JP6207088B2 - ロッカーシステム、船舶、ロッカーシステムの運用方法 - Google Patents

ロッカーシステム、船舶、ロッカーシステムの運用方法 Download PDF

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Description

この発明は、ロッカーシステム、船舶、ロッカーシステムの運用方法に関する。
船舶における乗務の形態として、複数の乗員がチームを組んで複数の船舶をローテーションして乗務する場合がある。このような乗務形態の場合、ローテーションする際などに、その船舶に自ら持ち込んだ所有品を持ち出す一方で、新たな船舶に所有品を自ら持ち込むこととなる。このとき、所有品は、キャリーケース、バッグ等に収容する場合が多い。
より具体的には、乗員は、最初の乗船時に、船室(以下、居室)でキャリーケースやバッグから所有物を取り出して、居室内に設けられたロッカーや引き出し等の収容スペースに収容する。一方で、乗員は、その船舶を離れる際には、居室内の収容スペースから所有物を取り出し、再びキャリーケースやバッグに収容して持ち出す。
各種の宿泊施設等においても、上述した船舶と同様のことが居室で行われる場合が考えられる。しかし、船舶の場合は特に居室のスペースが限られるため、現在乗船していない乗員の所有品を収納しておくスペースが確保できない。そのため、所有品の入れ替えが必要となり、所有品の入れ替え作業に手間と時間がかかってしまう。
特許文献1には、箱形直方体のケース本体にキャスターと引き手とを設けることで、運搬時にはキャリーケースのごとく利用でき、居室等においては、複数のキャリーケースを連結したり積み重ねたりすることでロッカーとして用いることができる構成が開示されている。
このような構成によれば、居室内でキャリーケースから荷物を取り出す必要がなく、そのままロッカーとして利用することができる。
実用新案登録第3163329号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成は、複数個のボックスを組み合わせることで、ロッカーとして利用することができるものの、単体の使用では、船舶等の揺れによって不安定な状態になるという課題がある。
さらに、特許文献1に開示された構成の場合、上段に他のケース本体を積み重ねるため、高い強度が必要となる。そのため、重量が重くなってしまい、キャリーケースとして持ち歩きがし難いという課題がある。
また、特許文献1に開示された構成を船舶に適用する場合、キャリーケースをロッカーとして利用するため、船舶の居室にはロッカーが常設されない。そのため、キャリーケースを有さない乗員がいる場合に荷物の収納場所に困るなど、汎用性が低下するという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、持ち歩きし易く、安定して設置することができるとともに、汎用性が低下することを抑制できるロッカーシステム、船舶、ロッカーシステムの運用方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明の第一態様によれば、ロッカーシステムは、可搬性を有したキャリーケースと、前記キャリーケースを収納可能なケース収納部、および、前記ケース収納部に前記キャリーケースを出し入れする開口部を有したロッカーと、を備え、前記キャリーケースは、前記ケース収納部内に収容された状態で、前記開口部側の前面および上面の少なくとも一方から内部にアクセス可能な物品収容部を有するケース本体を備え、前記物品収容部は、前記キャリーケースが前記ケース収納部に収納された状態で、前記ケース本体の前記前面から前方に出没可能な引き出し部を備え、前記キャリーケースは、前記ケース本体に設けられて前記ケース本体から上方に向かって伸長可能なハンドル部を備え、前記ハンドル部は、前記ケース収納部の内周面に固定可能な固定部を備える。
このように構成することで、キャリーケースをロッカーの開口部からケース収納部に収納することができる。また、ケース収納部に収納されたキャリーケースは、ケース本体の物品収容部にアクセスすることができるため、物品収容部に収容された物品を出し入れすることができる。また、物品収容部に物品が収容された状態のキャリーケースをケース収納部から取り出せば、キャリーケースをそのまま運搬することができる。
