JP6200504B2 - 食品を切り刻む装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食品をスライスする装置に関し、更に詳しくは少なくとも一つの切刃が回転および/または循環するように動く切断面まで少なくとも一つの食品を供給可能な少なくとも一つの搬送装置を備える生産物供給部を有する高性能スライサーに関する。
切刃は、例えば大鎌のような刃、環状刃または円形刃にできる。
このようなスライス装置では、所定の速度で回転する切刃まで食品が搬送され、切刃が食品をスライスする。毎分数百から数千回転に達する切刃の回転速度に対する食品の送り速度によって食品のスライス厚さが確定される。
精密駆動部によって所定の速度で食品が確実に搬送されるために例えば牽引システムが使用され、すなわち駆動される1つまたは複数のローラーまたはベルトによって食品が搬送される。これにより、理論的にはスリップせずに食品を搬送することができる。したがって、2本並列のコンベアベルトが例えば食品毎に特に食品の上下に設けられ、それらの間を食品が搬送される。
食品の搬送に下側コンベアベルトだけが使用され、または上側コンベアベルトが切断面に十分接近しないなら、上部押さえシステムを設けて食品を下側コンベアベルトに押え付ける。特に切刃が食品に出入りするとき、上部押さえシステムが食品を安定させる役割を行う。
特に互いに隣接して配置される複数の食品を同時に1つの切断面に供給することが可能である。また、食品を共通の切刃でスライスすることも、複数の切刃によりスライスすることも可能である。
食品供給部はトラック毎に制御可能である。したがって、各トラックは例えば搬送装置、特に連続ベルトコンベアおよび/または食品保持具を装備可能である。
しかしながら、トラック毎に複数の食品を搬送するとき、個々の食品保持具、例えばグリッパーが個々に制御されなければならない。これには複雑で高価なサーボ技術が必要である。
一方、出費の少ない実施の形態では、全トラックに共通の搬送装置を設けてもよい。この場合、互いに隣接して配置された複数の食品が共通の食品供給部を用いて切断面に供給される。この場合、特に全ての食品保持具が単に一緒に動き、すなわち食品後端部と夫々係合する食品保持具が搬送方向に対して常に同じ位置にある。この場合、連続ベルトコンベアおよび/または食品保持具を用いて全トラックで複数の食品が一緒に動かされる。
切断工程が終了したとき、食品保持具近傍の食品末端片を一般的には廃棄する必要がある。切断工程および末端片を廃棄する工程にあるとき、食品供給部および食品保持具は概して水平に対して傾斜し、具体的には供給角は30〜80度で配置される。
末端片を廃棄するとき、食品保持具から解放後に末端片が切断面に入るのを回避する必要がある。この目的のためにプッシャが設けられ、末端片が切断面に到達するのを阻止している。
一方、最適な切断結果を得るために食品の下側保持具が必要であり、他方、食品末端片が切断面に到達するのを阻止するプッシャもスライス装置に必要である。
新たな食品がスライス装置に手動でまたは機械的に挿入されるとき、そのようなプッシャが食品の接点として作用することができる。切断工程の準備段階において食品保持具が食品後端部に係合するとき、プッシャは食品が切断面へ移動するのを阻止する。
複数の食品がスライスされるとき、プッシャが全ての食品の接点として機能するので有利である。しかしながら、実際には食品の長さが異なっているので、全体として移動させる食品供給部食品後端部に作用するとき、つまりトラック毎に食品を操作できないとき、長さが異なる食品はプッシャと例えば食品供給部の個々の食品保持具の間で固定される。この場合、より長い食品がより短い食品以上に圧迫される。このような状態は何としても回避されるべきであり、望ましくない変形や食品の損傷をもたらす場合がある。
例えば、切断工程の準備段階において、食品の軟度に応じて十分に確実な把持を保証するためは、例えば食品後端部を食品保持具が比較的高い力で作用しなければならない。このような力による食品損傷はマルチトラックのスライス装置だけでなく、一度に1つの食品のみをスライスするスライス装置でも起こり得ることである。
実際、切断工程を開始する前に、食品から圧力を除くことができるように、食品保持具が食品との接触状態に入った後、プッシャが始動される前に、食品保持具は典型的に引っ込ませることができる。搬送方向に対する食品供給部のこの動作は切断工程を遅らせ、したがって全体として達成可能な食品処理量が低減される。
下部食品サポートに食品を押さえる下側保持具だけでなく、代替または追加として、横方向食品接触部に食品を押さえるプレス装置も食品を安定にガイドするために設けることができる。
上記の問題を回避するため、スライス装置は部分的に互いに独立し、部分的に互いに関係し合う複数の機能を果たす必要がある。それによって最適な切断結果と可能な限り高い切断性能を達成することができる。1つの食品だけを一度にスライスすることができる装置およびマルチトラックの動作ができる装置の両方において、そのような需要がある。食品供給部食品と係合する特定の方法は少なくとも幾つかの需要に関して重要ではない。食品供給部は、例えば食品グリッパーとして爪、または単なるプッシャとして構成される例えば1つまたは複数の食品保持具を有している。また、食品供給部食品後端部で係合されるのが明らかに通常であるが、これは必須ではない。食品供給部は、例えば横方向に係合されても、食品の後部で側面から提供されてもよい。
上述の、スライスされる食品の取り扱い問題または要求は、原則として現在知られているスライサーで十分に対応することができる。しかしながら、構造および技術制御において比較的高コストで、比較的高度な努力が必要である。
したがって、本発明の目的は、構造および技術制御に関して可能な限りわずかな努力で食品を理想的に取り扱うことができ、特に高度な切断品質を保証し、高い食品処理量を可能にする、食品をスライスする方法および装置を提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する装置によって、請求項23の特徴を有する装置によって、および請求項28の特徴を有する方法によって達成される。
本発明によれば、食品の処理時間を少なくとも賢く使うため、スライス装置は少なくとも1つの多機能作業ユニットであり、作業ユニットが接触位置へと調節可能であり、これに関して、作業ユニットは、搬送方向に移動可能な食品を下部食品サポートおよび/または横方向食品接触部および阻止位置へと食品を押す少なくとも1つの多機能作業ユニットを含んでいる。
