JP6205115B2 - コーベル及び建築物 - Google Patents

コーベル及び建築物 Download PDF

Info

Publication number
JP6205115B2
JP6205115B2 JP2012213521A JP2012213521A JP6205115B2 JP 6205115 B2 JP6205115 B2 JP 6205115B2 JP 2012213521 A JP2012213521 A JP 2012213521A JP 2012213521 A JP2012213521 A JP 2012213521A JP 6205115 B2 JP6205115 B2 JP 6205115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corbel
main
face plate
plate
body member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012213521A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014066101A (ja
Inventor
潤治 小澤
潤治 小澤
佐藤 良介
良介 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP2012213521A priority Critical patent/JP6205115B2/ja
Publication of JP2014066101A publication Critical patent/JP2014066101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6205115B2 publication Critical patent/JP6205115B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

本発明は、梁の端部や橋桁などを支持させるために柱や橋脚の頭部などから張り出されるコーベルなどの支持構造体、及びそれが設けられる建築物に関するものである。
柱間に梁を掛け渡すに際して、柱からコーベルを張り出させてその上に梁の端部を設置する構造が知られている(特許文献1,2など参照)。また、橋台や橋脚の頭部から水平方向にコーベルを張り出させて、その上に床版縁部を支持させる橋桁などを設置する構造も知られている。
ここで、コーベルは、厚さ(高さ)に比べて張出し量(突出量)が小さく、荷重の伝達が主にせん断によってなされる。そこで、特許文献1には、張出し方向と平行かつ厚さ方向に直交するように板状のひび割れ阻止部材を埋設することで、せん断耐力を増加させる構造が開示されている。
一方、特許文献3には、梁のように厚さ(高さ)に比べて張出し量(突出量)が大きくなる棒状構造物の撓みを抑制させるための構造が開示されている。特許文献3に開示された梁は、鋼管によって外周が覆われるとともに、梁の端面と柱の背面に一対の端板が設置されている。そして、梁の内部を軸方向に貫通させた緊張材を両側の端板に定着させることで、梁にプレストレスを導入している。
特開2006−249916号公報 特開2012−144936号公報 特開2000−204657号公報
しかしながら、特許文献3に開示されたプレストレスを導入する構造は、コンクリートに予め圧縮力を導入しておくことで引張力によるひび割れ等の発生を抑えるもので、せん断耐力の増加を目的にした補強構造ではない。
また、特許文献1に開示されているような板状のひび割れ阻止部材を埋設させる構造では、コンクリートを隅々まで充填しにくくなったり、バイブレータによる締め固め作業が難しくなったりしてコンクリートの品質に影響を与えるおそれがある。
そこで、本発明は、簡単な構成によってせん断補強筋の配筋量を低減できる、又はせん断耐力を増加させることができる支持構造体、及びそれが設けられる建築物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の支持構造体は、鉄筋コンクリート構造の本体部材から張り出される支持構造体であって、張り出された側の端面に配置される端面プレートと、前記本体部材に定着されるとともに前記端面プレートに先端が固定される主筋と、前記主筋を囲むように軸方向に間隔を置いて複数配置されるせん断補強筋と、前記端面プレートと前記本体部材との間に充填されるコンクリートとを備えたことを特徴とする。
ここで、前記端面プレートから前記本体部材に向けて厚さが漸増する構成とするのが好ましい。例えば、側面視において前記端面プレート側が上辺となる台形状に形成することができる。また、前記漸増によって形成される傾斜面に沿って斜めに鉄筋が配筋されるようにするのが好ましい。
さらに、前記主筋は前記端面プレートを貫通して先端が突出するとともに、その先端に装着されるナットを介して前記端面プレートへの固定が行なわれる構成とすることができる。
そして、本発明の建築物は、上記の支持構造体を、鉄筋コンクリート構造の本体部材に接合させたことを特徴とする。
このように構成された本発明の支持構造体及び建築物は、張り出された側の端面に端面プレートが配置される。そして、本体部材に定着されて支持構造体内部に配筋される主筋の先端は、端面プレートに固定される。
このような構造にすることによって、主筋の先端側の定着を行うことができる。また、端面プレートは、後述する支持構造体内部のコンクリートの圧縮束の反力板として機能して圧縮束の幅をより広くすることができるので、これによって増加した圧縮束分、せん断耐力を増加させることができる。