さらに、キャリーケースをケース収納部に収納することで、揺れ等によるキャリーケースの移動を抑制できる。また例えば、物品収容部に収容された物品の一部を取り出してロッカー内に収納することもできる。物品収容部に収容された物品の残部は、そのまま物品収容部に収容したままとすればよいので、ロッカー内に取り出す物品の量を必要最小限に抑えることができる。そのため、ロッカーにキャリーケースを出し入れする際に、物品収容部から物品を出し入れする手間を抑えることができる。これにより、キャリーケースからロッカーへの荷物の詰め替えが不要となり、ロッカー内の収納品の移動が容易となる。その結果、荷物の移動等にかかる時間を短縮することができる。また、キャリーケースをロッカーのケース収納部内に収納することで、ロッカー内の収容スペースおよびロッカーが設置された室内スペースの有効利用を図ることもできる。
また、キャリーケースはロッカーのケース収納部内に収納するので、他のキャリーケースを直接積み重ねることがなく、ケース本体の強度を必要最小限に抑えて軽量にすることができる。
さらに、キャリーケースを収納していないロッカーは、荷物を収納する通常のロッカーとしても利用することができる。
したがって、持ち歩きし易いとともに、安定して設置することができる。さらに、汎用性が低下することを抑制できる。
このように構成することで、キャリーケースをロッカーに収納し、ケース本体から上方に向かってハンドル部を伸長させて、例えば、ハンドル部をロッカー内面に押し付けることで、キャリーケースを安定化させることができる。また、キャリーケースをロッカーから取り出した状態では、ハンドル部を縮めることで、キャリーケースのコンパクト化を図ることができる。
さらに、ハンドル部をケース収納部の内周面に固定できるため、ケース収納部内に収納したキャリーケースを安定させることができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第態様におけるハンドル部が、前記ケース収納部内で前記ケース本体から上方に伸長させた状態で、ハンガーを係止可能なハンガー係止部を備えていてもよい。
このように構成することで、ロッカーに収納したキャリーケースから取り出した衣類等を掛けたハンガーを、ハンドル部に係止させることができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第態様における前記ハンドル部が、上下方向の中間部にヒンジ部を備え、前記ケース本体から上方に伸長させたときに前記ヒンジ部を曲折させることによって、前記ハンドル部を前記ケース本体の前後方向の中間部の上方に配置可能であるようにしてもよい。
これにより、キャリーケースをロッカーに収納し、ケース本体から上方に向かってハンドル部を伸長させた状態で、ロッカー内でハンドル部を前後方向の中間部に配置させることができる。したがって、ロッカーの内周面にハンガーが干渉するのを防ぎながら、ハンドル部にハンガーを掛けることができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第又は第態様におけるハンドル部が、物品を載置可能な棚部を備えていてもよい。
このように構成することで、ロッカーに収納したキャリーケースから取り出した衣類等を、ロッカー内で棚部の上に載置することができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第一から第態様の何れか一つの態様におけるロッカーが、前記ケース収納部内に前記ケース本体を固定するケース固定部を備えるようにしてもよい。
このように構成することで、ケース収納部内でケース本体が位置ズレするのを抑えることができるため、ケース収納部に収納されたキャリーケースを更に安定させることができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第態様におけるケース固定部は、前記キャリーケースのキャスターを固定するキャスター固定部であってもよい。
