された液晶装置収納凹部13dには、この液晶表示装置5の表示面部5aが、前記液晶部のバックライトLED照明装置9…の照明光を拡散させるガイドフィルタ部材5bを介在させて、運転席側から埋設されている。
この実施の形態では、前記表示面部5aの最も手前側に位置する表面側5cの奥行き方向の位置が、前記何れの各文字板6,7に設けられる表示面6c,7cの位置よりも、奥側位置となるように装着されている。
すなわち、この前記液晶装置収納凹部13dの周縁は、前記ロアハウジング部材13に一体となるように、突設された隔壁部20によって囲われている。
この隔壁部20は、図5に示す様に奥行き方向(紙面上下方向)h位置で、前記液晶表示装置5の表示面部5aの表面側5cの位置h2よりも手前位置h3(h3<h2)には、前記文字板7の裏面側7dに当接して、支持する端面21が形成されている。
この端面21は、図3に示す様に、前記文字板6の裏面側6dには、当接しない位置h3に設けられている。
更に、図5に示す様に、この隔壁部20の端面21は、前記造形の異なる複数種類の文字板6,7のうち、立体的な凹凸を、面内,外方向に有することにより、造形によって、最も奥側位置h1(h1=略h3)となる対向面としての表示面7cの裏面側7dが、当接されて支持されている。
また、この実施の形態では、前記液晶装置収納凹部13dに対応する液晶表示開口部7bの開口周縁に沿って、断面略Z型形状を呈することにより、裏面側7dが当接される段差部22が設けれている。
そして、図1に示す様に、前記隔壁部20の端面のうち、車速度計4側のバックライト照明装置としてのバックライトLED照明装置8と、この液晶表示装置5とを結ぶ線上には、前記従来と同様に、切欠部10が凹設形成されている。
この実施の形態の切欠部10には、図6に示す様に、立体的な前記文字板7の環状凸部7aの凸形状に係合するように、凹形状を呈する光路阻害部としての谷溝部23が、形成されている。
また、この隔壁部20の内側には、前記各文字板6,7の液晶表示開口部6b又は、液晶表示開口部7bに嵌着されて、図4又は図6に示す様な略角錐フード筒形状で同一形状を呈する前記アッパハウジング部材15が、設けられている。
このアッパハウジング部材15は、前記液晶表示装置5の表面側5cに装着されて、奥行き方向hの奥行側端部15aが、前記隔壁部20の端面21に重複する位置h4まで、埋設されると共に、前記文字板6の表示面6c表面側から、所定量h5を有して、突出される様に設けられている。
また、このロアハウジング部材13の液晶装置収納凹部13dの開口に対応して、前記各文字板6,7には、略長方形形状の液晶表示開口部6b,7bが各々開口形成されている。
このように、前記回路基板3からの点灯信号の入力より、ハウジング部材2側に実装された前記バックライトLED照明装置9,9等が、通電されて点灯されると、LED照明光は、前記ガイドフィルタ部材5bを通過して、拡散される。
このガイドフィルタ部材5bで拡散された照明光は、前記液晶表示装置5の裏面側から入光して、略均一の光量で、各種情報が表示される前記表示面部5aを、透過照明されるように構成されている。
また、前記車速度計4に対応するこの回路基板3には、ハウジング部材2側に前記指向性を有するバックライトLED照明装置8,8…等が実装されている。
これらのバックライトLED照明装置8,8の真上には、前記ロアハウジング部材13の一部として、各アナログ表示指針4a又は、14a,14bの回転軸部分の周囲に傘状に形成されて、LED照明光を、装着された各文字板6又は7の裏面側から、反射照明させて、透過光を略均一の光量とする反射面部13e,13fが、各々設けられている。
そして、図1に示す様に、このロアハウジング部材13に、正面視略扇型形状を呈して、凹設されるメータ凹部13g又は、タコメータ凹部13hの範囲内で、前記ハウジング部材2の表面側2cに装着される各種文字板6,7等の各車速度計4又はタコメータ14が、設けられている部分のみ、裏面側から透過照明されるように構成されている。
次に、この実施の形態の計器の照明構造の作用効果について説明する。
この実施の形態の計器の照明構造では、前記コンビネーションメータ11の液晶表示装置5の表示面部5aが、前記ハウジング部材12を構成するロアハウジング部材13に凹設形成された液晶装置収納凹部13dに埋設されて、前記文字板6の表面側5cの表示面よりも、奥側に位置する。
