JP6203795B2 - 収納容器の蓋 - Google Patents
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Description
図1〜図3に示すように、本発明の収納容器の蓋は、注ぎ口3と通気孔6を有する主蓋体4と、主蓋体4に揺動開閉自在に枢着された副蓋体5と、副蓋体5を開く方向に弾発付勢する弾性帯体7とを、備え、図3に2点鎖線で示す容器本体20の開口外周縁部に螺着されて用いられ、容器本体20には主に水やお茶等の液体を収納し、あるいは、小麦粉やシリアル、フレーク等の粉体を収納しても良い(図示省略)。
副蓋体5は、図1に示す施蓋状態P0から、図2に示す開蓋状態P1に上下揺動可能として枢着されている。図1と図2に示すCは、副蓋体5の軸心位置(枢支点)を示し、副蓋体5は、主蓋体4の前後方向中心線近傍に枢着されている。
図1に示すように、副蓋体5が閉じた施蓋状態P0で、弾性帯体7(厚肉片部14)は、横倒U字状に弯曲している。このとき、弯曲内面は上下当接せず、前方(図1の左方向)に開口状を保っている。図1(B)に示すように、弾性帯体7(厚肉片部14)には、図中矢印Y1にて示す弯曲内層側の弾性圧縮応力、及び、矢印Y2にて示す弯曲外層側の弾性引張応力が生じている。弾性帯体7は、U字状に弯曲させることで、弾性圧縮応力及び弾性引張応力による曲げ復元モーメントMを発生し、副蓋体5を上方へ開く方向に弾発付勢するように構成されている。
副蓋体5は、例えば、EastmanTritanコポリエステル(登録商標)によって構成され、高い透明度と光沢を兼ね備えた美しい外観を備えると共に、デザイン性、容易な加工特性を有し、さらに、耐熱性・耐冷性に優れ、かつ、頑丈で高強度に形成されている。副蓋体5は、蓋本体部4Aの約半分の大きさに形成されている。
副蓋体5は、主蓋体4の爪部16に係合可能な係止舌片15が前端縁に設けられ、弾性帯体7の第1栓部1を嵌着するための取付孔部21が貫設され、さらに、第2栓部2を取着するための取付ピン22が立設されている。副蓋体5は、突出状の軸部19,19の先端に嵌着可能な嵌着軸受部23,23を有している。嵌着軸受部23,23間には、弾性帯体7の弯曲ガイド部25が形成されている。
図4に示すように、弾性帯体7は、取付ピン22を差込凹部27に差込むと共に、嵌入凸部26を取付孔部21に嵌め込んで、副蓋体5に取着される。このとき、弾性帯体7は、弯曲ガイド部25に当接して、一端部7aを前方に向けて弯曲する。次に、副蓋体5を、主蓋体4の上方から押し付けて、嵌着軸受部23,23を軸部19,19に外嵌する。副蓋体5の嵌着軸受部23,23が(弾性変形しつつ)軸部19,19に対しパチンと音を立てながら嵌着される。
図3に示すように、主蓋体4に上方から副蓋体5を取り付けることで、前方弯曲状の弾性帯体7の一端部7aが短筒部8の後端外周面に突き当って、凹部9が短筒部8の後縁側の弯曲面24に噛み合って係止する(図5参照)。
図6に示すように、収納容器を斜めに傾けて液体Wを注ぎ口3から流出させる際、吸入小筒部10の下端部が液体Wに浸入し、通気孔6から空気をスムーズに吸入できる。注ぎ口3と通気孔6が接近して配置されることで、弾性帯体7の第1栓部1と第2栓部2で両方を同時に施蓋(密封)することができ、かつ、液体Wを注ぎ口3から流出させる際に、通気孔6から液体Wが出てしまうことがない。
2 第2栓部
3 注ぎ口
4 主蓋体
5 副蓋体
6 通気孔
7 弾性帯体
7a 一端部
P0 施蓋状態
P 1 開蓋状態
M 曲げ復元モーメント
θ 開閉角度
Claims (2)
- 主蓋体(4)と、該主蓋体(4)に揺動開閉自在に枢着された副蓋体(5)と、該副蓋体(5)を開く方向に弾発付勢する弾性帯体(7)とを、備えた収納容器の蓋に於て、
上記副蓋体(5)が閉じた施蓋状態(P0)で、上記弾性帯体(7)は横倒U字状に弯曲して、弯曲内層側の弾性圧縮応力及び弯曲外層側の弾性引張応力による曲げ復元モーメント(M)を発生し、上記副蓋体(5)を上方へ開く方向に弾発付勢するように構成され、
上記副蓋体(5)は、80°〜110°の開閉角度(θ)で上方起立状として開蓋するように構成され、
上記副蓋体(5)が開いた開蓋状態(P 1 )で、上記弾性帯体(7)は、J字状弯曲姿勢となって、弯曲内層側の弾性圧縮応力及び弯曲外層側の弾性引張応力が残留して上記曲げ復元モーメント(M)を発生し続けるように構成されたことを特徴とする収納容器の蓋。 - 注ぎ口(3)と通気孔(6)を有する主蓋体(4)と、該主蓋体(4)に揺動開閉自在に枢着された副蓋体(5)と、上記主蓋体(4)に長手方向一端部(7a)が突き当たるように配設され上記副蓋体(5)を開く方向に弾発付勢する弾性帯体(7)とを、備え、
上記弾性帯体(7)は、上記注ぎ口(3)を施蓋する第1栓部(1)と、上記通気孔(6)を施蓋する第2栓部(2)とを、一体に有し、
さらに、上記副蓋体(5)が閉じた施蓋状態(P0)で、上記弾性帯体(7)は横倒U字状に弯曲して、弯曲内層側の弾性圧縮応力及び弯曲外層側の弾性引張応力による曲げ復元モーメント(M)を発生し、上記副蓋体(5)を上方へ開く方向に弾発付勢するように構成されたことを特徴とする収納容器の蓋。
Priority Applications (1)
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JP2015180552A JP6203795B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 収納容器の蓋 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015180552A JP6203795B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 収納容器の蓋 |
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JP2017056944A JP2017056944A (ja) | 2017-03-23 |
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ID=58389482
Family Applications (1)
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JP2015180552A Active JP6203795B2 (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 収納容器の蓋 |
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Family Cites Families (3)
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JP4470224B2 (ja) * | 2006-10-03 | 2010-06-02 | サーモス株式会社 | 飲料用容器の中栓 |
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-
2015
- 2015-09-14 JP JP2015180552A patent/JP6203795B2/ja active Active
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