このように構成することで、キャスター固定部によってキャリーケースのキャスターが回転移動することを抑制できるため、ケース収納部に収納されたキャリーケースを更に安定させることができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第一から第態様の何れか一つの態様における前記ロッカーが、前記ケース収納部の上方および下方の少なくとも一方に、物品を収納可能な収納部を備えるようにしてもよい。
これにより、ロッカー内には、ケース収納部に収納するキャリーケース以外に、他の物品を収納部に収納することができる。
この発明の第態様によれば、ロッカーシステムは、第一から第態様の何れか一つの態様において、前記ロッカーの前記ケース収納部から取り出した前記キャリーケースを保管する格納ロッカーをさらに備えるようにしてもよい。
このようにすることで、ロッカーから取り出したキャリーケースを、格納ロッカーで保管することができる。
この発明の第九態様によれば、船舶は、第一から第態様の何れか一つの態様のロッカーシステムの前記ロッカーを備えている。
このように構成することで、いずれの船舶に乗船する場合であっても、その船舶に設置されたロッカーにキャリーケースを収納するだけでキャリーケースから物品の出し入れを行うことができる。そのため、乗船および下船の際に、キャリーケースに出し入れする物品の量を抑え、乗員の負担を軽減することができる。
この発明の第態様によれば、船舶は、第態様の前記ロッカーが、機関室、発電機室およびタンクを除く船内に配置されるようにしてもよい。
このように、船内の様々な場所でキャリーケースをロッカーに収納することができる。
この発明の第十態様によれば、ロッカーシステムの運用方法は、第一から第態様の何れか一つの態様のロッカーシステムの運用方法であって、複数の室内に前記ロッカーをそれぞれ設置しておき、いずれか一つの前記室内に入居したときに、前記キャリーケースを前記ロッカーの前記ケース収納部に収納し、前記室内から退去するときに一の前記室内の前記ロッカーから前記キャリーケースを取り出し、他の前記室内に設置された前記ロッカーの前記ケース収納部に収納する。
このように構成することで、複数の室内に入居または退去する際に、キャリーケースに出し入れする物品の量を抑えることができるため、キャリーケースの使用者の負担を軽減することができる。
この発明の第十態様によれば、ロッカーシステムの運用方法は、第一から第態様の何れか一つの態様のロッカーシステムの運用方法であって、複数の船舶または施設のそれぞれに前記ロッカーを設置しておき、前記キャリーケースを、一の前記船舶に乗船するときに前記キャリーケースを前記ロッカーの前記ケース収納部に収納し、一の前記船舶から他の前記船舶に乗り換えるときに一の前記船舶の前記ロッカーから前記キャリーケースを取り出し、他の前記船舶の前記ロッカーの前記ケース収納部に収納するようにしてもよい。
このように構成することで、船舶を乗り換えるために乗船および下船する際に、キャリーケースに出し入れする物品の量を抑えることができるため、乗員の負担を軽減することができる。
この発明に係るロッカーシステム、船舶、ロッカーシステムの運用方法によれば、持ち歩きし易く、安定して設置することができるとともに、使い勝手を向上できる。さらに、荷物の詰め替えが不要となるため、ロッカー内の収納品の移動が容易となり荷物の移動等にかかる時間を短縮することができる。また、キャリーケースをロッカーのケース収納部内に収納できるため乗組員の荷物スペースを有効活用できる。
この発明の一実施形態に係るロッカーシステムを示す正面図である。 上記ロッカーシステムの側断面図である。 上記ロッカーシステムを構成するキャリーケースの正面図である。 上記キャリーケースの側面図である。 上記ロッカーから取り出したキャリーケースを格納する格納ロッカーを示す正面図である。 上記実施形態の第1変形例におけるキャリーケースの構成を示す側面図である。 上記実施形態の第1変形例におけるキャリーケースのハンドル部の構成を示す斜視図である。 上記ロッカーの変形例を示す正面図である。 上記ロッカーの他の変形例を示す正面図である。 上記ロッカーのさらに他の変形例を示す正面図である。
以下、この発明の一実施形態に係るロッカーシステム、船舶、ロッカーシステムの運用方法を図面に基づき説明する。
図1は、この実施形態のロッカーシステムを示す正面図である。図2は、上記ロッカーシステムの側断面図である。
