JP6124948B2 - 収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、収納容器に関する。
従来、粉物(例えば小麦粉)、乾物(例えばかつおぶし、マカロニ)、調味料(例えば砂糖、塩)、漬物(例えばピクルス、オリーブ)等を収納する収納容器は、蓋体が容器本体に嵌合又は螺合により取着される(例えば、特許文献1参照)。
しかし、蓋の開閉の際に、容器本体に蓋体を嵌合する構成の場合、大きな力が必要であり、容器本体に蓋体を螺合する構成の場合、蓋体を回転させなければならず、手間がかかるという欠点があった。
特開2002−360404号公報
解決しようとする課題は、容易に蓋体を開閉することができない点である。
そこで、本発明に係る収納容器は、上方開口状容器本体と、該容器本体の開口部に螺着されたリング体と、該リング体に開閉自在に枢着されて上記開口部を施蓋する蓋体と、該蓋体に一体状に組み付けられたパッキンと、を有し、上記パッキンが上記リング体と蓋体の枢着軸心近傍に垂下突部を有し、上記リング体が、上記垂下突部を内側から押圧する斜め上方向きの勾配押圧面を有するとともに、上記蓋体が、上記垂下突部を外側から押圧する斜め下方向きの勾配受圧面を有する受圧突片を備え、施蓋状態で、上記勾配押圧面と勾配受圧面の隙間に、上記垂下突部が曲げ変形と圧縮変形の両弾性変形状態で挾圧され、上記受圧突片を介して蓋体を開く方向に弾発付勢するよう構成したものである。
また、上記垂下突部は、上方開口状の細長開口部を有する袋型であり、上記蓋体が上記細長開口部に嵌合する係止突部を有し、上記細長開口部と係止突部との係止により上記蓋体の開閉作動時に上記垂下突部の上端部が上記蓋体に対して移動するのを規制したものである。
また、上記垂下突部が、上記両弾性変形状態で挾圧された際に、上記勾配押圧面と上記勾配受圧面の隙間から左右側方へ弾性延伸変形するように構成したものである。
本発明の収納容器によれば、容易に蓋体を開閉することができる。また、蓋体を自動的に開くことができる。また、大きな弾発付勢力を得ることができ、円滑かつ確実に蓋体を開くことができる。
本発明の実施の一形態を示す断面正面図である。 要部断面正面図である。 要部断面正面図である。 蓋体にパッキンを組付けた状態を示す説明底面図である。 リング体を示す平面図である。 枢着部を示す要部拡大図である。 要部拡大断面図である。 要部拡大断面図である。 要部拡大断面図である。 説明図である。 説明斜視図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1〜図3は、本発明の実施の一形態を示す。この収納容器は、粉物(例えば小麦粉)、乾物(例えばかつおぶし、マカロニ)、調味料(例えば砂糖、塩)、漬物(例えばピクルス、オリーブ)等を収納して使用する。上方開口状容器本体1と、容器本体1の開口部2に螺着されたリング体3と、リング体3に開閉自在に枢着されて開口部2を施蓋する蓋体4と、蓋体4に一体状に組み付けられたパッキン5と、を有する。容器本体1、リング体3、蓋体4は、硬質のプラスチックから成る。
図4に示すように、蓋体4は、左右突出状の軸部6を有する。図5・図6に示すように、リング体3は、左右一対の後方突出状の保持突片7を有する。保持突片7は、軸部6をスライドさせて保持する蟻溝状のスライド溝8を有する。
リング体3と蓋体4は、図1の施蓋状態で、前端部が係止している。係止部9は、蓋体4の前端部に形成された係止突部10と、リング体3の前端部に形成された被係止段付部11とから成る。
図1・図10に示すように、パッキン5がリング体3と蓋体4の枢着軸心J近傍に垂下突部12を有する。なお、垂下突部12の「垂下」とは、図10に示すように、パッキン5を自由状態で水平に配設した状態に於ける上下方向を言う。
図7〜図9に示すように、リング体3が、垂下突部12を内側から押圧する斜め上方向きの勾配押圧面13を有する。勾配押圧面13は、リング体3に形成された突片14の上面から成る。蓋体4が、垂下突部12を外側から押圧する(施蓋状態に於て)斜め下方向きの勾配受圧面15を有する受圧突片16を備える。
図1・図7に示す施蓋状態で、勾配押圧面13と勾配受圧面15の隙間に、垂下突部12が曲げ変形と圧縮変形の両弾性変形状態で挾圧され、受圧突片16を介して蓋体4を開く方向に弾発付勢するよう構成される。
図7〜図11に示すように、垂下突部12は、中間横断面形状がU字状である、細長開口部17を有する袋型である。蓋体4が細長開口部17に嵌合する係止突部18を有し、細長開口部17と係止突部18との係止により上記蓋体4の開閉作動時に上記垂下突部12の上端部19が上記蓋体4に対して移動するのが規制される。