接触位置において、作業ユニットは食品の下側保持具として作用することができる。これに関して、下部食品サポート、特にコンベアベルト、ローラートラックまたは低静摩擦係数を有する不動の表面と作業ユニットとの間に食品を留めることができる。
代替または追加として、食品が接触位置において、横方向食品接触部に、例えば側壁に、特にコンベアベルト、ローラートラック、または低静摩擦係数を有する不動の表面に押し付けることができる。
これにより、切刃が食品を出入りするとき、特に安定化される。したがって、食品をスライスするとき、例えば均一な薄切りが可能になる。
阻止位置において、作業ユニットは搬送方向の食品の移動に反して作用し、特に切刃への径路が食品のために遮断される。
このように、本発明の作業ユニットは、既知のスライサーでは構造的に別個の2つの装置で達成される2つの機能、すなわち、一方では食品下側保持具により、他方ではプッシャにより別々に作動するような機能を行うことができる。
1つの装置で2つの動作を行う必要があり、これによってコストが削減できる。また、スライス装置の構造はとりわけシンプルである。補修作業もそれによって低減される。
本発明の展開が、従属クレーム、詳細な説明および添付図面に述べられる。
作業ユニットはパッシブまたはアクティブな構成にできる。パッシブな作業ユニットには、例えば湾曲金属薄板部品または駆動されないローラートラックが含まれる。アクティブな作業ユニットには、例えばベルトバンドまたは駆動されたローラーが設けられる。これによって、搬送方向および/または逆方向への食品の搬送が、作業ユニットの接触位置において支援できる。食品末端片の廃棄も、例えば阻止位置においてアクティブに支援できる。このようなアクティブな構造によって作業ユニットが少なくとも食品の搬送を支援するので、接触位置が同時に牽引位置または搬送位置になる。
一実施の形態によれば、阻止位置にある作業ユニットは、前方の食品端部との接点または廃棄される食品末端片のデフレクタとして、動作状態に依存してアクティブである。
例えば、新たに食品が挿入されたとき、その一端が接点に接触し、他端が食品保持具と係合する。食品保持具、例えば食品後端部との確実な係合が接点により保証できる。食品食品保持具と係合しているとき、接点により食品はまだ搬送方向に沿って切断面に向かって押されていない。
食品がほぼ完全にスライスされたとき、作業ユニットは、廃棄される食品末端片に対するデフレクタとして、阻止位置においてアクティブになれる。食品末端片の食品保持具との係合が解除されたとき、阻止位置において食品末端片が切断面に入るのを阻止する。そうでなければ、例えばスライス装置への望ましくない切れ端の形成と混入が起こる。
食品末端片が食品供給部からそれて、すなわち食品末端片が除去されるとき、例えば食品末端片は搬送経路から下方向のシャフトまたは横方向に搬送可能である。これに関して、作業ユニットは特に食品サポートまで垂直にまたは傾斜して延在し、食品末端片を導く表面を有する。目的とした食品末端片の滑落またはずれ落ち、あるいは除去はこのように保証される。
作業ユニットはデフレクタとしてパッシブに作用できる。また、例えば駆動されるベルトバンドを用いてアクティブな作業ユニットの構成が考えられるが、これによって食品末端片の廃棄がアクティブに支援される。これによって食品供給部がとりわけ確実に速く解放できる。
また、他の実施の形態によれば、阻止位置に配置された作業ユニットは、搬送方向に加えられた力に対して曲がりやすくなっている。したがって作業ユニットは固くない。例えば、これを弾性および/または可撓性材料、例えばゴム材料または塑性材料によって実現することができる。代替または追加として、例えば、スプリングシステムまたは空気圧および/または油圧装置が考えられる。作業ユニットは、これに関して、一様に曲がるか、特に加えられた力に依存して別位置へと徐々に調節可能である。降伏挙動は、例えば材料選択、使用するスプリングの選択、または空気圧および/または油圧装置の調節、制御または制限により、特に調節可能である。降伏挙動は、これにより、作用力に依存して作業ユニットが曲がるか否か、またはどれくらい曲がるかにより規制することができる。
他の実施の形態によれば、阻止位置にある作業ユニットは、特に保持力の作用に反して閾値を越えて搬送方向に加えられた力により、搬送方向における構成部品とともに移動可能である。食品の径路は、特定の前方への力作用から搬送方向に少なくとも少し解放される。例えば、スプリングシステムまたは空気圧および/または油圧装置が考えられる。作業ユニットは一様に移動可能か、特に加えられた力に依存して別位置へと徐々に調節可能である。
特に、ただ単に一緒に移動されるだけ、すなわちトラック毎にではなく、異なる長さの複数の食品食品保持具とが係合される場合、とりわけ長い食品は阻止位置に配置される、例えば特定の保持力で阻止位置に保持される作業ユニットと食品保持具とによって固定される。作業ユニットの少なくとも1つの構成部品が搬送方向に移動できるので、加圧された食品は特に緩和される。食品保持具における食品端部の過大荷重は、これによって回避される。食品はまた直ちにしっかりと保持される。異なる長さの食品は、このようにシンプルで確かな方法で処理することができる。また、食品の不都合な圧縮はない。これらの手段のおかげで、過度に圧縮されないために、各食品にはその長さに応じていわば個々に必要なだけスペースができる。
特に、閾値および/または保持力が調節可能である。例えば、これによって食品に対する抗力が決定可能である。圧力が十分に高い場合、阻止位置は少なくとも部分的または一時的に解放され、作業ユニットが少なくとも部分的に食品の径路を解放する。
また、このような作業ユニットの移動は、作業ユニットの接触位置への調節移動の少なくとも一部である。このように、作業ユニットは加えられた力により接触位置へと少なくとも幾分かは調節される。このように、特に閾値を超えたことよる移動が、作業ユニットを調節するための阻止位置から接触位置への移動の出発点となる。これによって貴重な時間が節約される。
他の実施の形態によれば、作業ユニットは、直接に阻止位置から接触位置へと、その逆も同様に調節可能である。したがって、例えば中間位置は設けられない。しかしながら、阻止位置から中間位置へと作業ユニットを最初に移動させることは代替として考えられる。例えば、この中間位置において他の進んだ機能を実行できるかもしれない。作業ユニットは単に中間位置から接触位置へと調節される。両方の場合、作業ユニットが調節移動中は食品に永続的に接触していられる。