その結果、せん断補強筋の配筋量を低減することが可能になる。他方、支持構造体のせん断補強筋の配筋量を低減させない場合は、せん断耐力を増加させることができる。
また、端面プレートから本体部材に向けて厚さを漸増させることによって、コンクリートの圧縮束の幅を最大限に確保することができるようになる。例えば、側面視において端面プレート側が上辺となる台形状に形成すればよい。さらに、傾斜面に沿って配筋をおこなうことで、傾斜面周辺のひび割れの発生を抑えることができる。
また、主筋の先端が端面プレートを貫通してナットを介して固定される構成であれば、主筋を端面プレートに確実に固定することができる。さらに、主筋の先端を熱によって劣化させることもない。
本発明の実施の形態の片持ち式構造物の構成を説明する断面図である。 コーベルの端面側の構成を説明する正面図である。 本発明の実施の形態のコーベルの応力伝達機構を説明する説明図である。 従来のコーベルについて説明する図であって、(a)は配筋図、(b)は応力伝達機構を説明する図である。 実施例1のコーベルの構成を説明する断面図である。 実施例2のコーベルの構成を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態の支持構造体としてのコーベル1について図面を参照して説明する。図1,2は、コーベル1及びそれが設けられる建築物としての片持ち式構造物2の構成を説明する図である。
まず、図1,2を参照しながら片持ち式構造物2の全体構成について説明する。この片持ち式構造物2は、鉄筋コンクリート構造の本体部材としての柱21の側面から水平方向にコーベル1が張り出される構成となっている。
このコーベル1は、柱21の側面に接合される鉄筋コンクリート構造である。コーベル1は、厚さ(高さ)に比べて張出し量(突出量)が小さく、荷重の伝達が主にせん断によってなされる。なお、図1では柱21の右側にのみコーベル1を図示したが、柱21の左右両側にコーベル1,1を張り出させることもできる。
また、コーベル1は、張り出された側の端面3cから柱21に向けて厚さが漸増する形状に成形される。本実施の形態のコーベル1は、側面視において端面3c側が上辺となり、下面側の傾斜面3aが斜辺となる台形状に形成される。
そして、コーベル1の端面3cには、端面プレート4が配置される。この端面プレート4は、図2の正面図に示すように、端面3cの形状と略同じ長方形の鋼板によって形成される。
一方、コンクリート3の内部には、主筋5A,5Bが配置される。ここでは、上側の主筋5Aは水平な上面3bと略平行に配置され、下側の主筋5Bは傾斜面3aと略平行に配置される。
これらの主筋5A,5Bの端部(終端)は、柱21の内部に埋設される。図1では、主筋5A,5Bの柱21側の端部の定着構造の詳細は省略しているが、フック状に加工したり、定着板を取り付けたりして柱21内部に定着させることができる。
コーベル1を接合させる柱21は、鉛直方向に立設される複数の主筋(図示省略)と、その外周を囲むとともに鉛直方向に間隔を置いて複数設置されるせん断補強筋(図示省略)と、コンクリート21aとによって、四角柱状に成形される。
そして、主筋5A,5Bの柱21側に突出する部分は、柱21の主筋やせん断補強筋に干渉しないように配置され、コンクリート21aによって一体化される。
一方、主筋5A,5Bの端面3c側の端部となる先端52は、図1,2に示すように、端面プレート4にナット51を介して固定される。また、図1に示すように、斜めに配置される主筋5Bは、端面プレート4とナット51との間にテーパ座金51aを挟んで定着される。すなわち、テーパ座金51aを介在させることによって、主筋5Bの先端52を折り曲げたり、ナット51の下面を特殊形状に加工したりしなくても、主筋5Bの先端52を端面プレート4に固定することができる。
そして、主筋5A,5Bを囲むようにせん断補強筋6,・・・が配置される。例えばせん断補強筋6は、長方形状に形成される。また、せん断補強筋6は、図1に示すようにコーベル1の軸方向に一定の間隔を置いて複数、配置される。このせん断補強筋6,・・・の間隔は、コーベル1に作用するせん断力及びコーベル1のせん断耐力に基づいて算定される。
次に、本実施の形態のコーベル1の作用について、力学モデルを使って説明する。
図3に示した力学モデルは、本実施の形態のコーベル1の応力伝達機構を説明するためのものである。また、比較例として図4(a)に従来の片持ち式構造物a2のコーベルa1の配筋図を示し、そのコーベルa1の応力伝達機構を図4(b)に示した。
これらの力学モデルを使って説明するのは、端面プレート4付近のコーベル1の上面3bに作用したせん断力Qに起因して発生する応力の伝達機構の一部である。まず、図4(a)を参照しながら、従来のコーベルa1の構成について説明する。
従来のコーベルa1は、柱a21から水平方向に張り出されて、コンクリートa3が露出する端面a31が形成される。また、コンクリートa3の内部に埋設される主筋a5は、柱a21内部に定着された上側の端部からコーベル1の上面a33に沿って張り出され、端面a31付近で折り曲げられる。そして、傾斜面a32に沿って戻るように配筋されて、下側の端部も柱a21内部に定着される。
また、主筋a5を囲むように配置されるせん断補強筋a6,・・・の間隔は、上述した本実施の形態のコーベル1内部に配置されるせん断補強筋6,・・・の間隔より短くなっている。
