JP3017548U - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JP3017548U
JP3017548U JP1995005077U JP507795U JP3017548U JP 3017548 U JP3017548 U JP 3017548U JP 1995005077 U JP1995005077 U JP 1995005077U JP 507795 U JP507795 U JP 507795U JP 3017548 U JP3017548 U JP 3017548U
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恒行 片木
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片木化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】衣類等をはじめとする各種身の回り品や日用品
を収納する収納ケースにおいて、次のような各種の特徴
を兼ね備える収納ケースの提供。重量が軽くて移動等の
取扱いが容易である。収納時の体裁が良い。また収納形
態については、例えば吊下だけなど一つに限定されず、
必要な種々の物品を収納できる。出し入れが容易であり
ながらも、収納品を埃から守ることができる。 【構成】底板2と天板3とで、背板4と左右両側板5,
6とを上下に連結するとともに、前面に、左右方向の片
側を軸に開閉する扉体7を枢支し、上記各部材2,3,
4,5,6,7を合成樹脂のインジェクション成形で形
成した収納ケース1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、一般家庭の室内に設置して、衣類をはじめとする各種の 日用品や身の回り品などを収納するような収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような各種物品の収納には、収納される物品の種類に応じて、箪笥や衣 裳ケース、引出し型収納ケース、ボックス型収納ケース、パイプハンガ等を用い ている。
【0003】 しかしこれらの収納ケースは、それぞれに一長一短があり、一種類の収納ケー スで多くの物品の収納に役立てようとすることはなかなか出来ない。例えば収納 する物品として衣類をとった場合、箪笥では体裁よく収納できるものの、重量が 重く、配置換えなどが大変行ないにくかった。また、衣裳ケースや引出し型収納 ケースでは、物品の出し入れは容易であるが、収納できる物品がタオルや下着な どからシャツやセータ程度までで、ハンガを必要とするものは収納できなかった 。
【0004】 逆にボックス型収納ケースでは、物品の出し入れ、特に下方に収納した物品の 取出しは行ないにくいものの、例えば季節の衣類など、多くのものを纏めて収納 するのには便利である。これは、密閉することも可能なので、湿気や虫などから 守ることもできる。また、ケースを深く形成して上部にハンガパイプを掛け渡し 、背広などを収納するようにすることもできる。パイプハンガでは、移動も簡単 で手軽であるものの、埃が付きやすいので袋などを被せる必要がある。また、ハ ンガに掛ける衣類しか収納できず、さらに、ハンガの吊掛け状態に偏りが生じや すく、パイプハンガが傾いたりして体裁が悪かった。
【0005】 このため、例えば現代に多いワンルームでの一人暮らしの場合など、物品の上 手な整理は難しく、多くの利点を兼ね備えながら各種の物品を手軽に収納整理で きる収納ケースの要望が高かった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は、重量が軽く移動が容易に行なえ、収納時の体裁もよく、ま た、置くものから吊下げるものまで各種の物品を収納でき、出し入れが容易で、 埃も付きにくいような、各種の利点を兼ね備えるような収納ケースの提供を課題 とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題を解決するための手段を実施例の図2を用いて説明すると 、その構成は、合成樹脂で形成した収納ケース1であって、底板2と天板3とで 、前面を除く周側部位を囲繞する周壁4,5,6を上下に連結するとともに、前 面に、左右方向の片側を軸に開閉する扉体7を枢支した収納ケース1であること を特徴とする。
