JP6208063B2 - 成膜装置、成膜方法及びリフレクタユニット - Google Patents

成膜装置、成膜方法及びリフレクタユニット Download PDF

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Description

本発明は、成膜装置、成膜方法及びリフレクタユニットに関する。
従来から、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等のパワーデバイスのように、比較的膜厚の大きい結晶膜を必要とする半導体素子の製造工程では、ウェーハ等の基板に単結晶薄膜を気相成長させて成膜するエピタキシャル成長技術が利用される。
エピタキシャル成長技術に使用される成膜装置では、常圧または減圧に保持された成膜室の内部に、例えば、ウェーハを載置する。そして、このウェーハを加熱しながら成膜室内に、成膜のための原料となるガス(以下、単に原料ガスとも言う。)を供給する。すると、ウェーハの表面で原料ガスの熱分解反応および水素還元反応が起こり、ウェーハ上にエピタキシャル膜が成膜される。
膜厚の大きなエピタキシャルウェーハを高い歩留まりで製造するには、均一に加熱されたウェーハの表面に新たな原料ガスを次々に接触させて、気相成長の速度を向上させる必要がある。そこで、ウェーハを高速で回転させながらエピタキシャル成長させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
従来の成膜装置では、熱効率を上げるために、成膜室の上部にドーナツ形状(円環状)のリフレクタを設け、熱源からの輻射を反射するように構成されている。このリフレクタの材料には例えばSiCが被覆されたカーボンが用いられている。しかし、成膜室の昇温に伴い、リフレクタの径方向に温度分布が発生し、熱応力によりリフレクタが破損するという問題があった。
特開平5−152207号公報
本発明は、熱応力による破損を防止したリフレクタを備える成膜装置、リフレクタユニット、及びこのような成膜装置を用いた成膜方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による成膜装置は、基板上に成膜を行う成膜室と、前記基板を下方から加熱するヒータと、前記成膜室の上部に設けられる第1リフレクタユニットと、前記成膜室にプロセスガスを供給するガス供給部と、を備え、前記第1リフレクタユニットは、円環状の第1リフレクタを有し、前記第1リフレクタには内周部から外周部にわたって第1スリットが設けられ、前記第1リフレクタは前記第1スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続していることを特徴とする。
本発明の一態様による成膜方法は、上部にリフレクタユニットが設けられた成膜室内にSiC基板を搬入し、前記リフレクタユニットより上方の位置からシランガスを含むプロセスガスを取り込み、前記リフレクタユニットを貫通するガス流路を介して、前記リフレクタの下方領域に前記プロセスガスを供給して、前記SiC基板上への成膜を行う成膜方法であって、前記リフレクタユニットは、円環状のリフレクタを有し、前記リフレクタには内周部から外周部にわたってスリットが設けられ、前記リフレクタは前記スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続しており、前記SiC基板への成膜時は、前記成膜室のうち、前記リフレクタユニットの下方領域を第1所定温度にし、前記リフレクタユニットの上方領域を前記第1所定温度より低い第2所定温度にすることを特徴とする。
本発明の一態様によるリフレクタユニットは、基板上に成膜を行う成膜室の上部に設けられ、前記成膜室内のヒータからの熱を反射するリフレクタユニットであって、円環状をなし、内周部から外周部にわたって第1スリットが設けられ、前記第1スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している第1リフレクタと、円環状をなし、内周部から外周部にわたって第2スリットが設けられ、前記第2スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している第2リフレクタと、を備え、前記第2リフレクタは、前記第2スリットの位置を前記第1スリットの位置からずらして、前記第1リフレクタ上に積層されていることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、リフレクタが熱応力により破損することを防止できる。
本発明の実施形態による成膜装置の概略構成図。 本発明の実施形態によるリフレクタの概略構成図。 本発明の実施形態によるリフレクタユニットの概略構成図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態による成膜装置の概略構成図である。成膜処理の対象である試料として、SiCからなる基板101が用いられる。図1では、サセプタ102に基板101を載置した状態を示している。そして、サセプタ102上に載置された基板101上に、SiCエピタキシャル膜を形成するための原料となる複数種類のガス(プロセスガス)を供給し、基板101上で気相成長反応させて成膜を行う。