図1に示すように、この実施形態のロッカーシステム10は、ロッカー20と、キャリーケース30と、を備えている。
ロッカー20は、機関室、発電機室およびタンクを除く船内、例えば船舶1の乗組員の居室(室内)2に設置されている。図1、図2に示すように、ロッカー20は、上下方向に長尺な直方体状をなし、居室2の内方側を向く一面側に向けて開口した開口部20aを有している。ここで、ロッカー20において、開口部20aが形成されている側を前方、その反対側を後方と称する。また、ロッカー20において、前方と後方とを結ぶ前後方向に直交する水平方向を幅方向と称する。
ロッカー20は、底板部21,側板部22、背板部23、上板部24を備えている。
底板部21は、居室2の床面上に設置される。この底板部21は、平面視矩形状をなしている。
側板部22は、底板部21の幅方向両側のそれぞれから上方に向けて立ち上がるよう、二枚一対で設けられている。この実施形態における2つの側板部22の内側面は、互いに平行に形成されるとともに、底板部21の上面に対して垂直に延びている。
背板部23は、底板部21の後端部から上方に向けて立ち上がっている。背板部23は、2つの側板部22の後辺同士を渡るように設けられている。この実施形態における背板部23は、正面から見て開口部20aと同様の長方形状とされている。また、背板部23の前側面は、底板部21の上面に対して垂直に延びている。
上板部24は、側板部22,22、背板部23の各上端部同士を渡るように設けられている。この上板部24は、底板部21と同様に平面視矩形状をなしている。この実施形態における上板部24の下面は、底板部21の上面と平行に形成されている。すなわち、上板部24の下面は、側板部22の内側面、および、背板部23の前側面と垂直に延びている。ここで、ロッカー20には、開口部20aを閉塞可能な扉(図示せず)を設けても良い。さらに、扉に錠前装置を備え、施錠可能とすることができる。その場合、錠前装置による施錠を開閉するキーは、錠前装置を機械的に操作する通常のキーのみに限らず、電磁的に錠前装置を操作するカードキーであってもよい。
この実施形態におけるロッカー20は、底板部21,側板部22、背板部23、上板部24によって囲まれた空間が、キャリーケース30を収納するケース収納部25とされている。
図3は、ロッカーシステムを構成するキャリーケースの正面図である。図4は、キャリーケースの側面図である。
図3、図4に示すように、キャリーケース30は、ケース本体31と、キャスター32と、キャリーハンドル(ハンドル部)33と、を備えている。
図1、図2に示すように、ケース本体31は、ロッカー20のケース収納部25内に収容可能とされている。ケース本体31は、ロッカー20の側板部22、22の間隔よりも僅かに小さな幅寸法を有している。ケース本体31の前後方向の寸法は、ロッカー20の開口部20aから背板部23までのケース収納部25の奥行寸法よりも小さく形成されている。
ケース本体31は、上下方向に複数段の引き出し(物品収容部)34を備えている。各引き出し34は、ケース本体31の一側面31aから水平方向に出没可能とされている。
キャスター32は、ケース本体31の底部に設けられている。キャスター32は、下方からケース本体31を走行自在に支持している。この実施形態におけるキャスター32は、ケース本体31の底部に2つ取り付けられている。これらキャスター32は、引き出し34が開閉する一側面31aとは反対側の他側面31bに沿って互いに離間して設けられている。キャスター32は、ケース本体31の底部の例えば四隅にそれぞれ一つずつ設けてもよい。
キャリーハンドル33は、ガイドポスト35と、ハンドル部36と、を備えている。
ガイドポスト35は、例えば二本一対で、幅方向に離間して設けられている。これらガイドポスト35は、ケース本体31の上面31uから上方に突出している。ガイドポスト35は、例えば外筒35a内に複数の内筒35b,35cが内装され、外筒35a内から内筒35b,35cが上方に出没することで、その全長が伸縮可能とされている。これらのガイドポスト35は、ケース本体31の一側面31aと他側面31bとの中間部に設けられるとともに、それぞれ幅方向に間隔を空けて設けられている。