【0008】 またの構成は、合成樹脂で形成した収納ケース1であって、方形状に形成した 底板2と天板3とで、背板4と左右両側板5,6とを上下に連結するとともに、 底板2と天板3との内側面には、上記背板4と左右両側板5,6との上端縁11 ,12と下端縁11,12とを嵌合する嵌合溝8,9,9を形成し、背板4と左 右両側板5,6との対応部には、相互に嵌合対応する嵌合部20と被嵌合部19 を形成し、前面に、左右方向の片側を軸に開閉する扉体7を枢支した収納ケース 1であることを特徴とする。
【0009】 さらなる構成は、合成樹脂で形成した収納ケース1であって、方形状に形成し た底板2と天板3とで、背板4と左右両側板5,6とを上下に連結するとともに 、底板2と天板3との内側面には、上記背板4と左右両側板5,6との上端縁1 1,12と下端縁11,12とを嵌合する嵌合溝8,9,9を形成し、底板2と 天板3との内側面の四隅には、左右両側板5,6の上下端面の端縁側に形成した 嵌入孔13に嵌入する嵌入突部10を形成して、左右両側板5,6の背板側端縁 部には、背板4両側縁部の被嵌合部19を嵌合する嵌合部20を形成し、前面に 、左右方向の片側を軸に開閉する扉体7を枢支した収納ケース1であることを特 徴とする。
【0010】 なお、前記周壁または左右両側板との内側面に、水平方向に長いリブを複数段 形成し、これらリブのうち相対向するリブ間に掛け渡して保持する棚板を備える もよい。
【0011】 また、前記周壁または左右両側壁間に、吊下バーを着脱可能に横架するもよい 。 さらに、前記底板の下面に複数のキャスタを取付けるもよい。 そしてこの場合には、積重ねが確実に行なえるように、前記天板の上面に、前 記キャスタを嵌合する嵌合凹部を、前記キャスタに位置対応して形成するもよい 。
【0012】 さらにまた、前記扉体の開放遊端側に、取手取付け部を形成し、該取手取付け 部に左右方向の片側を軸に回動する取手を枢着し、上記取手取付け部の裏側に、 前端に係止爪を有し上記取手の回動で後退させられる係止爪部材を取付け、該係 止爪部材の後端には、係止爪部材を前方へ付勢するバネ部を一体形成し、周壁ま たは側板における上記係止爪対応部に、係止爪が係止する係止凹部を形成し、上 記係止爪の裏側にテーパ面を形成するもよい。
【0013】
【作用】
すなわち、請求項1の構成によれば、底板と天板と周壁と扉体とを組立てて一 定の収納空間を形成し、内部を外部とを区切る。物品の収納や取出しは、扉体を 開閉して行なう。
【0014】 請求項2の構成によれば、底板と天板と背板と左右両側板と扉体とを組立てて が一定の収納空間を形成し、内部を外部と区切る。この時、底板と天板との内側 面に形成した嵌合溝が、背板と左右両側板との上端縁と下端縁とに嵌合するとと もに、背板と左右両側板との相互間では嵌合部と被嵌合部とが嵌合して強く組み 合う。物品の収納や取出しは、扉体を開閉して行なう。
【0015】 請求項3の構成によれば、底板と天板と背板と左右両側板と扉体とを組立てて 一定の収納空間を形成し、内部を外部と区切る。この時、底板と天板との内側面 に形成した嵌合溝が、背板と左右両側板との上端縁と下端縁とに嵌合するととも に、底板と天板との内側面の四隅に形成した嵌入突部が、左右両側板の上下端面 の端縁側に形成した嵌入孔に嵌入する。また、左右両側板の背板側端縁部に形成 した嵌合部が、背板両側縁部の被嵌合部に嵌合して、より一層強く組み合う。物 品の収納や取出しは、扉体を開閉して行なう。
【0016】 請求項4の構成によれば、使用に際しては、必要に応じて棚板を適宜のリブに 掛け渡して収納空間内に棚を形成する。
【0017】 請求項5の構成によれば、例えば洋服などを吊り下げたい場合には、吊下バー を横架する。
【0018】 請求項6の構成によれば、移動に際しては底板の下面に取付けたキャスタを用 いるとよい。
【0019】 請求項7の構成によれば、この収納ケース同士を積重ねる場合には、天板の上 面に形成した嵌合凹部に、積重ねる収納ケースのキャスタを嵌合する。