このため、図4に示す様に、奥行き方向hで、前記液晶表示装置5の表示面部5aと、前記文字板6の表示面6cの表面側5cとの間に寸法差h4が与えられて立体感が得られる。
また、図3に示す様に、前記文字板6を支持する前記隔壁部20の端面21が、前記液晶装置収納凹部13dの周縁で、前記ロアハウジング部材13と一体に突設された隔壁部20に形成されている。
この隔壁部20によって囲われているので、奥行き方向位置に設けられた前記液晶表示装置5の表面側5cには、液晶装置収納凹部13dの内側面で反射されたバックライトLED照明装置9の照明光r1は、アッパハウジング部材15によって、確実に遮断されて、前記表示面部5aの表面側5cに廻り込むことはない。
更に、図4に示すように、空隙10aが形成されている部分でも、前記表示面部5aの表面側5cが囲われているので、奥行き方向hの位置では、前記切欠部10に設けられた谷溝部23の最も高い位置h6よりも、前記奥行側端部15aの位置h4が、深い位置となるように、前記表面側5cを位置させて、固定支持させることが出来る。
従って、前記車速度計4のバックライトLED照明装置8からの照明光r2は、前記隔壁部20で略反射して、前記文字板6の車速度計4の指針通過領域部分を、略扇形形状で、略均一となるように透過照明することが出来る。
そして、この照明光r2は、前記液晶表示装置5方向へ光り漏れして、この表面側5cに侵入する虞を減少させることが出来る。
この図3及び図4に示す様な平面板状の文字板6を前記ロアハウジング部材13の表面側に装着する際に、文字板6とこのロアハウジング部材13との間に、空隙10aが生じても、前記各々バックライトLED照明装置8…,9…の照明光が、他方の各表面側5c及び表示面7c方向に対して、光り漏れしない造形を得られる。
従って、図1に示す様な造形の異なる複数種類の文字板6,7のうち、図3及び図4に示す平面板状の文字板6から、図5及び図6に示す様な立体的な文字板7に、タコメータ14の要否等に応じて、適宜、交換装着できる。
すなわち、図5及び図6に示す様な立体的な文字板7を、前記ロアハウジング部材13の表面側2cに装着すると、前記車速度計4と、液晶表示装置5との間では、図5に示す様に、前記隔壁部20の端面21に、前記段差部22よりも、位置h1奥側に造形された裏面側7dが当接して、支持される。
このため、前記バックライトLED照明装置9…の照明光r3は、アナログ表示される表示面7c方向に光り漏れすることが無いと共に、前記液晶装置収納凹部13dの内側面及び前記段差部22の裏面側で反射された照明光r3は、前記アッパハウジング部材15に遮られて、前記液晶表示装置5の表面側5cへ廻り込んで侵入する虞を減少させることが出来る。
また、この実施の形態では、図6に示されるように、前記隔壁部20の切欠部10には、断面形状略V字形の谷溝部23が形成されていて、前記文字板7の環状凸部7aがこの谷溝部23の形状に係合されて、当接されている。
この谷溝部23は、直線的に進行する照明光r4を、前記環状凸部7aとの間に通過させにくい非平坦な光路阻害部として造形されているので、この隔壁部20によって、前記照明光r4又は、バックライトLED照明装置9からの照明光r3は、更に、確実に遮られて、反対側の表示面部5aの表面側5c又は、表示面7cに到達し難い。
このうち、更に、前記隔壁部20の内側に設けられた前記アッパハウジング部材15のうち、前記隔壁部20の上端面に、奥行き方向hで、図4中高さh4に示す位置と、重複する位置まで埋設された奥行側端部15aが、前記車速度計4のバックライトLED照明装置8からの照明光r4が、空隙10aの形成によって、前記液晶表示装置5の表面側5cへ光り漏れによって、到達しないように遮る。
また、前記アッパハウジング部材15は、埋設されているので、前記奥行側端部15aを、この液晶表示装置5の表面側5cへ隣接させて装着出来る。
従って、更に、立体的な文字板7に凸設形成された環状凸部7aと、隔壁部20との干渉が、寸法誤差を有していても、防止出来ると共に、光り漏れが発生する虞を減少させることが出来る。
このように、図1に示す様な造形の異なる文字板6,7でも、図5に示す様に、表示面7cの奥側位置となる裏面側7dと、端面21とを当接させて、支持させることにより、文字板7の環状凸部7aが干渉して、コンビネーションメータ11のうち、ロアハウジング部材13の表面側2cに装着出来なかったり、変形等により、不完全な装着状態となることなく、確実に装着させることが出来る。