従来のコーベルa1では、図4(b)に示すように、端面a31付近の上面a33に作用したせん断力Qは、柱a21側の反力と釣り合うことになる。この釣り合いは、反力の作用位置との間に斜め方向に力を伝達する圧縮束が形成されることで成立する(圧縮束に働く圧縮力N参照)。これをアーチ機構という。そして、この圧縮束の幅が広くなるほどコーベルa1のせん断耐力は大きくなる。
このせん断力の釣り合いによって求められるアーチ機構によるせん断耐力Vは、次式で表すことができる。
= A・fc・sinθ (1)
ここで、Aは圧縮束の断面積、fcはコンクリートa3の圧縮強度、θは圧縮束の傾きを示す。
これに対して本実施の形態のコーベル1は、図3に示すように、アーチ機構を構成するコンクリート3の圧縮束に働く圧縮力Fを端面プレート4位置で強力に受けられるようにするために、主筋5A,5Bと端面プレート4とを一体化している。このため、反力の作用位置との間に斜め方向に力を伝達する圧縮束の幅を、従来のコーベルa1の圧縮束の幅に比べて広くすることができる。
上式(1)と同様にせん断力の釣り合いによって求められるコーベル1のアーチ機構によるせん断耐力Vは、次式で表すことができる。
= A・fc・sinθ (2)
ここで、Aは圧縮束の断面積、fcはコンクリート3の圧縮強度、θは圧縮束の傾きを示す。そして、A>A、θ<θとなる。
すなわち、本実施の形態のコーベル1は、端面プレート4を配置することによって、従来よりもアーチ機構に寄与するコンクリートの圧縮束のボリュームが増加される。この結果、コーベル1のせん断耐力を上昇させることができたといえる。
このように構成された本実施の形態のコーベル1及び片持ち式構造物2は、張り出された側の端面3cに端面プレート4が配置される。そして、終端が柱21内部に定着されてコンクリート3内部を貫通して配筋される主筋5A,5Bの先端52は、端面プレート4に固定される。このような構造にすることによって、主筋5A,5Bの定着を行うことができる。
また、端面プレート4は、コンクリート3の圧縮束の反力板として機能することによって圧縮束の幅をより広くすることができるので、コーベル1全体のせん断耐力を増加させることができる。その結果、せん断補強筋6の配筋量を、従来のコーベルa1よりも低減することができる。
そして、せん断補強筋6の配筋量が低減できれば、材料費や施工費が低減できるうえに、コンクリート3をコーベル1の隅々にまで充填したりバイブレータによって締め固めたりする作業がしやすくなって、コンクリート3の品質の良いコーベル1を構築することができる。
また、コーベル1のせん断補強筋6の配筋量を低減させない場合は、せん断耐力を増加させることができる。すなわち、より大きなせん断力をコーベル1に作用させることができるようになる。
ここで、構造設計とは、「設計対象に作用する力(入力)」が「設計対象の対荷能力(キャパシティ)」を下回る、換言すると入力/キャパシティが1より小さくなるようにすることである。
端面プレート4を配置した本実施の形態のコーベル1は、設計対象(コーベル1)の対荷能力(キャパシティ)をできるだけ大きくすることによって、入力/キャパシティを1より小さくするという設計思想といえる。
また、コンクリート3を打設するための端面3cの型枠は、端面プレート4に兼用させることができるので、型枠の設置や撤去などの作業を省略することができる。
さらに、端面プレート4から柱21に向けて厚さを漸増させることによって、コンクリート3の圧縮束の幅を最大限に確保することができるようになる。すなわち、側面視において端面プレート4側が上辺となる台形状に形成されていれば、圧縮束の下側が途中でカットされるのを防ぐことができる。
また、傾斜面3aに沿って鉄筋としての主筋5Bの配筋をおこなうことで、傾斜面3a周辺のひび割れの発生を抑えることができる。
さらに、主筋5A,5Bの先端52が端面プレート4を貫通してナット51によって固定される構成であれば、主筋5A,5Bの先端52を端面プレート4に確実に固定することができる。
また、この固定方法であれば、主筋5A,5Bや端面プレート4を溶接などの熱によって劣化させることもない。また、溶接作業が不要となるため、そのコストも削減することができる。
さらに、溶接をする必要がなければ、溶接に向いていない材料であっても端面プレート4に使用できるようになるので、材料の選択幅も広くなる。例えば、「SM490A」と呼ばれる鋼材と「SM490B」と呼ばれる鋼材とは、強度性能は同じであるが、溶接性能に違いがある。溶接性能の良い「SM490B」は材料費が高いうえに入手が難しい場合もあるが、「SM490A」であれば材料費が安いうえに入手が容易なため、端面プレート4を溶接性能の低い材料によって形成できるメリットは大きいといえる。
以下、前記実施の形態のコーベル1とは別の形態のコーベル1Aについて、図5を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語や同一符号を付して説明する。
前記実施の形態では、コーベル1の傾斜面3aと略平行に下側の主筋5Bを配置したが、実施例1の片持ち式構造物2Aのコーベル1Aでは、上下の主筋5C,5Dはいずれも上面3bに略平行に配置される。また、上下の主筋5C,5Dは、せん断補強筋6A,・・・によって囲まれる。
そして、図5に示すように、傾斜面3aに沿って鉄筋としての斜め筋71が配筋される。この斜め筋71も、せん断補強筋72,・・・によって囲まれる。このように傾斜面3aに沿って斜め筋71の配筋を行うことで、傾斜面3a周辺のひび割れの発生を抑えることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記実施の形態又は実施例1のコーベル1,1Aとは別の形態のコーベル1Bについて、図6を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語や同一符号を付して説明する。