また、他の実施の形態によれば、搬送方向に向けられた移動構成部品がなくても、阻止位置からスタートして、作業ユニットは調節可能である。作業ユニットは、特に、搬送方向の構成部品に対して、食品の径路を解放する位置へ旋回可能である。このように、食品が、例えば食品保持具によって、食品供給部の方向に反して最初に移動されるように、作業ユニットが調節されなければならないわけではない。例えば、搬送方向、搬送方向から垂直方向、または搬送経路からの横方向の移動における作業ユニットの調節は、とりわけ有利である。食品搬送を中断する必要がなく、食品保持具により食品を引っ込める必要もなく、すなわち搬送経路の解放の前に、搬送方向に反して食品を移動させる必要もないので、例えばスライス装置の動作速度が増加してもよい。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットの調節移動は旋回移動を含んでいる。阻止位置から駆動位置への作業ユニットの直接の調節は、このようにとりわけ簡単に実行することができる。作業ユニットは、特にこの目的のためにジョイントまたはヒンジを含んでもよい。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットは少なくとも1つの調節可能な保持部を含み、これが接触位置の接触機能と、阻止位置の食品阻止機能を果たしている。これに関して、保持部はパッシブな部品、例えば帯状シート金属部品または駆動されていないローラートラック、あるいはアクティブな搬送部品、例えばベルトバンドまたは駆動されたローラートラックとして構成可能である。特に、保持部は少なくとも実質的に平らな保持表面を有し、それが食品に面し、好ましくは接触位置において搬送方向と少なくともほぼ平行に伸び、阻止位置において搬送方向に少なくともほぼ垂直である。このように、食品との接触面は接触位置および阻止位置のどちらにおいてもできるだけ大きく設けることができる。代替として、保持部が別の幾何学的形状であってもよい。
接触位置において保持表面が食品を上から下部食品サポートへ、または側面から食品接触部へ押すことができる。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットの位置、特に下部食品サポートおよび/または横方向食品接触部と作業ユニットの間隔は変更可能である。このように、作業ユニットは、例えば食品の直径に合わせることができる。位置の変更は、例えば電気、電磁気、水圧および/または空気圧の駆動部によって、手動、例えば調節ネジまたは機械的に行なうことができる。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットの調節移動と作業ユニットの位置を変更する移動は互いに独立している。例えば作業ユニットの高さおよび/または作業ユニットの横方向の位置は、したがって、接触位置と阻止位置の間の調節移動と無関係に変更可能である。これら2つの移動のために、特に個別の駆動部が設けられる。作業ユニットは、したがって、状況に応じて、特にスライスされる食品、とりわけ可変的に高精度に適応可能である。独立した駆動部により食品を安全に制御された方法で操作することが可能であり、これにより、食品の正確なガイドと良好な切断結果が得られる。
代替として、作業ユニットの調節移動と作業ユニットの位置を変更する移動は互いに積極的に組み合わせられる。例えば、これに関してスロットガイドが設けられてもよい。また、調節移動は、接触位置から阻止位置に作業ユニットを移動させるために、および作業ユニットの位置を逆に移動させる場合も同様に、特に曲線部を含んでもよい。このように、異なる移動が単一の推進移動に基づいて行なわれる。このような推進移動は、単に一つの駆動部により実現することができ、それによってコストが低減できる。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットは、ベースと、ベースにおける食品の保持部とを含み、ベースの位置が変更可能であり、保持部は調節可能である。これに関して、保持部は特にベースに旋回可能に接続され、例えば旋回により接触位置から阻止位置に調節可能である。また、食品に対するベースの高さおよび/または横方向の間隔が調節可能である。
また、他の展開において、保持部はベースに対して移動可能である。保持部は、特に例えばジョイントによってベースに対して旋回可能である。
また、他の実施の形態によれば、位置を変更するベースの移動と保持部の調節移動は互いに無関係に、特に個別の駆動部により達成することができる。食品に対するベースの高さおよび/または横方向の間隔は、したがって、例えば接触位置および阻止位置から保持部への調節移動と無関係に、逆の調節移動も同様に、実行可能である。これにより、食品への作業ユニットのとりわけ正確な適合が保証される。
代替として、ベースの位置を変更する移動と保持位置の調節移動は、特に単一の駆動部によって達成される作業ユニットの移動によって、作業ユニットの単一の移動から得られる。これは、例えばスロットガイドによって行なわれる。これに関して、調節移動は曲線部を含んでもよい。このように、両方の調節移動に対して例えば単一の駆動部で十分である。これにより実質的な経費削減となる。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニット、特に作業ユニットの保持部は、食品の処理時間を少なくとも賢く使うため、食品のアクティブな駆動部として構成される。駆動部は、これに関して、例えばベルトバンドまたは駆動されたローラーを含んでもよい。このようにして、作業ユニットは、食品を搬送するとき、食品が置かれるベルトコンベアを例えば支援することができる。したがって、駆動されたアクティブな作業ユニットは、末端片の廃棄においても支援するように作用することができる。