ハンドル部36は、ガイドポスト35、35の上端部35u同士を連結するように水平方向に延びている。この実施形態におけるハンドル部36は、二本一対のガイドポスト35よりも両側方に突出している。
ハンドル部36は、その両端部に、ハンドル部36の延びる方向に出没可能な先端パッド部(固定部)37を備えている。先端パッド部37は、バネ等の付勢部材や、ネジ等により、ハンドル部36の延びる方向に出没可能とされている。
上述した構成を備えるキャリーケース30は、ロッカー20の開口部20aからケース収納部25内に収容される。このキャリーケース30は、ケース収納部25に収容された状態で、ケース本体31の引き出し34が開口部20a側に露出される。これにより、ケース収納部25内に収容したケース本体31の引き出し34を前方に向けて出没させて、引き出し34内に収容した物品を出し入れすることができる。
一方で、キャリーケース30をケース収納部25内に収容し、キャリーハンドル33を上方に引き出してガイドポスト35を上方に向けて伸長させると、ハンドル部36がケース収納部25の上部に配置される。この状態でハンドル部36の両端部に設けられた先端パッド部37を側方に突出させると、ロッカー20の内側から幅方向両側の側板部22が先端パッド部37によって押圧される状態となる。これにより、ハンドル部36がロッカー20に固定され、キャリーケース30がケース収納部25内で安定する。
このとき、ハンドル部36は、ロッカー20の上板部24の下面よりも一定寸法下方に配置させることができる。これにより、図2に示すように、ハンドル部36のガイドポスト35との接続部を除く部分が、ハンガー100等を係止させることが可能なハンガー係止部36aとなる。したがって、引き出し34から取り出した一部の衣類等を、ハンガー100を用いてハンドル部36に掛けることができる。
また、キャリーケース30のキャスター32は、ケース収納部25内で底板部21上に載置される。
ここで、図1に示すように、底板部21は、ケース収納部25内にケース本体31を固定するケース固定部として、キャスター32を固定するキャスター固定部40を備えている。このキャスター固定部40は、ロッカー20の底板部21に、キャスター32よりも僅かに大きい凹部41を備えている。この凹部41にキャスター32が嵌り込むことで、ケース本体31の移動が規制される。
上述したロッカー20に収容されている状態のキャリーケース30をロッカー20から取り出す場合、まず、ハンドル部36に掛けているハンガー100を取り外す。次いで、ハンドル部36の両端部から側方に突出している先端パッド部37を元に戻す。その後、キャリーハンドル33を下方に押し下げ、ガイドポスト35,35を縮める。
これにより、凹部41内からキャスター32が出る程度にキャリーケース30を持ち上げることで、キャリーケース30をロッカー20から取り出すことが可能な状態となる。
図5は、ロッカーから取り出したキャリーケースを格納する格納ロッカーを示す正面図である。
ロッカー20から取り出したキャリーケース30は、そのまま所有者が持ち帰ってもよいが、例えば船舶1内や港湾内の施設等に保管するようにしても良い。その場合、船舶1や施設に、図5に示すような格納ロッカー50を設けることが好ましい。
図5に示すように、格納ロッカー50は、キャリーケース30を、ハンドル部36を縮めた状態で収納できるケース収容空間51を1つ以上備えている。この実施形態における格納ロッカー50は、ケース収容空間51を上下方向に複数並べて備えている。各ケース収容空間51は、キャリーケース30を、ケース本体31の一側面31aと他側面31bとを結ぶ方向が上下方向を向く状態で収容する。
したがって、上述した実施形態のロッカーシステムによれば、キャリーケース30をロッカー20の開口部20aからケース収納部25に収納すれば、その状態で、ケース本体31の引き出し34にアクセスし、引き出し34に収容された物品を出し入れすることができる。また、引き出し34に物品が収容された状態のキャリーケース30をケース収納部25から取り出せば、キャリーケース30をそのまま運搬することができる。