前記実施の形態及び実施例1では、端面プレート4から柱21側に向かって漸増するコーベル1,1Aについて説明したが、実施例2では梁状に均一の厚さで張り出される支持構造体としてのコーベル1Bについて説明する。
この実施例2の片持ち式構造物2Bのコーベル1Bは、柱21から直方体状に張り出されており、上面3bと下面3dとが略平行になる。また、コンクリート3の内部に埋設される主筋5E,5Fも、上面3b及び下面3dと略平行になるように配置される。
このように構成された実施例2のコーベル1Bにおいても、端面プレート4が配置され、主筋5E,5Fの先端52が端面プレート4に固定される。このため、主筋5E,5Fの定着を行うことができる。
また、端面プレート4がコンクリート3の圧縮束の反力板として機能することによって圧縮束の幅をより広くすることができるので、コーベル1B全体のせん断耐力を増加させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例では、鉄筋コンクリート構造の柱21に支持構造体としてのコーベル1,1A,1Bを接合した片持ち式構造物2,2A,2Bについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば鉄筋コンクリート構造の壁にコーベル1,1A,1Bを接合した建築物であってもよい。
また、前記実施の形態及び実施例1では、側面視台形状のコーベル1,1Aについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば階段状に厚さが増していく形態の支持構造体であってもよい。
さらに、前記実施の形態及び実施例では、梁状に水平に張り出されるコーベル1,1A,1Bについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば床版などの本体部材から垂直方向に突出される支持構造体であってもよい。
また、前記実施の形態及び実施例では、端面プレート4を貫通させた主筋5A−5Fの先端52をナット51で固定する構成について説明したが、これに限定されるものではなく、端面プレート4の端面3c側の面に溶接で固定したナットに締結させたり、主筋の先端を端面プレート4に溶接で直接固定したりする構成であってもよい。
さらに、前記実施の形態では、端面プレート4を一枚の鋼板で製作するように説明したが、これに限定されるものではなく、複数の鋼板を組み合わせて製作することもできる。
1,1A,1B コーベル(支持構造体)
2,2A,2B 片持ち式構造物(建築物)
21 柱(本体部材)
3 コンクリート
3a 傾斜面
3c 端面
4 端面プレート
5A−5F 主筋
51 ナット
52 先端
6,6A,6B せん断補強筋
71 斜め筋(鉄筋)

Claims (6)

  1. 鉄筋コンクリート構造の本体部材から張り出されて上面に作用する力を支持させるコーベルであって、
    張り出された側の端面に配置される端面プレートと、
    前記本体部材に定着されるとともに前記端面プレートに先端が固定される主筋と、
    前記主筋を囲むように軸方向に間隔を置いて複数配置されるせん断補強筋と、
    前記端面プレートと前記本体部材との間に充填されるコンクリートとを備えたことを特徴とするコーベル
  2. 前記端面プレートから前記本体部材に向けて厚さが漸増することを特徴とする請求項1に記載のコーベル
  3. 側面視において前記端面プレート側が上辺となる台形状に形成されることを特徴とする請求項2に記載のコーベル
  4. 前記漸増によって形成される傾斜面に沿って斜めに鉄筋が配筋されることを特徴とする請求項2又は3に記載のコーベル
  5. 前記主筋は前記端面プレートを貫通して先端が突出するとともに、その先端に装着されるナットを介して前記端面プレートへの固定が行なわれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコーベル
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコーベルを、鉄筋コンクリート構造の本体部材に接合させたことを特徴とする建築物。
JP2012213521A 2012-09-27 2012-09-27 コーベル及び建築物 Active JP6205115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012213521A JP6205115B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 コーベル及び建築物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012213521A JP6205115B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 コーベル及び建築物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014066101A JP2014066101A (ja) 2014-04-17