また、他の実施の形態によれば、食品供給部は複数の食品を同時にスライスするために複数のトラックで構成される。これに関して、作業ユニットは、トラック毎に操作することができる。これにより、特徴、例えば夫々の食品の長さ、幅、高さ、横断面の形、輪郭、軟度、硬度、密度および/または構造は個々に互いに無関係に考慮することができる。また代替として、複数のトラックまたは全てのトラックに共通の駆動部を設けてもよい。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットは、トラック毎に調節可能な保持部を含み、接触位置の接触機能と、阻止位置の食品の阻止機能を果たし、各保持部は互いに無関係に操作可能である。このようにして、例えば全てのトラックで互いに無関係に食品を遮断することができる。作業ユニットの降伏または閾値も、トラック毎に、食品毎に個々に適合可能である。
また、他の実施の形態によれば、保持部は作業ユニットの共通ベースに付けることができ、互いに無関係にベースに対して調節可能である。これにより、フレキシブルな適合が可能になる。したがって、全ての保持部および全てのトラックは共通ベース経由で中心的に影響される。
また、他の実施の形態によれば、ベースの位置、特に下部食品サポートおよび/または横方向食品接触部との間隔を変更することができる。ベースの高さおよび/または横方向の位置は、例えば全てのトラックまたは少なくとも幾つかのトラックに共同で調節することができ、一方、保持部の調節は接触位置と阻止位置の間でトラック毎に行うことができる。代替として、保持部の調節は互いに無関係に行うことができる。これに関して、共通の保持部が特に全てのトラックまたは少なくとも幾つかのトラックのために設けられてもよい。
また、他の実施の形態によれば、個別の駆動部がベースおよび/または保持部毎に設けられる。代替として、ベースと保持部も共通の駆動部により操作可能である。また、共通の駆動部により少なくとも幾つかの保持部を駆動してもよい。
また、本発明は、食品をスライスする装置、具体的には高性能スライサーに関するものであり、少なくとも1つの搬送装置を含む食品供給部を有し、これにより少なくとも1つの食品を切断面に供給することができ、切断面では少なくとも1つの切刃が特に回転および/または旋回するようになっている。スライス装置は、食品の処理時間を少なくとも賢く使うため、少なくとも1つの作業ユニットを含み、阻止位置にある作業ユニットが搬送方向に加えられた力に対して弾性的に構成され、阻止位置において前方の食品端部との接点としてアクティブである。
したがって、作業ユニットは特に固くない。例えば弾性および/または可撓性材料により、例えばゴム材料または塑性材料により実現することができる。代替または追加として、例えばスプリングシステムまたは空気圧および/または油圧装置が考えられる。作業ユニットは、これに関して、一様に曲がるか、特に加えられた力に依存して別位置へと徐々に調節可能である。降伏挙動は、これに関して、例えば材料選択、使用するスプリングの選択により、または空気圧および/または油圧装置の調節、制御または制限によって特に調節可能である。降伏挙動は作用力に依存して作業ユニットが曲がるかどうか、どれくらい曲がるかにより規制することができる。
代替または追加として、阻止位置にある作業ユニットは、特に保持力の作用に反して閾値を越えて搬送方向に加えられた力により搬送方向における構成部品とともに移動可能である。
食品の径路は、搬送方向において、前方への特定の力作用から少し解放される。例えば、これに関して、スプリングシステムまたは空気圧および/または油圧装置が考えられる。作業ユニットは、これに関して、一様に移動可能または特に加えられた力に依存して他の位置へと徐々に調節可能である。
閾値および/または保持力は特に調節可能である。食品に対する効力は、例えば、これによって決定可能である。圧力が十分に高い場合、阻止位置は少なくとも部分的にまたは一時的に解放され、作業ユニットは少なくとも部分的に食品の径路を解放する。
また、他の実施の形態によれば、食品供給部は複数の食品を同時にスライスするために複数のトラックで構成される。これに関して、作業ユニットはトラック毎に操作することができる。
特に、ただ単に一緒に移動されるだけ、すなわち1トラック毎にではなく、異なる長さの複数の食品食品保持具とが係合するとき、より長い食品は阻止位置に配置される、例えば特定の保持力で阻止位置に保持される作業ユニットと食品保持具とで固定される。作業ユニットの少なくとも1つの構成部品が搬送方向に移動または曲がることができるので、加圧された食品の緩和が可能である。これによって食品保持具における食品端部の過大荷重はほぼ回避される。食品はまた直ちにしっかりと保持される。長さの異なる食品は、このようにシンプルで確かな方法で処理することができる。また、食品の不都合な圧縮はない。これらの手段のため、過度に圧縮されないため、その長さに応じて食品には夫々いわば個々に必要なだけスペースができる。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットは、各トラックの調節可能な保持部を含み、それは阻止位置において食品の阻止機能を果たし、保持部は互いに無関係に操作可能である。このようにして、特に降伏挙動、閾値、および/または保持力がトラック毎に個々に設定可能である。これらの値は好ましくはほぼ同じとして選択される。保持部は、例えば夫々の食品の長さおよび/または軟度に依存して遅かれ早かれ曲がり、したがって、少なくとも一部または僅かに切断面の方向に食品の径路を解放する。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットが多機能なものに構成され、接触位置へと調節可能であり、作業ユニットは、これに関して、搬送方向に移動可能な食品を下部食品サポートに対して、および/または横方向食品サポートへと、および阻止位置へと押され、作業ユニットが搬送方向への食品の移動に対して作用する。
本発明は、さらに食品をスライスする方法に関し、特に本発明の装置による方法であり、少なくとも1つの切刃が特に回転および/または旋回するように動く切断面に、少なくとも1つの食品が少なくとも1つの搬送装置を含む食品供給部によって供給される。これに関して、少なくとも1つの多機能な作業ユニットが、運転状況に依存して接触位置へと調節され、作業ユニットが、搬送方向に移動する下部食品サポートに対しておよび/または横方向食品接触へと、または作業ユニットが搬送方向における食品の移動を阻止する阻止位置へと食品が押される。