成膜装置100は、基板101上で気相成長をさせてSiCエピタキシャル膜の成膜を行う成膜室として、チャンバ103を有する。
チャンバ103の内部において、サセプタ102が、回転部104の上方に設けられている。サセプタ102は、開口部を有して構成されたリング状の形状を有する。そして、サセプタ102は、サセプタ102の内周側に座ぐりが設けられ、この座ぐり内に基板101の外周部を受け入れて支持する構造を有する。また、サセプタ102は、高温下にさらされることから、例えば、等方性黒鉛の表面にCVD法によって高耐熱な高純度のSiCを被覆して構成される。
なお、サセプタ102の構造は、図1に示すものに限定されない。例えば、その開口部を塞ぐ部材を設けてサセプタを構成することが可能である。
回転部104は、円筒部104aと回転軸104bを有している。回転部104では、円筒部104aの上部でサセプタ102を支持している。そして、回転軸104bが図示しないモータによって回転することにより、円筒部104aを介してサセプタ102が回転する。こうして、サセプタ102の上に基板101が載置された場合、その基板101を回転させることができる。
図1において、円筒部104aは、上部が開口する構造を有し、上部が解放された構造である。円筒部104a内には、ヒータ(主ヒータ)120が設けられている。ヒータ120には抵抗加熱ヒータを用いることが可能であり、例えば不純物がドープされたカーボン(C)材で構成される。ヒータ120は、回転軸104b内に設けられた略円筒状の石英製のシャフト108の内部を通る配線(図示せず)によって給電され、基板101をその裏面から加熱する。
また、円筒部104a内には、ヒータ120による加熱を効率的に行うために、ヒータ120の下方にリフレクタ110が設けられている。リフレクタ110は、カーボン、SiC、又はSiCを被覆したカーボンなどの耐熱性の高い材料を用いて構成される。また、リフレクタ110の下方には断熱材111が設けられており、ヒータ120からの熱がシャフト108等に伝わることを防止することができ、加熱時のヒータ電力を抑制することもできる。
シャフト108の内部には、基板昇降手段として昇降ピン112が配置されている。昇降ピン112の下端は、シャフト108の下部に設けられた図示されない昇降装置まで伸びている。そして、その昇降装置を動作させて昇降ピン112を上昇または下降させることができる。この昇降ピン112は、基板101のチャンバ103内への搬入とチャンバ103外への搬出の時に使用される。昇降ピン112は基板101を下方から支持し、持ち上げてサセプタ102から引き離す。そして、基板101の搬送用ロボット(図示されない)との間で基板101の受け渡しができるように、基板101を回転部104上のサセプタ102から離れた上方の所定の位置に配置するように動作する。
チャンバ103の下部には、ガスを排気するためのガス排気部125が設けられている。ガス排気部125は、調整バルブ126および真空ポンプ127からなる排気機構128に接続している。排気機構128は、図示しない制御機構により制御されてチャンバ103内を所定の圧力に調整する。
また、チャンバ103内には、成膜処理が行われる成膜領域103bと、チャンバ103の側壁(内壁)103aとを仕切る円筒型のライナ130が設けられている。ライナ130は、カーボン又はSiCを被覆したカーボンなどの耐熱性の高い材料を用いて構成される。
ライナ130と側壁103aとの間には、基板101を上方から加熱する補助ヒータ131が設けられている。補助ヒータ131は例えば抵抗加熱型のヒータである。また、補助ヒータ131と側壁103aとの間には断熱材132が設けられており、補助ヒータ131からの熱がチャンバ103に伝わることを防止する。このことにより、加熱時のヒータ電力を抑制することができる。
成膜装置100のチャンバ103の上部には、熱効率を上げるために、ヒータ120や補助ヒータ131からの輻射を反射するリフレクタユニットRU1、RU2が設けられている。リフレクタユニットRU2はリフレクタユニットRU1の下方に設けられている。
リフレクタユニットRU1は、互いに離間して積層された複数枚の薄板140を備えており、各薄板140は、円形状のリフレクタ141と、円形状リフレクタ141の外周部に設けられた円環状のリフレクタ142とを有する。リフレクタ141、142は、カーボン、SiC、又はSiCを被覆したカーボンを用いて構成される。
図2は、リフレクタ142の上面図である。図2に示すように、リフレクタ142には、内周部から外周部にわたって、スリットSLが設けられている。チャンバ103内において熱を反射するリフレクタ142には、径方向に温度分布が発生し、熱応力がかかる。しかし、図2に示すようなスリットSLを設けることで、応力が緩和され、リフレクタ142の破損を防止することができる。
また、形成するスリットSLを1箇所(1本)にすることで、リフレクタ142はスリットSLを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続し、1つの円環状のリフレクタ142が複数の部品に分割されない。そのため、部品点数の増加や、リフレクタ支持箇所の増加を防止することができる。
