JPH075448U - 引出し - Google Patents

引出し

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Publication number
JPH075448U
JPH075448U JP4524493U JP4524493U JPH075448U JP H075448 U JPH075448 U JP H075448U JP 4524493 U JP4524493 U JP 4524493U JP 4524493 U JP4524493 U JP 4524493U JP H075448 U JPH075448 U JP H075448U
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JP
Japan
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plate
drawer
front plate
bottom plate
store
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Pending
Application number
JP4524493U
Other languages
English (en)
Inventor
詩子 越智
Original Assignee
詩子 越智
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 詩子 越智 filed Critical 詩子 越智
Priority to JP4524493U priority Critical patent/JPH075448U/ja
Publication of JPH075448U publication Critical patent/JPH075448U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り出す作業が簡易で、能率的となるため、
場合によっては、引出しの深さを大きくして、全体とし
ての構成部材を減らすことができる。又、前板を作業台
や飾り棚とすることができ、多様な使用が可能となり、
売り場内の店棚として、前板を使用した場合は、在庫管
理が楽になり、店内の作業能率を上げることができる。
以上の点で、きわめて有効な引出しを提供する。 【構成】 所要形状の二枚の側板(3)と底板(2)、
向板(4)、前板(1)から成る引出しにおいて、側板
(3)下部の前縁、又は底板(2)の前縁に、開閉自在
で、ほぼ水平の状態を保持できる前板(1)を装着する
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、開閉自在で、水平状態を保持する前板をもつ引出しに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、引出しの前板は、固定されているのが、通常であった。又、先行技術と しては、実用新案公開公報において、前板が前方に倒れる前折れ引き出し(昭6 2−68637)、収納箱などの引出し体(昭61−149546)、 表面板 が回転する、家具用引出し(平1−67930)がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。 (イ) 物品の全てが収納されるため、飾るための棚は、新たに設ける必要があ った。 (ロ) おもちゃ、等、を収納する引出しは、幼児にとって、引き出して、物品 の出し入れをするより、前板を開放して、物品の出し入れをするほうが楽である 場合があった。 (ハ) 先行技術に示された前方に倒れる前板、回転する表面板は、棚、作業台 として機能するものではなく、又、開閉に手間がかかった。 本考案は、これらの欠点を除く為に成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
所要形状の二枚の側板(3)と底板(2)、向板(4)、前板(1)から成る 引出しにおいて、側板(3)下部の前縁、又は底板(2)の前縁に、開閉自在で 、ほぼ水平の状態を保持できる前板(1)を装着する。 本考案は、以上のような構成からなる引出しである。
【0005】
【作用】
側板(3)の外側の所要の位置に、水平状態に、レールや桟、もしくは溝を設 け、引出しを支える構造板の内側に、それらに係合する部材を設け、引出し自在 となる状態で、前記、引出しを取り付ける。 引出しの中の物品を出し入れする場合は、引き出しを前方に引き出すか、もし くは、前板(1)を開き、水平状態に保持して、行う。中の物品の大量の補充、 入れ替えの場合は、引き出しを前方に引き出して行う。又、物品を飾るためや、 作業上の棚が欲しい場合は、前板(1)を水平に保持した状態とする。
【0006】
【実施例】
以下、本案の第一実施例について、図1、2により説明する。 (イ) 厚みのある、所要の長方形の二枚の側板(3)、底板(2)、向板(4 )、前板(1)を、それぞれ直角となるように組み立てる。前板(1)の下辺は 、底板(2)の上端辺に揃えた位置とする。 (ロ) 底板(2)の前縁と、相対する前板(1)の下縁に、丁番(6)を設け 、それぞれの側板(3)の小口、上方部と、相対する前板(1)内側の箇所に、 マグネットキャッチ(7)を設ける。 本体が、樹脂製、金属製、等の場合、丁番(6)は、前板(1)と底板(2) の接辺に、一体化して設けられることもある。又、マグネットキャッチ(7)は 、その他の種のキャッチとすることができる。 丁番(6)をスライド丁番、等とした場合は、前板(1)の下辺は、底板(2 )の下端辺に揃えた位置とすることができる。 (ハ) 底板(2)の前面小口に、緩衝部材(8)を設ける。緩衝部材(8)は 木製、金属製、樹脂製、弾性素材、等とすることができる。 (ニ) 前板(1)の中心より、やや下方に引き手(5)を設ける。 本案の第一実施例は以上のような構造で、側板(3)の外面に、水平状態に、 、レールや桟、もしくは溝を設け、引出しを支える構造板の内側に、それらに係 合する部材を設け、引出し自在となる状態で、前記、引出しを取り付ける。前板 (1)は、丁番(6)により、開閉自在で、90度開放した時、前板(1)の下 辺小口が、緩衝部材(8)に当たり、水平状態を保つ。水平状態の前板(1)に かかる荷重は、丁番(6)により、引出し本体に伝わり、それは、引出しを支え るレール、等の支持部へと伝わる。荷重が相当量、見込まれる場合は、ステー、 等の金物を、側板(3)と前板(1)の適所に取り付け、又、重量用のスライド レールとする、等して対応する。 これを使用する場合は、引き出しの中の物品を出し入れする時、引き出しを前 方に引き出すか、もしくは、前板(1)を水平状態に保持して、行う。中の物品 の大量の補充、入れ替えの場合は、引き出しを前方に引き出して行う。又、物品 を飾るためや、作業上の棚が欲しい場合は、前板(1)を水平に保持した状態と する。