【0020】 請求項8の構成によれば、扉体の開放は、取手を回動して、係止爪部材を後退 させ、係止爪を係止凹部から外せばよい。また閉鎖は扉体を閉じるだけでよく、 閉じることにより係止爪部材は後退し、係止爪が係止凹部に対応したときバネ部 の付勢力により弾性復帰する。
【0021】
【考案の効果】
上述の結果、請求項1の収納ケースによると、合成樹脂製の各部材で一定の収 納空間を形成するので、しっかりした外観を有し体裁がよい。また、埃も付きに くい。そのうえ、物品の収納や取出しは、扉体の開閉で行なうので、収納する物 品の種類にかかわらず簡単に行なえる。しかも、合成樹脂製であるので軽く、移 動などは女性でも容易に行なえる。
【0022】 また、底板と天板と周壁と扉体とが連結構造であって、組立て、すなわちノッ クダウン式であるため、組立て前の分解状態では嵩が低く、倉庫等での保管や運 送時に場所を取らない。このため、取扱いが容易であり、コストを抑えることも できる。
【0023】 請求項2の収納ケースによると、上述の効果を達成するほか、各部材の組立状 態において、底板と天板との内側面に形成した嵌合溝が、背板と左右両側板との 上端縁と下端縁とに嵌合するとともに、背板と左右両側板との相互間では嵌合部 と被嵌合部とが嵌合するので、ガタ付きのない強固な組立状態が得られる。
【0024】 また、底板と天板と背板と左右両側板と扉体とが連結構造であって、組立て、 すなわちノックダウン式であるため、組立て前の分解状態では嵩が低く、倉庫等 での保管や運送時に場所を取らない。このため、取扱いが容易であり、コストを 抑えることもできる。殊に、周りを背板と左右両側板との3部材で構成したので 上述の効果は大きい。
【0025】 請求項3の収納ケースによると、請求項1の達成する効果を有するほか、各部 材の組立状態において、底板と天板との内側面に形成した嵌合溝が、背板と左右 両側板との上端縁と下端縁とに嵌合するとともに、底板と天板との内側面の四隅 に形成した嵌入突部が、左右両側板の上下端面の端縁側に形成した嵌入孔に嵌入 する。また、左右両側板の背板側端縁部に形成した嵌合部が、背板両側縁部の被 嵌合部に嵌合する。
【0026】 このため、各部材の組立状態はより一層強固になって、例えば厚いオーバー等 を内部に吊り下げてもしっかりと収納することができる。また、背板の両側縁部 を被嵌合部に設定し、嵌入突部で強固に支持される左右両側板に嵌合部を形成し たので、背板を堅固に支持できる。
【0027】 請求項4の収納ケースによると、適宜段数、適宜高さの棚を形成できるので、 収納する物品の変化などに柔軟に対応できる。
【0028】 請求項5の収納ケースによると、必要に応じて例えば洋服などを吊り下げて収 納することができる。
【0029】 請求項6の収納ケースによると、キャスタを利用することで、軽量な収納ケー スの移動がより一層容易に行なえる。
【0030】 請求項7の収納ケースによると、この収納ケース同士を積重ねることができる 。
【0031】 請求項8の収納ケースによると、取手を回動しない限り扉体を開放することは できないので、不測に開いてしまうようなことはなく、また開閉操作は簡単であ る。
【0032】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は収納ケース1の斜視図であり、この図に示すように収納ケース1は、直 方体状に形成されている。すなわち図2に示すように、底板2と、天板3と、背 板4と、左右両側板5,6と、扉体7とからなっている。これらはすべて合成樹 脂のインジェクション成形によるものである。
【0033】 底板2と天板3は方形状に形成され、これらによって他の各部材4,5,6, 7を上下方向に連結して組み立てられる。
【0034】 底板2と天板3とは略同形に形成され、底板2なら上面に、天板3なら下面に 、嵌合溝8,9,9と嵌入突部10…とを形成している。嵌合溝8,9,9は、 背板4の上下両端縁に形成した突条11,11を嵌合する第1嵌合溝8と、左右 両側板5,6の上下両端縁に形成した突条12,12を嵌合する第2嵌合溝9, 9である。各突条11,12は、本体側より肉厚分だけ薄く形成して、嵌合した 時に外側面が面一になるようにしている。