リフレクタ142の温度上昇時、スリットSLの形成箇所は、他の箇所と比較して変形量が大きくなる。そのため、スリットSLの位置と、リフレクタ142の支持位置とをずらして、リフレクタ142の設置姿勢(傾き等)への影響を抑制することが好ましい。例えば、リフレクタ142を支持する支持部材が120°間隔で3ヶ所設けられている場合、2つの支持部材の中間にスリットSLを位置させる。
成膜装置100に成膜領域103bの温度を測定する熱電対が設けられ、リフレクタ142に、この熱電対を通すための孔が設けられる場合、このような孔には熱応力がかかりやすいため、この孔に合わせてスリットSLを形成することが好ましい。
スリットSLを介した熱源からの輻射の漏れを少なくするために、スリットSLの幅は0.5〜1.0mmとすることが好ましい。
また、図1に示すリフレクタユニットRU1のように、リフレクタ142が複数積層されている場合、上層のリフレクタ142のスリットSLの位置と、下層のリフレクタ142のスリットSLの位置とをずらすことが好ましい。これにより、スリットSLを介した熱源からの輻射の漏れを抑制し、熱効率を上げることができる。
リフレクタユニットRU1は、1枚のリフレクタ142で構成されていてもよいし、リフレクタ142を複数積層してもよい。
図3は、リフレクタユニットRU2の上面図である。図3に示すように、リフレクタユニットRU2は、円環状のリフレクタ151〜153を有する。リフレクタ152はリフレクタ151の外周部に設けられ、リフレクタ153はリフレクタ152の外周部に設けられている。
例えば、リフレクタ151の外周部と、リフレクタ152の内周部とを重ねて、リフレクタ151の外周部にリフレクタ152を設置する。同様に、リフレクタ152の外周部と、リフレクタ153の内周部とを重ねて、リフレクタ152の外周部にリフレクタ153を設置する。図3では、説明の便宜上、各リフレクタ151〜153を離間して図示している。
リフレクタ151には、内周部から外周部にわたって、スリットSL1が設けられており、リフレクタ151はスリットSL1を介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している。
リフレクタ152には、内周部から外周部にわたって、スリットSL2が設けられており、リフレクタ152はスリットSL2を介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している。
リフレクタ153には、内周部から外周部にわたって、スリットSL3が設けられており、リフレクタ153はスリットSL3を介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している。
リフレクタユニットRU2では、内周部の温度が高く、外周部の温度が低くなりやすい。そのため、リフレクタユニットRU2を1枚のリフレクタで構成した場合、内周部と外周部とで温度差が大きくなり、熱応力によりリフレクタが破損し易くなる。本実施形態では、リフレクタユニットRU2を径方向に複数のリフレクタ151〜153に分割し、かつ各リフレクタ151〜153にスリットSL1〜SL3を設けているため、熱応力が緩和され、リフレクタ151〜153の破損を防止することができる。
リフレクタ151〜153の温度上昇時、スリットSL1〜SL3の形成箇所は、他の箇所と比較して変形量が大きくなる。そのため、スリットSL1〜SL3の位置をずらしてリフレクタ151〜153を設置することが好ましい。例えば、図3に示すように、スリットSL1〜SL3の位置が互いに120°ずれるように、リフレクタ151〜153を設置することが好ましい。
図3は、リフレクタユニットRU2が、3つのリフレクタ151〜153を有する例を示しているが、リフレクタの数は2つでもよいし、4つ以上でもよい。また、リフレクタユニットRU2は、複数のリフレクタ151〜153の組を、上下に複数積層させたものとしてもよい。
図1に示すように、成膜装置100のチャンバ103の上部には、ガス供給部160が設けられている。ガス供給部160は、ガス流路(ガスパイプ)161〜163を介して、成膜領域103bにパージガスやプロセスガスを供給する。例えば、ガス流路161を介して成膜領域103bにパージガスとしてのアルゴンガス又は水素ガスが供給される。また、ガス流路162、163を介して、成膜領域103bにプロセスガスとしてシランガスやプロパンガスが供給される。図1では、各ガスに対して1本のガス流路が設けられているが、複数のガス流路を設けてもよい。
各ガスはリフレクタユニットRU1より高い位置からチャンバ103に供給され、ガス流路161〜163は、リフレクタユニットRU1のリフレクタ141を貫通して設けられている。すなわち、チャンバ103内へのガス取込口はリフレクタユニットRU1より高い位置にあり、ガス流路161〜163を介して、リフレクタユニットRU1下方の成膜領域にガスが供給される。
リフレクタユニットRU1、RU2により熱源からの輻射が反射されるため、基板101への成膜時に成膜領域103bを効率良く昇温することができる。また、リフレクタユニットRU1、RU2を構成するリフレクタ142、151〜153にはスリットSL、SL1〜SL3が設けられているため、成膜領域103bが高温になっても、リフレクタ142、151〜153が熱応力により破損することを防止できる。