また、キャリーケース30をケース収納部25に収納した状態では、キャリーケース30に収容された物品の一部を、ロッカー20内に取り出して収納し、物品の残部をそのまま引き出し34に収容したままとして必要時に引き出し34から直接取り出すこともできる。これにより、キャリーケース30からロッカー20内に取り出して収納する物品の量を抑えることができる。その結果、キャリーケース30に物品を出し入れする手間を抑えることができ、使い勝手を向上することができる。
また、キャリーケース30はロッカー20のケース収納部25内に収納するので、他のキャリーケース30を直接積み重ねることがなく、ケース本体31の強度を必要最小限に抑えることができる。その結果、キャリーケース30は、必要最小限の大きさ、重さを有したものとなり、実用性が向上する。
さらに、上記のようなキャリーケース30を収容可能なロッカー20を、複数の船舶1に設置することで、いずれの船舶1に乗船する場合であっても、その船舶1に設置されたロッカー20にキャリーケース30を収納すればよい。これにより、キャリーケース30の使用者は、乗船、下船の際に、キャリーケース30から出し入れする物品の量を抑え、手間を抑えることができる。
さらに、下船時には、ロッカー20から取り出したキャリーケース30を、格納ロッカー50のケース収容空間51に収容することができる。
また、キャリーケース30をロッカー20に収納した状態では、キャリーハンドル33を伸長させることによって、ハンガー100を係止するハンガー掛けとして用いることができる。また、キャリーケース30をロッカー20から取り出すときには、キャリーハンドル33を縮めることで、キャリーケース30のコンパクト化を図ることができる。
さらに、先端パッド部37によりケース収納部25の内周面にキャリーハンドル33を固定することができる。そのため、ケース収納部25内でキャリーケース30を安定的に固定することができ、キャリーケース30がケース収納部25内で動くことで生じる騒音や振動を抑えることができる。
さらに、ロッカー20は、ケース収納部25内にケース本体31を固定するキャスター固定部40を備えている。これにより、ケース収納部25内でキャリーケース30が位置ズレするのを抑え、騒音や振動を抑えることができる。
(実施形態の変形例)
図6は、上記実施形態の第1変形例におけるキャリーケースの構成を示す側面図である。
図6に示すように、キャリーケース30は、キャリーハンドル(ハンドル部)33Bを、ケース本体31の他側面31bに備えていても良い。この場合、キャリーハンドル33のガイドポスト35Bは、ケース本体31内に設けられたガイド部(図示せず)によって、上下方向に移動可能に設けられている。このガイド部(図示せず)は、ケース本体31内の他側面31b側で、引き出し34と干渉しない位置に設けられている。
この実施形態におけるキャリーハンドル33Bは、そのガイドポスト35B,35Bの中間部に、ヒンジ部50hを備えていてもよい。このヒンジ部50hは、ハンドル部36を上方に引き出したときに、ガイドポスト35Bを前方に向かって傾斜させることができる。このガイドポスト35Bの傾斜によって、ハンドル部36がケース本体31の一側面31aと他側面31bとの中間部の鉛直上方に位置するようになっている。
このように、ハンドル部36が前方に移動することによって、キャリーケース30をケース収納部25内に収容した状態で、ハンドル部36とロッカー20の背板部23との間に隙間が形成される。これにより、ハンドル部36にハンガー100を掛けたときに、ハンガー100がロッカー20の背板部23に干渉しない。
図7は、ハンドル部に備えた棚部材の構成を示す斜視図である。
図7に示すように、キャリーハンドル33Bの上端部に、折り畳み可能な棚部材52を設けても良い。
棚部材52は、回転支持部53と、第一支持部54と、第二支持部55と、を備えている。
回転支持部53は、ハンドル部36に回転自在に設けられている。
第一支持部54は、回転支持部53の軸方向に間隔をあけて複数本設けられている。これら複数本の第一支持部54は、回転支持部53からハンドル部36の径方向外側に向かって延びている。
第二支持部55は、複数本の第一支持部54に直交して延びている。言い換えれば、第二支持部55は、ハンドル部36と平行に延びている。これら第二支持部55は、2つの第一支持部54にそれぞれ連結されている。