一実施の形態において、前方の食品端部との接点として機能を果たすため、搬送装置の食品保持具による食品後端部に対する作用において、作業ユニットはスライス開始の前に阻止位置へ調節される。これに関して、前方の食品端部が、例えば接点に接触し、一方、食品保持具が食品後端部で係合する。したがって、食品食品保持具と係合中に切断面の方向に移動させられない。続いて、特に食品保持具が食品と係合すると直ちに、作業ユニットが接触位置へと調節され、スライスされるとき、食品サポートに対して、および/または食品接触部へと食品が押さえられる。例えば、接触位置において作業ユニットが食品下側保持具として作用する。作業ユニットは、これに関して、例えば食品を切刃に搬送または少なくとも搬送を支援するアクティブなコンベアとして構成可能である。
スライス後、特に食品保持具が食品後端部から除去されるとき、食品端部が切断面に入るのを阻止するために、作業ユニットが再び元の阻止位置へと調節される。作業ユニットは、また少なくとも阻止位置の食品端部の廃棄を支援することができる。作業ユニットは、例えば、食品末端片をそらすために垂直にまたは傾斜して伸びるパッシブな面を有してもよい。代替または追加として、作業ユニットは、食品末端片の廃棄を加速するために阻止位置においてアクティブに駆動することができる。
また、他の実施の形態によれば、少なくとも阻止位置から接触位置へと調節移動されるとき、および逆の場合も同様に、作業ユニットは特に食品と永続的に接触している、すなわち作業ユニットが、特に絶えず食品と接触している。食品の移動と作業ユニットの調節移動は、特に互いに統合される。したがって、食品は安全に常にガイド可能である。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットが阻止位置から接触位置へと調節移動されるとき、食品が切断面に供給される。食品の供給は、例えばコンベアベルトを用いて、および/または食品の下に配置された食品保持具を用いて行なうことができる。切断面への食品の供給において作業ユニットに加えられる力は、少なくとも部分的に阻止位置から接触位置へと作業ユニットを調節するために使用される。
また、他の実施の形態によれば、阻止位置から接触位置へと作業ユニットが調節移動されるとき、食品保持具はその位置に留まるか、搬送方向に移動される。阻止位置から接触位置への調節移動が構成部品によって搬送方向に好ましく行なわれるので、食品および/または食品保持具が搬送方向に永続的に移動できる。したがって、搬送方向とは逆方向への食品保持具の移動が必要ではない。したがって、阻止位置から接触位置へと作業ユニットが調節されるため、食品を取り出す必要がない。これによって食品搬送が不必要に中断されることはない。これによって食品装填時間が短縮され、したがって、スライスする工程が全体として速くなる。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットが接触位置から阻止位置へと調節移動されるとき、食品保持具が搬送方向に反して移動される。この場合、食品末端片が食品保持具を用いて取り出されるので、作業ユニットを阻止位置へと調節することができ、搬送方向から見て食品保持具の前方に移動する。食品保持具は続いて解放することができ、食品末端片は作業ユニットにより、または少なくとも作業ユニットを用いて除去することができる。
実施の形態が単一トラックかマルチトラックかに関係なく、食品サポートは可能な実施の形態で2部構成され、特に装填操作のために旋回可能な後部サポートを含み、切断面に達する固定前方サポート部を含んでいる。両方のサポート部はパッシブな構造が可能であるが、好ましくはアクティブなコンベアとして構成される。作業ユニットは接触位置の前方サポート部と協働する。これに関して、アクティブとパッシブな実施の形態の組合せが全て考えられ、すなわち、作業ユニットはパッシブな下側保持具およびアクティブなコンベアのどちらとしても構成することができ、これが同様にパッシブまたはアクティブに搬送する前方サポート部と協働する。作業ユニットと前方サポート部の両方がアクティブな場合、とりわけ正確に切断面へとガイドされる食品の牽引システムを形成する。
また、他の実施の形態によれば、作業ユニットは食品または各食品のガイド部を備えてもよい。特に、ガイド部は阻止位置から接触位置への食品搬送における前方食品領域の食品または各食品のために、トラック毎に安全且つ安定した搬送ができる。ガイド部は例えば食品切断面に適応し、作業ユニットに形成される。
以下、図面を参照して例示により本発明を説明する。
図1は、作業ユニットが接触位置にある本発明のスライス装置の一実施の形態の側面図である。 図2は、作業ユニットが阻止位置にある図1のスライス装置である。 図3は、新たに食品が装填された図1のスライス装置の斜視図である。 図4は、作業ユニットが阻止位置から接触位置への移行状態にある図3のスライス装置である。 図5は、図4のスライス装置の側面図である。 図6は、食品が更に順方向に動かされた、図5のスライス装置の図である。
図1は、連続コンベア10を有するマルチトラック形式の高性能スライサーの形で食品をスライスする装置を示し、切断動作時には連続コンベアは傾斜して搬送装置として機能し、これにより複数の食品12が切断面Sに供給されて搬送方向Fに沿ってスライスされる。スライサーのマルチトラック構造は、特に図1、2の側面図には示されていないが、特に図3、4の斜視図で確認できる。
食品12は特にソーセージ、ハム、チーズまたは類似の食品である。これらは竿状または棒状であり、製造の結果としての長さが異なっている。
下方へ曲がった前方部分10’は、コンベア10に対して旋回可能、またはコンベア10に対して一定角度で配置可能で、コンベア10の先端に設けられている。前方部分10’は同様にアクティブなコンベアとして構成可能であるが、これは必須ではない。
切断面Sの直前まで伸びる連続コンベアベルト形式の固定前方コンベア11は、搬送方向Fにおいてコンベア10に隣接している。
大鎌のような刃14として形成された切刃が切断面Sに配置されている。また、スライサーは、ベース18と、作業ユニット16の保持部を形成する複数の保持要素20とを有する作業ユニット16を備え、スライサーのトラック毎に1つの保持要素20が設けられている。保持要素20は図1の機能的位置において搬送方向Fと平行に向けられ、固定前方コンベア11により形成された食品サポートに食品12が押さえられる。このように、保持要素20は食品12の下側保持具を形成している。