【0035】 嵌入突部10…は、底板2と天板3の四隅に略四角柱形の中空状に形成されて いる。これら嵌入突部10…は、左右両側板5,6の下端の両端縁側に形成した 嵌入孔13…に嵌入するものである。内側面には、抜止め用の係止突起10aを 形成している。
【0036】 また、底板2にあっては、上述の4つの嵌入突部10…の下側に、図3に破線 で示すように中空角柱状の脚部14を一体形成して、この脚部14内に、軸受け (図示せず)を形成してキャスタ15を装着している。 そしてまた、前端縁部の上面右側には、前述した扉体7の下側の枢支軸7aを 支持する軸受け孔16を形成している。
【0037】 天板3にあっては、前端縁部の下面右側に、前述した扉体7の上側の枢支軸7 bを支持する軸受け孔17を形成している(図3参照)。また、上面の四隅には 、上述した底板2に取付けたキャスタ15…を嵌合する嵌合凹部18…を形成し ている。これは図4に示すように、収納ケース1,1同士を積重ねる時のための もので、この嵌合凹部15…を形成することで上側の収納ケース1がずれること なく、安定した状態で積重ねることができる。
【0038】 背板4は、上端縁と下端縁とに、前述の如く、底板2および天板3の第1嵌合 溝8に嵌合する突条11を有している。また、左右両側縁部を被嵌合部19,1 9に設定している。これら被嵌合部19,19は、側板5,6の背板4対応部に 形成した嵌合部20と嵌合するものである。
【0039】 側板5,6の嵌合部20は、平面視コ字状に形成され、被嵌合部19をその全 長にわたって包み込んで保持するものである。
【0040】 側板5,6の上下端面の端縁側に形成した前述の嵌入孔13は、柱状部21, 21の上下に形成され、この柱状部21,21の嵌入孔13以外の部分には、図 5に示すように開口部21a,21aを形成している。この開口部21aは、平 面視コ字状に形成した補強板22を固定して側板5,6の形状の強化を図るもの である。補強板22の固定は、開口部21a内から突設している固定突起23に 対してネジ(図示せず)等により固定して行なえばよい。補強板22はコ字状で あるので、補強板22自体の強度が高いとともに、開口部21aとの接触面が4 箇所も得られるので、充分な補強が行なえる。嵌入孔13には、前述の嵌入突部 10の係止突起10aが係止する係止孔13aを形成している。
【0041】 また、側板5,6においては、内側面に水平方向に延びる複数段のリブ24… を形成している。これらリブ24…は、図6に示したような棚板25を支持する ためのもので、リブ24…の両端部には貫通孔24a,24aを形成している。 棚板25を支持する時に、棚板25の裏面に突設した4個の係止突起25a…を 係止して、位置ずれを防止するためである。棚板25は側板5,6の凹凸に嵌合 対応するようにその両側縁部を形成しているが、上述のように形成するとよりガ タ付きの少ない支持が行なえる。必要に応じて棚板25を適宜のリブ24…に掛 け渡して、適宜段数、適宜高さの棚を形成すると、収納する物品の変化などに柔 軟に対応できる。
【0042】 さらに側板5,6の内側面の上部中間部には、正面史略J字状の係止突部26 を形成している。この係止突部26は、図7にも示したような吊下バー27の端 部27a,27aを係止するためのもので、底板2と天板3と背板4と左右両側 板5,6と扉体7とを組み立てたあと、この吊下バー27を係止して内部の収納 空間に横架することで、ハンガ(図示せず)等を吊り下げることができるのであ る。
【0043】 なお、この吊下バー27は、断面アーチ状で、さらに内側にリブ27bを形成 して強度を高めているものの、重い物品を吊り下げたときに湾曲してしまうこと を未然に阻止すべく、この吊下バー27の中間部を支持するフック28を設ける とよい。このフック28は、天板3に一体形成するもよく、また図8に仮想線で 示した様に保持板28aを有するフック部材として、このフック部材を図9に示 したようにして天板3に保持するもよい。すなわち、保持板28aを挿入保持す る保持溝29を形成している。