図6に示すように、棚部材52は、ストッパー56を備えている。このストッパー56は、ハンドル部36の中心軸回りに回転させたときに、第一支持部54がケース本体31の上面31uと平行になった状態でその回転を規制する。
この棚部材52は、不使用時には、ストッパー56から離間する方向に回転させ、ガイドポスト35に沿わせる。一方で、使用時には、棚部材52をストッパー56に接近する方向に回転させ、ストッパー56に突き当てる。これにより、棚部材52の第一支持部54,第二支持部55がケース本体31の上面31uと平行になる。これにより、ケース収納部25内で、キャリーケース30から取り出した帽子や衣類等の物品を棚部材52に載置することが可能となる。
(その他の変形例)
この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、図8に示すように、キャスター固定部40として、ロッカー20の底板部21に、上方に向けて突出するストッパー42を設けるようにしても良い。このようなストッパー42を用いても、上述した実施形態の凹部41と同様に、キャスター32が底板部21上で移動するのを拘束することができる。
また、上記実施形態では、ハンドル部36の先端パッド部37が、バネ等の付勢部材や、ネジ等により付勢されて、ロッカー20の側板部22に押し付けることで、ハンドル部36を固定する場合について説明した。しかし、ハンドル部36の固定方法は、付勢部材による固定方法に限られるものではない。
例えば、図9に示すように、ロッカー20の側板部22および先端パッド部37の何れか一方に凸部60を形成する一方で、側板部22および先端パッド部37のいずれか他方に凹部61を形成し、これら凸部60と凹部61とを係合させるようにしてもよい。このように凸部60と凹部61とを係合させることで、ハンドル部36をロッカー20の側板部22に固定することができる。
さらに、ハンドル部36を、ロッカー20の側板部22に固定する場合について説明したが、例えば、ハンドル部36を上板部24や背板部23に固定するようにしても良い。この場合、ハンドル部36と上板部24、背板部23との間に、互いを着脱可能に連結する連結機構部を設ければ良い。
また、上述した実施形態においては、キャスター固定部40によってキャスター32を固定することで、ケース本体31を安定させる場合について説明した。しかし、ケース本体31を安定させる方法は、キャスター32を固定する方法に限られない。例えば、ケース本体31と、ロッカー20とを着脱可能に連結する連結機構部を設けても良い。
さらに、ロッカー20の底板部21の上方に棚板28を設け、キャリーケース30を棚板28A上に収納するようにしてもよい。これにより、棚板28の下方を、例えば靴等の物品を収容する収納部29Aとして利用することができる。この収納部29Aには、他のキャリーケース30等を収容することもできる。
また、図10に示すように、ロッカー20のケース収納部25の上方に棚板28Bを設けてもよい。この場合、棚板28Bの上方を、靴や他のキャリーケース30等の物品を収容する収納部29Bとして利用することができる。さらに、上述したロッカー20は、図9に示す棚板28と図10に示す棚板28Bを両方備えていても良い。
また、キャリーケース30も、その形状や構成を適宜変更してもよい。例えば、ケース本体31の上面31uに開閉可能な開口部を備え、この開口部から収容物を出し入れするようにしても良い。この場合、ケース本体31の上面31uから上方に向けて出没可能な引き出しを備えるようにしてもよい。また、キャリーハンドル33の構成等も、適宜変更することが可能である。
さらに、上述した実施形態の第1変形例において、ヒンジ部50hによって傾斜可能なガイドポスト35Bに対して棚部材52を設ける場合について説明した。しかし、棚部材52は、実施形態で示したキャリーハンドル33のハンドル部36にも同様に設けても良い。
加えて、上記実施形態では、ロッカーシステム10のロッカー20を船舶1に備えるようにしたが、その設置場所は船舶1に限らず、各種の宿泊施設等にも備えることができる。
1 船舶
2 居室(室内)
10 ロッカーシステム
20 ロッカー
20a 開口部
21 底板部
22 側板部
23 背板部
24 上板部
25 ケース収納部
28A,28B 棚板