この実施の形態では、保持要素20が各々ベルトバンド22を含み、これにより食品12がアクティブに搬送方向Fに移動できる。したがって、連続コンベアベルト10と、前方コンベア11と、ベルトバンド22と、複数の食品保持具に補助されて切断面Sの方向に食品12が搬送され、複数の食品保持具がグリッパー28として構成され、各々が食品12の後端部30と係合する。代替として、搬送方向Fに食品12を搬送する駆動部としてアクティブに動作することはないが、搬送方向Fに移動中の食品12を安定させ、後で(図2参照)食品末端片30を取り出すためには専らアクティブである食品保持具28は、例えば搬送方向Fに搬送中の食品12によって引っ張られている。
前方領域において、食品12がアクティブな保持要素20および固定前方コンベア11により結果的に切断面に搬送される。
作業ユニット16は、前方コンベア11とベース18の間隔が垂直調節方向Hに沿って調節可能な空気圧作用の垂直調節駆動部24を含んでいる。また、作業ユニット16は、空気圧作用の旋回駆動部26を含み、これにより、保持要素20が図1に示される接触位置から阻止位置へとベース18に対して旋回することができる。個別の旋回駆動部26は、一端においてベース18に、他端において夫々の保持要素20に旋回可能に接続されたシリンダー内ピストン機構を含み、保持要素20は、シリンダー内ピストン機構の係合軸と間隔を置いた旋回軸に対して旋回可能にベース18と接続される。これにより、シリンダー内ピストン機構の縦方向の変化が夫々の保持要素20の旋回移動を発生させる。
保持要素20の阻止位置が図2に示されている。保持要素20は前方コンベア11に対して垂直に配置され、食品末端片30の阻止部を形成している。
図1によれば、食品12をスライスするとき、保持要素20は食品12の下側保持具として機能する。食品12をスライスするとき、グリッパー28により保持され、連続コンベアベルト10と、前方コンベア11と、ベルトバンド22によって食品12の最後までほぼ完全にスライスされるまで大鎌のような刃14へと搬送される。食品末端片30が残った場合(図2参照)のみ、それらがグリッパー28により搬送方向Fに反して取り出される。同時に、垂直調節駆動部24が垂直調節方向Hに沿ってベース18を上方へ移動し、旋回駆動部26が接触位置から阻止位置へと保持要素20を旋回させる。
図2では、保持要素20が、このように食品末端片30の阻止部を形成している。したがって、グリッパー28が食品末端片30との係合から食品末端片30を解放するとき、食品末端片30が食品サポートの傾斜した位置にあるにもかかわらず食品末端片30は切断面Sに入ることができない。グリッパー28が食品末端片30と係合しないとき、保持要素20は結果的に食品末端片30のデフレクタとして機能し、これによって食品末端片30が前方へ移動しないことが保証され、この目的のために一時的に解放された開口を通して下方へ、サポート板、例えばシャフト(図示せず)の中へ落下する。とりわけ素速く制御された方法で食品末端片30を除去するため、切断動作中のアクティブな保持要素20のベルトバンド22は、例えばアクティブにされ続けるか、再びアクティブにされる。
次に、図2に示された新たな食品12がスライス装置に装填可能なようにグリッパー28が開始位置へと戻される。図2の示すように食品供給部はスライサーに対して傾斜し、図2によれば、コンベア10を含む積載装置は、実質的に水平の積載位置から旋回され、スライスされる食品12は、図1の食品供給部の積載のために傾斜した切断位置へと導かれる。しかしながら、この実施の形態は必須の構成ではなく、本発明の枠組み内で修正できる。
図3には図1のスライス装置の斜視図が示され、この図には新たに装填された4つの食品12が示され、共通の連続コンベアベルト10と前方コンベア11により切刃14に供給される。共通キャリア32に付けられたグリッパー28は、トラック毎に移動できるだけではなく、駆動されたキャリア32により搬送方向Fまたは逆向きに一緒に移動できる。
各々個別の旋回駆動部26を含み、個別の保持要素20がトラック毎に関連付けられている。垂直調節方向Hに沿って保持要素20と共にベース18を移動させることができる共通の垂直調節駆動部24が垂直調節のために設けられている。
本発明によれば、保持要素20は互いに無関係に曲がるように構成され、それらが特定の力の効果から食品12へと前方へ曲がることができるように、すなわち、搬送方向Fにおける径路が、それに関連した保持要素20に対して押さえられた食品12のために、力が所定の程度を越えると直ちに食品保持具28によってわずかに解放される。
以下、詳細に説明されるように、食品12の長さが異なる場合、本発明の作業ユニット16は、この実施の形態により食品12から圧力を個々に取り除くことができる。
長さが異なる食品12がスライス装置へ挿入される場合、食品12の前端部が保持要素20に夫々当接する。グリッパー28が食品後端部30と各々係合するまでグリッパー28が搬送方向Fに共同で移動される。従来のスライサーを用いた場合、他の食品より長い食品が短い食品以上に圧縮される。保持要素20には特定の屈曲性があるので、保持要素20にかかる特定の力によって曲がり、長い食品12が過度に圧縮されず、比較的短い食品12でも確実に把持できる。
この状況が図4、5に示されている。より長い食品12に関わっている保持要素20は搬送方向Fにそらされ、したがって接触位置の方向にオリジナルの阻止位置から既に少し旋回されているが、食品12の径路を完全に解放していないので、保持力がまだアクティブである。そのため、下方に曲がった保持要素20が、意図した目的に従って食品保持具28の係合を保証する効力で食品12を阻止し続ける。
保持要素20の個々の屈曲は、スプリング方式によりアクティブで、互いに独立して、旋回駆動部26の空気圧装置により実現される。保持要素20の降伏挙動は空気圧の旋回駆動部26または別の方法で設定可能である。一方、グリッパー28が食品後端部と係合できるように、調節には十分に大きな力が食品12に対して課され、他方、食品12が過度に圧縮される前に保持要素20が曲がるように行われる。
グリッパー28が食品後端部30と係合すると直ちに、保持要素20が旋回駆動部26(図6)により阻止位置から接触位置へと更に旋回される。これに関して、保持要素20は食品12との持続的接触状態にある。また、ベース18が垂直調節駆動部24によって下方へ移動される。調節移動中、連続コンベアベルト10、前方コンベア11、およびグリッパー28によって食品12が搬送方向Fにおいて切断面Sに搬送される。