【0044】 前述の扉体7は、枢支軸7a,7bとは反対側の開放遊端側に取手30を取付 けている。取手30は、図10に示したような、裏側へ凹んだ取手取付け部31 を形成して行なっている。すなわち、取手30は、取手取付け部31内の上下両 端に形成した軸孔32に回動可能に保持する回動軸33を有し、この回動軸33 部分より前端側に、操作杆34を形成している。この操作杆34は、取手取付け 部31を突き抜けて取手取付け部31の裏面側に保持する係止爪部材35を後退 操作するためのものである。
【0045】 係止爪部材35は、取手取付け部31の裏面に取付ける取付け箱36内に摺動 可能に収納され、先端の両側部に裏側にテーパ面37aを有した2つの係止爪3 7を突設して後端にバネ部38を一体形成している。また、操作杆34の先端に 対応する部位には、取手30が回動して操作杆34が後方へ回動したときにこの 力を受けて伝達する凹部39を形成している。取付け箱36内から突設している 4本の突起のうち2本は、取手取付け部31の係止孔39,39に係止する係止 突起40,40で、他の2本はこの係止をガタ付きなく行なわせる支持突起41 ,41である。
【0046】 なお、上述の係止爪37,37は、側板5における係止爪37対応部に形成し た係止凹部42,42に形成する。すなわち、図5に示したように、左側の側板 5における前側の柱状部21に固定する補強板22に、その係止凹部42,42 を形成している。
【0047】 扉体7の開放は、取手30を回動して、係止爪部材35を後退させ、係止爪3 7,37を係止凹部42,42から外せばよい。また閉鎖は扉体7を閉じるだけ でよく、閉じることにより係止爪部材35は後退し、係止爪37,37が係止凹 部42,42に対応したときバネ部38の付勢力により弾性復帰する。
【0048】 このように構成した収納ケース1では、合成樹脂製の各部材2,3,4,5, 6,7で一定の収納空間を形成するので、しっかりした外観を有し体裁が良い。 また、埃も付きにくい。そのうえ、物品の収納や取出しは扉体7の簡単な開閉で 行なうので、収納する物品の種類にかかわらず簡単に行なえる。しかも合成樹脂 製であるので軽く、移動などは女性でも容易に行なえる。
【0049】 さらに、各部材2,3,4,5,6,7の組立状態において、底板2と天板3 との内側面に形成した第1嵌合溝8と第2嵌合溝9,9が、背板4と左右両側板 5,6との突条11,12を嵌合するとともに、底板2と天板3との内側面の四 隅に形成した嵌入突部10が、左右両側板5,6の上下端面の端縁側に形成した 嵌入孔13に嵌入する。また、左右両側板5,6の背板側端縁部に形成した嵌合 部20が、背板4両側縁部の被嵌合部19に嵌合する。 このため、各部材の組立状態は強固であって、例えば厚いオーバー等を内部に 吊り下げてもしっかりと収納することができる。また、背板4の両側縁部を被嵌 合部19に設定し、嵌入突部10で強固に支持される左右両側板5,6に嵌合部 20を形成したので、背板4を堅固に支持できる。
【0050】 また、底板2と天板3と背板4と左右両側板5,6と扉体7とが連結構造であ って、組立て、すなわちノックダウン式であるため、組立て前の分解状態では嵩 が低く、倉庫等での保管や運送時に場所を取らない。このため、取扱いが容易で あり、コストを抑えることもできる。殊に、周りを背板4と左右両側板5,6と の3部材で構成したので上述の効果は大きい。
【0051】 この考案の構成と上述の一実施例の構成との対応において、 この考案の背板の上端縁と下端縁は、実施例の突条11に、 左右両側板の上端縁と下端縁は、突条12に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納ケースの斜視図。
【図2】収納ケースの分解斜視図。
【図3】収納ケースの縦断面図。
【図4】収納ケースを積重ねた状態の一部破断正面図。
【図5】側板の分解斜視図。
【図6】棚板の平面図。
【図7】吊下バーの中間部を省略した一部破断斜視図。
【図8】吊下バーの中間部を支持した状態の斜視図。
【図9】吊下バーの中間部を支持した状態の断面図。