更に、従来の様に、各文字板6,7と、ハウジング部材2との間で干渉が発生したり、或いは、光り漏れが発生しないので、同一の形状のハウジング部材12を用いて、部品の共通化を図り、製造コストを減少させることができる。
他の構成及び作用効果については、前記従来例と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態の計器の照明構造を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態の計器の照明構造に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、隔壁部20の照明光r1〜r4が侵入しやすい端面21及び切欠部10と、文字板6,7の環状凸部7aとの間の関係を中心に説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、図8中白抜き一方向破線で示す様に、空隙10aが拡大する等、立体的な造形が複雑なものとなっても、前記液晶表示装置5の表示面部5aの表面側5cの奥行き方向hの位置h2が、前記何れの文字板6,7に設けられる表示面6cの位置よりも、奥側位置となるように装着されるものであれば良く、文字板6等及び、ハウジング部材12の数量,形状及び材質が、特に限定されるものではない。
この実施の形態の計器の照明構造は、自動車等、車両に用いられる計器の照明構造であれば、どのような車両、例えば、電動自動車、若しくはハイブリッドカーに用いられていても良く、この場合、エンジン等の回転数の表示に代えて、又はエンジン等の回転数と共に、モータの回転数を表示する文字板部材を有するものであってもよい。
また、この計器が、車両に搭載される位置及び車載方法も、車室内前方のインストルメントパネル内に限らず、前,後部若しくは中央部に、単体若しくは、複数、搭載される計器の照明構造に適用されてもよいものである。
4 車速度計(表示部の一つ)
5 液晶表示装置(表示部の一つ)
5a 表示面部
5c 表面側
6,7 文字板
6b,7b 液晶表示開口部
6c,7c 表示面
6d,7d 裏面側
7a 環状凸部
8,9 バックライトLED照明装置(バックライト照明装置)
10 切欠部
10a 空隙
11 コンビネーションメータ(計器)
12 ハウジング部材
13 ロアハウジング部材(ハウジング部材の一部)
13d 液晶装置収納凹部
14 タコメータ(表示部の一つ)
15 アッパハウジング部材
15a 奥行側端部
20 隔壁部
21 端面
22 段差部
23 谷溝部(光路阻害部)

Claims (5)

  1. 各々バックライト照明装置を有する少なくとも二種類の表示部を隣接配置したハウジング部材の表面側に、造形の異なる複数種類の文字板を、交換装着可能とする計器の照明構造であって、
    少なくとも一方の前記表示部は、液晶部バックライト照明装置で、裏面側から透過照明される表示面部を有する液晶表示装置であり、前記ハウジング部材には、該表示面部を埋設する液晶装置収納凹部を形成して、該表示面部の表面側の奥行き方向の位置を、前記文字板に設けられる表示面の位置よりも、奥側位置となるように装着したことを特徴とする計器の照明構造。
  2. 前記液晶装置収納凹部の周縁は、前記ハウジング部材と一体に突設された隔壁部によって囲われていて、該隔壁部の奥行き方向位置で、前記液晶表示装置の表面側の位置よりも手前には、前記文字板を支持する端面が形成されていることを特徴とする請求項2記載の計器の照明構造。
  3. 前記隔壁部の端面は、前記造形の異なる複数種類の文字板の表示面が、造形によって、最も奥側位置となる部分の対向面と当接して支持されることを特徴とする請求項2記載の計器の照明構造。
  4. 前記隔壁部の端面には、前記文字板の形状に係合する光路阻害部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の計器の照明構造。
  5. 前記隔壁部の内側には、奥行き方向の奥行側端部が、前記隔壁部の端面に重複する位置まで埋設されて、前記文字板の表面側に装着されるアッパハウジング部材を有することを特徴とする請求項2乃至4のうち、何れか一項記載の計器の照明構造。
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