JP6205115B2 true JP6205115B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=50742743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012213521A Active JP6205115B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 コーベル及び建築物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6205115B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106988206B (zh) * 2017-05-30 2019-03-12 上海砼极工程技术有限公司 一种固定在混凝土上的桥梁施工牛腿结构
CZ309842B6 (cs) * 2022-12-15 2023-11-29 Peem, Spol. S R. O. Zpevněný sloup s jednou konzolou a paralelně provedeným zpevněním
CZ309841B6 (cs) * 2022-12-15 2023-11-29 Peem, Spol. S R. O. Zpevněný sloup se dvěma konzolami

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2569669A (en) * 1946-02-27 1951-10-02 Peoples First Nat Bank & Trust Beam connection for precast concrete members
JP2976255B2 (ja) * 1992-04-24 1999-11-10 株式会社フジタ 柱、梁の接合構造
JP2698545B2 (ja) * 1992-12-22 1998-01-19 高藤建設株式会社 プレキャストコンクリート柱と鉄骨梁との接合構法
JP4094149B2 (ja) * 1999-01-12 2008-06-04 大和ハウス工業株式会社 柱と梁の接合構造
JP2004278179A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Shimizu Corp 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造
JP2008038504A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Tokyo Fabric Kogyo Kk 橋梁の耐震性能向上工法
JP5158947B2 (ja) * 2008-03-10 2013-03-06 五洋建設株式会社 複合構造梁及び複合構造梁を有する建築構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014066101A (ja) 2014-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5985929B2 (ja) 複合構造体及び建築物
JP4917168B1 (ja) 圧縮ブレースによる耐震補強構造および補強方法
JP4647714B1 (ja) 制震プレストレスを付与した壁付き柱を用いる建造物
JP6205115B2 (ja) コーベル及び建築物
JP5607892B2 (ja) 鉄筋コンクリート造の柱梁仕口部の補強工法
JP6058332B2 (ja) コンクリート柱の耐震補強構造及びコンクリート柱の耐震補強方法
JP5308012B2 (ja) 壁付き柱部材の補強構造
KR101139761B1 (ko) 건축물용 보강 벽
JP4819605B2 (ja) 端部と中央部とで強度の異なる緊張材を用いたプレキャストプレストレストコンクリート梁
JP5916364B2 (ja) 鉄筋コンクリート梁のせん断耐力向上方法
KR101612623B1 (ko) 더블앵글 박판 조립보 및 이를 이용한 합성보
JP5602455B2 (ja) 梁部材および建物構造体
JP6046932B2 (ja) 有孔梁の補強構造
JP2011231574A (ja) 免震装置の取付構造
JP2007277911A (ja) 制震柱の構造
JP5597184B2 (ja) 複合構造体及び建築物
KR101698807B1 (ko) 파형강판을 이용한 psc거더의 제작방법 및 이에 의해 제작된 psc거더
JP6638900B2 (ja) 柱同士の接合構造の設計方法及び柱同士の接合構造
JP2015232217A (ja) コンクリート構造
JP2012162927A (ja) 2次応力の発生しないプレストレストコンクリート躯体
JP3938718B2 (ja) 鉄筋コンクリート梁の構造
KR20120008667A (ko) 데크플레이트용 단부보강체를 이용한 보 시공방법
KR20100114966A (ko) 강합성 교량 및 이를 가설하기 위한 하이브리드 거더 및 그 가설 방법
JP2017082548A (ja) コンクリート基礎接合部材及び杭構造
JP2008274622A (ja) 建築物の中間階免震機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6205115

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250