図11に2点鎖線にて示すように、垂下突部12が、上述の両弾性変形状態で挾圧された際に、勾配押圧面13(図7〜図9参照)と勾配受圧面15の隙間から左右側方へ弾性延伸変形するように構成する。そして、図8から図9のように蓋体4を開いてゆく際に、突片14の角部14Aをデッドポイントとして、垂下突部12が弾性変形しつつ超えるようにする。これによって、全開状態(図9)を保持する。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、リング体3に突片14の代わりの突部を設け、突部の上面が勾配押圧面13を形成するも良い。また、垂下突部12の中間横断面形状をU字状ではなくいわば中実状(逆山型)とし、係止突部18を省略しても良い。
以上のように、本発明は、上方開口状容器本体1と、該容器本体1の開口部2に螺着されたリング体3と、該リング体3に開閉自在に枢着されて上記開口部2を施蓋する蓋体4と、該蓋体4に一体状に組み付けられたパッキン5と、を有し、上記パッキン5が上記リング体3と蓋体4の枢着軸心J近傍に垂下突部12を有し、上記リング体3が、上記垂下突部12を内側から押圧する斜め上方向きの勾配押圧面13を有するとともに、上記蓋体4が、上記垂下突部12を外側から押圧する斜め下方向きの勾配受圧面15を有する受圧突片16を備え、施蓋状態で、上記勾配押圧面13と勾配受圧面15の隙間に、上記垂下突部12が曲げ変形と圧縮変形の両弾性変形状態で挾圧され、上記受圧突片16を介して蓋体4を開く方向に弾発付勢するよう構成したので、容易に蓋体4を開閉することができる。また、蓋体4を自動的に開くことができる。また、リング体3及び蓋体4の後方突出量が少ないにもかかわらず、大きな弾発付勢力を得ることができ、円滑かつ確実に蓋体4を開くことができる。また、蓋体4の開き始めのみならず、開く途中に於ても垂下突部12が段発付勢力を生じるので、一層円滑に蓋体4を開くことができる。
また、上記垂下突部12は、上方開口状の細長開口部17を有する袋型であり、上記蓋体4が上記細長開口部17に嵌合する係止突部18を有し、上記細長開口部17と係止突部18との係止により上記蓋体4の開閉作動時に上記垂下突部12の上端部19が上記蓋体4に対して移動するのを規制したので、垂下突部12が曲げ変形及び圧縮変形する両弾性変形量を十分に大きくでき、蓋体4を開く大きな弾発付勢力を発揮させ得る。
また、上記垂下突部12が、上記両弾性変形状態で挾圧された際に、上記勾配押圧面13と上記勾配受圧面15の隙間から左右側方へ弾性延伸変形するように構成したので、リング体3及び蓋体4の後方突出量に対して大きな弾発付勢力を得ることができ、確実に蓋体4を開くことができる。特に、蓋体4の開き始めから大きな開き角度にわたって弾発付勢力を得ることができる。
1 容器本体
2 開口部
3 リング体
4 蓋体
5 パッキン
12 垂下突部
13 勾配押圧面
15 勾配受圧面
16 受圧突片
17 細長開口部
18 係止突部
19 上端部
J 枢着軸心

Claims (3)

  1. 上方開口状容器本体(1)と、該容器本体(1)の開口部(2)に螺着されたリング体(3)と、該リング体(3)に開閉自在に枢着されて上記開口部(2)を施蓋する蓋体(4)と、該蓋体(4)に一体状に組み付けられたパッキン(5)と、を有し、
    上記パッキン(5)が上記リング体(3)と蓋体(4)の枢着軸心(J)近傍に垂下突部(12)を有し、
    上記リング体(3)が、上記垂下突部(12)を内側から押圧する斜め上方向きの勾配押圧面(13)を有するとともに、上記蓋体(4)が、上記垂下突部(12)を外側から押圧する斜め下方向きの勾配受圧面(15)を有する受圧突片(16)を備え、
    施蓋状態で、上記勾配押圧面(13)と勾配受圧面(15)の隙間に、上記垂下突部(12)が曲げ変形と圧縮変形の両弾性変形状態で挾圧され、上記受圧突片(16)を介して蓋体(4)を開く方向に弾発付勢するよう構成したことを特徴とする収納容器。
  2. 上記垂下突部(12)は、上方開口状の細長開口部(17)を有する袋型であり、上記蓋体(4)が上記細長開口部(17)に嵌合する係止突部(18)を有し、上記細長開口部(17)と係止突部(18)との係止により上記蓋体(4)の開閉作動時に上記垂下突部(12)の上端部(19)が上記蓋体(4)に対して移動するのを規制した請求項1記載の収納容器。
  3. 上記垂下突部(12)が、上記両弾性変形状態で挾圧された際に、上記勾配押圧面(13)と上記勾配受圧面(15)の隙間から左右側方へ弾性延伸変形するように構成した請求項2記載の収納容器。
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