【0007】 以下、本案の第二実施例について、図3により説明する。 第一実施例と異なるところは、丁番(6)を側板(3)の小口の適所、もしく は底板(2)の小口の適所と、相対する前板(1)の内側の面に設け、前板(1 )は、底板(2)より、やや下方まで伸ばした位置に取り付ける点である。水平 状態の前板(1)にかかる荷重は、前板(1)の、やや下方に伸ばした部分が底 板(2)の裏面に当たり、引出し本体に伝わる。必要に応じて、緩衝部材(8) を、底板(2)の裏面、適所に設ける。 又、前板(1)に取り付ける引き手(5)は、表面には設けず、下方の伸ばし た部分の、裏面の一部に、掘込み手掛け(6)として、設ける。引出しを手前に 引く時、前板(1)上部は、後方へ押されるように力がかかり、前方へ開放され ることはないので、マグネットキャッチ(7)、等のキャッチ機構は、簡易なも のとすることができる。
【0008】
【考案の効果】
幼児が、おもちゃ、等の収納された重い引出しを引き出せない場合でも、前板 を簡単に開閉することで、内臓品の出し入れが容易にでき、又、その際、水平状 態の前板を作業台として使用することもでき、遊び終了後には、飾り棚とするこ とができる、等、多様な使用が可能である。 売り場内の店棚として、水平状態とした前板を使用し、引出し内に同一品を収 納すると、展示品のすぐ裏に収納場所を設けることができ、補充を、引き出すこ とにより、一括して行い、簡易に在庫管理することができ、店内の作業能率を上 げることができる。 事務、医療、その他の引出しにおいて、用紙、脱脂綿、等の一種類の物品が収 納されている場合、等においては、補充は引き出して行い、取り出す作業は、前 板の開閉により行うほうが、作業が楽で、早く、能率的である。 和タンスの着物類を収納する引出しにおいて、前板の開閉よる、取り出し作業 は、下の方に収納されているものも容易となり、深さを大きくして、引出し、ひ とつ当たりの収納量を増やすことができる。これは、タンス全体として、引出し の数を減らすこととなり、構成部材を減らすことができる。 以上の点で、きわめて有効な引出しである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の、前板を水平とした状態
を示す斜視図である。
【図2】本考案の第一実施例の、前板を水平とした状態
を示す断面図である。
【図3】本考案の第二実施例の、前板を水平とした状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 前板 2 底板 3 側板 4 向板 5 引き手 6 丁番 7 マグネットキャッチ 8 緩衝部材 9 掘込み手掛け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状の二枚の側板(3)と底板
    (2)、向板(4)、前板(1)から成る引出しにおい
    て、側板(3)下部の前縁、又は底板(2)の前縁に、
    開閉自在で、ほぼ水平の状態を保持できる前板(1)を
    装着した引出し。
JP4524493U 1993-06-29 1993-06-29 引出し Pending JPH075448U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4524493U JPH075448U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 引出し

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4524493U JPH075448U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 引出し

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH075448U true JPH075448U (ja) 1995-01-27

Family

ID=12713852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4524493U Pending JPH075448U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 引出し

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH075448U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006055598A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Ritsuko Shirata タンス
KR20210004500A (ko) * 2019-07-05 2021-01-13 허명실 서랍장

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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