保持要素20は互いに独立し、且つ夫々の食品12または食品12を介して加えられた力に依存して曲がり、または外れ、接触位置へと次の調節が起こり、全ての保持要素20の切断操作(および後で接触位置から阻止位置への回復)を一緒に始める。結果的に、単一の共通のアクティブな駆動装置だけが保持要素20の個々の旋回駆動部26に必要である。本発明によれば、しかしながら、旋回駆動部26が別々に制御可能であり、他の旋回駆動部26と無関係に操作可能であり、保持要素20が個々に曲がるだけでなく、所望通りに個々に調節可能なことを排除したものではない。
図6では既に食品12が切断面Sの近傍に位置し、保持要素20がほぼ接触位置に旋回されている。
図4、5によれば、グリッパー28の係合に関する保持要素20の調節移動は、このように、阻止位置から接触位置への保持要素20の調節移動の一部である。
切断準備から切断動作に移行するとき、阻止要素がいわば下側保持具になり、実際には、各々の場合においてシンプルな旋回移動による。
保持要素20が接触位置に位置する場合、搬送方向Fに沿って切断面まで食品12が更に搬送され、スライス作業が始まる(図1参照)。
このように、作業ユニット16は多機能で、スライス動作の準備段階では食品の隣接部として機能し、スライス工程では食品の下側保持具として機能し、スライス工程の最後には食品末端片のデフレクタとして機能する。また、アクティブな実施の形態の場合、作業ユニット16が下側保持機能と同時に各食品12を切断面Sに搬送する搬送機能も行い、代替として、実際にはアクティブな前方コンベア11とともに食品サポートとして単にパッシブに機能することもできる。
10 連続コンベアベルト、搬送装置
10’ 連続コンベアベルトの前部
11 固定前方コンベア
12 食品
14 切刃
16 作業ユニット
18 ベース
20 保持要素、保持部
22 ベルトバンド
24 垂直調節駆動部
26 旋回部
28 グリッパー
30 食品末端片
32 キャリア
F 搬送方向
S 切断面
H 垂直調節方向

Claims (32)

  1. 少なくとも1つの切刃(14)が特に回転および/または旋回する切断面(S)に少なくとも1つの食品(12)を供給可能な、少なくとも1つの搬送装置(10、11)を含む食品供給部と
    送方向(F)へ移動可能な前記食品(12)を下部食品サポート(11)および/または横方向食品接触部に向けて押さえる接触位置への調節と、前記搬送方向(F)への前記食品(12)の移動を阻止する阻止位置への調節が可能な、少なくとも1つの多機能作業ユニット(16)と、
    を備える、前記食品(12)をスライスする装置、具体的には高性能スライサー。
  2. 少なくとも1つの切刃(14)が特に回転および/または旋回する切断面(S)に少なくとも1つの食品(12)を供給可能な、少なくとも1つの搬送装置(10、11)を含む食品供給部
    止位置において前方の食品端部の接点としてアクティブである、少なくとも1つの作業ユニット(16)とを含み、
    前記阻止位置に配置された前記作業ユニット(16)は、前記搬送方向(F)に加えられた力に対して曲がりやすく構成され、特に降伏挙動が設定可能であり、および/または前記阻止位置に配置された前記作業ユニット(16)は、特に保持力の作用に反して閾値を越えて加えられた力の前記搬送方向(F)の成分で前記搬送方向(F)に移動可能であり、特に前記閾値および/または保持力が設定可能な、食品をスライスする装置、具体的には高性能スライサー。
  3. 前記食品供給部が複数の食品(12)を同時にスライスするために複数のトラック構成であり、前記作業ユニット(16)がトラック毎に操作可能であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記作業ユニット(16)は、阻止位置の食品(12)のための阻止機能を果たす、各トラックの調節可能な保持部(20)を含み、各保持部(20)が互いに独立して操作可能であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記作業ユニット(16)が多機能で、前記作業ユニット(16)が前記接触位置へと調節可能であり、前記作業ユニット(16)が、搬送方向(F)に移動可能な食品(12)を、前記下部食品サポート(11)に対しておよび/または横方向食品接触へ、および前記作業ユニット(16)が搬送方向(F)における食品(12)の移動を阻止する阻止位置へと食品を押すことを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の装置。
  6. 前記阻止位置に配置された前記作業ユニット(16)は、前方の食品端部との接点またはスライスされる食品末端片(30)のデフレクタとして、動作状態に依存してアクティブであることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の装置。
  7. 前記阻止位置に配置された前記作業ユニット(16)は、前記搬送方向(F)に加えられた力に対して曲がりやすく構成され、特に降伏挙動が設定可能であることを特徴とする請求項2〜6の何れか一項に記載の装置。
  8. 前記阻止位置に配置された前記作業ユニット(16)は、特に保持力の作用に反して閾値を越えて加えられ力の前記搬送方向(F)の成分で前記搬送方向(F)に移動可能であり、特に前記閾値および/または前記保持力が設定可能なことを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載の装置。
  9. 前記作業ユニット(16)の移動は、前記作業ユニット(16)の前記接触位置への調節移動の少なくとも一部であることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記作業ユニット(16)は、前記阻止位置から前記接触位置へ、逆も同様に、直接に調節可能であることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の装置。
  11. 前記搬送方向(F)とは反対の移動成分(movement component)がなくても、前記阻止位置からスタートして、特に力の前記搬送方向(F)の成分で、前記食品(12)の径路を解放する位置へと前記作業ユニット(16)が調節可能なことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の装置。