また、チャンバ103へのガス供給口は、リフレクタユニットRU1により成膜領域103bと隔てられている。そのため、成膜領域103bを1500〜1700℃程度に昇温した場合でも、チャンバ103内のうち、リフレクタユニットRU1より上方の領域の温度をシランの反応温度(約600℃)以下、かつシランが液化しない温度に維持することができる。このことにより、シランを未反応のままで成膜領域に供給することができ、基板101上に所望の膜を成膜することができる。
上記実施形態において、チャンバ103の上部に放射温度計を設け、基板101の温度を測定できるようにしてもよい。この場合、チャンバ103の一部に石英ガラス窓を設け、石英ガラス窓を介して放射温度計で基板101の温度を測定する。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100 成膜装置
101 基板
103 チャンバ
103a 側壁(内壁)
RU1、RU2 リフレクタユニット
160 ガス供給部

Claims (5)

  1. 基板上に成膜を行う成膜室と、
    前記基板を下方から加熱するヒータと、
    前記成膜室の上部に設けられる第1リフレクタユニットと、
    前記成膜室にプロセスガスを供給するガス供給部と、
    を備え、
    前記第1リフレクタユニットは、円環状の第1リフレクタを有し、前記第1リフレクタには内周部から外周部にわたって第1スリットが設けられ、前記第1リフレクタは前記第1スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続していることを特徴とする成膜装置。
  2. 前記第1リフレクタユニットは、円環状の第2リフレクタをさらに有し、
    第2リフレクタには内周部から外周部にわたって第2スリットが設けられ、前記第2リフレクタは前記第2スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続しており、
    前記第2リフレクタは、前記第2スリットの位置を前記第1スリットの位置からずらして、前記第1リフレクタ上に積層されていることを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記第1リフレクタユニットの下部に設けられた第2リフレクタユニットをさらに備え、
    前記第2リフレクタユニットは、円環状の第3リフレクタ及び第4リフレクタを有し、
    前記第3リフレクタには内周部から外周部にわたって第3スリットが設けられ、前記第3リフレクタは前記第3スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続しており、
    前記第4リフレクタには内周部から外周部にわたって第4スリットが設けられ、前記第4リフレクタは前記第4スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続しており、
    前記第3リフレクタは、前記第3スリットの位置を前記第4スリットの位置からずらして、前記第4リフレクタの内周側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の成膜装置。
  4. 上部にリフレクタユニットが設けられた成膜室内にSiC基板を搬入し、
    前記リフレクタユニットより上方の位置からシランガスを含むプロセスガスを取り込み、前記リフレクタユニットを貫通するガス流路を介して、前記リフレクタの下方領域に前記プロセスガスを供給して、前記SiC基板上への成膜を行う成膜方法であって、
    前記リフレクタユニットは、円環状のリフレクタを有し、前記リフレクタには内周部から外周部にわたってスリットが設けられ、前記リフレクタは前記スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続しており、
    前記SiC基板への成膜時は、前記成膜室のうち、前記リフレクタユニットの下方領域を第1所定温度にし、前記リフレクタユニットの上方領域を前記第1所定温度より低い第2所定温度にすることを特徴とする成膜方法。
  5. 基板上に成膜を行う成膜室の上部に設けられ、前記成膜室内のヒータからの熱を反射するリフレクタユニットであって、
    円環状をなし、内周部から外周部にわたって第1スリットが設けられ、前記第1スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している第1リフレクタと、
    円環状をなし、内周部から外周部にわたって第2スリットが設けられ、前記第2スリットを介した一方の端面から他方の端面まで分離することなく連続している第2リフレクタと、
    を備え、
    前記第2リフレクタは、前記第2スリットの位置を前記第1スリットの位置からずらして、前記第1リフレクタ上に積層されていることを特徴とするリフレクタユニット。
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