【図10】取手部分の一部破断分解斜視図。
【符号の説明】
1…収納ケース 2…底板 3…天板 4…背板 5,6…側板 7…扉体 7a,7b…枢支軸 8…第1嵌合溝 9…第2嵌合溝 10…嵌入突部 11,12…突条 13…嵌入孔 15…キャスタ 16,17…軸受け孔 18…嵌合凹部 19…被嵌合部 20…嵌合部 24…リブ 25…棚板 27…吊下バー 30…取手 31…取手取付け部 32…軸孔 33…回動軸 35…係止爪部材 37…係止爪 37a…テーパ面 38…バネ部 42…係止凹部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂で形成した収納ケースであって、
    底板と天板とで、前面を除く周側部位を囲繞する周壁を
    上下に連結するとともに、前面に、左右方向の片側を軸
    に開閉する扉体を枢支した収納ケース。
  2. 【請求項2】合成樹脂で形成した収納ケースであって、
    方形状に形成した底板と天板とで、背板と左右両側板と
    を上下に連結するとともに、底板と天板との内側面に
    は、上記背板と左右両側板との上端縁と下端縁とを嵌合
    する嵌合溝を形成し、背板と左右両側板との対応部に
    は、相互に嵌合対応する嵌合部と被嵌合部を形成し、前
    面に、左右方向の片側を軸に開閉する扉体を枢支した収
    納ケース。
  3. 【請求項3】合成樹脂で形成した収納ケースであって、
    方形状に形成した底板と天板とで、背板と左右両側板と
    を上下に連結するとともに、底板と天板との内側面に
    は、上記背板と左右両側板との上端縁と下端縁とを嵌合
    する嵌合溝を形成し、底板と天板との内側面の四隅に
    は、左右両側板の上下端面の端縁側に形成した嵌入孔に
    嵌入する嵌入突部を形成して、左右両側板の背板側端縁
    部には、背板両側縁部の被嵌合部を嵌合する嵌合部を形
    成し、前面に、左右方向の片側を軸に開閉する扉体を枢
    支した収納ケース。
  4. 【請求項4】前記周壁または左右両側板との内側面に、
    水平方向に長いリブを複数段形成し、これらリブのうち
    相対向するリブ間に掛け渡して保持する棚板を備えた請
    求項1から請求項3記載の収納ケース。
  5. 【請求項5】前記周壁または左右両側壁間に、吊下バー
    を着脱可能に横架した請求項1から請求項4のうちのい
    ずれか一項に記載の収納ケース。
  6. 【請求項6】前記底板の下面に複数のキャスタを取付け
    た請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の
    収納ケース。
  7. 【請求項7】前記天板の上面に、前記キャスタ嵌合する
    嵌合凹部を、前記キャスタに位置対応して形成した請求
    項6記載の収納ケース。
  8. 【請求項8】前記扉体の開放遊端側に、取手取付け部を
    形成し、該取手取付け部に左右方向の片側を軸に回動す
    る取手を枢着し、上記取手取付け部の裏側に、前端に係
    止爪を有し上記取手の回動操作で後退させられる係止爪
    部材を取付け、該係止爪部材の後端には、係止爪部材を
    前方へ付勢するバネ部を一体形成し、周壁または側板に
    おける上記係止爪対応部に、係止爪が係止する係止凹部
    を形成し、上記係止爪の裏側にテーパ面を形成した請求
    項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載の収納ケ
    ース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014527431A (ja) * 2011-08-10 2014-10-16 トンタレッリ,セルジオ プラスチック構造体によって提供されるワードローブを実現するモジュール式装置
CN115398168A (zh) * 2020-04-06 2022-11-25 普和希控股公司 药品收纳盒

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