29A,29B 収納部
30 キャリーケース
31 ケース本体
31a 一側面
31b 他側面
31u 上面
32 キャスター
33、33B キャリーハンドル(ハンドル部)
34 引き出し(物品収容部)
35、35B ガイドポスト
35a 外筒
35b 内筒
35u 上端部
36 ハンドル部
36a ハンガー係止部
36s 両端部
37 先端パッド部(固定部)
40 キャスター固定部(ケース固定部)
41 凹部
42 ストッパー
50 格納ロッカー
50h ヒンジ部
51 ケース収容空間
52 棚部材
53 回転支持部
54 第一支持部
55 第二支持部
56 ストッパー
60 凸部
61 凹部
100 ハンガー

Claims (12)

  1. 可搬性を有したキャリーケースと、
    前記キャリーケースを収納可能なケース収納部、および、前記ケース収納部に前記キャリーケースを出し入れする開口部を有したロッカーと、を備え、
    前記キャリーケースは、
    前記ケース収納部内に収容された状態で、前記開口部側の前面および上面の少なくとも一方から内部にアクセス可能な物品収容部を有するケース本体を備え、
    前記物品収容部は、
    前記キャリーケースが前記ケース収納部に収納された状態で、
    前記ケース本体の前記前面から前方に出没可能な引き出し部を備え
    前記キャリーケースは、
    前記ケース本体に設けられて前記ケース本体から上方に向かって伸長可能なハンドル部を備え、
    前記ハンドル部は、
    前記ケース収納部の内周面に固定可能な固定部を備えるロッカーシステム。
  2. 前記ハンドル部は、
    前記ケース収納部内で前記ケース本体から上方に伸長させた状態で、ハンガーを係止可能なハンガー係止部を備える請求項に記載のロッカーシステム。
  3. 前記ハンドル部は、上下方向の中間部にヒンジ部を備え、前記ケース本体から上方に伸長させたときに前記ヒンジ部を曲折させることによって、前記ハンドル部を前記ケース本体の前後方向の中間部の上方に配置可能である請求項に記載のロッカーシステム。
  4. 前記ハンドル部は、
    物品を載置可能な棚部を備える請求項からの何れか一項に記載のロッカーシステム。
  5. 前記ロッカーは、
    前記ケース収納部内に前記ケース本体を固定するケース固定部を備える請求項1からの何れか一項に記載のロッカーシステム。
  6. 前記ケース固定部は、
    前記キャリーケースのキャスターを固定するキャスター固定部である請求項に記載のロッカーシステム。
  7. 前記ロッカーは、前記ケース収納部の上方および下方の少なくとも一方に、物品を収納可能な収納部を備える請求項1からの何れか一項に記載のロッカーシステム。
  8. 前記ロッカーの前記ケース収納部から取り出した前記キャリーケースを保管する格納ロッカーをさらに備える請求項1からの何れか一項に記載のロッカーシステム。
  9. 請求項1からの何れか一項に記載のロッカーシステムの前記ロッカーを備える船舶。
  10. 前記ロッカーは、機関室、発電機室およびタンクを除く船内に配置される請求項に記載の船舶。
  11. 請求項1からの何れか一項に記載のロッカーシステムの運用方法であって、
    複数の室内に前記ロッカーをそれぞれ設置しておき、
    いずれか一つの前記室内に入居したときに、前記キャリーケースを前記ロッカーの前記ケース収納部に収納し、
    前記室内から退去するときに一の前記室内の前記ロッカーから前記キャリーケースを取り出し、他の前記室内に設置された前記ロッカーの前記ケース収納部に収納するロッカーシステムの運用方法。
  12. 請求項1からの何れか一項に記載のロッカーシステムの運用方法であって、
    複数の船舶または施設のそれぞれに前記ロッカーを設置しておき、
    一の前記船舶に乗船するときに前記キャリーケースを前記ロッカーの前記ケース収納部に収納し、
    一の前記船舶から他の前記船舶に乗り換えるときに一の前記船舶の前記ロッカーから前記キャリーケースを取り出し、他の前記船舶の前記ロッカーの前記ケース収納部に収納するロッカーシステムの運用方法。
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