  12. 前記作業ユニット(16)の調節移動が旋回移動を含むことを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の装置。
  13. 前記作業ユニット(16)は、接触位置における接触機能と、前記阻止位置における前記食品(12)の阻止機能を果たす少なくとも1つの調節可能な保持部(20)を含み、特に前記保持部(20)が、前記食品(12)に面し、好ましくは前記接触位置において前記搬送方向(F)と少なくともほぼ平行に伸び、前記阻止位置において前記搬送方向(F)に少なくともほぼ垂直である、少なくとも実質的に平らな保持表面を有することを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の装置。
  14. 前記作業ユニット(16)の位置、特に前記下部食品サポートおよび/または前記横方向食品接触部からの前記作業ユニット(16)の間隔が変更可能であることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の装置。
  15. 前記作業ユニット(16)の調節移動と、前記作業ユニット(16)の位置を変更する移動が互いに独立し、これら2つの移動のために個別の駆動部(24、26)が設けられることを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の装置。
  16. 前記作業ユニット(16)の調節移動と、前記作業ユニット(16)の位置を変更する移動が互いに積極的に組み合わせられることを特徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載の装置。
  17. 前記作業ユニット(16)が、ベース(18)と、前記ベース(18)における前記食品(12)の保持部(20)とを含み、前記ベース(18)の位置が変更可能であり、前記保持部(20)が調節可能であることを特徴とする請求項1〜16の何れか一項に記載の装置。
  18. 前記保持部(20)が前記ベース(18)に対して移動可能であることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 位置を変更する前記ベース(18)の移動と前記保持部(20)の調節移動とが互い独立して特に個別の駆動部(24、26)により達成されることを特徴とする請求項17または18に記載の装置。
  20. 前記ベース(18)の位置を変更する移動と前記保持部(20)の調節移動が前記作業ユニット(16)の単一の移動から得られ、特に前記作業ユニット(16)の移動が単一の駆動部によって達成されることを特徴とする請求項17または18に記載の装置。
  21. 前記作業ユニット(16)、特に前記作業ユニット(16)の前記保持部(20)は、食品の有効な駆動部として構成されることを特徴とする請求項1〜20の何れか一項に記載の装置。
  22. 前記食品供給部が複数の食品(12)を同時にスライスするために複数のトラック構成であり、前記作業ユニット(16)がトラック毎に操作可能であることを特徴とする請求項1〜21の何れか一項に記載の装置。
  23. 前記作業ユニット(16)は、接触位置の接触機能と、前記阻止位置の前記食品(12)のための阻止機能を果たす、各トラックの調節可能な保持部(20)を含み、前記保持部(20)が互いに独立して操作可能であることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記保持部(20)が前記作業ユニット(16)の共通ベース(18)に付けられ、互いに独立して前記ベース(18)に対して調節可能であることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記ベース(18)の位置、特に下部食品サポート(11)および/または横方向食品接触部との間隔が変更可能であることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 夫々個別の駆動部(24、26)が前記ベース(18)および前記保持部(20)の各々に設けられることを特徴とする請求項24または25に記載の装置。
  27. 請求項1〜26の何れか一項に記載の装置による食品をスライスする方法であって、
    少なくとも1つの搬送装置(10、11)を含む食品供給部により、少なくとも1つの切刃(14)が特に回転および/または旋回する切断面(S)に少なくとも1つの食品(12)が供給され、
    少なくとも1つの多機能な作業ユニット(16)が、前記搬送方向(F)に移動する前記食品(12)を下部食品サポート(11)および/または横方向食品接触部に向かって押す接触位置へと運転状況に依存して調節され、または前記作業ユニット(16)が搬送方向(F)への前記食品(12)の移動を阻止する阻止位置へと調節されることを特徴とする方法。
  28. 前記作業ユニット(16)は、スライスを開始する前に前記阻止位置へと調節されて搬送装置(10)の食品保持具(28)により食品末端片(30)の接点として機能し、次いでスライス中に前記接触位置へと調節されて前記下部食品サポート(11)および/または前記横方向食品接触部へと前記食品(12)を押し、スライシングの後に再び元の前記阻止位置へと調節されて前記食品末端片(30)の廃棄を少なくとも支援することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記作業ユニット(16)が少なくとも前記阻止位置から前記接触位置へ調節移動されるとき、前記食品(12)と接触することを特徴とする請求項27または28に記載の方法。
  30. 前記作業ユニット(16)が前記阻止位置から前記接触位置へ調節移動されるとき、前記食品(12)が前記切断面(S)に供給されることを特徴とする請求項2729の何れか一項に記載の方法。
  31. 前記作業ユニット(16)が前記阻止位置から前記接触位置へ調節移動されるとき、食品保持具(28)がその位置に留まるか、または前記搬送方向(F)に移動されることを特徴とする請求項2830の何れか一項に記載の方法。
  32. 前記作業ユニット(16)が前記接触位置から前記阻止位置へ調節移動されるとき、食品保持具(28)が前記搬送方向(F)に反して移動されることを特徴とする請求項2831の何れか一項に記載の方法。
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